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JPS644574Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS644574Y2
JPS644574Y2 JP20212685U JP20212685U JPS644574Y2 JP S644574 Y2 JPS644574 Y2 JP S644574Y2 JP 20212685 U JP20212685 U JP 20212685U JP 20212685 U JP20212685 U JP 20212685U JP S644574 Y2 JPS644574 Y2 JP S644574Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
vehicle
tunnel
rear heater
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20212685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62106815U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20212685U priority Critical patent/JPS644574Y2/ja
Publication of JPS62106815U publication Critical patent/JPS62106815U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS644574Y2 publication Critical patent/JPS644574Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は車両のフロアパネル構造に関する。
B 従来の技術 従来のフロアパネル1は、第4図に示すよう
に、車両の床面が形成される平面部11と、車両
の中央部において車両前後方向に延在されてその
平面部11から車室内に突設されたトンネル部1
2とを有している。なお、第4図は車両前後方向
と直交する断面を示している。
ところで、車両用ヒータは運転席に設けられて
おり、ヒータから後部座席まで配索されたリアヒ
ータダクトにより温風が後部座席に導かれてい
る。従来のこの種のヒータでは、例えば第4図に
示すように、トンネル部12の両側壁121,1
22に沿つて2本のリアヒータダクト2が配設さ
れ、そのリアヒータダクト2内を通つて温風が後
部座席に導かれる。なお、第4図において、3は
フロントシート、4はフロアカーペツトを示す。
また、実開昭58−18805号公報に開示されてい
るものは、第5図に示されるように、トンネル部
12をはさんで、互いに所定の距離だけ離されて
車両前後方向に延在するサイドメンバ5とフロア
パネル1とによつて形成される空間をリアヒータ
ダクト2として利用している。第5図において、
6はヒータユニツト(不図示)からリアヒータダ
クト2まで温風が導かれるダクトを示す。なお、
第5図も車両前後方向と直交する断面を示してい
る。
C 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第4図に示した従来例では、ト
ンネル部12の両側面にリアヒータダクト2が設
けられるのでフロントシート3の足下空間が狭く
なるという問題がある。また、第5図に示した従
来例では、そのような問題点は解決されるが、サ
イドメンバ5には水抜孔や防錆塗装用の孔があけ
られているのが一般的であり、リアヒータダクト
として用いるには、それらの孔を何らかの部材に
より封止しなくてはならず、その作業が煩雑であ
る。
本考案の目的は、このような問題点を解消し、
フロントシート足下空間に突設物を設けることな
くリアヒータダクト用の空間を形成した車両のフ
ロアパネル構造を提供することにある。
D 問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するため、本考案は、
トンネル部が形成される両側壁にそれぞれ連なつ
てフロアパネル平面部から凹設されたリアヒータ
ダクト配索用の凹部が形成されたことを特徴とす
る。
E 実施例 第1図〜第3図を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。第4図および第5図と同様な箇
所には同一の符号を付して説明する。
第2図において、7は不図示のヒータユニツト
と接続されるリアヒータリアヒータダクト2の接
続部であり、その接続部7から2本のリアヒータ
リアヒータダクト2が分枝されてフロントシート
3の後端部近傍まで延び、そこに温風噴出口8が
開口されている。
接続部7はトンネル部12の上面に位置してお
り、分枝されたリアヒータダクト2はそこからフ
ロアパネル1に向かつて立下げられている。ダク
ト立下がり部21の終端近傍のフロアパネル1に
は、第1図および第3図によく示されているよう
に、トンネル部12の側壁121,122に連な
つてフロアパネル平面部11から凹設されたリア
ヒータダクト配索用凹部13が形成されている。
そして、その凹部13はトンネル部12に沿つて
フロントシート3の終端の真下近傍まで延在され
ている。第3図において、凹部13の始端部を1
31で示し、終端部を132で示している。
しかして、第3図からわかるように、リアヒー
タダクト2の立下がり部21は始端部131から
凹部13内に配索され、終端部132までは第1
図のようにフロアパネル11よりも下方に配索さ
れ、終端部132において立上がつてフロアパネ
ル平面部11の上面に温風噴出口8が位置され
る。そして、凹部13を覆つて、トンネル部12
から平面部11にかけてプロテクタ9が設けられ
て合成樹脂製のリアヒータダクト2が保護されて
いる。
なお、リアヒータダクト2の形状あるいは凹部
13の始端部131と終端部132の位置等は本
実施例に何ら限定されるものではない。
F 考案の効果 本考案は、フロアパネルトンネル部の側壁に連
なつてフロアパネル平面部から凹設された凹部が
トンネル部に沿つて延在され、その凹部にリアヒ
ータダクトが配索されるので、フロアシートの足
下空間が十分確保できるのに加えて、凹部に水抜
き用孔等があけられていても特に封止する必要が
なく組立作業性も向上する。また、トンネル部の
両側壁近傍の断面積が従来のものよりも多くな
り、車両前後方向に作用する力に対するフロアパ
ネルの剛性が向上するという効果も得られる。な
お、フロアパネルの剛性アツプに伴なつて、衝突
時における乗員室の変形量が少なくなり、また、
フロアパネルの振動の低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は第2図の−線断面図、第2図はフロア
パネルおよびリアヒータダクトの斜視図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図および第5図
は従来例をそれぞれ示す第1図に相当する断面図
である。 1……フロアパネル、2……リアヒータダク
ト、3……フロントシート、7……接続部、8…
…温風噴出口、11……平面部、12……トンネ
ル部、13……凹部、121,122……トンネ
ル側壁、131……始端部、132……終端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の床面を形成する平面部と、車両前後方向
    に延在してその平面部から車室内に突設されたト
    ンネル部とを有するフロアパネル構造において、
    前記トンネル部が形成される両側壁にそれぞれ連
    なつて前記平面部から凹設されたリアヒータダク
    ト配索用の凹部が形成されていることを特徴とす
    る車両のフロアパネル構造。
JP20212685U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPS644574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20212685U JPS644574Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20212685U JPS644574Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106815U JPS62106815U (ja) 1987-07-08
JPS644574Y2 true JPS644574Y2 (ja) 1989-02-06

Family

ID=33446935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20212685U Expired JPS644574Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS644574Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020029242A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 トヨタ自動車株式会社 電気自動車のフロア構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62106815U (ja) 1987-07-08

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