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JP3608740B2 - 情報処理システム、端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理システム、端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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JP3608740B2 JP2002252481A JP2002252481A JP3608740B2 JP 3608740 B2 JP3608740 B2 JP 3608740B2 JP 2002252481 A JP2002252481 A JP 2002252481A JP 2002252481 A JP2002252481 A JP 2002252481A JP 3608740 B2 JP3608740 B2 JP 3608740B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子地図情報を利用した種々のサービスを提供する情報処理システム、端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザが、情報通信端末を操作して希望する行き先の位置を検索し、検索によって抽出された行き先の位置を電子地図上で確認することができるような、電子地図情報を利用したサービスを提供する情報処理システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来までの情報処理システムは、サービス提供者側が検索キーワード別に予め分類した店舗等の位置を電子地図上で確認することができる程度の、いわばサービス提供者主導のものとなっている。従って、従来までの情報処理システムでは、例えば電子地図上の任意の場所に関する情報を登録したり、登録した情報の位置を後で電子地図上で確認する等、ユーザの行動スタイルに合わせたサービスを提供することができない。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの行動スタイルに合った電子地図情報を利用したサービスを提供することが可能な情報処理システム、端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、電子地図情報を利用したサービスを提供するサーバ装置は、端末装置から送信された電子地図データ上の任意の場所に関する情報を格納するスポット情報データベースを有し、また、サーバ装置は、このスポット情報データベースの中から端末装置から送信された検索条件を満足する情報を抽出し、抽出した情報を端末装置に送信する。
【0006】
このような本発明の構成によれば、ユーザが、電子地図上の任意の場所に関する情報をサーバ装置のスポット情報データベースに登録し、また、検索条件を指定してスポット情報データベース内に登録した情報を後で閲覧することが可能となり、各ユーザのスタイルに合わせた電子地図を利用したサービスを提供することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
[情報処理システムの構成]
始めに、図1を参照して、本発明の実施の形態となる情報処理システムの構成について説明する。
【0008】
本発明の実施の形態となる情報処理システムは、図1に示すように、電子地図情報を利用した種々のサービスを提供するサーバ装置1と、このサービスの受益者となるユーザが操作する端末装置2とを備える。また、サーバ装置1と端末装置2は、電子ネットワークを介して電気的に接続され、装置間で情報通信可能な構成となっている。
【0009】
なお、上記電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、電話通信回線、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)をベースとしたインターネットシステム、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワーク、衛星通信ネットワーク等の情報通信網が含まれる。
【0010】
[サーバ装置の構成]
上記サーバ装置1は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、汎用コンピュータ等の情報処理装置により構成され、図2に示すように、CPU1aと、RAM1bと、ROM1cと、通信制御部1dと、電子地図情報データベース1eと、スポット情報データベース1fとを有する。
【0011】
上記CPU1aは、ROM1c内に記憶されたプログラムに従ってサーバ装置1の処理動作を制御する。例えば、CPU1aは、ROM1c内に記憶された位置情報/電子地図割当プログラム、及びプログラムの実行のために必要なデータをRAM1bへとロードし、位置情報/電子地図割当プログラムに従って端末装置2が所在する位置周辺の電子地図データを電子地図情報データベース1e内から抽出する処理を実行する。
【0012】
上記RAM1bは、CPU1aが実行するプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。
【0013】
上記ROM1cは、例えばサーバ装置1の起動プログラム、位置情報/電子地図割当プログラム、登録処理プログラム等のサーバ装置1が実行する処理と関係する各種プログラムやこれらプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
【0014】
ここで、上記ROM1cは、磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体メモリ等のCPU1aが読み取り可能な記録媒体を含んだ構成となっており、ROM1c内のプログラムやデータの一部若しくは全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
【0015】
上記通信制御部1dは、電子ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。そして、通信制御部1dは、実装されている情報通信用プロトコルに従って端末装置2と接続し、電子ネットワークの形態に応じたデータ形式で種々の情報を端末装置2に送信する。また、通信制御部1dは電子ネットワークを介して受信した種々の情報をCPU1aが処理可能な適当なデータ形式に変換する。
【0016】
上記電子地図情報データベース1eは、サーバ装置1及び端末装置2が処理可能なデジタル形態の地図情報である電子地図データを格納。ここで、電子地図データは、xy座標(以下の説明では、経度,緯度をそれぞれx,yと定義する)により記述される2次元電子地図データであってもよいし、例えば2次元電子地図上の地物を立体的に表現するようにして2次元情報に対して高さ(z)方向の情報を加えた、3次元電子地図データであってもよい。
【0017】
上記スポット情報データベース1fは、例えば店舗、郵便局、ガソリンスタンド等、サービス提供者若しくは電子地図データ作成者が予め登録した電子地図上の位置に関する情報(以下、デフォルト情報と表記する)と共に、端末装置2を操作するユーザが電子ネットワークを介して登録した電子地図上の任意の位置に関する情報(以下、スポット情報と表記する)を格納する。なお、スポット情報データベース1f内に格納される位置に関する情報は、当該位置が所在するエリアの電子地図データとリンク付けされている。また、上記デフォルト情報はサービス提供者若しくは電子地図作成者により任意のタイミングで更新可能なように構成されている。
【0018】
また、上記スポット情報データベース1fは、サーバ装置1が提供するサービスを受けるユーザのユーザ属性情報を格納する。なお、このユーザ属性情報の中には、例えば、ユーザの氏名、住所、電話番号、ユーザID、認証用パスワード、サービス料金支払口座番号、クレジットカード番号等の情報が含まれている。そして、サーバ装置1は、属性情報の中に含まれる例えばユーザID等の情報を参照してユーザを区別し、各ユーザに対応したサービスを提供する。
【0019】
[端末装置の構成]
上記端末装置2は、電子ネットワークを介した情報通信が可能な情報処理装置により構成され、例えば携帯電話機、簡易型移動電話機、PDA(Personal Digital Assistants)を適用することができる。
【0020】
なお、上記携帯電話機には、IMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)等の次世代移動通信方式を採用した携帯電話機が含まれる。また、上記簡易型移動電話機には、PHS(Personal Handyphone System、日本)、PCS(Personal Communication System、米国)、CT2(Codeless Telecommunications second generation、英、仏)、DECT(Digital Enhanced Codeless Telecommunications、欧州)等が含まれる。
【0021】
この端末装置2は、図3に示すように、CPU2aと、RAM2bと、ROM2cと、通信制御部2dと、操作入力部2eと、表示出力部2fと、位置検出部2gとを有する。
【0022】
上記CPU2aは、ROM2c内に記憶されたプログラムに従って端末装置2の処理動作を制御する。
【0023】
上記RAM2bは、CPU2aが実行する各種処理に関するプログラムやプログラムに関連する各種データを一時的に格納するワークエリアを提供する。
【0024】
上記ROM2cは、例えば端末装置2の起動プログラム等の端末装置2が実行する処理と関係する各種プログラムやプログラムの実行に必要な各種データを記憶する。
【0025】
なお、このROM2cは、サーバ装置1のROM1cと同様、磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体メモリ等といった、CPU2aが読み取り可能な記録媒体を含んだ構成となっており、ROM2c内のプログラムやデータの一部若しくは全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
【0026】
上記通信制御部2dは、電子ネットワークの形態及び端末装置2の種類に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。そして、通信制御部2dは、実装されている情報通信用プロトコルに従ってサーバ装置1と接続し、電子ネットワークの形態に応じたデータ形式でサーバ装置1に情報を送信する。また、通信制御部2dは、電子ネットワークを介して受信した情報をCPU2aが処理可能な適当なデータ形式に変換する。
【0027】
上記操作入力部2eは、例えばテンキー、キーボード、タッチパネル等の一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号をCPU2aに出力する。
【0028】
上記表示出力部2fは、例えば液晶ディスプレイ等の一般的な表示出力装置により構成され、CPU2aの制御に従って各種情報を表示出力する。
【0029】
上記位置検出部2gは、CPU2aの制御に従って、通信電波若しくはGPS(Global Positioning System)電波の少なくとも一方を利用して端末装置2が所在する位置の例えば経度(x)、緯度(y)、高さ(z)等に関する情報(以下、位置情報と表記する)を取得する。
【0030】
なお、例えば携帯電話機や簡易型移動電話機等のように位置検出部2gが通信電波を利用して位置検出を行うものである場合には、位置検出部2gは最寄の通信基地局と通信を行って端末装置2の位置情報を取得する。
【0031】
また、位置検出部2gがGPS電波を利用して位置検出を行う場合、位置検出部2g内にGPS電波受信機能を設けるようにする。このGPS受信機能は、主として、GPS電波を受信するGPS電波受信アンテナ、受信したGPS電波を復調するGPS無線部、及び復調されたGPS電波から現在地の緯度経度情報を演算により求め、出力するGPS制御部とにより構成される。このGPS電波受信機能は、GPS衛星が送信している高精度の時間信号が含まれたGPS電波を、現在信号を受信可能な周回軌道上に存在する少なくとも3台のGPS衛星から受信し、各GPS衛星からのGPS電波の到達時間からGPS衛星までの距離を各々演算し、各距離が一致する点を自身の現在位置とするものである。
【0032】
[情報処理システムの動作]
上記情報処理システムは、大きく分けて、(1)スポット情報を電子ネットワークを介してサーバ装置1のスポット情報データベース1fに登録する登録処理、(2)ユーザの現在位置を検出し、登録処理により登録された位置付近にユーザがいる際には、その旨をユーザに通知するスポット検出処理、(3)スポット情報データベース1f内に格納されたスポット情報をユーザ間で転送する交換処理の3つのサービス処理を実行する。
【0033】
〔スポット情報の登録処理〕
始めに、図4に示すフローチャートを参照して、登録処理を実行する際の情報処理システムの動作について説明する。
【0034】
図4に示すフローチャートは、ユーザが端末装置2の電源をオンにし、操作入力部2eを操作して登録処理の実行開始命令を入力することで開始となり、この登録処理はステップS1の処理に移行する。
【0035】
なお、登録処理の実行開始命令を入力する際、ユーザは、操作入力部2eを操作して、例えばサーバ装置1の電話番号(アクセスポイント)、IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Uniform Resource Locator)等のサービス提供者の電子ネットワーク上の位置を特定する情報も併せて端末装置2に入力する。
【0036】
ステップS1の処理では、端末装置2側の通信制御部2dが、入力されたサービス提供者の電子ネットワーク上の位置を参照して、電子ネットワークを介してサーバ装置1とを接続する。これにより、このステップS1の処理は完了し、この登録処理はステップS1の処理からステップS2の処理に移行する。
【0037】
ステップS2の処理では、サーバ装置1側のCPU1aが、端末装置2を操作するユーザの認証のために使用するユーザID及び認証用パスワードの入力画面データを生成する。そして、サーバ装置1側の通信制御部1dは、電子ネットワークを介して生成された入力画面データを端末装置2に送信する。これにより、このステップS2の処理は完了し、この登録処理はステップS2の処理からステップS3の処理へと移行する。
【0038】
ステップS3の処理では、端末装置2側の通信制御部2dが、サーバ装置1から送信された入力画面データを受信し、受信したデータをRAM2b内に格納する。RAM2b内に入力画面データが格納されると、CPU2aは、表示出力部2fを制御して、ユーザID及び認証用パスワードの入力画面を表示出力する。入力画面が表示されると、ユーザは、操作入力部2eを操作して入力画面内にユーザIDと認証用パスワードを入力する。そして、ユーザIDと認証用パスワードの入力が完了すると、通信制御部2dは、ユーザID及び認証用パスワードを適当なデータ形式に変換し、電子ネットワークを介してサーバ装置1にデータを送信する。これより、このステップS3の処理は完了し、この登録処理はステップS3の処理からステップS4の処理へと移行する。
【0039】
ステップS4の処理では、サーバ装置1側の通信制御部1dが、端末装置2から送信されたユーザID及び認証パスワードを受信し、受信したユーザID及び認証パスワードをRAM1bに入力する。RAM1bにユーザID及び認証パスワードが入力されると、CPU1aは、スポット情報データベース1f内に格納されているユーザID及び認証用パスワードと受信したユーザID及び認証用パスワードとを比較してユーザの認証を行う。これにより、このステップS4の処理は完了し、この登録処理はステップS4の処理からステップS5の処理へと移行する。
【0040】
ステップS5の処理では、サーバ装置1側のCPU1aが、スポット情報データベース1f内に格納されているユーザID及び認証用パスワードと受信したユーザID及び認証用パスワードとが同じであるか否かを判別することにより、端末装置2を操作するユーザの認証が成功したか否かを判別し、ユーザ認証が失敗した場合には、この登録処理はステップS5の処理からステップS6の処理に移行する。
【0041】
ステップS6の処理では、サーバ装置1側のCPU1aが、例えば「認証が失敗しました。ユーザIDと認証用パスワードを再度入力してください。」等のエラーメッセージを生成し、サーバ装置1側の通信制御部1dは、電子ネットワークを介して生成されたエラーメッセージデータを端末装置2に送信する。これにより、このステップS6の処理は完了し、ユーザは、サーバ装置1から送信されたエラーメッセージを参照して、ユーザIDとパスワードを再入力する等のエラー処理を行う等して、再びステップS3の処理に戻る。
【0042】
一方、ユーザ認証が成功した場合には、この登録処理はステップS5の処理からステップS7の処理へと移行する。
【0043】
ステップS7の処理では、サーバ装置1側のCPU1aが、サーバ装置1が提供するサービスメニューが表示されるサービス画面データを生成する。サービス画面データが生成されると、サーバ装置1側の通信制御部1dは、電子ネットワークを介してサービス画面データを端末装置2に送信する。これにより、このステップS7の処理は完了し、この登録処理はステップS7の処理からステップS8の処理へと移行する。
【0044】
ステップS8の処理では、端末装置2側の通信制御部2dが、サーバ装置1から送信されたサービス画面データを受信し、受信したデータをRAM2b内に格納する。RAM2b内にサービス画面データが格納されると、CPU2aは、表示出力部2fを制御して、サービス画面を表示出力する。サービス画面が出力されると、ユーザは、サービス画面の中から位置検出処理メニューを選択して、端末装置2が所在する位置の検出処理の実行開始を指示する。そして、位置検出処理の実行開始が指示されると、端末装置2側の通信制御部2dは、位置検出処理の実行命令をサーバ装置1に送信する。これにより、このステップS8の処理は完了し、この登録処理はステップS8の処理からステップS9の処理へと移行する。
【0045】
ここで、上記位置検出処理の実行命令を送信する際、端末装置2側の通信制御部2dは、PHS/PCS方式、IMT−2000方式、GPS電波受信方式等、位置検出部2gの位置情報取得方式に関する情報(以下、タイプIDと表記する)をサーバ装置1に送信する。具体的には、位置情報取得方式がPHS/PCS方式、IMT−2000方式、及びGPS電波受信方式の場合をそれぞれ、タイプI、タイプII、タイプIII等のように設定する。このタイプIDを受信することにより、サーバ装置1は、例えば電子ネットワークを介して位置検出部2gを制御し、端末装置2の位置情報を取得することが可能となる。
【0046】
なお、ここでは図示しないが上記サービス画面内には、「新規登録処理」アイコンと「登録データ検索処理」アイコンが表示されている。そして、ユーザが操作入力部2eを操作して「新規登録処理」アイコンを指定すると、「現在位置検出処理」アイコン及び「電子地図表示処理」アイコンが、また、「登録データ検索処理」アイコンを指定すると、「場所名入力」アイコン及び「キーワード入力」アイコンがそれぞれ表示されるようになっている。このように、端末装置2に対して指示する処理をアイコンにより表現することにより、操作入力部2eを操作して所望の処理を示すアイコンを指定することにより、ユーザは簡単に所望の処理の実行開始を指示することが可能となる。
【0047】
ステップS9の処理では、サーバ装置側1のCPU1aが、送信されたタイプIDに従って端末装置2の位置検出部2g(若しくはCPU2a)を制御して、端末装置2の位置情報を取得する。これにより、このステップS9の処理は終了し、この登録処理はステップS9の処理からステップS10の処理へと移行する。
【0048】
ステップS10の処理では、サーバ装置1側のCPU1aは、取得した位置情報を参照して、電子地図データベース1eの中から端末装置2が所在する位置周辺の電子地図データを抽出する。そして、サーバ装置1側の通信制御部1dは、抽出された電子地図データと位置情報とを電子ネットワークを介して端末装置2に送信する。これにより、このステップ10の処理は完了し、この登録処理はステップS10の処理からステップS11の処理へと移行する。
【0049】
ステップS11の処理では、端末装置2側の通信制御部2dが、サーバ装置1から送信された電子地図データと位置情報を受信し、受信した情報をRAM2b内に格納する。そして、CPU2aは、表示出力部2fを制御して、RAM2b内に格納された電子地図データと位置情報とを表示出力する。これにより、このステップS11の処理は完了し、この登録処理はステップS11の処理からステップS12の処理へと移行する。
【0050】
ここで、表示出力部2fに電子地図データを表示する際、CPU2aは、例えば図5に示すように、端末装置2が所在する電子地図上の位置に十字形状の指示子Aを表示するようにする。この指示子Aは、操作入力部2eを介したユーザの操作に従って電子地図上を移動可能なように構成されている。また、表示出力部2f上に表示された電子地図は、操作入力部2eを介したユーザの操作に従って縮尺率を適宜調整することが可能な構成となっている。
【0051】
なお、上記指示子Aは十字形状形状に限られることはなく、例えば円形、三角形等の他の形状であってもよい。また、上記図5に示した電子地図は2次元形状であったが、3次元形状の電子地図を表示し、高さ方向の位置を考慮して端末装置が所在する電子地図上の位置に指示子を表示するようにしてもよい。電子地図が3次元形状である場合には、ユーザの操作に従って電子地図を見る視点を切り換えることができるように構成することが望ましい。
【0052】
ステップS12の処理では、ユーザが、電子地図上の指示子Aの位置を参照して、指示子Aの位置が情報登録を希望する位置にあるか否かを確認する。そして、確認の結果、指示子Aの位置が情報登録を希望する位置にある場合には、ユーザは、例えば図6に示すような操作入力部2eに割り当てられた決定ボタンを押して、指示子Aがある位置に関する情報をスポット情報データベース1fに登録することをCPU2aに指示する。
【0053】
一方、位置検出処理の精度上の誤差若しくは電子地図上の誤差により、指示子Aの位置が情報登録を希望する位置にない場合には、ユーザは、上記図6に示すような操作入力部2eに割り当てられた移動ボタンを操作して指示子Aを情報登録を希望する電子地図上の位置に移動した後に、上記決定ボタンを押す。これにより、このステップS12の処理は完了し、この登録処理はステップS12の処理からステップS13の処理へと移行する。
【0054】
なお、電子地図が3次元形状である場合には、ユーザは指示子を3次元的に移動させて情報登録を希望する電子地図上の場所を指定する。具体的には、CPU2aは、図7に示すように、電子地図上の建物等の3次元データは半透明にして表示し、操作入力部2eに割り当てられた移動ボタンの操作に従って平面方向(xy平面)及び高さ方向(yz平面)に独立して指示子Aを移動可能なようにする。このような構成によれば、例えば○○ビルの7階等のように、高さ(z)方向の位置についても情報登録することができるようになる。
【0055】
ステップS13の処理では、CPU2aが、表示出力部2fを制御して、例えば建物の名称、電話番号等の登録する位置に関する属性情報を入力するか否かの確認メッセージを出力する。そして、属性情報の入力を希望する場合、ユーザは、操作入力部2eに割り当てられた入力希望ボタンを押して、属性情報の入力処理をCPU2aに指示する。これにより、このステップS13の処理は完了し、この登録処理はステップS13の処理からステップS14の処理へと移行する。
【0056】
一方、属性情報の入力を希望しない場合、ユーザは、操作入力部2eに割り当てられた登録処理実行ボタンを押す。これにより、この登録処理は、ステップS14の処理を経由せずに、ステップS15の処理へと移行する。
【0057】
ステップS14の処理では、CPU2aが、表示出力部2fを制御して、例えば「場所?」、「名称?」、「電話番号?」、「特徴は?」、「メモ?」等の問い合わせメッセージを順に出力して、属性情報の入力をユーザに要求する。上記問い合わせメッセージが出力されると、ユーザは、操作入力部2eを操作して、問い合わせ項目に対応する属性情報をテキスト形式で順に入力する。これにより、このステップS14の処理は完了し、この登録処理はステップS14の処理からステップS15の処理へと移行する。
【0058】
なお、上記「場所」に関する情報は、取得した位置情報に基づいて端末装置2が自動的に入力するようにしてもよい。また、ユーザが属性情報を入力しようとする位置に関する情報がサーバ装置1のスポット情報データベース1f内にデフォルト情報として既に登録されている場合には、サーバ装置1はそのデフォルト情報を端末装置2に送信し、端末装置2が受信したデフォルト情報を属性情報としてユーザに代わり入力してもよい。このような構成によれば、属性情報を入力する際のユーザの労力を軽減することができると同時に、ユーザがデフォルト情報を所望のものに修正、変更することが可能となる。
【0059】
また、この属性情報を入力する際、ユーザは、後述するスポット検出処理において登録した属性情報を他にユーザに対し公開するか否かの設定(以下、公開/非公開設定と表記する)を行うことができる。
【0060】
ここで、端末装置2が静止画や動画等の画像データや音声データを記録可能な機能を有する場合には、ユーザは、属性情報に画像データや音声データを含めるようにしても良い。この場合、端末装置2側のCPU2aは、属性情報を記録する前若しくは後で、例えば「画像/音声を記録しますか?」等の確認メッセージを出力し、ユーザが記録を希望する際には、表示出力部2fを制御して「画像」や「音声」等のアイコンを表示する。そして、ユーザが「画像」アイコンを選択した場合には、端末装置2に装備若しくは接続された画像入力装置を介して入力された画像データを属性情報に含めるようにする。また、ユーザが「音声」アイコンを選択した場合には、端末装置2に装備若しくは接続された音声入力装置を介して入力された音声データを属性情報に含めるようにする。そして、この処理は、操作入力部2eに割り当てられた「終了」ボタンを押下することにより、完了する。なお、この処理の際、必要に応じて、端末装置2内に取り込まれた画像データ若しくは音声データを再生して、ユーザに内容が正しいか否かを確認させるようにしてもよい。
【0061】
ステップS15の処理では、端末装置2側のCPU2aが入力された属性情報とユーザが指定した電子地図上の位置に関する情報とを例えば図8に示すような形式にフォーマットし、通信制御部2dはフォーマットされた情報を電子ネットワークを介してサーバ装置1に送信する。これにより、このステップS15の処理は完了し、この登録処理はステップS15の処理からステップS16の処理へと移行する。
【0062】
ここで、このフォーマット情報には、図8に示すように、ユーザID、スポット情報ID、端末装置2のタイプID、登録日、登録時刻、公開/非公開設定、関連データID(前)(後)、位置情報(経度(x)、緯度(y)、高度(z))、対応する電子地図ID、国名、県(州)名、市(町、区)名、番地、名称、電話番号、特徴、メモ、静止画データ、動画データ、音声データが含まれる。また、フォーマット情報内の各項目には後述するスポット情報の交換処理においてその項目を他のユーザに転送可能にするか否かの設定(転送/非転送設定)がユーザによって付与されている。
【0063】
なお、上記フォーマット情報の内、スポット情報IDは、サーバ装置1に送信される時点ではブランク(空き)となっている。そして、フォーマット情報を受信するに応じて、サーバ装置1が、スポット情報IDを割り振り、割り振ったスポット情報IDをフォーマット情報内に登録する。
【0064】
また、スポット情報IDを新たに登録する際、サーバ装置1は、前後のスポット情報IDをフォーマット情報内の関連データID(前)(後)として登録する。具体的には、スポット情報IDを新たに登録する場合、サーバ装置1は、新たに登録したスポット情報IDを一つ前のスポット情報の関連データID(後)として登録する。また、同様に、サーバ装置1は、一つ後ろのスポット情報のスポット情報IDを新たに登録したスポット情報の関連データID(前)として登録する。
【0065】
なお、以上の説明では、関連データIDはサーバ装置1が割り当てたが、ユーザが、登録されているスポット情報を再配列し、関連データIDを置き換える(変更する)ことができるようにしてもよい。この場合、ユーザは、端末装置2を操作することにより、他のスポット情報の関連データIDに関連付けたいスポット情報IDをコピーする。そして、ユーザは、変更内容をサーバ装置1に送信して登録する。このような処理よれば、ユーザは、例えば、以前登録した「セントラルパーク」に関するスポット情報と、後日登録した「セントラルパーク周辺の店舗」に関するスポット情報を関連付けさせる等して、任意のスポット情報同士を関連付けさせることができるようになる。
【0066】
また、以上の説明では、関連データIDは一次元的に繋がることになるが、例えばツリー構造等のように関連データIDを派生的に繋げるようにしてもよい。このような処理によれば、スポット情報をより体系的に関連付けさせることが可能となる。
【0067】
また、上記フォーマット情報の内、属性情報が入力されていない場合には、名称以後のデータ欄はブランク(空き)となる。また、フォーマット情報の内、ユーザID、端末装置2のタイプID、登録日、登録時刻、位置情報(経度(x)、緯度(y)、高度(z))、対応する電子地図ID、国名、県(州)名、市(町、区)名、番地、名称、電話番号の全て若しくは一部は端末装置2が自動的に入力する。また、上記公開/非公開設定は、フォーマット情報内の項目毎に設定できるようにしてもよい。
【0068】
ここで、関連データID(前)及び関連データ(後)は、登録するスポット情報と関連のあるスポット情報のID番号を記録する領域である。この領域を設けることにより、例えば図9に示すように、複数のスポット情報をスポット情報データベース1f内で関連付けさせて記録することが可能となり、このような機能によれば例えば次に示すような処理を実現することが可能となる。
(1)ユーザが、スポット情報を連続して登録し、関連データIDを利用して登録した複数のスポット情報を時系列にまとめてグループ化する。
(2)位置検出処理を所定の時間間隔毎に自動的に実行し、関連データIDを利用して連続した履歴をグループ化する。
【0069】
上記(1)の処理によれば、ユーザは、例えば電子地図付の電子絵日記を簡単に作成することができる。なお、このスポット情報は全てサーバ装置1側で保持されるので、端末装置2のハードウェア資源を逼迫させることがなく、また、ユーザは家庭のコンピュータ装置等からも電子絵日記を閲覧することができる。また、上記(2)の処理によれば、他のユーザが家庭のコンピュータ装置等から端末装置2を携帯しているユーザの位置や行動履歴を確認することができるので、例えば、端末装置2を子供に携帯させ、スポット情報の登録が途切れた場合には子供の家族にその旨を通知する等のサービスも実現することが可能となる。
【0070】
なお、以上の説明においては、上記の処理は関連データIDに基づいて実行されることとしたが、フォーマット情報内に含まれる登録日や登録時刻に基づいて上記の処理を行うことも勿論可能であり、このような方法によれば、ユーザが関連データIDを入力する労力を無くすことができる。
【0071】
ステップS16の処理では、サーバ装置1側の通信制御部1dが、端末装置2から送信されたフォーマット情報を受信し、受信したフォーマット情報をRAM1b内に格納する。そして、CPU1aは、フォーマット情報内のユーザIDに対応するスポット情報データベース1fの記憶領域にフォーマット情報を格納する。これにより、ステップS16の処理は完了し、一連の登録処理は終了する。
【0072】
[スポット検出処理]
次に、図10に示すフローチャートを参照して、スポット検出処理を行う際の情報処理システムの動作について説明する。
【0073】
図10に示すフローチャートは、ユーザが端末装置2の電源をオンにし、端末装置2を「自動検出モード」に設定することで開始となり、ステップS21の処理へと移行する。ここで、「自動検出モード」とは、端末装置2上に設けられた上記スポット検出処理を実行可能にする処理モードであり、このモードを有効にすることにより以下の処理ステップが実行可能となる。なお、端末装置2に「自動検出モード」を設けずに、端末装置2に電源が投入されている限り常に以下の処理が実行されるように構成してもよい。
【0074】
ステップS21の処理では、端末装置2の位置検出部2gが端末装置2の位置情報を取得し、通信制御部2dが位置情報と端末装置2のユーザIDとを電子ネットワークを介してサーバ装置1に送信する。これにより、このステップS21の処理は完了し、このスポット検出処理はステップS21の処理からステップS22の処理へと移行する。
【0075】
なお、ユーザIDは「自動検出モード」が設定される度毎にユーザに入力させるようにしてもよいし、また、予めROM2c内にユーザIDを記憶しておき、位置情報を送信する際に、CPU2aがROM2c内からユーザIDを読み出すようにしてもよい。
【0076】
ステップS22の処理では、サーバ装置1側の通信制御部1dが、端末装置2の位置情報とユーザIDとを受信し、受信した位置情報とユーザIDをRAM1b内に格納する。そして、サーバ装置1側のCPU1aが、RAM1b内に格納されたユーザIDに対応するユーザが登録したスポット情報をスポット情報データベース1fから抽出する。これにより、このステップS22の処理は完了し、このスポット検出処理はステップS22の処理からステップS23の処理へと移行する。
【0077】
ステップS23の処理では、CPU1aが、RAM1b内に格納されている端末装置2の位置情報と抽出した登録情報とを参照して、抽出したスポット情報の位置が端末装置2から所定の範囲内にあるか否かを判別する。そして、判別の結果、抽出したスポット情報の位置が端末装置2から所定の範囲内にない場合には、このスポット検出処理は再びステップS21の処理に移行する。一方、抽出したスポット情報の位置が端末装置2から所定の範囲内にある場合には、このスポット検出処理はステップS24の処理に移行する。
【0078】
ここで、上記判別処理は、例えば、数百メートル圏内等の検出許容範囲を予め設定し、端末装置2の位置とスポット情報の位置との間の距離がこの許容範囲内にあるか否かを判別することにより行う。なお、この許容範囲はサービス提供者側で指定するようにしてもよいし、属性情報を入力する際にユーザが設定するようにしてもよい。
【0079】
ステップS24の処理では、サーバ装置1側のCPU1aが、通信制御部1dを介して端末装置2の位置付近に登録したスポット情報の位置があることを通知する制御信号を端末装置2に送信する。これにより、このステップS24の処理は完了し、このスポット検出処理はステップS24の処理からステップS25の処理へと移行する。
【0080】
ステップS25の処理では、端末装置2側のCPU2aが、表示出力部2fを制御して、例えば図11に示すような検出フラグBを表示出力し、スポット情報の位置が近くにあることをユーザに通知する。そして、ユーザの要求に応じて、端末装置2側のCPU2aは、表示出力部2fを制御して、スポット情報の位置に指示子が表示された電子地図を表示出力部2fに出力する。これにより、このステップS25の処理は完了し、このスポット検出処理は再びステップS21の処理へと戻る。
【0081】
ここで、上記ステップS25の処理においては、ユーザがスポット情報位置周辺の地理を参照することができるように、操作入力部2eを操作して電子地図を所望の方向にスクロールすることができるように構成することが望ましい。
【0082】
また、上記スポット検出処理では、送信されたユーザIDに対応するスポット情報のみが検索の対象となっているが、他のユーザが登録したスポット情報を含めるようにしてもよい。具体的には、例えば友人同士等でスポット情報をグループ化し、グループ化されたスポット情報の中で現在の端末装置2の位置に近く、且つ、公開/非公開設定がある場合には公開設定がなされているものがあるか否かを判別する。このような構成によれば、ユーザ自身が登録したスポット情報の位置以外の位置にも簡単に赴くことが可能となる。
【0083】
なお、上記スポット検出処理は、電子地図が3次元である場合にも適用することができ、例えば端末装置2の位置とスポット情報の位置とが高さ方向から見て近い位置にいる場合に上記の処理を行い、3次元電子地図を表示出力部2fに表示するようにしてもよい。
【0084】
さらに、上記スポット検出処理は、サーバ装置1が、ユーザが所在する位置を検出し、検出した位置付近でスポット情報が登録されているか否かを判別し、登録されている場合にはその旨を通知する処理であったが、上記スポット検出処理において、サーバ装置1は、検出した位置付近で登録されているデフォルト情報がサービス提供者若しくは電子地図作成者により更新されているか否かを判別し(例えば電話番号や店名が変更になった等)、更新されている場合には、「情報が更新されています。更新しますか?」等のその旨を伝えるメッセージをユーザに通知してもよい。また、このとき、デフォルト情報が登録されている位置とスポット情報が登録されている位置とが同一である場合には、サーバ装置1は、ユーザからの要求に応じて、スポット情報を自動的若しくは手作業でユーザが更新できるようにすることが望ましい。さらに、サーバ装置1は、スポット情報データベース1f内に記憶されているユーザ属性情報を参照してユーザを特定し、特定したユーザと関連するデフォルト情報が更新されている場合にのみ上記メッセージを通知するようにしてもよい。このような処理によれば、ユーザはスポット情報を最新の状態で保持することができると同時に、サービス提供者は、更新内容を閲覧したユーザに対しては特別なサービスを提供する等、新たなサービスをユーザに提供することが可能となる。
【0085】
さらにまた、上記スポット検出処理は、端末装置2がユーザの所在する位置を検出して実行する、ユーザにとってはいわば受動的に開始される処理であったが、ユーザが「セントラルパーク」等の場所を示すキーワード、住所、若しくは緯度、経度等の位置情報を入力するに応じて、入力内容が示す場所付近で登録されているスポット情報を検出する、ユーザの操作によって能動的に開始される処理に構成してもよい。この場合、サーバ装置1は、ユーザ自身が登録したスポット情報と併せて公開設定がなされている他のユーザのスポット情報も検出し、検出したスポット情報とその場所付近の電子地図データとを端末装置2の表示出力部2f上に表示制御する。このような処理によれば、ユーザは、他のユーザが登録したスポット情報を参照して自身が行ったことがない地域に関する情報を収集し、自身がその場所に行く際の参考にすることができる。
【0086】
〔スポット情報の交換処理〕
続いて、図12に示すフローチャートを参照して、スポット情報の交換処理を実行する際の情報処理システムの動作について詳しく説明する。
【0087】
図12に示すフローチャートは、ユーザが、前述の登録処理におけるステップS1〜ステップS7の処理を実行した後、操作入力部2eを操作して前述のサービス画面内の「キーワード入力」アイコンをクリックすることで開始となり、この交換処理はステップS31の処理へと移行する。
【0088】
ステップS31の処理では、CPU2aが、表示出力部2fを制御してキーワード検索画面を表示する。そして、キーワード検索画面が表示されると、ユーザは、操作入力部2eを操作してキーワード検索画面内に検索用キーワードを入力し、検索開始ボタンを押す。検索開始ボタンが押されると、端末装置2側の通信制御部2dが、電子ネットワークを介してユーザID及び検索用キーワードをサーバ装置1に送信する。これにより、このステップS31の処理は完了し、この交換処理はステップS31の処理からステップS32の処理へと移行する。
【0089】
ここで、上記キーワード検索画面は、図13に示すように、複数のキーワードを入力して検索可能なように複数のキーワード入力ボックス3を備え、画面下部には検索処理の実行開始を指示する検索開始ボタン4が設けられている。
【0090】
ステップS32の処理では、サーバ装置1側のCPU1aが、スポット情報データベース1fの中から送信されたユーザIDに対応するユーザが登録したスポット情報を抽出し、さらに、抽出したスポット情報の中から検索用キーワードと関係するスポット情報を抽出する。また、CPU1aは、抽出したスポット情報の場所が含まれる電子地図データを電子地図情報データベース1eの中から抽出する。これにより、このステップS32の処理は完了し、この交換処理はステップS32の処理からステップS33の処理へと移行する。
【0091】
ステップS33の処理では、通信制御部1dが、抽出されたスポット情報と電子地図データとを電子ネットワークを介して端末装置2に送信する。これにより、このステップS33の処理は完了し、この交換処理はステップS33の処理からステップS34の処理へと移行する。
【0092】
ステップS34の処理では、端末装置2側のCPU2aが、表示出力部2fを制御してサーバ装置1から送信されたスポット情報と電子地図データとを表示する。これにより、このステップS34の処理は完了し、この交換処理はステップS34の処理からステップS35の処理へと移行する。
【0093】
ここで、上記ステップS34の処理を行う際には、スポット情報の属性情報を表示することを指示する「詳細」ボタン、スポット情報を他のユーザに転送することを指示する「交換」ボタン、一つ前の処理動作に戻る「戻る」ボタンを操作入力部2eに割り当てておく。
【0094】
また、上記ステップS34の処理において、端末装置2側のCPU2aは、図5に示す電子地図と同様にして、送信されたスポット情報の場所に対応する位置に指示子Aを表示する。但し、スポット情報が複数ある場合には、CPU2aは、電子地図を表示する前にスポット情報の名称を表示し、操作入力部2eを操作してユーザが選択した名称に対応するスポット情報の場所を電子地図上に表示する。
【0095】
ステップS35の処理では、ユーザが、操作入力部2eに割り当てられた「交換」ボタンを押すことにより、スポット情報の交換処理の実行を端末装置2に指示する。「交換」ボタンが選択されると、端末装置2側のCPU2aは表示出力部2fを制御して「データ番号1011:転送しますか?」等の確認メッセージを出力し、確認メッセージが出力されると、ユーザは操作入力部2eを操作して確認ボタンを押す。これにより、このステップS35の処理は完了し、この交換処理はステップS35の処理からステップS36の処理へと移行する。
【0096】
ステップS36の処理では、端末装置2側のCPU2aが、表示出力部2fを制御して、ステップS35の処理において選択されたスポット情報の中に含まれる属性情報の中で転送するものを指定することを促すメッセージと共に、スポット情報の中に含まれる属性情報を表示する。このメッセージが表示されると、ユーザは、操作入力部2eを操作して、転送する属性情報を指定する。これにより、このステップS36の処理は完了し、この交換処理はステップS36の処理からステップS37の処理へと移行する。
【0097】
ステップS37の処理では、端末装置2側のCPU2aが、表示出力部2fを制御して、転送先の電子メールアドレスを入力することを促すメッセージを表示する。このメッセージが表示されると、ユーザは、操作入力部2eを操作して、転送先の電子メールアドレスを入力する。これにより、このステップS37の処理は完了し、この交換処理はステップS37の処理からステップS38の処理へと移行する。
【0098】
ステップS38の処理では、端末装置2側のCPU2aが、ユーザが入力した電子メールアドレス宛てに、例えば「xxさんよりスポット情報が送られてきています。インストールしますか?」等の電子メールを送信する。これにより、このステップS38の処理は完了し、この交換処理はステップS38の処理からステップS39の処理へと移行する。
【0099】
ここで、上記電子メールには、転送するデータを添付せず、スポット情報のID番号、及び転送する属性情報(転送/非転送設定がされている場合には転送設定がなされている属性情報のみ)に関する情報を添付する。これにより、転送先のユーザがスポット情報の転送を希望していないにも係わらず、データ容量が大きい電子地図データや画像データを転送してしまうようなトラブルの発生を防止することができる。また、電子ネットワークの帯域が狭いような場合であっても、速やかにスポット情報の転送を行うことが可能となる。
【0100】
ステップS39の処理では、転送先のユーザが、電子メールを受信し、受信した電子メールを参照して、スポット情報をインストールするか否かを判断する。そして、インストールしない場合、転送先のユーザは、ステップS40の処理として、例えば「スポット情報のインストールが拒絶されました。」等の電子メールを転送元のユーザの端末装置2に送信する交換拒絶処理を実行する。一方、インストールする場合には、ステップS41の処理として、転送先のユーザは、インストールの実行開始を自身の端末装置2に指示する。インストールの実行開始が指示されると、転送先の端末装置2側の通信制御部2dは、インストールの実行開始を指示する制御信号をサーバ装置1に送信する。ここで、上記制御信号の中には、スポット情報のID番号及び開示する属性情報についての情報が含まれる。これにより、このステップS41の処理は完了し、この交換処理はステップS41の処理からステップS42の処理へと移行する。
【0101】
ステップS42の処理では、サーバ装置1側の通信制御部1dが端末装置2から制御信号を受信し、制御信号が受信されると、サーバ装置1側のCPU1aは、スポット情報データベース1fの中から送信されたスポット情報のID番号に相当するスポット情報を抽出する。そして、CPU1aは、開示が許可された属性情報を付与したスポット情報をスポット情報データベース1f内のユーザの記憶領域にコピーし、転送先のユーザは転送されたスポット情報を自由に使用することができる。なお、この時、CPU1aは、コピーされたスポット情報には新たなID番号を付与し、このID番号を転送先のユーザに通知する。これにより、このステップS42の処理は完了し、一連の交換処理は終了する。
【0102】
ここで、転送するスポット情報はコピーするのではなく、他のユーザの記憶領域にはスポット情報のID番号のみを登録しておくようにしてもよい。このような構成によれば、スポット情報データベースの容量の増加を最小限に抑えることが可能となる。
【0103】
なお、上記の実施の形態では、電子メールを介してスポット情報を交換することとしたが、例えばブルートゥース(商標)等の無線通信手段を利用して、端末装置2間で直接スポット情報を交換するようにしてもよい。この場合、ユーザは、端末装置2の操作入力部2fを操作して、スポット情報を送付するユーザの端末装置2の電話番号やIPアドレス、機器ID等を入力するものとする。なお、スポット情報を直接、若しくはサーバ装置1を介して間接的に交換するかは、ユーザにより指定できるようにすることが望ましい。なお、上記転送処理では、スポット情報自体が交換されるのではなく、スポット情報のID番号が交換されるものとする。
【0104】
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の情報処理システムにおいては、サーバ装置1は電子地図データ上の任意の場所に関する情報を格納するスポット情報データベース1fを有し、このスポット情報データベース1f内に格納された情報は電子ネットワークを介して端末装置2上に閲覧することができるように構成されているので、ユーザが、電子地図上の任意の場所に関する情報を電子ネットワークを介してサーバ装置1のスポット情報データベース1fに登録し、また、検索条件を指定してスポット情報データベース1f内に登録した情報を後で閲覧することが可能となり、ユーザのスタイルに合わせた電子地図利用サービスを提供することが可能となる。
【0105】
また、この実施の形態の情報処理システムにおいては、サーバ装置1は、スポット情報データベース1f内に登録された位置付近にユーザがいる際には、そのことがユーザに通知するように構成されているので、スポット情報データベース1fに登録した場所に関する情報を忘れてしまったような場合であっても、ユーザは確実に登録した場所に行き着くことができる。
【0106】
さらに、この実施の形態の情報処理システムにおいては、サーバ装置1は、端末装置2からの指示に従って、スポット情報データベース1f内に格納されたスポット情報をユーザ間で転送するので、ユーザはサービス提供者側から提供される情報以外の多くの有益な情報を端末装置を介して得ることが可能となる。
【0107】
[その他の実施の形態]
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
【0108】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが、電子地図上の任意の場所に関する情報を登録したり、自身で位置登録した場所の位置を後で電子地図上で確認したり、登録した情報をユーザ間で転送する等、ユーザ個人のスタイルに合わせたサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態となる情報処理システムの構成を示す模式図である。
【図2】図1に示すサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す端末装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す情報処理システムによる登録処理動作を示すフローチャート図である。
【図5】図1に示す端末装置上に表示される2次元電子地図を示す模式図である。
【図6】図3に示す端末装置の操作入力部を示す模式図である。
【図7】図1に示す端末装置上に表示される3次元電子地図を示す模式図である。
【図8】図2に示すスポット情報データベース内に記憶されるスポット情報のデータ形式を示す模式図である。
【図9】本発明の実施の形態となるスポット情報の利用方法を説明するための模式図である。
【図10】図1に示す情報処理システムによるスポット検出処理動作を示すフローチャート図である。
【図11】本発明の実施の形態となる検出フラグを説明するための模式図である。
【図12】図1に示す情報処理システムによるスポット情報の交換処理動作を示すフローチャート図である。
【図13】本発明の実施の形態となるキーワード検索画面を示す模式図である。
【符号の説明】
1…サーバ装置、2…端末装置、1a,2a…CPU、1b,2b…RAM、1c,2c…ROM、1d,2d…通信制御部、1e…電子地図情報データベース、1f…スポット情報データベース、2e…操作入力部、2f…表示出力部、2g…位置検出部、3…キーワード入力ボックス、4…検索開始ボタン、A…指示子、B…検出フラグ

Claims (16)

  1. 位置情報を取得する位置検出手段を有する端末装置と、
    電子地図データを格納する電子地図情報データベースと、上記端末装置から送信された位置情報を参照して上記電子地図情報データベースから上記端末装置が所在する位置周辺の電子地図データを抽出し、抽出した電子地図データを上記端末装置に送信する電子地図割当手段と、上記端末装置から送信された電子地図データ上の任意の場所に関する情報であって上記端末装置から送信された音声データ又は画像データの少なくとも一方を含む情報と送信された日時と上記位置情報とが、スポット情報として、当該スポット情報を特定するための識別番号と当該スポット情報の登録の直前及び直後に登録された前後のスポット情報の識別番号とに関連付けられた状態で上記端末装置を介して閲覧可能に登録され格納されるスポット情報データベースと、を有するサーバ装置と
    を備える情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    上記サーバ装置は、上記端末装置から送信された検索条件を満足する上記スポット情報データベース内に格納されたスポット情報を抽出し、抽出したスポット情報を上記端末装置に送信する情報抽出手段を有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項に記載の情報処理システムであって、
    上記情報抽出手段が抽出した情報は第2の端末装置を介して閲覧可能であること
    を特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    上記サーバ装置は、上記位置情報を参照して上記端末装置が上記スポット情報データベース内に格納された電子地図上の任意の場所から所定の範囲内に所在すると判断した時に、上記端末装置に所定の情報を送信する検出処理手段を有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1から請求項のうち、いずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    上記スポット情報データベース内に格納されたスポット情報は上記端末装置からの操作に従って転送可能であること
    を特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    上記スポット情報データベースに格納されるスポット情報は、上記位置情報に対応する上記電子地図データを特定するための電子地図識別番号を含むこと
    を特徴とする情報処理システム。
  7. 電子地図データを格納する電子地図情報データベースと、
    端末装置によって取得され送信された位置情報を参照して上記電子地図情報データベースから上記端末装置が所在する位置周辺の電子地図データを抽出し、抽出した電子地図データを上記端末装置に送信する電子地図割当手段と、
    上記端末装置から送信された電子地図データ上の任意の場所に関する情報であって上記端末装置から送信された音声データ又は画像データの少なくとも一方を含む情報と送信された日時と上記位置情報とが、スポット情報として、当該スポット情報を特定するための識別番号と当該スポット情報の登録の直前及び直後に登録された他の前後のスポット情報の識別番号とに関連付けられた状態で上記端末装置を介して閲覧可能に登録され格納されるスポット情報データベースと、
    を有するサーバ装置。
  8. 請求項に記載のサーバ装置であって、
    上記端末装置から送信された検索条件を満足する上記スポット情報データベース内に格納されたスポット情報を抽出し、抽出したスポット情報を上記端末装置に送信する情報抽出手段を有すること
    を特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項又は請求項に記載のサーバ装置であって、
    上記位置情報を参照して上記端末装置が上記スポット情報データベース内に格納された電子地図上の任意の場所から所定の範囲内に所在すると判断した時に、上記端末装置に所定の情報を送信する検出処理手段を有すること
    を特徴とするサーバ装置。
  10. 請求項7から請求項9のうち、いずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    上記スポット情報データベースに格納されるスポット情報は、上記位置情報に対応する上記電子地図データを特定するための電子地図識別番号を含むこと
    を特徴とするサーバ装置。
  11. 端末装置の位置情報を取得するステップと、
    上記位置情報を参照して上記端末装置が所在する位置周辺の電子地図データを抽出し、抽出した電子地図データを上記端末装置に送信するステップと、
    上記端末装置から送信された電子地図データ上の任意の場所に関する情報であって上記端末装置から送信された音声データ又は画像データの少なくとも一方を含む情報と送信された日時と上記位置情報とを、スポット情報として、当該スポット情報を特定するための識別番号に関連付けた状態で上記端末装置を介して閲覧可能に記憶するステップと、
    上記スポット情報に当該スポット情報の登録の直前に登録された他のスポット情報の識別番号を関連付けるステップと、
    上記スポット情報に当該スポット情報の登録の直後に登録されたさらに他のスポット情報の識別番号を関連付けるステップと、を含む
    情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の情報処理方法であって、
    上記端末装置から送信された検索条件を満足する上記スポット情報データベース内に格納されたスポット情報を抽出し、抽出したスポット情報を上記端末装置に送信するステップを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の情報処理方法であって、
    上記位置情報を参照して上記端末装置が上記スポット情報データベース内に格納された電子地図上の任意の場所から所定の範囲内に所在すると判断した時に、上記端末装置に所定の情報を送信するステップを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  14. 請求項11から請求項13のうち、いずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    上記スポット情報データベースに格納されるスポット情報は、上記位置情報に対応する上記電子地図データを特定するための電子地図識別番号を含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  15. 端末装置の位置情報を取得するステップと、
    上記位置情報を参照して上記端末装置が所在する位置周辺の電子地図データを抽出し、抽出した電子地図データを上記端末装置に送信するステップと、
    上記端末装置から送信された電子地図データ上の任意の場所に関する情報であって上記端末装置から送信された音声データ又は画像データの少なくとも一方を含む情報と送信された日時と上記位置情報とを、スポット情報として、当該スポット情報を特定するための識別番号に関連付けた状態で上記端末装置を介して閲覧可能に記憶するステップと、
    上記スポット情報と当該スポット情報の登録の直前に登録された他のスポット情報の識別番号とを関連付けるステップと、
    上記スポット情報と当該スポット情報の登録の直後に登録されたさらに他のスポット情報の識別番号とを関連付けるステップと、
    を含み、これらのステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  16. 端末装置の位置情報を取得するステップと、
    上記位置情報を参照して上記端末装置が所在する位置周辺の電子地図データを抽出し、抽出した電子地図データを上記端末装置に送信するステップと、
    上記端末装置から送信された電子地図データ上の任意の場所に関する情報であって上記端末装置から送信された音声データ又は画像データの少なくとも一方を含む情報と送信された日時と上記位置情報とを、スポット情報として、当該スポット情報を特定するための識別番号に関連付けた状態で上記端末装置を介して閲覧可能に記憶するステップと、
    上記スポット情報と当該スポット情報の登録の直前に登録された他のスポット情報の識別番号とを関連付けるステップと、
    上記スポット情報と当該スポット情報の登録の直後に登録されたさらに他のスポット情報の識別番号とを関連付けるステップと、
    を含み、これらのステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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