JPWO2018066025A1 - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
実施形態の空気調和装置は、室外熱交換器と、複数の室内熱交換器と、送風機と、圧縮機と、を持つ。前記室外熱交換器は、主熱交換器及び補助熱交換器を有する。前記送風機は、前記補助熱交換器、前記主熱交換器の順で前記主熱交換器及び前記補助熱交換器に空気を送る。前記圧縮機は、前記主熱交換器内及び補助熱交換器内に収容された冷媒を流す。前記空気調和装置は、前記複数の室内熱交換器の一部を蒸発器として機能させるとともに前記複数の室内熱交換器の残部を凝縮器として機能させることが可能である。前記空気調和装置は、前記複数の室内熱交換器の全てを蒸発器として機能させる冷房運転時に、前記圧縮機から吐出された前記冷媒を、前記主熱交換器、前記補助熱交換器の順で流す。
Description
本発明の実施形態は、空気調和装置に関する。
従来、複数の室内熱交換器と室外熱交換器とを備える空気調和装置が知られている。例えば、この種の空気調和装置を複数の部屋を有する建築物に用いる場合には、各部屋に室内熱交換器が設置される。室外熱交換器は、主熱交換器及び補助熱交換器で構成されている場合がある。主熱交換器は、冷媒を収容する空間の内容積が比較的大きい。補助熱交換器は、冷媒を収容する空間の内容積が比較的小さい。
複数の室内熱交換器の一部を蒸発器として機能させるとともに残部を凝縮器として機能させることで、複数の部屋を1系統の空気調和装置で冷房運転及び暖房運転することができる。複数の室内熱交換器で交換される熱量に応じて、主熱交換器及び補助熱交換器のうち使用する熱交換器が選定される。
しかしながら、複数の室内熱交換器の全てを蒸発器として機能させる冷房運転時に、室外熱交換器での放熱量が不足するという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、室外熱交換器での放熱量を増加させた空気調和装置を提供することである。
実施形態の空気調和装置は、室外熱交換器と、複数の室内熱交換器と、送風機と、圧縮機と、を持つ。前記室外熱交換器は、主熱交換器及び補助熱交換器を有する。前記送風機は、前記補助熱交換器、前記主熱交換器の順で前記主熱交換器及び前記補助熱交換器に空気を送る。前記圧縮機は、前記主熱交換器内及び補助熱交換器内に収容された冷媒を流す。前記空気調和装置は、前記複数の室内熱交換器の一部を蒸発器として機能させるとともに前記複数の室内熱交換器の残部を凝縮器として機能させることが可能である。前記空気調和装置は、前記複数の室内熱交換器の全てを蒸発器として機能させる冷房運転時に、前記圧縮機から吐出された前記冷媒を、前記主熱交換器、前記補助熱交換器の順で流す。
以下、実施形態の空気調和装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態の空気調和装置1は、冷房・暖房運転が可能な、いわゆる冷暖フリー型マルチエアコンである。冷房・暖房運転では、複数の室内熱交換器12A、12Bの一部を蒸発器として機能させるとともに複数の室内熱交換器12A、12Bの残部を凝縮器として機能させる。以下では、空気調和装置1が2つの室内熱交換器12A、12Bと、1つの室外熱交換器22とを備える場合について説明する。しかし、空気調和装置1が備える室内熱交換器の数は複数であれば特に限定されない。空気調和装置1が備える室外熱交換器の数は、特に限定されない。
図1に示すように、本実施形態の空気調和装置1は、冷房・暖房運転が可能な、いわゆる冷暖フリー型マルチエアコンである。冷房・暖房運転では、複数の室内熱交換器12A、12Bの一部を蒸発器として機能させるとともに複数の室内熱交換器12A、12Bの残部を凝縮器として機能させる。以下では、空気調和装置1が2つの室内熱交換器12A、12Bと、1つの室外熱交換器22とを備える場合について説明する。しかし、空気調和装置1が備える室内熱交換器の数は複数であれば特に限定されない。空気調和装置1が備える室外熱交換器の数は、特に限定されない。
空気調和装置1は、2つの室内ユニット11A、11B、室外ユニット21、室内ユニット11A、11Bに接続された切替えユニット71A、71B、切替えユニット71A、71Bと室外ユニット21との間を接続する液管(第1配管)86、高圧ガス管(第2配管)87、低圧ガス管(第3配管)88、及び、室内ユニット11A、11B、室外ユニット21、切替えユニット71A、71Bを制御する制御部96を備えている。
本実施形態では、室内ユニット11A及び室内ユニット11Bの構成は同一である。このため、室内ユニット11Aの構成については数字、又は数字及び英小文字に英大文字「A」を付加することで示す。室内ユニット11Bのうち室内ユニット11Aと対応する構成については、室内ユニット11Aと同一の数字、又は数字及び英小文字に英大文字「B」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。
例えば、室内ユニット11Aの室内熱交換器12Aと室内ユニット11Bの室内熱交換器12Bとは、同一の構成である。
室内ユニット11A、11Bを区別しないで示すときは、室内ユニット11と称する。後述する室内熱交換器12A、12B等も同様である。
例えば、室内ユニット11Aの室内熱交換器12Aと室内ユニット11Bの室内熱交換器12Bとは、同一の構成である。
室内ユニット11A、11Bを区別しないで示すときは、室内ユニット11と称する。後述する室内熱交換器12A、12B等も同様である。
室内ユニット11Aは、室内熱交換器12A、室内PMV(Pulse Motor Valve)13A、及び室内ファン14Aを有する。
例えば、室内熱交換器12Aはフィンチューブ式の熱交換器である。
室内PMV13Aは、開度を調節可能である。室内PMV13Aは、図示はしないが、貫通孔が形成された弁本体と、貫通孔に対して進退可能なニードルとを有している。貫通孔をニードルで塞いだときに、室内PMV13Aに冷媒Rが流れなくなる。このとき、室内PMV13Aは閉じた状態になり、室内PMV13Aの開度は最も小さくなる。
一方で、貫通孔からニードルが最も離間したときに、室内PMV13Aに冷媒Rが最も流れやすくなる。このとき、室内PMV13Aは開いた状態であり、室内PMV13Aの開度は最も大きくなる。
例えば、室内熱交換器12Aはフィンチューブ式の熱交換器である。
室内PMV13Aは、開度を調節可能である。室内PMV13Aは、図示はしないが、貫通孔が形成された弁本体と、貫通孔に対して進退可能なニードルとを有している。貫通孔をニードルで塞いだときに、室内PMV13Aに冷媒Rが流れなくなる。このとき、室内PMV13Aは閉じた状態になり、室内PMV13Aの開度は最も小さくなる。
一方で、貫通孔からニードルが最も離間したときに、室内PMV13Aに冷媒Rが最も流れやすくなる。このとき、室内PMV13Aは開いた状態であり、室内PMV13Aの開度は最も大きくなる。
例えば、室内ファン14Aは遠心ファンである。室内ファン14Aは室内熱交換器12Aに対向するように配置されている。
室内ユニット11Aの室内熱交換器12A等は、ケーシング16A内に収容されている。
室内ユニット11Aの室内熱交換器12A等は、ケーシング16A内に収容されている。
室外ユニット21は、室外熱交換器22、室外ファン(送風機)23、圧縮機24、四方弁25、アキュムレータ26、室外第1配管27、室外第2配管28、及び室外第3配管29を有する。
図1から図3に示すように、本実施形態では、室外熱交換器22は、主熱交換器32及び補助熱交換器33を組みにした熱交換器セット34を1つ有する。例えば、熱交換器セット34はフィンチューブ式の熱交換器である。熱交換器セット34は、平面視でL字形状に形成されている。図3に示す熱交換器セット34の端部をA1方向に見た形状は、上下方向に延びる矩形状である。
熱交換器セット34は、水平面に沿って延びるように配置された複数の配管36に、フィン37が配管36を拡管することにより取付けられている。各配管36の端部には、Uベンド管38が溶接等により固定されている。複数の配管36にUベンド管38を固定することで、配管36及びUベンド管38により、第1パス39a、第2パス39b、第3パス39c、及び補助パス39dが形成される。
図1から図3に示すように、本実施形態では、室外熱交換器22は、主熱交換器32及び補助熱交換器33を組みにした熱交換器セット34を1つ有する。例えば、熱交換器セット34はフィンチューブ式の熱交換器である。熱交換器セット34は、平面視でL字形状に形成されている。図3に示す熱交換器セット34の端部をA1方向に見た形状は、上下方向に延びる矩形状である。
熱交換器セット34は、水平面に沿って延びるように配置された複数の配管36に、フィン37が配管36を拡管することにより取付けられている。各配管36の端部には、Uベンド管38が溶接等により固定されている。複数の配管36にUベンド管38を固定することで、配管36及びUベンド管38により、第1パス39a、第2パス39b、第3パス39c、及び補助パス39dが形成される。
第1パス39aは、熱交換器セット34の上部に形成される。第2パス39bは、第1パス39aの下方であって室外ファン23寄りの位置に形成される。第3パス39cは、第2パス39bの下方に形成される。補助パス39dは、第2パス39b及び第3パス39cに対して、室外ファン23とは反対側に形成される。
パス39a、39b、39c、及びパス39a、39b、39c近くのフィン37で、主熱交換器32が構成される。補助パス39d及び補助パス39d近くのフィン37で、補助熱交換器33が構成される。各パス39a、39b、39cの第1端部には、デストリビュータ40が接続され、パス39a、39b、39cが一体化している。
主熱交換器32における冷媒Rを収容する空間の内容積は、補助熱交換器33における冷媒Rを収容する空間の内容積よりも大きい。一般的に、主熱交換器32の交換熱量は、補助熱交換器33の交換熱量よりも多い。
パス39a、39b、39c、及びパス39a、39b、39c近くのフィン37で、主熱交換器32が構成される。補助パス39d及び補助パス39d近くのフィン37で、補助熱交換器33が構成される。各パス39a、39b、39cの第1端部には、デストリビュータ40が接続され、パス39a、39b、39cが一体化している。
主熱交換器32における冷媒Rを収容する空間の内容積は、補助熱交換器33における冷媒Rを収容する空間の内容積よりも大きい。一般的に、主熱交換器32の交換熱量は、補助熱交換器33の交換熱量よりも多い。
なお、本実施形態では室外熱交換器22は熱交換器セット34を1つ有する。しかし、図2及び図3に示すように、室外熱交換器22が熱交換器セット34及び熱交換器セット34Aを有するように構成してもよい。
例えば、熱交換器セット34Aは、熱交換器セット34と同様に、平面視でL字形状に形成されている。平面視において、熱交換器セット34、34Aが、一対の室外ファン23を囲むように配置される。熱交換器セット34、34Aは、室外第1配管27に並列に接続される。
例えば、熱交換器セット34Aは、熱交換器セット34と同様に、平面視でL字形状に形成されている。平面視において、熱交換器セット34、34Aが、一対の室外ファン23を囲むように配置される。熱交換器セット34、34Aは、室外第1配管27に並列に接続される。
例えば、室外ファン23は、吸込み型の軸流ファンである。室外ファン23は、熱交換器セット34に対して水平面に沿う方向に位置をずらして配置されている。室外ファン23は、空気を吸込むことで、補助熱交換器33、主熱交換器32の順で主熱交換器32及び補助熱交換器33に空気を流す。なお、矢印A6は、室外ファン23により空気が流れる向きである。補助熱交換器33は主熱交換器32よりも室外ファン23の風上に配置されている。
圧縮機24は、公知のインバータ制御により運転周波数を変更することができる。図1に示すように、圧縮機24の吸込口24aには、比較的小型の気液分離器であるサクションカップ42が設けられている。なお、圧縮機24として運転周波数を変更できないものを用いてもよい。
四方弁25及びアキュムレータ26としては、公知の構成のものが用いられる。
四方弁25及びアキュムレータ26としては、公知の構成のものが用いられる。
室外第1配管27は、室外熱交換器22と液管86とを接続する。室外第1配管27は、主熱交換器32と接続される室外第1分岐配管27a、及び、補助熱交換器33と接続される室外第2分岐配管27bを備えている。主熱交換器32は、室外第1分岐配管27aの両端部の間に設けられている。補助熱交換器33は、室外第2分岐配管27bの両端部の間に設けられている。
室外第1分岐配管27aの第1端部及び室外第2分岐配管27bの第1端部は、液管86に接続されている。室外第1分岐配管27aの第2端部及び室外第2分岐配管27bの第2端部は、四方弁25に接続されている。
室外第1分岐配管27aの第1端部及び室外第2分岐配管27bの第1端部は、液管86に接続されている。室外第1分岐配管27aの第2端部及び室外第2分岐配管27bの第2端部は、四方弁25に接続されている。
室外第1分岐配管27aの第1端部には、室外第1PMV45aが設けられている。同様に、室外第2分岐配管27bの第1端部には、室外第2PMV45bが設けられている。PMV45a、45bは、前述の室内PMV13と同様に構成されて、開度を調節可能である。
室外第2分岐配管27bにおける補助熱交換器33と四方弁25との間には、開閉弁47が設けられている。
室外第2分岐配管27bにおける補助熱交換器33と四方弁25との間には、開閉弁47が設けられている。
室外第1分岐配管27aにおける室外第1PMV45aが設けられた部分と主熱交換器32が設けられた部分との間には、連結配管50の第1端部が接続されている。連結配管50の第2端部は、室外第2分岐配管27bにおける補助熱交換器33が設けられた部分と開閉弁47が設けられた部分との間に接続されている。連結配管50には、逆止弁51が設けられている。逆止弁51は、図中に矢印で示した方向のみの冷媒Rの流れを許容する。すなわち、逆止弁51は、連結配管50における第1端部から第2端部への冷媒Rの流れを許容する。逆止弁51は、連結配管50における第2端部から第1端部への冷媒Rの流れを規制する。
室外第2配管28は、圧縮機24の吐出口24bと高圧ガス管87とを接続する。室外第2配管28の端部は、室外第2分岐配管27bにおける開閉弁47が設けられた部分と第2端部との間に接続されている。室外第2配管28における高圧ガス管87に接続された端部と後述する吐出配管56に接続された部分との間には、逆止弁53、及び開閉弁54が設けられている。
逆止弁53は、室外第2配管28における吐出配管56から高圧ガス管87への冷媒Rの流れを許容する。逆止弁53は、室外第2配管28における高圧ガス管87から吐出配管56への冷媒Rの流れを規制する。
圧縮機24の吐出口24bと室外第2配管28とは、吐出配管56により接続されている。吐出配管56には、逆止弁57が設けられている。逆止弁57は、圧縮機24から室外第2配管28への冷媒Rの流れを許容する。逆止弁57は、室外第2配管28から圧縮機24への冷媒Rの流れを規制する。
逆止弁53は、室外第2配管28における吐出配管56から高圧ガス管87への冷媒Rの流れを許容する。逆止弁53は、室外第2配管28における高圧ガス管87から吐出配管56への冷媒Rの流れを規制する。
圧縮機24の吐出口24bと室外第2配管28とは、吐出配管56により接続されている。吐出配管56には、逆止弁57が設けられている。逆止弁57は、圧縮機24から室外第2配管28への冷媒Rの流れを許容する。逆止弁57は、室外第2配管28から圧縮機24への冷媒Rの流れを規制する。
室外第3配管29は、四方弁25とアキュムレータ26とを接続する第1部分29aと、低圧ガス管88と第1部分29aとを接続する第2部分29bと、で構成されている。アキュムレータ26と圧縮機24の吸込口24aとは、吸込配管58により接続されている。
吸込配管58の端部は、サクションカップ42を介して圧縮機24の吸込口24aに接続されている。
室外第3配管29の第1部分における四方弁25に接続された部分とアキュムレータ26が設けられた部分との間には、バイパス管59の第1端部が接続されている。バイパス管59の第2端部は、四方弁25に接続されている。バイパス管59には、キャピラリーチューブ60が設けられている。
吸込配管58の端部は、サクションカップ42を介して圧縮機24の吸込口24aに接続されている。
室外第3配管29の第1部分における四方弁25に接続された部分とアキュムレータ26が設けられた部分との間には、バイパス管59の第1端部が接続されている。バイパス管59の第2端部は、四方弁25に接続されている。バイパス管59には、キャピラリーチューブ60が設けられている。
室外ユニット21の室外熱交換器22等は、ケーシング62内に収容されている。配管27、28、29の端部には、サービスポート付きのパックドバルブ63が取付けられている。
切替えユニット71Aは、室内第1配管72A、室内第2配管73A、室内第3配管74A、及び室内第4配管75Aを有している。室内第1配管72Aは、室内熱交換器12Aの第1出入口(符号省略)と液管86とを接続する。室内第2配管73Aは、室内熱交換器12Aの第2出入口(符号省略)に接続されている。室内第3配管74Aは、室内第2配管73Aと高圧ガス管87とを接続する。室内第4配管75Aは、室内第2配管73Aと低圧ガス管88とを接続する。
室内第1配管72A、72Bは、液管86に対して並列に接続されている。同様に、室内第3配管74A、74Bは、高圧ガス管87に対して並列に接続されている。室内第4配管75A、75Bは、低圧ガス管88に対して並列に接続されている。
室内第1配管72A、72Bは、液管86に対して並列に接続されている。同様に、室内第3配管74A、74Bは、高圧ガス管87に対して並列に接続されている。室内第4配管75A、75Bは、低圧ガス管88に対して並列に接続されている。
室内第1配管72Aには、前述の室内PMV13Aが設けられている。
室内第3配管74Aには、逆止弁77A及び、開閉弁である室内第3配管弁78Aが設けられている。逆止弁77Aは、室内第3配管74Aにおける高圧ガス管87から室内第2配管73Aへの冷媒Rの流れを許容する。逆止弁77Aは、室内第3配管74Aにおける室内第2配管73Aから高圧ガス管87への冷媒Rの流れを規制する。
室内第4配管75Aには、室内第4配管弁79Aが設けられている。
室内第3配管74Aには、逆止弁77A及び、開閉弁である室内第3配管弁78Aが設けられている。逆止弁77Aは、室内第3配管74Aにおける高圧ガス管87から室内第2配管73Aへの冷媒Rの流れを許容する。逆止弁77Aは、室内第3配管74Aにおける室内第2配管73Aから高圧ガス管87への冷媒Rの流れを規制する。
室内第4配管75Aには、室内第4配管弁79Aが設けられている。
室内第3配管弁78Aは、単なる開閉弁でもよいし、開度を調節可能なPMVでもよい。室内第3配管弁78Aは、室内第3配管74A内を冷媒Rが流れる状態と、室内第3配管74A内を冷媒Rが流れない状態とに切替え可能である。
同様に、室内第4配管弁79Aは、単なる開閉弁でもよいし、開度を調節可能なPMVでもよい。室内第4配管弁79Aは、室内第4配管75A内を冷媒Rが流れる状態と、室内第4配管75A内を冷媒Rが流れない状態とに切替え可能である。
切替えユニット71Aの室内第3配管74A等は、ケーシング81A内に収容されている。
同様に、室内第4配管弁79Aは、単なる開閉弁でもよいし、開度を調節可能なPMVでもよい。室内第4配管弁79Aは、室内第4配管75A内を冷媒Rが流れる状態と、室内第4配管75A内を冷媒Rが流れない状態とに切替え可能である。
切替えユニット71Aの室内第3配管74A等は、ケーシング81A内に収容されている。
なお、本実施形態では空気調和装置1は複数の切替えユニット71A、71Bを備えているが、各切替えユニット71内の配管や弁を1つのケーシングにまとめて収容し、1つの切替えユニットとしてもよい。
室内ユニット11Aと切替えユニット71Aとは、室内第1配管72A、室内第2配管73Aの一部である2本の渡り配管72aA、73aAで接続されている。室外ユニット21と切替えユニット71とは、管86、87、88を有する渡り配管89で接続されている。
室内ユニット11の室内熱交換器12、室外ユニット21の室外熱交換器22、切替えユニット71、及び管86、87、88内等には、前述の冷媒Rが収容されている。冷媒Rとしては、R410A等を用いることができる。
室内ユニット11の室内熱交換器12、室外ユニット21の室外熱交換器22、切替えユニット71、及び管86、87、88内等には、前述の冷媒Rが収容されている。冷媒Rとしては、R410A等を用いることができる。
室内PMV13、室内ファン14、室外ファン23、圧縮機24、四方弁25、PMV45a、45b、開閉弁47、開閉弁54、室内第3配管弁78、室内第4配管弁79は、制御部96に接続され、制御部96に制御される。
制御部96は、図示はしないが演算回路、メモリ等を有している。メモリには、演算回路の制御プログラム等が記憶されている。
次に、以上のように構成された空気調和装置1の動作について説明する。
図3から図5、図7、図8では、冷媒Rの圧力(温度)に応じて室内第1配管72等の配管や室内熱交換器12A等の熱交換器を色分けして示す。黒色の配管や熱交換器は圧力(温度)が比較的高い状態を示し、熱交換器は凝縮器として機能している。比較的薄い灰色の配管や熱交換器は圧力(温度)が比較的低い状態を示し、熱交換器は蒸発器として機能している。比較的濃い灰色の配管や熱交換器は、圧力が比較的高い圧力と比較的低い圧力との中間の状態を示す。配管における矢印の向きは、冷媒Rの流れの向きを表す。
図3から図5、図7、図8では、冷媒Rの圧力(温度)に応じて室内第1配管72等の配管や室内熱交換器12A等の熱交換器を色分けして示す。黒色の配管や熱交換器は圧力(温度)が比較的高い状態を示し、熱交換器は凝縮器として機能している。比較的薄い灰色の配管や熱交換器は圧力(温度)が比較的低い状態を示し、熱交換器は蒸発器として機能している。比較的濃い灰色の配管や熱交換器は、圧力が比較的高い圧力と比較的低い圧力との中間の状態を示す。配管における矢印の向きは、冷媒Rの流れの向きを表す。
以下では、まず室内熱交換器12Aを凝縮器として機能させるとともに室内熱交換器12Bを蒸発器として機能させた冷房・暖房運転時の動作について説明する。室内熱交換器12Bの冷房負荷よりも、室内熱交換器12Aの暖房負荷の方が大きいとする。
このとき、室内PMV13、PMV45a、45bは一定量の冷媒Rを流す適切な開度になっている。開閉弁47、54、室内第3配管弁78A、室内第4配管弁79Bは、開いている。室内第3配管弁78B、室内第4配管弁79Aは、閉じている。四方弁25は、暖房運転用の向きに切替えられている。四方弁25を暖房運転用の向きにすることで、室外第1分岐配管27aの第2端部と室外第3配管29とが連通する。室外第2分岐配管27bの第2端部とバイパス管59の第2端部とが連通する。
制御部96は、室内ファン14、及び室外ファン23を運転させている。
このとき、室内PMV13、PMV45a、45bは一定量の冷媒Rを流す適切な開度になっている。開閉弁47、54、室内第3配管弁78A、室内第4配管弁79Bは、開いている。室内第3配管弁78B、室内第4配管弁79Aは、閉じている。四方弁25は、暖房運転用の向きに切替えられている。四方弁25を暖房運転用の向きにすることで、室外第1分岐配管27aの第2端部と室外第3配管29とが連通する。室外第2分岐配管27bの第2端部とバイパス管59の第2端部とが連通する。
制御部96は、室内ファン14、及び室外ファン23を運転させている。
図4に示すように、圧縮機24の吐出口24bから吐出された高温かつ高圧の冷媒Rの一部は、吐出配管56、室外第2配管28を通して高圧ガス管87内を流れる。冷媒Rは、室内第3配管74A、室内第2配管73Aを通して室内熱交換器12A内を流れる。冷媒Rは、室内熱交換器12A内で凝縮する。室内熱交換器12Aは、凝縮器として機能する。室内熱交換器12Aに室内ファン14Aにより空気が送られることで、室内ユニット11Aは暖房運転となる。
室内熱交換器12Aから流れ出た冷媒Rは、室内PMV13Aで膨張して圧力及び温度が下がる。室内第1配管72Aから流れ出た冷媒Rの一部は、液管86、室内第1配管72B内を流れる。冷媒Rは、室内PMV13Bで膨張して圧力及び温度が下がる。冷媒Rは、室内熱交換器12B内で蒸発する。室内熱交換器12Bは、蒸発器として機能する。室内熱交換器12Bに室内ファン14Bから空気が送られることで、室内ユニット11Bは冷房運転となる。
室内熱交換器12Bから流れ出た冷媒Rは、室内第2配管73B、室内第4配管75B、低圧ガス管88、室外第3配管29を通して流れる。冷媒Rは、アキュムレータ26内に流れ込む。アキュムレータ26から吸込配管58を介して圧縮機24内に流れ込んだ冷媒Rは、圧縮機24で再び圧縮される。冷媒Rは、圧縮機24の吐出口24bから吐出される。
一方で、室内第1配管72Aから流れ出た冷媒Rの残部は、液管86及び室外第1分岐配管27a内を流れる。冷媒Rは、室外第1PMV45aで膨張して圧力及び温度が下がる。冷媒Rは、主熱交換器32内で蒸発する。主熱交換器32は、蒸発器として機能する。室外ファン23により主熱交換器32に空気が送られることで、主熱交換器32は空気の熱量が与えられる。
主熱交換器32から流れ出た冷媒Rは、室外第1分岐配管27a、四方弁25、及び室外第3配管29の第1部分29aを通して流れる。冷媒Rは、アキュムレータ26内に流れ込んだ冷媒Rに合流する。
一方で、室内第1配管72Aから流れ出た冷媒Rの残部は、液管86及び室外第1分岐配管27a内を流れる。冷媒Rは、室外第1PMV45aで膨張して圧力及び温度が下がる。冷媒Rは、主熱交換器32内で蒸発する。主熱交換器32は、蒸発器として機能する。室外ファン23により主熱交換器32に空気が送られることで、主熱交換器32は空気の熱量が与えられる。
主熱交換器32から流れ出た冷媒Rは、室外第1分岐配管27a、四方弁25、及び室外第3配管29の第1部分29aを通して流れる。冷媒Rは、アキュムレータ26内に流れ込んだ冷媒Rに合流する。
圧縮機24から吐出された冷媒Rの残部は、室外第2配管28を通して流れる。冷媒Rは、補助熱交換器33内で凝縮する。補助熱交換器33は、凝縮器として機能する。室外ファン23により補助熱交換器33に空気が送られることで、補助熱交換器33の熱量が空気に与えられる。
補助熱交換器33から流れ出た冷媒Rは、室外第2PMV45bで膨張して圧力及び温度が下がる。この冷媒Rは、室外第1PMV45aで膨張する冷媒Rに合流する。
補助熱交換器33から流れ出た冷媒Rは、室外第2PMV45bで膨張して圧力及び温度が下がる。この冷媒Rは、室外第1PMV45aで膨張する冷媒Rに合流する。
なお、室内熱交換器12Aの暖房負荷よりも、室内熱交換器12Bの冷房負荷の方が大きい場合には、分岐配管27a、27bを室外熱交換器22から液管86に向かって冷媒Rが流れる。
次に、室内熱交換器12の全てを蒸発器として機能させる冷房運転(単独冷房運転)時の動作について説明する。このとき、室内PMV13、室外第2PMV45bは一定量の冷媒Rを流す適切な開度になっている。室内第4配管弁79は、開いている。室外第1PMV45a、開閉弁47、54、室内第3配管弁78は、閉じている。四方弁25は、冷房運転用の向きに切替えられている。四方弁25を冷房運転用の向きにすることで、室外第1分岐配管27aの第2端部と室外第2分岐配管27bの第2端部とが連通する。室外第3配管29とバイパス管59の第2端部とが連通する。
制御部96は、室内ファン14、及び室外ファン23を運転させている。
制御部96は、室内ファン14、及び室外ファン23を運転させている。
図3及び図5に示すように、圧縮機24の吐出口24bから吐出された冷媒Rは、吐出配管56、室外第2配管28、室外第2分岐配管27b、四方弁25、及び室外第1分岐配管27aを通して流れる。冷媒Rは、主熱交換器32内で凝縮する。主熱交換器32は、凝縮器として機能する。室外ファン23により主熱交換器32に空気が送られることで、主熱交換器32の熱量が空気に与えられる。
主熱交換器32から流れ出た冷媒Rは、連結配管50、逆止弁51、及び室外第2分岐配管27bを通して流れる。冷媒Rは、補助熱交換器33内で凝縮する。冷媒Rは、補助熱交換器33内で凝縮を終えて冷媒Rの過冷却域に達する場合もある。圧縮機24は、冷媒Rを主熱交換器32、補助熱交換器33の順で流す。主熱交換器32及び補助熱交換器33は、直列に接続して用いられる。
主熱交換器32から流れ出た冷媒Rは、連結配管50、逆止弁51、及び室外第2分岐配管27bを通して流れる。冷媒Rは、補助熱交換器33内で凝縮する。冷媒Rは、補助熱交換器33内で凝縮を終えて冷媒Rの過冷却域に達する場合もある。圧縮機24は、冷媒Rを主熱交換器32、補助熱交換器33の順で流す。主熱交換器32及び補助熱交換器33は、直列に接続して用いられる。
図6に、室外熱交換器22の各位置に対する冷媒R及び空気の温度の変化を示す。図6の横軸は、室外熱交換器22の配管36に沿った、室外熱交換器22の冷媒Rの入口からの距離を表す。室外熱交換器22の冷媒Rの入口に、主熱交換器32が設けられている。冷媒Rの入口から一定の距離進んだ所に、補助熱交換器33が設けられている。図6の縦軸は、冷媒R及び空気の温度を表す。図6中の曲線L1が冷媒Rの温度を表し、曲線L2が空気の温度を表す。曲線L1、L2に付した矢印は、冷媒R、空気が流れる向きを模式的に表す。
冷媒Rは、主熱交換器32内に気相、又は気相及び液相の2相の状態で流れ込む。2相の状態では、冷媒Rの温度は一定である。例えば、補助熱交換器33内において冷媒Rが過冷却域になると、冷媒Rの温度は2相の状態の温度よりも下がる。
冷媒Rは、主熱交換器32内に気相、又は気相及び液相の2相の状態で流れ込む。2相の状態では、冷媒Rの温度は一定である。例えば、補助熱交換器33内において冷媒Rが過冷却域になると、冷媒Rの温度は2相の状態の温度よりも下がる。
一方で、空気は、補助熱交換器33、主熱交換器32の順で熱交換する。このため、補助熱交換器33により加熱された後の空気の温度よりも、主熱交換器32により加熱された後の空気の温度の方が高くなる。
このように、冷媒Rと空気とは、純粋な対向流ではないが、対向流のように流れて熱交換する。
このように、冷媒Rと空気とは、純粋な対向流ではないが、対向流のように流れて熱交換する。
図3及び図5に示すように、補助熱交換器33から流れ出た冷媒Rは、室外第2分岐配管27b、室外第2PMV45b、液管86、及び室内第1配管72内を流れる。冷媒Rは、室内PMV13で膨張して圧力及び温度が下がる。冷媒Rは、室内熱交換器12内で蒸発する。室内熱交換器12は、蒸発器として機能する。室内熱交換器12に室内ファン14により空気が送られることで、室内ユニット11は冷房運転となる。
室内熱交換器12から流れ出た冷媒Rは、室内第2配管73、室内第4配管75、低圧ガス管88、室外第3配管29、アキュムレータ26、及び吸込配管58を通して流れる。
室内熱交換器12から流れ出た冷媒Rは、室内第2配管73、室内第4配管75、低圧ガス管88、室外第3配管29、アキュムレータ26、及び吸込配管58を通して流れる。
以上説明したように、本実施形態の空気調和装置1によれば、冷房運転時に室外熱交換器22の主熱交換器32及び補助熱交換器33に冷媒Rを流す。凝縮器として主熱交換器32しか用いない場合に比べて、室外熱交換器22での放熱量を増加させることができる。
また、補助熱交換器33、主熱交換器32の順で空気を流すとともに主熱交換器32、補助熱交換器33の順で冷媒Rを流す。冷媒Rと空気とが対向流のように流れて熱交換がさらに効率的になり、室外熱交換器22での放熱量をさらに増加させることができる。
また、補助熱交換器33、主熱交換器32の順で空気を流すとともに主熱交換器32、補助熱交換器33の順で冷媒Rを流す。冷媒Rと空気とが対向流のように流れて熱交換がさらに効率的になり、室外熱交換器22での放熱量をさらに増加させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図7及び図8を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7及び図8に示すように、本実施形態の空気調和装置2は、第1の実施形態の空気調和装置1の逆止弁51に代えて、室外第3PMV101を備えている。室外第3PMV101は、室内PMV13と同様に構成され、連結配管50に設けられている。
次に、第2の実施形態について図7及び図8を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7及び図8に示すように、本実施形態の空気調和装置2は、第1の実施形態の空気調和装置1の逆止弁51に代えて、室外第3PMV101を備えている。室外第3PMV101は、室内PMV13と同様に構成され、連結配管50に設けられている。
次に、以上のように構成された空気調和装置2の動作を、室内熱交換器12の全てを凝縮器として機能させる暖房運転時について説明する。
このとき、室内PMV13及び室外第2PMV45bは、一定量の冷媒Rを流す適切な開度になっている。室外第3PMV10は、開度を最も大きくしておく。開閉弁54、室内第3配管弁78は、開いている。室外第1PMV45a、開閉弁47、室内第4配管弁79は、閉じている。四方弁25は、暖房運転用の向きに切替えられている。
制御部96は、室内ファン14、及び室外ファン23を運転させている。
このとき、室内PMV13及び室外第2PMV45bは、一定量の冷媒Rを流す適切な開度になっている。室外第3PMV10は、開度を最も大きくしておく。開閉弁54、室内第3配管弁78は、開いている。室外第1PMV45a、開閉弁47、室内第4配管弁79は、閉じている。四方弁25は、暖房運転用の向きに切替えられている。
制御部96は、室内ファン14、及び室外ファン23を運転させている。
圧縮機24の吐出口24bから吐出された冷媒Rは、吐出配管56、室外第2配管28、高圧ガス管87、室内第3配管74、及び室内第2配管73を通して流れる。冷媒Rは、室内熱交換器12内で凝縮する。室内熱交換器12は、凝縮器として機能する。室内熱交換器12に室内ファン14により空気が送られることで、室内ユニット11は暖房運転となる。
室内熱交換器12から流れ出た冷媒Rは、室内PMV13で膨張して圧力及び温度が下がる。
室内熱交換器12から流れ出た冷媒Rは、室内PMV13で膨張して圧力及び温度が下がる。
冷媒Rは、室内第1配管72、液管86、及び室外第2分岐配管27bを通して流れる。冷媒Rは、室外第2PMV45bで膨張して圧力及び温度が下がり、補助熱交換器33内に流れ込む。冷媒Rは、補助熱交換器33内で蒸発する。補助熱交換器33は、蒸発器として機能する。
補助熱交換器33から流れ出た冷媒Rは、連結配管50を通して流れる。冷媒Rは、室外第3PMV101でできるだけ膨張せずに圧力及び温度を保ち、主熱交換器32内に流れ込む。冷媒Rは、主熱交換器32内で蒸発する。主熱交換器32は、蒸発器として機能する。室外ファン23により主熱交換器32に空気が送られることで、空気の熱量が主熱交換器32に与えられる。圧縮機24は、冷媒Rを、補助熱交換器33、主熱交換器32の順で流す。補助熱交換器33及び主熱交換器32は、直列に接続して用いられる。
補助熱交換器33から流れ出た冷媒Rは、連結配管50を通して流れる。冷媒Rは、室外第3PMV101でできるだけ膨張せずに圧力及び温度を保ち、主熱交換器32内に流れ込む。冷媒Rは、主熱交換器32内で蒸発する。主熱交換器32は、蒸発器として機能する。室外ファン23により主熱交換器32に空気が送られることで、空気の熱量が主熱交換器32に与えられる。圧縮機24は、冷媒Rを、補助熱交換器33、主熱交換器32の順で流す。補助熱交換器33及び主熱交換器32は、直列に接続して用いられる。
主熱交換器32から流れ出た冷媒Rは、室外第1分岐配管27a、四方弁25、室外第3配管29の第1部分29a、及び吸込配管58を通して流れる。冷媒Rは、圧縮機24で再び圧縮される。
以上説明したように、本実施形態の空気調和装置2によれば、暖房運転時において、蒸発器として主熱交換器32しか用いない場合に比べて、室外熱交換器22での吸収熱量を増加させることができる。
ここで、室外熱交換器22に霜が着きやすい環境下においては、以下のように制御してもよい。すなわち、室外第2PMV45bの開度を最も大きくしておき、冷媒Rが室外第2PMV45bでできるだけ膨張しないようにする。室外第2PMV45bの前後における冷媒Rの圧力及び温度を保つ。室外第3PMV101で冷媒Rを膨張させて、冷媒Rの圧力及び温度を下げる。
このように制御することにより、霜が着きやすい補助熱交換器33に霜が付着するのを、抑えることができる。さらに、補助熱交換器33を除霜しながら、主熱交換器32を蒸発器として機能させることができるので、除霜運転により暖房運転が中断されにくくなり、連続暖房運転が可能となる。
ここで、室外熱交換器22に霜が着きやすい環境下においては、以下のように制御してもよい。すなわち、室外第2PMV45bの開度を最も大きくしておき、冷媒Rが室外第2PMV45bでできるだけ膨張しないようにする。室外第2PMV45bの前後における冷媒Rの圧力及び温度を保つ。室外第3PMV101で冷媒Rを膨張させて、冷媒Rの圧力及び温度を下げる。
このように制御することにより、霜が着きやすい補助熱交換器33に霜が付着するのを、抑えることができる。さらに、補助熱交換器33を除霜しながら、主熱交換器32を蒸発器として機能させることができるので、除霜運転により暖房運転が中断されにくくなり、連続暖房運転が可能となる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、冷房運転時に主熱交換器32、補助熱交換器33の順で冷媒Rを流すことにより、室外熱交換器22での放熱量を増加させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
室外熱交換器として主熱交換器及び補助熱交換器を有し、さらに複数の室内熱交換器を備える空気調和装置に、本実施形態の空気と冷媒との流し方を適用できる。
1、2 空気調和装置
12A、12B 室内熱交換器
22 室外熱交換器
23 室外ファン(送風機)
24 圧縮機
32 主熱交換器
33 補助熱交換器
R 冷媒
12A、12B 室内熱交換器
22 室外熱交換器
23 室外ファン(送風機)
24 圧縮機
32 主熱交換器
33 補助熱交換器
R 冷媒
Claims (2)
- 主熱交換器及び補助熱交換器を有する室外熱交換器と、
複数の室内熱交換器と、
前記補助熱交換器、前記主熱交換器の順で前記主熱交換器及び前記補助熱交換器に空気を流す送風機と、
前記主熱交換器内及び補助熱交換器内に収容された冷媒を流す圧縮機と、
を備え、
前記複数の室内熱交換器の一部を蒸発器として機能させるとともに前記複数の室内熱交換器の残部を凝縮器として機能させることが可能であり、
前記複数の室内熱交換器の全てを蒸発器として機能させる冷房運転時に、前記圧縮機から吐出された前記冷媒を、前記主熱交換器、前記補助熱交換器の順で流す空気調和装置。 - 前記複数の室内熱交換器の全てを凝縮器として機能させる暖房運転時に、前記圧縮機から吐出された前記冷媒を、前記補助熱交換器、前記主熱交換器の順で流す請求項1に記載の空気調和装置。
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---|---|---|---|
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WO (1) | WO2018066025A1 (ja) |
Citations (5)
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2016
- 2016-10-03 JP JP2018543483A patent/JPWO2018066025A1/ja active Pending
- 2016-10-03 WO PCT/JP2016/079251 patent/WO2018066025A1/ja active Application Filing
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