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JP2000060681A - 車両用座席の冷暖房装置 - Google Patents

車両用座席の冷暖房装置

Info

Publication number
JP2000060681A
JP2000060681A JP10235382A JP23538298A JP2000060681A JP 2000060681 A JP2000060681 A JP 2000060681A JP 10235382 A JP10235382 A JP 10235382A JP 23538298 A JP23538298 A JP 23538298A JP 2000060681 A JP2000060681 A JP 2000060681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
temperature
cooling
heat
heat pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10235382A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yajima
敏雄 矢島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP10235382A priority Critical patent/JP2000060681A/ja
Publication of JP2000060681A publication Critical patent/JP2000060681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/5657Heating or ventilating devices characterised by convection by air blown towards the seat surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/5642Heating or ventilating devices characterised by convection by air with circulation of air through a layer inside the seat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5678Heating or ventilating devices characterised by electrical systems
    • B60N2/5692Refrigerating means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな構造の「車両用座席の冷暖房装
置」を提供する。 【解決手段】座席2の表面域に設けられた一又はそれ以
上のヒートパイプ11と、ヒートパイプの一端側に設け
られたペルチェ素子12と、ヒートパイプの他端側に設
けられたヒータ13とを備える。温度センサ16からの
車室内温度と湿度センサ17からの車室内湿度とに基づ
いて車室内空気の露点を求め、座席温度センサ14から
の座席温度が所定の露点領域になったときはペルチェ素
子の作動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用座席に設け
られて乗員に対する冷暖房を行う車両用座席の冷暖房装
置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車の車室内の温度調節を行うものとしては、従来より自
動車用空気調和装置が広く普及しているが、乗員の体感
温度の立ち上がりを改善したり省エネルギを図る意味
で、座席に冷暖房装置を直接設けたものも種々提案され
ている。たとえば、特開昭60−42115号公報には
自動車用空気調和装置のヒータコアを利用してここから
座席に温風を引き込むタイプの車両用座席の空調装置が
開示されている。
【0003】ところが、自動車用空気調和装置は、ヒー
タコアへの温水の取り廻しおよびエバポレータへの冷媒
の取り廻しの制約があるので、室内前側のインストルメ
ントパネル下部に設置されるのが一般的である。このた
め、ここから温風を引き込もうとすると、その送風用ダ
クトを室内のフロアに取り廻す必要が生じ、スペース的
にもコスト的にも問題が大きい。
【0004】また、たとえば特開平5−253037号
公報に開示されているように、自動車用空気調和装置と
は別に、座席に直接ヒータを設けたものも提案されてい
るが、この装置は冷房機能は備えていない。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、コンパクトな構造の冷暖房
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】[1] 上記目的を達成
するために、請求項1記載の車両用座席の冷暖房装置
(1)は、座席(2)の表面域に設けられた一又はそれ
以上のヒートパイプ(11)と、前記ヒートパイプの一
端側に設けられた冷却素子(12)と、前記ヒートパイ
プの他端側に設けられた加熱素子(13)とを備えた車
両用冷暖房装置において、車室内の温度を検出する温度
センサ(16)と、車室内の湿度を検出する湿度センサ
(17)と、前記座席の温度を検出する座席温度センサ
(14)と、前記温度センサからの車室内温度と湿度セ
ンサからの車室内湿度とに基づいて車室内空気の露点を
求め、前記座席温度センサからの座席温度が所定の露点
領域になったときは前記冷却素子の作動を停止する制御
手段(15)と、を有することを特徴とする。
【0007】本発明の冷暖房装置では、冷房用としての
冷却素子と暖房用としての加熱素子とがヒートパイプの
端部にそれぞれ設けられ、冷房を望む場合には冷却素子
を作動させることでヒートパイプの一端側が冷却され、
この冷熱がヒートパイプによって他端側まで急速に伝わ
ることになる。また、暖房を望む場合には加熱素子によ
ってヒートパイプの他端側を加熱することで、この加熱
がヒートパイプによって一端側まで急速に伝わることに
なる。
【0008】このように、本発明の冷暖房装置によれ
ば、冷房および暖房の何れにおいても熱の伝達速度が速
く、しかもヒートパイプ、冷却素子および加熱素子とい
った単純な構成であるためコンパクトになって座席内に
収納することもできる。
【0009】ただし、冷房時の過冷却によって座席に結
露が生じるおそれがあるため、本発明の冷暖房装置で
は、温度センサで検出された車室内温度と湿度センサで
検出された車室内湿度とに基づいて現在の車室内空気の
露点を求め、座席温度センサで検出される座席温度が所
定の露点領域になったときは冷却素子の作動を停止する
ので、こうした座席への結露を未然に防止することがで
きる。
【0010】[2] 上記目的を達成するために、請求
項2記載の車両用座席の冷暖房装置(1)は、座席
(2)の表面域に設けられた一又はそれ以上のヒートパ
イプ(11)と、前記ヒートパイプの一端側に設けられ
た冷却素子(12)と、前記ヒートパイプの他端側に設
けられた加熱素子(13)とを備えた車両用座席の冷暖
房装置において、車室内の温度を検出する温度センサ
(16)と、前記座席の温度を検出する座席温度センサ
(14)と、前記温度センサからの車室内温度が所定温
度以上になったとき、前記座席温度センサからの座席温
度が前記車室内温度に正比例するように前記冷却素子の
作動を停止する制御手段(15)と、を有することを特
徴とする。
【0011】本発明の冷暖房装置では、温度センサから
の車室内温度が所定温度以上になると冷却素子を用いて
冷房を開始するが、車室内温度の高さに応じて座席温度
も高くする。すなわち、車室内温度が著しく高い場合に
は座席温度をさほど低くしないで、車室内温度と座席温
度との差温がほぼ均等になるように、冷却素子を制御す
る。これにより、いわゆる冷え過ぎや差温が大きすぎる
ことによる違和感を防止することができる。
【0012】なお、本発明における車室内温度と座席温
度との正比例関係とは、厳密な数学的意味ではなく、ほ
ぼ相関的に正比例関係にあることを意味する。
【0013】[3] 本発明に係る冷却素子としてはペ
ルチェ素子を例示することができる。これは、異種導体
または異種半導体の接点に電流を流したときに当該接点
でジュール熱以外の熱の発生または吸収が起こる性質を
有する素子であり、電流方向を逆にすると熱の発生と吸
収とが逆になる。具体的材質は特に限定されない。
【0014】また、本発明の冷暖房装置では、ペルチェ
素子を冷房用素子として用いているので、当該ペルチェ
素子の熱吸収部がヒートパイプに設けられるが、他方の
熱発生部を冷却することで熱吸収部の熱吸収効果がさら
に向上する。このため、特に限定はされないが、請求項
3記載の車両用座席の冷暖房装置のように、前記冷却素
子がペルチェ素子からなり、当該ペルチェ素子の熱発生
部を前記座席に形成された放熱通路(23)に臨んで設
け、前記放熱通路に送風ファン(122)を設け、さら
に前記制御手段は前記冷却素子の作動時に前記送風ファ
ンの作動を制御することがより好ましい。
【0015】ペルチェ素子の熱発生部を放熱通路に臨ま
せ、この放熱通路に送風ファンを設けて制御手段で制御
することで、放熱効果が顕著となり、熱吸収部による冷
房効果が高くなる。また、この放熱通路を座席に形成す
ることで装置のコンパクト化を図ることができる。
【0016】[4] ちなみに、本発明の冷暖房装置で
は、特に限定されないが、前記放熱通路の入口(23
1)を室内および室外に臨ませ、これらを切り替えるダ
ンパ(233)を設けることがより好ましい。
【0017】夏期等に窓を閉め切ったまま長時間駐車し
ておくと室外温度よりも室内温度の方が高くなることが
少なくない。こうしたときに、室内空気を上述した放熱
通路に導入するよりも低温の室外空気を導入した方が放
熱効果が高くなる。請求項4記載の冷暖房装置ではダン
パを切り替えることでこれが可能となるので、ペルチェ
素子による冷房効果がより高くなる。
【0018】また、本発明の冷暖房装置において、特に
限定はされないが、前記ヒートパイプに揺動部(11
1)を形成し、当該揺動部を前記座席のシートバック部
(21)およびシートクッション部(22)の境界域に
設け、前記ヒートパイプをこれらシートバック部および
シートクッション部に連続的に設けることもできる。
【0019】こうすることでシートバック部およびシー
トクッション部に一つの冷暖房装置を設ければ足りるこ
とになり、冷却素子や加熱素子などの部品数を削減する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の冷暖房装置の装着状
態の一例を示す概念図、図2は本発明の冷暖房装置の装
着範囲の一例を示す斜視図、図3は図2の III-III線に
沿う断面図、図4は本発明の冷暖房装置の他の実施形態
を示す要部概念図、図5は本発明の冷暖房装置の実施形
態を示す正面図、図6は図5の VI-VI線に沿う断面図、
図7は本発明に係るヒートパイプの他の実施形態を示す
側面図、図8は本発明に係るヒートパイプのさらに他の
実施形態を示す側面図である。
【0021】まず、本実施形態の冷暖房装置1の構成を
説明すると、図5は座席2のシートバック部21に埋設
される冷暖房装置1の正面図を示したもので、複数本
(ここでは6本)のヒートパイプ11と、このヒートパ
イプ11の一端(ここでは上端)のそれぞれに設けられ
たペルチェ素子12と、このペルチェ素子12の熱発生
部側に設けられた放熱体121と、ヒートパイプ11の
他端(ここでは下端)に設けられたヒータ13とを有し
ている。
【0022】ヒートパイプ11は、管内に水、アンモニ
ア、メタノールまたはナトリウムなどの各種の作動流体
が封入された伝熱促進手段であって、管の内壁には、作
動流体を毛細管現象によって移動させるためのウィック
(たとえば100〜150メッシュ程度の金網または繊
維材)あるいは溝が形成されている。蒸発部(ここでは
下端領域)では作動流体が蒸発して外部から吸熱し、凝
縮部(ここでは上端領域)では作動流体の蒸気が凝縮し
て放熱する。この凝縮部で凝縮された作動流体は、上述
したウィックまたは溝の中を毛細管力によって蒸発部に
戻る。これにより、蒸発部に加えられた加熱あるいは凝
縮部に加えられた冷熱は、それぞれ即座に他方へ伝熱す
ることになり、シートバック部21やシートクッション
部22全体の冷暖房効果の立ち上がりを向上させること
ができる。
【0023】ちなみに、本実施形態においては、シート
バック部21は通常ほぼ直立姿勢にあるので、ヒートパ
イプ11の凝縮部で凝縮された作動流体はその自重によ
っても蒸発部へ移動することになる。つまり、ヒートパ
イプ11の一端に冷却素子を設け、他端に加熱素子を設
ける場合、一般的には冷却素子と加熱素子との配置は何
ら限定されないが、本実施形態のように上端部に冷却素
子12を設け、下端部に加熱素子13を設けることで、
自重による作動流体の戻りをより促進することができ
る。つまり、伝熱速度がより速くなる。これと同様に、
シートクッション部22は通常ほぼ水平姿勢あるいは後
ろ下がりにあるため、図1に示す車両前方側のヒートパ
イプ11の端部に冷却素子12を設け、車両後ろ側の端
部に加熱素子13を設ける方が望ましい。ただし、この
ような冷却素子12と加熱素子13との装着位置の選択
は、本発明の必須要件ではなく、上述したウィックや溝
をヒートパイプ11の内壁に設けておけば何ら問題は生
じない。
【0024】図3および図5に示すように、ヒートパイ
プ11の上端には、それぞれのヒートパイプ11に対し
てペルチェ素子12が装着されている。ペルチェ素子1
2とは、既述したように異種導体等の接点に電流を流す
と当該接点でジュール熱以外の熱の発生または吸収が起
こる性質を有する素子であり、電流方向を逆にすると熱
の発生と吸収とが逆になるものである。具体的材質は特
に限定されないが、御実施形態の冷暖房装置1では、ペ
ルチェ素子12を冷却素子として用いるので、当該ペル
チェ素子12の熱吸収部をヒートパイプ11に装着する
か、あるいはヒートパイプ11に装着した部分が熱吸収
部となるように電流の方向を設定する。
【0025】図5および図6に示すように、このペルチ
ェ素子12の熱発生部、ここではヒートパイプ11とは
反対側の主面に放熱体121が設けられている。特に限
定はされないが、本実施形態では、この放熱体121
は、全てのペルチェ素子12に共通化できるように一つ
のもので構成されている。なお、放熱体121は、後述
する放熱通路23内に臨むように座席2に装着される。
【0026】図3および図5に示すように、ヒートパイ
プ11の下端には、それぞれのヒートパイプ11に共通
化して一つのヒータ13が装着されている。このヒータ
13は加熱素子として用いられるもので、電熱ヒータな
どを使用できる。図示する実施形態では一つのヒータ1
3を採用したが、それぞれのヒートパイプ11に対して
複数のヒータ13を設けても良い。
【0027】以上説明した冷暖房装置1を車両の座席2
に装着するに際しては、図1〜図3に示すように、極力
座席2の表面に近い領域であって、乗員が着座したとき
に身体が接触する範囲に設けることが望ましい。座席2
の表面域に設ける例としては、たとえば図3に示すよう
にシートカバー24の裏面に接触して設けることが望ま
しい。また、身体が接触する範囲に設ける例としては、
たとえば図2に示すようにシートバック部21の背中が
接触する中央領域や、シートクッション部22の臀部お
よび膝裏が接触する中央領域に設けることが望ましい。
【0028】また、本実施形態の冷暖房装置1を座席2
に装着するに際しては、図3に示すように座席2(ここ
ではシートバック部21の例を示す。)に放熱通路23
を形成し、背面側に入口231を設けるとともに上面に
出口232を設ける。そして、この放熱通路23内に、
ペルチェ素子12の熱発生部に取り付けられた放熱体1
21を臨ませる。このとき、放熱通路23の自然換気に
よって放熱体121の冷却を行っても良いが、本実施形
態では放熱通路23内に送風ファン122を設けること
で強制送風を行い、放熱体121からの放熱量を高める
こととしている。なお、放熱通路23の入口231と出
口232との位置は、図3に示す例と反対であっても良
い。
【0029】さらに本実施形態では、図3に示すように
ヒートパイプ11の中央の断熱部に温度センサ14(本
発明の座席温度センサに相当する。)が取り付けられ、
ペルチェ素子12へ供給される電力、ヒータ13へ供給
される電力、送風ファン122のON/OFFおよび温
度センサ14からの検出温度の処理を行うためのコント
ローラ15が設けられている。
【0030】また、車室内温度を検出するための温度セ
ンサ16と、車室内湿度を検出するための湿度センサ1
7とが車室内の何れかに設けられ、これらの出力信号は
コントローラ15に送出される。なお、温度センサ16
や湿度センサ17は、既載のエアコンのものを共用して
もよい。
【0031】コントローラ15は、温度センサ14で検
出されたヒートパイプ11の断熱部の温度に基づいて、
冷房時にはペルチェ素子12への供給電力および送風フ
ァン122のON/OFF制御を行い、暖房時にはヒー
タ13への供給電力の制御を行う。
【0032】詳細は以下の通りである。図9は本発明の
冷暖房装置の制御フローを示すフローチャート、図10
は本発明の冷暖房装置の温度制御の一例を示すグラフで
ある。
【0033】夏期などのように室内温度が高く冷房が必
要とされる環境下、特に長時間駐車したようなときは室
内温度が異常に高温となっており通常のエアコンだけで
は室内を急速に冷房することは困難である。こうした場
合には、コントローラ15からの制御指令によって、ペ
ルチェ素子12に電力を供給するとともに、送風ファン
122を作動させるが、本実施形態では、その前に結露
防止ルーチンが実行される。
【0034】すなわち、図9のステップ1にて所定の指
導条件チェック(イニシャライズ)が実行されたのち、
ステップ2にて冷房運転か暖房運転かを判断する。この
判断は、たとえば既載のエアコンの温度設定値などによ
って行うことができる。ステップ2で冷房運転である場
合には、ステップ3にて温度センサ16、湿度センサ1
7およびヒートパイプ11に設けられた温度センサ14
からの情報を取り込み、ステップ4では、このうちの温
度センサ16および湿度センサ17から検出された室内
温度および室内湿度から現在の室内空気の露点を演算す
る。
【0035】そして、ステップ5にて、温度センサ14
で検出された座席温度がもし露点温度より低い場合には
ペルチェ素子12への電力の供給を停止する。この制御
ルーチンは、冷暖房装置1の稼働中においても常に実行
されている。これにより、座席2に生じる結露を未然に
防止することができ、衣服が濡れたり不快感を感じるこ
とが防止される。
【0036】ステップ5の判断の結果、座席温度が露点
以上である場合には、ステップ6を介してステップ7へ
進むが、ここでは温度センサ16で検出された室内温度
を再び用いて、本実施形態の冷暖房装置1を使用すべき
状況にあるかどうかを判断する。つまり、室温がたとえ
ば28℃以下の場合には、冷暖房装置1を用いなくとも
充分に冷房効果は得られるのでペルチェ素子12に電力
は供給しない。
【0037】これに対して、ステップ7にて室温が28
℃よりも高い場合には、ステップ8および9へ進んで冷
房を開始する。
【0038】冷房を開始すべくペルチェ素子12に電流
を流すと、図3に示すように、その熱吸収部、すなわち
ヒートパイプ11の上端(ヒートパイプの凝縮部)で熱
の吸収が生じ、作動流体は凝縮する。この低温となった
凝縮作動流体は、ヒートパイプ11の内壁を毛細管力お
よび自重によって流下して下端の蒸発部に至るが、これ
によりヒートパイプ11全体が冷却される。こうした冷
却は、本実施形態の冷暖房装置1を作動させてすぐに生
じ、しかも当該冷暖房装置1は身体にほぼ接触するよう
に設けられていて体感温度も敏感であるため、冷房感の
立ち上がりが著しく向上する。こうした冷房効果はシー
トバック部21に限らずシートクッション部22でも同
様に得られる。
【0039】また、送風ファン122を作動させると放
熱通路23の入口231から室内空気を吸い込み出口2
32から排出するので、当該放熱通路23内に空気の流
れが生じ放熱体121からの放熱量が増加する。これに
より、ペルチェ素子12の熱発生部の温度が降下するの
で熱吸収部における熱吸収能力がさらに増加し、ペルチ
ェ素子12に同じ電力を供給した場合でもヒートパイプ
11の温度がさらに低くなる。すなわち、冷房能力を制
御することができる。
【0040】ちなみに、長時間駐車していたようなとき
は、室内温度が室外温度よりも高温となっている場合も
少なくない。こうしたときを考慮して、たとえば図4に
示すように放熱通路23の入口231に室外空気を導入
する入口231bを設けるとともに、室内空気を導入す
る入口231aと、室外空気を導入する入口231bと
を選択的に切り替えるダンパ233を設けると良い。そ
して、室内温度が室外温度よりも高い場合には、放熱通
路23に導入する空気を外気とし、これにより放熱体1
21の放熱量をより高める。
【0041】図10は車室内温度に対する座席温度の制
御パターンの一例を示すグラフであり、同図の車室内温
度が28℃以上の範囲が冷房領域である。特に本実施形
態の座席温度の制御パターンでは、車室内温度が高くな
れば座席温度も高く制御する。すなわち、車室内温度が
著しく高い場合には座席温度をさほど低くしないで、車
室内温度と座席温度との差温がほぼ均等になるように、
ペルチェ素子12を制御する。これにより、いわゆる冷
え過ぎや差温が大きすぎることによる違和感を防止する
ことができる。
【0042】これに対して、冬季などのように室内温度
が低く暖房が必要とされる環境下、特に長時間駐車した
ようなときは、室内温度が異常に低温となっており通常
のエアコンだけでは室内を急速に暖房することは困難で
ある。特に暖房の場合はエンジン冷却水を熱源としてい
るのでエンジンが暖まるまでの間、寒さに耐える必要が
ある。
【0043】こうした場合には、ステップ10にて室温
の判断を実行し、室温が20℃未満である場合には、コ
ントローラ15からの制御指令によって、ヒータ13を
作動させる(ステップ11,12)。
【0044】図3に示すように、ヒータ13に電流を流
すと、ヒートパイプ11の下端(ヒートパイプの蒸発
部)が加熱され、これにより作動流体は蒸発する。この
高温となった蒸発作動流体は、ヒートパイプ11の内壁
を上昇して上端の凝縮部に至るが、これによりヒートパ
イプ11全体が加熱される。こうした加熱は、本実施形
態の冷暖房装置1を作動させてすぐに生じ、しかも当該
冷暖房装置1は身体にほぼ接触するように設けられてい
て体感温度も敏感であるため、暖房感の立ち上がりが著
しく向上する。こうした暖房効果はシートバック部21
に限らずシートクッション部22でも同様に得られる。
【0045】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0046】たとえば、上述した実施形態(図1および
図2)では、本発明の冷暖房装置1を座席2のシートバ
ック部21とシートクッション部22とのそれぞれに別
々に装着したが、一つの冷暖房装置1をシートバック部
21とシートクッション部22に装着することもでき
る。
【0047】ただし、通常座席2はシートバック部21
とシートクッション部22との間にリクライニング用支
点が存在して所定の角度だけ揺動するので、ヒートパイ
プ11もこれに応じて揺動可能とする必要がある。
【0048】この点については、たとえば図7に示すよ
うにヒートパイプ11の途中に蛇腹構造による揺動部1
11を設け、この揺動部111をシートバック部21の
支点に位置するようにヒートパイプ11を配置する。ま
た、図8に示す例は、ヒートパイプ11の途中(ヒート
パイプの断熱部であることが好ましい。)を補強糸およ
び軟質金属からなるフレキシブルチューブで繋ぎ、ここ
を揺動部111としたものである。この場合も、揺動部
111をシートバック部21の支点に位置するようにヒ
ートパイプ11を配置する。
【0049】こうすることでシートバック部21および
シートクッション部22に一つの冷暖房装置1を設けれ
ば足りることになり、ペルチェ素子12やヒータ13な
どの部品数を削減することができる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明の冷暖房装置に
よれば、冷房時の座席の結露を未然に防止することがで
きる。また、冷房時の冷え過ぎや違和感を防止すること
ができる。
【0051】これらに加えて、冷房および暖房の何れに
おいても熱の伝達速度が速く、しかもヒートパイプ、冷
却素子および加熱素子といった単純な構成であるためコ
ンパクトになって座席内に収納することもできる。した
がって、長時間駐車された場合などのように、冷房負荷
または暖房負荷が著しく大きく通常の空気調和装置のみ
によっては不十分な場合でも、本発明の冷暖房装置を用
いることで急速冷房または急速暖房が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷暖房装置の装着状態の一例を示す概
念図である。
【図2】本発明の冷暖房装置の装着範囲の一例を示す斜
視図である。
【図3】図2の III-III線に沿う断面図である。
【図4】本発明の冷暖房装置の他の実施形態を示す要部
概念図である。
【図5】本発明の冷暖房装置の実施形態を示す正面図で
ある。
【図6】図5の VI-VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明に係るヒートパイプの他の実施形態を示
す側面図である。
【図8】本発明に係るヒートパイプのさらに他の実施形
態を示す側面図である。
【図9】本発明の冷暖房装置の制御フローを示すフロー
チャートである。
【図10】本発明の冷暖房装置の温度制御の一例を示す
グラフである。
【符号の説明】
1…冷暖房装置 11…ヒートパイプ 111…揺動部 12…ペルチェ素子(冷却素子) 121…放熱体 122…送風ファン 13…ヒータ(加熱素子) 14…温度センサ(座席温度センサ) 15…コントローラ(制御手段) 16…温度センサ 17…湿度センサ 2…座席 21…シートバック部 22…シートクッション部 23…放熱通路 231,231a,231b…入口 232…出口 233…ダンパ 24…シートカバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席の表面域に設けられた一又はそれ以上
    のヒートパイプと、前記ヒートパイプの一端側に設けら
    れた冷却素子と、前記ヒートパイプの他端側に設けられ
    た加熱素子とを備えた車両用座席の冷暖房装置におい
    て、 車室内の温度を検出する温度センサと、 車室内の湿度を検出する湿度センサと、 前記座席の温度を検出する座席温度センサと、 前記温度センサからの車室内温度と湿度センサからの車
    室内湿度とに基づいて車室内空気の露点を求め、前記座
    席温度センサからの座席温度が所定の露点領域になった
    ときは前記冷却素子の作動を停止する制御手段と、を有
    することを特徴とする車両用座席の冷暖房装置。
  2. 【請求項2】座席の表面域に設けられた一又はそれ以上
    のヒートパイプと、前記ヒートパイプの一端側に設けら
    れた冷却素子と、前記ヒートパイプの他端側に設けられ
    た加熱素子とを備えた車両用座席の冷暖房装置におい
    て、 車室内の温度を検出する温度センサと、 前記座席の温度を検出する座席温度センサと、 前記温度センサからの車室内温度が所定温度以上になっ
    たとき、前記座席温度センサからの座席温度が前記車室
    内温度に正比例するように前記冷却素子の作動を停止す
    る制御手段と、を有することを特徴とする車両用座席の
    冷暖房装置。
  3. 【請求項3】前記冷却素子はペルチェ素子からなり、当
    該ペルチェ素子の熱発生部が直接的または間接的に前記
    座席に形成された放熱通路に臨んで設けられ、前記放熱
    通路に送風ファンが設けられ、前記制御手段は前記冷却
    素子の作動時に前記送風ファンの作動を制御することを
    特徴とする請求項1または2記載の車両用座席の冷暖房
    装置。
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