JP2000031483A - 静電誘導半導体装置 - Google Patents
静電誘導半導体装置Info
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Abstract
ランジスタを得ること。 【解決手段】 静電誘導トランジスタにおいて、チャネ
ル領域に埋込ゲート領域を形成し、チャネル幅を狭くす
る。さらにトレンチ側壁に絶縁膜を介してゲート電極を
形成し、ゲートをMOS構造にする。
Description
電流を制御する静電誘導半導体装置の構造に関する。
タは、半導体基板の一方の面にソース領域を備えるとと
もに、他方の面にドレイン領域を備え、かつ、ソース領
域とドレイン領域の間に電流通路となる高比抵抗領域を
備えている。高比抵抗領域を流れる電流は、ゲート領域
に加える電圧をコントロールすることにより、オン、オ
フされる。
基本構成を示すもので、高不純物濃度n型のソース領域
100と高不純物濃度n型のドレイン領域101を備
え、両領域の間に低不純物濃度n型のドリフト領域10
2を備えている。さらに高不純物濃度n型のソース領域
100から低不純物濃度n型のドリフト領域102に堀
込まれたリセス構造の底部に高不純物濃度p型のゲート
領域103を備え、ゲート領域103の働きによりドレ
イン11とソース12の間を流れる電流がオン、オフさ
れる。上記のようなリセス構造の静電誘導トランジスタ
は、対向する2個のゲート領域103の間の距離(以
下、ゲート間隔という)を狭くすることにより、高耐圧
化がはかられる。この静電誘導トランジスタのオフ状態
では、ゲートGとソースS間に逆バイアス電圧を加える
ことにより、空乏層は主に低不純物濃度n型ドリフト領
域102とゲート領域103の間のpn接合からドリフ
ト領域102にのびる。対向する2つのゲート領域10
3の間で、ソースSとドレインD間の電流が流れるチャ
ネル領域105に、図13のように空乏層106が広が
り、ソースSとドレインD間の電流を遮断する。オン状
態では、ゲートGとソースS間に順バイアス電圧を加え
ることにより、図14のように空乏層106が縮小し、
チャネル領域105を導通状態にする。
を高耐圧にするためには、空乏層106がチャネル領域
105内に拡大し、対向する2つのゲート領域103か
ら広がる空乏層106を相互につながりやすくするため
にゲート間隔を狭くする必要がある。図13のように両
空乏層106がつながった状態をピンチオフという。一
方、オン電圧を低くするためには、電流の通路であるゲ
ート間隔を広くする必要がある。したがって、耐圧とオ
ン電圧のかね合いにより、ゲート間隔を決定する。シリ
コン(Si)の静電誘導トランジスタの場合、5kVの
耐圧を実現するために、不純物濃度が1013cm-3程度
の低不純物濃度n型のドリフト領域102を用い、電圧
増幅率を100とした場合、ゲートGとソースS間に印
加する電圧は−50Vとなり、ゲート間隔を2.5μm
以下とする必要がある。
導トランジスタの場合、不純物濃度Nの平方根に比例す
る臨界電界Emaxは、Siの場合の10倍である。従
ってSiCの場合不純物濃度Nを、Siの場合の100
倍にすることができ、その結果としてオン電圧を低くす
ることができる。この場合、空乏層が広がる範囲は、S
iのものの1/10になるため、チャネル領域105を
ピンチオフにするためには、半導体装置のセグメント幅
(図13において、左端から右端までの長さ)をSiの
場合の1/10以下にしてゲート間隔を狭くする必要が
ある。このため超微細加工が必要となり、実際上製造す
ることは困難である。また、ゲート間隔のみを極端に狭
くするとチャネル領域の抵抗が大幅に大きくなり、オン
電圧も大幅に高くなる。ゲート間隔を変えないで、ゲー
ト電圧を高くすることにより、チャネル領域をピンチオ
フにすることもできる。しかしSiCの場合は不純物濃
度Nが高いため、ゲート電圧をSiの場合の100倍以
上にする必要がある。ゲート電圧を高くすると、電流の
遮断特性が大幅に悪化し現実的でない。また、空乏層1
06が広がりやすいように不純物濃度を低くすると、ド
リフト領域102の比抵抗が大きくなり、SiCを用い
た静電誘導トランジスタの利点であるオン抵抗が低いと
いう特徴が犠牲となる。
率が大きく、かつ低いゲート電圧で高耐圧を実現できる
とともに、オン電圧が低く、高い信頼性を有する静電誘
導半導体装置を提供することを目的とする。
装置では、高不純物濃度の第1の導電型のドレイン領域
の上に低不純物濃度の第1の導電型のドリフト領域を形
成し、そのドリフト領域内のチャネル領域に第2の導電
型の埋込ゲートを形成する。こうして、チャネル領域を
狭くする。さらにドリフト領域の端部領域に形成した凹
部の側壁に絶縁膜を介してゲート電極を形成することに
より、ゲートをMOS構造にする。
間に低い逆バイアス電圧を加えた場合でも、第二導電型
の埋込ゲート領域とMOSの電界効果による空乏層また
は反転層から、それぞれ第一導電型ドリフト領域に空乏
層が伸び、ピンチオフとなる。これにより、ソース−ド
レイン間の耐電圧が大きくなり、高い電圧が印加されて
も電流を遮断することができる。また、ゲート−ソース
間に順バイアス電圧を加えると、MOSの電界効果によ
る電子の蓄積により電子が絶縁膜の下に集まり、チャネ
ル領域が狭くても、オン抵抗が低減され、オン電圧(オ
ン状態での電圧降下)を低くできる。また、ゲートの順
バイアス電圧をビルトイン電圧以下にすることにより、
ゲートには空乏層の容量を充電する分の電流しか流れな
いので、ゲートの駆動電力を低く抑えることができる。
また、ゲート電圧をビルトイン電圧以上にすることによ
り、少ないキャリアの注入で伝導度変調をおこさせ、さ
らに低いオン抵抗、及び低いオン電圧を実現できる。さ
らに、絶縁膜上にゲート電極を形成するので、凹部の側
壁に付着するイオン等の影響をなくすことができ、高い
信頼性を実現できる。
図12を参照して説明する。
例の耐圧5kVの静電誘導トランジスタの1個分の素子
であるセグメントの断面図である。図の実施例では、ド
レイン領域1とドリフト領域2からなる静電誘導トラン
ジスタの単位セグメントの中央は導通領域として一段高
くなっており、その両側に一段低いトレンチ領域が設け
られている。セグメント幅Wは7μm、紙面に垂直な方
向の奥行きは1mmである。その他の構造諸元は以下の
とおりである。高不純物濃度n型のドレイン領域1の厚
さは約400μm、低不純物濃度n型ドリフト領域2の
厚さは約60μm、セグメントの両側に設けられた凹部
のトレンチ10の深さは約1.5μmである。トレンチ
10の半分の幅は約1.5μm、ゲート絶縁膜21の厚
さは約0.2μm、リセスゲート4の深さは約1μmで
ある。本実施例では、ゲート電極13とソース電極12
はストライプ状であるが、その形状は例えば円形や四角
形等であってもかまわない。
法の一例を、以下に説明する。最初にドレイン領域1と
して機能する1018から1020atm/cm3の高不純物濃度
のn型炭化ケイ素(SiC)基板を用意し、この一方の
主面上に1014から1016atm/cm3のSiC低不純物濃
度n型のドリフト領域2を気相成長法等により形成す
る。次に、1018atm/cm3程度のp型の埋込ゲート領域
5をイオン打ち込み等により形成する。さらにその上に
1014から1016atm/cm3のSiC 低不純物濃度n型の
ドリフト領域2を気相成長法等により形成する。ドリフ
ト領域2の上に1019atm/cm3程度のn+領域のソース領
域3を窒素、りん等のイオン打ち込み等により形成す
る。次に、基板を異方性エッチングして、図1に示すよ
うにトレンチ10を形成する。トレンチ10の底に深さ
約1μmのp型リセスゲート領域4をホウ素、アルミニ
ウム等のイオン打ち込み等により形成する。続いて、ト
レンチ内壁にSiO2のゲート絶縁膜21を形成した
後、トレンチ10の底部のSiO2のゲート絶縁膜を一
部取り除き、Al等の金属膜により、ゲート電極13を
形成する。セグメントの奥行き方向(図1の紙面のたと
えば紙の後ろの方)で埋込ゲート領域5の一部分を露出
させ、露出した埋込ゲート領域5に電極Gを接続してソ
ース電極12側に取り出す。最後に、アルミニウム、ニ
ッケル等でソース電極3の表面の一部分にソース電極1
2を形成し、かつドレイン領域1の表面にドレイン電極
11を形成して完成する。
ト電圧として−20Vを印加したとき、約6kVであっ
た。また、オン抵抗は35mΩcm2であった。
は、ドレイン電極11の電位がソース電極12の電位よ
り高く、かつリセスゲート4および埋込ゲート5のゲー
ト電位が同電位でかつソース電極12の電位よりも低く
なるようにする。ゲート電位が高い場合、たとえば−3
Vから−10V程度では、MOSの電界効果による空乏
層と、p型埋込ゲート領域からの空乏層とにより、埋込
ゲート領域5とトレンチ10の側壁10Aとの間の幅の
狭いチャネル部20をピンチオフにすることができる。
ゲート電圧が低い場合、たとえば−13V程度かそれ以
下では、MOSの電界効果によるp型の反転層およびp
型埋込ゲート領域5から、低不純物濃度n型ドリフト領
域2に空乏層がのび、チャネル部20をピンチオフにす
ることができる。その結果、ソースSとドレインD間の
電流を遮断できる。図2は、ゲート電圧をパラメータと
した、電圧−電流特性図で、横軸はソース−ドレイン間
の電圧Vdsを示し、縦軸はドレイン−ソース間の漏れ電
流Idを示す。ゲート電圧を負にして逆バイアスを大きく
すると、図2のように耐圧は大きくなるが、−15V以
上に逆バイアスを大きくしても耐圧はそれほど変わらな
い。
ト電極13がない場合は、MOSの電界効果がないため
に、耐圧は本実施例の半分の約3kVとなる。したがっ
て、埋込ゲート領域5を備えた静電誘導トランジスタに
MOSの電界効果を加えることにより、耐圧を約2倍に
できる。また、ドレイン電極11の電位がソース電極1
2の電位より高く、リセスゲート4および埋込ゲート5
の電位がソース電極の電位よりも高くなるようにゲート
電圧を印加すると、リセスゲート領域4および埋込ゲー
ト領域5と、低不純物濃度n型のドリフト領域2との間
の空乏層が縮小して、オン抵抗が低減する。さらに、ト
レンチ10の側壁10Aと埋込ゲート5との間の領域で
あるチャネル部20の幅が狭いにもかかわらず、MOS
の電界効果による電子の蓄積によりチャネル部20の抵
抗が低いので、オン抵抗を低くできる。
して右方への距離で横軸に示し、縦軸に電子密度を示し
たグラフである。トレンチ領域と導通領域の間の幅の狭
いチャネル部20近傍において電子密度が大幅に高くな
っていることがわかる。ゲート電圧を大きくすれば、空
乏層が縮小して、さらに電子が蓄積されるために、図4
のように電流を流す時のオン電圧を低下できる。特に1
kV程度以下の耐圧の素子でオン電圧の低減が顕著であ
る。例えば、1kV耐圧の素子の場合、ドリフト領域2
の抵抗が6kV耐圧の素子に比べ約1/6になるが、チ
ャネル部20の抵抗のチャネル抵抗は変わらない。この
ため、全抵抗に占めるチャネル抵抗の割合は、従来の静
電誘導トランジスタの場合は50%以上になるが、本実
施例の構造では、MOSの電界効果による電子の蓄積に
より、チャネル抵抗は非常に小さくなり、素子の抵抗は
ドリフト領域2の抵抗で決まるので、オン電圧は50%
以上低減する。さらに低耐圧の素子の場合は、本実施例
の構造にすることにより、オン電圧の低減割合が増加す
る。また、ゲート電圧をビルトイン電圧(立ち上がり電
圧)以下にすることにより、ゲート電圧を供給するゲー
ト回路(図示省略)には空乏層を形成するために必要な
電流しか流れないので、駆動電力を低減することができ
る。また、ゲート電圧をビルトイン電圧以上にすること
により、少ないキャリアの注入で伝導度変調をおこさ
せ、さらにオン抵抗を低くし、またオン電圧を低くする
ことができる。また、トレンチ10の側壁10Aにゲー
ト電極13を形成するので、トレンチ10の側壁10A
にイオン等が付着することはなく、それによる影響をな
くすことができ、高い信頼性を実現できる。
例の静電誘導トランジスタの断面図である。図におい
て、埋込ゲート領域5Aはソース領域3と同一の面から
低不純物濃度n型ドリフト領域2の中へ広がるように形
成される。ゲート電極13Aは埋込ゲート領域5Aの直
上に形成される。その他の構成は図1の静電誘導型トラ
ンジスタと同じである。埋込ゲート領域5Aをホウ素等
のイオン打ち込み法等で形成した後に、高不純物濃度n
型ソース領域3をイオン打ち込み法等で形成する。イオ
ン打ち込みで表面のゲート電極13Aに接続するように
埋込ゲート領域5Aを形成できることから、製造プロセ
スが簡単になる。上記の構造にすることにより、ゲート
抵抗が大幅に低減するので、駆動電力をさらに低減する
ことができる。
例の静電誘導トランジスタの断面図である。図6に示す
本実施例では、ソース領域3の図において左右方向の幅
を、埋込ゲート領域5の幅より狭くした点が、図1の第
1実施例の静電誘導トランジスタと異なる。その他の構
成は図1の静電誘導トランジスタと同じである。この構
造により、前記の各実施例の作用効果に加えて、以下の
作用効果を有する。すなわち、ゲート13と埋込ゲート
5に逆バイアス電圧を印加して、ドレインDとソースS
間の電流をブロックする際に、埋込ゲート5の領域から
トレンチ10の側面10Aに沿った方向のみでなく、埋
込ゲート5のソース領域3の近傍にも空乏層が広がる。
その結果漏れ電流を大幅に低減することができ、さら
に、高耐圧性を改善できる。また、オン時のMOSの電
界効果により、トレンチ10の側壁10Aに沿うドリフ
ト層2内のチャネル部に電子が蓄積されチャネル部20
の抵抗が低くなる。そのためチャネル部20が長くなっ
たことによるオン電圧への影響はほとんどない。
例の静電誘導トランジスタの断面図である。図7に示す
構成では、2個の埋込ゲート領域5B、5Cがドリフト
層2の上部に形成されている。すなわち図1における埋
込ゲート領域5を2つの埋込ゲート領域5B、5Cに分
割した構造を有する。その他の構成は図1に示すものと
同じである。この構造により、ゲート13に順バイアス
電圧を印加したとき、トレンチ10の側壁10Aに沿う
チャネル部20を電流が流れるとともに、埋込ゲート領
域5Bと5Cとの間にも電流が流れる。このため、ソー
スSとドレインD間の抵抗が更に低くなり、オン電圧を
さらに20%程度低減できる。また、ゲート13に逆バ
イアス電圧を印加すると、分割した埋込ゲート領域5B
と5Cとの間にも空乏層が広がるため、分割しない場合
と同等の耐圧を実現できる。
例の静電誘導サイリスタの断面図である。本実施例で
は、図1における高不純物濃度n型基板によるドレイン
領域1のかわりに、高不純物濃度p型基板によるアノー
ド領域6を設けることにより静電誘導サイリスタを構成
している。ゲート13及び埋込ゲート領域5に20V程
度の逆バイアス電圧を印加することにより、アノードA
とカソードKの間の順方向および逆方向の電流をブロッ
クすることができる。また、ゲート13及び埋込ゲート
領域5に2.5V程度の順バイアス電圧を印加すること
により、静電誘導効果によりキャリアが流れる状態にな
り、高不純物濃度p型のアノード領域6から正孔が注入
される。この正孔と高不純物濃度n型のカソード領域7
からの電子による伝導度変調により、低不純物濃度n型
のドレイン領域2の抵抗が大幅に低くなるとともに、M
OS電界効果により電子が蓄積されたチャネル部を電流
が流れ、したがって低いオン電圧を実現できる。さら
に、ゲート13と埋込ゲート領域5にビルトイン電圧以
上の電圧を印加することにより、サイリスタとして働く
セグメント中央部をオンさせ、大電流領域で低いオン電
圧を実現できる。例えば、300A/cm2で3.3V
のオン電圧を実現できる。本実施例の埋込ゲート領域5
を図5や図7の実施例の構造とした場合でも、ゲート抵
抗やオン電圧をさらに低減することができる。また、図
6の第3実施例のように、埋込ゲート領域5より小さい
ソース領域3を形成した場合でも、漏れ電流の低減や高
耐圧化が図れる。
例の静電誘導トランジスタの断面図である。図におい
て、トレンチ10のゲート13の全面が絶縁膜21によ
り絶縁されている。トレンチ10の底部のドリフト領域
2内に、図1に示すリセスゲート領域4が設けられてい
ない。その他の構成は図1に示すものと同じである。こ
の構造においても、図1の静電誘導トランジスタと同様
の効果があるが、さらに、トレンチ10のゲート13が
ドレイン領域2から絶縁されているので、ゲート13の
駆動電力は約50%に低減できる。
施例の静電誘導トランジスタの断面図である。図におい
て、トレンチ10の底部のドレイン領域2内に高不純物
濃度p型領域4Aを設けている。その他の構成は図9の
ものと同じである。この構造により、前記第6実施例の
効果に加えて、トレンチ10の底部の絶縁膜21の電界
を緩和できるので、静電誘導トランジスタの信頼性を高
めることができる。上記の電界は、特にトレンチ10の
コーナー部で高くなっているので、p型領域4Aは、ト
レンチ側壁10Aの位置より極度に離すと電界緩和効果
が損なわれる。そのため、p型領域4Aの内側端が、所
定の範囲、例えばトレンチ側壁10Aを基準に、埋め込
みゲート5の方へ少なくとも0.5μm程度突出した位
置から、前記側壁10Aの位置から埋め込みゲート領域
5とは反対方向に少なくとも1μm程度後退した位置と
の間にくるように設けるのが望ましい。
施例の静電誘導トランジスタの断面図である。埋め込み
ゲート5をトレンチ10の底面を含む面の近傍から、ド
レイン領域1に向かう方向に1μm程度の範囲の中央領
域に設けている。トレンチ側壁10Aと埋め込みゲート
5の距離は0.2〜1μm程度である。高い電圧増幅率
と低いオン電圧の両方を実現するには、0.5μm程度
が望ましい。他の構造諸元は、第1の実施例と同様であ
る。本実施例の静電誘導トランジスタの製作方法の一例
を、以下に説明する。ドレイン領域1とドリフト領域2
を形成する工程は、第1の実施例と同じである。ドリフ
ト領域2を形成した後、1018atm/cm3程度のp型の埋
め込みゲート領域5とリセスゲート領域4をイオン打ち
込み等により形成する。さらにその上に、1014から1
016atm/cm3のSiC低不純物濃度n型のドリフト領域
2を気相成長法等により形成する。ドリフト領域2の上
に1019atm/cm3程度のn+領域のソース領域3を窒素、
りん等のイオン打ち込み等により形成する。次に、基板
を異方向性エッチングして、図11に示すように、リセ
スゲート領域に達するトレンチ10を形成する。絶縁膜
21、ゲート電極13、ソース電極12及びドレイン電
極11の形成方法は第1実施例と同様である。埋め込み
ゲート領域5とリセスゲート領域4を、同一平面で形成
する場合は、セグメントの奥行き方向で、両ゲート領域
を図示を省略したp型の領域で接続すれば、同電位にす
ることができる。その結果、埋め込みゲート領域用の電
極Gを取り出す必要がなくなり、構造及びプロセスがよ
り簡単になる。
セスゲート領域4を同時あるいは順次形成できるので、
プロセスがより簡単になる。また、埋め込みゲート領域
5とリセスゲート領域4は、ドレイン電極11からほぼ
同じ距離に形成されるので、高耐圧を実現しやすく、本
実施例では7kVの耐圧が得られた。オン抵抗は第一実
施例の35mΩcm2より大きくなることはなかった。
施例の静電誘導トランジスタの断面図である。図におい
て、ドリフト領域2に形成したトレンチ10のトレンチ
側壁10Aの一部分及びトレンチ10の底面にアルミニ
ウムやニッケル等により、ショットキー障壁をもつゲー
ト電極13を設けている。このゲート電極13は、ドリ
フト領域2と接する面では、ショットキー障壁をもち整
流性を示すが、リセスゲート領域4と接する面では、オ
ーミック性を示す。ゲートにソース電圧より低い電圧を
印加すると、リセスゲート領域4から空乏層が広がるほ
か、ゲート電極13とドリフト領域2との接触面からも
空乏層がのび、ソースとドレイン間の電流を遮断する。
また、ゲートにソース電圧より高い電圧を印加すると、
立ち上がり電圧より低い電圧では、MOSの電界効果と
同様の蓄積効果により、電子が蓄積するため、オン電圧
を低くできる。さらに、ゲートに立ち上がり電圧より高
い電圧を印加すると、ゲート電極13のショットキー部
及びリセスゲート領域4からキャリアの注入が起こり、
伝導度変調によりさらにオン電圧が低下する。
はさらに多くの適用範囲あるいは派生構造をカバーする
ものである。
場合のみを述べたが、本発明はシリコン、ガリウムヒ素
等の他の半導体材料を用いた素子にも適用できる。特
に、ダイヤモンド、ガリウムナイトライドなどのワイド
ギャップ半導体材料を用いた素子に有効である。
領域がn型の素子の場合について述べたが、ドリフト領
域がp型の素子の場合には、n型領域をp型領域に、p
型領域をn型領域に置き変えることにより、本発明の構
成を適用できる。
に、、本発明の静電誘導トランジスタ及び静電誘導サイ
リスタは、埋込ゲート領域およびトレンチの側壁に絶縁
膜を介してゲート電極を設けることにより、超微細加工
を必要とせず、低いゲート電圧でソース−ドレイン間の
大電圧をブロッキングでき、電圧増幅率を向上できる。
さらに、ゲートに順バイアス電圧を印加することによ
り、MOSゲートの下に蓄積層が形成されるため、チャ
ネル部の幅が狭くてもオン電圧を低くできる。さらに、
低いゲート電圧でMOSゲートの下に蓄積層を形成でき
るため、駆動電力を低く抑えることができる。トレンチ
側壁にゲート電極を形成するので、トレンチ側壁に付着
するイオン等の影響をなくすことができ、信頼性の向上
が図れる。
断面図
の、ゲート電圧をパラメータとした電圧−電流特性図
電子密度を示すグラフ
の、ゲート電圧をパラメータとした電圧−電流特性図
ソース領域3と同じ面から低不純物濃度n型ドリフト領
域へ広がるように形成した静電誘導トランジスタの断面
図
ート領域の幅より狭くした静電誘導トランジスタの断面
図
向に2分割した静電誘導トランジスタの断面図
を用いた静電誘導サイリスタの断面図
絶縁膜により絶縁した静電誘導トランジスタの断面図
純物濃度P型領域を設けた静電誘導トランジスタの断面
図
の断面図
の断面図
乏層を示す断面図
層を示す断面図
Claims (13)
- 【請求項1】 高不純物濃度の第1の導電型のドレイン
領域の上に形成した、低不純物濃度の第1の導電型のド
リフト領域、 前記ドレイン領域の、前記ドリフト領域に接する面の反
対面に形成したドレイン電極、 前記ドリフト領域内の、前記ドレイン領域に接する面の
反対面の近傍の中央領域に形成した第2の導電型の埋込
ゲート領域、 前記ドリフト領域の、前記ドレイン領域に接する面の前
記反対面に形成した第1の導電型のソース領域、 前記ソース領域の表面の一部分に形成したソース電極、 前記ドリフト領域の前記反対面の端部領域に形成した凹
部の底部において、前記ドリフト領域内に形成した第2
の導電型のリセスゲート領域、 前記凹部の底面の一部分、凹部の側面及び前記ソース領
域の表面に形成した絶縁膜、及び前記絶縁膜の表面、及
び前記凹部のリセスゲート領域の表面に形成したゲート
電極、 を備える静電誘導半導体装置。 - 【請求項2】 前記埋込ゲート領域は前記ソース領域を
貫通してゲート電極に接続されていることを特徴とする
請求項1記載の静電誘導半導体装置。 - 【請求項3】 前記ソース領域の面積が、前記埋込ゲー
ト領域の面積より小さいことを特徴とする請求項1記載
の静電誘導半導体装置。 - 【請求項4】 前記ドリフト領域内の、前記ドレイン領
域に接する面の反対面の近傍に少なくとも2個の第2の
導電型の埋込ゲート領域を形成したことを特徴とする請
求項1記載の静電誘導半導体装置。 - 【請求項5】 高不純物濃度の第2の導電型のアノード
領域の上に形成した、低不純物濃度の第1の導電型のド
リフト領域、 前記アノード領域の、前記ドリフト領域に接する面の反
対面に形成したアノード電極、 前記ドリフト領域の、前記アノード領域に接する面の反
対面の近傍の中央領域に形成した第2の導電型の埋込ゲ
ート領域、 前記ドリフト領域の、前記アノード領域に接する面の前
記反対面に形成した第1の導電型のカソード領域、 前記カソード領域の表面の一部分に形成したカソード電
極、 前記ドリフト領域の前記反対面の端部領域に形成した凹
部の底部において、前記ドリフト領域内に形成した第2
の導電型のリセスゲート領域、 前記凹部の底面の一部分、凹部の側面及び前記カソード
領域の表面に形成した絶縁膜、及び前記絶縁膜の表面及
び前記凹部のリセスゲート領域の表面に形成したゲート
電極、 を備える静電誘導半導体装置。 - 【請求項6】 高不純物濃度の第1の導電型のドレイン
領域の上に形成した、低不純物濃度の第1の導電型のド
リフト領域、 前記ドレイン領域の、前記ドリフト領域に接する面の反
対面に形成したドレイン電極、 前記ドリフト領域内の、前記ドレイン領域に接する面の
反対面の近傍の中央領域に形成した第2の導電型の埋込
ゲート領域、 前記ドリフト領域の、前記ドレイン領域に接する面の前
記反対面に形成した第1の導電型のソース領域、 前記ソース領域の表面の一部分に形成したソース電極、 前記ドリフト領域の前記反対面の端部領域に形成した凹
部の底面及び側面、及びソース領域の表面に形成した絶
縁膜、及び前記絶縁膜の表面に形成したゲート電極、 を備える静電誘導半導体装置。 - 【請求項7】 前記凹部の底部の、前記ドリフト領域内
に形成した第2の導電型の領域を備える請求項6記載の
静電誘導半導体装置。 - 【請求項8】 前記ドレイン領域は炭化ケイ素であるこ
とを特徴とする請求項1、5又は6記載の静電誘導半導
体装置。 - 【請求項9】 前記埋め込みゲート領域を、前記凹部の
底面を含む面の近傍から前記ドレイン領域に向かう方向
の所定の範囲内における前記のドリフト領域内に形成し
たことを特徴とする請求項1、5又は6記載の静電誘導
半導体装置。 - 【請求項10】 前記絶縁膜を、前記凹部の側面の一部
分及び前記ソース領域の上面に形成し、 前記ゲート電極を、前記凹部の底面及び側面に形成した
請求項1、5又は6記載の静電誘導半導体装置。 - 【請求項11】 前記リセスゲート領域を、前記リセス
ゲート領域の内側端が、前記凹部の側面位置から埋め込
みゲート領域の方へ少なくとも0.5μm突出した位置
と、前記側面位置から前記埋め込みゲート領域とは反対
の方向へ少なくとも1.0μm後退した位置との間にく
るように、前記凹部の底部のドリフト領域内に形成した
ことを特徴とする請求項1、5、6、9又は10記載の
静電誘導半導体装置。 - 【請求項12】 高不純物濃度の第1の導電型の炭化ケ
イ素基板の第1の主面に低不純物濃度の第1の導電型の
ドリフト領域を形成するステップ、 前記ドリフト領域内の、前記基板に接する面の反対面の
近傍の中央領域に第2の導電型の埋込ゲート領域を形成
するステップ、 前記第2の導電型の埋込ゲート領域の上に、低不純物濃
度の第1の導電型のドリフト領域を形成するステップ、 前記ドリフト領域の上に第1の導電型のソース領域を形
成するステップ、 前記ドリフト領域の前記反対面の端部領域に凹部を形成
するステップ、 前記凹部の底部において、前記ドリフト領域内に第2の
導電型のリセスゲート領域を形成するステップ、 前記凹部の底面の一部分、凹部の側面及び前記ソース領
域の表面に絶縁膜を形成するステップ、 前記絶縁膜の表面及び前記凹部のリセスゲート領域の表
面にゲート電極を形成するステップ、 前記SiC基板の第2の主面にドレイン電極を形成する
ステップ、及び前記ソース領域の表面の一部分にソース
電極を形成するステップ、 を備える静電誘導半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 高不純物濃度の第2の導電型の炭化ケ
イ素基板の第1の主面に低不純物濃度の第1の導電型の
ドリフト領域を形成するステップ、 前記ドリフト領域内の、前記基板に接する面の反対面の
近傍の中央領域に、第2の導電型の埋込ゲート領域を形
成するステップ、 前記埋込ゲート領域の上に前記第1の導電型のドリフト
領域を形成するステップ、 前記ドリフト領域の、前記アノード領域に接する面の前
記反対面に第1の導電型のカソード領域を形成するステ
ップ、 前記ドリフト領域の前記反対面の端部領域に凹部を形成
するステップ、 前記ドリフト領域の前記反対面の端部領域に形成した凹
部の底部において、前記ドリフト領域内に第2の導電型
のリセスゲート領域を形成するステップ、 前記凹部の底面の一部分、凹部の側面及び前記カソード
領域の表面に絶縁膜を形成するステップ、 前記絶縁膜の表面、及び前記凹部のリセスゲート領域の
表面にゲート電極を形成するステップ、 前記SiC基板の第2の主面にアノード電極を形成する
ステップ、及び前記カソード領域の表面の一部分にカソ
ード電極を形成するステップ、 を備える静電誘導半導体装置の製造方法。
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---|---|---|---|---|
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WO2023067997A1 (ja) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 新電元工業株式会社 | サイリスタ及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP21640998A patent/JP3977518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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