世界のデータ傾向
2008年から2024年までのGBIFネットワーク上でのデータ利用性の傾向
オカレンスレコードの件数
これらのグラフは利用可能な種のオカレンスレコードの経年変化を示しています。
界のレコード件数
界で分類されたデータのレコード件数です。「不明」は利用可能な分類群チェックリストに紐付けができない分類学的情報を持ったレコードを含みます。
動物のレコード
レコードの分類に基づく動物のレコードの数。「不明」は、レコードまたはレコードの分類が定義にないか、レコードの分類の値が認識されないレコード数。
植物のレコード
レコードの分類に基づく植物のレコードの数。「不明」は、レコードまたはレコードの分類が定義にないか、レコードの分類の値が認識されないレコード数。
種数
これらの図表は、オカレンスレコードが存在する種の数の変化を示しています。
用語の定義
種数は、GBIF がデータ レコードをもち、カタログ・オブ・ライフなどの主要なデータセットに記録されたシノニムなどを可能な限り用いて整理された学名に基づいています。多くの名前がこれらのデータセットにはまだ含まれていないため、一部の学名は異名関係が認識されず、有効な種名として与えられていません。したがって、これらのカウント数は真の種数ではなく、種の多様性の指標としてのみ用いることが可能です。すべてのデータの処理には、GBIFが共通に用いているGBIFバックボーンタクソノミーの最新版を用いており、時間を経ての結果の比較が現実的です。
界ごとの種数
オカレンスレコードが存在する種の数を界ごとに分類したもの。
標本を伴った種の数
標本を伴った種の数
観察に基づく種数
観察記録を伴った種の数
時間と季節性
これらのチャートは、レコード数の変化を通日(day of year)に対して示したもの。より最近の年あるいは特定の季節におけるバイアスの存在がみてとれます。およそ3年毎の変化を捉えるため、スナップショットが提供されています。
用語の定義
種数は、GBIF がデータ レコードをもっており、カタログ・オブ・ライフなどの主要なデータセットに記録されたシノニムなどを可能な限り用いて整理された学名に基づいています。これらのデータセットにはまだ多くの名前が含まれていないため、一部の学名は異名関係が認識されず、有効な種名となっていません。したがって、これらのカウントは真の種数ではなく、種の多様性の指標としてのみ用いることが可能です。すべてのデータの処理には、GBIFが共通に用いているGBIFバックボーンタクソノミーの最新版を用いており、時間を経ると異なる結果が得られます。
確認した年によるレコード数
1950年以来利用できるオカレンスレコード数の変化
確認した年ごとのレコード数
1950年以来の各年で利用できる種数(上を参照)
通日ごとのレコード数
毎年の通日ごとのオカレンスレコード数
通日ごとの種数
各年の通日ごとに利用できる種数(上を参照)
注記
これらのチャートは、データ取得におけるバイアス(季節や祝日など)あるいはデータ管理における潜在的な問題(年各や各月の最初または最後の日のレコード数における不均衡なレコード数など)を示す場合があります。このような問題はデータ処理のさまざまな段階で発生することがあり、さらに調査を必要とします。
完全性と精度
これらのグラフは、使用可能なレコードの完全性(下記参照)と、時間、地理的情報および分類に関するこれらのレコードの精度の変化を示しています。
用語の定義
ここで完全なレコードというのは、少なくとも種レベルが同定され、有効な経緯度、完全な確認日、オカレンスの根拠(観察、標本など)が与えられているものを指します。
完全性
これらのグラフは、上記の定義に従った完全なレコードの数の変化を示しています。別のグラフは、標本および観測記録のそれぞれに対して同じ情報を表示しています。その後にあるグラフは、完全なレコードの数に影響を与える要素を示しています。
全レコード
標本数
観察記録数
分類学的精度
これらのグラフは、少なくとも種レベルが同定されたレコード数の変化を示しています。種内分類群が同定されたレコード数あるいは属までの同定がなされたレコード数も示しました。
全レコード
標本数
観察記録数
地理情報における精度
これらのグラフは、経緯度情報をもった使用可能なレコード数の変化を示しています。有効な経緯度情報がないレコードについては、これらのグラフでは、記録された国が明らかな場合のみレコード数を示してあります。
全レコード
標本数
観察記録数
時間的精度
これらのグラフは、完全な年月日をもった使用可能なレコード数の変化を示しています。月あるいは年のみが記録されたレコードについても示してあります。
全レコード
標本数
観察記録数
記録された種の地理的範囲
これらの図表は利用可能なオカレンスレコードにおける種数の変化、ならびに各種について異なる空間スケール毎のレコードの地理的範囲を示しています。各図表において、オカレンスレコードが利用可能となる与えられたスケール毎のセル数によって種が分類されています。セル数が多いと該当種のデータ網羅率が高いことを示します。ただし狭いエリアで見られる種もいるため、セル数が少ないからと言って必ずしもデータの欠落を意味するわけではありません。
1.0度
0.5度
0.1度
原産国とのデータシェアリング
この図表ではGBIF上で出版したレコード数の総数を表示しています。種が存在した国からのレコードと、他国の出版者によって公開されたレコードについて色分けして表示しています。