JP2000014295A - 復元性を有した釣用中通し浮子 - Google Patents
復元性を有した釣用中通し浮子Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は1個の浮子で多種の錘に対応でき、
小さくして嵩ばらずに浮子を収納処理出来ると共にお祭
りの発生が殆ど防止出来る復元性を有した釣用中通し浮
子を提供することを目的とする。 【解決手段】 復元性を有する中空状の浮子本体1には
少なくとも、その上下部で且つ同芯上に突出する開口部
11,12と、各開口部11,12に貫通すると共にその外周で浮
子本体1の内部が密閉可能な中通し浮子用の浮子芯棒2
とを具備した構造とする。又、浮子本体1の側面に注水
目盛3を逆さに表示したり、浮子芯棒2の中心に釣糸が
挿通される中心穴を穿設すると共に浮子芯棒2の下端部
に通し穴を穿設して一般の釣用に使用出来るようにさせ
ると良い。
小さくして嵩ばらずに浮子を収納処理出来ると共にお祭
りの発生が殆ど防止出来る復元性を有した釣用中通し浮
子を提供することを目的とする。 【解決手段】 復元性を有する中空状の浮子本体1には
少なくとも、その上下部で且つ同芯上に突出する開口部
11,12と、各開口部11,12に貫通すると共にその外周で浮
子本体1の内部が密閉可能な中通し浮子用の浮子芯棒2
とを具備した構造とする。又、浮子本体1の側面に注水
目盛3を逆さに表示したり、浮子芯棒2の中心に釣糸が
挿通される中心穴を穿設すると共に浮子芯棒2の下端部
に通し穴を穿設して一般の釣用に使用出来るようにさせ
ると良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浮子が小さく収納出
来ると共に内部に注水して浮力が調整可能である復元性
を有した釣用中通し浮子に関する。
来ると共に内部に注水して浮力が調整可能である復元性
を有した釣用中通し浮子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浮力が調整可能である釣用浮子と
しては、外筒と内筒がスライドする注射器のような内部
容積を可変させる構造のものがあるが、これは容積の調
整範囲が狭く、且つ浮子本体の大きさが小型化出来ない
ので、取扱いや持ち運びが不便であった。また浮力が調
整可能である別の釣用浮子としては、浮子の下部に浮力
調整用の錘が取付け出来る溝を有した構造のものもある
が、これは調整範囲が小さく、且つ浮子本体を小型化す
ることが出来なかった。その他の釣用浮子としては浮子
の下部に硬質容器を設け、その中に注水する構造のもの
などがあるが、この中に水を入れることやその量を調整
することが難しく、且つ浮子本体の原形よりも小さくす
ることは困難であった。又、一般に浮子は釣り条件によ
って選択する必要があるため、大きさの異なる浮子を数
種類用意するのが現状である。
しては、外筒と内筒がスライドする注射器のような内部
容積を可変させる構造のものがあるが、これは容積の調
整範囲が狭く、且つ浮子本体の大きさが小型化出来ない
ので、取扱いや持ち運びが不便であった。また浮力が調
整可能である別の釣用浮子としては、浮子の下部に浮力
調整用の錘が取付け出来る溝を有した構造のものもある
が、これは調整範囲が小さく、且つ浮子本体を小型化す
ることが出来なかった。その他の釣用浮子としては浮子
の下部に硬質容器を設け、その中に注水する構造のもの
などがあるが、この中に水を入れることやその量を調整
することが難しく、且つ浮子本体の原形よりも小さくす
ることは困難であった。又、一般に浮子は釣り条件によ
って選択する必要があるため、大きさの異なる浮子を数
種類用意するのが現状である。
【0003】このため、本発明者が特願平8−2064
99号や特願平9−47261号に於いて浮子本体の大
きさが小型化出来る釣用浮子を提案したところである。
特願平8−206499号の構造は浮子本体を膨張可能
な袋状に形成し、該浮子本体には、その上部中心に空気
出入口を設け、該空気出入口に栓を備えるか或いは空気
出入口と内部が連通する管体を立設した栓を備え、更に
下部へ釣糸と係合する係合部材を設けたものである。一
方、特願平9−47261号の構造は復元性を有する中
空状の浮子本体の上部又は下部に突出する開口部と、該
開口部に設けた密閉可能な蓋と、浮子本体の側面に表示
した注水目盛とを具備したものである。
99号や特願平9−47261号に於いて浮子本体の大
きさが小型化出来る釣用浮子を提案したところである。
特願平8−206499号の構造は浮子本体を膨張可能
な袋状に形成し、該浮子本体には、その上部中心に空気
出入口を設け、該空気出入口に栓を備えるか或いは空気
出入口と内部が連通する管体を立設した栓を備え、更に
下部へ釣糸と係合する係合部材を設けたものである。一
方、特願平9−47261号の構造は復元性を有する中
空状の浮子本体の上部又は下部に突出する開口部と、該
開口部に設けた密閉可能な蓋と、浮子本体の側面に表示
した注水目盛とを具備したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
8−206499号は浮子本体が膨張可能な袋体に形成
されているため、袋体が膨張するとその厚さが薄くな
り、岩場等でそれを使用すると、浮子本体が破損し易
く、耐久性に問題があった。又、特願平9−47261
号は投入時や引揚げ時に仕掛けが絡む場合があると共に
釣をしている時にお祭りが発生し易い等の問題点があっ
た。
8−206499号は浮子本体が膨張可能な袋体に形成
されているため、袋体が膨張するとその厚さが薄くな
り、岩場等でそれを使用すると、浮子本体が破損し易
く、耐久性に問題があった。又、特願平9−47261
号は投入時や引揚げ時に仕掛けが絡む場合があると共に
釣をしている時にお祭りが発生し易い等の問題点があっ
た。
【0005】本発明は1個の浮子で多種の錘に対応で
き、小さくして嵩ばらずに浮子を収納処理出来ると共に
お祭りの発生が殆ど防止出来る復元性を有した釣用中通
し浮子を提供することを目的とする。
き、小さくして嵩ばらずに浮子を収納処理出来ると共に
お祭りの発生が殆ど防止出来る復元性を有した釣用中通
し浮子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり、復元性を有
する中空状の浮子本体には少なくとも、その上下部で且
つ同芯上に突出する開口部と、各開口部に貫通すると共
にその外周で浮子本体の内部が密閉可能な中通し浮子用
の浮子芯棒とから成る構造とする。尚、浮子本体の側面
に注水目盛を逆さに表示したり、浮子本体の形状を略円
球と成し、その大きさを所定重量の錘号数に対応したも
のとしても良く、且つ浮子芯棒の中心に釣糸が挿通され
る中心穴を穿設すると共に浮子芯棒の下端部に通し穴を
穿設したものとしても良い。又、本発明で言う復元性と
は浮子本体の形状が押し潰された際に、外力を除去すれ
ば自然に元の形状に戻ることを指す。更に本発明で言う
同芯上とは上下の開口部が同じ中心線上に設けられてい
ることを指す。
めに本発明は成されたものであり、つまり、復元性を有
する中空状の浮子本体には少なくとも、その上下部で且
つ同芯上に突出する開口部と、各開口部に貫通すると共
にその外周で浮子本体の内部が密閉可能な中通し浮子用
の浮子芯棒とから成る構造とする。尚、浮子本体の側面
に注水目盛を逆さに表示したり、浮子本体の形状を略円
球と成し、その大きさを所定重量の錘号数に対応したも
のとしても良く、且つ浮子芯棒の中心に釣糸が挿通され
る中心穴を穿設すると共に浮子芯棒の下端部に通し穴を
穿設したものとしても良い。又、本発明で言う復元性と
は浮子本体の形状が押し潰された際に、外力を除去すれ
ば自然に元の形状に戻ることを指す。更に本発明で言う
同芯上とは上下の開口部が同じ中心線上に設けられてい
ることを指す。
【0007】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の実施形態を
示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は復元
性を有する中空状の浮子本体であり、その上下部で且つ
同芯上に突出する同径の開口部(11),(12)が内部と
連通して設けられている。前記浮子本体(1)の形状は
略楕円体で且つ材質としてはプラスチックや硬質ゴムな
どを用いるが、これに限定されるものではない。又、こ
の浮子本体(1)を特に透明又は半透明にすると良く、
これは内部に入れる水の量が外からも分かるようにする
ためである。この時、浮子本体(1)が不透明なものを
用いる時には、内部に目安となる浮子棒などを入れ、そ
れを目安にして水の量を確認しても良い。尚、前記浮子
本体(1)の形状は略楕円体に限定されるものではな
く、例えば円球,円柱,ひょうたん形状などでも良い。
(2)は開口部(11),(12)に貫通すると共にその外
周で浮子本体(1)の内部が密閉可能な中通し浮子用の
浮子芯棒であり、該浮子芯棒(2)の中心には釣糸を挿
通するための中心穴(21)が穿設されている。又、前記
浮子芯棒(2)の材質としてプラスチックなどを用いる
と良い。尚、本発明の中通し浮子が、一般の浮子として
使用出来るように浮子芯棒(2)の下端部に通し穴(2
2)を穿設させても良いが、この時には浮子芯棒(2)
の下端が中心よりもずらした突部を設け、そこに通し穴
(22)を突設させても良い(図4参照)。更に前記中心
穴(21)は通し穴(22)から若干離して浮子芯棒(2)
の中心からずらしたものとしても良い。(3)は浮子本
体(1)の側面へ逆さに表示した注水目盛であり、該注
水目盛(3)は取付ける錘の号数に合わせた注水量が表
示されている。尚、浮子芯棒(2)を下方から挿入する
場合に合わせて、注水目盛(3)を従来品のように正常
位置で表示させたものとしても良い。(4)は浮子芯棒
(2)の外周に図5(a)のように表示した基準線であ
り、図5(b)のように基準線(4)として浮子芯棒
(2)の中央に溝を設けても良い。前記基準線(4)は
浮子本体(1)の内部に注水する際の位置決めの目安と
して使用するものである。
示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は復元
性を有する中空状の浮子本体であり、その上下部で且つ
同芯上に突出する同径の開口部(11),(12)が内部と
連通して設けられている。前記浮子本体(1)の形状は
略楕円体で且つ材質としてはプラスチックや硬質ゴムな
どを用いるが、これに限定されるものではない。又、こ
の浮子本体(1)を特に透明又は半透明にすると良く、
これは内部に入れる水の量が外からも分かるようにする
ためである。この時、浮子本体(1)が不透明なものを
用いる時には、内部に目安となる浮子棒などを入れ、そ
れを目安にして水の量を確認しても良い。尚、前記浮子
本体(1)の形状は略楕円体に限定されるものではな
く、例えば円球,円柱,ひょうたん形状などでも良い。
(2)は開口部(11),(12)に貫通すると共にその外
周で浮子本体(1)の内部が密閉可能な中通し浮子用の
浮子芯棒であり、該浮子芯棒(2)の中心には釣糸を挿
通するための中心穴(21)が穿設されている。又、前記
浮子芯棒(2)の材質としてプラスチックなどを用いる
と良い。尚、本発明の中通し浮子が、一般の浮子として
使用出来るように浮子芯棒(2)の下端部に通し穴(2
2)を穿設させても良いが、この時には浮子芯棒(2)
の下端が中心よりもずらした突部を設け、そこに通し穴
(22)を突設させても良い(図4参照)。更に前記中心
穴(21)は通し穴(22)から若干離して浮子芯棒(2)
の中心からずらしたものとしても良い。(3)は浮子本
体(1)の側面へ逆さに表示した注水目盛であり、該注
水目盛(3)は取付ける錘の号数に合わせた注水量が表
示されている。尚、浮子芯棒(2)を下方から挿入する
場合に合わせて、注水目盛(3)を従来品のように正常
位置で表示させたものとしても良い。(4)は浮子芯棒
(2)の外周に図5(a)のように表示した基準線であ
り、図5(b)のように基準線(4)として浮子芯棒
(2)の中央に溝を設けても良い。前記基準線(4)は
浮子本体(1)の内部に注水する際の位置決めの目安と
して使用するものである。
【0008】図3は本発明の別実施形態を示す図であ
り、これに基づいて説明する。(1)は復元性を有する
略円球で且つ中空状の浮子本体であり、その上下部で且
つ同芯上に突出する同径の開口部(11),(12)が内部
と連通して設けられている。前記浮子本体(1)の材質
としてはプラスチックや硬質ゴムなどを用いるが、これ
に限定されるものではない。又、この浮子本体(1)の
大きさは一般に小型であり、幾つか連ねて用いる。前記
浮子本体(1)は所定重量の錘号数に対応した大きさの
ものであり、且つ複数の種類のものを用意しておき、仕
掛けに応じて浮子本体(1)の個数や大きさを選択して
使用する。尚、この浮子本体(1)を1つに分離させて
使用出来るものとすると、水中浮子としての役目が果た
せるものとなる。(2)は各開口部(11),(12)に貫
通すると共にその外周で浮子本体(1)の内部が密閉可
能な中通し浮子用の浮子芯棒であり、該浮子芯棒(2)
の中心には釣糸が挿通されるための中心穴(21)が穿設
されている。又、前記浮子芯棒(2)の材質としてプラ
スチックなどを用いると良い。尚、注水目盛(3)は不
要であるが、浮子本体(1)の内部に水を充填させた時
に錘号数に対応する数字が表示されたものとしても良
い。また浮子本体(1)の内部に水を充填して使用する
ので、基準線(4)も不要である。
り、これに基づいて説明する。(1)は復元性を有する
略円球で且つ中空状の浮子本体であり、その上下部で且
つ同芯上に突出する同径の開口部(11),(12)が内部
と連通して設けられている。前記浮子本体(1)の材質
としてはプラスチックや硬質ゴムなどを用いるが、これ
に限定されるものではない。又、この浮子本体(1)の
大きさは一般に小型であり、幾つか連ねて用いる。前記
浮子本体(1)は所定重量の錘号数に対応した大きさの
ものであり、且つ複数の種類のものを用意しておき、仕
掛けに応じて浮子本体(1)の個数や大きさを選択して
使用する。尚、この浮子本体(1)を1つに分離させて
使用出来るものとすると、水中浮子としての役目が果た
せるものとなる。(2)は各開口部(11),(12)に貫
通すると共にその外周で浮子本体(1)の内部が密閉可
能な中通し浮子用の浮子芯棒であり、該浮子芯棒(2)
の中心には釣糸が挿通されるための中心穴(21)が穿設
されている。又、前記浮子芯棒(2)の材質としてプラ
スチックなどを用いると良い。尚、注水目盛(3)は不
要であるが、浮子本体(1)の内部に水を充填させた時
に錘号数に対応する数字が表示されたものとしても良
い。また浮子本体(1)の内部に水を充填して使用する
ので、基準線(4)も不要である。
【0009】次に本発明の使用方法について説明する。
予め釣糸を浮子芯棒(2)の中心穴(21)に挿通させる
と共に寄り戻しやフックなどの金具を用いて釣糸と所定
大きさの錘を取付けておく。先ず浮子芯棒(2)を開口
部(11)から浮子本体(1)内部に差込み、浮子芯棒
(2)の基準線(4)が開口部(11)の端に来た時点で
挿入を止める。その後、浮子本体(1)を逆さにしてそ
の内部に、使用す錘の大小に合わせた水量を注入すると
共に浮子芯棒(2)の先端を更に深く差込んで開口部
(12)の端から適宜に突出させれば、浮子本体(1)の
内部は密閉する。尚、この時の注水する目安としては、
下に取付ける錘の号数が大きい場合には、注入の水量を
少なくして浮力を増加させ、反対に錘が小さい場合に
は、注入する水量を多くして浮力を低下させれば良い。
予め釣糸を浮子芯棒(2)の中心穴(21)に挿通させる
と共に寄り戻しやフックなどの金具を用いて釣糸と所定
大きさの錘を取付けておく。先ず浮子芯棒(2)を開口
部(11)から浮子本体(1)内部に差込み、浮子芯棒
(2)の基準線(4)が開口部(11)の端に来た時点で
挿入を止める。その後、浮子本体(1)を逆さにしてそ
の内部に、使用す錘の大小に合わせた水量を注入すると
共に浮子芯棒(2)の先端を更に深く差込んで開口部
(12)の端から適宜に突出させれば、浮子本体(1)の
内部は密閉する。尚、この時の注水する目安としては、
下に取付ける錘の号数が大きい場合には、注入の水量を
少なくして浮力を増加させ、反対に錘が小さい場合に
は、注入する水量を多くして浮力を低下させれば良い。
【0010】釣条件に合った錘に対応する水が入れられ
た状態の浮子本体(1)を用意して釣を行う場合は、従
来通りの釣と同様に先ず初めに仕掛けを投入する。この
時、釣糸が浮子芯棒(2)の内部で移動が可能であるた
め、従来の如き仕掛けが浮子本体(1)に絡むことなく
目的の位置まで投入されるのである。また釣をしている
間に於いても、仕掛けが重なっても釣糸は浮子芯棒
(2)の内部で移動し、無理な力が加わらないので、お
祭りが発生しにくくなる。しかも本発明品を用いれば、
浮子本体(1)内部には錘に合った浮力が働くため、浮
子は非常に見易い位置が維持されて釣を行うことが出来
る。又、浮子本体(1)は従来の膨張するものよりも厚
手に形成出来るため、岩場で釣を行う場合、浮子本体
(1)が鋭角の岩などに当っても破損する恐れは殆どな
くなる。更に、錘に合った浮力が調整できるため、投げ
釣用から海岸釣用まで広範囲の用途に対応できるものと
なる。尚、本発明品を通し浮子としてだけではなく、普
通の浮子として使用したい場合には、図4に示すような
浮子芯棒(2)の下端部に通し穴(22)を穿設させたも
のを用い、その通し穴(22)を利用すれば良い。又、浮
子本体(1)に注水させてそれ自体の重量を増加させる
ことにより、飛ばし浮子としても使用出来るものとな
る。
た状態の浮子本体(1)を用意して釣を行う場合は、従
来通りの釣と同様に先ず初めに仕掛けを投入する。この
時、釣糸が浮子芯棒(2)の内部で移動が可能であるた
め、従来の如き仕掛けが浮子本体(1)に絡むことなく
目的の位置まで投入されるのである。また釣をしている
間に於いても、仕掛けが重なっても釣糸は浮子芯棒
(2)の内部で移動し、無理な力が加わらないので、お
祭りが発生しにくくなる。しかも本発明品を用いれば、
浮子本体(1)内部には錘に合った浮力が働くため、浮
子は非常に見易い位置が維持されて釣を行うことが出来
る。又、浮子本体(1)は従来の膨張するものよりも厚
手に形成出来るため、岩場で釣を行う場合、浮子本体
(1)が鋭角の岩などに当っても破損する恐れは殆どな
くなる。更に、錘に合った浮力が調整できるため、投げ
釣用から海岸釣用まで広範囲の用途に対応できるものと
なる。尚、本発明品を通し浮子としてだけではなく、普
通の浮子として使用したい場合には、図4に示すような
浮子芯棒(2)の下端部に通し穴(22)を穿設させたも
のを用い、その通し穴(22)を利用すれば良い。又、浮
子本体(1)に注水させてそれ自体の重量を増加させる
ことにより、飛ばし浮子としても使用出来るものとな
る。
【0011】釣を終えて仕掛けを引揚げる場合は、通し
浮子であるため、リ−ルを巻いて仕掛けを引き寄せる際
であっても仕掛けの絡みが解消できるものとなる。その
後、浮子芯棒(2)を外して浮子本体(1)の内部から
水を出す。そして収納する際には、浮子本体(1)を押
し潰して小さくすると共に更に浮子本体(1)を上下方
向にも折畳むことが可能であるため、嵩ばらず持ち運び
に便利なものとなるのである。
浮子であるため、リ−ルを巻いて仕掛けを引き寄せる際
であっても仕掛けの絡みが解消できるものとなる。その
後、浮子芯棒(2)を外して浮子本体(1)の内部から
水を出す。そして収納する際には、浮子本体(1)を押
し潰して小さくすると共に更に浮子本体(1)を上下方
向にも折畳むことが可能であるため、嵩ばらず持ち運び
に便利なものとなるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
り、下記に記載する効果を有する。
【0013】請求項1のように復元性を有する中空状の
浮子本体(1)に開口部(11),(12)を設け、開口部
(11),(12)に中通し浮子用の浮子芯棒(2)を貫通
させて取付けることにより、本発明品は中通し浮子とな
り、仕掛けの絡みやお祭りが発生しにくいものとなる。
また浮子本体(1)内部へ錘に合った水を入れること
で、浮子本体(1)は非常に見易い位置が維持された状
態で釣を行うことが出来るものとなり、且つ浮子本体
(1)は厚手に形成出来るため、岩場で釣を行う場合、
浮子本体(1)が鋭角の岩などに当っても破損する恐れ
は殆どなく、耐久性が高くなる。更に錘に合った浮力が
調整出来ると共に浮子本体(1)自体の重量が増すた
め、遠投げなどの投げ釣用から海岸釣用まで広範囲の用
途に対応できるものとなる。しかも収納する際に浮子本
体(1)を押し潰し且つ上下方向に折畳めば、嵩ばらず
コンパクトに収納することが出来るので、本発明の浮子
は軽量で小型化したものとなり、持ち運びに便利なもの
となる。又、本発明品は部品点数が少なくなると共に1
個の浮子で多種の錘に対応できるものとなる。
浮子本体(1)に開口部(11),(12)を設け、開口部
(11),(12)に中通し浮子用の浮子芯棒(2)を貫通
させて取付けることにより、本発明品は中通し浮子とな
り、仕掛けの絡みやお祭りが発生しにくいものとなる。
また浮子本体(1)内部へ錘に合った水を入れること
で、浮子本体(1)は非常に見易い位置が維持された状
態で釣を行うことが出来るものとなり、且つ浮子本体
(1)は厚手に形成出来るため、岩場で釣を行う場合、
浮子本体(1)が鋭角の岩などに当っても破損する恐れ
は殆どなく、耐久性が高くなる。更に錘に合った浮力が
調整出来ると共に浮子本体(1)自体の重量が増すた
め、遠投げなどの投げ釣用から海岸釣用まで広範囲の用
途に対応できるものとなる。しかも収納する際に浮子本
体(1)を押し潰し且つ上下方向に折畳めば、嵩ばらず
コンパクトに収納することが出来るので、本発明の浮子
は軽量で小型化したものとなり、持ち運びに便利なもの
となる。又、本発明品は部品点数が少なくなると共に1
個の浮子で多種の錘に対応できるものとなる。
【0014】請求項2のように浮子本体(1)の側面へ
逆さに注水目盛(3)を表示することで、浮子本体
(1)の内部に水を入れる際、浮子本体(1)を逆さに
させて注水しても、誰でも簡単に浮子に適した浮力を調
整することが可能となる。
逆さに注水目盛(3)を表示することで、浮子本体
(1)の内部に水を入れる際、浮子本体(1)を逆さに
させて注水しても、誰でも簡単に浮子に適した浮力を調
整することが可能となる。
【0015】請求項3に示すように浮子本体(1)の形
状を略円球とし、所定重量の錘号数に対応した大きさと
することにより、注水目盛(3)や基準線(4)が不要
で、浮子本体(1)の内部に水を充填させて錘号数に対
応させると共に仕掛けに応じてその個数や大きさを容易
に選択して使用することができ、且つこの浮子本体
(1)を1つに分離させて使用すれば水中浮子としての
役目が果たせるものとなる。
状を略円球とし、所定重量の錘号数に対応した大きさと
することにより、注水目盛(3)や基準線(4)が不要
で、浮子本体(1)の内部に水を充填させて錘号数に対
応させると共に仕掛けに応じてその個数や大きさを容易
に選択して使用することができ、且つこの浮子本体
(1)を1つに分離させて使用すれば水中浮子としての
役目が果たせるものとなる。
【0016】請求項4に示すように浮子芯棒(2)の中
心に釣糸が挿通される中心穴(21)を穿設すると共に浮
子芯棒(2)の下端部に通し穴(22)を穿設することに
より、中通し浮子と一般の浮子との使い分けが可能とな
るため、投げ釣用から海岸釣用までより一層広範囲の用
途に対応できるものとなる。
心に釣糸が挿通される中心穴(21)を穿設すると共に浮
子芯棒(2)の下端部に通し穴(22)を穿設することに
より、中通し浮子と一般の浮子との使い分けが可能とな
るため、投げ釣用から海岸釣用までより一層広範囲の用
途に対応できるものとなる。
【0017】請求項5のように浮子芯棒(2)の外周へ
基準線(4)を設けることにより、浮子本体(1)の内
部に注水する際の位置決めが容易となり、浮子本体
(1)の内部に注水する量が安定する。
基準線(4)を設けることにより、浮子本体(1)の内
部に注水する際の位置決めが容易となり、浮子本体
(1)の内部に注水する量が安定する。
【0018】請求項6のように基準線(4)として浮子
芯棒(2)の中央に溝を設けることにより、浮子芯棒
(2)が取付けられた際、その溝は浮子本体(1)の内
部に隠れて見えなくなるので、基準線(4)を目立つよ
うに設けても使用時の見た目は悪化することがない。ま
た注水する量が安定するものとなる。
芯棒(2)の中央に溝を設けることにより、浮子芯棒
(2)が取付けられた際、その溝は浮子本体(1)の内
部に隠れて見えなくなるので、基準線(4)を目立つよ
うに設けても使用時の見た目は悪化することがない。ま
た注水する量が安定するものとなる。
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の拡大縦断面図である。
【図3】本発明の別実施形態を示す断面図である。
【図4】本実施形態で使用する別の浮子芯棒の要部を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】本実施形態の浮子芯棒に基準線が設けられた状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
1 浮子本体 11,12 開口部 2 浮子芯棒 21 中心穴 22 通し穴 3 注水目盛 4 基準線
Claims (6)
- 【請求項1】 復元性を有する中空状の浮子本体(1)
には少なくとも、その上下部で且つ同芯上に突出する開
口部(11),(12)と、該開口部(11),(12)に貫通す
ると共にその外周で前記浮子本体(1)の内部が密閉可
能な中通し浮子用の浮子芯棒(2)とから構成したこと
を特徴とする復元性を有した釣用中通し浮子。 - 【請求項2】 前記浮子本体(1)の側面には、注水目
盛(3)が逆さに表示された請求項1記載の復元性を有
した釣用中通し浮子。 - 【請求項3】 前記浮子本体(1)の形状が略円球であ
り、所定重量の錘号数に対応した大きさである請求項1
記載の復元性を有した釣用中通し浮子。 - 【請求項4】 前記浮子芯棒(2)の中心に釣糸が挿通
される中心穴(21)を穿設すると共に前記浮子芯棒
(2)の下端部に通し穴(22)を穿設した請求項1記載
の復元性を有した釣用中通し浮子。 - 【請求項5】 前記浮子芯棒(2)の外周に、前記浮子
本体(1)の内部に注水する際の位置決め用の基準線
(4)を設けた請求項1又は4記載の復元性を有した釣
用中通し浮子。 - 【請求項6】 前記基準線(4)が、前記浮子芯棒
(2)の中央に設けた溝である請求項5記載の復元性を
有した釣用中通し浮子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10199778A JP2000014295A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 復元性を有した釣用中通し浮子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10199778A JP2000014295A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 復元性を有した釣用中通し浮子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014295A true JP2000014295A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16413463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10199778A Pending JP2000014295A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 復元性を有した釣用中通し浮子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000014295A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU756476B1 (en) * | 2002-02-27 | 2003-01-16 | Lance Lewis Ryder | A fishing accessory that can be a float or a sinker |
US6836997B2 (en) * | 2002-07-31 | 2005-01-04 | John F. Cramsey | Adjustable buoyancy floating fish lure |
US20100037510A1 (en) * | 2008-08-18 | 2010-02-18 | Nahoom Dan | Float device |
US20110099884A1 (en) * | 2009-08-12 | 2011-05-05 | Robinson Cory V | Adjustable fishing float |
JP2011229527A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Tadayuki Kimura | 釣り用浮子 |
KR101354246B1 (ko) * | 2012-02-06 | 2014-01-23 | 김광섭 | 전유동 채비용 어신찌 |
CN110476909A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-11-22 | 钟冠群 | 空心标身及其组合浮标 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10199778A patent/JP2000014295A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011229527A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Tadayuki Kimura | 釣り用浮子 |
KR101354246B1 (ko) * | 2012-02-06 | 2014-01-23 | 김광섭 | 전유동 채비용 어신찌 |
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