JPS6366982B2 - - Google Patents
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- JPS6366982B2 JPS6366982B2 JP55096209A JP9620980A JPS6366982B2 JP S6366982 B2 JPS6366982 B2 JP S6366982B2 JP 55096209 A JP55096209 A JP 55096209A JP 9620980 A JP9620980 A JP 9620980A JP S6366982 B2 JPS6366982 B2 JP S6366982B2
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は立体感に富み、かつ耐摩耗性を有する
塗装床材に関するものである。
塗装床材に関するものである。
従来から表面印刷、化粧紙貼りなど任意化粧が
施こされた基板の表全面に研摩材を添加した透明
上塗り塗膜層を形成した塗装木質床材は提案され
ている。
施こされた基板の表全面に研摩材を添加した透明
上塗り塗膜層を形成した塗装木質床材は提案され
ている。
しかしこの塗装床材はある程度の耐摩耗性を塗
膜に附与することは可能であるが、なお次のよう
な問題点を残している。
膜に附与することは可能であるが、なお次のよう
な問題点を残している。
すなわち、
研摩剤を添加混合した上塗り塗膜の厚さを厚く
すると、木質基材の吸湿または放温による伸縮に
上塗り塗膜が追従できず、上塗り塗膜に割れが生
じ易くなる。
すると、木質基材の吸湿または放温による伸縮に
上塗り塗膜が追従できず、上塗り塗膜に割れが生
じ易くなる。
また上塗り塗膜の乾燥伸縮に起因する塗膜の収
縮割れも生じ易い。
縮割れも生じ易い。
そのため一般に上塗り塗膜厚さは10〜30μ、最
高でも70μ以下に調整している。
高でも70μ以下に調整している。
したがつて塗料中に添加混合される鉱物質粉粒
の粒径が塗膜厚さに比例して15μ以下のものが使
用され最高でも45μが限度となる。しかし紛粒の
粒径が小さくなると、耐摩耗性が低下するので耐
摩耗性を向上するため、その添加量を多くしなけ
ればならない。しかし粉粒の添加量を多くする
と、その塗膜が艶消し状になり、予め基板表面に
印刷された模様が不鮮明になる難点がある。
の粒径が塗膜厚さに比例して15μ以下のものが使
用され最高でも45μが限度となる。しかし紛粒の
粒径が小さくなると、耐摩耗性が低下するので耐
摩耗性を向上するため、その添加量を多くしなけ
ればならない。しかし粉粒の添加量を多くする
と、その塗膜が艶消し状になり、予め基板表面に
印刷された模様が不鮮明になる難点がある。
また粉粒の粒径を塗膜厚さより大きくすると、
耐摩耗性は向上するが、前記と同様艶消し状とな
つたり、柄模様が不鮮明となつたりする。さらに
これらの塗膜表面は平滑面で、立体感に乏しく意
匠感が欠如する。
耐摩耗性は向上するが、前記と同様艶消し状とな
つたり、柄模様が不鮮明となつたりする。さらに
これらの塗膜表面は平滑面で、立体感に乏しく意
匠感が欠如する。
このような上塗り塗膜に鉱物質粉粒を添加した
塗装床材に立体感を附与するため、スクリーン印
刷により凹凸立体模様を形成した後、形摩材を添
加した上塗り透明塗膜を形成する床材も提案され
ている。
塗装床材に立体感を附与するため、スクリーン印
刷により凹凸立体模様を形成した後、形摩材を添
加した上塗り透明塗膜を形成する床材も提案され
ている。
しかし上塗り塗膜に研摩材を添加したため、矢
張り前記と同様上塗り塗膜の割れ、艶消し状態が
発生する欠点が残る。
張り前記と同様上塗り塗膜の割れ、艶消し状態が
発生する欠点が残る。
また凹凸模様上に上塗り塗料が塗布されるた
め、凸部上の塗料は凹部に向けて流下し、その凸
部における塗膜厚さが薄くなり、一番耐摩耗性を
必要とする凸部での耐摩耗性が低下することにな
る。
め、凸部上の塗料は凹部に向けて流下し、その凸
部における塗膜厚さが薄くなり、一番耐摩耗性を
必要とする凸部での耐摩耗性が低下することにな
る。
一方凸部上の耐摩耗性を向上するため、上塗り
塗料の塗布量を多くすることも考えられるが、こ
のようにすると凹部が塗料で埋められてしまい、
結果的に立体感が薄れてしまう。本発明は以上の
ような従来技術の問題点を解決することを目的と
するものである。
塗料の塗布量を多くすることも考えられるが、こ
のようにすると凹部が塗料で埋められてしまい、
結果的に立体感が薄れてしまう。本発明は以上の
ような従来技術の問題点を解決することを目的と
するものである。
すなわち本発明は以下述べるようにし、
基板1表面に不揮発分50%以上の塗料を用い凸
模様4を形成し、つぎに粒径20〜150μの鉱物質
粉粒Sを添加した上塗り透明塗料5を塗布してお
り、上塗り塗膜5内の鉱物質粉粒Sが一部凸模様
4の塗膜内に埋没し、一部は上塗り塗膜5から露
出することにより、鉱物質粉粒Sが塗膜より脱落
することなく、耐摩耗性を附与し、かつ上塗り塗
膜5の摩耗により表面に曇りの発生することのな
いようにしたものである。以下図面に記載された
本発明の実施例について説明する。
模様4を形成し、つぎに粒径20〜150μの鉱物質
粉粒Sを添加した上塗り透明塗料5を塗布してお
り、上塗り塗膜5内の鉱物質粉粒Sが一部凸模様
4の塗膜内に埋没し、一部は上塗り塗膜5から露
出することにより、鉱物質粉粒Sが塗膜より脱落
することなく、耐摩耗性を附与し、かつ上塗り塗
膜5の摩耗により表面に曇りの発生することのな
いようにしたものである。以下図面に記載された
本発明の実施例について説明する。
まづ本発明床材の製造方法の一例を説明する。
(実施例の説明)
1は本発明床材の基板で表面は必要に応じて
目止塗装、サンデイング、シーラー塗装あるい
は薄紙張りなどにより、下地処理を施こす。
目止塗装、サンデイング、シーラー塗装あるい
は薄紙張りなどにより、下地処理を施こす。
基板1は合板、繊維板、木片板、石膏板、セ
メント板、金属板、合成樹脂板等の有機質ある
いは無機質板状体または有機質、無機質の混合
された、あるいは複合された板状体である。そ
れら板状体の表面に紙、布、合成樹脂シート、
金属箔などのシート状物を張着したものなどい
ずれでも良い。
メント板、金属板、合成樹脂板等の有機質ある
いは無機質板状体または有機質、無機質の混合
された、あるいは複合された板状体である。そ
れら板状体の表面に紙、布、合成樹脂シート、
金属箔などのシート状物を張着したものなどい
ずれでも良い。
前記のように、下地処理を施こされた基板1
の表全面に任意着色された下塗り塗料を塗布、
乾燥し、下塗り塗膜2を形成する。
の表全面に任意着色された下塗り塗料を塗布、
乾燥し、下塗り塗膜2を形成する。
下塗り塗料としては、通常用いられる任意着
色剤、充填剤などを添加されたアルキツド樹
脂、アミノアルキツド樹脂、アクリル樹脂、ウ
レタン樹脂、酢酸ビニール樹脂などの合成樹
脂、ラツカーなどを用いる。
色剤、充填剤などを添加されたアルキツド樹
脂、アミノアルキツド樹脂、アクリル樹脂、ウ
レタン樹脂、酢酸ビニール樹脂などの合成樹
脂、ラツカーなどを用いる。
つぎに
下塗り塗膜2の表面に通常のグラビア印刷イ
ンキ、オフセツト印刷インキなどを用い印刷装
置にて木目柄模様、抽象柄模様などの任意柄模
様を印刷し、模様層3を形成する。
ンキ、オフセツト印刷インキなどを用い印刷装
置にて木目柄模様、抽象柄模様などの任意柄模
様を印刷し、模様層3を形成する。
模様層3は1色印刷に限らず多色印刷を施し
てもよい。
てもよい。
つぎに、下塗り塗膜2模様層3上に不揮発発
分50%以上の塗料を用いて凸模様4を形成する
凸模様4は柄模様3と同調しても、同調しなく
てもよい。凸模様4を形成する塗料は任意着色
剤、充填剤などを添加されたアルキツド樹脂、
アミノアルキツド樹脂、アクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂、酢酸ビニール樹脂、塩化ビニール樹
脂、エポキシ樹脂など合成樹脂を主成分とし、
不揮発分50%以上、粘土を20〜30ポイズに調整
されたエマルジヨンタイプあるいは溶剤タイプ
の塗料であることが望ましい。
分50%以上の塗料を用いて凸模様4を形成する
凸模様4は柄模様3と同調しても、同調しなく
てもよい。凸模様4を形成する塗料は任意着色
剤、充填剤などを添加されたアルキツド樹脂、
アミノアルキツド樹脂、アクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂、酢酸ビニール樹脂、塩化ビニール樹
脂、エポキシ樹脂など合成樹脂を主成分とし、
不揮発分50%以上、粘土を20〜30ポイズに調整
されたエマルジヨンタイプあるいは溶剤タイプ
の塗料であることが望ましい。
凸模様4はグラビア印刷機、シルクスクリー
ン印刷機などを用いて塗膜厚さ50〜500ミクロ
ン程度に形成する。
ン印刷機などを用いて塗膜厚さ50〜500ミクロ
ン程度に形成する。
また凸模様4の塗料の乾燥後、凸部の目減り
を少なくするため、凸模様4の塗料の不揮発分
を50%以上にしておくことが必要である。また
凸模様4の塗料の粘度は印刷装置の機械適性を
考慮して20〜300ポイズの範囲で決定する。
を少なくするため、凸模様4の塗料の不揮発分
を50%以上にしておくことが必要である。また
凸模様4の塗料の粘度は印刷装置の機械適性を
考慮して20〜300ポイズの範囲で決定する。
たとえばグラビア印刷機を用いて凸模様4を
形成する場合、 該塗料を20〜130ポイズ調整し使用する。粘
度20ポイズ以下に調整し使用すると、塗料が版
ロールから飛散したり、塗料の転移後、凸模様
が流れてしまい、シヤープな凸模様が形成でき
ない。また粘度130ポイズ以上に調整し使用す
ると、版ロールの目が詰つたり、塗料の循環作
業が円滑にできなくなる。
形成する場合、 該塗料を20〜130ポイズ調整し使用する。粘
度20ポイズ以下に調整し使用すると、塗料が版
ロールから飛散したり、塗料の転移後、凸模様
が流れてしまい、シヤープな凸模様が形成でき
ない。また粘度130ポイズ以上に調整し使用す
ると、版ロールの目が詰つたり、塗料の循環作
業が円滑にできなくなる。
またスクリーン印刷機を用いて凸模様4を形
成する場合、塗料を100〜300ポイズに調整し使
用する。粘度100ポイズ以上に調整し使用もで
きるが、版の除去時、凸模様が流れ易くなり、
粘度300ポイズ以上とすると、塗料の版ばなれ
が悪く、凸模様形成がむずかしい。
成する場合、塗料を100〜300ポイズに調整し使
用する。粘度100ポイズ以上に調整し使用もで
きるが、版の除去時、凸模様が流れ易くなり、
粘度300ポイズ以上とすると、塗料の版ばなれ
が悪く、凸模様形成がむずかしい。
一般に凸模様4の塗膜厚さが100μ以下の場
合はグラビア印刷機100μ以上の場合はスクリ
ーン印刷機が適している。
合はグラビア印刷機100μ以上の場合はスクリ
ーン印刷機が適している。
凸模様4の形成された表全面に粒径20〜
150μの鉱物質粉粒Sを添加した上塗り透明塗
料を塗布し、ついで乾燥硬化せしめ、上塗り透
明塗膜5を形成する。
150μの鉱物質粉粒Sを添加した上塗り透明塗
料を塗布し、ついで乾燥硬化せしめ、上塗り透
明塗膜5を形成する。
すなわち鉱物質粉粒Sは粒径のかなり大きい
ものを使用する。
ものを使用する。
上塗り塗料は凸模様4を含む表全面に塗布す
ると同時に凸模様4上においては凸模様4間の
凹部6に一部流下し、その上塗り塗料は薄く塗
料中の鉱物質粉粒Sは上塗り塗膜5より露出さ
れるとともに、該凹部6においては透明塗料は
厚くなり、鉱物質粉粒Sは上塗り塗料中に埋ま
る。
ると同時に凸模様4上においては凸模様4間の
凹部6に一部流下し、その上塗り塗料は薄く塗
料中の鉱物質粉粒Sは上塗り塗膜5より露出さ
れるとともに、該凹部6においては透明塗料は
厚くなり、鉱物質粉粒Sは上塗り塗料中に埋ま
る。
上塗り透明塗料5を塗布後、該塗料5が未硬
化あるいは半硬化の状態において、凸模様4表
面の鉱物質粉粒Sをロールrにより押圧し、凸
模様4の塗膜内に上塗り塗膜5より露出された
鉱物質粉粒Sの一部を埋没させる。
化あるいは半硬化の状態において、凸模様4表
面の鉱物質粉粒Sをロールrにより押圧し、凸
模様4の塗膜内に上塗り塗膜5より露出された
鉱物質粉粒Sの一部を埋没させる。
この場合鉱物質粉粒Sは前記したようににか
なり大きい粒径すなわち20〜150μの粒径を有
する一方、上塗り塗料5はかなり薄く塗布され
るので、上塗り塗料5が塗布された状態では第
2図に示すように、凸模様4部分において
は、鉱物質粉粒Sは上塗り塗料5表面より相当
程度突出し、露出した状態にある。
なり大きい粒径すなわち20〜150μの粒径を有
する一方、上塗り塗料5はかなり薄く塗布され
るので、上塗り塗料5が塗布された状態では第
2図に示すように、凸模様4部分において
は、鉱物質粉粒Sは上塗り塗料5表面より相当
程度突出し、露出した状態にある。
したがつて第2図の状態でロールで凸模様
4部分の上塗り塗料5を押圧すれば、鉱物質粉
粒Sの一部は凸模様4内に埋没する。
4部分の上塗り塗料5を押圧すれば、鉱物質粉
粒Sの一部は凸模様4内に埋没する。
(第2図b○)
上塗り透明塗料5としては通常用いられるア
ルキツド樹脂、アミノアルキツド樹脂、アクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂などの合成樹脂塗料を用
い、必要に応じて着色する。
ルキツド樹脂、アミノアルキツド樹脂、アクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂などの合成樹脂塗料を用
い、必要に応じて着色する。
上塗り透明塗料5に添加混合される鉱物質粉
粒Sとしては金剛砂、珪石、ザクロ石、酸化ア
ルミニウム、炭化珪素などを用い、新モース硬
度5以上であることを必要とする。
粒Sとしては金剛砂、珪石、ザクロ石、酸化ア
ルミニウム、炭化珪素などを用い、新モース硬
度5以上であることを必要とする。
鉱物質粉粒の添加量は0.5〜70重量%とする。
また鉱物質粉粒Sを添加した上塗り塗料をロー
ルコーターで塗布し、上塗り塗料の塗布と同時
に凸模様4部分の上塗り塗膜5中の鉱物質粉粒
の一部を凸模様4中に埋設するようにしても差
支えない。
また鉱物質粉粒Sを添加した上塗り塗料をロー
ルコーターで塗布し、上塗り塗料の塗布と同時
に凸模様4部分の上塗り塗膜5中の鉱物質粉粒
の一部を凸模様4中に埋設するようにしても差
支えない。
鉱物質粉粒Sの粒径は凸模様4部分の上塗り
塗膜5のの厚さより大きくするとともに、その
添加量は粒径の大きさに比例して少くし、鉱物
質粉粒の添加による艶消しが凸模様4部分の上
塗り塗膜5において現われない程度にする。
塗膜5のの厚さより大きくするとともに、その
添加量は粒径の大きさに比例して少くし、鉱物
質粉粒の添加による艶消しが凸模様4部分の上
塗り塗膜5において現われない程度にする。
鉱物質粉粒の一部は上塗り塗膜5より露出し
て固定させるが、部分的には凸模様4塗膜中に
埋没されるため、脱落するおそれはなく耐摩耗
性の向上に役立つことに変りはない。
て固定させるが、部分的には凸模様4塗膜中に
埋没されるため、脱落するおそれはなく耐摩耗
性の向上に役立つことに変りはない。
なお柄模様3は基板1上に化粧紙を貼着して
形成してもよいし凸模様4を形成後、印刷して
もよい。
形成してもよいし凸模様4を形成後、印刷して
もよい。
本発明の作用効果:
本発明床材は立体感に富む意匠性が優れると
ともに、耐摩耗性が著るしく向上された。
ともに、耐摩耗性が著るしく向上された。
すなわち、上塗り塗膜5は凸模様4の部分に
おいてはなるべく薄く、凸模様4間の凹部6で
は厚く形成しており、これに対して、鉱物質粉
粒Sの粒径は凸模様4部分の上塗り塗膜5の厚
さより概して大きく選択している。したがつ
て、鉱物質粉粒Sは凸模様4部分において上塗
り塗膜5表面から凸模様4中に達することがで
きる。このため最も耐摩耗性を必要とする凸模
様4部分において大きな粒径の鉱物質粉粒Sが
塗膜に固定された状態で、上塗り塗膜5表面よ
り露出するため、従来のように上塗り塗膜中に
小径の鉱物質粒子を埋設した場合に比べ耐摩耗
性は著るしく向上する。
おいてはなるべく薄く、凸模様4間の凹部6で
は厚く形成しており、これに対して、鉱物質粉
粒Sの粒径は凸模様4部分の上塗り塗膜5の厚
さより概して大きく選択している。したがつ
て、鉱物質粉粒Sは凸模様4部分において上塗
り塗膜5表面から凸模様4中に達することがで
きる。このため最も耐摩耗性を必要とする凸模
様4部分において大きな粒径の鉱物質粉粒Sが
塗膜に固定された状態で、上塗り塗膜5表面よ
り露出するため、従来のように上塗り塗膜中に
小径の鉱物質粒子を埋設した場合に比べ耐摩耗
性は著るしく向上する。
また鉱物質粉粒Sの粒径に比して上塗り塗膜
5の厚さは薄くてよいので、凹部6に上塗り塗
料5が埋まることもなく、立体感も充分に表現
できる。
5の厚さは薄くてよいので、凹部6に上塗り塗
料5が埋まることもなく、立体感も充分に表現
できる。
鉱物質粉粒Sの粒径が大きいので、粒径に比
例してその添加量を少くすることにより、上塗
り塗膜5の艶消し状態を可及的に少くすること
ができる。
例してその添加量を少くすることにより、上塗
り塗膜5の艶消し状態を可及的に少くすること
ができる。
第1図:本発明床材の断面図、第2図,:
本発明床材の作用説明図、 1:基板、2:下塗り塗膜および下塗り塗料、
3:柄模様、4:凸模様、5:上塗り塗膜および
上塗り塗料、S:鉱物質粉粒。
本発明床材の作用説明図、 1:基板、2:下塗り塗膜および下塗り塗料、
3:柄模様、4:凸模様、5:上塗り塗膜および
上塗り塗料、S:鉱物質粉粒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板1の表面に不揮発分50%以上の塗料によ
つて凸模様4が形成され、その表面に粒径20〜
150μの鉱物質粉粒Sを添加した上塗り透明塗膜
5が形成されている塗装床材において、 上塗り透明塗膜5は凸模様4部分では薄く、凸
模様4間の凹部6部分では厚く形成され、 鉱物質粉粒Sの粒径を凸模様4部分の上塗り透
明塗膜5の厚さより大きくしておき、 凸模様4部分の上塗り透明塗膜5中の鉱物質粉
粒Sの一部分が凸模様4内に埋設し、しかも一部
分が上塗り透明塗膜5から露出している、 ことを特徴とする立体感に富む塗装床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9620980A JPS5721660A (en) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | Richly solid looking painted flooring and manufacture thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9620980A JPS5721660A (en) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | Richly solid looking painted flooring and manufacture thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721660A JPS5721660A (en) | 1982-02-04 |
JPS6366982B2 true JPS6366982B2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=14158858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9620980A Granted JPS5721660A (en) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | Richly solid looking painted flooring and manufacture thereof |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5721660A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH076268B2 (ja) * | 1985-04-24 | 1995-01-30 | 松下電工株式会社 | 建築板及びその製造法 |
JP2616837B2 (ja) * | 1990-09-12 | 1997-06-04 | 東リ 株式会社 | ノンスリツプ床材 |
JP4812152B2 (ja) * | 2000-03-03 | 2011-11-09 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 木質化粧シート及びその製造方法 |
JP2007278005A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Takiron Co Ltd | 防滑床材 |
JP2009068250A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ハンマートーン塗装建築板 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49112706A (ja) * | 1973-03-07 | 1974-10-28 | ||
JPS5229308A (en) * | 1975-08-29 | 1977-03-05 | Eidai Co Ltd | Method of producing decorated board with cubic pattern |
JPS5427870A (en) * | 1977-07-29 | 1979-03-02 | Yasunori Masuda | Assembly type locker made of steel |
JPS5442822A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-05 | Kinsho Kagaku | Method of dressing structure foundation surface |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710831Y2 (ja) * | 1975-12-20 | 1982-03-03 | ||
JPS53134424U (ja) * | 1977-03-30 | 1978-10-24 |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP9620980A patent/JPS5721660A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49112706A (ja) * | 1973-03-07 | 1974-10-28 | ||
JPS5229308A (en) * | 1975-08-29 | 1977-03-05 | Eidai Co Ltd | Method of producing decorated board with cubic pattern |
JPS5427870A (en) * | 1977-07-29 | 1979-03-02 | Yasunori Masuda | Assembly type locker made of steel |
JPS5442822A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-05 | Kinsho Kagaku | Method of dressing structure foundation surface |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5721660A (en) | 1982-02-04 |
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