JPS6366892B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6366892B2 JPS6366892B2 JP13295185A JP13295185A JPS6366892B2 JP S6366892 B2 JPS6366892 B2 JP S6366892B2 JP 13295185 A JP13295185 A JP 13295185A JP 13295185 A JP13295185 A JP 13295185A JP S6366892 B2 JPS6366892 B2 JP S6366892B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- brass
- electrical discharge
- heating
- discharge machining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
〔技術分野〕
本発明は、ワイヤ放電加工機に広く使用される
黄銅電極線の製造方法に関する。 〔従来技術とその問題点〕 ワイヤ放電加工は、0.05〜0.35mmφの電極線を
走行させつつ被加工物との間に加工液を介しつつ
パルス状の放電を発生させ、該放電エネルギーに
よつて被加工物を溶融し、加工液及び電極線、被
加工物などの瞬間的な気化爆発力によつて溶融物
を除去するもので、特に複雑な形状のプレス金型
の加工などに広く用いられている。 従来はこのワイヤ放電加工用電極線としては純
銅線が使用されていたが、引張り強さが低いので
放電加工時に張力をあまり大きくかけられないた
めに電極線の振動を抑えることができず、従つて
加工精度が悪くなり、又断線し易く、更に、Cu
自体の放電加工性も十分ではなく、加工速度も遅
いなどの諸欠点があつた。そのためモリブデン線
やタングステン線等の精密加工用高強度線が用い
られたり、又一般の加工用には65/35黄銅線を代
表とする黄銅電極線が広く使用されるようになつ
ている。黄銅電極線は純銅線に比して約2倍以上
の引張り強さがあり、かつその合金成分のZnの
存在は放電安定性と気化爆発力などが向上し、そ
のため加工速度を速くすることができるという長
所を有している。然し近年、ワイヤ放電加工の利
用拡大に伴つて尚一層の強度と加工速度の向上の
要望があり、黄銅にAl、Si等の微量元素を添加
して、強度と加工速度とを向上させた電極線例え
ば特公昭59−9298。又銅線、黄銅線の表面にZn
又はZn合金を被覆させた電極線例えば特公昭57
−5648等が開発、商品化されているが、従来の黄
銅線よりも製造コストがかさむという問題点があ
るので、他に生産性が高くてしかも高性能の電極
線の開発が要望されてきた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ワイヤ放電加工用65/35黄銅線には、冷間伸線
後焼鈍し引張り強さを50Kg/mm2弱に調質したO材
と、引張り強さが10Kg/mm2強のH材とがあるが、
本発明者等は、同一の放電加工の条件のもとでは
O材の方がH材よりも加工速度が速くなることを
知見し、この原因を解明する為に各々の電極線の
表層部をオージエ電子分光分析によつて分析し
た。その結果は第2図Aに示すように、O材では
表層部でのZn濃度がH材よりも高くなつていた。
このような濃度勾配が生じた原因としては、黄銅
の脱亜鉛現象が考えられ、脱亜鉛の過渡状態で表
層部に拡散したZnが酸化物として固着したもの
と考えられる。一般に黄銅電極線ではZn量の多
いほど加工速度が速く被加工物への銅付着物が少
ないことが知られている。然しZn量が40%以上
になると黄銅線自体の伸線加工が困難となつてく
る。本発明者等はZn量が40%以下でもその表層
は高濃度Zn層ができるような生成過程をコント
ロールし得て、生産性の高い方法でできることを
本発明の目的とした。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、Zn30〜40wt%、残部Cuと不可避な
不純物の組成を有する実用金属の黄銅からなる電
極線の製造工程で少なくとも1回以上、黄銅線を
走行させつつ通電加熱し、該電極線の表層部に高
濃度Zn層を生成させることを特徴とし、その通
電加熱条件は、1個又は複数個の加熱ゾーンを有
する通電加熱装置において、各加熱ゾーンでの通
電電流Ik(アンペア)、各加熱ゾーンでの印加電圧
Vk(ボルト)、黄銅線の直径D(mm)、黄銅線の伸
線機の最后のダイスを通つた線速即ち通電加熱装
置における線速を走行速度S(m/min)として
ΣIkVk/D2Sの数値が45を越えない範囲で、少く
とも1回以上10≦ΣIkVk/D2Sにあることであ
る。 本発明を図によつて更に詳細に説明する。第1
図は本発明による電極線を製造できる連続伸線機
付き通電加熱装置の1例の概要図である。図によ
れば黄銅線2は伸線機3を走行して直接通電加熱
装置4に入り、予熱ゾーン7と加熱ゾーン8を走
行しつつ上記条件のもとに通電加熱されるのであ
る。スプーラー6に捲きとられた通電加熱済みの
黄銅線5は別の連続伸線機付き通電加熱装置を用
いて再度通電加熱をうけてもよく、この繰返し作
業は所要の回数を行えばよい。又加熱ゾーンとし
ては予熱ゾーンと加熱ゾーンの各1個に限らず所
要の複数個でよい。 〔作用〕 表層部に高濃度のZn層を生成させるのに通電
加熱方法を採つた理由は、高温短時間加熱が容易
にできしかも加熱温度のコントロールが容易にで
きるからであり、雰囲気炉加熱では昇温冷却に要
する時間が長くかかり高濃度Zn層を生成させる
ことが困難でむしろ脱亜鉛現象が生じて第2図B
に示すようにZn濃度が低くなつてしまうおそれ
がある。加熱条件はΣIkVk/D2Sを45を越えない
範囲で10以上と限定したのは、10未満では十分な
高濃度Zn層が得られず放電加工速度が向上しな
いためであり、又、1度でも45を越えない範囲と
したのは45を越えてしまうと脱亜鉛が進行して亜
鉛濃度が減少し放電加工速度がかえつて低下して
しまうからで、次に10≦ΣIkVk/D2Sの条件で通
電加熱してもZn量の増加を期待できないからで
ある。又黄銅線のZn量を30〜40%としたのは30
%以下では高濃度Zn層が得られにくくなり、40
%以上では黄銅線自体の伸線に工数がかかり生産
性が低下するためである。 〔実施例〕 実施例 1 鋳造、押出し、伸線工程を経て2.3mmφにした
65/35黄銅線を第1図に示すサプライ1に搬入
し、そこから繰り出された黄銅線2は伸線機3を
走行しつつダイス10で0.9mmφに線曵され、直
接通電加熱装置4に線速600m/minや900m/
minで走行をつづけ、予熱ゾーン7と加熱ゾーン
8を経てスプールに捲きとつた。このときの予熱
ゾーンと加熱ゾーンとの印加電圧は同一であるが
予熱ゾーンの電流I1と加熱ゾーンの電流I2との比
を種々変えて(I1+I2)を変えてΣIkVk/D2Sの
値を第1表に示す種々のものにとり、本発明によ
る範囲実施例(第1表No.1〜13)、と範囲外の比
較例(第1表No.14〜17)のものとをつくつた。次
にこれらの通電加熱された0.9mmφの実施例と比
較例との黄銅線と、通電加熱を施行してない0.9
mmφ黄銅線を従来例(第1表No.18)として、以上
の3者のすべてを別工程で0.2mmφに伸線し、オ
ージエ電子分光分析による表層部のZn量の濃度
分布測定をし、更に放電加工機による放電加工試
験に供した。それらの結果を
黄銅電極線の製造方法に関する。 〔従来技術とその問題点〕 ワイヤ放電加工は、0.05〜0.35mmφの電極線を
走行させつつ被加工物との間に加工液を介しつつ
パルス状の放電を発生させ、該放電エネルギーに
よつて被加工物を溶融し、加工液及び電極線、被
加工物などの瞬間的な気化爆発力によつて溶融物
を除去するもので、特に複雑な形状のプレス金型
の加工などに広く用いられている。 従来はこのワイヤ放電加工用電極線としては純
銅線が使用されていたが、引張り強さが低いので
放電加工時に張力をあまり大きくかけられないた
めに電極線の振動を抑えることができず、従つて
加工精度が悪くなり、又断線し易く、更に、Cu
自体の放電加工性も十分ではなく、加工速度も遅
いなどの諸欠点があつた。そのためモリブデン線
やタングステン線等の精密加工用高強度線が用い
られたり、又一般の加工用には65/35黄銅線を代
表とする黄銅電極線が広く使用されるようになつ
ている。黄銅電極線は純銅線に比して約2倍以上
の引張り強さがあり、かつその合金成分のZnの
存在は放電安定性と気化爆発力などが向上し、そ
のため加工速度を速くすることができるという長
所を有している。然し近年、ワイヤ放電加工の利
用拡大に伴つて尚一層の強度と加工速度の向上の
要望があり、黄銅にAl、Si等の微量元素を添加
して、強度と加工速度とを向上させた電極線例え
ば特公昭59−9298。又銅線、黄銅線の表面にZn
又はZn合金を被覆させた電極線例えば特公昭57
−5648等が開発、商品化されているが、従来の黄
銅線よりも製造コストがかさむという問題点があ
るので、他に生産性が高くてしかも高性能の電極
線の開発が要望されてきた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ワイヤ放電加工用65/35黄銅線には、冷間伸線
後焼鈍し引張り強さを50Kg/mm2弱に調質したO材
と、引張り強さが10Kg/mm2強のH材とがあるが、
本発明者等は、同一の放電加工の条件のもとでは
O材の方がH材よりも加工速度が速くなることを
知見し、この原因を解明する為に各々の電極線の
表層部をオージエ電子分光分析によつて分析し
た。その結果は第2図Aに示すように、O材では
表層部でのZn濃度がH材よりも高くなつていた。
このような濃度勾配が生じた原因としては、黄銅
の脱亜鉛現象が考えられ、脱亜鉛の過渡状態で表
層部に拡散したZnが酸化物として固着したもの
と考えられる。一般に黄銅電極線ではZn量の多
いほど加工速度が速く被加工物への銅付着物が少
ないことが知られている。然しZn量が40%以上
になると黄銅線自体の伸線加工が困難となつてく
る。本発明者等はZn量が40%以下でもその表層
は高濃度Zn層ができるような生成過程をコント
ロールし得て、生産性の高い方法でできることを
本発明の目的とした。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、Zn30〜40wt%、残部Cuと不可避な
不純物の組成を有する実用金属の黄銅からなる電
極線の製造工程で少なくとも1回以上、黄銅線を
走行させつつ通電加熱し、該電極線の表層部に高
濃度Zn層を生成させることを特徴とし、その通
電加熱条件は、1個又は複数個の加熱ゾーンを有
する通電加熱装置において、各加熱ゾーンでの通
電電流Ik(アンペア)、各加熱ゾーンでの印加電圧
Vk(ボルト)、黄銅線の直径D(mm)、黄銅線の伸
線機の最后のダイスを通つた線速即ち通電加熱装
置における線速を走行速度S(m/min)として
ΣIkVk/D2Sの数値が45を越えない範囲で、少く
とも1回以上10≦ΣIkVk/D2Sにあることであ
る。 本発明を図によつて更に詳細に説明する。第1
図は本発明による電極線を製造できる連続伸線機
付き通電加熱装置の1例の概要図である。図によ
れば黄銅線2は伸線機3を走行して直接通電加熱
装置4に入り、予熱ゾーン7と加熱ゾーン8を走
行しつつ上記条件のもとに通電加熱されるのであ
る。スプーラー6に捲きとられた通電加熱済みの
黄銅線5は別の連続伸線機付き通電加熱装置を用
いて再度通電加熱をうけてもよく、この繰返し作
業は所要の回数を行えばよい。又加熱ゾーンとし
ては予熱ゾーンと加熱ゾーンの各1個に限らず所
要の複数個でよい。 〔作用〕 表層部に高濃度のZn層を生成させるのに通電
加熱方法を採つた理由は、高温短時間加熱が容易
にできしかも加熱温度のコントロールが容易にで
きるからであり、雰囲気炉加熱では昇温冷却に要
する時間が長くかかり高濃度Zn層を生成させる
ことが困難でむしろ脱亜鉛現象が生じて第2図B
に示すようにZn濃度が低くなつてしまうおそれ
がある。加熱条件はΣIkVk/D2Sを45を越えない
範囲で10以上と限定したのは、10未満では十分な
高濃度Zn層が得られず放電加工速度が向上しな
いためであり、又、1度でも45を越えない範囲と
したのは45を越えてしまうと脱亜鉛が進行して亜
鉛濃度が減少し放電加工速度がかえつて低下して
しまうからで、次に10≦ΣIkVk/D2Sの条件で通
電加熱してもZn量の増加を期待できないからで
ある。又黄銅線のZn量を30〜40%としたのは30
%以下では高濃度Zn層が得られにくくなり、40
%以上では黄銅線自体の伸線に工数がかかり生産
性が低下するためである。 〔実施例〕 実施例 1 鋳造、押出し、伸線工程を経て2.3mmφにした
65/35黄銅線を第1図に示すサプライ1に搬入
し、そこから繰り出された黄銅線2は伸線機3を
走行しつつダイス10で0.9mmφに線曵され、直
接通電加熱装置4に線速600m/minや900m/
minで走行をつづけ、予熱ゾーン7と加熱ゾーン
8を経てスプールに捲きとつた。このときの予熱
ゾーンと加熱ゾーンとの印加電圧は同一であるが
予熱ゾーンの電流I1と加熱ゾーンの電流I2との比
を種々変えて(I1+I2)を変えてΣIkVk/D2Sの
値を第1表に示す種々のものにとり、本発明によ
る範囲実施例(第1表No.1〜13)、と範囲外の比
較例(第1表No.14〜17)のものとをつくつた。次
にこれらの通電加熱された0.9mmφの実施例と比
較例との黄銅線と、通電加熱を施行してない0.9
mmφ黄銅線を従来例(第1表No.18)として、以上
の3者のすべてを別工程で0.2mmφに伸線し、オ
ージエ電子分光分析による表層部のZn量の濃度
分布測定をし、更に放電加工機による放電加工試
験に供した。それらの結果を
【表】
第1表に併記した。第1表で高濃度Zn層厚さは
第2図Aの11の数値でZn濃度が35%以上にな
つている領域の表面からの深さをμmで表したも
のである。又加工速度は従来例との比で表した。 実施例 2 実施例1と同じ0.9mmφの黄銅線を400℃×1時
間の雰囲気炉焼鈍を行い、酸洗後第1図の機構を
有する連続伸線機付き通電加熱装置で種々の線速
600m、800m、1000m、1250mのもとに0.2mmφ
と0.3mmφの2種類に伸線し、続いて通電加熱し
た。この様にして本発明によつて製造した65/35
黄銅線(第2表No.1〜14)と比較例(第2表No.15
〜20)は実施例1と同じ方法で高濃度Zn層の深
さと放電加工速度を測定した。また、その他の比
較例として実施例1のNo.15(第1表)を0.2mmφに
伸線、通電加熱した電極線(第2表No.21)をつく
り、従来例としては0.2mmφと0.3mmφに伸線のみ
して通電加熱しない65/35黄銅線(第2表従来例
No.22、23)を、500℃に加熱した3m長さのパイ
プに線速、100m/minの速度で走行させた
第2図Aの11の数値でZn濃度が35%以上にな
つている領域の表面からの深さをμmで表したも
のである。又加工速度は従来例との比で表した。 実施例 2 実施例1と同じ0.9mmφの黄銅線を400℃×1時
間の雰囲気炉焼鈍を行い、酸洗後第1図の機構を
有する連続伸線機付き通電加熱装置で種々の線速
600m、800m、1000m、1250mのもとに0.2mmφ
と0.3mmφの2種類に伸線し、続いて通電加熱し
た。この様にして本発明によつて製造した65/35
黄銅線(第2表No.1〜14)と比較例(第2表No.15
〜20)は実施例1と同じ方法で高濃度Zn層の深
さと放電加工速度を測定した。また、その他の比
較例として実施例1のNo.15(第1表)を0.2mmφに
伸線、通電加熱した電極線(第2表No.21)をつく
り、従来例としては0.2mmφと0.3mmφに伸線のみ
して通電加熱しない65/35黄銅線(第2表従来例
No.22、23)を、500℃に加熱した3m長さのパイ
プに線速、100m/minの速度で走行させた
本発明によつてワイヤ放電加工用黄銅電極線を
つくれば、伸線加工性を低下させる元素の添加や
メツキ工程の付加などの製造コストを上げる要素
を含まず、生産性のある製造法によつて、放電加
工速度が従来の黄銅電極線よりも向上し、表面に
高濃度のZn層の存在によつて放電加工による被
加工物への付着物の少くなるような効果のある電
極線をつくることが可能となつた。尚この通電加
熱は必然的に材料の軟化を伴うので焼鈍に要する
コストの低減にもつながり、工業上顕著な効果を
もたらすものである。
つくれば、伸線加工性を低下させる元素の添加や
メツキ工程の付加などの製造コストを上げる要素
を含まず、生産性のある製造法によつて、放電加
工速度が従来の黄銅電極線よりも向上し、表面に
高濃度のZn層の存在によつて放電加工による被
加工物への付着物の少くなるような効果のある電
極線をつくることが可能となつた。尚この通電加
熱は必然的に材料の軟化を伴うので焼鈍に要する
コストの低減にもつながり、工業上顕著な効果を
もたらすものである。
第1図は本発明による電極線を製造できる連続
伸線機付き通電加熱装置の概要図である。第2図
A及び第2図Bは電極線の表面から深さによる
Zn濃度の変化を示す図である。 1:サプライ、2:黄銅線、3:伸線機、4:
通電加熱装置、5:電極線、6:スプーラー、
7:予熱ゾーン、8:加熱ゾーン、9:冷却ゾー
ン、10:ダイス、11:高濃度Zn層の深さ。
伸線機付き通電加熱装置の概要図である。第2図
A及び第2図Bは電極線の表面から深さによる
Zn濃度の変化を示す図である。 1:サプライ、2:黄銅線、3:伸線機、4:
通電加熱装置、5:電極線、6:スプーラー、
7:予熱ゾーン、8:加熱ゾーン、9:冷却ゾー
ン、10:ダイス、11:高濃度Zn層の深さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Zn30〜40wt%、残部Cuと不可避な不純物の
組成を有するワイヤ放電加工用黄銅電極線の製造
工程において、黄銅線を走行させつつ下式の条件
のもとに45を越えない範囲で少なくも1回以上通
電加熱することを特徴とするワイヤ放電加工用黄
銅電極線の製造方法。 10≦ΣIkVk/D2S 但し、 Ik:各加熱ゾーンでの通電電流(アンペア) Vk:各加熱ゾーンでの印加電圧(ボルト) D:線径(mm) S:線速(m/min)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13295185A JPS61293725A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | ワイヤ放電加工用黄銅電極線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13295185A JPS61293725A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | ワイヤ放電加工用黄銅電極線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293725A JPS61293725A (ja) | 1986-12-24 |
JPS6366892B2 true JPS6366892B2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=15093307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13295185A Granted JPS61293725A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | ワイヤ放電加工用黄銅電極線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61293725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021054121A1 (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR920010862B1 (ko) * | 1988-06-30 | 1992-12-19 | 미쯔비시 덴끼 가부시기가이샤 | 와이어컷방전 가공용 와이어전극 |
US5206480A (en) * | 1989-05-31 | 1993-04-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Wire electrode for electro-discharge machining |
JPH08176707A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ワイヤ放電加工用電極線 |
CH690439A5 (fr) * | 1995-12-11 | 2000-09-15 | Charmilles Technologies | Procédé de fabrication de fils avec une surface de laiton, pour les besoins de l'électro-érosion à fil. |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13295185A patent/JPS61293725A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021054121A1 (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61293725A (ja) | 1986-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |