江西町 (愛西市)
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江西町 | |
---|---|
愛西市役所八開庁舎(旧八開村役場) | |
北緯35度13分14.0秒 東経136度41分37.0秒 / 北緯35.220556度 東経136.693611度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 愛西市 |
地区 | 八開地区 |
町名制定 | 2005年(平成17年)4月1日 |
面積 | |
• 合計 | 0.755989858 km2 |
人口 | |
• 合計 | 337人 |
• 密度 | 450人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
496-8044[3] |
市外局番 | 0567(津島MA)[4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
江西町(えにしちょう)は、愛知県愛西市にある地名。字が9ある。
地理
[編集]旧八開村域西部に位置する。東は鵜多須町・二子町、西は給父町、南は元赤目町・立石町・高畑町、北は藤ケ瀬町に接する。
字一覧
[編集](配列は五十音順・読みはYahoo!地図による[5])
- 池端(いけばた)
- 江東(えひがし)
- 大縄場(おおなわば)
- 街道西(かいどうにし)
- 川原(かわはら)
- 寺北(てらきた)
- 寺南(てらみなみ)
- 宮西(みやにし)
- 宮東(みやひがし)
河川
[編集]歴史
[編集]町名の由来
[編集]江は佐屋川で、その西側に位置していたことに由来するとみられている[6]。
沿革
[編集]- 江戸時代 - 尾張国海西郡の尾張藩領鵜多須代官所の江西村として所在[6]。
- 1650年(慶安3年) - この年の水害により砂地となったという[6]。
- 1748年(延享5年) - 人馬継所が設置される[6]。
- 1889年(明治22年) - 八輪村大字江西となる[6]。
- 1906年(明治39年) - 八開村大字江西となる[6]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 愛西市江西町となる。
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
江西町 | 126世帯 | 337人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
2010年(平成22年) | 206人 | [7] | |
2015年(平成27年) | 216人 | [8] |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 愛西市立八輪小学校 | 愛西市立八開中学校 |
交通
[編集]バス
[編集]停留所名 ルート 77 八開庁舎 八開 78 八開総合福祉センター 八開
道路
[編集]施設
[編集]- 白百合保育園
- 愛西市八開中部処理場
- 東邦液化ガス八開充てん所
- 愛西市消防団八開第3分団倉庫
- JAあいち海部八開支店
- 愛西市立八開中学校
- 愛西市役所八開庁舎
- 愛西市八開農業管理センター
- 愛西市八開郷土資料室
- 愛西市社会福祉協議会本所
- 愛西市国民健康保険八開診療所
- 愛西市八開浄水場
- 神明社
- 真宗大谷派水精山立田坊西導寺
- 字寺北102-1に所在する[13]。本尊は阿弥陀如来[14]。美濃国中島郡大須村(現羽島市寺町)に1352年(文和元年)黒田左衛門尉為安入道により真言宗の寺院として建立されたというが、その後海西郡川北村に移転[14][13]。さらに僧教順が浄土真宗に改宗の上、西林寺(せいりんじ)と名を改め興善寺に所属[13]、名古屋に移った[14]。敬誓の時[13]に真宗大谷派直参となる[14]。西源の代の寛文年間に江西村に移り、誓元が1713年(正徳3年)小幡村済度寺と合併し、山号を川北村山王社のご神体の水晶にちなみ水精山立田坊とし、寺号を西導寺に復した[13]。江西村出身の政治家石原永明の菩提寺であり、石原が晩年の1960年(昭和35年)、当時の住職矢留道雄に私財3000万円を託した[15]。1961年(昭和36年)4月八開村の人材育成を目的とし、奨学金や学校図書への助成等を行う財団法人(現一般財団法人)西導寺貞徳会を、同年6月老人ホーム明範荘を運営する社会福祉法人貞徳会を設立した[16]。
- 明範荘
ギャラリー
[編集]-
八開村道路元標(市役所八開庁舎前に所在)
-
愛西市立八開中学校
-
愛知県道126号給父西枇杷島線
-
愛西市国民健康保険八開診療所
-
愛西市社会福祉協議会本所
-
愛西市巡回バス「八開総合福祉センター」停留所
-
愛西市八開郷土資料室
-
愛西市八開浄水場
-
八開西部改良区 土地改良碑(神明社内に所在)
-
神明社鳥居
-
神明社本殿
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ “愛知県愛西市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月14日閲覧。
- ^ a b “人口・世帯数(八開地区)” (PDF). 愛西市 (2019年5月1日). 2019年5月14日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月13日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月13日閲覧。
- ^ Yahoo!地図 愛西市江西町2013年9月15日閲覧。
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 245.
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “小・中学校”. 愛西市. 2019年5月14日閲覧。
- ^ 愛西市. “愛西市巡回バス”. 2024年4月9日閲覧。
- ^ a b c “平成25年度水道水質検査計画書(愛西市公式サイト)”. 2013年10月21日閲覧。
- ^ a b c d e 愛知県神社庁『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、1992年8月、374頁。
- ^ a b c d e 八開村史編さん委員会 2000, p. 760.
- ^ a b c d 有限会社平凡社地方資料センター 1981, p. 472.
- ^ 八開村史編さん委員会 2000, p. 779.
- ^ 八開村史編さん委員会 2000, p. 780.
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月8日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 八開村史編さん委員会 編『八開村史 通史編』八開村、2000年。
- 愛知県神社庁 編『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、1992年。
関連項目
[編集]- 石原永明 - 海西郡江西村出身の政治家
- 江西町 (曖昧さ回避)
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、江西町 (愛西市)に関するカテゴリがあります。
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