JPWO2003053028A1 - 車載ホルダ - Google Patents
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Abstract
本発明の課題は、接続プラグの位置が限定されず、携帯電話等の電子機器を装着する際に接続プラグが当該電子機器と接触しない構成の車載ホルダを提供することである。本発明において、携帯電話(2)が車載ホルダに装着されていない状態では、上ケース(1a)の装着面からピン(3)が突出している。携帯電話(2)が装着されるとピン(3)はケース(1)内部に押し下げられる。ガイド(4)は支柱(9)まわりに回転可能であり、ピン(3)が押し下げられると時計回りの方向に揺動し、ガイド(4)の他端に取り付けられたプラグホルダ(5)は押し上げられる。プラグホルダ(5)には接続プラグ(6)が取り付けられている。携帯電話(2)が装着されることによってピン(3)が押し下げられ、ガイド(4)によってブラグホルダ(5)が押し上げられると、接続プラグ(6)は上ケース(1a)から突出する。接続プラグ(6)が突出して携帯電話(2)の背面に設けられている孔に挿通されると、接続プラグ(6)の先端が孔の奥に設けられているコネクタと接触する。
Description
<技術分野>
本発明は、携帯電話機の車載ホルダに関する。
<背景技術>
携帯電話機を搭載するための従来の車載ホルダについて、図5を参照して説明する。図5は、携帯電話101を装着する状態(a)および携帯電話101を装着した状態(b)における、従来の車載ホルダを示す側面図および横断面である。同図に示すように、従来の車載ホルダには、装着された携帯電話101を囲む壁の内側に接続プラグ102が設けられている。接続プラグ102はケース103から突出しており、ケース102内部において外部アンテナと接続されたケーブル104が接続されている。
また、携帯電話101の背面には携帯電話101を当該車載ホルダに装着したときに接続プラグ102が挿通するための孔(図示せず)があり、その奥には接続プラグ102と接続するためのコネクタが設けられている。また、接続プラグ102の先端には、コネクタと導通するためにメッキが施されている。したがって、従来の車載ホルダに携帯電話101を装着すると、外部アンテナで受信した信号をケーブル104および接続プラグ102を介して携帯電話101で受信することができる。
しかしながら、接続プラグ102はケース103から突出しており、その先端は上述したようにメッキが施されているため、携帯電話101を装着する際に携帯電話101の筐体が接続プラグ102の先端に接触し、何回も携帯電話101を装着しているうちにメッキが剥がれてしまったり、先端が変形または破損してしまうことが考えられる。したがって、従来の車載ホルダでは、携帯電話101を装着した状態における携帯電話101の上端部に相当する位置に接続プラグ102を設け、かつ、携帯電話101を囲むケース103の壁を接続プラグ102よりも高くしている。
このように、従来の車載ホルダにあっては、ケース103の壁が接続プラグ102よりも高く、当該壁のすぐ内側に接続プラグ102が設けられているため、接続プラグ102の先端が携帯電話101の筐体と接触することなく携帯電話101を装着することができる。
<発明の開示>
上記従来の車載ホルダにあっては、接続プラグ102の位置が携帯電話101の上端部に相当する部分に限定されてしまうという問題点がある。接続プラグ102と接続する携帯電話101のコネクタの位置も同様である。また、接続プラグ102がケース103から突出しているため手や物が当たりやすく、ほこり等の影響を受けやすいといった問題点もある。
さらに、携帯電話101の背面に設けられた孔に接続プラグ102がスムーズに挿入されるためには、当該孔に対して接続プラグ102が略垂直な状態となる必要がある。携帯電話101を従来の車載ホルダに装着する際には、携帯電話101の底部からホルダ内に差し込み、この底部を軸に携帯電話101を倒すように動かすことによって、携帯電話101の先端部もホルダ内に装着させる。したがって、携帯電話101を装着する際に、孔に対して接続プラグ102が略垂直な状態となるためには、接続プラグ102が軸となる携帯電話101の底部からできるだけ離れた位置にあることが望ましい。
しかしながら、携帯電話101の全長が短いと必然的に底部から孔までの長さが短くなってしまい、この場合、携帯電話101の孔に対して接続プラグ102が略垂直な状態とならないことにより接続プラグ102の先端が孔の壁面に当たってしまうといった問題が生じ得る。したがって、携帯電話101の全長を長く設計する必要があった。
本発明は、上記従来の問題点および事情に鑑みてなされたものであって、接続プラグの位置が限定されず、携帯電話等の電子機器を装着する際に接続プラグが当該電子機器の筐体と接触しない構成の車載ホルダを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車載ホルダは、電子機器を装着するための車載ホルダであって、電子機器が装着されていない状態では電子機器を装着する装着面から突出し、電子機器が装着されると前記電子機器によって押し下げられるピンと、一端には前記ピンが取り付けられ、前記ピンの上下運動に連動して揺動するガイド手段と、前記ガイド手段の他端に取り付けられており、前記ピンが押し下げられると前記ガイド手段が揺動することによって押し上げられ、前記装着面から突出するプラグ手段と、を備えたものである。
本発明によれば、電子機器が装着されていない状態ではプラグ手段は装着面から突出しておらず、電子機器を装着したときに突出する構成となっているため、プラグ手段の先端と電子機器の筐体とが接触することなく電子機器を車載ホルダに装着できる。したがって、装着面上であればプラグ手段の突出位置を任意に設計することができる。
また、本発明に係る車載ホルダは、前記ピンの底部には弾性体が設けられており、当該車載ホルダから電子機器が取り外されると、前記ピンは前記弾性体によって上方に押し上げられ前記装着面から突出し、これに伴って前記ガイド手段が揺動することにより前記プラグ手段は前記装着面下に沈み込む。したがって、装着されていた電子機器を取り外せば、プラグ手段は自動的に装着面下に沈み込んで装着面から突出しない状態となるため、プラグ手段の先端はほこり等の影響を受けにくくなる。
さらに、本発明に係る車載ホルダは、当該車載ホルダに装着される電子機器の背面には、前記装着面から突出した前記プラグ手段が挿通するための孔を有し、前記孔の奥には前記プラグ手段と接続するためのコネクタが設けられており、前記電子機器が当該車載ホルダに装着されると、前記装着面から突出したプラグ手段と前記電子機器のコネクタとが接続する。したがって、電子機器の背面に設けられた孔およびコネクタの位置もプラグ手段の位置に合わせて任意に設計することができる。また、携帯電話2の全長を短く設計することができる。
<発明を実施するための最良の形態>
以下、本発明に係る車載ホルダの好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。また、図2は携帯電話が装着された状態の一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。また、図3は携帯電話を装着する状態(a)および携帯電話を装着した状態(b)における、一実施形態の車載ホルダを示す側面図および図1のA−A線断面図である。また、図4は一実施形態の車載ホルダの分解斜視図である。
図1および図3に示すように、本実施形態の車載ホルダは、携帯電話等の電子機器を装着するものであり、主に、上ケース1aおよび下ケース1bから成るケース1と、ピン3と、請求の範囲の弾性体に該当するスプリング7と、プラグ手段に該当する接続プラグ6と、プラグホルダ5と、ガイド手段に該当するガイド4と、ケーブル8とを備えて構成されている。図2に示すように、上ケース1aの凹んだ部分に携帯電話2を装着すれば、携帯電話2は外部アンテナが受信した信号を受信可能な状態となる。なお、携帯電話2の背面の略中央部には携帯電話102を車載ホルダに装着したときに接続プラグ6が挿通するための孔(図示せず)があり、その奥には接続プラグ6と接続するためのコネクタが設けられている。
以下、本実施形態の車載ホルダの構成および動作について詳細に説明する。
まず、携帯電話2が車載ホルダに装着されていない状態では、上ケース1aの携帯電話2を装着する面(以下「装着面」という。)からピン3が突出している。ピン3は、携帯電話2を装着した状態における携帯電話2の上端部に相当する位置から突出している。また、ピン3の底部にはスプリング7が設けられているため、図3(b)に示すように、携帯電話2が装着されるとピン3はケース1内部に押し下げられ、ピン3の先端が装着面と略面一になる。
また、ガイド4の長手方向の略中央には支柱9が挿通されており、その一端にはピン3が取り付けられ、他端にはプラグホルダ5が取り付けられている。また、ガイド4は支柱9まわりに回転可能であり、ピン3がケース1内部に押し下げられると図中時計回りの方向に揺動するため、ガイド4の他端に取り付けられたプラグホルダ5は押し上げられる。
プラグホルダ5は接続プラグ6を保持するものであり、図4に示すように、組み立てられた状態においてこれらは一体となっている。接続プラグ6は、携帯電話2が装着されていない状態では図3(a)に示すようにケース1内部に収納されている。しかし、携帯電話2が装着されることによってピン3が押し下げられ、ガイド4によってプラグホルダ5が押し上げられると、接続プラグ6は、図3(b)に示すように上ケース1aの装着面から突出する。
接続プラグ6が突出して携帯電話2の背面に設けられている孔(図示せず)に挿通されると、接続プラグ6の先端が孔の奥に設けられているコネクタと接触する。接続プラグ6の先端はコネクタと導通するためにメッキが施されているため、コネクタと接触すると電気的に接続された状態になる。一方、接続プラグ6の先端と反対側の端部には、図4に示すように、外部アンテナと接続されたケーブル8がプラグホルダ5内部で接続されている。したがって、接続プラグ6がコネクタに接続されると、外部アンテナで受信した信号をケーブル8および接続プラグ6を介して携帯電話2で受信することができる。
なお、携帯電話2が本実施形態の車載ホルダから取り外されると、ピン3は底部に設けられたスプリング7によって上方に押し上げられ、上ケース1aから突出した状態となる。また、これに伴ってガイド4が図3中反時計回りの方向に揺動するため、プラグホルダ5は押し下げられ接続プラグ6はケース1内部に沈み込む。
以上説明したように、本実施形態の車載ホルダによれば、携帯電話2が装着されていない状態では接続プラグ6は上ケース1aから突出しておらず、携帯電話2を装着したときに突出する構成となっているため、接続プラグ6の先端と携帯電話2の筐体とが接触することなく携帯電話2を装着できる。したがって、上ケース1aの装着面上であれば接続プラグ6の突出位置を任意に設計することができ、携帯電話2の背面に設けられた孔およびコネクタの位置も接続プラグ6の位置に合わせて任意に設計することができる。
また、従来では、接続プラグが常に突出していたため、携帯電話を装着する際に接続プラグの先端が携帯電話の筐体と接触しないようケースの壁を接続プラグよりも高く設計する必要があったが、本実施形態の車載ホルダにあっては、携帯電話2が装着されるまで接続プラグ6は突出しないため、ケース1の壁の高さを携帯電話2の筐体との接触に関して考慮する必要はない。
また、携帯電話2が装着されていない状態では接続プラグ6は上ケース1aから突出していないため、接続プラグ6のメッキされた先端はほこり等の影響を受けにくくなり、かつ、手や物が当たってしまうことによって変形したり破損することがない。
さらに、携帯電話2をその底部から車載ホルダに差し込んでこの底部を軸に携帯電話2を倒せばその先端部によってピン3が押し下げられ、これと同時に接続プラグ6が携帯電話2の背面に設けられている孔に挿通されるため、当該孔に対して接続プラグ6は略垂直に差し込まれることとなる。したがって、従来のように、接続プラグが孔に対して垂直な状態となるようにといった点を考慮して携帯電話の長さを決定する必要性がないため、従来と比較して携帯電話2の全長を短く設計することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
<産業上の利用可能性>
本発明に係る車載ホルダによれば、電子機器が装着されていない状態ではプラグ手段は装着面から突出しておらず、電子機器を装着したときに突出する構成となっているため、プラグ手段の先端と電子機器の筐体とが接触することなく電子機器を車載ホルダに装着できる。したがって、装着面上であればプラグ手段の突出位置を任意に設計することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。
図2は、携帯電話が装着された状態の一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。
図3は、携帯電話を装着する状態(a)および携帯電話を装着した状態(b)における、一実施形態の車載ホルダを示す側面図および図1のA−A線断面図である。
図4は、一実施形態の車載ホルダの分解斜視図である。
図5は、携帯電話を装着する状態(a)および携帯電話を装着した状態(b)における、従来の車載ホルダを示す側面図および図1のA−A線断面図である。
なお、図中の符号、1aは上ケース、1bは下ケース、1はケース、3はピン、4はガイド、5はプラグホルダ、6は接続プラグ、7はスプリング、8はケーブル、9は支柱である。
本発明は、携帯電話機の車載ホルダに関する。
<背景技術>
携帯電話機を搭載するための従来の車載ホルダについて、図5を参照して説明する。図5は、携帯電話101を装着する状態(a)および携帯電話101を装着した状態(b)における、従来の車載ホルダを示す側面図および横断面である。同図に示すように、従来の車載ホルダには、装着された携帯電話101を囲む壁の内側に接続プラグ102が設けられている。接続プラグ102はケース103から突出しており、ケース102内部において外部アンテナと接続されたケーブル104が接続されている。
また、携帯電話101の背面には携帯電話101を当該車載ホルダに装着したときに接続プラグ102が挿通するための孔(図示せず)があり、その奥には接続プラグ102と接続するためのコネクタが設けられている。また、接続プラグ102の先端には、コネクタと導通するためにメッキが施されている。したがって、従来の車載ホルダに携帯電話101を装着すると、外部アンテナで受信した信号をケーブル104および接続プラグ102を介して携帯電話101で受信することができる。
しかしながら、接続プラグ102はケース103から突出しており、その先端は上述したようにメッキが施されているため、携帯電話101を装着する際に携帯電話101の筐体が接続プラグ102の先端に接触し、何回も携帯電話101を装着しているうちにメッキが剥がれてしまったり、先端が変形または破損してしまうことが考えられる。したがって、従来の車載ホルダでは、携帯電話101を装着した状態における携帯電話101の上端部に相当する位置に接続プラグ102を設け、かつ、携帯電話101を囲むケース103の壁を接続プラグ102よりも高くしている。
このように、従来の車載ホルダにあっては、ケース103の壁が接続プラグ102よりも高く、当該壁のすぐ内側に接続プラグ102が設けられているため、接続プラグ102の先端が携帯電話101の筐体と接触することなく携帯電話101を装着することができる。
<発明の開示>
上記従来の車載ホルダにあっては、接続プラグ102の位置が携帯電話101の上端部に相当する部分に限定されてしまうという問題点がある。接続プラグ102と接続する携帯電話101のコネクタの位置も同様である。また、接続プラグ102がケース103から突出しているため手や物が当たりやすく、ほこり等の影響を受けやすいといった問題点もある。
さらに、携帯電話101の背面に設けられた孔に接続プラグ102がスムーズに挿入されるためには、当該孔に対して接続プラグ102が略垂直な状態となる必要がある。携帯電話101を従来の車載ホルダに装着する際には、携帯電話101の底部からホルダ内に差し込み、この底部を軸に携帯電話101を倒すように動かすことによって、携帯電話101の先端部もホルダ内に装着させる。したがって、携帯電話101を装着する際に、孔に対して接続プラグ102が略垂直な状態となるためには、接続プラグ102が軸となる携帯電話101の底部からできるだけ離れた位置にあることが望ましい。
しかしながら、携帯電話101の全長が短いと必然的に底部から孔までの長さが短くなってしまい、この場合、携帯電話101の孔に対して接続プラグ102が略垂直な状態とならないことにより接続プラグ102の先端が孔の壁面に当たってしまうといった問題が生じ得る。したがって、携帯電話101の全長を長く設計する必要があった。
本発明は、上記従来の問題点および事情に鑑みてなされたものであって、接続プラグの位置が限定されず、携帯電話等の電子機器を装着する際に接続プラグが当該電子機器の筐体と接触しない構成の車載ホルダを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車載ホルダは、電子機器を装着するための車載ホルダであって、電子機器が装着されていない状態では電子機器を装着する装着面から突出し、電子機器が装着されると前記電子機器によって押し下げられるピンと、一端には前記ピンが取り付けられ、前記ピンの上下運動に連動して揺動するガイド手段と、前記ガイド手段の他端に取り付けられており、前記ピンが押し下げられると前記ガイド手段が揺動することによって押し上げられ、前記装着面から突出するプラグ手段と、を備えたものである。
本発明によれば、電子機器が装着されていない状態ではプラグ手段は装着面から突出しておらず、電子機器を装着したときに突出する構成となっているため、プラグ手段の先端と電子機器の筐体とが接触することなく電子機器を車載ホルダに装着できる。したがって、装着面上であればプラグ手段の突出位置を任意に設計することができる。
また、本発明に係る車載ホルダは、前記ピンの底部には弾性体が設けられており、当該車載ホルダから電子機器が取り外されると、前記ピンは前記弾性体によって上方に押し上げられ前記装着面から突出し、これに伴って前記ガイド手段が揺動することにより前記プラグ手段は前記装着面下に沈み込む。したがって、装着されていた電子機器を取り外せば、プラグ手段は自動的に装着面下に沈み込んで装着面から突出しない状態となるため、プラグ手段の先端はほこり等の影響を受けにくくなる。
さらに、本発明に係る車載ホルダは、当該車載ホルダに装着される電子機器の背面には、前記装着面から突出した前記プラグ手段が挿通するための孔を有し、前記孔の奥には前記プラグ手段と接続するためのコネクタが設けられており、前記電子機器が当該車載ホルダに装着されると、前記装着面から突出したプラグ手段と前記電子機器のコネクタとが接続する。したがって、電子機器の背面に設けられた孔およびコネクタの位置もプラグ手段の位置に合わせて任意に設計することができる。また、携帯電話2の全長を短く設計することができる。
<発明を実施するための最良の形態>
以下、本発明に係る車載ホルダの好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。また、図2は携帯電話が装着された状態の一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。また、図3は携帯電話を装着する状態(a)および携帯電話を装着した状態(b)における、一実施形態の車載ホルダを示す側面図および図1のA−A線断面図である。また、図4は一実施形態の車載ホルダの分解斜視図である。
図1および図3に示すように、本実施形態の車載ホルダは、携帯電話等の電子機器を装着するものであり、主に、上ケース1aおよび下ケース1bから成るケース1と、ピン3と、請求の範囲の弾性体に該当するスプリング7と、プラグ手段に該当する接続プラグ6と、プラグホルダ5と、ガイド手段に該当するガイド4と、ケーブル8とを備えて構成されている。図2に示すように、上ケース1aの凹んだ部分に携帯電話2を装着すれば、携帯電話2は外部アンテナが受信した信号を受信可能な状態となる。なお、携帯電話2の背面の略中央部には携帯電話102を車載ホルダに装着したときに接続プラグ6が挿通するための孔(図示せず)があり、その奥には接続プラグ6と接続するためのコネクタが設けられている。
以下、本実施形態の車載ホルダの構成および動作について詳細に説明する。
まず、携帯電話2が車載ホルダに装着されていない状態では、上ケース1aの携帯電話2を装着する面(以下「装着面」という。)からピン3が突出している。ピン3は、携帯電話2を装着した状態における携帯電話2の上端部に相当する位置から突出している。また、ピン3の底部にはスプリング7が設けられているため、図3(b)に示すように、携帯電話2が装着されるとピン3はケース1内部に押し下げられ、ピン3の先端が装着面と略面一になる。
また、ガイド4の長手方向の略中央には支柱9が挿通されており、その一端にはピン3が取り付けられ、他端にはプラグホルダ5が取り付けられている。また、ガイド4は支柱9まわりに回転可能であり、ピン3がケース1内部に押し下げられると図中時計回りの方向に揺動するため、ガイド4の他端に取り付けられたプラグホルダ5は押し上げられる。
プラグホルダ5は接続プラグ6を保持するものであり、図4に示すように、組み立てられた状態においてこれらは一体となっている。接続プラグ6は、携帯電話2が装着されていない状態では図3(a)に示すようにケース1内部に収納されている。しかし、携帯電話2が装着されることによってピン3が押し下げられ、ガイド4によってプラグホルダ5が押し上げられると、接続プラグ6は、図3(b)に示すように上ケース1aの装着面から突出する。
接続プラグ6が突出して携帯電話2の背面に設けられている孔(図示せず)に挿通されると、接続プラグ6の先端が孔の奥に設けられているコネクタと接触する。接続プラグ6の先端はコネクタと導通するためにメッキが施されているため、コネクタと接触すると電気的に接続された状態になる。一方、接続プラグ6の先端と反対側の端部には、図4に示すように、外部アンテナと接続されたケーブル8がプラグホルダ5内部で接続されている。したがって、接続プラグ6がコネクタに接続されると、外部アンテナで受信した信号をケーブル8および接続プラグ6を介して携帯電話2で受信することができる。
なお、携帯電話2が本実施形態の車載ホルダから取り外されると、ピン3は底部に設けられたスプリング7によって上方に押し上げられ、上ケース1aから突出した状態となる。また、これに伴ってガイド4が図3中反時計回りの方向に揺動するため、プラグホルダ5は押し下げられ接続プラグ6はケース1内部に沈み込む。
以上説明したように、本実施形態の車載ホルダによれば、携帯電話2が装着されていない状態では接続プラグ6は上ケース1aから突出しておらず、携帯電話2を装着したときに突出する構成となっているため、接続プラグ6の先端と携帯電話2の筐体とが接触することなく携帯電話2を装着できる。したがって、上ケース1aの装着面上であれば接続プラグ6の突出位置を任意に設計することができ、携帯電話2の背面に設けられた孔およびコネクタの位置も接続プラグ6の位置に合わせて任意に設計することができる。
また、従来では、接続プラグが常に突出していたため、携帯電話を装着する際に接続プラグの先端が携帯電話の筐体と接触しないようケースの壁を接続プラグよりも高く設計する必要があったが、本実施形態の車載ホルダにあっては、携帯電話2が装着されるまで接続プラグ6は突出しないため、ケース1の壁の高さを携帯電話2の筐体との接触に関して考慮する必要はない。
また、携帯電話2が装着されていない状態では接続プラグ6は上ケース1aから突出していないため、接続プラグ6のメッキされた先端はほこり等の影響を受けにくくなり、かつ、手や物が当たってしまうことによって変形したり破損することがない。
さらに、携帯電話2をその底部から車載ホルダに差し込んでこの底部を軸に携帯電話2を倒せばその先端部によってピン3が押し下げられ、これと同時に接続プラグ6が携帯電話2の背面に設けられている孔に挿通されるため、当該孔に対して接続プラグ6は略垂直に差し込まれることとなる。したがって、従来のように、接続プラグが孔に対して垂直な状態となるようにといった点を考慮して携帯電話の長さを決定する必要性がないため、従来と比較して携帯電話2の全長を短く設計することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
<産業上の利用可能性>
本発明に係る車載ホルダによれば、電子機器が装着されていない状態ではプラグ手段は装着面から突出しておらず、電子機器を装着したときに突出する構成となっているため、プラグ手段の先端と電子機器の筐体とが接触することなく電子機器を車載ホルダに装着できる。したがって、装着面上であればプラグ手段の突出位置を任意に設計することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。
図2は、携帯電話が装着された状態の一実施形態の車載ホルダを示す斜視図である。
図3は、携帯電話を装着する状態(a)および携帯電話を装着した状態(b)における、一実施形態の車載ホルダを示す側面図および図1のA−A線断面図である。
図4は、一実施形態の車載ホルダの分解斜視図である。
図5は、携帯電話を装着する状態(a)および携帯電話を装着した状態(b)における、従来の車載ホルダを示す側面図および図1のA−A線断面図である。
なお、図中の符号、1aは上ケース、1bは下ケース、1はケース、3はピン、4はガイド、5はプラグホルダ、6は接続プラグ、7はスプリング、8はケーブル、9は支柱である。
Claims (3)
- 電子機器を装着するための車載ホルダであって、
電子機器が装着されていない状態では電子機器を装着する装着面から突出し、電子機器が装着されると前記電子機器によって押し下げられるピンと、
一端には前記ピンが取り付けられ、前記ピンの上下運動に連動して揺動するガイド手段と、
前記ガイド手段の他端に取り付けられており、前記ピンが押し下げられると前記ガイド手段が揺動することによって押し上げられ、前記装着面から突出するプラグ手段と、
を備えたことを特徴とする車載ホルダ。 - 前記ピンの底部には弾性体が設けられており、
当該車載ホルダから電子機器が取り外されると、前記ピンは前記弾性体によって上方に押し上げられ前記装着面から突出し、これに伴って前記ガイド手段が揺動することにより前記プラグ手段は前記装着面下に沈み込むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の車載ホルダ。 - 当該車載ホルダに装着される電子機器の背面には、前記装着面から突出した前記プラグ手段が挿通するための孔を有し、前記孔の奥には前記プラグ手段と接続するためのコネクタが設けられており、
前記電子機器が当該車載ホルダに装着されると、前記装着面から突出したプラグ手段と前記電子機器のコネクタとが接続することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項記載の車載ホルダ。
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