今、世界中で起こっている気候変動や生き物の変化は、地球温暖化が関係していると言われています。 企業にとって、社会的な責任を果たすため、温室効果ガス(CO2)削減の取り組み「環境経営」は最重要課題です。 現在、日本は主要な資源の大半を輸入に頼っています。世界的にみても、大量の資源が廃棄されています。エネルギーを大切に使う「低炭素化社会の実現」、「資源の再利用」は地球規模の大きなテーマになっています。 日本では、2000年5月に「循環型社会形成推進基本法」が制定され、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄社会を変えて、循環を基本にした循環型社会を目指すと宣言されています。 2001年4月に施行された「資源有効利用促進法」は、こうした背景から制定されました。 この法律の中で、小型充電式電池の電池メーカーと小型充電式電池を使用する機器メーカーおよびそれらの輸入事業者に、小型充電式電池の回収・再資源化が義務づけられました。 私たちの身の周りのあらゆる生活場面で活躍している小型充電式電池。小型充電式電池に使われている金属はニッケル、カドミウム、コバルトなどといった希少資源です。 JBRCはこうした資源を大切に使うことを提案し、小型充電式電池のリサイクル活動を推進しています。