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JPWO2010089894A1 - 差込ワッシャー - Google Patents

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JPWO2010089894A1
JPWO2010089894A1 JP2010549330A JP2010549330A JPWO2010089894A1 JP WO2010089894 A1 JPWO2010089894 A1 JP WO2010089894A1 JP 2010549330 A JP2010549330 A JP 2010549330A JP 2010549330 A JP2010549330 A JP 2010549330A JP WO2010089894 A1 JPWO2010089894 A1 JP WO2010089894A1
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nut
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伊藤 勝夫
勝夫 伊藤
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Iifas Co Ltd
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    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0871Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut engaging the bolt laterally, i.e. without the need to engage the end of the bolt
    • F16B37/0885Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut engaging the bolt laterally, i.e. without the need to engage the end of the bolt in two halves hingedly connected
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】 ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込めることはもとより、分割ナットや開閉式ナットが開口するのを防止でき、締め付けたナットの緩み止め効果を高めるととともに、位置ズレや脱落を防止することができる差込ワッシャーを提供する。【解決手段】 ボルト等の雄ネジ部材2に横から差し込み可能な差込ワッシャー1Aであって、当該差込ワッシャー1Aが幅方向に分断されてなる分断開閉部12と、この分断開閉部12を上下に開閉させる支点として変形可能に小幅に形成された開閉支点部13とを有しており、差込ワッシャー1Aの上面には、雄ネジ部材2を挿通させる挿通孔11の周縁部に沿って略円弧状に突出形成され、かつ、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部14が設けられている。

Description

本発明は、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーに関するものである。
一般に、ナットが被締結物に食い込むのを防止したり、緩み止めのために、被締結物とナットとの間にワッシャーが介在されている。しかしながら、両端が閉鎖されている雄ネジ部材に対しては、ワッシャーを横からしか組み込むことができないという問題がある。また、ワッシャーを介在させるのを忘れてナットを締め付けてしまった場合、一旦締め付けたナットを取り外した上で雄ネジ部材にワッシャーを挿通しなければならず、作業効率が低下してしまうという問題もある。
このため、従来、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能なワッシャーが提案されている。例えば、特開2006−316831号公報に記載の開閉片付き座金は、座金の挿入穴から外径部へ切り抜き、この切り抜いた線に沿って左右にスリット溝を設け、該スリット溝の底部を屈曲可能とする開閉片を設けてなるものである(特許文献1)。これにより、横から着脱自在に挿入でき、座金のズレや脱落を防止できるとされている。
先行技術文献
特開2006−316831号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、締め付けたナットを緩み止めするための構成については特段に配慮されておらず、緩み止め効果が低い。このため、たとえ強固にナットを締め付けたとしても、継続的に振動や衝撃を受ける場所での使用や長期間にわたる使用によりナットが緩んでしまって締め付け効果が低下するという問題がある。
また、特許文献1の従来技術にも記載されているように、単に、挿入穴に連通するように一部を切り抜いて横から挿入可能とする座金も知られている。しかしながら、このような座金は、ナットが少しでも緩んでしまった場合、ボルトからずれたり、脱落してしまうおそれがある。
さらに、特許文献1に記載の座金においては、開閉片を屈曲可能に構成するため、スリット溝の肉厚を極めて薄く(0.1〜0.3mm)形成している。このため、そのスリット溝で折れやすく、作業者は慎重に扱わなければならないが、一般に作業現場では締結作業等が急いで進められているため、ワッシャーの取り扱いを慎重にさせるのは不便である。また、開閉片を複数回開閉させるとスリット溝が金属疲労を起こし、すぐに破断してしまうおそれもある。よって、再利用することが求められる現場での使用には不向きである。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込めることはもとより、分割ナットや開閉式ナットが開口するのを防止でき、締め付けたナットの緩み止め効果を高めるととともに、位置ズレや脱落を防止することができる差込ワッシャーを提供することを目的としている。
本発明に係る差込ワッシャーは、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーであって、当該差込ワッシャーが、幅方向に分断されてなる分断開閉部と、この分断開閉部を上下に開閉させる支点として変形可能に小幅に形成された開閉支点部とを有しており、前記差込ワッシャーの上面には、前記雄ネジ部材を挿通させる挿通孔の周縁部に沿って略円弧状に突出形成され、かつ、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部が設けられている。
また、本発明に係る差込ワッシャーは、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーであって、当該差込ワッシャーが、前記雄ネジ部材を挿通させる挿通孔の孔径寸法と略同一の寸法幅で幅方向に分断開口された差込開口部を有しており、前記差込ワッシャーの上面には、前記挿通孔の周縁部に沿って略円弧状に突出形成され、かつ、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部が設けられている。
また、本発明において、請求項2において、前記差込ワッシャーは、その下面に前記ナット係合部の略円弧形状に合わせて凹状に形成された円弧状収容凹部を有しているとともに、この差込ワッシャーと組み合わせて使用される補助ワッシャーを有しており、前記補助ワッシャーは、前記雄ネジ部材を挿通させる補助側挿通孔の孔径寸法と略同一の寸法幅でその幅方向に分断開口された補助側差込開口部を有しており、前記補助ワッシャーの上面には、前記差込ワッシャーの差込開口部と略同一の寸法幅であって、前記差込ワッシャーのナット係合部と略同一の曲率半径を有する略円弧状の補助側ナット係合部が突出形成されており、この補助側ナット係合部以外の上面には、前記差込ワッシャーの円弧状収容凹部内に収容可能な円弧状収容凸部が形成されていてもよい。
本発明に係る差込ワッシャーは、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーであって、当該差込ワッシャーは、同一形状に形成された一対のワッシャーピースを組み合わせて構成されており、各ワッシャーピースは、前記雄ネジ部材を挿通させる挿通孔の位置で幅方向に分断開口された差込開口部を有しているとともに、この差込開口部を構成する両端部に他方のワッシャーピースと相互に嵌合する嵌合凹部と嵌合凸部とをそれぞれ有しており、かつ、前記ワッシャーピースの上下面には、前記差込開口部の周縁に沿って略円弧状に突出形成され、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部が設けられている。
本発明によれば、ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込めることはもとより、分割ナットや開閉式ナットが開口するのを防止でき、締め付けたナットの緩み止め効果を高めるととともに、位置ズレや脱落を防止することができる。
本発明に係る差込ワッシャーの第1実施形態を示す斜視図である。 本第1実施形態で使用する差込ナットを示す斜視図である。 本第1実施形態の差込ワッシャーを締め付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る差込ワッシャーの第2実施形態を示す斜視図である。 本第2実施形態の差込ワッシャーを締め付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る差込ワッシャーの第3実施形態を示す斜視図である。 本第3実施形態の補助ワッシャーを示す斜視図である。 本第3実施形態の差込ワッシャーを締め付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る差込ワッシャーの第4実施形態を示す斜視図である。 本第4実施形態の差込ワッシャーを締め付けた状態を示す断面図である。
発明を実施するための形態
以下、本発明に係る差込ワッシャーの第1実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本第1実施形態の差込ワッシャー1Aは、主として、雄ネジ部材2を挿通させる挿通孔11と、差込ワッシャー1Aを開閉させるように分断された分断開閉部12と、この分断開閉部12を開閉させるための開閉支点部13と、ナット3に係合するナット係合部14とを有している。以下、各構成部についてより詳細に説明する。
挿通孔11は、ボルト等の雄ネジ部材2を挿通させるための孔であり、雄ネジ部材2の直径よりもやや大径に形成されている。なお、本発明において、雄ネジ部材2とは、ボルト等のように、棒状または筒状に形成され、外周面に雄ネジを有している全てのものを含む。
分断開閉部12は、差込ワッシャー1Aを雄ネジ部材2に横から差し込めるように開閉するものである。たとえば、この分断開閉部12は、図1に示すように、差込ワッシャー1Aが幅方向に分断ないし容易に分断可能に構成されている。また、本第1実施形態において、分断開閉部12によって分断された一端面には、膨拡凸部12aが突出形成されており、この膨拡凸部12aをほぼ隙間なく嵌合させる膨拡凹部12bが他端面に形成されている。
開閉支点部13は、分断開閉部12を上下方向に開閉し易くするためのものである。具体的には、開閉支点部13は、図1に示すように、分断開閉部12を上下に開閉させる支点として変形可能に小幅に形成されている。前記開閉支点部13の形成位置は、特に限定されないが、本第1実施形態においては、挿通孔11を基準として分断開閉部12と略対称位置に形成している。なお、開閉支点部13の幅は、分断開閉部12を開閉し易く、かつ、複数回開閉させても破断しない程度の幅に設定される。また、開閉支点部13は、小幅に形成することによらず、回動可能な部材を介して開閉可能に構成してもよい。
ナット係合部14は、ナット3に係合して緩み止め効果を高めるためのものである。本第1実施形態では、図1および図3に示すように、差込ワッシャー1Aの上面において、一対のナット係合部14,14が、挿通孔11の周縁部に沿って略円弧状に突出形成されている。また、各ナット係合部14,14は、ナット3の寸法公差に関係なく軸心方向へ移動するため、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状に形成されている。
このような略円弧状であって略テーパ状の傾斜面を有することにより、ナットと当接する作用面が十分に確保され、ナットに対して締め付け効果を高めるとともに、差込ワッシャー1Aにとっても分断開閉部12に閉鎖方向へ締め付ける力が作用するため、相乗的に緩み止め効果を高めることが可能となる。換言すれば、ナット係合部14は、ナット3を締め付けた際にそのテーパ状傾斜面において当該ナット3と係合するように大きさや傾斜角が定められている。
なお、本発明に係るナット係合部14は、上記の構成に限定されるものではなく、少なくともナット3の対称線に関して両側に、周方向に連続したナット係合部14、または複数のナット係合部14が配置されていればよい。また、そのナット係合部14の長さも適宜選択してよい。
つぎに、以上のような構成を備えた本第1実施形態における差込ワッシャー1Aの作用について説明する。
まず、本第1実施形態では、雄ネジ部材2に螺合するナット3として、図2に示すような差込ナット3を使用している。この差込ナット3は、屈曲可能な薄肉部31を残すように切り込み32が形成されている。このため、指の力で簡単に開閉することができ、雄ネジ部材2の所望の位置に途中から差し込んで螺合させられるようになっている。また、差込ナット3の上下面には、外周縁に沿ってテーパ部33が形成されている。なお、薄肉部31は、1.0mm以下に形成することが好ましい。また、差込ナット3は、市販品に切り込み加工してからメッキ等の処理を施すだけで安価に製造できる。
なお、差込ナット3の構成は、上記に限られるものではなく、一対のナット片を組み合わせてなる分割ナットや、ヒンジピン等により開閉可能に構成された開閉式ナット等のように、横から差し込み可能な差込ナット3であればよい。このような差込ナット3を本発明に係る差込ワッシャー1Aと合わせて使用することで、より作業性のよい締結力にすぐれたファスナーが構成されることになる。
本第1実施形態の差込ワッシャー1Aを被締結物Xと差込ナット3との間に介在させて締め付ける場合、まず、雄ネジ部材2に横から差込ワッシャー1Aを差し込んだ後、雄ネジ部材2に差込ナット3を螺合させる。このとき、分断開閉部12の一方と他方に上下方向の力を加えると、図1に示すように、開閉支点部13を支点にして容易に上下に開口する。これにより、分断開閉部12を雄ネジ部材2の径以上に開口させれば、所望の位置に差込ワッシャー1Aが迅速に介在される。なお、差込ワッシャー1Aは、図1に示すように、予め上下に開口させた状態で流通させて、使用時には雄ネジ部材2に差し込んで閉じるだけの構成にしてもよい。
また、本第1実施形態では、差込ナット3を使用しているため、差込ワッシャー1Aと差込ナット3との取り付け順序はどちらからでもよい。しかしながら、通常の六角ナットを使用する場合であっても、差込ワッシャー1Aは、雄ネジ部材2に横から差し込んで取り付けられる。このため、六角ナットを先に締め付けてしまっても、それを取り外すことなく差込ワッシャー1Aを介在させることができ、締め付け作業が効率化および迅速化する。
また、本第1実施形態の差込ワッシャー1Aおよび差込ナット3は、例えば、軸線方向に垂設された2本の長い雄ネジ部材2と、これら雄ネジ部材2にその両端をナットとワッシャーで固定される複数の支持部材とからなる棚等に使用するのに好適である。具体的には、雄ネジ部材2の両端が塞がれていても、差込ワッシャー1Aを横から差し込むことができるため、差込ナット3と合わせて用いれば支持部材を所望の位置に固定できる。このため、既に固定済みのナット3やワッシャーを取り外すことなく支持部材を増設しうる。また、既に固定済みのナット3やワッシャーを取り外すことなく不要となった支持部材を削除することもできる。
さらに、本第1実施形態では、分断開閉部12を閉じる際、膨拡凸部12aと膨拡凹部12bとが、ほぼ密接状態で嵌合する。このため、差込ワッシャー1Aは、水平方向へ拡げられる力が加わっても開口してしまうことがない。また、後述するように、差込ナット3の締め付けに伴って、ナット係合部14に拡開方向の力が加わっても、容易に開口してしまうことがない。
つぎに、差込ナット3を締め付け方向に回転させると、軸線方向に沿って下方に螺進し差込ワッシャー1Aに当接する。このとき、テーパ状に形成された各ナット係合部14が、寸法公差に関係なく差込ナット3を軸心方向へ移動させるため、締め付け度合いを増大させ緩み止め効果を向上する。
また、本第1実施形態では、各ナット係合部14が、締め付け動作に伴って差込ナット3のテーパ部33から拡開方向の力を受けるため、差込ナット3のテーパ部33に対し閉じる方向の反作用力を付与する。これにより、締め付け中に差込ナット3が開いてしまうことがなく、より強固に締結される。
差込ナット3をさらに強く締め付けると、螺進しなくなった状態で締め付け作業が完了する。この状態では、図3に示すように、差込ナット3の下面が差込ワッシャー1Aの上面に密着するとともに、差込ナット3のテーパ部33がナット係合部14のテーパ状の傾斜面に密着した状態で固定される。これにより、差込ワッシャー1Aと差込ナット3との間に発生する摩擦抵抗が高められ、緩み止め効果がより高められる。
また、本第1実施形態では、ナット係合部14が、差込ナット3のテーパ部33に係合するため、差込ナット3が拡開してしまうのを防止する。さらに、仮に差込ナット3が多少緩んでしまっても、ナット係合部14が、差込ナット3のテーパ部33に引っ掛かるため、差込ワッシャー1Aが位置ズレしたり脱落してしまうのを防止する。
以上のような本第1実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1.ボルト等の雄ネジ部材2に横から差し込んで所望の位置に取り付けることできる。
2.両端が塞がれている雄ネジ部材2に対しても横から取り付けることができる。
3.ワッシャーを介在させるのを忘れて六角ナットを締め付けてしまった場合でも、当該六角ナットを取り外す必要がなく、締め付け作業を効率化および迅速化できる。
4.ナット3の寸法公差を吸収し、緩み止め効果を向上することができる。
5.差込ワッシャー1Aの位置ズレや脱落を防止することができる。
6.締め付け動作に連動させて差込ナット3を閉じることができ、締め付けた差込ナット3の拡開を防止することができる。
7.分断開閉部12が不用意に開口するのを防止することができる。
つぎに、本発明に係る差込ワッシャー1Bの第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上述した第1実施形態の構成と同等または相当する構成については同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第2実施形態の差込ワッシャー1Bの特徴は、図4に示すように、第1実施形態の構成のうち、分断開閉部12および開閉支点部13の代わりに、差込開口部15を有している点にある。
差込開口部15は、差込ワッシャー1Bを雄ネジ部材2に横から差し込むための開口である。本第2実施形態において、差込開口部15は、図4に示すように、差込ワッシャー1Bが幅方向に雄ネジ部材2を挿通させる挿通孔11の孔径寸法と略同一の寸法幅で分断開口されている。
また、差込ワッシャー1Bの上面には、図4および図5に示すように、挿通孔11の周縁部に沿って略円弧状のナット係合部14が突出形成されている。本第2実施形態において、ナット係合部14は、第1実施形態と同様、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状に形成されており、この内側にナット3が座するようになっている。
なお、本第2実施形態において、差込ワッシャー1Bには、後述する第3実施形態で組み合わされる補助ワッシャー5の円弧状収容凸部54を遊嵌させる円弧状収容凹部16が形成されている。この円弧状収容凹部16は、図4および図5に示すように、差込ワッシャー1Bの下面において、ナット係合部14の略円弧形状に合わせて凹状に形成されている。
以上の構成を備えた本第2実施形態の差込ワッシャー1Bを被締結物Xと差込ナット3との間に介在させて締め付ける場合、まず、雄ネジ部材2に横から差込ワッシャー1Bを差し込んだ後、雄ネジ部材2に差込ナット3を螺合させる。このとき、差込開口部15は雄ネジ部材2を容易に挿通孔11へ導入し、差込ワッシャー1Bを所望の位置に迅速に介在させられる。
つぎに、差込ナット3を締め付け方向に回転させると、軸線方向に沿って下方に螺進し差込ワッシャー1Bに当接する。このとき、ナット係合部14のテーパ状傾斜面によって、寸法公差に関係なく差込ナット3を軸心方向へ移動させられるため、締め付け度合いを増大させて緩み止め効果を向上させられる。
さらに、差込ナット3を強く締め付けると、螺進しなくなった状態で締め付け作業が完了する。このとき、差込ワッシャー1Bの差込開口部15と、差込ナット3の切り込み32とが略直交する位置関係にて止めると、差込開口部15と切り込み32とが互いに閉口する力を作用させるため、緩み難くできる。なお、締め付けに際しては、差込ワッシャー1Bの差込開口部15と、差込ナット3の切り込み32とが略直交した状態で、両者を同時に締め付けるようにしてもよい。
また、本第2実施形態では、差込ワッシャー1Bの下面に円弧状収容凹部16が形成されているため、締め付け完了時に、差込ワッシャー1Bの下面が被締結物X側へ押されるように弾性変形させてもよい。この弾性力による反発力を差込ナット3が受けて、振動や衝撃に対する緩み止め効果を向上させられる。さらに、締め付け完了後は、図5に示すように、差込ナット3の下面が差込ワッシャー1Bの上面に密着するとともに、差込ナット3のテーパ部33がナット係合部14に密着した状態で固定される。これにより、差込ワッシャー1Bと差込ナット3との間に発生する摩擦抵抗が高められ、緩み止め効果がより一層向上する。
以上のような本第2実施形態によれば、第1実施形態の効果1〜6に加えて、以下のような効果を奏する。
1.差込ワッシャー1Bが簡単な構造であるため安価に製造できる。
2.雄ネジ部材2に対して極めて差し込みし易い。
3.差込開口部15を大きく開口させているが、差込ナット3の締め付け位置を直交させることによって緩み止め効果を十分に発揮させられる。
4.差込ワッシャー1Bの円弧状収容凹部16を弾性変形させるように差込ナット3を締め付けることで緩み止め効果を向上することができる。
つぎに、本発明に係る差込ワッシャー1Cの第3実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上述した第1実施形態および第2実施形態の構成と同等または相当する構成については同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第3実施形態の差込ワッシャー1Cの特徴は、図6に示すように、第2実施形態の差込ワッシャー1Bと組み合わせて使用する補助ワッシャー5を有している点にある。
補助ワッシャー5は、図6および図7に示すように、主として、雄ネジ部材2を挿通させる補助側挿通孔51と、この補助側挿通孔51に雄ネジ部材2を横から差し込ませる補助側差込開口部52と、ナット3に係合する補助側ナット係合部53と、差込ワッシャー1Bと組み合わせるための円弧状収容凸部54とを有している。
補助側差込開口部52は、補助ワッシャー5を雄ネジ部材2に横から差し込むための開口である。本第3実施形態において、補助側差込開口部52は、図7に示すように、その幅方向に雄ネジ部材2を挿通させる補助側挿通孔51の孔径寸法と略同一の寸法幅で分断開口されている。換言すれば、当該補助側差込開口部52は、前述した差込ワッシャー1Bの差込開口部15と等しい形状に形成されている。
補助側ナット係合部53は、ナット3に係合して緩み止め効果を向上するためのものである。本第3実施形態において、補助側ナット係合部53は、図6および図7に示すように、補助ワッシャー5の上面において、差込ワッシャー1Bの差込開口部15と略同一の寸法幅であって、差込ワッシャー1Bのナット係合部14と略同一の曲率半径を有する略円弧状に突出形成されている。
円弧状収容凸部54は、差込ワッシャー1Bの下面に設けられた円弧状収容凹部16と重ねて組み合わせるものである。すなわち、本第3実施形態では、図5に示すように、差込ワッシャー1Bの下面には、ナット係合部14の裏側に沿って円弧状収容凹部16が設けられている。そして、この円弧状収容凹部16に下方から遊嵌するように、補助側ナット係合部53以外の上面に円弧状収容凸部54が突出形成されている。この円弧状収容凸部54は、図7に示すように、差込ワッシャー1Bの円弧状収容凹部16内に重ねられて収容可能な形状に形成されている。
以上の構成を備えた本第3実施形態の差込ワッシャー1Cを被締結物Xと差込ナット3との間に介在させて締め付ける場合、まず、雄ネジ部材2に横から差込ワッシャー1Bおよび補助ワッシャー5を差し込んだ後、雄ネジ部材2に差込ナット3を螺合させる。このとき、差込ワッシャー1Bを雄ネジ部材2の上方に差し込む一方、この差込方向と逆方向から補助ワッシャー5を雄ネジ部材2の下方に差し込む。
そして、差込ワッシャー1Bと補助ワッシャー5とを上下に重ね合わせると、補助側ナット係合部53が、差込ワッシャー1Bの差込開口部15に嵌合する。これにより、図6に示すように、差込開口部15が閉じられるとともに、ナット係合部14と補助側ナット係合部53とが周方向に連続的に構成される。また、補助ワッシャー5の円弧状収容凸部54が、差込ワッシャー1Bの円弧状収容凹部16に遊嵌するため、差込ワッシャー1Bと補助ワッシャー5との位置ズレや脱落を相互に防止する。
つぎに、差込ナット3を締め付け方向に回転させると、軸線方向に沿って下方に螺進し差込ワッシャー1Cに当接する。このため、ナット係合部14および補助側ナット係合部53の各テーパ状傾斜面が、寸法公差に関係なく差込ナット3を軸心方向へ移動させるため、締め付け度合いを増大させ緩み止め効果を向上する。
さらに、差込ナット3を強く締め付けると、螺進しなくなった状態で締め付け作業が完了する。この状態では、図8に示すように、差込ナット3の下面が差込ワッシャー1Bおよび補助ワッシャー5の上面に密着するとともに、差込ナット3のテーパ部33がナット係合部14および補助側ナット係合部53に密着した状態で固定される。これにより、差込ワッシャー1Bおよび補助ワッシャー5と差込ナット3との間に発生する摩擦抵抗が高められ、緩み止め効果が向上する。
なお、本第3実施形態では、補助ワッシャー5の下面にも、円弧状収容凸部54の裏側に沿って凹状の空間が形成されている。このため、締め付け完了時に、補助ワッシャー5の下面が被締結物X側に押し出すように弾性変形させてもよい。この弾性力による差込ナット3への反発力によって、振動や衝撃に対する緩み止め効果がより一層向上する。
以上のような本第3実施形態によれば、第2実施形態の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
1.ナット係合部14および補助側ナット係合部53を周方向に連続的に構成されるため、緩み止め効果を向上することができる。
2.差込ワッシャー1Bと補助ワッシャー5とを組み合わせることで、相互に位置ズレや脱落を防止することができる。
つぎに、本発明に係る差込ワッシャー1Dの第4実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上述した第1実施形態から第3実施形態の構成と同等または相当する構成については同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第4実施形態の差込ワッシャー1Dの特徴は、図9に示すように、同一形状に形成された一対のワッシャーピース6,6を組み合わせて構成される点にある。
各ワッシャーピース6は、図9および図10に示すように、主として、雄ネジ部材2を挿通させる挿通孔11と、この挿通孔11を雄ネジ部材2に対して横から差し込むために開口された差込開口部15と、ナット3に係合させるナット係合部14と、組み合わせる相手方のワッシャーピース6を重ねた際に嵌り合う嵌合凹部17および嵌合凸部18とを有している。
本第4実施形態において、差込開口部15は、挿通孔11の位置で幅方向に分断開口されている。そして、この差込開口部15を構成する両端部に他方のワッシャーピース6と相互に嵌合する嵌合凹部17と嵌合凸部18とがそれぞれ形成されている。嵌合凸部18は、図9に示すように、差込開口部15を構成する両端部の先端において軸線方向に突出するように構成されている。一方、嵌合凹部17は、前記嵌合凸部18の基端側において差込ワッシャーの厚さの半分より薄い厚さに形成されており、他方のワッシャーピースの嵌合凸部18を嵌合しうる凹状に形成されている。
また、ナット係合部14は、図10に示すように、各ワッシャーピース6,6の上下面に形成されている。本第4実施形態において、ナット係合部14は、差込開口部15の周縁に沿って略円弧状に突出形成されており、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状を構成している。そして、一対のワッシャーピース6,6を上下に重ねて組み合わせたとき、一方のワッシャーピース6の上面に形成されたナット係合部14と、他方のワッシャーピース6の下面に形成されたナット係合部14とが、挿入孔11の周りに傾斜面がリング状に連続したナット係合部14を構成するようになっている。
これにより、上面にはナット係合部14が形成され、下面にはナット係合部14と同一形状の隙間が形成される。下面側の隙間は差込ナット3を締め付けた際の弾力を奏する機能を兼ね備えることが可能である。なお、ナット係合部14は、周方向に連続的に構成されているが、差込ナット3の締め付け力を保持し得れば、傾斜面が分断されている部分が存在しても構わない。
以上の構成を備えた本第4実施形態の差込ワッシャー1Dを被締結物Xと差込ナット3との間に介在させて締め付ける場合、まず、雄ネジ部材2に横から差込ワッシャー1Dを差し込んだ後、雄ネジ部材2に差込ナット3を螺合させる。このとき、それぞれのワッシャーピース6を互いの嵌合凹部17および嵌合凸部18が向かい合うように上下に差し込む。各ワッシャーピース6,6は、同一形状に形成されているため、作業者が取り違えることがなく作業効率が高い。
そして、各ワッシャーピース6,6を上下に重ね合わせると、一方のワッシャーピース6の嵌合凸部18が、他方のワッシャーピース6の嵌合凹部17に嵌合するとともに、他方のワッシャーピース6の嵌合凸部18が一方のワッシャーピース6の嵌合凹部17に嵌合する。このため、差込ワッシャー1Dは、水平方向へ拡げられる力が加わっても外れない。また、差込ナット3の締め付けに伴って、ナット係合部14に拡開方向の力が加わっても外れないように作用する。
また、本第4実施形態では、図9に示すように、各ワッシャーピース6,6を組み合わせるだけで、それぞれの差込開口部15が互いに閉じられるとともに、テーパ状傾斜面を備えたナット係合部14が挿入孔11の周りに連続的に構成される。
つぎに、差込ナット3を締め付け方向に回転させると、軸線方向に沿って下方に螺進し差込ワッシャー1Dに当接する。このため、ナット係合部14のテーパ状傾斜面が、寸法公差に関係なく差込ナット3を軸心方向へ移動させるため、締め付け度合いを増大させ緩み止め効果を向上する。
さらに、差込ナット3を強く締め付けると、螺進しなくなった状態で締め付け作業が完了する。この状態では、図10に示すように、差込ナット3の下面が差込ワッシャー1Dの上面に密着するとともに、差込ナット3のテーパ部33がナット係合部14に密着した状態で固定される。これにより、差込ワッシャー1Dと差込ナット3との間に発生する摩擦抵抗が高められ、緩み止め効果が向上する。
また、図10に示すように、差込ナット3の固定位置は、差込ワッシャー1Dに対して、切り込み32が各ワッシャーピース6,6の分割方向と直交する方向に位置されていることが緩み止め効果を高める点から好ましい。
また、本第4実施形態では、各ワッシャーピース6,6が同一形状に形成されているため、図10に示すように、下面側のナット係合部14が、被締結物Xとの間にアーチ状の空間を形成する。このため、締め付け完了時に、差込ワッシャー1Dの下面が被締結物X側に押し出されるようにして弾性変形することが可能である。この弾性力による差込ナット3への反発力によって、振動や衝撃に対する緩み止め効果がより一層向上する。
以上のような本第4実施形態によれば、第2実施形態の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
1.各ワッシャーピース6を同一形状に構成するため、製造コストを低減し、作業効率を向上することができる。
2.ナット係合部14を周方向に連続的に構成するため、緩み止め効果を向上することができる。
3.嵌合凹部17と嵌合凸部18とを係止することで、厚さが薄く、簡単な構造でありながら緩み止め効果の高いワッシャーを提供できる。
なお、本発明に係る差込ワッシャーは、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、上述した各実施形態では、外形が略円形の差込ワッシャー1A,1B,1C,1Dについて説明したが、この構成に限られるものではなく、四角形等の差込ワッシャーであってもよい。
符号の説明
1A,1B,1C,1D 差込ワッシャー
2 雄ネジ部材
3 ナット(差込ナット)
5 補助ワッシャー
6 ワッシャーピース
11 挿通孔
12 分断開閉部
12a 膨拡凸部
12b 膨拡凹部
13 開閉支点部
14 ナット係合部
15 差込開口部
16 円弧状収容凹部
17 嵌合凹部
18 嵌合凸部
31 薄肉部
32 切り込み
33 テーパ部
51 補助側挿通孔
52 補助側差込開口部
53 補助側ナット係合部
54 円弧状収容凸部
X 被締結物

Claims (4)

  1. ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーであって、
    当該差込ワッシャーが、幅方向に分断されてなる分断開閉部と、この分断開閉部を上下に開閉させる支点として変形可能に小幅に形成された開閉支点部とを有しており、
    前記差込ワッシャーの上面には、前記雄ネジ部材を挿通させる挿通孔の周縁部に沿って略円弧状に突出形成され、かつ、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部が設けられている差込ワッシャー。
  2. ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーであって、
    当該差込ワッシャーが、前記雄ネジ部材を挿通させる挿通孔の孔径寸法と略同一の寸法幅で幅方向に分断開口された差込開口部を有しており、
    前記差込ワッシャーの上面には、前記挿通孔の周縁部に沿って略円弧状に突出形成され、かつ、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部が設けられている差込ワッシャー。
  3. 請求項2において、前記差込ワッシャーは、その下面に前記ナット係合部の略円弧形状に合わせて凹状に形成された円弧状収容凹部を有しているとともに、この差込ワッシャーと組み合わせて使用される補助ワッシャーを有しており、
    前記補助ワッシャーは、前記雄ネジ部材を挿通させる補助側挿通孔の孔径寸法と略同一の寸法幅でその幅方向に分断開口された補助側差込開口部を有しており、
    前記補助ワッシャーの上面には、前記差込ワッシャーの差込開口部と略同一の寸法幅であって、前記差込ワッシャーのナット係合部と略同一の曲率半径を有する略円弧状の補助側ナット係合部が突出形成されており、
    この補助側ナット係合部以外の上面には、前記差込ワッシャーの円弧状収容凹部内に収容可能な円弧状収容凸部が形成されている差込ワッシャー。
  4. ボルト等の雄ネジ部材に横から差し込み可能な差込ワッシャーであって、
    当該差込ワッシャーは、同一形状に形成された一対のワッシャーピースを組み合わせて構成されており、
    各ワッシャーピースは、前記雄ネジ部材を挿通させる挿通孔の位置で幅方向に分断開口された差込開口部を有しているとともに、この差込開口部を構成する両端部に他方のワッシャーピースと相互に嵌合する嵌合凹部と嵌合凸部とをそれぞれ有しており、かつ、前記ワッシャーピースの上下面には、前記差込開口部の周縁に沿って略円弧状に突出形成され、その外周縁側から内周縁側に向けて下方傾斜された略テーパ状のナット係合部が設けられている差込ワッシャー。
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