WO2004088961A1

WO2004088961A1 - 携帯電話機および待ち受け画像表示方法

Info

Publication number: WO2004088961A1
Application number: PCT/JP2004/003837
Authority: WO
Inventors: Takanobu Hisamitsu; Kenji Kiyota
Original assignee: Sanyo Electric Co. Ltd.; Sanyo Telecommunications Co. Ltd.
Priority date: 2003-03-28
Filing date: 2004-03-22
Publication date: 2004-10-14

Abstract

　切り替え指示部１０１は、タイマー１００から通知を受けると、位置情報取得部１０２に指示を送る。位置情報取得部１０２は、指示を受け付けると、ＧＰＳにて携帯電話機１の現在位置を取得する。待ち受け画像検索部１０３は、距離算出部１０４に、待ち受け画像記憶部１０５が記憶する待ち受け画像に関連付けられた位置と、前記現在位置との間の距離を算出させ、当該距離がもっとも小さい待ち受け画像を特定する。待ち受け画像表示部１０６は、待ち受け画像検索部１０３が特定した待ち受け画像を液晶ディスプレイパネル１０７に表示させる。

Description

明細書携帯電話機および待ち受け画像表示方法技術分野本発明は携帯電話機に関し、特に、携帯電話機にて待ち受け画像を表示する方法の改善に関する。背: 近年、携帯電話機が急速に普及し、今や誰もが使う国民的な電器となっている。そして、携帯電話機を使用しない場合には待ち受け画像を表示させることが一種のフ 7 ッシヨンとなっている。しかし、このファッションには技術的側面の^ "が極めて大きく、より魅力的な待ち受け画像表示機能を搭載できるか否かによって、携帯電話機の売上が左右されるほどである。このため、待ち受け画像表示に関する様々な技術開発が進められている。

例えば、同じ待ち受け画像を表示し続けるとユーザが飽きてしまうので、表示させる待ち受け画像の選択を、乱数を用いて行うといった技術が開発されている（特開 2 0 0 0— 3Ό 8 0 3 2号公報を参照。）。また、例えば、携帯電話機を起動するたびに異なる待ち受け画像を表示させるといった技術も開発されている。発明の開示しかしながら、携帯電話機に記録されている画像を待ち受け画像として、何の脈絡もなく無闇に ¾ ^させたところで、最初は多少目を引くかもしれないが、ユーザにとって面白みが少ないため、すぐに印象が薄れて飽きがきてしまう、という問題がある。本発明は、上記のような問題に鑑みて為されたものであつて、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を録する携帯電話機、および、飽きのこない待ち受け画像を携帯電話機に表示させる待ち受け画像表示方法を^ Wすることを目的とする。

上記目的を達成するため、本発明に係る携帯電話機は、画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶手段と、自己の現在位置を特定する現在位置特定手段と、 tin己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、嫌己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を評価する関連性謝面手段と、 it己画像データ記憶手段にて記憶されている位置'!^のうち、 itrt己関連性評価手段にて算出される関連性がもつとも高い位置情報に関連付けられている画像データを特定する画像デ一夕特定手段と、 mt己画像データ特定手段にて特定された画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画像表示手段とを備えることを■とする。

このようにすれば、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示する携帯電話機を «することができる。

また、本発明に係る携帯電話機は、読関連性評価手段は、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、 rt己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の距離を算出し、髓己画像データ特定手段は、編己関連性評価手段にて算出される距離がもつとも小さいときに、関連性がもつとも高いと判することを^:とする。また、本発明に係る携帯電話機は、編己関連性評価手段は、搬己画像データ記憶手段にて記憶されている位置 ft と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによって関連性を評価し、編己画像データ特定手段は、 tuiS 画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致すると編己関連性評価手段にて判定したときに、関連性がもっとも高いと判定することをとする。

なお、ここで、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在置とが合致するとは、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報が当,帯電話機が通信するための局エリァを示し、 tin己位置特定手段が当纖帯電話機が現在存在している舰局ェリァを現在位置として特定する場合に、これら 2つの »局エリアが一 ¾ "ることを言う。

また、本発明に係る携帯電話機は、撮像によって画像データを生成する撮像手段を備え、編己画像データ記憶手段は、編己撮像手段にて生成された画像データと、当該画像データが生成されたときに it己現在位置特定手段にて特定された現在位置とを、関連付けて記'億することを «とする。また、本発明に係る携帯電話機は、携帯電話機の起動時において、 it己現在位置特定手段に、自己の現在位置を特定させ、嫌己関連性評価手段に、鶴己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置との Γ曰の関連†生を評価させ、 it己画像データ特定手段に、 it己画像データ記' I意手段にて記憶されている位置'瞎艮のうち、 lift己関連性評価手段にて算出される関連性がもっとも高い位置情報に関連付けられている画像データを特定させ、 it己待ち受け画像^手段に、觀己画像データ特定手段にて特定された画像データを表示させる初期画像表示手段を備えることをとする。 '

また、本発明に係る携帯電話機は、所定の時間を^ する毎に、 fit己現在位置特定手段に、自己の現在位置を特定させ、 tin己関連性讀手段に、編己画像データ記憶手段にて記億されている位置'瞎艮に係る位置と、謂己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を評価させ、編己画像データ特定手段に、爾己画像データ記憶手段にて記憶されている位置'! f#のうち、編己関連性讓手段にて算出される関連性がもつとも高^、位置情報に関連付けられている画像デー夕を特定させ、 it己待ち受け画 t¾示手段に、編己画像データ特定手段にて特定された画像データを表示させる画 it¾示更新手段を備えることを^:とする。

また、本発明に係る携帯電話機は、編己戸； f¾の時間が、予め設定された時間長であることを « [とする。

また、本発明に係る携帯電話機は、編己 m¾の時間が、乱数によってされることをとする。

また、本発明に係る携帯電話機は、編己待ち受け画像表示手段は、編己画像データ特定手段にて特定された画像データを表示する際に、併せて、 it己関連性評価手段にて算出した距離を表示することを i ^とする。 .

また、本発明に係る携帯電話機は、編己現在位置特定手段にて特定した自己の現在位置から、 it己待ち受け画像手段にて表示している画像データに関連付けて、編己デ一夕記憶手段が記憶している位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定手段と、 if己方向特定手段にて特定された方向を表示する方向表示手段とを備えることをとする。

また、本発明に係る携帯電話機は、携帯電話機に接続された外部記憶装置から、画像データを取得して、編己画像データ記憶手段に記憶させる外部記続手段を備えることを ·とする。

また、本発明に係る携帯電話機は、編己外部記隱続手段は、 it己外部記憶装置から画像データを取得する際に、併せて、当該画像データに関連付けられた位置情報を取得して、編己画像データ記憶手段に記憶させることを纖とする。

また、本発明に係る携帯電話機は、編己外部記憶装置は、電気通信回線を介して、携帯電話機に接続されていることを ¾とする。

また、本発明に係る携帯電話機は、編己外部記憶装置は、画像データを搬するサーノ装置であることをとする。

また、本発明に係る携帯電話機は、画像データと位置情報とを関連付けて記慮する画像データ記慮手段と、 tin己画像データ記憶手段にて記憶されている画像データの指定を受け付ける画像データ指定手段と、自己の現在位置を特定する現在位置特定手段と、前記画像データ指定手段にて指定を受け付けた画像データに関連付けて、前記データ記憶手段が記憶している位置情報が表わす位置と、編 s現在位置特定手段にて特定した現在 '位置との間の距離を算出する距離算出手段と、編己現在位置特定手段にて特定した自己の現在位置から、 tin己画像データ指定手段にて指定を受け付けた画像データに関連付けて、 tin己データ記憶手段が記憶している位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定手段と、前記画像データ指定手段にて指定を受け付けた画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画像手段と編己距離算出手段にて算出された距離を表示する距離表示手段と、 rt己方向特定手段にて特定された方向を表示する方向表示手段とを備えることをとする。

また、上記目的を達成するため、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶ステップと、自己の現在位置を特定する現在位置特定ステツプと、， tin己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報に係る位置と、 it己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の関連性を評価する関連性評価ステップと、編己画像データ記億ステップにて記憶した位置'購反のうち、前記関連性 i面ステップにて関連性がもっとも高いと評価される位置情報に関連付けられている画像データを特定する画像データ特定ステツプと、 lift己画像データ特定ステツプにて特定された画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画像表示ステツプとを含むことを «とする。

このようにすれば、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を携帯電話機に表示させる待ち受け画像表示方法を»することができる。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、編己関連性諮面ステップは、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報に係る位置と、 lift己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置との間の距離を算出し、 rt己画像データ特定ステップは、関連性評価ステップにて算出される距離がもっとも小さいときに、関連性がもっとも高いと判定することをとする。.

また、本発明に係る待ち受け画鎖示方法は、謂己関連性評価ステップは、編己画像データ記憶手段にて記憶した位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによって編己関連性を評価し、爾己画像デ一夕特定ステップは、前記画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報と、 it己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置とが合致すると tin己関連†生評価ステツプにて判定したときに、関連性がもっとも高いと判定することを體とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、撮像によって画像データを生成する撮像ステップを含み、 mi己画像データ記憶ステップは、編己撮像ステップにて生成された画像デ一タと、当該画像データが生成されたときに IUt己現在位置特定ステップにて特定された現在位置とを、関連付けて記憶することをとする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、起動時において、編己現在位置特定ステツプに、自己の現在位置を特定させ、鍵己関連性評価ステップに、前記画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報に係る位置と、編己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の関連性を評価させ、編己画像データ特定ステップに、艦己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報のうち、 tin己関連性評価ステツプにて関連性がもつとも高いと評価される位置情報に連付けられている画像データを特定させ、 iff己待ち受け画像表示ステップに、 t己画像データ特定ステップにて特定された画像データを表示させる初期画像表示ステツプを含むことを■とする。

· また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、職の時間を ®する毎に、編己現在位置特定ステップに、自己の現在位置を特定させ、編己関連性評価ステップに、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報に係る位置と、 if己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置との間の関連性を評価させ、爾己画像データ特定ステップに、前記画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報のうち、 ΙΪΙ己関連性面ステップにて関連性がもつとも高いと評価される位置情報に関連付けられている画像データを特定させ、 tin己待ち受け画像表示ステップに、髓己画像データ特定ステップにて特定された画像データを表示させる画像表示更新ステツプを含むことを ¾とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、 rt己所定の時間は、予め設定された時間長であることをとする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、編己 m¾の時間は、乱数によってされることをとする。 .

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、編己待ち受け画像表示ステップは、前記画像データ特定ステップにて特定された画像データを表示する際に、併せて、編己関連性評価ステツプにて算出した距難を表示することを■とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、前記現在位置特定ステップにて特定した自己の現在位置から、 itrt己待ち受け画像表示ステップにて表示している画像デ一タに関連付けて、 tin己データ記'噫ステツプが記憶している位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定ステップと、前記方向特定ステツプにて特定された方向を表示する方向表示ステツプとを含むことをとする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、外部記憶装置から、画像データを取得して、 rt己画像データ記憶ステップに記憶させる外部記 1«続ステップを含むことを特徴とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、編己外部記'驗続ステップは、 ΙίΙΙΒ^ 部記憶装置から画像データを取得する際に、併せて、当該画像データに関連付けられた位置情報を取得して、 fit己画像データ記憶ステップに記憶させることを @とする。また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶ステップと、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した画像デ一夕の指定を受け付ける画像ータ指定ステツプと、自己の現在位置を特定する現在位置特定ステツプと、前記画像デー夕指定ステツプにて指定を受け付けた画像デ一夕に関連付けて、編己データ記慮ステップにて記憶した位置情報が表わす位置と、 it己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置との間の距離を算出する距離算出ステツプと、前記現在位置特定ステップにて特定した自己の現在位置から、 itrt己画像デ一タ指定ステップにて指定を受け付けた画像データに関連付けて、 rt己データ記慮ステツプにて記憶した位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定ステツプと、 tin己画像データ指定ステツプにて指定を受け付けた画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画像表示ステツプと編己距離算出ステツプにて算出された距離をする距示ステップと、 it己方向特定ステツプにて特定された方向を表示する方向ステップとを備えることを ®とする。

以上説明したように、本発明によれば、携帯電話機に複数の待ち受け画像データを記憶させ、記憶した複数の待ち受け画像データの中から携帯電話機の現在位置にもっとも関連の深 Vヽ待ち受け画像データを ¾ ^するので、ユーザにとってより有意義な、従つて、飽きのこない待ち受け画像を表示する携帯電話機、および、飽きのこない待ち受け画像を携帯電話機にさせる待ち受け画像表示方法を ϋ#することができる。

したがって、例えば、本発明に係る携帯電話機のユーザは、待ち受け画像を見ることによって、それを膨したときの思い出を振り返ることができる。また、本発明を実施するにあたって、ユーザは待ち受け画像を自ら整理する必要が無いので、整理されていない多くの待ち受け画像を、何らの手間もかけることなく、有意義に楽しむことができる。

また、本発明に係る携帯電話機は、画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶手段と、自己の現在位置を特定する現在位置特定手段と、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を評価する関連性評価手段と、前記画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報のうち、編己関連性評価手段にて算出される関連性が所定の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データを特定する画像データ特定手段と、編己画像データ特定手段にて、編己関連性が所定の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが特定されなかつた場合に、の画像デ一タを待ち受け画像として表示する第 6の待ち受け画錄示手段と、 it己画像データ特定手段にて、編己関連性が m¾の水準よりも高、位置情報に関連付けられている画像データが複数特定された場合に、特定された画像データのいずれかを待ち受け画像として表示する第 7の待ち受け画 it¾示手段とを備えることを■とする。

このようにすれば、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示する携帯電話機を ϋ ^することができる。 .

また、本発明に係る携帯電話機は、編己関連性評価手段は、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、 Ιίίΐ己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の距離を算出し、 rt己画像データ特定手段は、編己関連性評価手段にて算出される距離が小さいほど、関連性が高いと判定することを纖とする。

また、本発明に係る携帯電話機は、搬己関連性細手段は、 it己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、嫌己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによつて編己関連性を評価し、鶴己画像データ特定手段は、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致すると編己関連性評価手段にて判定した場合に、関連性が高いと判定するこどを纖とする。

なお、ここで、編己画像データ記憶手段にて記慮されている位置情報と、 it己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するとは、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報が当帯電話機が通信するための s¾局ェリァを示し、編己位置特定手段が当該携帯電話機が現在存在している局ェリァを現在位置として特定する場合に、これら 2つの δ¾局エリアが一致することを言う。

また、本発明に係る携帯電話機は、第 7の待ち受け画像表示手段は、編己関連性がもつとも高い位置 If 艮に関連付けられている画像データを待ち受け画像として表示することをとする。 '

また、本発明に係る携帯電話機は、編己画像データ記憶手段は、更に、時間情報を関連付けて記憶し、第 7の待ち受け画像表示手段は、関連付けられている時間情報がもつとも新しい時間を示す画像データを待ち受け画像として表示することを ¾とする。また、本発明に係る携帯電話機は、第⁷の待ち受け画像表示手段は、蘭己関連性が所定の水準よりも高くなった時刻がもつとも新しい位置情報に関連付けられている画像デ一夕を待ち受け画像として表示することをとする。

また、本発明に係る待ち受け画織示方法は、画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶ステヽ J、,プと、自己の現在位置を特定する現在位置特定ステツプと、霞己画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報に係る位置と、嫌己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の関連性を評価する関連性面ステップと、前記画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報のうち、前記関連性評価ステップにて算出される関連性が m¾の水準よりも高い位置',に関連付け ¾れている画像データを特定する画像データ特定ステップと、謂己画像データ特定ステップにて、髓己関連性が戸; ^の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが特定されなかった場合に、所定の画像データを待ち受け画像としてする第 6の待ち受け画像^ステヅプと、編己画像データ特定ステップにて、編己関連性が所定の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが複数特定された場合に、特定された画像デ一タのヽずれかを待ち受け画像としてする第 7の待ち受け画像表示ステツプとを含むことを «とする。 '

このようにすれば、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を携帯電話機に表示させる待ち受け画像表示方法を^^することができる。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、編己関連性讓ステップは、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報に係る位置と、 frt己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置との間の距離を算出し、 mi己画像データ特定ステップは、 rt己関連性謹ステップにて算出される距離が小さいほど、関連性が高いと判定することを置とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、鶴己関連性評価ステップは、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置' lt¾と、 it己現在位置特定ステクプにて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによって纖己関連性を評価し、 rt己画像デ一夕特定ステップは、編己画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報と、編己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置とが合致すると Ιίίϊ己関連性評価ステツプにて判定した場合に、関連性が高いと判定することを ¾とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、第 7の待ち受け画像表示ステップは、編己関連性がもつとも高い位置情報に関連付けられている画像データを待ち受け画像として表示することを特徴とする。

また、本発明に係る待ち受け画鍵示方法は、編己画像データ記憶ステップは、更に、時間情報を関連付けて記慮し、第 7の待ち受け画 it¾示ステップは、関連付けられている時間情報がもつとも新しい時間を示す画像データを待ち受け画像として表示することを^:とする。

また、本発明に係る待ち受け画像表示方法は、第 7の待ち受け画像表示ステップは、搬己関連性が戸; f¾の水準よりも高くなった時刻がもつとも新しい位置情報に関連付けられている画像データを待ち受け画像として表示することをとする。

以上説明したように、本発明によれば、携帯電話機の現在位置から m¾の距離範囲内にある位置に関連付けられた待ち受け画像データを待ち受け画 it^示するにあたつて、当該範囲内にある複数の位置にそれぞれ待ち受け画像データが関連付けられている場合には、携帯電話機の現在位置にもっとも近い位置に関連付けられている待ち受け画像デ ―タを待ち受け画像する。

したがって、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示する携帯電話機、および、飽きのこない待ち受け画像を携帯電話機に表示させる待ち受け画像方法を »することができる。

また、本発明によれば、携帯電話機から m¾の距^ 囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像データのうち、もっとも新しい待ち受け画像データを表示することができるので、携帯電話機のユーザにとってよりの興味を反映した待ち受け画像デ一タを表示することができる。

したがって、ユーザ毎に有意義で飽きのこない待ち受け画像表示を実現することができる。

また、本発明によれば、携帯電話機の現在位置から所定の距離範囲内に新たに入った位置に関連付けられている待ち受け画像データを優先的に表示するので、携帯電話機のユーザは、自分から所定の距囲内の位置にどのような待ち受け画像データが関連付けられているかをいち早く知ることができる。

したがって、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示することができる。図面の簡単な説明図 1は、本発明の第 1の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 2は、本発明の第 1の実の形態に係る待ち受け画像記憶部 1 0 5が、待ち受け画像、並びに待ち受け画像に係る緯度、経度を記憶するためのデータ構造を示す図であつて、（a) はデータ構造そのものを表わし、（b) は、各フィールドにデータを格納した具体例を表わしている。

図 3は、本発明の第 1の実施の形態に係る携帯電話機 1が、待ち受け画像の表示に関連して、実行する処理の流れを示すフローチャートである。

図 4は、本発明の第 1の実施の形態に係る携帯電話機 1が位置情報取得部 1 0 2にて現在位置を取得する際に実行する処理（ステップ S 1 0 3) の流れを示すフローチヤ一トである。

図 5は、本発明の第 1の実施の形態に係る携帯電話機 1が待ち受け画像検索部 1 0 3 にて待ち受け画像を検索する際に実行する処理（ステップ S 1 0 4) の流れを示すフロ一チャートである。

図 6は、本発明の第 1の実施の形態に係る距離算出部 1 0 4が、 2地点間の距離を算出するために実行する； ¾0理の流れを表わすフローチャートである。

図 Ίは、本発明の第 1の実施の形態に係る携帯電話機 1が待ち受け画像表示部 1 0 6 にて待ち受け画像を液晶ディスプレイパネル 1 0 7に表示する際に実行する処理（ステップ S 1 0 5) の流れを示すフローチャートである。

図 8は、本発明の第 1の実施の形態の変形例 ( 1 ) に係る携帯電話機を構成する櫸能ブロックを示す機能構成図である。

図 9は、 E X i f形式にて付加することができる GP S属性情報を示す図である。図 1 0は、本発明の第 3の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 1 1は、本発明の第 3の実施の形態に係る方向指示画像記憶部 4 1 0に記憶されて V、る方向指示画像を例示する図である。

図 1 2は、本発明の第 3の実施の形態に係る携帯電話機 4が待ち受け画像の表示を更新するために実行する«の流れを表わすフローチャートである。

図 1 3は、本発明の第 3の実施の形態に係る携帯電話機 4が実行する方向情報を取得する処理（ステップ S 6 0 3) の流れを表すフローチャートである。

図 1 4は、本発明の第 3の実施の形態に係る携帯電話機 4が実行する方向表示を更新する処理（ステップ S 6 0 6) の流れを表すフローチャートである。

図 1 5は、本発明の第 4の寧施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の作成に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 1 6は、本発明の第 4の実施の形態に係る携帯電話機 5が新たな待ち受け画像を作成するために実行する理の流れを表わすフローチャートである。

図 1 7は、本発明の第 5の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像デ一夕の取得に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 1 8は、本発明の第 5の実施の形態に係る携帯電話機 7が新たな待ち受け画像を取得するために実行する処理の流れを表わすフローチャートである。図 1 9は、本発明の第 5の実施の形態の変形例 (2) に係る携帯電話機であって、待ち受け画像データに関連付けて記憶すべき位置情報をユーザに入力させる機能を備えた携帯電話機の主要な構成を表わす機能構成図である。

図 2 0は、本発明の第 6の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 2 1は、第 6の実施の形態に係る待ち受け画像記憶部 1 0 7が待ち受け画像データをするため用いているデータ構造を表わす図であって、図 2 (a) には、最初に参照されるべき待ち受け画像データの先頭アドレスを記憶するための先頭ポインタ■テープル 2 0のデータ構造が示され、図 2 (b) には、個々の待ち受け画像データを格糸 f¾ るための待ち受け画像データ格納領域 2 1のデータ構造が示されている。

図 2 2は、 E X i f形式にて付加することができる G P S属性情幸を示す図である。図 2 3は、第 6の実施の形態に係る携帯電話機 1が待ち受け画像の表示を行う際に実行する理の流れを示すフローチャートである。

図 2 4は、第 6の実施の形態に係る携帯電話機 1が実行するタイマ一羅 (SA 1 0 0) の流れを示すフローチャートである。

図 2 5は、第 6の実施の形態に係る携帯電話機 1が実行する待ち受け画像を検索するの流れを表わすフローチヤートである。

図 2 6は、第 6の実施の形態に係る距離算出部 1 0 9が 2地点間の距離を算出するために実行する処理の流れを表わすフローチャートである。

図' 2 7は、第 6の実施の形態に係る携帯電話機 1が待ち受け画像表 1 1 0にて待ち受け画像を液晶ディスプレイパネル 1 1 1に表示する際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。

図 2 8は、本発明の第 7の施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 2 9は、第 7の実施の形態に係る携帯電話機 3が待ち受け画像の表示を行う際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。

図 3 0は、第 7の実施の形態に係る携帯電話機 3が実行する待ち受け画像を検索する処理の流れを表わすフローチャートである。

図 3 1は、本発明の第 8の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。図 32は、第 8の実施の形態に係る携帯電話機 4が待ち受け画像の表示を行う際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。

図^{3 3}は、第⁸の実施の形態に係る携帯電話機⁴が実行する待ち受け画像を検索する処理の流れを表わすフローチャートである。発明を実施する.ための最良の形態以下、本発明に係る携帯電話機、および、待ち受け画像表示方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。

[1 ] 第 1の実施の形態

[ 1— 1] 機能構成

図 1は、本発明の第 Γの実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 1に示されるように携帯電話機 1は、タイマ一 i o o、切り替え指 ¾¾mひ i、位置情報取得部 1 02、待ち受け画像検索部 1 03、距離算出部 1 04、待ち受け画像記憶部 1 05、待ち受け画像表示部 1 06、および、液晶ディスプレイパネル 1 07を備えている。

切り替え指示部 1 0 1は、先ず、タイマー 1 00に夕イマ一値を設定する。このタイマー値は、当該タイマー値に相当する時間が^ S したことをタイマ一 1 00力、ら切り替え指示部 1 0 1に通知させるための値である。このタイマー値として、予め決定された固定値を用いるとしても良いし、携帯電話機 1のユーザが指定した値を用いるとしても良い。

ユーザにタイマー値を指定きせる方法としては、例えば、携帯電話機 1では種々の機能をユーザに使用させるためにメニュー画面をする機能を備えているのが一般的であるので、先ず、このメニュ一画面にタィマ一値を設定させるための項目を表示させる。そして、メニュー画面において当該項目が選択されると、タイマー値を設定させる画画を表示する。

そして、当該画面を用いて、ユーザからタイマ一値の設定を受け付ける。この場合において、ユーザから秒単位でタイマー値の設定を受け付けるとしても良いし、分単位でタイマー値の設定を受け付けるとしても良い。また、時間単位でタイマ一値の設定を受け付けるとしても良い。

携帯電話機 1は、ユーザに電話番号を入力させるために必ずテンキーを備えている。このテンキーを利用して、ユーザにタイマー値を設定させるとすれば s¾である。

さて、切り替え指示部 1 0 1は、設定したタイマー値に相当する時間がした旨の通知をタイマー 1 0 0から受け付けると、位置'！^陳得部 1 0 2に対して、待ち受け画像表示を更新せよとの ^^を送る。そして、当該指示を送った後、切り替え指 1 0 1は、編己タィマー値をタイマ一 1 0 0に設定する。

ここで、切り替え指示部 1 0 1が位置情報取得部 1 0 2に対して待ち受け画錄示を更新せよとの指示を送るのは、 it己タイマー値をタイマー 1 0 0に設定した後であるとしても良い。

位置情幸取得部 1 0 2は、携帯電話機 1の戸亓在を全地位システム（GPS : global positioning system)を用いて計測する機能ブロックである。位置情報取得部 1 0 2は、切り替え指示部 1 0 1から待ち受け画像表示を更新せよとの指示を受け付けると、携帯電話機 1に内蔵されている G P Sモジュールを用いて、携帯電話機 1の現在位置を表わす緯度、搬、高度、および、現在時刻を取得する。

なお、現在位置の緯度、度は WG S 8 4 (world geodetic system 1984) 測地系による。位置情報取得部 1 0 2は、 GP Sモジュールを用いて取得した緯度と経度とを待ち受け画像検索部 1 0 3に出力する。、待ち受け画像検索部 1 0 3は、位置情報取得部 1 0 2から携帯電話機 1の現在位置を表わす緯度と経度とを受け付けると、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶されている待ち受け画像のうち、当該緯度と経度とによって表わされる現在位置にもっとも関連の深い待ち受け画像を検索する。待ち受け画像検索部 1 0 3は、現在位置と待ち受け画像との関連の深さを次のように判定する。

すなわち、本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 1 0 5が、待ち受け画像に加えて、各待ち受け画像に緯度と経度とを関連付けて記憶している。待ち受け画像検索部 1 0 3は、先ず、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶されている緯度ととを読み出して、これと現在位置を表わす緯度と経度とを距離算出部 1 0 4に出力する。

距離算出部 1 0 4は、待ち受け画像検索部 1 0 3から、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶されている待ち受け画像に関連付けられている緯度と經度、並びに、携帯電話機 1 の現在位置を表わす緯度と^ とを受け付けると、これら 2組の緯度と «とによって表わされる 2つの位置の間の距離を算出する。そして、距離算出部 1 0 4は、算出した距離を待ち受け画像検索部 1 0 3に返信する。

待ち受け画像検索部 1 0 3は、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶ざれている待ち受け画像のすべてについて、上述のようにして距離算出部 1 0 4に距離を算出させる。そして、距離算出部 1 0 4から受け付けた距離のうち、もっとも小さい距離を得た緯度と経度とに係る待ち受け画像を決定する。

つまり、待ち受け画像検索部 1 0 3は、現在位置を表わす緯度および経度と、それに関連付けられている緯度および経度から算出される距離が最も小さい待ち受け画像を現在位置に最も関連の深 Vヽ待ち受け画像と判定する。

待ち受け画像検索部 1 0 3は、現在位置に最も関連深ヽ待ち受け画像を決定すると、当該待ち受け画像を待ち受け画像記憶部 1 0 5から読み出す。そして、待ち受け画像検索部 1 0 3は、待ち受け画像記憶部 1 0 5から読み出した待ち受け画像を待ち受け画像表示部 1 0 6に渡して、当該待ち受け画像をするように指示する。

本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 1 0 5は、待ち受け画像データをデータ圧縮した状態で記憶している。待ち受け画像検索部 1 0 3は、データ應された状態で待ち受け画像データを待ち受け画像記憶部 1 0 5から読み出す。そして、待ち受け画像データをデータ圧縮した状態のまま、待ち受け画像表示部 1 0 6に渡す。なお、このデータ圧縮は、公知のデータ圧縮アルゴリズムを用いて行なえば良い。

待ち受け画像表示部 1 0 6は、待ち受け画像検索部 1 0 3から待ち受け画像データを受け付けると、先ず、これを伸張して、データされている状態からデータ圧縮される前の状態に変換する。

そして、待ち受け画像表示部 1 0 6は、データ圧縮される前の状態に変換された待ち受け画像を液晶ディスプレイネル 1 0 7に ¾ ^させる。なお、ここで、鶴己待ち受け画像検索部 1 0 3は、待ち受け画像記憶部 1 0 5から待ち受け画像を読み出すのに代えて、液晶ディスプレイパネル 1 0 7に^すべき待ち受け画像が記憶されているァドレスを読み出すとしても良い。

このように、待ち受け画像記憶部 1 0 5から待ち受け画像が記憶さ「れているアドレスを読み出すとすれば、当該アドレスを待ち受け画像表^ ¾U 0 6に通知して、そのを指示することができるので、携帯電話機 1の内部におけるデータの^ ¾量を低減し、処理負荷を低減し、処理時間を謹し、更に、内部メモリの消費量を削減することができる。

この場合において、待ち受け画像表示部 1 0 6は、待ち受け画像検索部 1 0 3力、ら通知されたァドレスを参照して、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶されている待ち受け画像を読み出した後、読み出した待ち受け画像を液晶ディスプレイパネル 1 0 7に表示させることができる。

[ 1—2] データ構造 .

次に、編己待ち受け画像記憶部 1 0 5が待ち受け画像、並びに、待ち受け画像に関連付けられて^ヽる緯度および経度を記憶するために採用しているデータ構造の典型例について説明する。

図 2は、本実施の形態に係る待ち受け画像記憶部 1 0 5が待ち受け画像、並びに待ち受け画像に係る緯度、経度を記憶するためのデータ構造を示す図である。図 2 (a) に示されるように、待ち受け画像記憶部 1 0 5が採用しているデータ構造は、へッダ部 2 0とデータ部 2 1からなつており、データ部 2 1に待ち受け画像の画像データが格納される。

また、へッダ部 2 0は、待ち受け画像サイズフィ一ルド 2 0 0、緯度フィールド 2 0

1、経度フィールド 2 0 2、および、ネクスト ·ポインタ ·フィールド 2 0 3という 4 つのフィールドに分かれている。

待ち受け画像サイズフィールド 2 0 0は、データ部 2 1に格納されている待ち受け画像データのデータ長をバイト単位で表わす数値を格納するためのフィールドである。当該待ち受け画像サイズフィールド 2 0 0に係る待ち受け画像データを読み出す場合、データ部 2 1から当該待ち受け画像サイズフィールド 2 0 0に格納されている数値分のデ一夕が読み出される。

緯度フィールド 2 0 1は、ータ部 2 1に格納されている待ち受け画像データに関連する緯度を格納するためのフィールドであって、南北フラグ 2 0 1 0、度データ 2 0 1 1、分デー夕 2 0 1 2の各サブフィールドからなっている。ここで、南北フラグは、例えば、 1ビットのデータであって、数値「0」にて北緯であることを表わし、数値「1」にて南緯であることを表わすこととすれば良 V、。

また、経度フィールド 2 0 2は、当該待ち受け画像データに関連する経度を格納するためのフィールドであって、東西フラグ 2 0 2 0、度データ 2 0 2 1、分データ 2 0 2 2の各サブフィールドからなっている。東西フラグ 2 0 2 0は、上記南北フラグ 2 0 1 1と同様に、例えば、 1ビットのデータであって、数値「0」にてであることを表わし、数値「1」にて西経であることを表わすこととすることができる。

ネクスト 'ポインタ .フィールド 2 0 3には、待ち受け画像記憶部 1 0 5が記憶している次の待ち受け画像データが格納されている領域の先頭ァドレスが格納されている。すなわち、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶されている待ち受け画像データは、ネクスト ·ボインタ 'フィ一ルド 2 0 3に格納されている先頭ァドレスに従って、順に参照される。

次に参照されるべき待ち受け画像データが無い場合、ネクスト. 'ボインタ 'フィ一ルド 2 0 3には、その旨を表わす数値が格納される。この数値は、例えば、ゼロであっても良いし、一 1であっても良い。

また、先頭の待ち受け画像データが格納されている領域の先頭ァドレスが格納されているとしても良い。どのような数値であっても、それ以上、参照すべき待ち受け画像が無いことを明示することができれば構わない。

図 2 (b) は、図 2 (a) に例示されているデータ構造に具体的なデータを格納した場合について例示する図である。待ち受け画像サイズフィールド 2 2 0には、待ち受け画像のサイズを表わす数値 8 0 0 0 H (= 3 2 kバイト）が格納されている。従って、データ部 2 3には、データ長 3 2 kバイトの待ち受け画像データが格納されていることが分かる。

また、緯度フィ一ルド 2 2 1の南北フラグ ·サプフィ一ルド 2 2 1 0には、北緯であることを表わす数値（上記の例に従えば、「0」。）が格納されている。度データ ·サブフィールド 2 2 1 1には数値「3 5」が格納され、また、分データ ·サブフィールド 2 2 1 2には数値「4 1」が格納されている。すなわち、図 2 (b) の緯度フィールド 2 2 1には、「北緯 3 5度 4 1分」 _fという位置データが格納されていることになる。

経度フィールド 2 2 2についても同様に、東西フラグ'サブフィ一ルド 2 2 2 0には、：であることを表わす数値が、また、度デー夕'サブフィールド 2 2 2 1には数値「 1 3 9」が、更に、分データ ·サブフィールド 2 2 2 2には数値「4 6」がそれぞれ格納され、全体として、「¾^ 1 3 9度 4 6分」という位置を表わしている。

従って、図 2 (b) から、緯度フィールド 2 2 1と経度フィールド 2 2 2とから、「北緯 3 5度 4 1分、 1 3 9度 4 6分」という位置情報を読み取ることができる。したがって、図 2 (b) においては、待ち受け画像が東京都内某所に関連付けられていることが分かる。

また、ネクスト ·ポインタ ·フィールド 223には、数値 ΓΑ0008010H」が格納されている。これは、次の待ち受け画像データが格納されている領域の先頭アドレスが ΓΑ0008010H」番地であることを表わしている。 .

[1-3] 携帯電話機 1の動作

次に、携帯電話機 1の動作について説明する。図 3は、待ち受け画像の表示に関連して、携帯電話機 1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図 3に示されるように、携帯電話機 1は、先ず、 tin己切り替え部 101にて.、編己タイマー 100 に戸胺のタイマー値を設定する（ステップ S 100)。

そして、編己タイマ一 100から編己切り替え指示部 101力 m¾の時間がした旨の通知を受信するまで待つ（ステップ S 101： NO)。タイマー 100から編己切り替え指示部 101が、所定の時間がした旨の通知を受信したら（ステップ S 10 1 ： YES), fit己切り替え ί ^部 101は、編己位置情報取得部 102に対して、待ち受け画像表示を更新せよとの指示を送る（ステップ S 102)。

編己位置情報取得部 10 は、前記切り替え部 101から、待ち受け画像表示を更新せよとの指示を受け付けると、携帯電話機 1が内蔵する G P Sモジュ一ルを用 Vヽて、現在位置' 艮を取得する（ステップ S 103)。編己位置情報取得部 102は、現在位置情報を取得すると、これを前記待ち受け画像検索部 103に出力して、次に表示すべき待ち受け画像の検索を指示する。

前記待ち受け画像検索部 103は、前記位置情報取得部 102から位置情報を受け付けると、待ち受け固像記憶部 105に記憶されている待ち受け画像のうち、受け付けた位置情報によって表わされる現在位置にもっとも関連の深い待ち受け画像を検索する (ステップ S 104)。

そして、 Ml己待ち受け画像検索部 103は、現在位置に最も関連の深い待ち受け画像を特定すると、特定した待ち受け画像を鍵己待ち受け画 t¾示部 106に指定して、当該待ち受け画像を表示するように指示する。

fn己待ち受け画像検索部 103から、 m¾の待ち受け画像を表示するを受け付けると、嫌己待ち受け画^ ¾示部 106は、指定された待ち受け画像を tfrt己液晶ディスプレイノ、。ネル 107に表示させる（ステップ s)。

以上のようにして、 it己液晶ディスプレイパネル 107に待ち受け画像を^^した後、携帯電話機 1は、ステップ S 1 0 0に進んで、再び、前記タイマー 1 0 0に所定のタイマー値を設定し、 J ^のような処理を反復実行する。

( 1 ) 現在位置を取得する処理（ステップ S 1 0 3 )

図 3に示されているフローチャートにおける、位置情報取得部 1 0 2が携帯電話機 1 の現在位置情報を取得する処理（ステップ S 1 0 3)について、更に、詳細に説明する。図 4は、携帯電話機 1が位置情報取得部 1 0 2にて現在位置を取得する際に実行する処理の流れを示すフローチヤ一トである。図 4に示されるように、位置' lf¾取得部 1 0 2は、先ず、携帯電話機 1が内蔵する G P Sモジュールに位置情報の取得を指示する（ステツプ S 2 0 0)。

位置情幸陳得部 1 0 2は、編己 GP Sモジュールに位置計測を指示すると、当該指示に対する GP Sモジュールの応答を待つ（ステップ S 2 0 1 ： NO)。位置情報取得部 1 0 2は、前記 GP Sモジュールから位置情報を受け付けると（ステップ S 2 0 1 ： YE S)、当該位置情報のうち、緯度と鍵とを画像検索部 1 0 3に出力する（ステップ S 2 0 2)。

(2) 待ち受け画像を検索する処理（ステップ S 1 0 4)

図 3に示されているフローチャートにおける、待ち受け画像検索部 1 0 3が待ち受け画像を検索する処理（ステップ S 1 0 4) について、更に、詳細に説明する。図 5は、携帯電話機 1が待ち受け画像検索部 1 0 3にて待ち受け画像を検索する際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。

待ち受け画像検索部 1 0 3は、現在位置にもっとも近ヽ位置に関連付けられている待ち受け画像を検索する。図 5に示されるように、待ち受け画像検索部 1 0 3は、先ず、位置情報取得部 1 0 2から G P Sを用いて取得した現在位置に係る位置データ（緯度デ一夕と経度データ）を受け付はる（ステップ S 3 0 0)。

次に、待ち受け画像検索部 1 0 3は、位置情報取得部 1 0 2から受け付けた現在位置と、待ち受け画像記憶部 1 0 5に記憶されている各待ち受け画像に関連付けられている位置との間の距離の最小値を表わす変数を初期化する（ステップ S 3 0 1 )。そして、待ち受け画像検索部 1 0 3は、のアドレスに格納されている待ち受け画像データを参照する。

本実施の形態においては、前述したように、待ち受け画像データがネクスト 'ポインタにて、言わば数珠繋ぎとされている。そして、この数珠繋ぎとされた待ち受け画像データのうち、先頭の待ち受け画像データが記憶されている領域の先頭ァドレスは或る決まったアドレスに格納されている。待ち受け画像検索部 1 0 3は、先ず、先頭の待ち受け画像データに係る先頭アドレスを、当該所定のアドレスから読み出す（ステップ S 3 0 2)。

次に、待ち受け画像検索部 1 0 3は、 it己 m¾アドレスから読み出したアドレスを先頭ァドレスとする待ち受け画像データ格納領域の緯度フィールド 2 0 1を参照して、緯度データを読み出す（ステップ S 3 0 3)。続いて、待ち受け画像検索部 1 0 3は、当該格納領域中の経度フィールド 2 0 2を参照して、経度データを読み出す（ステップ S 3 0 4)。

待ち受け画像検索部 1 0 3は、爾己格納領域から緯度データと経度データを読み出すと、位置情報取得部 1 0 2から受け付けた緯度データ並びに経度データと併せて、これらの位置データを距離算出部 1 0 4に渡して、 2地点間の距離を算出するように指示する（ステップ S 3 0 5)。距離算出部 1 0 4が 2地点間の距離を算出する方法については ,後述する。

待ち受け画像検索部 1 0 3は、距離算出部 1 0 4が算出した距離を受け付けると、現在の最小値と最小値の初期値とがー致するか否かを確認する。そして、当該最小値と当該初期値とがー致していると判定された場合には（ステップ S 3 0 6： YE S),距離算出部 1 0 4から受け付けた距離を新たな最小値とする（ステップ S 3 0 8)。

そして、当該距離の算出に用いた緯度データ、並びに經度データが関連付けられている待ち受け画像を格納した領域の先頭アドレスを記録しておく（ステップ S 3 0 9)。待ち受け画像検索部 1 0 3は、前述の確認によって、当該最小値と当該初期値とがー致していないと判定された場合には（ステップ S 3 0 6： NO),距離算出部 1 0 4から受け付けた距離と現在の最小解とを比較して、いずれの方が小さいかを判定する。そして、距離算出部 1 0 4から受け付けた距離の方が、現在の最小値よりも小さいと判定した場合には（ステップ S 3 0 7： YE S),距離算出部 1 0 4から受け付けた距離を新たな最小値とし（ステップ S 3 0 8)、前述したのと同様に、爾己距離算出に用いた緯度データ等が関連付けられている待ち受け画像の格納領域の先頭ァドレスを記録する

(ステップ S 3 0 9)。

距離算出部 1 0 4から受け付けた距離の方が、現在の最小値より小さくないと判定された場合（ステップ S 3 0 7： NO),或いは、ステップ S 3 0 9において先頭アドレスを記録した後に、当該先頭アドレスにて表わされる待ち受け画像格納領域のネクスト · ポインタ 'フィ一ルド 2 0 3を参照して、次に参照すべき待ち受け画像格納領域の先頭アドレスを読み出す（ステップ S 3 1 0)。

そして、待ち受け画像検索部 1 0 3は、新たに読み出した先頭アドレスが、次に参照されるべき待ち受け画像データが無い旨を表わす値であるか否か、すなわち、現在の待ち受け画像格納領域が末尾データであるか否かを確認する。そして、現在の待ち受け画像格納領域が末尾データであると判定された場合には（ステップ S 3 1 1 ： YE S).処理を終了する。

逆に、現在の待ち受け画像格納領域が末尾データではな編己先頭アドレスが次に参照すべき待ち受け画像格納領域を表わしていると判定された場合には（ステップ S 3 1 1 ： NO), ステップ S 3 0 3へ進み、のような処理を繰り返して実行する（ステップ S 3 0 3〜S 3 1 1 )。

( 3 ) {?巨離算出部 1 0 4の処理内容

J ^のように距離算出部 1 0 4は、待ち受け画像検索部 1 0 3から 2つの地点の緯度データおよび経度データを受け付けて、これらの地点間の距離を計算する。図 6は、距離算出部 1 0 4が 2地点間の距離を算出するために実行する処理の流れを表わすフローチャートである。

図 6に示されるように、距離算出部 1 0 4は、先ず、待ち受け画像検索部 1 0 3から、距離を算出するための位置データとして、現在位置の緯度データおよびデータ、並びに待ち受け画像に係る緯度データおよび経度データを受け付ける（ステップ S 4 0 0)。続いて、距離算出部 1 0 4は、各地点における地球の半径を求める（ステップ S 4 0 1 )。本実施の形態においては、計算の精度を向上させるため、各地点の緯度を用いて赤道 ¾を補正することにより每地点の地球の雜を求める。計算式は以下の通りである。

(地球の半径) = i ' (赤道半径）

- ((地球の離心率) X sin (緯度))²

ここで Eは地球の離心率である。また、緯度はラジアン単位で表現された値を用いる。距離算出部 1 0 4は、各地点における地球の半径を算出すると、次に、地球の中心を原点とする直標における各地点の座標値を算出する（ステップ S 4 0 2)。ここで、当該直交座標系は赤道面を XY平面として、経度 0度を X軸、藤 9 0度を Y軸とし、地軸を Z軸とするような X Y Z座標系である。各座標値を算出する式は以下の通りである。

(X座標値） = (地球の半径) X cos (緯度) X COS (経度）

(Y座標値） = (地球の半径) X cos (緯度) X sin (経度）

(Z座標値） = (地球の半径) x (l - E² ) x sin (緯度）

距離算出部 1 0 4は、のようにして算出した各地点の座標値を用いて、これら地点間のユークリッド距離を計算する（ステップ S 4 0 3)。現在位置に係る座標値を（X 1、 Y l、 Ζ 1 )、待ち受け画像に関連付けられている座標値を（Χ 2、 Υ 2、 Ζ 2 ) とすると、これら地点間のュ一クリッド距離を計算する式は以下の通りである。

(距離） = -J(Xl一 X2)² + (Y1 - Υ2)² + (Z1 - Ζ2)² なお、のようにして算出した 2地点間のユークリッド距離を用いて 2地点間の地表面距離、すなわち、地球の表面に沿った最短距離を求めることもできる。しかしながら、現在位置と待ち受け画像との関連の深さを,するという目的に鑑みれば、 2地点間のユークリッド距離を求めるだけで当該目的を達成のに十分である。

このような理由から、本実施の形態においては地表面距離までは算出せず、距離算出部 1 0 4に係る処理負荷の軽減を捧ることとした。

距離算出部 1 0 4は、上述のようにして、 2地点間のュ一クリッド距離を算出したら、当該ユークリッド距離を待ち受け画像検索部 1 0 3に出力して処理を終了する（ステツプ S 4 0 4)。

( 4 ) 待ち受け画像を表示する処理（ステップ S 1 0 5 )

図 3に示されているフローチャートにおける、待ち受け画像表 S¾|U 0 6が待ち受け画像を表示する処理（ステップ S 1 0 5 ) について、更に、詳細に説明する。図 7は、携帯電話機 1が待ち受け画像弯示部 1 0 6にて待ち受け画像を液晶ディスプレイパネル 1 0 7に表示する際に実行する処理の流れを示すフ口一チャートである。

図 7に示されるように、待ち受け画像表示部 1 0 6は、待ち受け画像検索部 1 0 3から待ち受け画像データを受け付けると（ステップ S 5 0 0)、受け付けが待ち受け画像データがデータ圧縮されているので、これをする（ステップ S 5 0 1 )。なお、この圧縮データの解凍には、公知の圧縮データ解凍アルゴリズムを用いれば良い。

待ち受け画像表示部 1 0 6は、 ±¾ϋのようにして待ち受け画像データを解凍した後、これを液晶ディスプレイノヽ。ネル 1 0 7にさせて（ステップ S 5 0 2)、処理を終了する。

[ 1—4] 第 1の^!の形態のまとめ

以上、述べたように、本実施の形態によれば、時々刻々変化する携帯電話機 1の現在位置を G P Sを用いて計測しながら、携帯電話機 1の現在位置に最も関連の深 Vヽ待ち受け画像を表示する。従って、待ち受け画像を無作為にして表示するような場合と比較して、待ち受け画像の表示に意味を持たせることができるので有意義である。

例えば、特定の位置に来たら特定の用件を思い出す必要があるような場合、その用件を書き留めたメモを待ち受け画像として、当該特定の位置に関連付けておけば、ユーザが自ら思い出すように気を付けていなくても、携帯電話機に表示されている待ち受け画像を一瞥するだけで当該特定の用件を思い出すことができるので便利である。

このように、本実施の形態によれば、従来技術が有して、、る前述のような問題点を解決して、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示する携帯電話機を簾することができる。なお、本発明は、 ¾Eしたような手順で待ち受け画像を表示する待ち受け画像表示方法であるとしても良い。

[ 1 - 5] 変形例

以上、第 1の実施の形態に基づいて本発明を説明してきたが、本実施の形態について、以下のような変形例を実施することができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、切り替え指 ¾¾m 0 1が位置情報取得部 1 0 2 に指示を出した後、位置情報取得部 1 0 2から待ち受け画像検索部 1 0 3に； ¾L¾が受け渡されるとしたが、このような機能構成および β手順がに過ぎないのは言うまでも無く、これに代えて次のような機能構成や処理手順をとるとしても良い。

図 8は、本変形例に係る携帯電話機を構成する機能プロックを示す機能構成図である。図 8に示されるように、携帯話機 3は、制御部 3 0 0、タイマ一 3 0 1、位置情報取得部 3 0 2、待ち受け画像記憶部 3 0 3、待ち受け画像検索部 3 0 4、距離算出部 3 0 5、待ち受け画像解凍部 3 0 6、および、液晶ディスプレイパネル 3 0 7を備えている。制御部 3 0 0は、携帯電話機 3における待ち受け画像の録に係る動作を統括する機能ブロックである。制御部 3 0 0は、起動時に、タイマー 3 0 1にタイマー値を設定する。タイマー 3 0 1は、設定されたタイマー値に相当する時間が ¾1したら、制御部 3 0 0にその旨を通知する。

制御部 3 0 0は、タイマ一 3 0 1からの删を受け付けると、位置情報取得部 3 0 2に、現在位置についての位置情報を取得するように指示する。位置'!^陳得部 3 0 2は当示を受けると、上述のように、 GP Sを用いて位置データを取得して、取得した位置データを制御部に返信する。

制御部 3 0 0は、位置情報取得部 3 0 2から位置データを受け付けると、待ち受け画像検索部 3 0 4に当該位置データを渡して、現在位置にもっとも関係の深い待ち受け画像を検索するように指示する。

待ち受け画像検索部 3 0 4は、制御部 3 0 0から ±¾Eのような指示を受け付けると、待ち受け画像記憶部 3 0 3から待ち受け画像に係る位置データを順に読み出して、読み出した位置データと位置情報取得部 3 0 2にて取得した位置データとを距離算出部 3 0 5に渡して、距離を算出するように指示する。

そして、待ち受け画像検索部 3 0 4は、距離算出部 3 0 5にてもっとも小さい距離を算出した位置データに係る待ち受け画像データであって、データ圧縮されている待ち受 'け画像データを待ち受け画像記憶部 3 0 4から読み出して、 '制御部 3 0 0に返信する。

制御部 3 0 0は、待ち受け画像検索部 3 04からデータ圧縮されている待ち受け画像データを受け付けると、当該待ち受け画像データを待ち受け画 ί«¾部 3 0 6に渡して、これを解凍するようにする。

待ち受け画«凍部 3 0 6は、制御部 3 0 0からデータ圧縮されている待ち受け画像データを受け付けると、公知の圧縮データ解凍アルゴリズムにしたがって当該待ち受け画像データを解凍する。そして、待ち受け画 I M部 3 0 5は、赚した待ち受け画像データを制御部 3 0 0に返信する。

制御部 3 0 0は、待ち受け画 ί»凍部 3 0 5から解凍された待ち受け画像データを受け付けると、当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル 3 0 7に出力して、画 ί象表示させる。「

液晶ディスプレイパネル 3 0 7は、制御部 3 0 0から受け付けた待ち受け画像データをカラー表示するとしても良いし、モノクロ表示するとしても良い。

なお、上記において、待ち受け画像検索部 3 04は待ち受け画像データへのポインタ (アドレス）のみを制御部 3 0 0に返信するとしても良い。また、この場合において、制御部 3 0 0は当該ボインタを待ち受け画部 3 0 6に渡して、解凍した待ち受け画像データへのボインタ（ァドレス）のみを待ち受け画 ί»凍部 3 0 6から受け取るとしても良い。 ( 2.) 上記実施の形態においては、' 編己距離算出部 1 0 4にて携帯電話機 1の現在位置と待ち受け画像に対応付けられた位置との間の距離を算出するにあたつて、緯度デ一夕と経度データのみを用いるとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもな上述の方法に代えて、次のような算出方法にて距離を求めるとしても良い。すなわち、緯度データと経度データに加えて、高度データも用いて距離を算出するとしても良い。この場合、位置' lf$¾取得部 1 0 2は、 G P Sを用いて、高度データも取得し、緯度データや経度データと併せて、これを待ち受け画像検索部 1 0 3に出力する。また、待ち受け画像記憶部 1 0 5は、各待ち受け画像に関連付けて記憶する位置データとして、緯度データやデータに加えて、高度データも記憶する。

そして、距離算出部 1 0 4は、 2地点間の距離を算出するにあたって、前述した数 2、数 3、数 4に代えて、次の式を用いる。

(X座標値） = { (地球の半径） + (高度) }x cos (緯度) X cos (経度）

(Y座標値） = { (地球の半径) + (高度) }x cos (緯度) x sin (経度）

(Z座標値） = { (地球の半径) + (高度) }x (l- E²) x sin (緯度）

このようにすれば、相異なる待ち受け画像に対して同一の緯度と経度とが関連付けられているような場合であっても、高度によって、これらの待ち受け画像を区別してすることができる。これは、例えば、 1棟のビルの内部の異なるフロアに関連付けられている待ち受け画像があるような場合に有効である。具体的には、百貨店において、フロア毎にフロア ·マップを待ち受け画像として表示させるような場合が挙げられる。

(3)' 上記実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 1 0 5にて、図 2に示したようなデータ構造を用いて待ち受け画像データや待ち受け画像データに関連するデータを記憶するとしたが、これに代えて次のようにするとしても良い。

すなわち、待ち受け画像記憶 1 0 5は、 Ε X i f (Exchangeable Image Fi le Format) 形式で待ち受け画像データを記憶するとしても良い。 E x i f形式は、付加情報として G P S属性情報 (GPS ttribute information) を付加することができる。図 9は、 E x i f形式にて付加することができる G P S属性' Iff艮を示す図である。

図 9に示されるように、 E x i f形式に従えば、 G P S属性情報として、緯度 (latitude), 経度 (longitude), および、高度 (altitude) を付加することができる。また、' E x i f形式は、 R G B無圧縮方式や J P E G (Joint Photographic Experts Group)方式など複数の画勝式をサポートしているので、 E x i f形式に従えば、上記実施の形態のように待ち受け画像データをデータ圧縮して記憶することができる。

E x i f形式については、例えば、（社）電子情報技術産業協会 (JEITA： Japan Electronic and Information Technology Industries Association) が発行した規格文書 (JEITA CP-3451： Exchangeable image file format for digital still cameras: Exif version 2.2) を参照されたい。

(4) 本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 1 0 5を用いて、待ち受け画像データを記憶するとしたが、この待ち受け画像記憶部 1 0 5は、携帯電話機 1の内部メモリ装置に待ち受け画像データを記憶するとしても良いし、外部メモリ装置に待ち受け画像データを記憶するとしても良い。また、携帯電話機に装着した外部メモリ装置と内部メモリ装置との間で待ち受け画像データを！ ^することができるとしても良い。特に、外部メモリ装置に待ち受け画像データを記憶する場合には、携帯電話機 1に装着する外部メモリ装置を差し替えるだけで、携帯電話機に表示する待ち受け画像セットを交換することができるので、待ち受け画像表示を更に飽きのこないものとすることができる。また、携帯電話機のユーザ間で外部メモリ装置を交換し合うことにより、待ち受け画像 ¾ ^をユーザにとつて更に有意義なものとすることができる。

[2] 第 2の実施の形態

次に、本発明の第 2の実施の形態に係る携帯電話機について説明する。本実施の形態に係る携帯電話機は、上記第 1の実施の形態に係る携帯電話機と同様の構成を備えているが、待ち受け画像に関連付けられた位置と携帯電話機の現在位置との間の距離を、当該待ち受け画像と併せて液晶ディスプレイパネルに表示する点において相違している。図 1を参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話機について説明すると、本実施の形態に係る携帯電話機 1の待ち受け画像検索部 1 0 3は、上述のように距離の最小値を更新する際に（ステップ S 3 0,8)、併せて当該最小値に係るユークリッド距離を記録する。

そして、液晶ディスプレイパネル 1 0 7に表示させるべき待ち受け画像データを^ したら、待ち受け画像検索部 1 0 3は、待ち受け画像データと当該待ち受け画像データに係るユークリッド距離とを待ち受け画部 1 0 6に渡す。

待ち受け画像表示部 1 0 6は、先ず、前述のように、待ち受け画像データをする。そして、待ち受け画像検索部 1 0 3から受け付けた距離データを表示する文字列と、した待ち受け画像データとを合成して合成画像データを作成し、当該合成画像データを液晶ディスプレイノネル 1 0 7に入力して表示させる。

このようにすれば、携帯電話機 1のユーザが、携帯電話機 1が表示している待ち受け画像に関連付けられている位置へ向かおうとしている際に、当該位置までの具体的な距離を知ることができるので便利である。例えば、その位置が待ち合わせ場所であるような場合に、その待ち合わ所に到達するのに要する時間をある程度見積もることができるので有効である。

[2 - 1 ] 第 2の実施の形態に係る変形例

以上、第 2の実施の形態に基づいて本発明を説明してきたが、本実施の形態について、以下のような変形例を実施することができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、距離算出部 1 0 4において、指定された 2地点間のユークリッド距離を求めるとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなユークリッド距離に代えてユークリッド距離以外の距離を計算するとしても良い。ユークリッド距離以外の距離としては、例えば、地表面距離が挙げられる。距離算出部 1 0 4は、 ±¾Eのユークリッド距離から次のようにして地表面距離を求めることができる。すなわち、先ず、次式を用いて、 2地点間のユークリッド距離から半搬角を求める。 , (半半射 fc ffi程角、） = ·

arcsm ( (ユーク ^リッド

^_AtA^距離^ 上式を用ヽて得られた半搬角を次式に代入すれば、 2地点間の地表面距離を求めることができる。

(地表面距離） = 2χ(赤道半径) χ(半射程角）

なお、赤道雜の値としては、例えば、 6, 3 7 8, 1 3 6m, 地球の離心率の値としては、例えば、 0. 0 1 6 7を用いれば良い。更に、精度の高い値を用いれば、 2地点間の距離を更に精度よく求めることができる。

このようにすれば、待ち受け画像に関連付けられている位置が特に遠方であるような場合には、ュ一クリツド距離と地表面離との差が大きくなるので、例えば、当該位置を目的地として移動しているような場合、その行徵巨離をより正確に知ることができる。

' (2) 上記実施の形態においては、携帯電話機 1を構成する待ち受け画 ^^部 1 0 6は、待ち受け画像データに距離を表わす文^ 0を合成して、液晶ディスプレイパネル 1 0 7に表未させるとしたが、これに加えて、次のようにするとしても良い。すなわち、待ち受け画像表示部 1 0 6は、待ち受け画像検索部 1 0 3から受け付けた距離データに合わせて、液晶ディスプレイパネル 1 0 7に表示すべき画像データに画像処理を施すとしても良い。

例えば、当該距離が小さいほど、待ち受け画像を鮮明に表示し、当該距離が大きいほど、待ち受け画像を平均化処理などによってぼかして表示したり、或いは、色調を赤味がかった色調とするなど、通常とは異なる色調に変換して、当該距離を表現するとしても良い。 '

このようにすれば、例えば、待ち受け画像に関連付けられている位置を目的地として、その場所へ向かおうとしている場合に、携帯電話機に表示されている待ち受け画像の状態から目的地に近づいていっているのか、逆に、目的地から遠ざかっているのか、を距離デ一タのみならず、視覚的に察知することができるので優れている。

[3] 第 3の実施の形態

次に、本発明の第 3の実施の形態に係る携帯電話機について説明する。本実施の形態に係る携帯電話機は、上記第 1の実施の形態に係る携帯電話機と概ね同様の構成を備えているが、当該構成に加えて、更に、携帯電話機の方位を検出する方位センサーを備えており、携帯電話機の現在位置から待ち受け画像に関連付けられた位置へ向かう方向を、当該待ち受け画像と併せて、液晶ディスプレイパネルに表示する点をとしている。

[3 - 1 ] 機能構成

図 1 0は、第 3の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。図 1 0に示されるように、携帯電話機 4は、制御部 4 0 0、タイマー 4 0 1、位置情報取得部 4 0 2、 0? 3モジュ一ル4 0 3、方向算出部 4 0 4、方位情報取得部 4 0 5、方位センサー 4 0 6、距離算出部 4 0 7、待ち受け画像検索部 4 0 8、待受け画像記慮部 4 0 9、方向指示画像記憶部 4 1 0、待ち受け画像表示部 4 1 1、および、液晶ディスプレイパネル 4 1 2を備えている。制御部 4 0 0は、第 1の実施の形態における切り替え^部 1 0 1と同様に、タイマ -4 0 1に m¾のタィマー値を設定することによってタイマー 4 0 1から通知を受け付け、当該通知を契機として待ち受け画を更新するという処理を繰り返し実行する。制御部 4 0 0は、タイマー 4 0 1から m¾時間が ¾ した旨の通知を受け付けると、位置情報取得部 4 0 2に位置情報を取得するように指示を出す。

位置情幸艮取得部 4 0 2は、上記第 1の実施の形態におけるのと同様に、 GP Sモジュール 4 0 2から現在位置の緯度と経度とを取得し、これを位置情報として制御部 4 0 0 に渡す。続いて、制御部 4 0 0は、位置情報取得部 4 0 2から受け付けた位置 '[^を待ち受け画像検索部 4 0 8に渡して、当該位置情報にもつとも関連の深い待ち受け画像を検索させる。 '

待ち受け画像検索部 4 0 8は、上記第 1の実施の形態におけるのと同様に、待ち受け画像記憶部 4 0 9から各待ち受け画像に関連付けられた位置情報を読み出し、距離算出部 4 0 7にて携帯電話機 4の現在位置からの距離を算出させることによって、携帯電話機 4の現在位置にもっと近いものを検索する。そして、検索結果を制御部 4 0 0に返す。制御部 4 0 0は、待ち受け画像検索部 4 0 8から fit己の検索結果を受け付けると、当該検索結果と現在位置とを方位情報取得部 4 0 5に渡して、方位情報を取得するように指示する。

方位情報取得部 4 0 5は、携帯電話機 4が内蔵している方位センサー 4 0 6を用いて、携帯電話機 4が向いている方向を計測する。方位情報取得部 4 0 5は、方向を計測できなかった場合、その旨を表わす方位情報を制御部 4 0 0に出力する。

方位センサー 4 0 6にて方向を計測できた場合には、制御部 4 0 0から受け取つた検索結果と現在位置' If 艮とから、携帯電話機 4の現在位置から、液晶ディスプレイパネル 4 1 2に表示すべき待ち受け画像に関連付けられた位置へと向かう方向を算出する。そして、算出した方向と、計測した携帯電話機 4の方向とがなす角度の差 (以下、これを「差分角度」という。)）を算出する。

そして、方位情報取得部 4 0 5は、差分角度が、八方位の何れに属するかを判定する。すなわち、携帯電話機 4の方向と同じ方向を 0度として、当該 0度を略中心とする 4 5 度の範囲（3 3 8度から 2 3度までの範囲）に属しているか、或いは、 4 5度、 9 0度、 1 3 5度、 1 8 0度、 2 2 5專、 2 7 0度、 3 1 5度のいずれかを略中心とする 4 5度の範囲のいずれに属しているのか、を判定して、算出した角度が属する方位を方位'！^艮として、当該方位情報を制御部 4 0 0に出力する。

制御部 4 0 0は、方位情報取得部 4 0 5から方位情報を受け付けると、当^位情報の内容を参照して、待ち受け画像が変ィ匕したか否かを確認する。

そして、待ち受け画像が変化していないと判断された場合には、更に、携帯電話機 4 の方向が変ィ匕したか否かを確認する。そして、携帯電話機 4の方向が変ィ匕していないと判断した場合には、再びタイマ一 4 0 1にタイマー値を設定して、処理を終了する。制御部 4 0 0は、—方位情報取得部 4 0 2から受け付けた方位'隨を参照して、携帯電話機⁴の方向が変ィ匕したと判断した場合には、爾己検索結果、並びに、と方位情報を待ち受け画 i ¾^4 1 1に渡して、待ち受け画像を更新するように指示する。

待ち受け画像表示部 4 1 1は、先ず、制御部 4 0 0から受け付けた if己検索結果に対応ずる待ち受け画像を待ち受け画像記憶部 4 0 9から読み出すとともに、前記方位情報に対応する方向指示画像を方向指示画像記憶部 4 1 0から読み出す。図 1 1は、方向指示画像記憶部 4 1 0に記憶されている方向指示画像を例示する図である。

図 1 1に示されるように、方向标画像記憶部 4 1 0には、八方位のそれぞれに対応する方向指示画像 5 0 0〜 5 0 7と、方位センサー 4 0 6によつて方位 '瞎艮を得ることができなかつた旨を表わす画像である方向測定不可表示画像 5 1 0との、合計 9つの画像が記憶されている。

方向指示画像 5 0 0は、差分角度 0度を略中心とする 4 5度の範囲に対応する方位を表す方向指示画像である。また、方向指示画像 5 0 1〜5 0 7は、それぞれ差分角度 4 5度、 9 0度、 1 3 5度、 1 8 0度、 2 2 5度、 2 7 0度、および、 3 1 5度を略中心とする 4 5度の範囲に対応する方位を表わす方向指示画像である。

さて、待ち受け画像表^ Ρ4 1 1は、方向指示画像データを方向指示画像記憶部 4 1 0から読み出し、待ち受け画像データを待ち受け画像記憶部 4 0 9から読み出すと、待ち受け画像表示部 4 1 1は、待ち受け画像記憶部 4 0 9から読み出した待ち受け画像デ一夕と、窗己方向指示画像データとを合成して新たな合成画像データを作成する。

if己合成画像データの作成が完了したら、待ち受け画像表示部 4 1 1は、当該合成画像データを液晶ディスプレイパネル 4 1 2に表示させる。

[3 - 2] 携帯電話機 4の動作

次に、携帯電話機 4の動作にいて説明する。図 1 2は、携帯電話機 4が待ち受け画像の表示を更新するために実行する処理の流れを表わすフローチヤ一トである。図' 1 2 に示されるように、携帯電話機 4は、先ず、タイマ一処理を実行することによって、待ち受け画像表示を更新すべき時期となるのを待つ（ステップ S 6 0 0)。

そして、待ち受け画像表示を更新すべき時期となったら、携帯電話機 4は、編己位置情報取得部 4 0 2にて位置情報を取得する（ステップ S 6 0 1 )。そして、制御部 4 0 0 は、当該位置情報を待ち受け画像検索部 4 0 8に渡して、 ¾ ^すべき待ち受け画像を検索させる（ステップ S 6 0 2)。次いで、制御部 4 0 0は、位置情報取得部 4 0 2からの位置情報と,待ち受け画像検索部 4 0 8力ゝらの検索結果とを方位籠取得部 4 0 5に渡して、方位 if¾を取得させる（ステツプ S 6 0 3)。

制御部 4 0 0は、待ち受け画像検索部 4 0 8からの検索結果を参照して、表示すべき待ち受け画像が別の待ち受け画像に変ィ匕したか否かを《Ι する。そして、表示すべき待ち受け画像が変ィ匕していなければ（ステップ S 6 04： NO),方位情報取得部 4 0 5からの方位 fff艮を参照して、携帯電話機 4の方向が変化したか否かを確認する。

確認の結果、携帯電話機 4の方向は変化していないと判断された場合には（ステップ S 6 0 5： NO)、待ち受け画像の ¾ ^更新をせずに、ステップ S 6 0 0へ進んで、のような； ¾Mを繰り返す。

待ち受け画像が変ィ匕したと判断された場合や（ステップ S 6 0 4： YE S),携帯電話機 4の方向が変ィ匕したと判断された場合には（ステップ S 6 0 5： YE S),制御部 4 0 0は、待ち受け画像表 ¾¾Ρ4 1 1に待ち受け画像表示を更新させる（ステップ S 6 0 6)。なお、本実施の形態においては、方位測定不能状態から方位測定可能状態へと遷移した場合や、方位測定可能状態から方位測定不能状態へと遷移した場合にも、携帯電話機 4の方向が変ィ匕したと判断する。その後、携帯電話機 4は、ステップ S 6 0 0へ進んで、上述のような処理を繰り返す。

( 1 ) 方向情報を取得する処理（ステップ S 6 0 3)

次に、方位情報を取得する処理（ステップ S 6 0 3) について詳述する。図 1 3は、携帯電話機 4が実行する方向情報を取得する処理の流れを表すフローチヤ一トである。図 1 3に示されるように、携帯電話機 4は、方位情報取得部 4 0 5にて、方位情報を取得する処理を始めるにあたって、先ず、方位センサ一 4 0 6から方位データ（例えば、電圧）を読み出す（ステップ 7 0 0)。

そして、方位センサー 4 0 3から読み出した方位データが有効な方位データであるか否かを確認する。当該確認の結果、方位データが有効でないと判断された場合には（ステツプ S 7 0 1 ： NO),その旨を表わす方位情報を制御部 4 0 0に出力する（ステップ

方位データが有効であると判断された場合には（ステップ S 7 0 1 ： YE S),方位データを変換して方位情報を作成する。すなわち、上述のように差分角度を算出し、当該差分角度が八方位の何れに属するかを表わす情報を作成して、これを方位情報とする（ステツプ S 7 0 2)。

この場合において、例えば、方位'瞬は、 2バイトの情報であって、その 1バイト目の値によって携帯電話機 4の方向を測定し得たか否かを表わすこととし、その 2パイト目の値によって、携帯電話機 4の方向を測定し得た場合のその方向を表わすとしても良 \

例えば、 0度を略中心とする 4 5度の範囲の方向に携帯電話機 4が向いているならば、その値をゼロとし、 4 5度から 3 1 5度までの 4 5度毎の各方向角を略中心とする 4 5 度の範囲については、それぞれ 1から 7の値を割り当てるとしても良い。このようにすれば、 2バイトのデータで方向情報を表現することができる。

携帯電話機 4は、方位' 報取得部 4 0 5にて、ステップ S 7 0 2、または、ステップ S 7 0 3の時を実行した後、メイン ·ルーチンに,する。

(3) 方向表示を更新する処理（ステップ S 6 0 6)

次に、方向表示を更新する処理（ステップ S 6 0 6) について詳述する。図 1 4は、携帯電話機 4が実行する方向表示を更新する処理の流れを表すフローチャートである。図 1 4に示されるように、携帯電話機 4は、待ち受け画 H¾示部 4 1 1にて、待ち受け画 i ¾示を更新するを始めるにあたって、先ず、現在表示している待ち受け画像に係る待ち受け画像データを待ち受け画像記憶部 4 0 9から読み出して、解凍する（ステツプ S 9 0 0)。

次に、待ち受け画像表示部 4 1 1は、編己方向情報取得部 4 0 5にて取得した方向情報に対応する方向指示画像データを方向指示画像記憶部 4 1 0から読み出す（ステップ

そして、待ち受け画 i ¾¾P4 1 1は、待ち受け画像記憶部 4 0 9から読み出した待ち受け画像データと、方向指画像記憶部 4 1 0から読み出した方向指示画像データと合成して、合成画像データを作成する（ステップ S 9 0 2)。

待ち受け画像表示部 4 1 1は、合成画像データを作成した後、当該合成画像データを液晶ディスプレイパネル 4 1 2に入力して、当該合成画像データを表示させる（ステツプ S 9 0 3)。

C4] 第 4の実施の形態

次に、本発明の第 4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る携帯電話機は、上記第 1の実施の形態に係る携帯電話機 1と概ね同様の構成を備えており、当成に加えて、更に、デジタルカメラを備えており、当該デジタルカメラによって待ち受け画像をすることができることを mとする。

[4—1 ] 機能構成

図 1 5は、本発明の第 4の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の作成に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。図 1 5に示されるように、携帯電話機 5は、制御部 5 0 0、.位置情報取得部 5 0 1、 G P Sモジュル 5 0 2、デジタル画部 5 0 3、デジタルカメラモジュール 5 0 4、操作パネル 5 0 5、待ち受け画像作成部 5 0 6、および、待ち受け画像記憶部 5 0 7を備えている。

制御部 5 0 0は、操作パネル 5 0 5によって、ユーザから、待ち受け画像を作成せよとの指示を受け付けると、位置情報取得部 5 0 1に現在位置の位置情報を取得するように指示する。

位置情報取得部 5 0 1は、制御部 5 0 0から位置' を取得せよとの指示を受け付けると、携帯電話機 5が内蔵する GP Sモジュール 5 0 に位置情報を取得するように指示する。位置情報取得部 5 0 1は、 G P Sモジュール 5 0 2から緯度やを取得すると、これらを位置' tf幸として制御部 5 0 0に渡す。

制御部 5 0 0は、また、操作パネル 5 0 5から上記の指示を受け付けると、デジタル画像部 5 0 3にデジタル画像をするように指示する。

デジタル画^ ^部 5 0 3は、制御部 5 0 0から tin己の指示を受け付けると、携帯電話機 5が内蔵するデジタルカメラモジュール 5 0 4にデジタル画像を^^するように指示する。デジタル画 ί ^^部 5 0 3は、デジタルカメラモジュール 5 0 4からデジタル画像データを取得すると、これを制御部 5 0 0に渡す。

制御部 5 0 0は、位置情報取得部 5 0 1から位置情報を受け付け、かつ、デジタル画 m ^s 0 3からデジタル像データを受け付けると、当該位置情報と当該デジタル画像データとを待ち受け画像作成部 5 0 6に渡して、待ち受け画像を作成するように指示する。

待ち受け画像作成部 5 0 6は、制御部 5 0 0から位置情報とデジタル画像データを受け付けると、デジタル画像データをデータ圧縮する。そして、待ち受け画像記憶部 5 0 7に当該位置情報とデータ圧縮したデジタル画像データとを関連付けて記憶するように指示する。

待ち受け画像記憶部 5 0 7は、待ち受け画像作成部 5 0 6から前記の指示を受け付けると、例えば、図 2に示したようなフォーマットに従って、位置情報と待ち受け画像デ一夕とを記憶する。

[4 - 2] 携帯電話機 5の動作

次に、携帯電話機 5の動作について説明する。図 1 6は、携帯電話機 5が新たな待ち受け画像を作成するために実行する処理の流れを表わすフローチャートである。図 1 6 に示されるように、携帯電話機 5は、ユーザから待ち受け画像を作成せよとの指示が無ければ（ステップ S 1 0 0 0 : N〇）、ュ一ザから指示があるまで待機する。

携帯電話機 5は、操作パネル 5 0 5によって、ユーザから、待ち受け画像を作成せよとの指示を受け付けると（ステップ S 1 0 0 0： YE S), 位置情報取得部 5 0 1にて、 G P Sモジュール 5 0 2から、緯度や経度といった位置情報を取得する（ステップ S 1 0 0 1 )。このとき、併せて、 GP Sモジュール 5 0 2から高度（標高）も取得するとしても良い。

次に、携帯電話機 5は、待ち受け画像として表示すべきデジタル画像データを取得する。すなわち、デジタル画像取得部 5 0 3にて、デジタルカメラモジュール 5 0 4から、デジタル画像データを取得する（ステップ S 1 0 0 2)。

そして、携帯電話機 5は、待ち受け画像作成部 5 0 6にて前記待ち受け画像データをデータ圧縮する。待ち受け画像作成部 5 0 6は、制御部 5 0 0から受け付けが位置' と、自らデータ圧縮した待ち受け画像データとを待ち受け画像記憶部 5 0 7に渡す。待ち受け画像記憶部 5 0 7は、編己位置情報とデータ圧縮した待ち受け画像データとを関連付けて記憶する（ステップ S 1 0 0 3)。

待ち受け画像記憶部 5 0 7に、廳己位置情報と関連付けて記憶された待ち受け画像デ一夕は、例えば、上記第 1の実施の形態のようにして、待ち受け画像表示される。なお、デジタルカメラモジール 5 0 4が J P E G形式等、データ圧縮されたデジタル画像データを生成する場合には、待ち受け画像作成部 5 0 6にて更にデータ圧縮する必要はなく、そのまま、待ち受け画像記憶部 5 0 7に記憶させるとしても良い。

以上のようにすれば、携帯電話機 5に内蔵されているデジタルカメラモジュール 5 0 4にてデジタル画像をした位置を当該デジタル画像に関連付けて待ち受け画像とするので、当該デジタル画像を »した位置に近づくと当該デジタル画像が待ち受け画像として表示される。従って、携帯電話機 5のユーザにとってより有意義な待ち受け画像表示を実現することができる。 [5] 第 5の実施の形態

次に、本発明の第 5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る携帯電話機は、上記第 1の実施の形態に係る携帯電話機 1と概ね同様の構成を備えており、当議成に加えて、更に、インターネット等の通信ネットワークを介して待ち受け画像データを取得することができることを @とする。

[5 - 1 ] 機能構成 .

図 1 7は、本発明の第 5の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像データの取得に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。図 1 7に示されるように、携帯電話機 7は、制御部 7 0 0、操作パネル 7 0 1、候補画像表示部 7 0 2、液晶ディスプレイパネル 7 0 3、待ち受け画像記'慮部 7 0 4、位置' It幸取得部 7 0 5、 GP Sモジュール 7 0 6、待ち受け画像取得部 7 0 7、および、ネットワーク I /F 7 0 8を備えている。

また、ネットワーク I ZF 7 0 8は、通信ネットワーク 7 0 9を介して、待ち受け画像サーバ 7 1 0に接続されている。なお、当該待ち受け画像サーバは、携帯電話機 7のユーザが所有するパーソナルコンピュータであっても良いし、また、インターネット等の通信ネットワークを介して待ち受け画像を ^するサービスを行う業者の所有に係るコンピュータであるとしても良い。

制御部 7 0 0は、操作パネル 7 0 1によって、ユーザから、待ち受け画像を取得せよとの指示を受け付けると、待ち受け画像取得部 7 0 7に待ち受け画像の «となる画像データを取得するように指示する。

待ち受け画像取得部 7 0 7は、制御部 7 0 0から it己の指示を受け付けると、ネットワーク I /F 7 0 8を用いて、通信ネットワーク 7 0 9を介して、待ち受け画像サーバ 7 1 0から、候補画像データを取得する。

当該候補画像データはデータ圧縮されており、通信ネットワーク 7 0 9の負荷が軽減されるとともに、時間が謹されるようになっている。待ち受け画像取得部 7 0 7 は、待ち受け画像サーバ 7 1 0から取得した候補画像データを制御部 7 0 0に渡す。制御部 7 0 0は、待ち受け画像取得部 7 0 7から候補画像データを受け付けると、候補画 ί録示部 7 0 2に当該画画像データを渡して、これを^するように指示する。候補画 ί線 ¾¾Ρ7 0 2は、制御部 7 0 0から漏画像データを受け付けると、データ圧縮されている候補画像データを鎌する。そして、画画 ί錄^ 157 0 2は、鍵した候補画像データを ¾ ^するように液晶ディスプレイパネル 7 0 3に指示する。

当該指示を受け付けた液晶ディスプレイパネル 7 0 3は、併せて受け付けた «画像データを表示する。

制御部 7 0 0は、液晶ディスプレイパネル 7 0 3に^している候補画像について、操作パネル 7 0 1を介して、ユーザから、別の ίΐϋ画像を表示せよとのを受け付けると、新たな候補画像デーダを取得するように待ち受け画像取得部 7 0 7に指示する。待ち受け画像取得部 7 0 7は、制御部 7 0 0から mi己の指示を受け付けると、と同様、待ち受け画像サ一パ 7 1 0から、候補画像データを取得して、取得した候補画像データを制御部 7 0 0に渡す。

制御部 7 0 0は、待ち受け画像取得部 7 0 7から «画像データを受け付けると、候補画像表 ¾¾P7 0 2に当該候補画像データを ¾ ^するように指示する。

«画像表示部 7 0 2は、受け付けた候補画像データを解凍して、液晶ディスプレイパネル 7 0 3に表示させる p

制御部 7 0 0は、液晶ディスプレイパネル 7 0 3に表示している候補画像について、操作パネル 7 0 1を介して、ユーザから、待ち受け画像に採用するとの^を受け付けると、位置情報取得部 7 0 5に現在位置の位置情報を.取得するように指示する。

位置情報取得部 7 0 5は、制御部 7 0 0から編己の指示を受け付けると、 GP Sモジユール 7 0 6から現在位置の緯度や経度を取得する。そして、位置情報取得部 7 0 5は、取得した韋度ゃ経度を位置情報として制御部 7 0 0に渡す。

制御部 7 0 0は、位置情報取得部 7 0 5から位置情報を受け付けると、'ユーザが尺した候補画像データ、並びに、当該位置情報を待ち受け画像記憶部 7 0 4に渡して、当該候補画像データと当該位置情報とを関連付けて記憶するようにする。

待ち受け画像記 11部 7 0 4は _Λ 制御部から it己候補画像データと ΙΐΠ己位置情報とを受け付けると、例えば、図 2に示したようなフォーマットに従って、位置' If?艮と待ち受け画像データとを記憶する。待ち受け画像記憶部 7 0 4に記憶されてた待ち受け画像デー夕は、例えば、第 1の実施の形態において述べたような方法で表示される。

[5 - 2] 携帯電話機 7の動作

次に、携帯電話機 7の動作について説明する。図 1 8は、携帯電話機 7が新たな待ち受け画像を取得するために実行する処理の流れを表わすフローチャートである。図 1 8 に示されるように、携帯電話機 7は、ユーザから待ち受け画像を取得せよとの指示が無ければ（ステップ S 1100 : NO)、ユーザから指示があるまで待機する。

携帯電話機 7は、操作パネル 701によって、ユーザから、待ち受け画像を作成せよとの指示を受け付けると（ステップ S 1100： YES),待ち受け画像取得部 707にて、ネットワーク IZF 708を使って、通信ネットワーク 709を介して、待ち受け画像サーバ 710から β画像データを取得する（ステップ S 1101)。

次に、待ち受け画像サー 710から取得した蘭己候補画像データはデータ議されているので、携帯電話機 7はこれをする（ステップ S 1102)。編己 «画(¾¾ 部 702にて、 Itft己液晶ディスプレイパネル 703に表示させる（ステップ S 1103)。液晶ディスプレイパネル 703に表示した候補画像データをユーザが待ち受け画像デ一夕として採用せず、次の候補画像データを表示するようにとの指示を、操作パネル 7 01により受け付けた場合には（ステップ S 1104： NO)、前記待ち受け固像サーバ 710から別の謹画像データを取得する（ステップ S 1101)。

そして、新たに取得した候補画像データを解凍して（ステップ S 1102)、液晶ディスプレイパネル 703に表示する（ステップ S 1103)。

液晶ディスプレイパネル 703に表示した候補画像データを待ち受け画像データとして採用するとの指示をュ一ザから受け付けた場合には（ステップ S 1104： YES), 位置情報取得部 705にて、 GPSモジュール 706から現在位置の緯度や経度を取得する（ステップ S 1105)。

そして、携帯電話機 7は、ユーザが採用した待ち受け画像データと、爾己位置情報取得部 705にて取得した位置情報とを関連付けて、待ち受け画像記憶部 704にて記憶し（ステップ S 1106)、を終了する。

このようにすれば、第 4の実施の形態において述べたように、携帯電話機が備えているデジタルカメラによってすることができる待ち受け画像に限定されず、通信ネットワーク 709を介して待ち受け画像サーバ 710から^される様々な待ち受け画像を現在位置と関連付けて待ち受け画像表示させることができる。従って、待ち受け画像表示につ Vヽて携帯電話機 7のユーザにより豊富な選択肢を «することができる。

[5-3] 第 5の実施の形態に係る変形例

以上、本発明の第⁵の実施の形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明は、の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することがでぎる。 ( 1 ) 上記第 5の実施の形態においては、ユーザが液晶ディスプレイパネル 7 0 3 に表示されている候補画像データを待ち受け画像データとして採用すると、 G P Sモジユール 7 0 6を用いて現在位置の位置情報を得し、待ち受け画像記憶部 7 0 4にて当該位置情報を il己待ち受け画像データに関連付けて記憶するとしたが、これに代えて、次のようにするとしても良い。

すなわち、携帯電話機 7は、待ち受け画像サーバ 7 1 0から候補画像データを取得する際に、併せて、待ち受け画像サーバ 7 1 0から位置情報を取得するとしても良い。このようにすれば、例えば、当該 «画像データがデジタル写真画像データであるような場合には、携帯電話機 7は、当該デジタル写真が勝された場所の位眞情報を待ち受け画像データに関連付けて記憶することができる。この他、携帯電話機 7の現在位置以外の位置情報を、待ち受け画像データに関連付けて記憶すたい場合には、かかる変形例が有効である。

(2) また、待ち受け画像データに関連付けて記憶すべき位置情報を取得する方法として、上記第 5の実施の形態の方法や上記変形例 ( 1 ) の方法の他に、次のような方法を用いるとしても良い。

すなわち、待ち受け画像データに関連付けて記憶すべき位置情報をユーザに入力させるとしても良い。図 1 9は、待ち受け画像データに関連付けて記憶すべき位置情報をュ —ザに入力させる機能を備えた携帯電話機の主要な構成を表わす機能構成図である。図 1 9に示されるように、携帯電話機 8は、制御部 8 0 0、操作パネル 8 0 1、 \ 画像表示部 8 0 2、液晶デイスプレイパネル 8 0 3、地図画 it¾示部 8 04、待ち受け画像記憶部 8 0 5、地図画像取得部 8 0 6、待ち受け画像取得部 8 0 7、および、ネットワーク I ZF 8 0 8を備えている。

また、ネットワーク I /F 8 0 8は、通信ネットワーク 8 0 9を介して、地図画像サ —パ 8 0 1と待ち受け画像サーバ 8 1 1とに接続されている。

制御部 8 0 0は、操作パネル 8 0 1によって、ユーザから、待ち受け画像を取得せよとの指示を受け付けると、上記第 5の実施の形態におけるのと同様にして、待ち受け画像サーバ 8 1 1から候補画像データを取得して、これを^する。

そして、ユーザから、表示されている候補画像データを待ち受け画像に採用するとの指示を受け付けると、地図画像表示部 8 0 6に対して、液晶ディスプレイパネル 8 0 3 に表示すべき地図画像を取得するようにする。地図画像取得部 8 0 6は、制御部 8 0 0から it己の标を受け付けると、ネットヮ一ク I /F 8 0 8を用い、通信ネットワーク 8 0 9を介して、地図画像サーバ 8 1 0から世界地図の地図画像データを取得する。そして、地図画像取得部 8 0 6は、当該地図画像データを制御部 8 0 0に渡す。

なお、地図画像サーバ 8 1 0がする地図画像デー夕にはそれぞれ位置情報が付与されている。地図画像取得部 8 0 6は、地図画像サーバ 8 0 1から地図画像データを取得する際に、併せて、当該地図画像データに付与されている位置',を取得する。制御部 8 0 0は、地図画像取得部 8 0 6から地図画像データを受け付けると、地図画像表示部 8 0 4に当該地図画像データを渡して、表示するように指示する。地図画像表示部 8 0 4は、制御部 8 0 0から地図画像データを受け付けると、液晶ディスプレイノネル 8 0 3に世地図を表示する。

液晶ディスプレイノ、。ネル 8 0 3に表示される世界地図は、 1から 9の宇に対応付けられた 9つの領域に分割されている。また、操作パネル 8 0 1は 1から 9までの数字に対応するキーを備えており、これらのキーのいずれかをユーザに押下させることによつて、ユーザに位置指定したい領域を選択させる仕組みである。

制御部 8 0 0は、操作パネル 8 0 1から、ユーザが 1から 9のヽずれかの数字に対応するキ一を押下した旨の通知を受け付けると、押下されたキーに対応する数字に対応付けられた領域の拡^図画像を取得するように地図画像取得部 8 0 6に指示する。地図画像取得部 8 0 6は、制御部 8 0 0から編己の指示を受け付けると、地図画像サーバ 8 1 0から、指定された領域の拡^ ¾図に係る地図画像データを取得する。そして、地図画像取得部 8 0 6は、取得した地図画像デー夕を制御部 8 0 0に渡す。

制御部 8 0 0は、地図画像取得部 8 0 6から受け付けるた地図画像データを地図画像表 8 0 4に渡して、表示るように指示する。地図画像 ¾ ^部 8 0 4は、制御部 8 0 0から受け付けるた地図画像データを液晶ディスプレイパネル 8 0 3に世界地図を表示する。

液晶ディスプレイパネル 8 0 3に表示される地図は、前述の世界地図と同様、 1から 9の各数字に対応付けられた 9つの領域に分割されている。また、操作パネル 8 0 1は 1から 9までの数字に対応するキーのいずれかをユーザに押下させることによって、領域を«させる。

ユーザは領域を選択する代わりに、位置情報に係る領域を決定することもできる。例えば、操作パネル 8 0 1の数字 0に対応するキ一を押下することにより、表示中の地図画像データに対応する位置情報が指定されるとすれば良い。

制御部 8 0 0は、 ί喿作パネル 8 0 1からユーザが領域を決定した旨の ¾1を受け付けると、液晶ディスプレイパネル 8 0 3に表示中の地図画像データとユーザが選択した待ち受け画像データとを待ち受け画像記憶部 8 0 5に渡して、記憶するように指示する。待ち受け画像記憶部 8 0 5は、制御部 8 0 0から謂己の指示を受け付けると、併せて受け付けた地図画像データを参照して、当該地図画像データに付与されている位置' Iff艮を取得する。そして、待ち受け画像記憶部 8 0 5は、取得した位置情報と待ち受け画像データとを、例えば、図 2に示したようなフォーマットに従って記憶する。

待ち受け画像記憶部 8 0 5に記憶されてた待ち受け画像データは、例えば、第 1の実施の形態にお Vヽて述べたような方法で表示される。

このようにすれば、世界中のどの場所であつても、ユーザが自由にその位置を指定することによって、待ち受け画像に関連付ける位置情報を指定して、当該位置情報と待ち受け画像とを関連付けて記憶させることができる。

C6] 変形例

以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、 GP Sシステムを用いて携帯電話機の現在位置情報を取得するとしたが、これに代えて、 G P Sシステム以外の方法を用いて携帯電話機の位置情報を取得するとしても良い。

例えば、複数の無 H¾¾局から発信される電波を同時に受信し、各無局から送信される電波の伝搬時間差を測定することによって、各無線 ¾¾局と携帯端末間との間の距離を算出する。そして、出した距離から三角測量の原理を用いて携帯電話機の位置を特定するとしても良い。

GP Sシステムにおいては、建造物の多い環境や屋内では衛星からの電波を受信することができないので、測定誤差が大きくなつたり、位置情報を取得できなくなつたりするといつた問題があるが、無線繊局からの電波を用ヽて位置情報を取得する場合には、無線 ¾¾局が設置されていさえすれば、かかる問題を生じなヽ。

また、上に代えて、無線 ¾¾局と携帯電話機との間でやり取りされる電波の強さ等を測定し、得られた測定値から無線局と携帯電話機との間の距離を類推して位置情報を測定するとしても良い。

この場合において、無線 ¾¾局や携帯電話機の周囲の: Wや ¾ϋ物などに起因する反針波を考慮して電波の強さ等の測定を行えば、無線局や携帯電話機の周囲に建» などの障害物が多い場合でも、 Sit波による誤差を抑えることができる。

のようにすれば、携帯電話機のより正確な位置情報を取得することができるので、誤った位置情報を取得した結果、携帯電話機の現在位置とまったく関係のな Vヽ待ち受け画像が表示されるといった不都合を回避することができる。従って、ユーザにとってより有意義な待ち受け画像を携帯電話機に表示させることができる。

(2) 上記実施の形態においては、一定の時間間隔で待ち受け画像の表示を更新するとしたが、これに代えて、次のようにするとしてもよい。

すなわち、タイマーにタイマー値を設定する際に、毎回同じタイマ一値を設定するのに代えて、乱数を用いてタイマー値を決定し、決定したタイマー値をタイマーに設定するとしても良い。

この場合において、当該乱数は、固定値、或いは、ユーザが設定した値を平均値とする舌 L数を用いるどしても良く。また、その分散値についても設定による値を用いとして良い。 ¹

このようにすれば、待ち受け画像の表示が不定期に更新されるので、更に、待ち受け - 画像の表示を飽きのこないものとすることができる。

また、携帯電話機の起動時に表示すべき待ち受け画像として、 ±¾Eの実施の形態と同様にして現在位置に係る位置情報を取得して、待ち受け画像の表示を更新するとしても良い。また、起動時には、常に同じ待ち受け画像を表示するとしても良いし、当該同じが待ち受け画像は当帯電話機のユーザの設定に係る待ち受け画像であるとしても良い。

また、携帯電話機の現在位置に同程度に関係の深 Vヽ待ち受け画像が複数雜しているような場合、携帯電話機の移動の仕方によっては、もっとも関係の深 V、待ち受け画像が頻繁に変化する。従って、かかる場合には、待ち受け画像の表示を更新する時間間隔を短くすれば、より妥当な待ち受け画像を表示することができるし、見た目にも楽しい。例えば、待ち受け画像が■された位置と携帯電話機の現在位置との間の距離が近いほど関係が深 V、と判定する場合においては、携帯電話機の現在位置にもっとも近ヽ場所で ^された待ち受け画像と、次に近い場所でされた待ち受け画像との間で、された場所どうしの距離の大きさに応じて、待ち受け画像の表示を更新する時間を制御するとしても良い。

当該距離が大きいほど、表示中の待ち受け画像が別の待ち受け画像に置き換えられる可能性が低く、 .また、近いほどこのような可能性が大きくなるので、かかる制御を実行することによって、より妥当な待ち受け画像を表示することができる。

また、携帯電話機の移動速度に応じて、待ち受け画像の表示を更新する時間間隔を制御するとしても良い。すなわち、携帯電話機の移動速度が大きいほど、携帯電話機の現在位置にもつとも関係の深い待ち受け画像が変化する可能性が大きいと考えられる。したがつて、前回待ち受け画像の表示を更新してから今回待ち受け画像の表示を更新するまでの間の移動距離と、前回待ち受け画像の表示を更新してから今回待ち受け画像の表示を更新するまでの移動時間とを算出して、算出した移動距離を同じく算出した移動時間で除算して移動速度を求める必要がある。 ' そして、求めた移動速度の大きさに応じて、次に待ち受け画像の表示を更新するまでの時間を決定すれば良い。この場合において、携帯電話機の移動速度が大きいほど、待ち受け画像の表示を次に更新するまでに時間を短くすることとし、携帯電話機の移動速度が小さいほど、待ち受け画像の表示を次に更新するまでに時間を長くすることとすれば良い。

なせならば、携帯電話機の移動速度が大きいほど、携帯電話機の現在位置にもっとも関係の深い待ち受け画像が変化する可能性が大きいからであり、携帯電話機の移動速度が小さいほど、携帯電話機の現在位置にもつとも関係の深い待ち受け画像が変ィ匕し難い可能性が大きいからである。

(3) 上記実施の形態においては、本発明をもつばら携帯電話機に適用する場合について説明したが、本発明の用範囲がこれに限定されないのは言うまでも無く、 P D A (personal data assistance)や P C personal computer; に適用するとしても良い。この場合、編己の待ち受け画像は、例えば、所謂壁紙として P DAや P Cのスクリーンに表示されるとしも良いし、或いは、所謂スクリーンセィバーとして転されるとしても良い。ただし、本発明の性質上、 it己 P Cは移動可能であることが必要である。なぜなら、移動可能でなければ、位置情報に基づいて待ち受け画像を変更する機会が無くなるからである。 .

(4) 上記実施の形態においては、待ち受け画像を表示する際に、待ち受け画像のみを表示する場合と、待ち受け画像と方向指示画像とを合成した合成画像を表示する場合とについて説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでも無く、次のようにするとしても良い。

すなわち、上記実施の形態において述べたように、本発明においては、表示すべき待ち受け画像を選択するために、携帯電話機の現在位置と待ち受け画像に関連付けられた位置との間の距離を算出する。この算出した距離を待ち受け画像と併せて表示するとしても良い。

また、 ± ^のように、待ち受け画像、方向指示画像、および、距離情報を、併せて待ち受け画像表示するとしても良、。

このようにすれば、待ち受け画像に関連付けられた位置までの距離が一目瞭然となるし、更に、方向指示画像を併せて表示する場合には、現在位置からどの方向にどの @S 離れた場所が目的とする位置であるかが簡単に理解できるので、その場所へ行きたい場合や、逆に、その場所へ行きたくない場合には、非常に便利である。

(5) 上記実施の形態においては、携帯電話機の現在位置から、表示中の待ち受け画像に関連付けられた位置へ向かう方向を表示するために、待ち受け画像に方向指示画像を合成した合成画像を表示するとしたが、これに代えて、次のようにするとしても良い。

すなわち、携帯電話機の現在位置から、表示中の待ち受け画像に関連付けられた位置へ向かう方向を表示する文字列を待ち受け画像に合成した合成画像を表示するとしても良い。 .

例えば、目的とする位置が携帯電話機の現在位置から北北西の方向にある場合には「N NWJ という文字列を待ち受け画像に合成した合成画像を表示したり、東南東の方向にある場合には「E S E」という; ¾字列を待ち受け画像に合成した合成画像を表示するとしても良い。

また、例えば、目的とする位置が携帯電話機の現在位置から 1 0時の方向にある場合には「1 0 : 0 0」という文字列を待ち受け画像に合成した合成画像を^したり、 8 時の方向にある場合には「8時」という文字列を待ち受け画像に合成した合成画像を表示するとしても良い。

なお、ここで、合成画像とは、 2つの画像を重ね合わせた画像の他、 2つの画像を並置する画像をも含むものとする。このようにしても、上記実施の形態におけるのと同様の効果を奏させしめる事ができる。

(6) 上記実施の形態においては、携帯電話機の現在位置に応じて、待ち受け画像表示するべき待ち受け画像データを切り替えるとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、次のようにするとしても良い。

すなわち、待ち受け画像表示する待ち受け画像データをユーザに指定させるとともに、当該待ち受け画像データを待ち受け画像表示するにあたつて、携帯電話機の現在位置から、ユーザが指定した待ち受け画像データに関連付けられた位置までの距離と方向とを併せて表示するとしても良い。

この場合においては、 it己距離と方向の表示は、一定周期若しくは不定期に更新される。なお、当該更新の時間間隔は短い方が好ましい。

このようにすれば、携帯電話機のユーザは、携帯電話機のもっとも近傍に存在する位置に関連付けられている待ち受け画像データが変化した場合であつても、自己の指定に係る待ち受け画像データを待ち受け画像表示し続けることができる上に、更に、指定した待ち受け画像データに関連付けられている位置への距離と方向とが随時、更新表示されるので、当該位置へ向かおうとする場合に便利である。

[7] 第 6の実施の形態 , 本実施の形態に係る携帯電話機は、待ち受け画像の表示に関して、 2通りの動作モードを有している。以下、これら動作モードの一方を「通常モード」と呼び、もう一方を「接近モード」と呼ぶこととする。

動作モードが通常モードである場合、本実施の形態に係る携帯電話機は戸^の待ち受け画像を ¾ ^し続ける。

また、本実施の形態に係る帯電話機は、複数の待ち受け画像データを位置情報と関連付けて記憶しており、動作モードが接近モードである場合には、携帯電話機の現在位置を特定して、得られた現在位置にもっとも近い位置に関連付けられた待ち受け画像データが表示される。

動作モードを通常モードとするか、接近モードとするかの選択は、携帯電話機の現在位置から戸 f¾距離内の位置に関連付けられた待ち受け画像データがあるかどうかによつて判断される。すなわち、現在位置から戸 ^距離内の位置に関連付けられた待ち受け画像データがなければ、動作モードを通常モードとし、そのような待ち受け画像データがあれば、動作モードを接近モードとして動作する。 .

本実施の形態に係る携帯電話機は、この動作モ一ドの切り替えの判断を不定期に行う。すなわち、本実施の形態に係る携帯電話機は、一旦、動作モードの切り替えの判断を行うと、次に、動作モードの切り替えの判断を行うまで待機する時間を擬似乱数により決定するのである。

[7 - 1 ] 機能構成 .

図 2 0に示されるように、本実施の形態に係る携帯電話機 A 1は、制御部 A 1 0 0、操作パネル A 1 0 1、設定情幸 ¾記 11部 A 1 0 2、擬似舌し数発生部 A 1 0 3、タイマー A 1 0 4、位置情報取得部 A 1 0 5、 GP Sモジュール A 1 0 6、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7、待ち受け画像検索部 A 1 0 8、距離算出部 A 1 0 9、待ち受け画像表示部 A 1 1 0、および、液晶ディスプレイパネル A l 1 1を備えている。

制御部 A 1 0 0は、待ち受け画像の表示に係る携帯電話機 A 1の動作を統括する機能ブロックである。

本実施の形態において、制御部 A 1 0 0は、 ί喿作パネル A 1 0 1を介して、ユーザからの設定を受け付ける。すなわち、操作パネル A 1 0 1を用いて、ユーザが、液晶ディスプレイパネル A l 1 1にメニュー画面を表示させると、当該メニューに待ち受け画像の表示に関するメニュー画面を表示させるためのボタンが表示される。

ユーザが当該ボタンを選択すると、通常モードに表示させる待ち受け画像を選択させるメニュー画面を表示させるためのボタン、 itB 似乱数の平均値を設定させるメニュ一画面を表示させるためのボタン、および、編己所定距離を設定させるメニュー画面を表示させるためのボタンが表される。

ユーザが、通常モードに表示させる待ち受け画像を選択させるメニュー画面を表示さ . せるためのボタンを選択した場合には、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7に記憶されている待ち受け画像データが液晶ディスプレイパネル A 1 1 1にされる。

この場合において、ユーザは、操作パネル A 1 0 1を用いて、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7に記憶されている待ち受け画像データを順に液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示させることができる。

液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示された待ち受け画像データのうちから、通常モードで用いる待ち受け画像データをユーザが決定した場合、操作パネル A 1 0 1を用いて、ユーザがその旨の指示を与えると、設定情報記憶部 A 1 0 2は、どの待ち受け画像データが選択されたかを記憶する。

また、編己擬似乱数の平均値を設定させるメニュー画面を表示させるためのボタンをユーザが選択した場合には、 it己擬似乱数の平均値を入力するための画面が、液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示される。

当該画面において、ユーザが、操作パネル A 1 0 1を用いて、前言似乱数の平均値を入力すると、設定情報記憶部 A 1 0 2は入力された値を記憶する。

なお、この場合において、ユーザに平均値とすべき数値を入力させるとしても良いし、或いは、これに代えて、候補となる数値を液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示し、表示された数値の中から平均値とすべき数値をユーザに選択させるとしても良い。また、 ΙΐΠ己所定の距離を設定させるメニューを表示させるためのボタンをユーザが選択した場合には、編己所定の距離を入力するための画面が、液晶ディスプレイパネル A l l 1に表示される。

当該画面において、ユーザが、操作パネル A 1 0 1を用いて、距離値を入力すると、設定情報記憶部 A 1 0 2は入力された距離値を記憶する。

なお、この場合において、ユーザに距離値を入力させるとしても良いし、或いは、これに代えて、候補となる数値を幾つか液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示して、表示された数値の中から距離値とすべき数値をユーザに選択させるとしても良い。

上述のようにして、ユーザによって必要な設定がなされた場合には、携帯電話機 A 1 は設定に従って動作し、ユーザによって必要な設定がなされなかった場合には、携帯電話機 A 1はデフォルト設定に従つて動作する。

さて、携帯電話機 A 1が起されると、制御部 A 1 0 0は、位置情報取得部 A 1 0 5 に対して、携帯電話機 A 1の現在位置情報を取得するように指示する。

位置情報取得部 A 1 0 5は、制御部 A 1 0 0から編己の指示を受け付けると、 G P S モジュール A 1 0 6を用いて現在位置に係る緯度と ¾Sとを取得する。

G P Sモジュール A 1 0 6は、携帯電話機 A 1の所在を全地球測位システム（GPS： global positioning system) を用 Vヽて計測する機能プロックであつて、携帯電話機 A 1 の緯度、経度、高度、或いは、現在時刻などの'隨を取得することができる。本実施の形態においては、これらの情報のうち、緯度と経度が位置情報取得部 A 1 0 5によって参照される。

位置情報取得部 A 1 0 5は、 G P Sモジュール A 1 0 6から現在位置に係る緯度と経度とを取得したら、これらを現在位置情報として制御部 A 1 0 0に渡す。なお、本魏の形態においては、緯度と経度とは、例えば、 WG S 8 4 (world geodetic system 1984) 測地系によるものとする。

制御部 A 1 0 0は、位置 fff 取得部 A 1 0 5から現在位置情報を受け付けると、待ち受け画像検索部 A 1 0 8に対して、編己現在位置情報と ft己所定の距離とを渡して、液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示すべき待ち受け画像データを検索するようにする。

待ち受け画像検索部 A 1.0 8は、制御部 A 1 0 0から if己の指示を受け付けると、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7に記憶されている待ち受け画像データに関連付けられている位置',艮を取得する。

そして、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、距離算出部 A 1 0 9に対して、制御部 A 1 0 0から受け付けた位置情報と、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7から敢得した位置情報とを渡して、距離を算出するように指示する。

距離算出部 A 1 0 9は、待ち受け画像検索部 A 1 0 8から受け付けた 2つの位置'！^ から、これらの位置情報に係る地点間の距離を算出する。本実施の形態においては、距離算出部 A 1 0 9は、 2つの位置情報はいずれも緯度と径度とによって位置を表わしているところ、地球を球体とみなして、その球体を貫く 2地点間の最短距離（直線距離）を求める。

距離算出部 A 1 0 9は、 2地点間の直線距離を算出すると、これを待ち受け画像検索部 A 1 0 8に渡す。

待ち受け画像検索部 A 1 0 §は、待ち受け画像記憶 A 1 0 7に記憶されているすべての待ち受け画像データについて、それに関連付けられている位置 1f¾を取得して、上述のように距離算出部 A 1 0 9に距離を算出させて、得られた距離がもっとも小さい待ち受け画像データを特定する。

そして、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、距離算出部 A 1 0 9が算出したもっとも小さい距離と、制御部 A 1 0 0から受け付けた„ の距離とを比較して、いずれの距離の方が小さいかを判定する。

制御部 A 1 0 0から受け付けた編己 B ^の距離の方が小さい場合には、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、距離算出部 A 1 0 9が算出したもっとも小さい距離に係る待ち受け画像データを制御部 A 1 0 0に渡す。

制御部 A 1 0 0から受け付けた靈己戸腕の距離の方が小さくない場合には、待ち受け画像検索部 A 1◦ 8は、制御部 A 1 0 0に渡すべき待ち受け画像データがない旨を制御部 A 1 0 0に通知する。

制御部 A 1 0 0は、渡すき待ち受け画像データが無い旨の通知を、待ち受け画像検索部 A 1 0 8から受け付けると、設定情報記憶部 A 1 0 2に対して、通常モードですべき待ち受け画像データに関する設定'歸を渡すようにする。

設定 lt#記憶部 A 1 0 2は、制御部 A 1 0 0から it己の指示を受け付けると、通常モ一ドで表示すべき待ち受け画像データに関する設定情報を制御部 A 1 0 0に渡す。制御部 A 1 0 0は、設定情報記憶部 A 1 0 2力、ら通常モードで表示すべき待ち受け画像データに関する設定 lf¾を受け付けると、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7に対して、当 ¾1¾定!^を渡して、通常モードで ¾ ^すべき待ち受け画像データを渡すようにする。

待ち受け画像記憶部 A 1 0 7は、制御部 A 1 0 0から前記の指示を受け付けると、制御部 A 1 0 0から受け付けた it己の設定情報を参照して、待ち受け画像データを特定する。そして、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7は、特定した待ち受け画像データを制御部 A 1 0 0に渡す。

制御部 A 1 0 0は、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7から通常モードに係る待ち受け画像データを受け付けると、待ち受け画像表示部 A 1 1 0に対して、当該待ち受け画像データを渡して、当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示するように指示する。

また、制御部 A 1 0 0は、待ち受け画像検索部 A 1 0 8から待ち受け画像データを受け付けた場合には、待ち受け画像表示部 A 1 1 0に対して、待ち受け画像検索部 A 1 0 8から受け付けた待ち受け画像データ（接近モードに係る待ち受け画像データ）を渡して、当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示するようにする。

なお、本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 A 1 1 0は、待ち受け画像データをデータ圧縮された状態で記憶している。制御部 A 1 0 0は、待ち受け画像記憶部 A 1 1 0、または、待ち受け画像検索部 A 1 0 8からデータ圧縮された状態の待ち受け画像データを受け付けて、当該待ち受け画像データをデータ圧縮されたままの状態で待ち受け画像表示部 A 1 1 0に渡す。

待ち受け画像表示部 A 1 1 0は、制御部 A 1 0 0から it己の指示を受け付けると、制御部 A 1 0 0から受け付けた待ち受け画像データを解凍する。そして、した待ち受け画像データを、待ち受け画像表示部 A 1 1 0は、液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に渡して、表示すもように指示する。 - 液晶ディスプレイパネル A 1 1 1は、待ち受け画 ί錄示部 A 1 1 0から rt己の指示を受け付けると、待ち受け画像表示部 A l 1 0から受け付けた待ち受け画像データを表示する。

制御部 A 1 0 0は、液晶デイスプレイパネル A 1 1 1にて待ち受け画像データをすると、設定情報記憶部 A 1 0 2に記憶されている編似乱数の平均値を参照する。そして、制御部 A 1 0 0は、設定情報記憶部 A 1 0 2から取得した当似乱数の平均値を擬似乱数発生部 A 1 0 3に渡して、擬似乱数を発生させるように指示する。

擬似乱数発生部 A 1 0 3は、制御部 A 1 0 0から前記の指示を受け付けると、併せて制御部 A 1 0 0から受け付けた擬似乱数の平均値の設定値を用いて擬似舌値を発生させる。ここで、当薩似乱数は一様分布に従うとしても良いし、正規分布に従うとしても良い。

また、他の確率分布に従うとしても良い。擬似乱数値を発生させるに当たって、確率分布に応じて、平均値以外の数値が必要な場合には、当値も、制御部 A 1 0 0によつて、設定情報記憶部 A 1 0 2から読み出され、擬似乱数発生部 A 1 0 3に渡されるとすれば良い。

擬似乱数発生部 A 1 0 3は、擬似乱数値を発生させると、発生させた擬似乱数値を制御部 A 1 0 0に渡す。

制御部 A 1 0 0は、擬似乱数発生部 A 1 0 3から擬似乱数値を受け付けると、受け付けた擬似乱数値をタイマー値としてタイマー A 1 0 4に渡し、当該タイマ一値に相当する時間が^^したら通知するように指示する。 - タイマー A 1 0 4は、制御部 A 1 0 0から受け付けたタイマー値に従って、時間の経過の計測を開始する。そして、タイマー A 1 0 4は、制御部 A 1 0 0から受け付けたタィマー値に相当する時間が ¾1したことをすると、その旨を制御部 A 1 0 0に通知する。制御部 A 1 0 0は、タイマー A 1 0 4からタイマー値に相当する時間が βした旨の通知を受け付けると、 ¾Εしたように、位置情幸頭部 A 1 0 5に携帯電話機 A 1の現在位置情報を取得させ、待ち受け画像検索部 A 1 0 8に携帯電話機 A 1の現在値から所定の距離範囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像を検索させ、その検索結果に応じて、待ち受け画像表示部 A 1 1 0に待ち受け画像を表示させる処理を実行する。

[7 - 2] データ構造 .

次に備己待ち受け画像記憶部 A 1 0 7が待ち受け画像と位置情報とを関連付けて記憶するためのデータ構造について説明する。

本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7は、待ち受け画像データを管理するためにリンク構造を採用している。図 2 1は、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7が待ち受け画像データをするため用いているデータ構造を表わす図である。

図 2 1に示されるように、待ち受け画像記憶部 A.1 0 7は、待ち受け画像データを管理するために、図 2 1 (a) に示されているデータ構造と、図 2 1 (b) に示されているデータ構造との 2種類のデータ構造を用いている。

図 2 1 (a) に示されているデータ構造は、最初に参照されるべき待ち受け画像デ一タの先頭ァドレスを記憶するための先頭ボイン夕'テーブル A 2 0のデータ構造である。待ち受け画像記憶部 A 1 0 7に記憶されている待ち受け画像データを参照する場合、先ず、当該先頭ポインタ ·テ一プル A 2 0が参照される。そして、当該先頭ポインタ · テーブル A 2 0に格納されているァドレスを先頭とする記憶領域に格納されている待ち受け画像データが参照される。

図 2 1 (b) に示されているデータ構造は、個々の待ち受け画像データを格納するための待ち受け画像データ格納領域 A 2 1のデータ構造である。図 2 1 (b) に示されているように、待ち受け画像データ格納領域 2 1は、ネクスト 'ボインタ 'フィ一ルド A 2 1 0と、待ち受け画像データ 'フィールド A 2 1 1との 2つのフィールドからなっている。

ネクスト 'ポインタ 'フィールド A 2 1 0には、次に参照されるべき待ち受け画像デ一夕格納領域 A 2 1の先頭ァドレスが格納されている。

例えば、のように、待ち受け画像検索部 A 1 0 8が待ち受け画像データを参照する際には、当該ネクスト ·ボインタ 'フィ一ルド A 2 1 0に格納されている先頭ァドレスを参照することによって、先頭ボインタ ·テーブル A 2 0に格納されている先頭ァドレスに示される待ち受け画像データから順に待ち受け画像デ一タが参照される。

待ち受け画像データ 'フィールド A211には、 Ex i f (Exchangeable Image File Format) 形式で待ち受け画像データが記憶される。 Ex i f形式によれば、待ち受け画像データに G P S属性', (GPS attribute information) を付加して記' 11することができる。図 22は、 E X i f形式にて付加することができる G P S属性情報を示す図である。 .

図 22に示されるように、 Ex i f形式に従えば、 GPS属性情報として、緯度 (latitude), 経度 (longitude), および、高度 (altitude) を付加することができる。また、 Ex i f形式は、 RGB無圧縮方式や J PEG (Joint Photographic Experts Group)方式など複数の画 1W式をサポートしているので、 Ex i f形式に従えば、上記実施の形態のように待ち受け画像データをデータ圧縮して記憶することができる。

Ex i f形式については、例えば、（社）電子情報技術産業協会（JEITA: Japan Electronic and Information Technology Industries Association) が発行した規格文書 (JEITA CP - 3451: Exchangeable image file format for digital still cameras: Exif version 2.2) を参照されたい。

C7-3] 携帯電話機 A 1が実行する処理の流れ

上記においては、携帯電話機 A 1が実行する処理について、待ち受け画像の表示に必要な設定をユーザから受け付ける際の処理と、待ち受け画像の表示を行う際の処理とを ^明したが、ここでは、特に、待ち受け画像の ¾ ^を行う際の処理の流れについて説明する。

図 23は、携帯電話機 A 1が待ち受け画像の ¾ ^を行う際に実行するの流れを示すフローチャートである。図 23に示されるように、携帯電話機 A1は、先ず、タイマ一処理を実行する（ステップ SA100)。すなわち、嫌己タイマ一 A 104にタイマー値を設定して、設定したタイマ一値に相当する時間がするのを待つ。

そして、携帯電話機 A 1は、設定したタイマ一値に相当する時間が^ iしたことを前記タイマー A 104にて検出すると、編己 GPSモジュール A 106を用いて現在位置 '清幸を取得する（ステップ SA101)。

携帯電話機 A1は、編己 GPSモジュール A106にて現在位置情報を取得すると、現在位置から戸;? ¾の距,囲内にある位置に関連付けられている待ち受け画像データが lift己待ち受け画像記憶部 A 107にて記憶されているかを、雄己待ち受け画像検索部 A 108にて検索する（ステップ SA102)。

携帯電話機 A 1の現在位置からの距離範囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像データが、編己待ち受け画像記憶部 A 107にて記憶されていることが、 mm ち受け画像検索部 A 108にて確認された場合には（ステップ SA103： YES),携帯電話機 A 1の現在位置から戸; ^の距^ PS囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像データのうち、携帯電話機 A 1の現在位置にもっとも近ヽ位置に関連付けられている待ち受け画像デー夕を Ml己液晶デイスプレイパネル A 111に表示する（ステップ S A 105)。

携帯電話機 A 1の現在位置から m¾の距離範囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像データが、 lf己待ち受け画像記憶部 A 107にて記憶されていないことが、編己待ち受け画像検索部 A 108にて 5|f忍された場合には（ステップ S A 103： NO)、前記設定情報記憶部 A 102にて記憶されている通常モードにて液晶ディスプレイパネル Al 11に表示されるべき待ち受け画像の設定を参照する（ステップ SA104)。そして、携帯電話機 A 1は、爾己設定情報記憶部 A 102の記憶されている設定に従つて、待ち受け画像データを嫌己待ち受け画像記憶部 A 107から読み出す。そして、携帯電話機 A 1は、編己待ち受け画像記憶部 A 107から読み出した待ち受け画像デー夕を、前記待ち受け画像表示部 A 110にて it己液晶ディスプレイパネル A 111に表示させる（ステップ SA105)。

(1) タイマー纖 (SA100) ― '

次に、携帯電話機 A 1が実行するタイマー処理 (SA100) について、更に詳しく説明する。図 24は、携帯電話機 A 1が実行するタイマ一処理 (SA100) の流れを示すフローチャートである。図 24に示されるように、携帯電話機 A1は、先ず、制御部 A 100にて、設定情報記憶部 A 102が記憶している設定情報を参照して、擬似乱数の平均値を取得する（ステップ SA200)。

そして、設定情報記憶部 A 102から取得した擬似乱数の平均値に地に基づいて、制御部 A100は、擬似乱数発生部 A 103に擬似乱数を発生させる（ステップ SA20 1)。制御部 A 100は、擬似乱数発生部 A 103から取得した擬似乱数をタイマ一値として、タイマー A 104に設定する（ステップ SA20'2)。

タィマー A 104は、制御部 A 100が設定した藤己のタイマー値に相当する時間が ¾したかどうかを ¾ する。そして、編己タイマー値に相当する時間が^ していなければ（ステップ SA2 0 3： NO), その確認を継続する。タイマー A 1 0 4が編己タィマー値に相当する時間が^ iしたと判定した場合には（ステップ SA2 0 3 : YE S)、タイマー fflサブルーチンを抜けて、メイン 'ルーチンに ¾ する。

(2) 待ち受け画像を検索する処理 (SA 1 0 2)

次に、携帯電話機 A 1が実行する待ち受け画像を検索する観について、更に、詳しく説明する。図 2 5は、携帯電話機 A 1が実行する待ち受け画像を検索する処理の流れを表わすフローチャートである。

図 2 5に示されるように、携帯電話機 A 1は、 GP Sモジュール A 1 0 6を用いて、位置' 取得部 A 1 0 5にて取得した位置情報を、待ち受け画像検索部 A 1 0 8にて受け付ける（ステップ S A3 0 0)。次に、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、現在位置と待ち受け画像データに関連付けられた位置との間の距離の最小値を格納する変数（以下、「最小距離変数」という。）を初期化する（ステップ S A3 0 1 )。

この初期化をするに当たって、最小距離変数が表わす距離は、例えば、地球の外周の半分の長さである 2 0， 0 0 0 k mとすれば良い。

待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、編己先頭ボイン夕 ·テーブル A 2 0 0に格納されているアドレス値を参照して（ステップ S A3 0 2)、当該アドレス値にて示される記憶領域に格納されている待ち受け画像データを取得する（ステップ SA3 0 3)。そして、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、前述したように待ち受け画像デ一タの付加情幸を参照して、当該待ち受け画像データに関連付けられた位置情報を取得する（ステップ SA3 0 待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、待ち受け画像データに関連付けられた位置情報を取得すると、当該位置情報が表わしている位置と、携帯電話機 A 1の現在位置との間の距離を計算する（ステップ S Ag o 5)。この距離の計算方法については、後に詳述する。待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、搬己の距離を計算すると、編己最小距離変数の値と 'その初期値とが等しいか否かを確認する。そして、当該確認の結果、最小距離変数の値とその初期値とが等しくないと判定した場合には（ステップ S A3 0 6： NO),前述のように算出した距離と最小距離変数の値とを比較して、 it己距離が最小距離変数の値よりも小さいか否か確認する。

そして、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、当該確認の結果、搬己算出した距離の方が最小距離変数の値よりも小さいと判定した場合には（ステップ S A3 0 7： YE S),前記算出した距離を新たな最小距離として最小距離変数に代入する（ステップ S A3 0 8)。また、編己最小距離変数の値とその初期値とが等しいと判定された場合にも（ステツプ S A 3 0 6： YE S)、 lUt己算出した距離を新たな最小距離として最小距離変数に f¾A する（ステップ SA3 0 8)。

そして、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、 it己算出した距離を新たな最小距離として最小距離変数に代入した後、.当該算出した距離に係る待ち受け画像データを格納して、る記憶領域の先頭ァドレスを記録する（ステップ S A 3 0 9)。

待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、 Ιίίϊ己算出した距離の方が最小距離変数の値よりも小さくないと判定した場合（ステップ S A 3 0 7 ： NO),或いは、ステップ S A3 0 9の処理を完了した後、現在参照している待ち受け画像データを格納している記憶領域のネクスト ·ポインタ 'フィールド A 2 1 0を参照して、次に参照すべき待ち受け画像デー夕が格納されている記憶領域の先頭アドレス値を取得する（ステップ S A3 1 0)。そして、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、現在参照している待ち受け画像データが、ネクスト 'ポインタによつて数珠繋ぎにリンクされた一連の待ち受け画像デー夕のうちの末尾データに相当するか否かを、 it己取得したァドレス値を参照することによって確認する。

当該確認の結果、現在参照している待ち受け画像デ一タが末尾データではなく、次に続く待ち受け画像データが存在すると判定された場合には（ステップ SA3 1 1： NO), 謂己取得したァドレス値に示される記憶領域を参照して、待ち受け画像データを取得する（ステップ S A3 0 3)。そして、 ±¾ϋしたような処理を繰り返す。

編己確認の結果、現在参照している待ち受け画像デーが末尾データであると判定された場合には（ステップ S A3 1 1 ： NO)、待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、携帯電話機 A 1の現在位置から戸;? ¾距離内のいずれかの位置に関連付けられた待ち受け画像データがあるか否かを確認する。

待ち受け画像検索部 A 1 0 8は、この確認を、携帯電話機 A 1の現在位置と、待ち受け画像データに関連付けられた位置との間の距離の最小値が、設定情報記憶部 A 1 0 2 に記憶されている戸^距離よりも小さいか否かを確認することによって行う。

当該確認の結果、携帯電話機 A 1の現在位置と、待ち受け画像データに関連付けられた位置との間の距離の最小値が、設定情報記憶部 A 1 0 2に記憶されている所定距離よりも小さいと判定された場合には（ステップ SA3 1 2： YE S),当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示すべき待ち受け画像データとする（ステップ SA3 1 3)。

編己確認の結果、携帯電話機 A 1の現在位置と、待ち受け画像データに関連付けられた位置との間の距離の最小値が、設定情報記憶部 A 1 0 2に記憶されている戸 ί¾距離よりも小さくないと判定された場合には（ステップ S A3 1 2： ΝΟ)、液晶ディスプレイパネル A l 1 1に表示すべき待ち受け画像データは無いと判断する（ステップ S A3 1 4)。

ステップ SA 3 1 3、若しくは、ステップ S A3 1 4の βを完了した後、携帯電話' 機 A 1は、待ち受け画像を検索するサブルーチンを抜けて、メイン 'ルーチンに復帰する。

(3) 2地点間の距離の算出（ステップ SA3 0 5)

次に、携帯電話機 A 1の現在位置と、待ち受け画像データに関連付けられた位置との間の距離を距離算出部 A 1 0 9が算出する際に用いる計算方法について説明する。携帯電話機 A 1の現在位置と、待ち受け画像デー夕に関連付けられた位置とのヽずれの位置も緯度と経度を用いて特定されている。

距離算出部 A 1 0 9は、 2組の緯度と経度から、これらの地点間の距離を計算する。図 2 6は、距離算出部 A 1 0 9が 2地点間の距離を算出するために実行する処理の流れを表わすフローチャートである。

図 2 6に示されるように、距離算出部 A 1 0 9は、先ず、待ち受け画像検索部 A 1 0 8から、携帯電話機 A 1の現在位置情報と、待ち受け画像データに関連付けられた位置情報とを受け付ける（ステップ SA4 0 0)。

続いて、距離算出部 A 1 0 9は、各地点における地球のを求める（ステップ SA 4 0 Do本実施の形態においま、計算の精度を向上させるため、各地点の緯度を用いて赤道半径を補正することにより各地点の地球の半径を求める。計算式は以下の通りである。

(地球の半径)： _; (赤道半径） .

- ((地球の離心率) X sin (緯度))²

ここで Eは地球の離心率である。また、緯度はラジアン単位に変換された値を用いる。距離算出部 A 1 0 9は、各地点における地球の «を算出すると、次に、地球の中心を原点とする直標における各地点の座標値を算出する（ステップ S A4 0 2)。ここで、当該直標系は赤道面を XY平面として、錢度 0度を X軸、藤 90度を Υ軸とし、地軸を Ζ軸とするような ΧΥΖ座標系である。各座標値を算出する式は以下の通りである。

(X座標値） = (地球の半径) cos (緯度) X cos (経度）

(Y座標値） = (地球の半径) X cos (緯度) X sin (経度）

(Z座標値） = (地球の半径) X (1 - E² ) X sin (緯度）

距離算出部 A 109は、のようにして算出した各地点の座標値を用いて、これら地点間のユークリッド距離を計算する（ステップ S A403)。現在位置に係る座標値を (XK Yl、 Z 1)、待ち受け画像に関連付けられている座標値を（Χ2、 Υ2、 Ζ2) とすると、これら地点間のュ一クリッド距離を計算する式は以下の通りである。

(距離） = ^χΐ - X2f + (71 -Ύ2)² + [ZI一 Z2)² なお、上述のようにして算出した 2地点間のユークリッド距離を用いて 2地点間の地表面距離、すなわち、地球の表面に沿った最^?巨離を求めることもできる。しかしながら、現在位置と待ち受け画像との関連の深さを面するという目的に鑑みれば、 2地点間のユークリッド距離を求めるだけで当該目的を達成のに十分である。

このような理由から、'本実施の形態においては地表面距離までは算出せず、距離算出部 A 109に係る処理負荷の軽減を採ることとした。

距離算出部 A 109は、 ±¾βのようにして、 2地点間のユークリッド距離を算出したら、当該ユークリッド距離を待ち受け画像検索部 A 103に出力して処理を終了する（ステツプ SA404)。

( 4 ) 待ち受け画像を表示する処理（ステップ SAA105)

図 23に示されているフローチャートにおける、待ち受け画像表示部 Al 10が待ち受け画像を表示する処理（ステップ SAA104) について、更に、詳細に説明する。図 27は、携帯電話機 A 1が待ち受け画像表示部 A 1 10にて待ち受け画像を液晶ディスプレイパネル A 1 1 1に表示する際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。

図 27に示されるように、待ち受け画^^部 A 106は、待ち受け画像検索部 A 1 03から待ち受け画像データを受け付けると（スップ S A500)、受け付けが待ち受け画像データがデータ謹されているので、これを解凍する（ステップ SA501)。なお、この圧縮データの解凍には、公知の圧縮データ解凍アルゴリズムを用いれば良い。待ち受け画像 ¾ ^部 A 1 0 6は、のようにして待ち受け画像データをした後、これを液晶ディスプレイパネル A 1 0 7に表示させて（ステップ SA5 0 2)、；¾Μを終了する。

以上のようにすれば、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示する携帯電話機、 .および、飽きのこない待ち受け画像を携帯電話機に表示させる待ち受け画像表示方法を樹共することができる。

[7 - 4] 第 6の実施の形態に係る変形例

以上、第 6の実施の形態に基づいて本発明を説明してきたが、本実施の形態について、以下のような変形例を実施することができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、距離算出部 A 1 0 4において、 .指定された 2地点間の直線距離を求めるとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、直線距離に代えて地表面距離を計算するとしても良い。

距離算出部 A 1 0 4は、の直線距離から次のようにして地表面距離を求めることができる。すなわち、先ず、次式を用いて、 2地点間の直繊巨離から半射程角を求める。

,半 fcHE在、 · ( (ユークリッド距離)) .

(半射程角) _{2 χ (}赤道半径） j 上式を用いて得られた半!^角を次式に代入すれば、 2地点間の地表面距離を求めることができる。

(地表面距離） = 2 X (赤道半径 ) X (半射程角）

なお、赤道 «の値としては、例えば、 6, 3 7 8, 1 3 6m、地球の離心率の値としては、例えば、 0. 0 1 6 7を用いれば良い。更に、精度の高い値を用いれば、 2地点間の距離を更に精度よく求めることができる。

このようにすれば、待ち受け画像に関連付けられている位置が特に遠方であるような場合には、ユークリッド距離と地表 ®¾との差が大きくなるので、例えば、当該位置を目的地として移動しているような場合、その巨離をより正確に知ることができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、距離算出部 A 1 0 9にて 2地点間の距離を算出するに当たって、緯度と経度のみに基づいて算出するとしたが、これに代えて、次のようにするとしても良い。

すなわち、距離算出部 A 1 0 9にて 2地点間の距離を算出するに当たって、緯度と経度の他に、地点毎の高度（標高）を考慮するとしても良い。この場合において、位置情報取得部 A 1 0 5は、 G P Sモジュール A 1 0 6により、緯度と経度とに加えて、高度も取得する。また、待ち受け画像記憶部 A 1 0 7は、各待ち受け画像データに関連付けて記慮する位置 '辭艮と、して、緯度と経度とに加えて、高度も記憶する。

距離算出部 A 1 0 4は、 2地点間の距離を算出するにあたって、前述した数 2、数 3、数 4に代えて、次の式を用いる。

(X座標値） = { (地球の半径) + (高度) }x cos (緯度) X cos (経度）

(Y座標値） = { (地球の半径) + (高度) }x cos (緯度) X sin (経度） .

(Z座標値） = { (地球の半径) + (高度) }x (1 - E²) x sin (緯度）

このようにすれば、相異なる待ち受け画像に対して同一の緯度と経度とが関連付けられているような場合であっても、高度によって、これらの待ち受け画像を区別して表示することができる。これは、例えば、 1棟のビルの内部の異なるフロアに関連付けられている待ち受け画像があるような場合に有効である。具体的には、吉貨店において、フロア毎にフロア ·マップを待ち受け画像として表示させるような場合が挙げられる。

(3) 上記第 6の実施の形態においては、待ち受け画像の表示を、擬似乱数を用いて、不定期に更新するとしたが、これに代えて、定期的に待ち受け画像の表示を更新するとしても良い。

すなわち、設定情報記憶部 A 1 0 2にて、ユーザが設定した値、若しくは、デフオルト値を記憶しておく。そして、この設定値を、制御部 A 1 0 0が設定情報記憶部 A 1 0 2から読み出し、これをタイマー値としてタイマ一 A 1 0 4に設定するとしても良い。このようにしても、上記第 6の実施の形態におけるのと同様の効果を得ることができる。

[8 ] 第 7の実施の形態

次に、本発明の第 7の実施 φ形態に係る携帯電話機について説明する。本実施の形態に係る携帯電話機は、上記第 6の実施の形態に係る携帯電話機と概ね同様の構成を備えているが、当該構成に加えて、更に、前述した所定の距離範囲内にある複数の位置にそれぞれ待ち受け画像データが関連付けられている場合に、各待ち受け画像データに関連付けられている時間情報を参照して、待ち受け画 it¾示すべき待ち受け画像データを決定する点において相違している。

本実施の形態に係る携帯電話機は、編己第 6の実施の形態におけるのと同様に、待ち受け画像の表示に関して、通常モードと接近モードとの 2通りの動作モードを有している。

本実施の形態に係る携帯電話機は、動作モードが通常モードである場合、編己第 6の実施の形態におけるのと同様に、戸 Jf¾の待ち受け画像を表示する。

また、本実施の形態に係る携帯電話機は、各待ち受け画像データに関連付けて、位置情報に加えて、時間情報を記憶している。そして、動作モードが接近モードである場合には、携帯電話機の現在位置から所定の距離範囲内にある位置に関連付けられている待ち受け画像デー夕であつて、当該待ち受け画像デ一タに関連付けられている時間がもっとも新しいものが表示される。

動作モードを逋常モードとするか、接近モードとするか否かは、前記第 6の実施の形態におけるのと同様に、携帯電話機の現在位置から所定距離内の位置に関連付けられた待ち受け画像データがあるかどうかによって判断される。また、本実施の形態に係る携帯電話機は、 it己第 6の実施の形態におけるのと同様に、動作モードの切り替えの判断を不定期に行う。

[8— 1 ] 機能構成

図 2 8は、本発明の第 7の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 2 8に示されるように、本実施の形態に係る携帯電話機 A 3は、制御部 A 3 0 0、操作パネル A3 0 1、設定情報記憶部 A 3 0 2、擬似乱数発生部 A3 0 3、タイマー A

3 0 4、位置情報取得部 A 3 0 5、 G P Sモジュール A 3 0 6、候補画像記'億部 A 3 0 7、待ち受け画像記憶部 A 3 0 8、待ち受け画像検索部 A 3 0 9、距離算出部 A 3 1 0、時刻比較部 A 3 1 1、待ち受け画像録部 A3 1 2、および、液晶ディスプレイパネル

A3 1 3を備えている。

制御部 A 3 0 0は、待ち受け画像の表示に係る携帯電話機 A 3の動作を統括する機能ブロックである。

本実施の形態においても、 tin己第 6の実施の形態におけるのと同様に、制御部 A 3 0 0は、操作パネル A3 0 1を介して、ユーザからの設定を受け付ける。この場合において、携帯電話機 A3は、（a) 通常モードに表示させる待ち受け画像の i! (b) 擬似乱数の平均値の設定、（c)所定距離の設定、の 3つの設定をユーザから受け付けて、受け付けた設定' Iff を設定 If報記 '慮部 A 3 0 2にて記 'Itする。

雄己第 6の実施の形態におけるのと同様に、ユーザによって必要な設定がなされた場合には、携帯電話機 A 3は、設定に従って動作する。また、ユーザによって必要な設定がなされなかった場合には、携帯電話機 A3は、デフォルト設定に従って動作する。さて、携帯電話機 A 3がユーザに起動されると、制御部 A3 0 0にて、位置情報取得部 A3 0 5に対して、携帯電話機 A 3の現在位置に係る位置情報を取得するようにする。

位置'瞬艮取得部 A3 0 5は、制御部 A 3 0 0から fit己の指示を受け付けると、 GP S モジュール A3 0 6を用いて現在位置に係る緯度と経度とを取得する。位置情報取得部 A 3 0 5は、 G P Sモジュール A 3 0 6から現在位置に係る緯度と経度とを取得したら、これらを現在位置' It幸として制御部 A3 0 0に渡す。

制御部 A 3 0 0は、位置情報取得部 A 3 0 5から現在位置情報を受け付けると、待ち受け画像検索部 A3 0 9に対して、編己現在位置情報と編己所定の距離とを渡して、液晶ディスプレイパネル A3 1 3に表示すべき待ち受け画像データを検索するように指示する。

待ち受け画像検索部 A 3 0 9は、制御部 A 3 0 0から it己の指示を受け付けると、待ち受け画像記憶部 A3 0 8に fe憶されている待ち受け画像データに関連付けられている位置情報を取得する。

そして、待ち受け画像検索部 A3 0 9は、距離算出部 A3 0 9に対して、制御部 A 3 0 0から受け付けた位置情報と、待ち受け画像記憶部 A3 0 8から取得した位置情報とを渡して、距離を算出するようにする。

距離算出部 A 3 0 9は、待ち受け画像検索部 A 3 0 9から受け付けた 2つの位置情報から、これらの位置情報に係る地点間の距離を算出する。本実施の形態においては、距離算出部 A3 0 9は、地球を球体とみなして、その球体の表面に沿った 2地点間の最短距離（地表面距離）を求める。巨離算出部 A3 0 9は、 2地点間の地表面距離を算出すると、これを待ち受け画 ί象検索部 A 3 0 9に渡す。

待ち受け画像検索部 A 3 0 9は、距離算出部 A 3 0 9から 2地点間の地表面距離値を受け付けると、制御部 A3 0 0から受け付けた所定の距離よりも当該地表面距離の方が小さいか否かをする。

当該確認の結果、制御部 A 3 0 0から受け付けた m¾の距離よりも当該地表面距離の方が小さいと判断された場合には、待ち受け画像検索部 A3 0 9は、当該待ち受け画像データに関連付けられている時間'髒を取得する。そして、待ち受け画像検索部 A3 0 9は、時刻比較部 A 3 1 1にて、取得した時間情報が、携帯電話機 A 3の現在位置からの距囲内にある位置に関連付けられていると判断された待ち受け画像データに係る時間情報のうち、もっともと最近の時間を表わしているものであるか否かを確認する。

当該確認の結果、取得した時間情報が、携帯電話機 A 3の現在位置から戸旋の距腿囲内にある位置に関連付けられていると判断された待ち受け画像データに係る時間'！^ のうち、もっともとの時間を表わしていると判断された場合には、待ち受け画像検索部 A 3 0 9は、現在参照している待ち受け画像データの先頭ァドレスを候補画像記憶部 A3 0 7に記憶させる。

待ち受け画像検索部 A 3 0 9は、待ち受け画像記憶部 A 3 0 8に記憶されているすべての待ち受け画像データについて、それに関連付けられている位置 'lf#と時間情報とを取得して、上述のような処理を実行した後、籠画像記憶部 A3 0 7を参照して、何らかの待ち受け画像データの先頭ァドレスが記憶されているか否か€t忍する。

そして、当該確認の結果、候補画像記憶部 A 3 0 7に待ち受け画像データの先頭ァドレスがまったく記憶されていないと判断された場合には、制御部 A3 0 0に渡すべき待ち受け画像データがない旨を、待ち受け画像検索部 A3 0 9は制御部 A3 0 0に通知する。。

また、編己確認の結果、候補画像記憶部 A3 0 7に待ち受け画像データの先頭ァドレスが記憶されていると判断された場合には、待ち受け画像検索部 A3 0 9は、当該待ち受け画像データを制御部 A 3 0 0に渡す。

制御部 A3 0 0は、渡すべき待ち受け画像データが無い旨'の通知を、待ち受け画像検索部 A3 0 9から受け付けると、設定情報記憶部 A3 0 2に対して、通常モードで表示すべき待ち受け画像データにする設定情報を渡すようにする。

設定情報記憶部 A3 0 2は、制御部 A3 0 0から編己の指示を受け付けると、通常モ ―ドで表示すべき待ち受け画像データに関する設定情報を制御部 A3 0 0に渡す。制御部 A 3 0 0は、設定情報記憶部 A 3 0 2から通常モードで表示すべき待ち受け画像データに関する設定 lf¾を受け付けると、待ち受け画像記憶部 A3 0 8に対して、当 ^定情報を渡して、通常モードで表示すべき待ち受け画像データを渡すように指示する。 - 待ち受け画像記憶部 A 3 0 8は、制御部 A 3 0 0から前記の指示を受け付けると、制御部 A3 0 0から受け付けた it己の設定情報を参照して、待ち受け画像データを特定する。そして、待ち受け画像記憶部 A3 0 8は、特定した待ち受け画像データを制御部 A 3 0 0に渡す。

制御部 A3 0 0は、待ち受け画像記憶部 A3 0 8から通常モードに係る待ち受け画像データを受け付けると、待ち受け画像表示部 A 3 1 2に対して、当該待ち受け画像デ一タを渡して、当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル A 3 1 3に表示するように指示する。

また、制御部 A3 0 0は、待ち受け画像検索部 A3 0 9から待ち受け画像データを受け付けた場合には、待ち受け画像表示部 A 3 1 2に対して、待ち受け画像検索部 A 3 0 9から受け付けた待ち受け画像データ（接近モードに係る待ち受け画像データ）を渡して、当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル A 3 1 3に表示するように指示する。

なお、本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 A 3 1 0は、待ち受け画像デ一タをデータ圧縮された状態で記憶している。制御部 A3 0 0は、待ち受け画像記憶部 A 3 1 0、または、待ち受け画像検索部 A 3 0 9からデータ圧縮された状態の待ち受け画像データを受け付けて、当該待ち受け画像データをデータ圧縮されたままの状態で待ち受け画11¾示部八3 1 2に渡す。

待ち受け画像表示部 A3 1 2は、制御部 A3 0 0から tiff己の指示を受け付けると、制御部 A 3 0 0から受け付けた待ち受け画像デ一夕を解凍する。そして、した待ち受け画像デ一タを、待ち受け画像表示部 A 3 1 2は、液晶デイスプレイパネル A 3 1 3に渡して、表示するように指示する。

液晶ディスプレイパネル A 3 1 3は、待ち受け画膝示部 A 3 1 2から編己の指示を受け付けると、待ち受け画像表示部 A3 1 2から受け付けた待ち受け画像データをする。

制御部 A3 0 0は、液晶ディスプレイパネル A3 1 3にて待ち受け画像データを^ すると、設定'隨記憶部 A3 0 2に記憶されている編己擬似乱数の平均値を参照する。そして、制御部 A 3 0 0は、設定情報記憶部 A 3 0 2から取得した当似乱数の平均値を擬似乱数発生部 A 3 0 3に渡して、擬似乱数を発生させるように指示する。

擬似乱数発生部 A3 0 3は、制御部 A3 0 0から編己の指示を受け付けると、併せて制御部 A3 0 0から受け付けた擬似乱数の平均値の設定値を用いて擬似乱数値を発生させる。ここで、当讓似乱数は一様分布に従うとしても良いし、正規分布に従うとしても良い。

また、他の確率分布に従うとしても良い。擬似乱数値を発生させるに当たって、確率分布に応じて、平均値以外の数値が必要な場合には、当該数値も、制御部 A3 0 0によつて、設定'！^艮記憶部 A3 0 2から読み出され、擬似乱数発生部 A3 0 3に渡されるとすれば良い。 .

擬似乱数発生部 Λ3 0 3は、擬似乱数値を発生させると、発生させた擬似乱数値を制御部 A 3 0 0'に渡す。

制御部 A3 0 0は、擬似乱数発生部 A3 0 3から擬似乱数値を受け付けると、受け付けた擬似乱数値をタイマ一値としてタイマー A3 0 4に渡し、当該タイマ一値に相当する時間が «したら通知するように指示する。

タイマー A 3 0 4は、制御部 A 3 0 0から受け付けたタィマー値に従つて、時間の経過の計測を開始する。そして、タイマー A3 0 4は、制御部 A 3 0 0から受け付けた夕ィマー値に相当する時間が^ iiしたことを^]すると、その旨を制御部 A 3 0 0に通知する。

制御部 A 3 0 0は、タイマー A 3 04からタイマー値に相当する時間が βした旨の通知を受け付けると、したように、位置情幸柱頭部 A3 0 5に携帯電話機 A3の現在位置情報を取得させ、待ち受け画像検索部 A3 0 9に携帯電話機 A 3の現在値から所定の距囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像を検索させ、その検索結果に応じて、待ち受け画像表示部 A 3 1 2に待ち受け画像を表示させる処理を実行する。

[8 - 2] データ構造

次に、 ff己待ち受け画像記憶部 A 3 0 8が待ち受け画像データ、位置'隱、および、時間情報を関連付けて記憶すためのデータ構造について説明する。

本実施の形態においても、第 6の実施の形態におけるのと同様に、待ち受け画像記憶部 A3 0 8は、待ち受け画像データをするためにリンク構造を採用している。すなわち、前述の図 2 1に示されるようなデータ構造を採用している。

ただし、嫌己第 6の実施の形態においては、 Ex i f形式に規定されている GP S属 ' 情幸のうち、緯度と^ Mとを使用するとしたが、本実施の形態においては、これらに加えて、時間情報 (GPS date) も使用する。

なお、年月日よりも詳しく時分秒までも時間' If#として記録したい場合には、 Ex i f形式にて規定された他のフィールドに記録するとしても良いし、 E X i f形式のデータとは別に時間'瞬艮を記録するとしても良い。

[8— 3] 携帯電話機 A 3が実行する処理の流れ

次に、携帯電話機 A3が待ち受け画像の表示に際して実行する処理の流れについて説明する。

図 29は、携帯電話機 A 3.が待ち受け画像の表示を行う際に実行する «の流れを示すフローチャートである。図 29に示されるように、携帯電話機 A 3は、先ず、タイマ一処理を実行する（ステップ SA600)。

すなわち、設定情報記憶部 A302に記憶されている擬似乱数の平均値を用いて、擬似乱数発生部 A 303に擬似乱数値を生成させた後、当 ¾似乱数値をタイマー値としてタイマー A304に設定し、当該タイマー値に相当する時間がするのを待つ、という処理を実行する。

そして、携帯電話機 A3は、設定したタイマー値に相当する時間が Siしたことを前記夕ィマー A 304にて検出すると、編己 G P Sモジュール A 306を用いて現在位置情幸艮を取得する（ステップ SA601)。

携帯電話機 A 3は、前記 G P Sモジュール A 306にて現在位置情報を取得すると、現在位置から戸; ½の距^ S囲内にある位置に関連付けられている待ち受け画像データが it己待ち受け画像記憶部 A308にて記憶されているかを確認し、そのような待ち受け画像データがある場合には、そのうちのもっともの時間を表わす時間情報を関連付けられている待ち受け画像データを it己待ち受け画像検索部 A 309にて検索する（ステツプ SA602)。

携帯電話機 A3は、該当する待ち受け画像データが、編己待ち受け画像記憶部 A 30 8にて記憶されていると、編己ち受け画像検索部 A 309にて ¾ 、された場合には（ステツプ SA603： YES)、当該待ち受け画像データを前記液晶ディスプレイパネル A 313に ¾ ^する（ステップ SA605)。

携帯電 IS機 A 3は、該当する待ち受け画像データが、編己待ち受け画像記憶部 A 30 8にて記憶されていないと確認された場合には（ステップ SA604： Ν〇）、 ΙίΠ己設定情報記憶部 A 302にて記憶されている通常モードにて表示されるべき待ち受け画像デ一夕の設定（先頭アドレス）を参照する（ステップ SA604)。

そして、携帯電話機 A 3は、編己設定情報記憶部 A 302の記憶されている設定に従つて、待ち受け画像データを it己待ち受け画像記憶部 A308から読み出して、当該待ち受け画像デ一夕を、 Ml己待ち受け画像部 A 312にて rt己液晶ディスプレイパネル A313に表示する（ステップ SA605)。

(1) 待ち受け画像を検索する理 (SA602)

次に、携帯電話機 A 3が実行する待ち受け画像を検索する MSについて、更に、詳しく説明する。図 30は、携帯電話機 A 3が実行する待ち受け画像を検索する処理の流れを表わすフ口一チャートである。

図 30に示されるように、携帯電話機 A 3は、位置情報取得部 A 305にて、 G P S モジュール A 306を用 Vヽて取得した位置情報を、待ち受け画像検索部 A 309にて受け付ける（ステップ SA700)。

次に、待ち受け画像検索部 A309は、現在位置から戸旋の距纖囲内にある位置に関連付けられている待ち受け画像データに関連付けられた時間のうち、もっともの時間を格納する変数（以下、「最新値変 ¾J という。）を初期化する（ステップ SA70 この初期化をするに当たって、 #ff値変数が表わす時間は、例えば、西暦 1900年 1月 1日とすれば良い。

待ち受け画像検索部 A 309は、 rt己先頭ボインタ ·テーブル A 20に格納されているアドレス値を参照する（ステップ SA702)。そして、当該アドレス値にて示される記憶領域に格納されている待ち受け画像データの付加情報を参照して、当該待ち受け画像デ一タに関連付けられた位置情報を取得する（ステップ SA703)。

待ち受け画像検索部 A 309は、待ち受け画像データに関連付けられた位置情報を取得すると、当該位置情報力 s表わしている位置と、携帯電話機 A3の現在位置との間の地表面距離を計算する（ステッ SA704)。

待ち受け画像検索部 A 309は、算出した地表面距離が所定の距離よりも小さいか否かを確認する。そして、当該確認の結果、應己地表面距離が戸 f¾の距離よりも小さいと判定した場合には（ステップ SA705： YES),再度、当該アドレス値にて示される記憶領域に格納されている待ち受け画像データの付加情報を参照して、当該待ち受け画像データに関連付けられた時間情報を取得する（ステップ SA706)。

次に、待ち受け画像検索部 A 309は、時刻比較部 A 311にて、取得した時間'隨が編己最新値変数に係る時間よりも新しい時間を表わしているか否かを聰する。そして、当該確認の結果、当該時間情報が ttf|E#if値変数に係る時間よりも新しい時間を表わしていると判定した場合には（ステップ SA 7 0 7 ： YE S),当該時間情報が表わしている時間を新たな最新時間として ¾tf値変数に格納する（ステップ S A7 0 8)。そして、待ち受け画像検索部 A3 0 9は、当該時間情報に係る待ち受け画像データの記憶領域の先頭アドレスを記録する（ステップ SA 7 0 9)。

待ち受け画像検索部 A 3.0 9は、ステップ S A 7 0 9の処理の後、 Ml己確認の結果、蘭己地表面距離が戸；?¾の距離よりも小さくないと判定した場合（ステップ SA 7 0 5 ： NO)、または、編己確認の結果、嫌己時間情報が編己最新値変数に係る時間よりも新しい時間を表わしていないと判定した場合には（ステップ S A7 0 7 ： N〇)、当該待ち受け画像データの記憶領域のネクスト ·ボインタ ·フィールドを参照して、次に参照すベき待ち受け画像データの記憶領域の先頭アドレスを取得する（ステップ SA7 1 0)。そして、当該先頭アドレスが、現在参照している待ち受け画像データが末尾データであることを表わすものでない場合には（ステップ SA 7 1 1 ： NO),待ち受け画像検索部 A3 0 9は、取得した先頭ァドレスに示される待ち受け画像データの記憶領域に記憶されている位置情報を取得して（ステップ SA 7 0 3)、 ¾ϋのような βを繰り返す。

it己先頭ァドレスが、現在参照している待ち受け画像デー夕が末尾デー夕であることを表わすものである場合には（ステップ SA 7 1 1 : YE S)、待ち受け画像検索部 A 3 0 9は、処理結果を制御部 A 3 0 0に通知して、待ち受け画像を検索する処理を終了し、メイン 'ルーチンに復帰する。

このようにすれば、携帯電話機 A3から m¾の距離範囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像データのうち、もっとも新しい待ち受け画像データを表示することができるので、携帯電話機 A 3のユーザにとってより有意義な待ち受け画像デ一タを表示することができ、したがって、きのこない待ち受け画像表示を実現することができる。

[9] 第 8の実施の形態

次に、本発明の第 7の実施の形態に係る携帯電話機について説明する。本実施の形態に係る携帯電話機は、上記第 6の実施の形態に係る携帯電話機と概ね同様の構成を備えているが、当該構成に加えて、更に、前述した所定の距囲内にある複数の位置にそれぞれ待ち受け画像データが関連付けられている場合に、一番最後に当該戸^の距^ IS 囲内に入った待ち受け画像データを、待ち受け画像表示すべき待ち受け画像データとする点において相違している。本実施の形態に係る携帯電話機は、 it己第⁶の実施の形態におけるのと同様に、待ち受け画像の表示に関して、通常モードと接近モードとの 2通りの動作モードを有しており、動作モードが通常モードである場合には、 it己第 6の実施の形態におけるのと同様に、所定の待ち受け画像を表示する。

また、本実施の形態に係る携帯電話機は、待ち受け画像表示すべき待ち受け画像デ一タを決定する際に、携帯電話機の現在位置から m¾の距囲内にある位置に関連付けられている待ち受け画像データを記憶する。

そして、次に、待ち受け画像表示を更新する際に、記憶されている待ち受け画像データ以外の待ち受け画像データが当該戸; の距離範囲内にある位置に関連付けられている場合には、その待ち受け画像データを待ち受け画像表示する。 '

また、次に、待ち受け画像表示を更新する際に、記憶されている待ち受け画像データ以外の待ち受け画像データが当該所定の距¾1¾囲内にある位置に関連付けられていない場合には、前回待ち受け画像表示した待ち受け画像データを再び待ち受け画像表示する。動作モ一ドを通常モードとするか、接近モードとするか否かは、編己第 6の実施の形態におけるのと同様に、携帯電話機の現在位置から m¾距離内の位置に関連付けられた待ち受け画像データがあるかどうかによって判断される。また、本実施の形態に係る携帯電話機は、編己第 6の実施の形態におけるのと同様に、動作モードの切り替えの判断を不定期に行ラ。

[9 - 1 ] 機能構成

図 3 1は、本発明の第 8の実施の形態に係る携帯電話機について、待ち受け画像の表示に係る主要な機能構成を示す機能プロック図である。

図 3 1に示されるように、本実施の形態に係る携帯電話機 A 4は、制御部 A4 0 0、操作パネル A4 0 1、設定情幸艮記'隱部 A4 0 2、擬似乱数発生部 A4 0 3、タイマー A

4 0 4、位置情報取得部 A4 0 5、 GP Sモジュール A4 0 6、範囲内画像記憶部 A4 0 7、待ち受け画像記憶部 A 4 0 8、待ち受け画像検索部 A 4 0 9、距離算出部 A 4 1

0、待ち受け画像 ¾ ^部 A4 1 1、および、液晶ディスプレイパネル A4 1 2を備えている。

制御部 A4 0 0は、待ち受け画像の表示に係る携帯電話機 A4の動作を統括する機能プロックである。

本実施の形態においても、備己第 6の実施の形態におけるのと同様に、制御部 A4 0 0は、操作パネル A4 0 1を介して、ユーザからの設定を受け付ける。この場合において、携帯電話機 A4は、 (a) 通常モードに表示させる待ち受け画像の選択、 (b) 擬似乱数の平均値の設定、（c)戸^距離の設定、の 3つの設定をュ一ザから受け付けて、受け付けた設定情報を設定情報記憶部 A 4 0 2にて記憶する。

備己第 6の実施の形態におけるのと同様に、ユーザによって必要な設定がなされた場合には、携帯電話機 A4は、.設定に従って動作する。また、ユーザによって必要な設定がなされなかった場合には、携帯電話機 A4は、デフォルト設定に従って動作する。さて、携帯電話機 A 4がユーザに起動されると、制御部 A4 0.0にて、位置 '瞬取得部 A4 0 5に対して、携帯電話機 A4の現在位置に係る位置情報を取得するようにする。

位置情報取得部 A4 0 5は、制御部 A4 0 0から rf己の指示を受け付けると、 GP S モジュール A4 0 6を用いて現在位置に係る緯度と経度とを取得する。位置情報取得部 A 4 0 5は、 G P Sモジュール A 4 0 6から現在位置に係る緯度と経度とを取得したら、これらを現在位置'清幸艮として制御部 A4 0 0に渡す。

制御部 A4 0 0は、位置情報取得部 A4 0 5から現在位置情報を受け付けると、待ち受け画像検索部 A4 0 9に対して、編己現在位置情報と if己戸 ί¾の距離とを渡して、液晶ディスプレイパネル Α4 1 2に表示すべき待ち受け画像データを検索するように指示する。

待ち受け画像検索部 Α4 0 9は、制御部 Α4 0 0から編己の指示を受け付けると、待ち受け画像記憶部 Α4 0 8に記憶されている待ち受け画像データに関連付けられている位置情報を取得する。 ,

そして、待ち受け画像検索部 Α4 0 9は、距離算出部 Α4 0 9に対して、制御部 A 4 0 0から受け付けた位置情報、待ち受け画像記憶部 A 4 0 8から取得した位置情報とを渡して、距離を算出するようにする。

距離算出部 A 4 0 9は、待ち受け画像検索部 A 4 0 9から受け付けた 2つの位置情報から、これらの位置情報に係る地点間の地表面距離を算出すると、これを待ち受け画像検索部 A4 0 9に渡す。

待ち受け画像検索部 A4 0 9は、距離算出部 A4 0 9から 2地点間の地表面距離値を受け付けると、制御部 A4 0 0から受け付けた所定の距離よりも当該地表面距離の方が小さいか否かを 5IMする。当該確認の結果、制御部 A 4 0 0から受け付けた戸; f¾の距離よりも当該地表面距離の方が小さいと判断された場合には、待ち受け画像検索部 A4 0 9は、当該待ち受け画像データを記億する記憶領域の先頭ァドレスが範囲内画像記憶部 A4 0 7にて記憶されているか否かを確認する。 '

当該確認の結果、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭ァドレスが範囲内画像記憶部 A4 0 7にて記憶されていると判断された場合には、当該待ち受け画像データは、新たに所定の距^ g囲内に入ったものではなく、したがって、新たな待ち受け画像表示の対象とはならないと判断される。また、当該先頭アドレスは、次に待ち受け画像表示を更新する際にも参照される。

逆に、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭ァドレスが範囲内画像記憶部 A4 0 7にて記憶されていないと判断された場合には、当該待ち受け画像データは、新たに所定の距離範囲内に入ったものであるので、新たな待ち受け画像表示の対象とはなると判断される。

また、当該先頭アドレスは、次に待ち受け画像表示を更新する際に参照する必要があるので、範囲内画像記憶部 A 4 0 7に記憶される。

待ち受け画像検索部 A 4 0 9は、待ち受け画像記憶部 A 4 0 8に記憶されているすべての待ち受け画像データについて、それに関連付けられている位置情報を取得して、上述のような処理を実行した後、範囲内画像記憶部 A4 0 7を参照して、携帯電話機 A4 の現在位置から戸^の距 ϋδ囲内の位置に関連付けられてヽなヽ待ち受け画像データの先頭アドレスが記憶されているか否か確認する。

そして、当該確認の結果、携帯電話機 A 4の現在位置から所定の距離範囲内の位置に関連付けられていない待ち受け画像データの先頭ァドレスが記憶されていると判断された場合には、そのような先頭ァドレスの記憶を範囲内画像記憶部 A4 0 7から抹消する。待ち受け画像検索部 A 4 0 9は、携帯電話機 A 4の現在位置から所定の距離範囲内に新たに入った待ち受け画像データを検出した場合には、その待ち受け画像データを記憶する記慮領域の先頭アドレスを制御部 A4 0 0に通知する。

また、待ち受け画像検索部 A4 0 9は、携帯電話機 A 4の現在位置から戸旋の距難囲内に新たに入った待ち受け画像データを検出しなかづた場合であって、かつ、前回待ち受け画像表示した待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭ァドレスが範囲内画像記憶部 A4 0 7に記憶されている場合には、当該先頭ァドレスを制御部 A4 0 0に通知する。

また、待ち受け画像検索部 A4 0 9は、携帯電話機 A 4の現在位置から戸; ^の距皿囲内に新たに入った待ち受け画像データを検出しなかった場合であって、かつ、前回待ち受け画像 ¾ ^した待ち受け画像データを記憶する記億領域の先頭ァドレスが範囲内画像記憶部 A4 0 7から抹消されている場合には、通常モ一ドとすべき旨を制御部 A4 0 0に通知する。 .

制御部 A4 0 0は、通常モードとすべき旨の通知を、待ち受け画像検索部 A4 0 9から受け付けると、設定 If^記憶部 A4 0 2に対して、通常モードで表示すべき待ち受け画像データに関する設定情報を渡すように指示する。

設定情報記憶部 A4 0 2は、制御部 A4 0 0から編己の指示を受け付けると、通常モ一ドで表示すべき待ち受け画像データに関する設定情報を制御部 A4 0 0に渡す。制御部 A 4 0 0は、設定情報記憶部 A 4 0 2から通常モードで表示すべき待ち受け画像データに関する設定' lt¾を受け付けると、待ち受け画像記憶部 A4 0 8に対して、当定情報を渡して、通常モ一ドで表示すべき待ち受け画像データを渡すように指示する。

待ち受け画像記憶部 A4 0 8は、制御部 A4 0 0から編己の指示を受け付けると、制御部 A4 0 0から受け付けた編己の設定情報を参照して、待ち受け画像データを特定する。そして、待ち受け画像記憶部 A4 0 8は、特定した待ち受け画像データを制御部 A 4 0 0に渡す。

制御部 A4 0 0は、待ち受け画像記憶部 A4 0 8から通常モードに係る待ち受け画像データを受け付けると、待ち受け画 i ¾¾¾PA4 1 1に対して、当該待ち受け画像デ一タを渡して、当該待ち受け画像データを液晶デイスプレイパネル A 4 1 2に表示するように指示する。，

また、制御部 A4 0 0は、待ち受け画像検索部 A4 0 9から待ち受け画像データの先頭ァドレスを受け付けた場合には、待ち受け画^ ¾示部 A4 1 1に対して、待ち受け画像検索部 A4 0 9から受け付けた待ち受け画像データ（接近モードに係る待ち受け画像データ）の先頭アドレスを渡して、当該待ち受け画像データを液晶ディスプレイパネル A 4 1 2に表示するように指示する。

なお、本実施の形態においては、待ち受け画像記憶部 A4 1 0は、待ち受け画像デ一タをデータ圧縮された状態で記憶している。待ち受け画像表示部 A4 1 1は、制御部 A4 0 0から編己の指示を受け付けると、制御部 A4 0 0から受け付けた指示に係る待ち受け画像データを解凍する。そして、 i した待ち受け画像データを、待ち受け画^^ A4 1 1は、液晶ディスプレイパネル A4 1 2に渡して、表示するように指示する。

液晶ディスプレイパネル A4 1 2は、待ち受け画像表八4 1 1から搬己の指示を受け付けると、待ち受け画像表示部 A4 1 1から受け付けた待ち受け画像デ一夕をする。

制御部 A 4 0 0は、液晶ディスプレイパネル A 4 1 2にて待ち受け画像データをすると、設定情報記憶部 A4 0 2に記憶されている嫌己擬似乱数の平均値を参照する。そして、制御部 A 4 0 0は、設定情幸艮記憶部 A 4 0 2から取得した当似乱数の平均値を擬似乱数発生部 A4 0 3に渡して、擬似乱数を発生させるように指示する。

擬似乱数発生部 A 4 0 3は、制御部 A 4 0 0から編己のを受け付けると、 '併せて制御部 A 4 0 0から受け付けた擬似乱数の平均値の設定値を用いて擬似乱数値を発生させると、発生させた擬似乱数値を制御部 A 4 0 0に渡す。

制御部 A4 0 0は、擬似乱数発生部 A4 0 3から擬似乱数値を受け付けると、受け付けた擬似乱数値をタィマー値としてタイマ一 A 4 0 4に渡し、当該タィマ一値に相当する時間が総愚したら通知するように指示する。

タィマ一 A4 0 4は、制御部 A4 0 0から受け付けたタイマー値に従って、時間の経過の計測を開始する。そして、タイマー A 4 0 4は、制御部 A 4 0 0から受け付けたタィマー値に相当する時間が過したことをすると、その旨を制御部 A4 0 0に» する。

制御部 A 4 0 0は、タイマー A 4 0 4からタイマー値に相当する時間が経過した旨の通知を受け付けると、しょうに、位置情報取得部 A4 0 5に携帯電話機 A4の現在位置情報を取得させ、待ち受け画像検索部 A4 0 9に携帯電話機 A4の現在値から所定の距離範囲内の位置に関連付けられている待ち受け画像を検索させ、その検索結果に応じて、待ち受け画像 ¾¾¾A4 1 1に待ち受け画像を表示させる処理を実行する。

[9 - 2] データ構造

tins待ち受け画像記憶部 A 4 0 8が待ち受け画像データと位置' lf¾とを関連付けて記憶するためのデータ構造は、 it己第 6の実施の形態におけるのと同様である。すなわち、前述の図 2 1に示されるようなデータ構造を採用している。 [9 - 3] 携帯電話機 A 4が実行する処理の流れ

次に、携帯電話機 A 4が待ち受け画像の表示に際して実行する処理の流れにつ Vヽて説明する。

図 3 2は、携帯電話機 A4が待ち受け画像の表示を行う際に実行する処理の流れを示すフローチャートである。図 3 2に示されるように、携帯電話機 A4は、先ず、タイマ一処理を実行する（ステップ SA 8 0 0)。

すなわち、設定情報記憶部 A4 0 2に記憶されている擬似乱数の平均値を用いて、擬似乱数発生部 A 4 0 3に擬似乱数値を生成させた後、当該擬似乱数値をタイマー値としてタイマー A 4 0 4に設定して、当該タィマー値に相当する時間が^^するのを待つ。そして、携帯電話機 A4は、設定したタイマー値に相当する時間が «したことを前記タイマー A4 0 4にて検出すると、 Ιίίΐ己 GP Sモジュール A 4 0 6を用いて現在位置 If報を取得する（ステップ SA 8 0 1 )。

携帯電話機 A4は、編己 GP Sモジュール A4 0 6にて現在位置情報を取得すると、現在位置から戸 ^の距^ S囲内にある位置に関連付けられている待ち受け画像データが編己待ち受け画像記憶部 A4 0 8にて記憶されているかを検索する。

そして、そのような待ち受け画像データがある場合には、その待ち受け画像データに関連付けられている位置が、携帯電話機 A 4の現在位置から所定の距離範囲内に新たに入ってきたものがあるか検索する。（ステップ SA 8 0 2)。

上記の検索の結果、待ち受け画像検索部 A4 0 9が、該当する待ち受け画像を発見しなかった場合には（ステップ S A 8 0 3： NO)、携帯電話機 A4は、搬己設定情報記憶部 A4 0 2にて記憶されている通常モードにて表示されるべき待ち受け画像データの設定（先頭アドレス）を参照する（ステップ SA 8 0 4)。

そして、携帯電話機 A 4は、 ,編己設定情報記憶部 A 4 0 2の記'億されている設定に従つて、待ち受け画像データを編己待ち受け画像記憶部 A4 0 8から読み出して、当該待ち受け画像データを、 it己待ち受け画像表示部 A 4 1 1にて前記液晶デイスプレイノ、。ネル A4 1 2に表示する（ステップ SA 8 0 5)。

また、上記の検索の結果、待ち受け画像検索部 A4 0 9が、該当する待ち受け画像を発見しなかった場合には（ステップ SA8 0 3： YE S),携帯電話機 A4は、当該待ち受け画像デ一タを編己液晶デイスプレイパネル A 4 1 2に表示する（ステップ SA8 0 5)。 (1) 待ち受け画像を検索する嫌 (SA802)

次に、携帯電話機 A 4が実行する待ち受け画像を検索する «について、更に、詳しく説明する。図 33は、携帯電話機 A 4が実行する待ち受け画像を検索する処理の流れを表わすフローチャ一トである。

図 33に示されるように、携帯電話機 A 4は、位置情報取得部 A 405にて、 GPS モジュール A 406を用いて取得した自己の現在位置情報を、待ち受け画像検索部 A 4 09にて受け付ける（ステップ SA900)。

待ち受け画像検索部 A 409は、搬己先頭ボイン夕 ·テーブル A 20に格納されているアドレス値を参照する（ステップ SA901)。

そして、当該ァドレス値にて示される記憶領域に格納されている待ち受け画像データの付加情報を参照して、当該待ち受け画像データに関連付けられた位置を取得する

(ステップ SA902)。

待ち受け画像検索部 A409は、待ち受け画像データに関連付けられた位置情報を取得すると、当該位置情報が表わしている位置と、携帯電話機 A4の現在位置との間の地表面距離を計算する（ステップ SA903)。

そして、待ち受け画像検索部 A409は、算出した地表面距離が所定の距離よりも小さいか否かを確認する。

当該確認の結果、編己地表面距離が戸の距離よりも小さいと判断した場合には（ステツプ SA904： YES：)、待ち受け画像検索部 A409は、範囲内画像記憶部 A40 7を参照して、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭アドレスが、範囲内画像記憶部 A407に記憶されているか否かを礎忍する。

当該礦忍の結果、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭アドレスが、範囲内画像記憶部 A407に記' i されていないと判断した場合には（ステップ SA90 5： YES),当該待ち受け画像データを待ち受け画像表示すべき待ち受け画像データとする。

そして、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭アドレスを、範囲内画像記憶部 A 407にて記憶する（ステップ SA906)。

待ち受け画像検索部 A409は、編己確認の結果、編己地表面距離が所定の距離よりも小さくないと判断した場合（ステップ SA904： NO),当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭ァドレスが、範囲内画像記憶部 A407に記憶されていると判断した場合（ステップ SA 9 0 5： NO)、或いは、ステップ SA 9 0 6の処理の後、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域のネクスト 'ポインタ 'フィールドを参照して、次に参照すべき待ち受け画像データ記憶領域の先頭アドレスを取得する（ステップ

待ち受け画像検索部 A4 0 9は、取得した先頭ァドレスを参照して、当該先頭ァドレスが当該待ち受け画像デーダが末尾デー夕であることを表わすものでなヽ場合には（ステツプ S A9 0 8： NO),当該先頭アドレスに示される記憶領域から位置情報を取得する（ステップ SA 9 0 2)。そして、待ち受け画像検索部 A4 0 9は、上述のような纖を繰り返す。

待ち受け画像検索部 A 4 0 9は、編己先頭ァドレスが当該待ち受け画像データが末尾データであることを表わすものである場合には（ステップ SA9 0 8 ： Y e s)、待ち受け画像データに関連付けられている位置情報が、携帯電話機 A 4の現在位置から戸 Jf¾の距離範囲内には無いと判断された待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭アドレスを範囲内画像記憶部 A4 0 7から抹消する（ステップ SA 9 0 9)。

携帯電話機 A4は、以上のようにして待ち受け画像データを検索する «を完了した後、メイン'ルーチンに■する。

このようにすれば、携帯電話機 A 4の現在位置から所定の距囲内に新たに入った位置に関連付けられている待ち受け画像データを優先的に表示するので、携帯電話機 A 4のユーザは、自分から所定の距^ S囲内の位置にどのような待ち受け画像デー夕が関連付けられているかをいち早く知ることができる。したがって、ユーザにとってより有意義な、従って、飽きのこない待ち受け画像を表示することができる。

[9 - 4] 第 8の実施の形態に係る変形例

以上、第 8の実施の形態に基いて本発明を説明してきたが、本実施の形態について、以下のような変形例を実施することができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、携帯電話機 A 4の現在位置から戸旋の距纖囲内に新たに入った待ち受け画像データを検出した場合には当該待ち受け画像データを待ち受け画像表示し、そのような待ち受け画像データを検出しなかった場合であって、かつ、前回待ち受け画像表示した待ち受け画像データに関連付けられた位置が携帯電話機 A 4の現在位置から戸f¾の距離範囲内にある場合には前回と同じ待ち受け画像データを待ち受け画像表示し、更に、携帯電話機 A 4の現在位置から m¾の距離範囲内に新たに入った待ち受け画像データを検出しなかった場合であって、かつ、前回待ち受け画像表示した待ち受け画像データに関連付けられた位置が携帯電話機 A 4の現在位置から戸旋の距皿囲内にない場合には通常モードで待ち受け画像表示するように設定された待ち受け画像を ¾ ^するとしたが、これに代えて、次のようにするとしても良い。

すなわち、携帯電話機 A 4は、待ち受け画像検索部 A4 0 9にて、待ち受け画像デ一夕に関連付けられた位置が、 .携帯電話機 A 4の現在位置から所定の距^ IS囲内に新たに入ってきたのを検出すると、例えば、範囲内画像記憶部 A4 0 7にて、当該待ち受け画像データを記憶する記憶領域の先頭ァドレスに関連付けて現在時刻を記憶する。

そして、携帯電話機 A4は、自己の現在位置から所定の距囲内にある位置に関連付けられた待ち受け画像データが複数ある場合には、範囲内画像記憶部 A4 0 7に記憶されている待ち受け画像データに関連付けて記憶されている時刻がもつとも新しい待ち受け画像データを待ち受け画像表示する。

[ 1 0] 変形例

以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。

( 1 ) 上記実施の形態においては、 GP Sシステムを用いて携帯電話機の現在位置を特定するとしたが、これに代えて、 GP Sシステム以外の方法を用いて携帯電話機の現在位置を特定するとしても良 V、。

例えば、複数の無線 ®¾局から発信される電波を同時に受信し、各無線 ¾¾局から送信される電波の伝搬時間差を測定することによって、各無線 ¾¾局と携帯端末間との間の距離を算出する。そして、算出した距離から三角測量の原理を用いて携帯電話機の位置を特定するとしても良い。

GP Sシステムにおいては、 ®ϋ物の多い i !や屋内では衛星からの電波を受信することができないので、測定誤差が大きくなつたり、位置情報を取得できなくなつたりするといった問題があるが、無線麵局からの電波を用いて位置情報を取得する場合には、無 H¾¾局が設置されて、さえすれば、かかる問題を生じな V。

また、上に代えて、無線 ¾¾局と携帯電話機との間でやり取りされる電波の強さ等を測定し、得られた測定値から無線雄局と携帯電話機との間の距離を類推して位置情報を測定するとしても良い。

この場合において、無局や携帯電話機の周囲の: Wや /などに起因する反射波を考慮して電波の強さ等の測定を行えば、無線基地局や携帯電話機の周囲に建造物などの障害物が多い場合でも、 t波による誤差を抑えることができる。

のようにすれば、携帯電話機のより正確な位置情報を取得することができるので、誤った位置情報を取得した結果、携帯電話機の現在位置とまったく関係のない待ち受け画像が表示されるといった不都合を回避することができる。従って、ユーザにとってより有意義な待ち受け画像を携帯電話機に表示させることができる。

(2) 上記実施の形態においては、本発明をもっぱら携帯電話機に適用する場合について説明したが、本発明の適用範囲がこれに限定されないのは言うまでも無く、 P D A ^personal data assistance)'や P C (personal computer) に適用するとしても良い。この場合、編己の待ち受け画像は、例えば、所謂壁紙として P DAや P Cのスクリーンに表示されるとしも良いし、或いは、所謂スクリーンセィバーとして表示されるとしても良い。ただし、本発明の性質上、編己 P Cは移動可能であることが必要である。なぜなら、移動可能でなければ、位置情報に基づいて待ち受け画像を変更する機会が無くなるからである。

また、上記実施の形態においては、待ち受け画像データをもつばら液晶ディスプレイパネルに待ち受け画像表示する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、液晶ディスプレイパネル以外の表示装置を使って待ち受け画像デ一夕を待ち受け画像表示するとしても良く、そのような場合においても、上記実施の形態におけるのと同様に、本発明の効果を得ることができる。

(3) 上記実施の形態においては、もっぱら携帯電話機を例にとって、本発明を説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、本発明を待ち受け画像の表示方法であるとしても、上記と同様の効果を奏することができる。

(4) 上記実施の形態にいては、待ち受け画像表示すべき待ち受け画像データを待ち受け画像記憶部にて記憶するとした。この待ち受け画像記憶部が待ち受け画像データを記憶するための具体的な構成には、以下のような態様が考えられる。

すなわち、待ち受け画像記憶部は、携帯電話機の内部記憶装置（例えば、不揮発性メモリなど。）に待ち受け画像データを記憶するとしても良い。また、待ち受け画像記憶部は、携帯電話機に接続された外部記憶装置に待ち受け画像データを記慮するとしても良い。 '

また、携帯電話機の内部記憶装置と外部記憶装置の間で待ち受け画像データの遣り取りをするとしても良い。このようにすれば、携帯電話機のユーザどうしで待ち受け画像データをすることができるので、待ち受け画 i ^示の楽しみが更に倍加する。また、待ち受け画像デ一タは、インターネットなどのような通信ネットワークに接続された携帯電話機において、当該通信ネットワークを介して、待ち受け画像データ .サーノや他の携帯電話機などを含む他の機器から待ち受け画像データを取得し、取得した待ち受け画像データを内部記憶装置や外部記憶装置に記憶するとしても良い。

(5) 上記実施の形態においては、待ち受け画像データの取得方法については、特に、説明をしなかったが、本発明に係る携帯電話機は、例えば、次のような構成と方法とによって、待ち受け画像データを取得するとしても良い。

すなわち、本発明に係る携帯電話機はデジタルカメラモジュールを備え、当該デジタルカメラモジュ一ルを用 Vヽて風景等をすることにより、待ち受け画像デ一タを取得するとしても良い。

この場合において、待ち受け画像データの取得時に、併せて、 GP Sモジュールを用いて、緯度ゃ柽度、高度といった位置情報を取得して、当該待ち受け画像データと関連付けて記憶する。更に、 GP Sモジュール、若しくは、携帯電話機が内蔵するタイマ一を用いて、取得時の年月日や時分秒を表わす時間情報を併せて取得して、同じく、当該待ち受け画像データと関連付けて記憶するとしても良い。

(6) 上記実施の形態においては、待ち受け画像表示としてもつばら画像データを表示する場合について説明したが、画像データに加えて、更に、次のような表示も行うとしても良い。

すなわち、本発明に係る携帯電話機は、前記距離算出部にて算出した、携帯電話機の現在位置から、待ち受け画像 ¾^する待ち受け画像データに関連付けられている位置までの距離を、待ち受け画像デー夕と併せて待ち受け画像表示するとしても良い。

また、本発明に係る携帯電話機は、当帯電話機の現在位置から待ち受け画線示すべき待ち受け画像データに関連付けられている位置へ向かう方向を算出することによつて、当^向を待ち受け画像データと併せて待ち受け画像表示するとしても良い。この場合において、例えば、当 ¾ ^向が北北西である場合には文字列「NNW」を表示し、或いは、当向が東南東である場合には文字列「E S E」を ¾ ^するとすれば良い。更に、本発明に係る携帯電話機は、方位センサ一を備えているとしても良く、当訪位センサーを用いて当帯電話機の姿勢を検出するとともに、当帯電話機の現在位置から待ち受け画像表示すべき待ち受け画像データに関連付けられている位置へ向かう方向を算出することによって、当該携帯電話機の向きに応じた方向表示を、待ち受け画像データと併せて、待ち受け隨驗示するとしても良い。

この場合において、例えば、表示すべき方向に応じた矢印などのアイコンを表示することによって方向表示をするとしても良い。また、例えば、当帯電話機について 1 2時の方向を示す場合には文字列「1 2 : 0 0」を表示し、或いは、当議帯電話機について 3時 3 0分の方向を示す場合には文字列「0 3 : 3 0」を表示するとしても良い。また、待ち受け画像表示をするに当たって、待ち受け画像データと併せて、上述したような距«示と方向表示との両方を併せて実行するとしても良い。このようにすれば、携帯電話機のユーザが、待ち受け画像データに関連付けられている位置へ向かおうとしている場合に、どちらの方向へどのくらいの距離を進めば良いか一目瞭然となるので非常に便利である。

また、上に述べたように、編己距離表示や方向表示を行うにあたっては、携帯電話機のユーザが指定した待ち受け画像データを待ち受け画像表示するとしても良 V、。

このようにすれば、当該ユーザが道に迷って、当該待ち受け画像データに関連付けられている位置から遠ざかり、別の待ち受け画像データに関連付けられている位置に接近してしまったような場合であつても、ユーザが指定した待ち受け画像データが待ち受け画像表示され続けると同時に、、ユーザが指定した待ち受け画像デー夕に関連付けられている位置を指し示す前記距離表示や方向表示がされ続ける。

従って、ユーザが目的とする位置とは異なる位置に関連付けられた待ち受け画像デー夕が待ち受け画像表示されることによって、前記距離表示や方向表示が当該ユーザが目的とする位置とは異なる位置を指し示すようになった結果、当該ユーザが目的地へ向かうための情報を見ることがでなくなつてしまうといった不都^"を解消することができる。

(7) 上記実施の形態においては、待ち受け画像記憶部において、待ち受け画像データを記憶するにあたって、 E x i f形式を採用するとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、 Ex i f形式とは異なるデ一夕 'フォーマツトを採用して、待ち受け画像データを記憶するとしても、上記と同様の効果を得ることができる。

(8) 上記実施の形態においては、待ち受け画像記憶部において、データ圧縮された待ち受け画像データを記憶し、待ち受け画像 ^において、データϊϋされた待ち受け画像データをして、待ち受け画像表示するとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、次のようにするとしても良い。

すなわち、待ち受け画像記憶部は、待ち受け画像データをデータ圧縮していない状態で記憶するとしても良い。このようにすれば、待ち受け画像表示部において、待ち受け画像データを待ち受け画像する際に、待ち受け画像データを解凍する必要が無くなる。したがって、待ち受け画像部における負荷が軽減されるとともに、待ち受け画像をするための処理時間を ϋすることができる。

なお、待ち受け画像記憶部は、待ち受け画像データを記憶するために必要となるメモリ消費量を削減するために、待ち受け画像表示される可能性が高い待ち受け画像データをデータしなヽ状態で記憶し、他の待ち受け画像デ一夕はデータした状態で記憶するとしても良い。

待ち受け画像表示される可能性が高いか否かは、例えば、当該携帯電話機のユーザに設定されることとしても良い。また、例えば、待ち受け画像データ毎に待ち受け画像表示された回数や時間を記録しておき、当該回数が多い待ち受け画像データや、当該時間が長 Vヽ待ち受け画像データは、待ち受け画 it¾示される可能性が高ヽと判断するとしても良い。

このようにすれば、待ち受け画^示部において、データ圧縮された待ち受け画像デ —タを «する «を«することができるので、待ち受け画像表示部の負荷を軽減するとともに、待ち受け画像表示をするための処理時間をすることができる。したがって、携帯電話機の消費電力量も併せて «することができる。産業上の利用可能性

本発明は、携帯電話機に利用可能であり、特に、携帯電話機にて待ち受け画像を録する方法として利用することができる。

Claims

請求の範囲

1. 画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像デ一夕記憶手段と、

自己の現在位置を特定する現在位置特定手段と、

it己画像データ記憶手段にて記慮されている位置情報に係る位置と、謂己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を議する関連性評価手段と、 .

編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報のうち、編己関連性評価手段にて算出される関連性がもつとも高い位置情報に関連付けられている画像データを特定する画像データ特定手段と、

編己画像データ特定手段にて特定された画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画像表示手段と

を備えることを^ [とする携帯電話機。

2. ffl己関連性評価手段は、前記画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、 tn己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の距離を算出し、編己画像データ特定手段は、編己関連性評価手段にて算出される距離がもつとも小さいときに、関連性がもっとも高いと判定する

ことを @とする請求項 1に記載の携帯電話機。

3. 編己関連性評価手段は、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによつて関連 ftを評価し、

編己画像データ特定手段は、歸己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致すると編己関連性面手段にて判定したときに、関連性がもっとも高いと判定する

ことをとする請求項 1に記載の携帯電話機。

4. 撮像によつて画像データを «する撮 ί象手段を備え、

嫌己画像データ記憶手段は、搬己撮像手段にて生成された画像データと、当該画像データが生成されたときに tin己現在位置特定手段にて特定された現在位置とを、関連付けて記憶する

ことをとする請求項 1に記載の携帯電話機。

5. 携帯電話機の起動時において、 ,

編己現在位置特定手段に、自己の現在位置を特定させ、

編己関連性評価手段に、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、読現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を讓させ、編己画像データ特定手段に前記画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報のうち、鶴己関連性面手段にて算出される関連性がもっとも高ヽ位置情報に関連付けられている画像データを特定させ、

謙己待ち受け画像表示手段に、編己画像データ特定手段にて特定された画像データを表示させる初期画示手段

を備えることを■とする請求項 2に記載の携帯電話機。

6. 所定の時間を^ する毎に、

tin己現在位置特定手段に、自己の現在位置を特定させ、

編己関連性評価手段に、謂己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、黼己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を評価させ、蘭己画像データ特定手段に、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報のうち、編己関連性評価手段にて算出される関連性がもつとも高い位置情報に関連付けられている画像データを特定させ、

編己待ち受け画像表示手段に、編己画像データ特定手段にて特定された画像データを表示させる画像録更新手段 _r

を備えることをとする請求項²に記載の携帯電話機。

7. 髓己戸旋の時間は、予め設定された時間長である

ことをとする請求項 6に記載の携帯電話機。

8. ' fit己職の時間は、乱数によって決定される

ことをとする請求項 6に記載の携帯電話機。

9. n己待ち受け画像表示手段は、 tin己画像データ特定手段にて特定された画像デ一夕を表示する際に、併せて、謂己関連性議手段にて算出した距離を表示することを « [とする請求項 2に記載の携帯電話機。 '

1 0. 編己現在位置特定手段にて特定した自己の現在位置から、編己待ち受け画練示手段にて表示している画像データに関連付けて、 lift己データ記憶手段が記憶している位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定手段と、 .

嫌己方向特定手段にて特定された方向を表示する方向表示手段と

を備えることをとする請求項 2に記載の携帯電話機。

1 1. 携帯電話機に接続された外部記憶装置から、画像データを取得して、編己画像データ記憶手段に記憶させる外部記続手段

を備えることを，とする請求項 2に記載の携帯電話機。

1 2. 編己外部記'隱続手段は、 rt己外部記憶装置から画像データを取得する際に、併せて、当該画像データに関連付けられた位置' を取得して、觸己画像データ記憶手段に記憶させる

ことを微とする請求項 1 1に記載の携帯電話機。

1 3. 嫌己外部記憶装置は、電気通信回線を介して、携帯電話機に接続されていることをとする請求項 1 1に記載の携帯電話機。

1 4. 前言部記憶装置は、画像データを ^するサーバ装置である

ことを @とする請求項 1 3に記載の携帯電話機。

1 5. 画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶手段と、嫌己画像データ記憶手段にて記憶されている画像データの指定を受け付ける画像データ ί旨定手段と、

自己の現在位置を特定する現在位置特定手段と、備己画像データ指定手段にて指定を受け付けた画像データに関連付けて、 it己データ記憶手段が記憶している位置情報が表わす位置と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の距離を算出する距離算出手段と、

編己現在位置特定手段にて特定した自己の現在位置から、 il己画像データ指定手段にて指定を受け付けた画像データに関連付けて、 rt己データ記憶手段が記憶している位置が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定手段と、

it己画像データ指定手段にて指定を受け付けた画像データを待ち受け画像としてする待ち受け画像表示手段と

謂己距離算出手段にて算出された距離を表示する距離表示手段と、

を備えることを « [とする携帯電話機。

1 6. 画像データと位置情報とを関連付けて記慮する画像データ記憶ステップと、自己の現在位置を特定する現在位置特定ステップと、

漏己画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報に係る位置と、編己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置との間の関連性を謝面する関連性諮面ステツプと、 lift己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報のうち、編己関連性評価ステツプにて関連性がもつとも高いと fpf面される位置情報に関連付けられている画像データを特定する画像データ特定ステツプと、

Ιίίΐ己画像データ特定ステツプにて特定された画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画像表示ステヅプと

を含むことを特徴とする待ち受け画^示方法。

1 7. 謂己関連性評価ステツプは、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報に係る位置と、謙己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の距離を算出し、

mt己画像データ特定ステツプは、 n己関連性評価ステツプにて算出される距離がもつとも小さいときに、関連性がもっとも高いと判定する

1 8. 編己関連性籠ステツプは、請己画像データ記憶手段にて記憶した位置情報と、 fit己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによつて謂己関連性を評価し、

IUI己画像データ特定ステップは、觸己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置'籠と、 lift己現在位置特定ステップにて特定した現在位置とが合致すると it己関連性面ステップにて判定したときに、 .関連性がもつとも高いと判定する

ことを ¾とする請求項 1 6に記載の携帯電話機。

1 9. 撮像によって画像データを生成する撮像ステップを含み、

mi己画像データ記憶ステップは、 rt己撮像ステップにて生成された画像データと、当該画像データが生成されたときに Ιίίΐ己現在位置特定ステツプにて特定された現在位置とを、関連付けて記憶する

ことをとする請求項 1 ⁶に記載の待ち受け画像表示方法。

20. 起動時において、

爾己現在位置特定ステップに、自己の現在位 ¾を特定させ、

前記関連性評価ステップに、編己画像データ記慮ステップにて記憶した位置情報に係る位置と、 rt己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の関連性を面させ、編己画像データ特定ステツプに、 rt己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置'瞎 g のうち、'前記関連性評価ステツプにて関連性がもつとも高いと評価される位置情報に関連付けられている画像データを特定させ、

編己待ち受け画像表示ステップに、編己画像データ特定ステップにて特定された画像データを表示させる初期画像弯示ステツプ

を含むことをとする請求項 1 6に記載の待ち受け画 it¾示方法。

2 1. 所定の時間を経過する毎に、

編己現在位置特定ステップに、自己の現在位置を特定させ、

爾己関連性評価ステツプに、爾己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報に係る位置と、 ίΠ己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の関連' を評価させ、 flit己画像データ特定ステップに、 ίίΙ己画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報のうち、 mt己関連性評価ステツプにて関連性がもつとも高いと評価される位置情報に関連付けられている画像データを特定させ、

itri己待ち受け画 11¾示ステップに、編己画像データ特定ステップにて特定された画像データを ¾ ^させる画像表示更新ステツプ

を含むことをとする請求項 1 6.に記載の待ち受け画像表示方法。

22. 編己戸旋の時間は、予め設定された時間長である

ことをとする請求項² 1に記載の待ち受け画^ ¾示方法。 .

23. 編己戸の時間は、乱数によって決定される

ことをとする請求項² 1に記載の待ち受け画像表示方法。

24. 編己待ち受け画 i ¾示ステップは、編己画像データ特定ステップにて特定された画像データを表示する際に、併せて、 rt己関連性評価ステップにて算出した距離を表示する

ことを特徴とする請求項 1 7に記載の待ち受け画像表示方法。

25. . 前記現在位置特定ステップにて特定した自己の現在位置から、前記待ち受け画像表示ステツプにて表示している画像データに関連付けて、前記データ記 11ステツプが記憶している位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定ステップと、編己方向特定ステツプにて特定された方向を表示する方向表示ステップとを含むことを碰とする請求項 1 6に記載の待ち受け画像表示方法。

26. 外部記憶装置から、画像データを取得して、 fit己画像データ記憶ステップに記憶させる外部記,続ステツプ

を含むことをとする請求項 1 6に記載の待ち受け画 i ¾方法。

27. it己外部記'隱続ステップは、認己外部記憶装置から画像データを取得する際に、併せて、当該画像データに関連付けられた位置情報を取得して、 rt己画像データ記 '億ステップに記憶させることを難とする請求項 26に記載の待ち受け画 it¾方法。

28. 画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶ステップと、 rt己画像データ記憶ステツプにて記憶した画像データの指定を受け付ける画像データ指定ステップと、

自己の現在位置を特定する現在位置特定ステツプと、

前記画像データ指定ステツプにて指定を受け付けた画像データに関連付けて、前記デ —夕記憶ステップにて記憶した位置情報が表わす位置と、編己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の距離を算出する距離算出ステツプと、 .

編己現在位置特定ステップにて特定した自己の現在位置から、謂己画像データ指定ステップにて指定を受け付けた画像データに関連付けて、編己データ記憶ステツプにて記憶した位置情報が表わす位置に向かう方向を特定する方向特定ステツプと、

if己画像データ指定ステツプにて指定を受け付けた画像データを待ち受け画像として表示する待ち受け画 ί»示ステップと

tin己距離算出ステツプにて算出された距離を表示する距 «示ステツプと、編己方向特定ステツプにて特定された方向を表示する方向表示ステツプとを備えることを @とする待ち受け画示方法。

29. 画像データと位置情報とを関連付けて記憶する画像データ記憶手段と、自己の現在位置を特定する現在位置特定手段と、

編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報に係る位置と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の関連性を評価する関連性評価手段と、

編己画像データ記慮手段に記憶されている位置情報のうち、編己関連性諮面手段にて算出される関連性が m¾の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データを特定する画像データ特定手段と、

搬己画像データ特定手段にて、 it己関連性が戸旋の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが特定されなかつた場合に、戸 jf¾の画像デ一タを待ち受け画像として表示する第 6の待ち受け画^示手段と

frt己画像データ特定手段にて、嫌己関連性が所定の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが複数特定された場合に、特定された画像データのいずれかを待ち受け画像として表示する第 7の待ち受け画 it¾示手段と

を備えることをとする携帯電話機。

30. 編己関連性評価手段は、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置 '瞬 g に係る位置と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置との間の距離を算出し、編己画像データ特定手段は、編己関連性評価手段にて算出される距離が小さいほど、関連性が高いと判定する

ことを ®とする請求項 2 9に記載の携帯電話機。

3 1. 前記関連性讓手段は、編己画像データ記憶手段にて記憶されている位置'歸艮と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによって編己関連性を評価し、

編己画像データ特定手段は、 rt己画像データ記憶手段にて記憶されている位置情報と、編己現在位置特定手段にて特定した現在位置とが合致すると rt己関連性面手段にて判定した場合に、関連性が高いと判定する

ことを特徴とする請求項 29に記載の携帯電話機。

32. 第 7の待ち受け画像^手段は、 rt己関連性がもつとも高い位置情報に関連付けられている画像データを待ち受け画像として表示する

ことをとする請求項 29に記載の携帯電話機。

33. 搬己画像データ記憶手段は、更に、時間情報を関連付けて記憶し、

関連付けられている時間情報がもつとも新しい時間を示す画像データを待ち受け画像としてする

ことを■とする請求項 29に記載の携帯電話機。

34. 第 7の待ち受け画像表示手段は、前記関連性が所定の水準よりも高くなつた時刻がもつとも新しい位置情報に関連付けられている画像データを待ち受け画像として表示する

ことを »とする請求項 2 9に記載の携帯電話機。

3 5. 画像データと位置情報とを関連付けて記慮する画像データ記憶ステップと、自己の現在位置を特定する現在位置特定ステツプと、

廳己画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報に係る位置と、編己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の関連性を評価する関連性諮面ステップと、編己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置情報のうち、編己関連性評価ステツプにて算出される関連性が戸; f¾の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像デ一タを特定する画像データ特定ステップと、

till己画像データ特定ステツプにて、前記関連性が所定の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが特定されなかった場合に、所定の画像データを待ち受け画像として表示する第 6の待ち受け画像表示ステップと

編己画像データ特定ステツプにて、前記関連性が所定の水準よりも高い位置情報に関連付けられている画像データが複数特定された場合に、特定された画像データのいずれかを待ち受け画像として表示する第 7の待ち受け画像表示ステツプと

を含むことをとする待ち受け画像表示方法。

3 6. 前記関連性評価ステップは、 Ιίίΐ己画像データ記憶ステップにて記慮した位置情報に係る位置と、編己現在位置特定ステップにて特定した現在位置との間の距離を算出し、

前記画像データ特定ステツプは、前記関連性面ステツプにて算出される距離が小さいほど、関連性が高いと判定する

ことを ¾とする請求項³ 5に記載の待ち受け画像^方法。

3 7. 嫌己関連性評価ステップは、雄己画像データ記憶ステップにて記憶した位置情報と、編己現在位置特定ステップにて特定した現在位置とが合致するか否かを判定することによつて tin己関連性を評価し、

in己画像データ特定ステツプは、 rt己画像データ記憶ステツプにて記憶した位置' [^民と、 itit己現在位置特定ステツプにて特定した現在位置とが合致すると己関連性評価ステツプにて判定した場合に、関連性が高いと判定する

ことを ®とする請求項 3 5に記載の待ち受け画像表示方法。

3 8. 第 7の待ち受け画 ί錄示ステツプは、編己関連性がもつとも高い位置情報に関連付けられている画像データを待ち受け画像として表示する

ことをとする請求項 3 5に記載の待ち受け画 ί象表示方法。

3 9. rt己画像データ記憶ステップは、更に、時間情報を関連付けて記憶し、第 Ίの待ち受け画示ステップは、関連付けられている時間情報がもっとも新しい時間を示す画像データを待ち受け画像として表示する

ことをとする請求項 3 5に記載の待ち受け画像表示方法。

4 0. 第 7の待ち受け画像表示ステツプは、編己関連性が所定の水準よりも高くなつた時刻がもつとも新しい位置情報に関連付けられている画像データを待ち受け画像として ¾ ^する

ことをとする請求項^{3 5}に記載の待ち受け画像表示方法。