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JPWO2008018307A1 - 複数ドライブ装置の遅延対策と省電力制御を行う記録再生装置 - Google Patents

複数ドライブ装置の遅延対策と省電力制御を行う記録再生装置 Download PDF

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JPWO2008018307A1
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Abstract

廉価な中容量ハードディスクを複数組み合わせることにより大容量ハードディスクと同等のデータ容量の記録を可能し、省電力管理を行うことによりハードディスクの消費電力を最小限に抑え、同時に、異なるハードディスクにアクセスする際の遅延をなくすために、本発明は、複数のドライブ装置のうち、アクセス対象になっていないドライブ装置は省電力状態に遷移させ、一つのドライブ装置へのアクセスが継続している間に、当該ドライブ装置に対するアクセスの残り時間を算出することにより、当該ドライブ装置にアクセス中に、次にアクセスするドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる。

Description

本発明は、記録再生装置におけるドライブ装置の制御に関する。
近年、ハードディスクやDVDなどの記録媒体の大容量化が進み、テレビ番組等のコンテンツの映像音声データを記録するために、これらを記録媒体とした記録再生装置が開発され、広く普及している。地上波デジタル放送への移行が進むにつれ、ストリームのビットレートが以前に比べ増大し、記録媒体の大容量化の必要性は益々拡大すると思われる。特に装置の開発にあたって記録媒体にハードディスクを用いる場合は、大容量ハードディスクを記録媒体として用いるよりも、廉価な中容量ハードディスクを複数台搭載し記録媒体として用いる傾向が強い。
ハードディスクやDVDのようなディスク媒体に対して再生や記録を行う場合、予めスピンドルモータを回転しておく必要がある。しかし、記録媒体として複数のハードディスクを搭載し、常にそれらのハードディスクのスピンドルモータを回転させた場合、必要となる消費電力が非常に大きくなってしまう。一方で、ハードディスクへのアクセスが必要になった時点で、スピンドルモータの回転を行う場合、スピンドルモータが回転し、ハードディスクへのアクセスが可能になるまでに非常に長い時間を必要としてしまう。その結果、再生時にはデコーダに送信するデータが間に合わず、再生が途切れたり、記録時にはハードディスクに記録するデータを蓄えるバッファが溢れて、記録の一部をとり逃してしまうような事象が発生してしまう。
上記課題を解決するために、下記に挙げる特許文献1に記載された文献公知発明が存在する。
特許文献1には、ハードディスクと半導体記録装置とを具備した記録再生装置が開示されている。これによると、ハードディスクに映像音声データを記録する際に、映像音声データの先頭部分を半導体記録装置に記録すると共に、映像音声データの全体をハードディスクに記録する。そして映像音声データの再生時には、半導体記録装置に記録した映像音声データの先頭部分を再生し、その間にハードディスクのスピンドルモータの回転を行う。そして、映像音声データの残りの部分はハードディスクから再生することにより、再生の遅延を防ぐことができる。

特開2005-302276号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の記録再生装置では半導体記録装置の搭載が必須であるため、廉価な中容量ハードディスクを複数搭載することによるコストパフォーマンスの向上を妨げてしまうという課題があった。特に地上波デジタル放送によりビットレートが増大する場合や搭載可能なハードディスク数が増えた場合は、高価な大容量半導体記録装置を搭載しなければならない。
本発明の目的は、廉価な中容量ハードディスクを複数用いて大容量ハードディスクを備えた記録再生装置と同様のパフォーマンスを実現し、かつ、省電力な記録再生装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る記録再生装置は、それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体から複数の映像音声データを読み出すことで連続再生を行う再生装置であって、再生中の映像音声データに対する読み出しが完了するまでに、当該映像音声データに対する読み出しが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、前記複数の記録媒体のうち、再生中の映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が所定の時間になれば、次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させることを特徴とする再生装置、および、それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データを書き込むことで連続記録を行う記録装置であって、記録中の映像音声データに対する書き込みが完了するまでに、当該映像音声データに対する書き込みが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、前記複数のドライブ装置のうち、当該映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が、所定の時間になれば、次に記録すべき記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させることを特徴とする記録装置である。
上記の構成によると、連続再生あるいは連続記録において、一つのドライブ装置によって駆動される記録媒体内の映像音声データに対する読み出しあるいは書き込みが完了するまでに、次に読み出しあるいは書き込みすべき映像音声データを記録する記録媒体を駆動するドライブ装置の準備を整えることができるので、ドライブ装置のスピンアップ等に時間がかかったとしても、記録媒体からの連続読み出しあるいは記録媒体に対する連続書き込みを途切れさせない。読み出しあるいは書き込みの途切れなく、複数のドライブ装置を利用することができるので、記録再生装置のパフォーマンスを維持しつつも、記録再生装置の低価格化を推進することができる。
ここで、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体はディスク媒体であり、前記状態制御手段によるスタンバイ状態への状態遷移は、省電力状態にあるドライブ装置に対して、ディスク媒体のスピンアップを命じることでなされることを特徴とする再生装置とすることができる。
ドライブ装置が駆動するディスク媒体からの読み出しが必要になるより前に、予めスピンアップを行うことにより、読み出しを途切れなく行うことができる。
ここで、前記状態制御手段は、次のドライブ装置に対する読み出しが開始されれば、それまで読み出しされていたドライブ装置を省電力状態に遷移させることを特徴とする再生装置とすることができる。
読み出しが完了したドライブ装置は省電力状態に遷移させるので、スピンドルモータを常時回転して無駄な電力を使う必要がなく、低消費電力な再生装置を実現できる。
ここで、前記残り時間は、再生中の映像音声データのうち、既に再生が完了した部分を除く残りの部分の容量と、当該再生に要するビットレートとから算出され、
前記所定の時間は、ディスク媒体のスピンアップに要する時間であることを特徴とする再生装置とすることができる。
再生中の映像音声データのうち、既に再生が完了した部分を除く残りの部分の容量、すなわち未再生容量とビットレートとから、再生中の映像音声データを記録してあるディスク媒体からの読み出しをする残り時間を算出できるので、次に再生する映像音声データを記録してあるディスク媒体にアクセスが必要になる時刻に合わせて、ディスク媒体のアクセス準備を開始でき、無駄な電力を消費せずに済ませることができる。
ここで、前記複数の映像音声データに対する連続再生は、一つのコンテンツを複数に分割することで得られる分割部分である映像音声データを、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体から読み出すことで行われることを特徴とする再生装置とすることができる。
複数の映像音声データに分割書き込みされた一つのコンテンツを読み出す際には、各分割部分を各ドライブ装置が駆動する記録媒体から読み出すので、一つのドライブ装置が駆動する大容量記録媒体から読み出す場合と同様に読み出すことができる。コンテンツが複数の記録媒体に分割して記録されていることをユーザに意識させることなく再生することができる。
ここで、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体はディスク媒体であり、前記状態制御手段によるスタンバイ状態への状態遷移は、省電力状態にあるドライブ装置に対して、ディスク媒体のスピンアップを命じることでなされることを特徴とする記録装置とすることができる。
ドライブ装置が駆動するディスク媒体に対する書き込みが必要になるより前に、予めスピンアップを行うことにより、書き込みを途切れなく行うことができる。
ここで、前記状態制御手段は、次のドライブ装置に対する書き込みが開始されれば、それまで書き込みされていたドライブ装置を省電力状態に遷移させることを特徴とする記録装置とすることができる。
書き込みが完了したドライブ装置は省電力状態に遷移させるので、スピンドルモータを常時回転して無駄な電力を使う必要がなく、低消費電力な記録装置を実現できる。
ここで、前記残り時間は、当該映像音声データを記録中の記録媒体の残り容量と、当該記録に要するビットレートとから算出され、前記所定の時間は、ディスク媒体のスピンアップに要する時間であることを特徴とする記録装置とすることができる。
記録中のディスク媒体の残り容量と、記録中の映像音声データのビットレートを用いて、記録中のディスク媒体へ書き込みする残り時間を算出できるので、次に記録するディスク媒体にアクセスが必要になる時刻に合わせて、ディスク媒体のアクセス準備を開始でき、無駄な電力を消費せずに済ませることができる。
ここで、前記複数の映像音声データに対する連続記録は、一つのコンテンツを複数に分割することで得られる分割部分である映像音声データを、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体に書き込むことで行われることを特徴とする記録装置とすることができる。
一つのコンテンツを複数に分割して各分割部分である映像音声データを各ドライブ装置が駆動する記録媒体に書き込むので、一つの記録媒体の容量を越える大容量データを書き込む場合でも、一つの大容量記録媒体に書き込む場合と同様に書き込むことができる。コンテンツが複数の記録媒体に分割して記録されることをユーザに意識させることなく記録することができる。
本発明に係る記録再生装置の一実施形態を示すブロック図。 本発明に係る記録再生装置の制御部200が保持する映像音声データ情報の一例。 本発明に係る記録再生装置の制御部200が保持するドライブ情報の一例。 本発明に係る記録再生装置の制御部200が保持する映像音声データ管理情報の一例。 本発明に係る記録再生装置のドライブ装置群150に記録されたコンテンツの配置状態を示す概念図。 本発明の実施形態1に係る再生動作において、アクセス準備処理開始前のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態1に係る再生動作において、次にアクセスするドライブ装置のスピンアップ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態1に係る再生動作において、前にアクセスしたドライブ装置のスピンオフ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態1に係る再生動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態2に係る記録動作において、アクセス準備処理開始前のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態2に係る記録動作において、次にアクセスするドライブ装置のスピンアップ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態2に係る記録動作において、前にアクセスしたドライブ装置のスピンオフ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態2に係る記録動作を示すフローチャート。
符号の説明
110:コンテンツ入力部
120:コンテンツ出力部
130:ストリーム制御部
140:書き込み読み出し部
150:ドライブ装置群
151,152:ドライブ装置
160:操作入力部
200:制御部
210:状態制御部
220:残り時間算出部
〔実施形態1〕
《構成》
本発明の実施形態1に係る記録再生装置のブロック図を図1に示す。本発明の実施形態1に係る記録再生装置は、コンテンツ入力部110、コンテンツ出力部120、ストリーム制御部130、書き込み読み出し部140、ドライブ装置群150、操作入力部160、制御部200から構成される。
コンテンツ入力部110は、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に記録するコンテンツである映像音声データが入力される部分であり、入力された映像音声データをストリーム制御部130に伝送する。コンテンツ入力部110は、例えば、放送信号を受信するチューナや、インターネットを介して映像音声データを受信する機器である。
コンテンツ出力部120は、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に記録されているコンテンツである映像音声データが出力される部分であり、出力される映像音声データはストリーム制御部130から伝送される。コンテンツ出力部120は、例えば、MPEGデコーダとそれに接続されたディスプレイやスピーカといった映像音声再生装置、あるいは、インターネットを介して映像音声データを受信する機器へ出力される。
ストリーム制御部130は、映像音声データの流れやフォーマット変換などを制御する。
書き込み読み出し部140は、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に対してデータの書き込みおよび読み出しを行う。
ドライブ装置群150は、ドライブ装置151およびドライブ装置152で表わされるように、映像音声データの記録再生が可能な複数の記録媒体を駆動する複数のドライブ装置から構成される。ドライブ装置151およびドライブ装置152は、例えば、ハードディスクやDVDなどのディスク媒体を記録媒体にもつドライブ装置である。
操作入力部160は、ユーザからの指示を受け付け、受け付けた指示を制御部200に伝送し、記録再生装置の動作の開始および停止などを行う。操作入力部160は、例えば、ユーザの操作を受け付けるためのボタン等を備えた入力装置である。
制御部200は、ドライブ装置群150の各種動作を制御する装置であり、状態制御部210と残り時間算出部220とを有している。制御部200は、ユーザにより操作入力部160に対して要求されたコンテンツ再生要求を受け、再生要求されたコンテンツの分割部分である映像音声データをドライブ装置群150によって駆動される記録媒体から読み出すように書き込み読み出し部140に要求し、読み出した映像音声データをコンテンツ出力部120から出力するようにストリーム制御部130に要求する。制御部200は、例えば、図2に示すように、再生中の映像音声データを示す識別子、容量、ビットレート、再生方向、再生速度、映像音声データの全容量から再生済みの容量を除いた残りの容量である未再生容量などの映像音声データ情報、および、図3に示すように、ドライブ装置群150における各ドライブ装置が駆動する記録媒体の総容量、残り容量などのドライブ情報を保持している。
制御部200は、複数のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データとして記録された一つのコンテンツを再生するために、映像音声データ管理情報を付与された映像音声データを扱う。この映像音声データ管理情報は記録時に制御部200が付与するもので、例えば、図4に示すように、当該映像音声データの分割元となったコンテンツを示す識別子、分割された映像音声データの数、分割された映像音声データの再生順序、当該映像音声データを保存している記録媒体を駆動するドライブ装置を示す識別子、当該映像音声データの容量およびビットレート等の情報を含む。図4に示す例では、3つのコンテンツ20060726.1、20060726.2、20060726.3が、3つのドライブ装置DRIVE(1)、DRIVE(2)、DRIVE(3)によって駆動される記録媒体に分割されて記録されている。これを図示すると、図5に示す概念図で表される。コンテンツ20060726.1は1つの映像音声データDATA(1)で構成され、DRIVE(1)に記録されている。コンテンツ20060726.2は2つの映像音声データDATA(2)とDATA(3)とで構成され、それぞれDRIVE(1)とDRIVE(2)とに記録されている。コンテンツ20060726.3は2つのファイルDATA(4)とDATA(5)とで構成され、それぞれDRIVE(2)とDRIVE(3)とに記録されている。
制御部200は、ユーザにより再生要求された一連のコンテンツを、映像音声データ管理情報に基づいて再生する。制御部200は、再生中の映像音声データの再生が完了するまでに、当該映像音声データと同一のコンテンツを含む他の分割部分があるかどうかを判断する。他の分割部分がある場合、映像音声データ管理情報に記録された再生順序に従って、次に再生が要求される映像音声データを予測する。他の分割部分がない場合、ユーザにより再生要求された次に再生するコンテンツの、最初の分割部分を、次に再生が要求される映像音声データと予測する。
状態制御部210は、次に再生が要求されると予測される映像音声データに応じて、ドライブ装置の省電力管理を行う。例えば、再生中の映像音声データがドライブ装置151によって記録される記録媒体に、次に再生が要求されると予測された映像音声データがドライブ装置152によって駆動される記録媒体に記録されており、かつ、ドライブ装置152がスタンバイ状態にない場合、状態制御部210は、再生中の映像音声データの再生が完了する時刻にドライブ装置152がスタンバイ状態になるように、アクセス準備処理の開始を要求する。ここで、スタンバイ状態とはディスク媒体にアクセス可能な状態のことであり、アクセス準備処理とは、例えば、スピンドルモータの回転や、ヘッド駆動機器の初期化などをすることである。また、状態制御部210は、ドライブ装置151が駆動する記録媒体に記録された映像音声データの再生が完了し、ドライブ装置152が駆動する記録媒体に記録された映像音声データの再生が開始されると、ドライブ装置151を省電力状態に遷移させる。ここで、省電力状態とは、例えば、スピンドルモータの回転停止、サーボ回路の給電停止、その他回路電源停止などである。
残り時間算出部220は、状態制御部210が、再生中の映像音声データの再生が完了する時刻に、上記ドライブ装置152をスタンバイ状態にできるように、再生中の映像音声データの残り再生時間を算出する。残り時間算出部220は、例えば、再生中の映像音声データのビットレートと未再生容量とから残り再生時間を算出する。ただし、2倍速、3倍速等で再生する場合は、再生速度を考慮して残り再生時間を算出する。
《再生動作》
次に、本発明の実施形態1に係る記録再生装置における再生動作を説明する。以下では、図4に示した5つの映像音声データからなる3つのコンテンツを記録した記録再生装置において、コンテンツ20060726.2を再生する場合について説明する。
まず、制御部200は、コンテンツ20060726.2の最初の分割部分である映像音声データDATA(2)を記録している記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(1)をスタンバイ状態にし、映像音声データDATA(2)を再生する。図6に示すように、映像音声データDATA(2)を再生中は、他のドライブ装置DRIVE(i)(i=2,3,…,n)は省電力状態になっている。制御部200は、映像音声データDATA(2)と同じコンテンツ20060726.2の他の分割部分であり次に再生すべき映像音声データDATA(3)が存在するので、映像音声データDATA(3)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(2)をスタンバイ状態にするのに要する時間Tact(2)を取得する。残り時間算出部220が算出した映像音声データDATA(2)の再生完了までの時間Teof(2)が、Tact(2)よりも長い間は、通常の再生処理を行う。
再生が進み、Teof(2)がTact(2)に一致すると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(2)のアクセス準備処理を開始し、ドライブ装置DRIVE(2)はスピンアップされる。図7に示すように、映像音声データDATA(2)の再生が完了するまでは、ドライブ装置DRIVE(1)とDRIVE(2)とがスタンバイ状態になっている。
映像音声データDATA(2)の再生が完了すると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(1)を省電力状態に遷移させ、ドライブ装置DRIVE(1)はスピンオフされる。図8に示すように、制御部200は、続いて映像音声データDATA(3)の再生を開始する。
次に、上記記録再生装置における再生動作を、図9に示すフローチャートを用いて説明する。図9では、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に記録されている複数の映像音声データのうち、ユーザが選択したn個の映像音声データDATA(i)(i=1,2,…,n)を連続再生する場合において、i番目の映像音声データDATA(i)を再生中に、次に再生する映像音声データDATA(j)へのアクセス準備処理を開始する動作を説明する。
まず、ユーザにより再生が要求された映像音声データDATA(i)の再生が開始されているとする(S201)。
映像音声データDATA(i)の次に連続して再生される映像音声データが存在しない場合(S201 N)は、通常の再生処理を継続するだけである(フローチャートには明記しない)。
映像音声データDATA(i)の次に連続して再生される映像音声データDATA(j)が存在する場合(S201 Y)は、映像音声データDATA(i)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(i)と、次に再生される映像音声データDATA(j)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(j)が異なるドライブ装置かどうかを判別し(S203)、同一のドライブ装置である場合(S203 N)は、通常の再生処理を継続する(フローチャートには明記しない)。
異なるドライブ装置である場合(S203 Y)、映像音声データDATA(j)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にあるかどうかを判別する(S204)。
ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にある場合(S204 N)は、通常の再生処理を継続する(フローチャートには明記しない)。
ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にない場合(S204 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)をスタンバイ状態にするのに要する時間Tact(j)を取得する(S205)。
映像音声データDATA(i)の再生が完了するまでの時間Teof(i)を算出する(S206)。
時間Teof(i)と時間Tact(j)が一致するかどうかを判別し(S207)、一致しない場合(S207 N)は一致するまでS206から処理を繰り返す。ここで、時間Teof(i)と時間Tact(j)が一致するかどうかの判別は、ある程度の自由度を許し、時間Teof(i)から時間Tact(j)を引いた差がある一定値、例えば1秒、より小さいとき両時間が一致したとみなす。
時間Teof(i)と時間Tact(j)が一致した場合(S207 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)のアクセス準備処理を開始し(S208)、通常の再生処理を継続する。
上記のような再生動作を行うことで、次に再生が要求されると予測される映像音声データと、再生中の映像音声データとが、異なるドライブ装置に記録されている場合でも、再生中の映像音声データの再生が完了するまでに、次に再生が要求されると予測される映像音声データが記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置をスタンバイ状態にすることができる。次に再生が要求されると予測される映像音声データの再生開始時刻と同時に、その映像音声データが記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置のアクセス準備処理が完了するので、不要な電力を消費することなく、かつ、途切れなく再生を継続することができる。
〔実施形態2〕
《構成》
次に、本発明の実施形態2に係る記録再生装置について説明する。本発明の実施形態2に係る記録再生装置の概略構成は図1と同様である。以下では記録時において再生時とは異なる部分について説明する。
制御部200は、ユーザにより操作入力部160に対して要求されたコンテンツの記録要求を受け、記録要求されたコンテンツの映像音声データをコンテンツ入力部110より取り込むようにストリーム制御部130に要求し、取り込まれた映像音声データをドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に対して書き込むように書き込み読み出し部140に要求する。制御部200は、記録中の映像音声データを示す識別子、ビットレート、記録速度などの映像音声データ情報、および映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置の残り容量を保持している。
制御部200は、記録中のドライブ装置によって駆動される記録媒体の残り容量がなくなり、次のドライブ装置によって駆動される記録媒体に続いて記録を行う場合でも、異なるドライブ装置によって駆動される記録媒体に記録された複数の映像音声データを一つのコンテンツとして扱うことができるように、映像音声データ管理情報を付与する。制御部200は、映像音声データ管理情報として、例えば、記録中のコンテンツを示す識別子、分割された映像音声データの数、分割された映像音声データのうち当該映像音声データが再生される順序、当該映像音声データを保存した記録媒体を駆動するドライブ装置を示す識別子、当該映像音声データの容量およびビットレート等の情報を記録し、図4に例示されるようなテーブルとして保持する。
状態制御部210は、記録中の記録媒体の残り容量に応じて、対応するドライブ装置の省電力管理を行う。例えば、映像音声データをドライブ装置151によって駆動される記録媒体に記録中で、当該記録媒体の残り容量が将来的に不足し、かつ、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置152がスタンバイ状態にない場合、状態制御部210は、ドライブ装置151によって駆動されている記録中の記録媒体の残り容量が不足する時刻にドライブ装置152がスタンバイ状態になるように、アクセス準備処理の開始を要求する。また、状態制御部210は、ドライブ装置151によって駆動される記録媒体への映像音声データの記録が完了し、ドライブ装置152によって駆動される記録媒体への記録が開始されると、ドライブ装置151を省電力状態に遷移させる。
残り時間算出部220は、状態制御部210が、映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置の残り容量が不足する時刻に、上記ドライブ装置152をスタンバイ状態にできるように、映像音声データを記録中の記録媒体に記録可能な残り時間を算出する。残り時間算出部220は、映像音声データを記録中の記録媒体の残り容量を映像音声データのビットレートで除すことで、記録可能の残り時間を算出する。
《記録動作》
次に、本発明の実施形態2に係る記録再生装置における記録動作を説明する。以下では、図4に示した5つの映像音声データからなる3つのコンテンツのうち、コンテンツ20060726.1の記録が完了し、コンテンツ20060726.2の記録をする場合について説明する。
まず、制御部200は、ドライブ装置DRIVE(1)に残り容量があるので、コンテンツ20060726.2をドライブ装置DRIVE(1)に映像音声データDATA(2)として記録開始する。図10に示すように、映像音声データDATA(2)を記録中は、他のドライブ装置DRIVE(i)(i=2,3,…,n)は省電力状態になっている。制御部200は、映像音声データDATA(2)を記録しているドライブ装置DRIVE(1)の次に記録する記録媒体に残り容量のあるドライブ装置DRIVE(3)をスタンバイ状態にするのに要する時間Tact(2)を取得する。残り時間算出部220が算出したドライブ装置DRIVE(1)によって駆動される記録媒体の残り容量が不足するまでの時間Teod(1)が、Tact(2)よりも長い間は、通常の記録処理を行う。
記録が進み、Teod(1)がTact(2)に一致すると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(2)のアクセス準備処理を開始し、ドライブ装置DRIVE(2)はスピンアップされる。図11に示すように、ドライブ装置DRIVE(1)によって駆動される記録媒体の残り容量がなくなるまでは、ドライブ装置DRIVE(1)とDRIVE(2)とがスタンバイ状態になっている。
ドライブ装置DRIVE(1)によって駆動される記録媒体の残り容量がなくなると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(1)を省電力状態に遷移させ、ドライブ装置DRIVE(1)はスピンオフされる。図12に示すように、制御部200は、続いてドライブ装置DRIVE(2)に映像音声データDATA(3)としての記録を開始する。
記録が完了すると、制御部200は、分割した映像音声データの数、映像音声データをq記録したドライブ装置を示す識別子、記録した映像音声データの容量とビットレートなどの映像音声データ管理情報を更新する。
次に、上記記録再生装置における記録動作を、図13に示すフローチャートを用いて説明する。図13では、ユーザが選択したコンテンツをドライブ装置群150の中で記録媒体に残り容量のあるドライブ装置によって駆動される記録媒体に順に複数の映像音声データを記録する場合において、i番目の映像音声データDATA(i)を記録中に、記録中の記録媒体の残り容量が無くなり、次に記録する映像音声データDATA(j)へのアクセス準備を開始する動作を説明する。
まず、ユーザにより記録が要求され、映像音声データDATA(i)の記録を開始しているとする(S301)。
映像音声データDATA(i)を記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(i)、および、ドライブ装置DRIVE(i)によって駆動される記録媒体の残り容量が無くなったとき、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(j)を認識する(S302)。
次に、映像音声データDATA(i)の記録を継続した場合に、ドライブ装置DRIVE(i)によって駆動される記録媒体のの残り容量が不足するまでの時間Teod(i)を算出する(S303)。
このとき、ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にある場合(S304 N)は、記録処理を継続して行う(フローチャートには明記しない)。
ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にない場合(S304 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)のアクセス準備処理に必要な時間Tact(j)を取得する(S305)。
時間Teod(i)が時間Tact(j)と一致するかどうかを判別し(S306)、一致しない場合(S306 N)は、一致するまでS303からの処理を繰り返す。ここで、時間Teod(i)と時間Tact(j)が一致するかどうかの判別は、ある程度の自由度を許し、時間Teod(i)から時間Tact(j)を引いた差がある一定値、例えば1秒、より小さいとき両時間が一致したとみなす。
時間Teod(i)と時間Tact(j)が一致した場合(S306 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)のアクセス準備処理を開始し、通常の記録処理を継続する。
上記のような記録動作を行うことで、記録中の記録媒体の残り容量が不足するまでに、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置をスタンバイ状態にすることができる。記録中の記録媒体の残り容量が不足する時刻と同時に、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置のアクセス準備処理が完了するので、不要な電力を消費することなく、かつ、途切れなく記録を継続することができる。
〔その他の実施形態〕
尚、実施形態1で、ユーザからの操作入力部160により再生速度が早送りまたは早戻しに変更された場合、状態制御部210はすぐさま次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動しているドライブ装置のアクセス準備処理を開始してもよい。
尚、実施形態1では、次に再生する映像音声データを対象に当該映像音声データを記録する記録媒体を駆動するドライブ装置のアクセス準備処理を実施する例を記載したが、それ以降に存在する映像音声データを対象に加えても良い。これにより例えば、次に再生する映像音声データの再生時間が短い場合や、早送りなどの特殊再生によって次に再生する映像音声データの再生時間が短くなってしまう場合でも、途切れることなく再生することができる。
尚、実施形態1,2共に、制御部200は典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部またはすべてを含むように1チップ化されてもよい。ここではLSIとしたが、集積度の違いによりIC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィグアブル・プロセッサーを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の応用などが可能性としてあり得る。
本発明は、記録再生装置において、複数のドライブ装置を組み合わせることにより、大容量記録媒体のドライブ装置と同様のパフォーマンスをもったドライブ装置として利用できる。省電力管理を行うことにより、低消費電力かつ低価格で大容量のデータを記録できる記録再生装置を提供することができる。
本発明は、記録再生装置におけるドライブ装置の制御に関する。
近年、ハードディスクやDVDなどの記録媒体の大容量化が進み、テレビ番組等のコンテンツの映像音声データを記録するために、これらを記録媒体とした記録再生装置が開発され、広く普及している。地上波デジタル放送への移行が進むにつれ、ストリームのビットレートが以前に比べ増大し、記録媒体の大容量化の必要性は益々拡大すると思われる。特に装置の開発にあたって記録媒体にハードディスクを用いる場合は、大容量ハードディスクを記録媒体として用いるよりも、廉価な中容量ハードディスクを複数台搭載し記録媒体として用いる傾向が強い。
ハードディスクやDVDのようなディスク媒体に対して再生や記録を行う場合、予めスピンドルモータを回転しておく必要がある。しかし、記録媒体として複数のハードディスクを搭載し、常にそれらのハードディスクのスピンドルモータを回転させた場合、必要となる消費電力が非常に大きくなってしまう。一方で、ハードディスクへのアクセスが必要になった時点で、スピンドルモータの回転を行う場合、スピンドルモータが回転し、ハードディスクへのアクセスが可能になるまでに非常に長い時間を必要としてしまう。その結果、再生時にはデコーダに送信するデータが間に合わず、再生が途切れたり、記録時にはハードディスクに記録するデータを蓄えるバッファが溢れて、記録の一部をとり逃してしまうような事象が発生してしまう。
上記課題を解決するために、下記に挙げる特許文献1に記載された文献公知発明が存在する。
特許文献1には、ハードディスクと半導体記録装置とを具備した記録再生装置が開示されている。これによると、ハードディスクに映像音声データを記録する際に、映像音声データの先頭部分を半導体記録装置に記録すると共に、映像音声データの全体をハードディスクに記録する。そして映像音声データの再生時には、半導体記録装置に記録した映像音声データの先頭部分を再生し、その間にハードディスクのスピンドルモータの回転を行う。そして、映像音声データの残りの部分はハードディスクから再生することにより、再生の遅延を防ぐことができる。
特開2005-302276号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の記録再生装置では半導体記録装置の搭載が必須であるため、廉価な中容量ハードディスクを複数搭載することによるコストパフォーマンスの向上を妨げてしまうという課題があった。特に地上波デジタル放送によりビットレートが増大する場合や搭載可能なハードディスク数が増えた場合は、高価な大容量半導体記録装置を搭載しなければならない。
本発明の目的は、廉価な中容量ハードディスクを複数用いて大容量ハードディスクを備えた記録再生装置と同様のパフォーマンスを実現し、かつ、省電力な記録再生装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る記録再生装置は、それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体から複数の映像音声データを読み出すことで連続再生を行う再生装置であって、再生中の映像音声データに対する読み出しが完了するまでに、当該映像音声データに対する読み出しが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、前記複数の記録媒体のうち、再生中の映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が所定の時間になれば、次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させることを特徴とする再生装置、および、それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データを書き込むことで連続記録を行う記録装置であって、記録中の映像音声データに対する書き込みが完了するまでに、当該映像音声データに対する書き込みが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、前記複数のドライブ装置のうち、当該映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が、所定の時間になれば、次に記録すべき記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させることを特徴とする記録装置である。
上記の構成によると、連続再生あるいは連続記録において、一つのドライブ装置によって駆動される記録媒体内の映像音声データに対する読み出しあるいは書き込みが完了するまでに、次に読み出しあるいは書き込みすべき映像音声データを記録する記録媒体を駆動するドライブ装置の準備を整えることができるので、ドライブ装置のスピンアップ等に時間がかかったとしても、記録媒体からの連続読み出しあるいは記録媒体に対する連続書き込みを途切れさせない。読み出しあるいは書き込みの途切れなく、複数のドライブ装置を利用することができるので、記録再生装置のパフォーマンスを維持しつつも、記録再生装置の低価格化を推進することができる。
ここで、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体はディスク媒体であり、前記状態制御手段によるスタンバイ状態への状態遷移は、省電力状態にあるドライブ装置に対して、ディスク媒体のスピンアップを命じることでなされることを特徴とする再生装置とすることができる。
ドライブ装置が駆動するディスク媒体からの読み出しが必要になるより前に、予めスピンアップを行うことにより、読み出しを途切れなく行うことができる。
ここで、前記状態制御手段は、次のドライブ装置に対する読み出しが開始されれば、それまで読み出しされていたドライブ装置を省電力状態に遷移させることを特徴とする再生装置とすることができる。
読み出しが完了したドライブ装置は省電力状態に遷移させるので、スピンドルモータを常時回転して無駄な電力を使う必要がなく、低消費電力な再生装置を実現できる。
ここで、前記残り時間は、再生中の映像音声データのうち、既に再生が完了した部分を除く残りの部分の容量と、当該再生に要するビットレートとから算出され、
前記所定の時間は、ディスク媒体のスピンアップに要する時間であることを特徴とする再生装置とすることができる。
再生中の映像音声データのうち、既に再生が完了した部分を除く残りの部分の容量、すなわち未再生容量とビットレートとから、再生中の映像音声データを記録してあるディスク媒体からの読み出しをする残り時間を算出できるので、次に再生する映像音声データを記録してあるディスク媒体にアクセスが必要になる時刻に合わせて、ディスク媒体のアクセス準備を開始でき、無駄な電力を消費せずに済ませることができる。
ここで、前記複数の映像音声データに対する連続再生は、一つのコンテンツを複数に分割することで得られる分割部分である映像音声データを、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体から読み出すことで行われることを特徴とする再生装置とすることができる。
複数の映像音声データに分割書き込みされた一つのコンテンツを読み出す際には、各分割部分を各ドライブ装置が駆動する記録媒体から読み出すので、一つのドライブ装置が駆動する大容量記録媒体から読み出す場合と同様に読み出すことができる。コンテンツが複数の記録媒体に分割して記録されていることをユーザに意識させることなく再生することができる。
ここで、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体はディスク媒体であり、前記状態制御手段によるスタンバイ状態への状態遷移は、省電力状態にあるドライブ装置に対して、ディスク媒体のスピンアップを命じることでなされることを特徴とする記録装置とすることができる。
ドライブ装置が駆動するディスク媒体に対する書き込みが必要になるより前に、予めスピンアップを行うことにより、書き込みを途切れなく行うことができる。
ここで、前記状態制御手段は、次のドライブ装置に対する書き込みが開始されれば、それまで書き込みされていたドライブ装置を省電力状態に遷移させることを特徴とする記録装置とすることができる。
書き込みが完了したドライブ装置は省電力状態に遷移させるので、スピンドルモータを常時回転して無駄な電力を使う必要がなく、低消費電力な記録装置を実現できる。
ここで、前記残り時間は、当該映像音声データを記録中の記録媒体の残り容量と、当該記録に要するビットレートとから算出され、前記所定の時間は、ディスク媒体のスピンアップに要する時間であることを特徴とする記録装置とすることができる。
記録中のディスク媒体の残り容量と、記録中の映像音声データのビットレートを用いて、記録中のディスク媒体へ書き込みする残り時間を算出できるので、次に記録するディスク媒体にアクセスが必要になる時刻に合わせて、ディスク媒体のアクセス準備を開始でき、無駄な電力を消費せずに済ませることができる。
ここで、前記複数の映像音声データに対する連続記録は、一つのコンテンツを複数に分割することで得られる分割部分である映像音声データを、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体に書き込むことで行われることを特徴とする記録装置とすることができる。
一つのコンテンツを複数に分割して各分割部分である映像音声データを各ドライブ装置が駆動する記録媒体に書き込むので、一つの記録媒体の容量を越える大容量データを書き込む場合でも、一つの大容量記録媒体に書き込む場合と同様に書き込むことができる。コンテンツが複数の記録媒体に分割して記録されることをユーザに意識させることなく記録することができる。
〔実施形態1〕
《構成》
本発明の実施形態1に係る記録再生装置のブロック図を図1に示す。本発明の実施形態1に係る記録再生装置は、コンテンツ入力部110、コンテンツ出力部120、ストリーム制御部130、書き込み読み出し部140、ドライブ装置群150、操作入力部160、制御部200から構成される。
コンテンツ入力部110は、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に記録するコンテンツである映像音声データが入力される部分であり、入力された映像音声データをストリーム制御部130に伝送する。コンテンツ入力部110は、例えば、放送信号を受信するチューナや、インターネットを介して映像音声データを受信する機器である。
コンテンツ出力部120は、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に記録されているコンテンツである映像音声データが出力される部分であり、出力される映像音声データはストリーム制御部130から伝送される。コンテンツ出力部120は、例えば、MPEGデコーダとそれに接続されたディスプレイやスピーカといった映像音声再生装置、あるいは、インターネットを介して映像音声データを受信する機器へ出力される。
ストリーム制御部130は、映像音声データの流れやフォーマット変換などを制御する。
書き込み読み出し部140は、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に対してデータの書き込みおよび読み出しを行う。
ドライブ装置群150は、ドライブ装置151およびドライブ装置152で表わされるように、映像音声データの記録再生が可能な複数の記録媒体を駆動する複数のドライブ装置から構成される。ドライブ装置151およびドライブ装置152は、例えば、ハードディスクやDVDなどのディスク媒体を記録媒体にもつドライブ装置である。
操作入力部160は、ユーザからの指示を受け付け、受け付けた指示を制御部200に伝送し、記録再生装置の動作の開始および停止などを行う。操作入力部160は、例えば、ユーザの操作を受け付けるためのボタン等を備えた入力装置である。
制御部200は、ドライブ装置群150の各種動作を制御する装置であり、状態制御部210と残り時間算出部220とを有している。制御部200は、ユーザにより操作入力部160に対して要求されたコンテンツ再生要求を受け、再生要求されたコンテンツの分割部分である映像音声データをドライブ装置群150によって駆動される記録媒体から読み出すように書き込み読み出し部140に要求し、読み出した映像音声データをコンテンツ出力部120から出力するようにストリーム制御部130に要求する。制御部200は、例えば、図2に示すように、再生中の映像音声データを示す識別子、容量、ビットレート、再生方向、再生速度、映像音声データの全容量から再生済みの容量を除いた残りの容量である未再生容量などの映像音声データ情報、および、図3に示すように、ドライブ装置群150における各ドライブ装置が駆動する記録媒体の総容量、残り容量などのドライブ情報を保持している。
制御部200は、複数のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データとして記録された一つのコンテンツを再生するために、映像音声データ管理情報を付与された映像音声データを扱う。この映像音声データ管理情報は記録時に制御部200が付与するもので、例えば、図4に示すように、当該映像音声データの分割元となったコンテンツを示す識別子、分割された映像音声データの数、分割された映像音声データの再生順序、当該映像音声データを保存している記録媒体を駆動するドライブ装置を示す識別子、当該映像音声データの容量およびビットレート等の情報を含む。図4に示す例では、3つのコンテンツ20060726.1、20060726.2、20060726.3が、3つのドライブ装置DRIVE(1)、DRIVE(2)、DRIVE(3)によって駆動される記録媒体に分割されて記録されている。これを図示すると、図5に示す概念図で表される。コンテンツ20060726.1は1つの映像音声データDATA(1)で構成され、DRIVE(1)に記録されている。コンテンツ20060726.2は2つの映像音声データDATA(2)とDATA(3)とで構成され、それぞれDRIVE(1)とDRIVE(2)とに記録されている。コンテンツ20060726.3は2つのファイルDATA(4)とDATA(5)とで構成され、それぞれDRIVE(2)とDRIVE(3)とに記録されている。
制御部200は、ユーザにより再生要求された一連のコンテンツを、映像音声データ管理情報に基づいて再生する。制御部200は、再生中の映像音声データの再生が完了するまでに、当該映像音声データと同一のコンテンツを含む他の分割部分があるかどうかを判断する。他の分割部分がある場合、映像音声データ管理情報に記録された再生順序に従って、次に再生が要求される映像音声データを予測する。他の分割部分がない場合、ユーザにより再生要求された次に再生するコンテンツの、最初の分割部分を、次に再生が要求される映像音声データと予測する。
状態制御部210は、次に再生が要求されると予測される映像音声データに応じて、ドライブ装置の省電力管理を行う。例えば、再生中の映像音声データがドライブ装置151によって記録される記録媒体に、次に再生が要求されると予測された映像音声データがドライブ装置152によって駆動される記録媒体に記録されており、かつ、ドライブ装置152がスタンバイ状態にない場合、状態制御部210は、再生中の映像音声データの再生が完了する時刻にドライブ装置152がスタンバイ状態になるように、アクセス準備処理の開始を要求する。ここで、スタンバイ状態とはディスク媒体にアクセス可能な状態のことであり、アクセス準備処理とは、例えば、スピンドルモータの回転や、ヘッド駆動機器の初期化などをすることである。また、状態制御部210は、ドライブ装置151が駆動する記録媒体に記録された映像音声データの再生が完了し、ドライブ装置152が駆動する記録媒体に記録された映像音声データの再生が開始されると、ドライブ装置151を省電力状態に遷移させる。ここで、省電力状態とは、例えば、スピンドルモータの回転停止、サーボ回路の給電停止、その他回路電源停止などである。
残り時間算出部220は、状態制御部210が、再生中の映像音声データの再生が完了する時刻に、上記ドライブ装置152をスタンバイ状態にできるように、再生中の映像音声データの残り再生時間を算出する。残り時間算出部220は、例えば、再生中の映像音声データのビットレートと未再生容量とから残り再生時間を算出する。ただし、2倍速、3倍速等で再生する場合は、再生速度を考慮して残り再生時間を算出する。
《再生動作》
次に、本発明の実施形態1に係る記録再生装置における再生動作を説明する。以下では、図4に示した5つの映像音声データからなる3つのコンテンツを記録した記録再生装置において、コンテンツ20060726.2を再生する場合について説明する。
まず、制御部200は、コンテンツ20060726.2の最初の分割部分である映像音声データDATA(2)を記録している記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(1)をスタンバイ状態にし、映像音声データDATA(2)を再生する。図6に示すように、映像音声データDATA(2)を再生中は、他のドライブ装置DRIVE(i)(i=2,3,…,n)は省電力状態になっている。制御部200は、映像音声データDATA(2)と同じコンテンツ20060726.2の他の分割部分であり次に再生すべき映像音声データDATA(3)が存在するので、映像音声データDATA(3)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(2)をスタンバイ状態にするのに要する時間Tact(2)を取得する。残り時間算出部220が算出した映像音声データDATA(2)の再生完了までの時間Teof(2)が、Tact(2)よりも長い間は、通常の再生処理を行う。
再生が進み、Teof(2)がTact(2)に一致すると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(2)のアクセス準備処理を開始し、ドライブ装置DRIVE(2)はスピンアップされる。図7に示すように、映像音声データDATA(2)の再生が完了するまでは、ドライブ装置DRIVE(1)とDRIVE(2)とがスタンバイ状態になっている。
映像音声データDATA(2)の再生が完了すると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(1)を省電力状態に遷移させ、ドライブ装置DRIVE(1)はスピンオフされる。図8に示すように、制御部200は、続いて映像音声データDATA(3)の再生を開始する。
次に、上記記録再生装置における再生動作を、図9に示すフローチャートを用いて説明する。図9では、ドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に記録されている複数の映像音声データのうち、ユーザが選択したn個の映像音声データDATA(i)(i=1,2,…,n)を連続再生する場合において、i番目の映像音声データDATA(i)を再生中に、次に再生する映像音声データDATA(j)へのアクセス準備処理を開始する動作を説明する。
まず、ユーザにより再生が要求された映像音声データDATA(i)の再生が開始されているとする(S201)。
映像音声データDATA(i)の次に連続して再生される映像音声データが存在しない場合(S201 N)は、通常の再生処理を継続するだけである(フローチャートには明記しない)。
映像音声データDATA(i)の次に連続して再生される映像音声データDATA(j)が存在する場合(S201 Y)は、映像音声データDATA(i)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(i)と、次に再生される映像音声データDATA(j)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(j)が異なるドライブ装置かどうかを判別し(S203)、同一のドライブ装置である場合(S203 N)は、通常の再生処理を継続する(フローチャートには明記しない)。
異なるドライブ装置である場合(S203 Y)、映像音声データDATA(j)が記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にあるかどうかを判別する(S204)。
ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にある場合(S204 N)は、通常の再生処理を継続する(フローチャートには明記しない)。
ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にない場合(S204 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)をスタンバイ状態にするのに要する時間Tact(j)を取得する(S205)。
映像音声データDATA(i)の再生が完了するまでの時間Teof(i)を算出する(S206)。
時間Teof(i)と時間Tact(j)が一致するかどうかを判別し(S207)、一致しない場合(S207 N)は一致するまでS206から処理を繰り返す。ここで、時間Teof(i)と時間Tact(j)が一致するかどうかの判別は、ある程度の自由度を許し、時間Teof(i)から時間Tact(j)を引いた差がある一定値、例えば1秒、より小さいとき両時間が一致したとみなす。
時間Teof(i)と時間Tact(j)が一致した場合(S207 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)のアクセス準備処理を開始し(S208)、通常の再生処理を継続する。
上記のような再生動作を行うことで、次に再生が要求されると予測される映像音声データと、再生中の映像音声データとが、異なるドライブ装置に記録されている場合でも、再生中の映像音声データの再生が完了するまでに、次に再生が要求されると予測される映像音声データが記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置をスタンバイ状態にすることができる。次に再生が要求されると予測される映像音声データの再生開始時刻と同時に、その映像音声データが記録されている記録媒体を駆動するドライブ装置のアクセス準備処理が完了するので、不要な電力を消費することなく、かつ、途切れなく再生を継続することができる。
〔実施形態2〕
《構成》
次に、本発明の実施形態2に係る記録再生装置について説明する。本発明の実施形態2に係る記録再生装置の概略構成は図1と同様である。以下では記録時において再生時とは異なる部分について説明する。
制御部200は、ユーザにより操作入力部160に対して要求されたコンテンツの記録要求を受け、記録要求されたコンテンツの映像音声データをコンテンツ入力部110より取り込むようにストリーム制御部130に要求し、取り込まれた映像音声データをドライブ装置群150によって駆動される記録媒体に対して書き込むように書き込み読み出し部140に要求する。制御部200は、記録中の映像音声データを示す識別子、ビットレート、記録速度などの映像音声データ情報、および映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置の残り容量を保持している。
制御部200は、記録中のドライブ装置によって駆動される記録媒体の残り容量がなくなり、次のドライブ装置によって駆動される記録媒体に続いて記録を行う場合でも、異なるドライブ装置によって駆動される記録媒体に記録された複数の映像音声データを一つのコンテンツとして扱うことができるように、映像音声データ管理情報を付与する。制御部200は、映像音声データ管理情報として、例えば、記録中のコンテンツを示す識別子、分割された映像音声データの数、分割された映像音声データのうち当該映像音声データが再生される順序、当該映像音声データを保存した記録媒体を駆動するドライブ装置を示す識別子、当該映像音声データの容量およびビットレート等の情報を記録し、図4に例示されるようなテーブルとして保持する。
状態制御部210は、記録中の記録媒体の残り容量に応じて、対応するドライブ装置の省電力管理を行う。例えば、映像音声データをドライブ装置151によって駆動される記録媒体に記録中で、当該記録媒体の残り容量が将来的に不足し、かつ、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置152がスタンバイ状態にない場合、状態制御部210は、ドライブ装置151によって駆動されている記録中の記録媒体の残り容量が不足する時刻にドライブ装置152がスタンバイ状態になるように、アクセス準備処理の開始を要求する。また、状態制御部210は、ドライブ装置151によって駆動される記録媒体への映像音声データの記録が完了し、ドライブ装置152によって駆動される記録媒体への記録が開始されると、ドライブ装置151を省電力状態に遷移させる。
残り時間算出部220は、状態制御部210が、映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置の残り容量が不足する時刻に、上記ドライブ装置152をスタンバイ状態にできるように、映像音声データを記録中の記録媒体に記録可能な残り時間を算出する。残り時間算出部220は、映像音声データを記録中の記録媒体の残り容量を映像音声データのビットレートで除すことで、記録可能の残り時間を算出する。
《記録動作》
次に、本発明の実施形態2に係る記録再生装置における記録動作を説明する。以下では、図4に示した5つの映像音声データからなる3つのコンテンツのうち、コンテンツ20060726.1の記録が完了し、コンテンツ20060726.2の記録をする場合について説明する。
まず、制御部200は、ドライブ装置DRIVE(1)に残り容量があるので、コンテンツ20060726.2をドライブ装置DRIVE(1)に映像音声データDATA(2)として記録開始する。図10に示すように、映像音声データDATA(2)を記録中は、他のドライブ装置DRIVE(i)(i=2,3,…,n)は省電力状態になっている。制御部200は、映像音声データDATA(2)を記録しているドライブ装置DRIVE(1)の次に記録する記録媒体に残り容量のあるドライブ装置DRIVE(3)をスタンバイ状態にするのに要する時間Tact(2)を取得する。残り時間算出部220が算出したドライブ装置DRIVE(1)によって駆動される記録媒体の残り容量が不足するまでの時間Teod(1)が、Tact(2)よりも長い間は、通常の記録処理を行う。
記録が進み、Teod(1)がTact(2)に一致すると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(2)のアクセス準備処理を開始し、ドライブ装置DRIVE(2)はスピンアップされる。図11に示すように、ドライブ装置DRIVE(1)によって駆動される記録媒体の残り容量がなくなるまでは、ドライブ装置DRIVE(1)とDRIVE(2)とがスタンバイ状態になっている。
ドライブ装置DRIVE(1)によって駆動される記録媒体の残り容量がなくなると、状態制御部210は、ドライブ装置DRIVE(1)を省電力状態に遷移させ、ドライブ装置DRIVE(1)はスピンオフされる。図12に示すように、制御部200は、続いてドライブ装置DRIVE(2)に映像音声データDATA(3)としての記録を開始する。
記録が完了すると、制御部200は、分割した映像音声データの数、映像音声データをq記録したドライブ装置を示す識別子、記録した映像音声データの容量とビットレートなどの映像音声データ管理情報を更新する。
次に、上記記録再生装置における記録動作を、図13に示すフローチャートを用いて説明する。図13では、ユーザが選択したコンテンツをドライブ装置群150の中で記録媒体に残り容量のあるドライブ装置によって駆動される記録媒体に順に複数の映像音声データを記録する場合において、i番目の映像音声データDATA(i)を記録中に、記録中の記録媒体の残り容量が無くなり、次に記録する映像音声データDATA(j)へのアクセス準備を開始する動作を説明する。
まず、ユーザにより記録が要求され、映像音声データDATA(i)の記録を開始しているとする(S301)。
映像音声データDATA(i)を記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(i)、および、ドライブ装置DRIVE(i)によって駆動される記録媒体の残り容量が無くなったとき、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置DRIVE(j)を認識する(S302)。
次に、映像音声データDATA(i)の記録を継続した場合に、ドライブ装置DRIVE(i)によって駆動される記録媒体のの残り容量が不足するまでの時間Teod(i)を算出する(S303)。
このとき、ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にある場合(S304 N)は、記録処理を継続して行う(フローチャートには明記しない)。
ドライブ装置DRIVE(j)がスタンバイ状態にない場合(S304 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)のアクセス準備処理に必要な時間Tact(j)を取得する(S305)。
時間Teod(i)が時間Tact(j)と一致するかどうかを判別し(S306)、一致しない場合(S306 N)は、一致するまでS303からの処理を繰り返す。ここで、時間Teod(i)と時間Tact(j)が一致するかどうかの判別は、ある程度の自由度を許し、時間Teod(i)から時間Tact(j)を引いた差がある一定値、例えば1秒、より小さいとき両時間が一致したとみなす。
時間Teod(i)と時間Tact(j)が一致した場合(S306 Y)は、ドライブ装置DRIVE(j)のアクセス準備処理を開始し、通常の記録処理を継続する。
上記のような記録動作を行うことで、記録中の記録媒体の残り容量が不足するまでに、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置をスタンバイ状態にすることができる。記録中の記録媒体の残り容量が不足する時刻と同時に、次に記録する記録媒体を駆動するドライブ装置のアクセス準備処理が完了するので、不要な電力を消費することなく、かつ、途切れなく記録を継続することができる。
〔その他の実施形態〕
尚、実施形態1で、ユーザからの操作入力部160により再生速度が早送りまたは早戻しに変更された場合、状態制御部210はすぐさま次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動しているドライブ装置のアクセス準備処理を開始してもよい。
尚、実施形態1では、次に再生する映像音声データを対象に当該映像音声データを記録する記録媒体を駆動するドライブ装置のアクセス準備処理を実施する例を記載したが、それ以降に存在する映像音声データを対象に加えても良い。これにより例えば、次に再生する映像音声データの再生時間が短い場合や、早送りなどの特殊再生によって次に再生する映像音声データの再生時間が短くなってしまう場合でも、途切れることなく再生することができる。
尚、実施形態1,2共に、制御部200は典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部またはすべてを含むように1チップ化されてもよい。ここではLSIとしたが、集積度の違いによりIC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィグアブル・プロセッサーを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の応用などが可能性としてあり得る。
本発明は、記録再生装置において、複数のドライブ装置を組み合わせることにより、大容量記録媒体のドライブ装置と同様のパフォーマンスをもったドライブ装置として利用できる。省電力管理を行うことにより、低消費電力かつ低価格で大容量のデータを記録できる記録再生装置を提供することができる。
本発明に係る記録再生装置の一実施形態を示すブロック図。 本発明に係る記録再生装置の制御部200が保持する映像音声データ情報の一例。 本発明に係る記録再生装置の制御部200が保持するドライブ情報の一例。 本発明に係る記録再生装置の制御部200が保持する映像音声データ管理情報の一例。 本発明に係る記録再生装置のドライブ装置群150に記録されたコンテンツの配置状態を示す概念図。 本発明の実施形態1に係る再生動作において、アクセス準備処理開始前のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態1に係る再生動作において、次にアクセスするドライブ装置のスピンアップ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態1に係る再生動作において、前にアクセスしたドライブ装置のスピンオフ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態1に係る再生動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態2に係る記録動作において、アクセス準備処理開始前のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態2に係る記録動作において、次にアクセスするドライブ装置のスピンアップ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態2に係る記録動作において、前にアクセスしたドライブ装置のスピンオフ後のドライブ装置使用状況を示す図。 本発明の実施形態2に係る記録動作を示すフローチャート。
符号の説明
110:コンテンツ入力部
120:コンテンツ出力部
130:ストリーム制御部
140:書き込み読み出し部
150:ドライブ装置群
151,152:ドライブ装置
160:操作入力部
200:制御部
210:状態制御部
220:残り時間算出部

Claims (14)

  1. それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体から複数の映像音声データを読み出すことで連続再生を行う再生装置であって、
    再生中の映像音声データに対する読み出しが完了するまでに、当該映像音声データに対する読み出しが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、
    前記複数の記録媒体のうち、再生中の映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、
    前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が所定の時間になれば、次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体はディスク媒体であり、
    前記状態制御手段によるスタンバイ状態への状態遷移は、省電力状態にあるドライブ装置に対して、ディスク媒体のスピンアップを命じることでなされる
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 前記状態制御手段は、
    次のドライブ装置に対する読み出しが開始されれば、それまで読み出しされていたドライブ装置を省電力状態に遷移させる
    ことを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  4. 前記残り時間は、
    再生中の映像音声データのうち、既に再生が完了した部分を除く残りの部分の容量と、当該再生に要するビットレートとから算出され、
    前記所定の時間は、ディスク媒体のスピンアップに要する時間である
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  5. 前記複数の映像音声データに対する連続再生は、
    一つのコンテンツを複数に分割することで得られる分割部分である映像音声データを、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体から読み出すことで行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  6. それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データを書き込むことで連続記録を行う記録装置であって、
    記録中の映像音声データに対する書き込みが完了するまでに、当該映像音声データに対する書き込みが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、
    前記複数のドライブ装置のうち、当該映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、
    前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が、所定の時間になれば、次に記録すべき記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体はディスク媒体であり、
    前記状態制御手段によるスタンバイ状態への状態遷移は、省電力状態にあるドライブ装置に対して、ディスク媒体のスピンアップを命じることでなされる
    ことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 前記状態制御手段は、
    次のドライブ装置に対する書き込みが開始されれば、それまで書き込みされていたドライブ装置を省電力状態に遷移させる
    ことを特徴とする請求項7記載の記録装置。
  9. 前記残り時間は、
    当該映像音声データを記録中の記録媒体の残り容量と、当該記録に要するビットレートとから算出され、
    前記所定の時間は、ディスク媒体のスピンアップに要する時間である
    ことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  10. 前記複数の映像音声データに対する連続記録は、
    一つのコンテンツを複数に分割することで得られる分割部分である映像音声データを、前記各ドライブ装置が駆動する記録媒体に書き込むことで行われる
    ことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  11. それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体から複数の映像音声データを読み出すことで連続再生を行う再生方法であって、
    再生中の映像音声データに対する読み出しが完了するまでに、当該映像音声データに対する読み出しが完了するまでの残り時間を算出する算出ステップと、
    前記複数のドライブ装置のうち、再生中の映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御ステップとを含み、
    前記状態制御ステップは、前記算出ステップが算出した残り時間が所定の時間になれば、次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる
    ことを特徴とする再生方法。
  12. それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データを書き込むことで連続記録を行う記録方法であって、
    記録中の映像音声データに対する書き込みが完了するまでに、当該映像音声データに対する書き込みが完了するまでの残り時間を算出する算出ステップと、
    前記複数のドライブ装置のうち、当該映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御ステップとを含み、
    前記状態制御ステップは、前記算出ステップが算出した残り時間が、所定の時間になれば、次に記録すべき記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる
    ことを特徴とする記録方法。
  13. それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体から複数の映像音声データを読み出すことで連続再生を行う再生装置の集積回路であって、
    再生中の映像音声データに対する読み出しが完了するまでに、当該映像音声データに対する読み出しが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、
    前記複数のドライブ装置のうち、再生中の映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、
    前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が、所定の時間になれば、次に再生すべき映像音声データを記録してある記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる
    ことを特徴とする再生装置の集積回路。
  14. それぞれが別のドライブ装置によって駆動される複数の記録媒体に複数の映像音声データを書き込むことで連続記録を行う記録装置の集積回路であって、
    記録中の映像音声データに対する書き込みが完了するまでに、当該映像音声データに対する書き込みが完了するまでの残り時間を算出する算出手段と、
    前記複数のドライブ装置のうち、当該映像音声データを記録中の記録媒体を駆動するドライブ装置以外は省電力状態に遷移させる状態制御手段とを備え、
    前記状態制御手段は、前記算出手段が算出した残り時間が、所定の時間になれば、次に記録すべき記録媒体を駆動するドライブ装置を省電力状態からスタンバイ状態に遷移させる
    ことを特徴とする記録装置の集積回路。
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