JPS635295B2 - - Google Patents
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- JPS635295B2 JPS635295B2 JP55134573A JP13457380A JPS635295B2 JP S635295 B2 JPS635295 B2 JP S635295B2 JP 55134573 A JP55134573 A JP 55134573A JP 13457380 A JP13457380 A JP 13457380A JP S635295 B2 JPS635295 B2 JP S635295B2
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- clutch
- rotating shaft
- shaft
- rotation
- operating rod
- Prior art date
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 46
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの回転をクラツチを介して
変速装置に伝達する自動車における自動クラツチ
装置に関するものである。
変速装置に伝達する自動車における自動クラツチ
装置に関するものである。
(従来の技術)
従来より、エンジンと変速装置との間に介装さ
れた機械式クラツチの断接操作を自動化する自動
クラツチ装置としては、上記クラツチのリリース
機構を電磁もしくは負圧作動式等のアクチユエー
タにて操作するようにしたものが提案されている
(例えば、特開昭53−30532号公報参照)。
れた機械式クラツチの断接操作を自動化する自動
クラツチ装置としては、上記クラツチのリリース
機構を電磁もしくは負圧作動式等のアクチユエー
タにて操作するようにしたものが提案されている
(例えば、特開昭53−30532号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、クラツチを断接操作するには約
160Kg程度の大荷重が必要であるため、前記アク
チユエータとしては大容量のものが要求され、必
然的に装置が大型化するとともに消費電力も増大
するなどの不具合を有し、実施化を図る上で大き
な障害となつている。
160Kg程度の大荷重が必要であるため、前記アク
チユエータとしては大容量のものが要求され、必
然的に装置が大型化するとともに消費電力も増大
するなどの不具合を有し、実施化を図る上で大き
な障害となつている。
そこで、本発明はかかる点に鑑み、エンジンの
駆動力を利用してクラツチの接続を離脱させると
ともに、スプリングの復元力とブレーキ機構とに
より所定の特性でクラツチを接続するようにした
自動クラツチ装置を提供し、従来の欠点を解消せ
んとするものである。
駆動力を利用してクラツチの接続を離脱させると
ともに、スプリングの復元力とブレーキ機構とに
より所定の特性でクラツチを接続するようにした
自動クラツチ装置を提供し、従来の欠点を解消せ
んとするものである。
(問題点を解決するための手段)
すなわち、本発明の自動クラツチ装置は、エン
ジン駆動軸と変速装置に連結されたクラツチ軸と
の間に接続方向へ付勢されたクラツチを設け、該
駆動軸の回転をクラツチで断接自在に変速装置に
伝達する自動車において、上記クラツチ軸に平行
に配置され、該クラツチ軸を介してエンジンによ
り回転駆動される第1回転軸と、該クラツチ軸に
平行に配置された第2回転軸と、上記第1回転軸
と第2回転軸との連結を接続離脱させる断接機構
と、第2回転軸により駆動され該第2回転軸の回
転運動をその軸線方向の往復運動に変換する変換
機構と、該変換機構に連結され前記クラツチの接
続を揺動可能なリリースフオークを押圧すること
によつて離脱させる操作ロツドと、上記第2回転
軸を操作ロツドがクラツチ接続時の位置となる回
転方向に付勢するリターンスプリングと、第2回
転軸側に設けられ該第2回転軸の回動を規制する
ブレーキ機構と、上記クラツチを接続状態から離
脱させるとき第1回転軸と第2回転軸が接続状態
となるように断接機構を作動させ、クラツチの離
脱作動が完了したとき第2回転軸の回動を規制し
クラツチを接続する際にこの回動に対する規制力
を徐々に弱めるようにブレーキ機構を作動させる
制御装置とを有することを特徴とする。
ジン駆動軸と変速装置に連結されたクラツチ軸と
の間に接続方向へ付勢されたクラツチを設け、該
駆動軸の回転をクラツチで断接自在に変速装置に
伝達する自動車において、上記クラツチ軸に平行
に配置され、該クラツチ軸を介してエンジンによ
り回転駆動される第1回転軸と、該クラツチ軸に
平行に配置された第2回転軸と、上記第1回転軸
と第2回転軸との連結を接続離脱させる断接機構
と、第2回転軸により駆動され該第2回転軸の回
転運動をその軸線方向の往復運動に変換する変換
機構と、該変換機構に連結され前記クラツチの接
続を揺動可能なリリースフオークを押圧すること
によつて離脱させる操作ロツドと、上記第2回転
軸を操作ロツドがクラツチ接続時の位置となる回
転方向に付勢するリターンスプリングと、第2回
転軸側に設けられ該第2回転軸の回動を規制する
ブレーキ機構と、上記クラツチを接続状態から離
脱させるとき第1回転軸と第2回転軸が接続状態
となるように断接機構を作動させ、クラツチの離
脱作動が完了したとき第2回転軸の回動を規制し
クラツチを接続する際にこの回動に対する規制力
を徐々に弱めるようにブレーキ機構を作動させる
制御装置とを有することを特徴とする。
(作用)
上記自動クラツチ装置においては、クラツチを
接続状態から離脱させるとき、断接機構が第1と
第2の回転軸を接続することにより、この第2回
転軸がリターンスプリングの付勢に抗してエンジ
ンによりクラツチ軸、第1回転軸を介して回転駆
動され、この回転が変換機構により軸方向の運動
に変換されて操作ロツドがリリースフオークを押
圧する。これにより、クラツチはその接続方向へ
の付勢に抗して離脱される。上記クラツチの離脱
が完了したとき、ブレーキ機構が第2回転軸の回
動を規制する。
接続状態から離脱させるとき、断接機構が第1と
第2の回転軸を接続することにより、この第2回
転軸がリターンスプリングの付勢に抗してエンジ
ンによりクラツチ軸、第1回転軸を介して回転駆
動され、この回転が変換機構により軸方向の運動
に変換されて操作ロツドがリリースフオークを押
圧する。これにより、クラツチはその接続方向へ
の付勢に抗して離脱される。上記クラツチの離脱
が完了したとき、ブレーキ機構が第2回転軸の回
動を規制する。
一方、接続方向への付勢に抗して離脱されたク
ラツチは、リターンスプリングの付勢により第2
回転軸が上記クラツチの離脱時とは逆方向へ回動
し、操作ロツドがクラツチ接続時の位置へ戻るこ
とにより接続することになるが、その際にブレー
キ機構が第2回転軸の回動に対する規制力を徐々
に弱めていくことにより、操作ロツドがクラツチ
接続時の位置へ徐々に戻つていき、クラツチが
徐々に接続されることになる。
ラツチは、リターンスプリングの付勢により第2
回転軸が上記クラツチの離脱時とは逆方向へ回動
し、操作ロツドがクラツチ接続時の位置へ戻るこ
とにより接続することになるが、その際にブレー
キ機構が第2回転軸の回動に対する規制力を徐々
に弱めていくことにより、操作ロツドがクラツチ
接続時の位置へ徐々に戻つていき、クラツチが
徐々に接続されることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に沿つて説明す
る。第1図において、1はエンジンの回転を出力
する駆動軸、2は該駆動軸1とクラツチ軸3との
間に設けられ両軸の連結を接続離脱させるクラツ
チ、4は上記クラツチ軸3の回転が元歯車5を介
して伝達される変換装置である。
る。第1図において、1はエンジンの回転を出力
する駆動軸、2は該駆動軸1とクラツチ軸3との
間に設けられ両軸の連結を接続離脱させるクラツ
チ、4は上記クラツチ軸3の回転が元歯車5を介
して伝達される変換装置である。
上記クラツチ2において、6は前記駆動軸1に
連結され一体に回転するクラツチホイール、7は
クラツチホイール6に固着されたクラツチカバ
ー、8はプレツシヤプレート、9はプレツシヤプ
レート8をクラツチホイール6側に付勢するダイ
ヤフラムスプリング、10は中心ボス部がクラツ
チ軸3にスプライン嵌合され外周部が上記クラツ
チホイール6とプレツシヤプレート8とで挾圧さ
れるクラツチデイスクである。つまり、このクラ
ツチデイスク10の挾圧によりクラツチ2は接続
状態となるものであり、上記ダイヤフラムスプリ
ング9はクラツチ2を接続方向(プレツシヤプレ
ート8がクラツチデイスク10をクラツチホイー
ル6との間に挾圧する方向)へ付勢している。ま
た、11はリリースベアリングであつて、該リリ
ースベアリング11はクラツチ2の軸方向に揺動
可能なリリースフオーク12の作動により軸方向
に移動してダイヤフラムスプリング9を変形さ
せ、該ダイヤフラムスプリング9の付勢力による
プレツシヤプレート8のクラツチデイスク10に
対する挾圧状態を解放してクラツチ2の接続を離
脱するものである。尚、13はクラツチハウジン
グ、14はミツシヨンケーシングである。
連結され一体に回転するクラツチホイール、7は
クラツチホイール6に固着されたクラツチカバ
ー、8はプレツシヤプレート、9はプレツシヤプ
レート8をクラツチホイール6側に付勢するダイ
ヤフラムスプリング、10は中心ボス部がクラツ
チ軸3にスプライン嵌合され外周部が上記クラツ
チホイール6とプレツシヤプレート8とで挾圧さ
れるクラツチデイスクである。つまり、このクラ
ツチデイスク10の挾圧によりクラツチ2は接続
状態となるものであり、上記ダイヤフラムスプリ
ング9はクラツチ2を接続方向(プレツシヤプレ
ート8がクラツチデイスク10をクラツチホイー
ル6との間に挾圧する方向)へ付勢している。ま
た、11はリリースベアリングであつて、該リリ
ースベアリング11はクラツチ2の軸方向に揺動
可能なリリースフオーク12の作動により軸方向
に移動してダイヤフラムスプリング9を変形さ
せ、該ダイヤフラムスプリング9の付勢力による
プレツシヤプレート8のクラツチデイスク10に
対する挾圧状態を解放してクラツチ2の接続を離
脱するものである。尚、13はクラツチハウジン
グ、14はミツシヨンケーシングである。
次に、15は前記クラツチ軸3に平行に配置さ
れ、このクラツチ軸3に歯車16a,16bを介
して連結された第1回転軸で、クラツチ2の接続
時に駆動軸1の回転により駆動回転される。17
は該第1回転軸15と同軸線上に、つまりは平行
に配設された第2回転軸である。また、18は上
記第1回転軸15と第2回転軸17との連結を接
続離脱させる断接機構、19は第2回転軸17側
に設けられ該第2回転軸17の回動を規制するブ
レーキ機構である。さらに、20は上記第2回転
軸17により駆動され該第2回転軸17の回転運
動をその軸線方向の往復直線運動に変換する変換
機構、21は該変換機構20に連結され軸方向に
摺動する操作ロツドである。
れ、このクラツチ軸3に歯車16a,16bを介
して連結された第1回転軸で、クラツチ2の接続
時に駆動軸1の回転により駆動回転される。17
は該第1回転軸15と同軸線上に、つまりは平行
に配設された第2回転軸である。また、18は上
記第1回転軸15と第2回転軸17との連結を接
続離脱させる断接機構、19は第2回転軸17側
に設けられ該第2回転軸17の回動を規制するブ
レーキ機構である。さらに、20は上記第2回転
軸17により駆動され該第2回転軸17の回転運
動をその軸線方向の往復直線運動に変換する変換
機構、21は該変換機構20に連結され軸方向に
摺動する操作ロツドである。
上記断接機構18は電磁クラツチにて構成さ
れ、ブレーキ機構19は電磁ブレーキにて構成さ
れている。すなわち、第2回転軸17の第1回転
軸15側外周には回転体22が固着され、第1回
転軸15の外周には上記回転体22に対向する押
し板23がスプライン嵌合され、該押し板23の
背面に電磁クラツチの断接ソレノイド24が配設
される一方、上記回転体22の前記押し板23と
は反対側に対向してブレーキ板25が設けられ、
該ブレーキ板25の背面には電磁ブレーキのブレ
ーキソレノイド26が配設されている。
れ、ブレーキ機構19は電磁ブレーキにて構成さ
れている。すなわち、第2回転軸17の第1回転
軸15側外周には回転体22が固着され、第1回
転軸15の外周には上記回転体22に対向する押
し板23がスプライン嵌合され、該押し板23の
背面に電磁クラツチの断接ソレノイド24が配設
される一方、上記回転体22の前記押し板23と
は反対側に対向してブレーキ板25が設けられ、
該ブレーキ板25の背面には電磁ブレーキのブレ
ーキソレノイド26が配設されている。
また、上記変換機構20は、第2回転軸17の
他端部に固着された送りねじ27と、外側のケー
シング14にスプライン結合されて回り止めが施
された操作ロツド21の後部雌ねじ部28とから
なり、第2回転軸17の回転を操作ロツド21の
直線移動に変換する。
他端部に固着された送りねじ27と、外側のケー
シング14にスプライン結合されて回り止めが施
された操作ロツド21の後部雌ねじ部28とから
なり、第2回転軸17の回転を操作ロツド21の
直線移動に変換する。
操作ロツド21の先端はリリースレバー29を
介して前記リリースフオーク12に連係され、こ
の操作ロツド21が突出するように摺動したとき
にリリースベアリング11をダイヤフラムスプリ
ング9に抗して移動させ、クラツチ2を離脱(動
力伝達を遮断)するように構成されている。
介して前記リリースフオーク12に連係され、こ
の操作ロツド21が突出するように摺動したとき
にリリースベアリング11をダイヤフラムスプリ
ング9に抗して移動させ、クラツチ2を離脱(動
力伝達を遮断)するように構成されている。
さらに、30は一端がケーシング14に他端が
回転体22に連結されたうず巻状のリターンスプ
リングで、その回転力は変換機構20を介して操
作ロツド21を元位置(クラツチ接続時の位置)
に後退させる回転方向へ第2回転軸17の回転を
付勢するものである。
回転体22に連結されたうず巻状のリターンスプ
リングで、その回転力は変換機構20を介して操
作ロツド21を元位置(クラツチ接続時の位置)
に後退させる回転方向へ第2回転軸17の回転を
付勢するものである。
31は操作ロツド21の移動すなわちクラツチ
2の接続離脱状態に応じて作動するリミツトスイ
ツチであり、該リミツトスイツチ31のスライダ
32はピン33を介して操作ロツド21に連結さ
れ、一体的に移動するように構成されている。
2の接続離脱状態に応じて作動するリミツトスイ
ツチであり、該リミツトスイツチ31のスライダ
32はピン33を介して操作ロツド21に連結さ
れ、一体的に移動するように構成されている。
一方、上記断接機構18とブレーキ機構19と
は、第2図に示す如き制御装置34によつて制御
される。この制御装置34において、24は前記
断接機構18の断接ソレノイド、26はブレーキ
機構19のブレーキソレノイド、31はクラツチ
2の接続時に閉成する第1接点31aとクラツチ
2の離脱時に閉成する第2接点31bとを有する
前記リミツトスイツチであつて、該リミツトスイ
ツチ31の第1接点31aは上記断接ソレノイド
24に、第2接点31bがブレーキソレノイド2
6にそれぞれ接続されている。このリミツトスイ
ツチ31は、スライダ32が操作ロツド21とと
もに移動することにより、クラツチ接続状態では
第1接点31aが閉成し、クラツチ離脱状態では
第2接点31bが閉成する。また、35は上記リ
ミツトスイツチ31と直列に接続されたシフトノ
ブスイツチで、該スイツチ35はシフトノブに手
を触れた状態で閉成する。
は、第2図に示す如き制御装置34によつて制御
される。この制御装置34において、24は前記
断接機構18の断接ソレノイド、26はブレーキ
機構19のブレーキソレノイド、31はクラツチ
2の接続時に閉成する第1接点31aとクラツチ
2の離脱時に閉成する第2接点31bとを有する
前記リミツトスイツチであつて、該リミツトスイ
ツチ31の第1接点31aは上記断接ソレノイド
24に、第2接点31bがブレーキソレノイド2
6にそれぞれ接続されている。このリミツトスイ
ツチ31は、スライダ32が操作ロツド21とと
もに移動することにより、クラツチ接続状態では
第1接点31aが閉成し、クラツチ離脱状態では
第2接点31bが閉成する。また、35は上記リ
ミツトスイツチ31と直列に接続されたシフトノ
ブスイツチで、該スイツチ35はシフトノブに手
を触れた状態で閉成する。
さらに、36はクラツチ2の入力側(例えば駆
動軸1)の回転数を検出する回転センサ、37は
クラツチ2の出力側(例えばクラツチ軸3)の回
転数を検出する回転センサ、38および39は上
記回転センサ36,37の信号を電圧変換するf
−v変換器、40は両f−v変換器38,39の
電圧を比較して差をとる差動増幅器、41は基準
電圧設定用のコンデンサ、42は該コンデンサ4
1の放電回路を構成する抵抗器、43は前記シフ
トノブスイツチ35と連動して開閉する充放電ス
イツチ、44は差動増幅器40からの出力電圧と
コンデンサ41による設定電圧とを比較するコン
パレータであつて、該コンパレータ44の出力は
ANDゲート45およびリミツトスイツチ31の
第2接点31bを介して前記ブレーキソレノイド
26に入力される。
動軸1)の回転数を検出する回転センサ、37は
クラツチ2の出力側(例えばクラツチ軸3)の回
転数を検出する回転センサ、38および39は上
記回転センサ36,37の信号を電圧変換するf
−v変換器、40は両f−v変換器38,39の
電圧を比較して差をとる差動増幅器、41は基準
電圧設定用のコンデンサ、42は該コンデンサ4
1の放電回路を構成する抵抗器、43は前記シフ
トノブスイツチ35と連動して開閉する充放電ス
イツチ、44は差動増幅器40からの出力電圧と
コンデンサ41による設定電圧とを比較するコン
パレータであつて、該コンパレータ44の出力は
ANDゲート45およびリミツトスイツチ31の
第2接点31bを介して前記ブレーキソレノイド
26に入力される。
上記コンデンサ41の充放電特性は、第3図に
示すように、充放電スイツチ43が閉成したA点
から差動増幅器40の出力電圧が充電され、該充
放電スイツチ43が開成するB点から図示の如き
放電曲線でもつて設定電圧を放電し、C点で放電
を完了する。
示すように、充放電スイツチ43が閉成したA点
から差動増幅器40の出力電圧が充電され、該充
放電スイツチ43が開成するB点から図示の如き
放電曲線でもつて設定電圧を放電し、C点で放電
を完了する。
次に、上記実施例の作用を説明する。先ず、ク
ラツチ2の接続状態においては、エンジンの駆動
軸1の回転はクラツチ2、クラツチ軸3を介して
変換装置4および第1回転軸15に伝達されてい
る。また、リミツトスイツチ31は断接ソレノイ
ド24用の第1接点31aが閉成されている。
ラツチ2の接続状態においては、エンジンの駆動
軸1の回転はクラツチ2、クラツチ軸3を介して
変換装置4および第1回転軸15に伝達されてい
る。また、リミツトスイツチ31は断接ソレノイ
ド24用の第1接点31aが閉成されている。
ここで、変換操作のためにクラツチ2を接続状
態から離脱させる場合には、シフトノブに手が触
れられ、シフトノブスイツチ35が閉成されるこ
とにより、上記断接ソレノイド24は励磁されて
断接機構18が作動し、第1回転軸15の回転を
第2回転軸17に伝達する。この第2回転軸17
はリターンスプリング30の付勢に抗して回転し
ていき、それにより変換機構20の送りねじ27
が操作ロツド21を突出方向に移動させ、クラツ
チ2をダイヤフラムスプリング9の付勢に抗して
離脱させる。
態から離脱させる場合には、シフトノブに手が触
れられ、シフトノブスイツチ35が閉成されるこ
とにより、上記断接ソレノイド24は励磁されて
断接機構18が作動し、第1回転軸15の回転を
第2回転軸17に伝達する。この第2回転軸17
はリターンスプリング30の付勢に抗して回転し
ていき、それにより変換機構20の送りねじ27
が操作ロツド21を突出方向に移動させ、クラツ
チ2をダイヤフラムスプリング9の付勢に抗して
離脱させる。
その際、操作ロツド21の移動に伴つてリミツ
トスイツチ31は第1接点31aを開成するが、
操作ロツド21は慣性力によつてクラツチ2が完
全に離脱するまで移動され、作動完了時には、リ
ミツトスイツチ31の第2接点31bが閉成して
ブレーキ機構19が作動する。また、第2回転軸
17の回転に伴い、リターンスプリング30には
回転力が貯えられる。さらに、上記クラツチ2の
離脱時には、制御装置34のコンデンサ41に差
動増幅器40の出力電圧が充電(第3図A点ない
しB点の充電)される。
トスイツチ31は第1接点31aを開成するが、
操作ロツド21は慣性力によつてクラツチ2が完
全に離脱するまで移動され、作動完了時には、リ
ミツトスイツチ31の第2接点31bが閉成して
ブレーキ機構19が作動する。また、第2回転軸
17の回転に伴い、リターンスプリング30には
回転力が貯えられる。さらに、上記クラツチ2の
離脱時には、制御装置34のコンデンサ41に差
動増幅器40の出力電圧が充電(第3図A点ない
しB点の充電)される。
続いて、変速操作が完了して、離脱状態にある
クラツチ2を接続するときには、上記リターンス
プリング30の付勢により第2回転軸17がクラ
ツチ2の離脱時とは逆方向に回動して操作ロツド
21が後退し(クラツチ接続時の位置へ戻り)、
これに応じてリリースベアリング11が復帰する
ことにより行われる。その際、クラツチ2を徐々
に接続する必要から、第2回転軸17の回動をブ
レーキ機構19によつて制御し、前記操作ロツド
21を徐々に後退させる。
クラツチ2を接続するときには、上記リターンス
プリング30の付勢により第2回転軸17がクラ
ツチ2の離脱時とは逆方向に回動して操作ロツド
21が後退し(クラツチ接続時の位置へ戻り)、
これに応じてリリースベアリング11が復帰する
ことにより行われる。その際、クラツチ2を徐々
に接続する必要から、第2回転軸17の回動をブ
レーキ機構19によつて制御し、前記操作ロツド
21を徐々に後退させる。
すなわち、ブレーキ機構19のブレーキソレノ
イド26はコンパレータ44の出力に応じてその
通電が断続されるものであり、該コンパレータ4
4はクラツチ2の前後における回転差(差動増幅
機40の出力)とコンデンサ41の放電曲線(第
3図のB−C曲線)に沿う設定電圧とを比較し、
両者が合致するように出力信号を出力し、クラツ
チ2の前後における回転差が上記放電曲線と同様
の曲線でもつて減少し、徐々に接続するようにブ
レーキ機構19のブレーキ力を調整するものであ
る。
イド26はコンパレータ44の出力に応じてその
通電が断続されるものであり、該コンパレータ4
4はクラツチ2の前後における回転差(差動増幅
機40の出力)とコンデンサ41の放電曲線(第
3図のB−C曲線)に沿う設定電圧とを比較し、
両者が合致するように出力信号を出力し、クラツ
チ2の前後における回転差が上記放電曲線と同様
の曲線でもつて減少し、徐々に接続するようにブ
レーキ機構19のブレーキ力を調整するものであ
る。
尚、上記実施例においては、断接機構18を電
磁クラツチにより構成したが、その他油圧等によ
るアクチユエータを利用したものを使用してもよ
い。また、制御装置34についても、変換装置4
の自動化等に伴つてその制御形式は適宜設計変更
される。
磁クラツチにより構成したが、その他油圧等によ
るアクチユエータを利用したものを使用してもよ
い。また、制御装置34についても、変換装置4
の自動化等に伴つてその制御形式は適宜設計変更
される。
(発明の効果)
従つて、本発明によれば、断接機構の作動によ
り、第1と第2の回転軸を接続し、エンジンの回
転駆動力によりクラツチ軸、第1回転軸、第2回
転軸、変換機構を介して操作ロツドを押圧するこ
とにより、上記エンジンの回転駆動力を利用して
クラツチの離脱操作を行うようにしたから、大き
な操作力が得られ、自動クラツチ装置自体をコン
パクトに構成することができる。また、クラツチ
を接続する際にはリターンスプリングの復元力を
利用して第2回転軸をクラツチ離脱時とは逆方向
に回動させ、かつブレーキ機構を作動させて上記
第2回転軸の回動に対する規制力を徐々に弱めて
いき、操作ロツド21を徐々に後退させるように
したから、クラツチの接続を確実に且つ滑らかに
行わしめることができる。しかも、上記断接機構
及びブレーキ機構は操作力を与えるものではな
く、動力の断接、制動を行うだけでよいことか
ら、その小型化が図れる。
り、第1と第2の回転軸を接続し、エンジンの回
転駆動力によりクラツチ軸、第1回転軸、第2回
転軸、変換機構を介して操作ロツドを押圧するこ
とにより、上記エンジンの回転駆動力を利用して
クラツチの離脱操作を行うようにしたから、大き
な操作力が得られ、自動クラツチ装置自体をコン
パクトに構成することができる。また、クラツチ
を接続する際にはリターンスプリングの復元力を
利用して第2回転軸をクラツチ離脱時とは逆方向
に回動させ、かつブレーキ機構を作動させて上記
第2回転軸の回動に対する規制力を徐々に弱めて
いき、操作ロツド21を徐々に後退させるように
したから、クラツチの接続を確実に且つ滑らかに
行わしめることができる。しかも、上記断接機構
及びブレーキ機構は操作力を与えるものではな
く、動力の断接、制動を行うだけでよいことか
ら、その小型化が図れる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断
面図、第2図は制御装置を示す電気回路図、第3
図はコンデンサの充放電特性を示す曲線図であ
る。 1……駆動軸、2……クラツチ、3……クラツ
チ軸、4……変速装置、6……クラツチホイー
ル、7……クラツチカバ−、8……プレツシヤプ
レート、9……ダイヤフラムスプリング、10…
…クラツチデイスク、11……リリースベアリン
グ、15……第1回転軸、17……第2回転軸、
18……断接機構、19……ブレーキ機構、20
……変換機構、21……操作ロツド、30……リ
ターンスプリング、34……制御装置。
面図、第2図は制御装置を示す電気回路図、第3
図はコンデンサの充放電特性を示す曲線図であ
る。 1……駆動軸、2……クラツチ、3……クラツ
チ軸、4……変速装置、6……クラツチホイー
ル、7……クラツチカバ−、8……プレツシヤプ
レート、9……ダイヤフラムスプリング、10…
…クラツチデイスク、11……リリースベアリン
グ、15……第1回転軸、17……第2回転軸、
18……断接機構、19……ブレーキ機構、20
……変換機構、21……操作ロツド、30……リ
ターンスプリング、34……制御装置。
Claims (1)
- 1 エンジン駆動軸と変速装置に連結されたクラ
ツチ軸との間に接続方向へ付勢されたクラツチを
設け、該駆動軸の回転をクラツチで断接自在に変
速装置に伝達する自動車において、上記クラツチ
軸に平行に配置され、該クラツチ軸を介してエン
ジンにより回転駆動される第1回転軸と、該クラ
ツチ軸に平行に配置された第2回転軸と、上記第
1回転軸と第2回転軸との連結を接続離脱させる
断接機構と、第2回転軸により駆動され該第2回
転軸の回転運動をその軸線方向の往復運動に変換
する変換機構と、該変換機構に連結され前記クラ
ツチの接続を揺動可能なリリースフオークを押圧
することによつて離脱させる操作ロツドと、上記
第2回転軸を操作ロツドがクラツチ接続時の位置
となる回転方向へ付勢するリターンスプリング
と、第2回転軸側に設けられ該第2回転軸の回動
を規制するブレーキ機構と、上記クラツチを接続
状態から離脱させるとき第1回転軸と第2回転軸
が接続状態となるように断接機構を作動させ、ク
ラツチの離脱作動が完了したとき第2回転軸の回
動を規制しクラツチを接続する際に第2回転軸の
回動に対する規制力を徐々に弱めるようにブレー
キ機構を作動させる制御装置とを有する自動クラ
ツチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13457380A JPS5758514A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Automatic clutch for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13457380A JPS5758514A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Automatic clutch for automobile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5758514A JPS5758514A (en) | 1982-04-08 |
JPS635295B2 true JPS635295B2 (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=15131501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13457380A Granted JPS5758514A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Automatic clutch for automobile |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5758514A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748666B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2007-08-10 | 현대자동차주식회사 | 차량용 리니어식 클러치 시스템 및 그 제어방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5330532A (en) * | 1976-08-30 | 1978-03-22 | Tsni Abutomobirunii Abutomotor | Controller for friction clutch of transport vehicle |
-
1980
- 1980-09-26 JP JP13457380A patent/JPS5758514A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5330532A (en) * | 1976-08-30 | 1978-03-22 | Tsni Abutomobirunii Abutomotor | Controller for friction clutch of transport vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5758514A (en) | 1982-04-08 |
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