JPS6364746A - 立体感に富んだ塗装化粧板 - Google Patents
立体感に富んだ塗装化粧板Info
- Publication number
- JPS6364746A JPS6364746A JP21015786A JP21015786A JPS6364746A JP S6364746 A JPS6364746 A JP S6364746A JP 21015786 A JP21015786 A JP 21015786A JP 21015786 A JP21015786 A JP 21015786A JP S6364746 A JPS6364746 A JP S6364746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dye
- decorative board
- dimensional effect
- rich
- ink layer
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は住宅の内装、住設機器、家具等に使用きれる立
体感に富んだ塗装化粧板に関するものである。
体感に富んだ塗装化粧板に関するものである。
[従来の技術]
従来の立体感を付与した化粧板はエンボスロールやエン
ボス板を使用し化粧板表面に凹凸模様を形成したもの(
特公昭40−27014、特公昭47−18559、特
公昭47−32694)、又化粧板表面に塗布された樹
脂の硬化速度に差を持たせ、その差を利用して表面にエ
ンボス模様を形成したもの(特公昭46−36479、
特公昭47−71053)等がある。
ボス板を使用し化粧板表面に凹凸模様を形成したもの(
特公昭40−27014、特公昭47−18559、特
公昭47−32694)、又化粧板表面に塗布された樹
脂の硬化速度に差を持たせ、その差を利用して表面にエ
ンボス模様を形成したもの(特公昭46−36479、
特公昭47−71053)等がある。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の化粧板は凹凸模様と印刷模様を同調きせるこ
とにより立体感を付与するものが多く、単色塗装仕上げ
を行った場合は立体感に欠けるものであった。
とにより立体感を付与するものが多く、単色塗装仕上げ
を行った場合は立体感に欠けるものであった。
[問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、板状基材
上の凹凸模様の凹部のみに染料で着色されたインキ層を
形成するか、或は板状基材の表面全面に染料で着色され
たインキ層を形成し、その上にスクリーン印刷などによ
り盛り上げ模様を形成し、前記インキ層を溶解しうる溶
剤を含有する不透明の合成樹脂塗料を全面に塗布するも
のである。
上の凹凸模様の凹部のみに染料で着色されたインキ層を
形成するか、或は板状基材の表面全面に染料で着色され
たインキ層を形成し、その上にスクリーン印刷などによ
り盛り上げ模様を形成し、前記インキ層を溶解しうる溶
剤を含有する不透明の合成樹脂塗料を全面に塗布するも
のである。
以下図面に基ずいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す立体感に富んだ塗装化
粧板の部分断面図である。
粧板の部分断面図である。
合板、繊維板、無機質板等の板状基材1上の凹凸模様に
必要に応じてシーラー処理等の下地処理を施し、全面に
染料で所望の色に着色きれたインキをロールコータ−等
で塗布しその後リバースロールコータ−やブレードで凸
部模様3の表面に付着したインキをかきとり、該凹凸模
様の凹部5のみに染料で着色されたインキ層2を形成し
、しかる後前記インキ層2を溶解しうる溶剤を含有した
、前記インキ層2とは異なる色に着色された不透明の合
成樹脂塗料をフローコーター、ロールコータ−、スプレ
ー等で全面に塗布し不透明塗料層4を形成する。
必要に応じてシーラー処理等の下地処理を施し、全面に
染料で所望の色に着色きれたインキをロールコータ−等
で塗布しその後リバースロールコータ−やブレードで凸
部模様3の表面に付着したインキをかきとり、該凹凸模
様の凹部5のみに染料で着色されたインキ層2を形成し
、しかる後前記インキ層2を溶解しうる溶剤を含有した
、前記インキ層2とは異なる色に着色された不透明の合
成樹脂塗料をフローコーター、ロールコータ−、スプレ
ー等で全面に塗布し不透明塗料層4を形成する。
前記染料で着色されたインキ層3及び不透明塗料層4を
上述のように構成することにより、インキ層3と不透明
塗料層4が直接接触する部分はインキ層3の染料が不透
明塗料層4に拡散するので、単色塗装仕上げを行ってい
るにもかかわらす凹部と凸部の色調が変わり立体感が得
られるものである。
上述のように構成することにより、インキ層3と不透明
塗料層4が直接接触する部分はインキ層3の染料が不透
明塗料層4に拡散するので、単色塗装仕上げを行ってい
るにもかかわらす凹部と凸部の色調が変わり立体感が得
られるものである。
前記凹部と凸部の色調の変化は前記染料の拡散の程度に
より任意に調節できる。即ちインキ層中の染料の濃度、
溶剤、不透明塗料の塗布量等を適宜選定することにより
所望の色調を得ることができる。
より任意に調節できる。即ちインキ層中の染料の濃度、
溶剤、不透明塗料の塗布量等を適宜選定することにより
所望の色調を得ることができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明の化粧板は凹部に形成されたイ
ンキ層の染料が1表面に形成された不透明塗料層に拡散
するので、不透明な単色塗装仕上げを行っているにもか
かわらず凹部と凸部の色調が変化し立体感に富んだ塗装
化粧板が得られるものである。
ンキ層の染料が1表面に形成された不透明塗料層に拡散
するので、不透明な単色塗装仕上げを行っているにもか
かわらず凹部と凸部の色調が変化し立体感に富んだ塗装
化粧板が得られるものである。
[実施例]
実施例1
木目の凹凸模様を有するオーク単板を貼合せた合板の表
面にサンディングシーラー処理を施した後、含金属錯塩
系染料を5重量%添加してアイ色に着色した消化綿ラッ
カー系のインキをロールコータ−で全面に塗布後、直ち
にリバースロールコータ−で凸部表面の前記インキをか
きとり除去した。前記インキを乾燥させた後、ワイドベ
ルトサンダーで表面を研磨した。
面にサンディングシーラー処理を施した後、含金属錯塩
系染料を5重量%添加してアイ色に着色した消化綿ラッ
カー系のインキをロールコータ−で全面に塗布後、直ち
にリバースロールコータ−で凸部表面の前記インキをか
きとり除去した。前記インキを乾燥させた後、ワイドベ
ルトサンダーで表面を研磨した。
次にロールコータ−とフローコーターでアイポリ−色に
着色された不透明なアクリルウレタン系エナメル(溶剤
として酢酸ブチル10重量部、MEKI○重量部含有)
を70g/m2塗布し乾燥した。
着色された不透明なアクリルウレタン系エナメル(溶剤
として酢酸ブチル10重量部、MEKI○重量部含有)
を70g/m2塗布し乾燥した。
凸部はアイポリ−色、凹部は薄いグレーの色調を有した
立体感に富んだ塗装化粧板が得られた。
立体感に富んだ塗装化粧板が得られた。
比較例1
実施例1に於て染料の代りに顔料を添加してアイ色に着
色したインキを塗布した以外は実施例1と同様にして塗
装化粧板を作製した。得られた化粧板は凹部も凸部もア
イポリ−色で立体感に欠けるものであった。
色したインキを塗布した以外は実施例1と同様にして塗
装化粧板を作製した。得られた化粧板は凹部も凸部もア
イポリ−色で立体感に欠けるものであった。
実施例2
厚き3mmの中密度1a維板の表面に導管溝を凹部とす
るニレ板目柄を紫外線硬化型のアクリル樹脂系インキを
使用してスクリーン印刷により形成した。
るニレ板目柄を紫外線硬化型のアクリル樹脂系インキを
使用してスクリーン印刷により形成した。
次に赤の含金属錯塩系の染料を5重量%添加したアクリ
ル系インキをロールコータ−で全面に塗布した後、凸部
表面の前記インキをかきとり除去した。乾燥後、凸部表
面を240#のサンドペーパで研磨し平滑にすると共に
凸部表面に付着しているインキを完全に除去した。
ル系インキをロールコータ−で全面に塗布した後、凸部
表面の前記インキをかきとり除去した。乾燥後、凸部表
面を240#のサンドペーパで研磨し平滑にすると共に
凸部表面に付着しているインキを完全に除去した。
次にベージュ色の不透明なアクリルラッカー系エナメル
(溶剤として酢酸エチル10重量部、酢酸ブチル10重
量部含有)を100g/m2スプレーで塗布乾燥し、凹
部はピンク、凸部はベージュの色調をした立体感に富ん
だ塗装化粧板を得た。
(溶剤として酢酸エチル10重量部、酢酸ブチル10重
量部含有)を100g/m2スプレーで塗布乾燥し、凹
部はピンク、凸部はベージュの色調をした立体感に富ん
だ塗装化粧板を得た。
実施例3
エンボスロールで石目の凹凸模様を付与した石綿スレー
ト板の表面にウレタン系のシーラーを塗布した後、染料
を7重量%添加して黄褐色に着色したアクリルラッカー
系インキをスポンジロールで全面に塗布し、凸部表面に
塗布されたインキをリバースコーターによりかきとり除
去し乾燥した。
ト板の表面にウレタン系のシーラーを塗布した後、染料
を7重量%添加して黄褐色に着色したアクリルラッカー
系インキをスポンジロールで全面に塗布し、凸部表面に
塗布されたインキをリバースコーターによりかきとり除
去し乾燥した。
次にパール色に着色した不透明なアクリルウレタン系エ
ナメル(溶剋として酢酸エチル10重量部、酢酸ブチル
20重量部含有)をスプレーで100g/m2塗布乾燥
し、凹部は黄褐色、凸部はパール色をした天然石模様の
立体感に富んだ塗装化粧板を得た。 ・ 部分断面図である。
ナメル(溶剋として酢酸エチル10重量部、酢酸ブチル
20重量部含有)をスプレーで100g/m2塗布乾燥
し、凹部は黄褐色、凸部はパール色をした天然石模様の
立体感に富んだ塗装化粧板を得た。 ・ 部分断面図である。
1・・・板状基材
2・・・染料で着色されたインキ層
3・・・凸部模様
4・・・不透明塗料層
5・・・凹部
Claims (1)
- 板状基材上の凹凸模様の凹部のみに染料で着色されたイ
ンキ層を形成するか、或は板状基材の表面全面に染料で
着色されたインキ層を形成した後その上に合成樹脂で盛
り上げ模様を形成し、前記インキ層を溶解しうる溶剤を
含有する不透明の合成樹脂塗料を全面に塗布することを
特長とする立体感に富んだ塗装化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21015786A JPS6364746A (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 立体感に富んだ塗装化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21015786A JPS6364746A (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 立体感に富んだ塗装化粧板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6364746A true JPS6364746A (ja) | 1988-03-23 |
Family
ID=16584710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21015786A Pending JPS6364746A (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 立体感に富んだ塗装化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6364746A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013520686A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-06-06 | ローリング オプティクス エービー | 基板シート上に製品特徴を印刷する方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5160242A (ja) * | 1974-11-22 | 1976-05-26 | Toppan Printing Co Ltd | Keshoban |
JPS55156050A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Noda Plywood Mfg Co Ltd | Dressing material and its preparation |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP21015786A patent/JPS6364746A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5160242A (ja) * | 1974-11-22 | 1976-05-26 | Toppan Printing Co Ltd | Keshoban |
JPS55156050A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Noda Plywood Mfg Co Ltd | Dressing material and its preparation |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013520686A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-06-06 | ローリング オプティクス エービー | 基板シート上に製品特徴を印刷する方法 |
US9256006B2 (en) | 2010-02-19 | 2016-02-09 | Rolling Optics Ab | Method for printing product features on a substrate sheet |
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