JPH1014171A - ハイブリッド車のクラッチユニット - Google Patents
ハイブリッド車のクラッチユニットInfo
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- JPH1014171A JPH1014171A JP18148296A JP18148296A JPH1014171A JP H1014171 A JPH1014171 A JP H1014171A JP 18148296 A JP18148296 A JP 18148296A JP 18148296 A JP18148296 A JP 18148296A JP H1014171 A JPH1014171 A JP H1014171A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 53
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイブリッド車のクラッチユニットにおいて
構成を簡単にすることである。 【解決手段】 動力伝達の接続状態を保つためのクラッ
チスプリング41の付勢力を押圧力により変位して解消
する解除手段4は、内燃機関5とモータ発電機6間に介
設される第1のクラッチ機構11Aと、モータ発電機6
と出力軸71間に介設される第2のクラッチ機構11B
とでは、上記押圧力が逆方向に作用するように設定し、
かつ上記押圧力を解除手段4に加える押圧手段12は、
中間位置と生逆位置の3段階に変位し、正位置へ変位す
ると第1のクラッチ機構11Aの解除手段4を押圧し、
逆位置へ変位すると第2のクラッチ機構11Bの解除手
段4を押圧するようにした。
構成を簡単にすることである。 【解決手段】 動力伝達の接続状態を保つためのクラッ
チスプリング41の付勢力を押圧力により変位して解消
する解除手段4は、内燃機関5とモータ発電機6間に介
設される第1のクラッチ機構11Aと、モータ発電機6
と出力軸71間に介設される第2のクラッチ機構11B
とでは、上記押圧力が逆方向に作用するように設定し、
かつ上記押圧力を解除手段4に加える押圧手段12は、
中間位置と生逆位置の3段階に変位し、正位置へ変位す
ると第1のクラッチ機構11Aの解除手段4を押圧し、
逆位置へ変位すると第2のクラッチ機構11Bの解除手
段4を押圧するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車のク
ラッチユニットに関する。
ラッチユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関とモータ発電機とを備えたハイ
ブリッド車、特にパラレル型ハイブリッド車は内燃機関
がモータ発電機に発電用の動力を供給するだけではなく
駆動輪を回転せしめる動力源としても用いられる。かか
るハイブリッド車のクラッチユニットは、内燃機関のみ
を搭載した車両のように、変速時等に動力源と、駆動輪
と連結した出力軸間を断続するためだけではなく、内燃
機関とモータ発電機のうちから動力源を選択する役割を
する。したがってハイブリッド車は2組のクラッチ部が
必要であり、コンパクトなハイブリッド車のクラッチユ
ニットが要請される。そこでドイツ国公報DE4434
019A1記載のクラッチユニットでは、クラッチスプ
リングの付勢力により動力伝達の接続状態を保つように
した、内燃機関を搭載した車両で一般的に用いられてい
る摩擦乾板式のクラッチ機構を1つのクラッチハウジン
グ内に2組格納している。そして動力伝達の切断時に
は、一方のクラッチ機構においては出力軸内に形成した
案内孔を直動するシャフトが第1のアクチュエータの駆
動力によりクラッチスプリングの付勢力を解消するよう
になっている。また他方のクラッチ機構においては、出
力軸の周面を直動するパイプが第2のアクチュエータの
駆動力によりクラッチスプリングの付勢力を解消するよ
うになっている。
ブリッド車、特にパラレル型ハイブリッド車は内燃機関
がモータ発電機に発電用の動力を供給するだけではなく
駆動輪を回転せしめる動力源としても用いられる。かか
るハイブリッド車のクラッチユニットは、内燃機関のみ
を搭載した車両のように、変速時等に動力源と、駆動輪
と連結した出力軸間を断続するためだけではなく、内燃
機関とモータ発電機のうちから動力源を選択する役割を
する。したがってハイブリッド車は2組のクラッチ部が
必要であり、コンパクトなハイブリッド車のクラッチユ
ニットが要請される。そこでドイツ国公報DE4434
019A1記載のクラッチユニットでは、クラッチスプ
リングの付勢力により動力伝達の接続状態を保つように
した、内燃機関を搭載した車両で一般的に用いられてい
る摩擦乾板式のクラッチ機構を1つのクラッチハウジン
グ内に2組格納している。そして動力伝達の切断時に
は、一方のクラッチ機構においては出力軸内に形成した
案内孔を直動するシャフトが第1のアクチュエータの駆
動力によりクラッチスプリングの付勢力を解消するよう
になっている。また他方のクラッチ機構においては、出
力軸の周面を直動するパイプが第2のアクチュエータの
駆動力によりクラッチスプリングの付勢力を解消するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記ドイ
ツ国公報DE4434019A1記載のクラッチユニッ
トは2組のクラッチ機構をそれぞれに設けたアクチュエ
ータにより独立にオンオフするため構成が複雑であり、
したがって充分にコンパクト化の要請に応え得るもので
はない。
ツ国公報DE4434019A1記載のクラッチユニッ
トは2組のクラッチ機構をそれぞれに設けたアクチュエ
ータにより独立にオンオフするため構成が複雑であり、
したがって充分にコンパクト化の要請に応え得るもので
はない。
【0004】そこで本発明は、簡単な構成で動力源の選
択および動力源と出力軸間の動力伝達の断続を行うこと
ができるハイブリッド車のクラッチユニットを提供する
ことを目的とする。また本発明は、コンパクトなクラッ
チユニットを提供することを目的とする。
択および動力源と出力軸間の動力伝達の断続を行うこと
ができるハイブリッド車のクラッチユニットを提供する
ことを目的とする。また本発明は、コンパクトなクラッ
チユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、動力伝達の接続状態を保つためのクラッチスプリン
グの付勢力を押圧力により解消する解除手段は、内燃機
関とモータ発電機間の動力伝達を断続する第1のクラッ
チ部と、モータ発電機と出力軸間の動力伝達を断続する
第2のクラッチ部とでは、上記押圧力が逆方向に作用す
るように設定する。かつ上記押圧力を上記解除手段に加
える押圧手段は、中間位置と正逆位置の3段階に変位
し、正位置へ変位すると第1のクラッチ部の解除手段を
押圧し、逆位置へ変位すると第2のクラッチ部の解除手
段を押圧するように設定して単一の押圧手段とすること
を特徴とする。
は、動力伝達の接続状態を保つためのクラッチスプリン
グの付勢力を押圧力により解消する解除手段は、内燃機
関とモータ発電機間の動力伝達を断続する第1のクラッ
チ部と、モータ発電機と出力軸間の動力伝達を断続する
第2のクラッチ部とでは、上記押圧力が逆方向に作用す
るように設定する。かつ上記押圧力を上記解除手段に加
える押圧手段は、中間位置と正逆位置の3段階に変位
し、正位置へ変位すると第1のクラッチ部の解除手段を
押圧し、逆位置へ変位すると第2のクラッチ部の解除手
段を押圧するように設定して単一の押圧手段とすること
を特徴とする。
【0006】押圧手段が中間位置にある時は、いずれの
解除手段も作動しないから内燃機関とモータ発電機間、
およびモータ発電機と出力軸間の動力伝達が接続され
る。押圧手段が正位置へ変位すると第1のクラッチ部の
解除手段が作動するから内燃機関とモータ発電機間の動
力伝達が切断される。押圧手段が中間位置から逆位置へ
変位すると第2のクラッチ部の解除手段が作動するから
モータ発電機と出力軸間の動力伝達が切断される。しか
して本発明では押圧手段を単一とした簡単な構成のクラ
ッチユニットであっても動力源の選択、および動力源と
出力軸との断続を行うことができる。
解除手段も作動しないから内燃機関とモータ発電機間、
およびモータ発電機と出力軸間の動力伝達が接続され
る。押圧手段が正位置へ変位すると第1のクラッチ部の
解除手段が作動するから内燃機関とモータ発電機間の動
力伝達が切断される。押圧手段が中間位置から逆位置へ
変位すると第2のクラッチ部の解除手段が作動するから
モータ発電機と出力軸間の動力伝達が切断される。しか
して本発明では押圧手段を単一とした簡単な構成のクラ
ッチユニットであっても動力源の選択、および動力源と
出力軸との断続を行うことができる。
【0007】請求項2記載の発明では、上記両解除手段
をクラッチ機構の回転中心線位置に対向して設け、上記
押圧手段は、両解除手段の間にこれらと対向する面を形
成した押圧部と、出力軸に形成した案内孔に沿って直動
する軸部と、該軸部を中間位置と正逆位置の3段階に駆
動する直線駆動手段とで構成することにより、押圧部材
が占有するスペースが省略されてコンパクト化できる。
をクラッチ機構の回転中心線位置に対向して設け、上記
押圧手段は、両解除手段の間にこれらと対向する面を形
成した押圧部と、出力軸に形成した案内孔に沿って直動
する軸部と、該軸部を中間位置と正逆位置の3段階に駆
動する直線駆動手段とで構成することにより、押圧部材
が占有するスペースが省略されてコンパクト化できる。
【0008】請求項3記載の発明では、モータ発電機の
ロータコイルを円筒状に形成してその内部に第1および
第2のクラッチ部のクラッチ機構を設けることにより、
クラッチユニットの回転軸方向のスペース占有率が実質
的に抑えられコンパクト化する。
ロータコイルを円筒状に形成してその内部に第1および
第2のクラッチ部のクラッチ機構を設けることにより、
クラッチユニットの回転軸方向のスペース占有率が実質
的に抑えられコンパクト化する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明のクラッチユニット
を適用したハイブリッド車の構成を示す。ハイブリッド
車の動力源である内燃機関5およびモータ発電機6は直
列に設けてある。これら動力源5,6の回転の動力が出
力される出力軸たるアウトプットシャフト72には直列
に、ギア比を切替えるトランスミッション81およびプ
ロペラシャフト82が連結してある。そしてプロペラシ
ャフト82に伝達された動力はディファレンシャルギア
83で回転軸の向きが変換され、駆動軸84を介して左
右の駆動輪85が回転するようになっている。
を適用したハイブリッド車の構成を示す。ハイブリッド
車の動力源である内燃機関5およびモータ発電機6は直
列に設けてある。これら動力源5,6の回転の動力が出
力される出力軸たるアウトプットシャフト72には直列
に、ギア比を切替えるトランスミッション81およびプ
ロペラシャフト82が連結してある。そしてプロペラシ
ャフト82に伝達された動力はディファレンシャルギア
83で回転軸の向きが変換され、駆動軸84を介して左
右の駆動輪85が回転するようになっている。
【0010】モータ発電機6は、これにインバータ91
を介してバッテリ92が接続してあり、モータとして作
動する時にはバッテリ92の直流がインバータ91で交
流に変換されて供給されるようになっている。モータ発
電機6が発電機として作動する時には内燃機関5または
駆動輪85の回転力により生じた回生起電力がインバー
タ91を介してバッテリ92に蓄えられるようになって
いる。
を介してバッテリ92が接続してあり、モータとして作
動する時にはバッテリ92の直流がインバータ91で交
流に変換されて供給されるようになっている。モータ発
電機6が発電機として作動する時には内燃機関5または
駆動輪85の回転力により生じた回生起電力がインバー
タ91を介してバッテリ92に蓄えられるようになって
いる。
【0011】内燃機関5およびインバータ91にはこれ
を制御する電子制御装置93が結線してあり、図略のア
クセルの踏込み量に応じて内燃機関5のスロットル開度
を調節するとともに、モータ発電機6のトルク指令値を
インバータ91に出力するようになっている。インバー
タ91は入力したトルク指令値に応じてモータ発電機6
の一次電流を制御し、モータ発電機6にトルク指令値に
応じた出力トルクが発生するようになっている。
を制御する電子制御装置93が結線してあり、図略のア
クセルの踏込み量に応じて内燃機関5のスロットル開度
を調節するとともに、モータ発電機6のトルク指令値を
インバータ91に出力するようになっている。インバー
タ91は入力したトルク指令値に応じてモータ発電機6
の一次電流を制御し、モータ発電機6にトルク指令値に
応じた出力トルクが発生するようになっている。
【0012】また電子制御装置93は、これに内燃機関
5に設けた回転数センサ94の検出信号が入力するよう
になっている。また電子制御装置93は、バッテリ92
に設けたSOCメータ95の検出信号が入力するように
なっており、バッテリ92の充電状態を監視するように
なっている。
5に設けた回転数センサ94の検出信号が入力するよう
になっている。また電子制御装置93は、バッテリ92
に設けたSOCメータ95の検出信号が入力するように
なっており、バッテリ92の充電状態を監視するように
なっている。
【0013】動力源5,6の選択およびアウトップット
シャフト72との断続を行うクラッチユニット1は内燃
機関5とモータ発電機6間に設けられる第1のクラッチ
機構11Aと、モータ発電機6とアウトプットシャフト
72間に設けられる第2のクラッチ機構11Bと、電子
制御装置93の制御により第1、第2のクラッチ機構1
1A,11Bのいずれをもオンオフする単一の押圧手段
12とで構成される。押圧手段12と第1のクラッチ機
構11Aとで、内燃機関5とモータ発電機6間の動力伝
達を断続する第1のクラッチ部1Aを構成し、押圧手段
12と第2のクラッチ機構11Bとで、モータ発電機6
とアウトプットシャフト72間の動力伝達を断続する第
2のクラッチ部1Bを構成する。
シャフト72との断続を行うクラッチユニット1は内燃
機関5とモータ発電機6間に設けられる第1のクラッチ
機構11Aと、モータ発電機6とアウトプットシャフト
72間に設けられる第2のクラッチ機構11Bと、電子
制御装置93の制御により第1、第2のクラッチ機構1
1A,11Bのいずれをもオンオフする単一の押圧手段
12とで構成される。押圧手段12と第1のクラッチ機
構11Aとで、内燃機関5とモータ発電機6間の動力伝
達を断続する第1のクラッチ部1Aを構成し、押圧手段
12と第2のクラッチ機構11Bとで、モータ発電機6
とアウトプットシャフト72間の動力伝達を断続する第
2のクラッチ部1Bを構成する。
【0014】図2はクラッチユニット1の断面図で、第
1および第2のクラッチ機構11A,11Bはこれらを
構成する部材がクラッチ機構11A,11Bの回転中心
線C方向に逆向きに配設されて一体化し、内燃機関5に
隣接するハウジング1a内に収容してある。ハウジング
1aは内燃機関5とボルト101により連結している。
1および第2のクラッチ機構11A,11Bはこれらを
構成する部材がクラッチ機構11A,11Bの回転中心
線C方向に逆向きに配設されて一体化し、内燃機関5に
隣接するハウジング1a内に収容してある。ハウジング
1aは内燃機関5とボルト101により連結している。
【0015】第1および第2のクラッチ機構11A,1
1Bはそれぞれ、回転中心線Cに沿って設けられ内燃機
関5より延びるインプットシャフト71およびトランス
ミッション81(図1)より延びるアウトプットシャフ
ト72に、略円盤状のフライホイール32と薄型円筒状
で底部21中央に開口部211を形成したクラッチカバ
ー2が設けてあり、フライホイール32とクラッチカバ
ー2とはボルト102により結合してある。そして第1
および第2のクラッチ機構11A,11Bのクラッチカ
バー2同士が密着対向し、ボルト103により連結して
ある。
1Bはそれぞれ、回転中心線Cに沿って設けられ内燃機
関5より延びるインプットシャフト71およびトランス
ミッション81(図1)より延びるアウトプットシャフ
ト72に、略円盤状のフライホイール32と薄型円筒状
で底部21中央に開口部211を形成したクラッチカバ
ー2が設けてあり、フライホイール32とクラッチカバ
ー2とはボルト102により結合してある。そして第1
および第2のクラッチ機構11A,11Bのクラッチカ
バー2同士が密着対向し、ボルト103により連結して
ある。
【0016】連結した両クラッチカバー2と、ハウジン
グ1aの間にはモータ発電機6が設けてある。モータ発
電機6のロータコイル61はこれを筒状に形成しクラッ
チカバー2の外周面に固定してあり、ロータコイル61
および第1、第2のクラッチ機構11A,11Bがモー
タ発電機6のロータを構成している。またモータ発電機
6のステータコイル62はハウジング1aの内周面に固
定してある。かかる構成とすることによりモータ発電機
6と第1、第2のクラッチ機構11A,11Bとが直列
に設けてあるにもかかわらず回転中心線C方向のスペー
ス占有率が抑えられるようになっている。
グ1aの間にはモータ発電機6が設けてある。モータ発
電機6のロータコイル61はこれを筒状に形成しクラッ
チカバー2の外周面に固定してあり、ロータコイル61
および第1、第2のクラッチ機構11A,11Bがモー
タ発電機6のロータを構成している。またモータ発電機
6のステータコイル62はハウジング1aの内周面に固
定してある。かかる構成とすることによりモータ発電機
6と第1、第2のクラッチ機構11A,11Bとが直列
に設けてあるにもかかわらず回転中心線C方向のスペー
ス占有率が抑えられるようになっている。
【0017】クラッチカバー2内にはそれぞれにフライ
ホイール32側より円盤状のクラッチディスク31、リ
ング状のプレッシャプレート33が設けてある。
ホイール32側より円盤状のクラッチディスク31、リ
ング状のプレッシャプレート33が設けてある。
【0018】クラッチディスク31は表裏に、幅がプレ
ッシャプレート33の幅よりもやや小さいライニング材
311が形成してあり、フライホイール32とプレッシ
ャプレート33とが圧着すると摩擦を発生するようにな
っている。第1のクラッチ機構11Aのクラッチディス
ク31はインプットシャフト71と同軸に連結してあ
り、第2のクラッチ機構11Bのクラッチディスク31
はアウトプットシャフト72と同軸に連結してある。
ッシャプレート33の幅よりもやや小さいライニング材
311が形成してあり、フライホイール32とプレッシ
ャプレート33とが圧着すると摩擦を発生するようにな
っている。第1のクラッチ機構11Aのクラッチディス
ク31はインプットシャフト71と同軸に連結してあ
り、第2のクラッチ機構11Bのクラッチディスク31
はアウトプットシャフト72と同軸に連結してある。
【0019】プレッシャプレート33とクラッチカバー
2の底部21の間には、クラッチスプリングたるダイア
フラムスプリング41が設けてある。ダイアフラムスプ
リング41にはその表裏にこれよりやや小径のピボット
リング42,43が設けてある。ダイアフラムスプリン
グ41およびピボットリング42,43はサポートリベ
ット44によりクラッチカバー2の底部21に固定して
ある。ダイアフラムスプリング41は、その外周縁41
1がプレッシャプレート33の外周縁に形成した突起部
331と当接し、回転中心線C方向にプレッシャプレー
ト33への付勢力が作用するようになっており、常時は
フライホイール32とプレッシャプレート33とをクラ
ッチディスク31に圧着せしめている。
2の底部21の間には、クラッチスプリングたるダイア
フラムスプリング41が設けてある。ダイアフラムスプ
リング41にはその表裏にこれよりやや小径のピボット
リング42,43が設けてある。ダイアフラムスプリン
グ41およびピボットリング42,43はサポートリベ
ット44によりクラッチカバー2の底部21に固定して
ある。ダイアフラムスプリング41は、その外周縁41
1がプレッシャプレート33の外周縁に形成した突起部
331と当接し、回転中心線C方向にプレッシャプレー
ト33への付勢力が作用するようになっており、常時は
フライホイール32とプレッシャプレート33とをクラ
ッチディスク31に圧着せしめている。
【0020】図3はダイアフラムスプリング41および
ピボットリング42,43(図2)が固定されたクラッ
チカバー2の平面図で、ダイアフラムスプリング41は
回転中心線C位置に、対称に12のフィン部412が形
成してある。第1のクラッチ機構11Aのフィン部41
2と第2のクラッチ機構11Bのフィン部412とは、
その先端部413がクラッチカバー2の底部21の開口
部211をはさんで対向している。ダイアフラムスプリ
ング41のフィン部412、ピボットリング42,43
は、フライホイール32およびプレッシャプレート33
とをクラッチディスク31に圧着せしめる付勢力を解消
する解除手段4を構成している。すなわちダイアフラム
スプリング41は、そのフィン部412の先端部413
に、回転中心線C方向にプレッシャプレート33の方向
に押圧力が加えられてフィン部412がプレッシャプレ
ート33の方に変位すると、ピボットリング42,43
ではさまれた部位を支点として外周縁411に押圧力と
は反対方向の力、すなわちプレッシャプレート33への
付勢力を解消する力が作用するようになっている。この
押圧力は、第1のクラッチ機構11Aと第2のクラッチ
機構11Bとではその構成部材が逆向きに配設してある
ため第1のクラッチ機構11Aと第2のクラッチ機構1
1Bとで逆方向に作用する。
ピボットリング42,43(図2)が固定されたクラッ
チカバー2の平面図で、ダイアフラムスプリング41は
回転中心線C位置に、対称に12のフィン部412が形
成してある。第1のクラッチ機構11Aのフィン部41
2と第2のクラッチ機構11Bのフィン部412とは、
その先端部413がクラッチカバー2の底部21の開口
部211をはさんで対向している。ダイアフラムスプリ
ング41のフィン部412、ピボットリング42,43
は、フライホイール32およびプレッシャプレート33
とをクラッチディスク31に圧着せしめる付勢力を解消
する解除手段4を構成している。すなわちダイアフラム
スプリング41は、そのフィン部412の先端部413
に、回転中心線C方向にプレッシャプレート33の方向
に押圧力が加えられてフィン部412がプレッシャプレ
ート33の方に変位すると、ピボットリング42,43
ではさまれた部位を支点として外周縁411に押圧力と
は反対方向の力、すなわちプレッシャプレート33への
付勢力を解消する力が作用するようになっている。この
押圧力は、第1のクラッチ機構11Aと第2のクラッチ
機構11Bとではその構成部材が逆向きに配設してある
ため第1のクラッチ機構11Aと第2のクラッチ機構1
1Bとで逆方向に作用する。
【0021】またプレッシャプレート33には、対称位
置に6つのリトラクティングスプリング34がボルト1
04により固定してある(図4)。リトラクティングス
プリング34はダイアフラムスプリング41と弾接し、
上記付勢力が解消されたときにプレッシャプレート33
を引き戻し、クラッチ切れをよくしている。
置に6つのリトラクティングスプリング34がボルト1
04により固定してある(図4)。リトラクティングス
プリング34はダイアフラムスプリング41と弾接し、
上記付勢力が解消されたときにプレッシャプレート33
を引き戻し、クラッチ切れをよくしている。
【0022】押圧手段12は、第1のクラッチ機構11
Aおよび第2のクラッチ機構11Bのフィン部412の
先端部413の中間位置に押圧部たるコントロールベア
リング121が設けてあり、その両端面121a,12
1bはダイアフラムスプリング41のフィン部412の
先端部413と対向する位置としてある。コントロール
ベアリング121はボールベアリング式の側圧軸受けで
あり、ダイアフラムスプリング41のフィン部412の
先端部413を押圧した時に、ダイアフラムスプリング
41と後述するコントロールシャフト122との回転差
を吸収するようになっている。
Aおよび第2のクラッチ機構11Bのフィン部412の
先端部413の中間位置に押圧部たるコントロールベア
リング121が設けてあり、その両端面121a,12
1bはダイアフラムスプリング41のフィン部412の
先端部413と対向する位置としてある。コントロール
ベアリング121はボールベアリング式の側圧軸受けで
あり、ダイアフラムスプリング41のフィン部412の
先端部413を押圧した時に、ダイアフラムスプリング
41と後述するコントロールシャフト122との回転差
を吸収するようになっている。
【0023】アウトプットシャフト72にはこれを貫通
する案内孔721が軸芯に沿って形成してある。案内孔
721にはこれよりやや小径の軸部たるコントロールシ
ャフト122が挿通せしめてある。案内孔721とコン
トロールシャフト122間には案内ベアリング722が
設けてあり、コントロールシャフト122とアウトプッ
トシャフト72との回転差を吸収するようになってい
る。コントロールシャフト122の一端側には、コント
ロールベアリング121が同軸に取り付けられ、コント
ロールシャフト122の周面に形成した段部122a
と、コントロールシャフト122の一端より嵌着される
リング部材124により位置決めされる。
する案内孔721が軸芯に沿って形成してある。案内孔
721にはこれよりやや小径の軸部たるコントロールシ
ャフト122が挿通せしめてある。案内孔721とコン
トロールシャフト122間には案内ベアリング722が
設けてあり、コントロールシャフト122とアウトプッ
トシャフト72との回転差を吸収するようになってい
る。コントロールシャフト122の一端側には、コント
ロールベアリング121が同軸に取り付けられ、コント
ロールシャフト122の周面に形成した段部122a
と、コントロールシャフト122の一端より嵌着される
リング部材124により位置決めされる。
【0024】コントロールシャフト122の他端には直
線駆動手段たるアクチュエータ123が接続してある。
アクチュエータ123は直動式のサーボモータで構成し
てあり、コントロールシャフト122を直線動せしめる
ようになっている。アクチュエータ123は電子制御装
置93(図1)からのサーボ信号によりコントロールシ
ャフト122を中間位置と正逆位置の3段階に変位せし
めるようになっている。コントロールシャフト122の
変位と一緒にコントロールベアリング121が第1のク
ラッチ機構11A側または第2のクラッチ機構11B側
に変位し、変位した側のダイアフラムスプリング41の
フィン部412の先端部413を押圧し、ダイアフラム
スプリング41の付勢力が解消されるようになってい
る。
線駆動手段たるアクチュエータ123が接続してある。
アクチュエータ123は直動式のサーボモータで構成し
てあり、コントロールシャフト122を直線動せしめる
ようになっている。アクチュエータ123は電子制御装
置93(図1)からのサーボ信号によりコントロールシ
ャフト122を中間位置と正逆位置の3段階に変位せし
めるようになっている。コントロールシャフト122の
変位と一緒にコントロールベアリング121が第1のク
ラッチ機構11A側または第2のクラッチ機構11B側
に変位し、変位した側のダイアフラムスプリング41の
フィン部412の先端部413を押圧し、ダイアフラム
スプリング41の付勢力が解消されるようになってい
る。
【0025】上記クラッチユニット1の作動を説明す
る。電子制御装置93からのサーボ信号によりアクチュ
エータ123がコントロールシャフト122を中間位置
または正逆いずれかの位置に変位せしめ、第1および第
2のクラッチ機構11A,11Bが選択的にオンオフし
て、動力源の選択および動力源5,6とアウトプットシ
ャフト72との動力の伝達の断続が行われる。すなわち
内燃機関5により走行する場合には、コントロールシャ
フト122を中間位置とする。第1、第2のクラッチ機
構11A,11Bのいずれもダイアフラムスプリング4
1には、その付勢力を解消する力は作用しないからダイ
アフラムスプリング41の付勢力によりクラッチディス
ク31がフライホイール32とプレッシャプレート33
とに圧着される。しかして内燃機関5とモータ発電機6
間およびモータ発電機6とアウトプットシャフト72間
の動力伝達が接続される。
る。電子制御装置93からのサーボ信号によりアクチュ
エータ123がコントロールシャフト122を中間位置
または正逆いずれかの位置に変位せしめ、第1および第
2のクラッチ機構11A,11Bが選択的にオンオフし
て、動力源の選択および動力源5,6とアウトプットシ
ャフト72との動力の伝達の断続が行われる。すなわち
内燃機関5により走行する場合には、コントロールシャ
フト122を中間位置とする。第1、第2のクラッチ機
構11A,11Bのいずれもダイアフラムスプリング4
1には、その付勢力を解消する力は作用しないからダイ
アフラムスプリング41の付勢力によりクラッチディス
ク31がフライホイール32とプレッシャプレート33
とに圧着される。しかして内燃機関5とモータ発電機6
間およびモータ発電機6とアウトプットシャフト72間
の動力伝達が接続される。
【0026】そしてモータ発電機6がモータとして作動
する時は内燃機関5とモータ発電機6とにより発生する
トルクがアウトプットシャフト72に伝達される。モー
タ発電機6が発電機として作動する時は内燃機関5の余
剰トルクにより発電が行われ、バッテリ92(図1)に
蓄えられる。またモータ発電機6の制御電流がオフされ
てモータ発電機6がモータ、発電機のいずれとしても使
用されないときには、第1および第2のクラッチ機構1
1A,11Bとモータ発電機6のロータ61は内燃機関
5の回転を円滑化するはずみ車としてのみ働く。
する時は内燃機関5とモータ発電機6とにより発生する
トルクがアウトプットシャフト72に伝達される。モー
タ発電機6が発電機として作動する時は内燃機関5の余
剰トルクにより発電が行われ、バッテリ92(図1)に
蓄えられる。またモータ発電機6の制御電流がオフされ
てモータ発電機6がモータ、発電機のいずれとしても使
用されないときには、第1および第2のクラッチ機構1
1A,11Bとモータ発電機6のロータ61は内燃機関
5の回転を円滑化するはずみ車としてのみ働く。
【0027】モータ発電機6により走行する場合には、
アクチュエータ123を駆動してコントロールシャフト
122を正位置に変位せしめ、コントロールベアリング
121が第1のクラッチ機構11Aのダイアフラムスプ
リング41のフィン部412の先端部413を押す。こ
れによりダイアフラムスプリング41にはその付勢力を
解消する力が作用し、クラッチディスク31とフライホ
イール32およびプレッシャプレート33との圧着が解
除される。また第2のクラッチ機構11Bのダイアフラ
ムスプリング41には、その付勢力を解消する力は作用
しない。しかして内燃機関5とモータ発電機6間の動力
伝達が切断され、モータ発電機6とアウトプットシャフ
ト72間の動力伝達のみが接続される。
アクチュエータ123を駆動してコントロールシャフト
122を正位置に変位せしめ、コントロールベアリング
121が第1のクラッチ機構11Aのダイアフラムスプ
リング41のフィン部412の先端部413を押す。こ
れによりダイアフラムスプリング41にはその付勢力を
解消する力が作用し、クラッチディスク31とフライホ
イール32およびプレッシャプレート33との圧着が解
除される。また第2のクラッチ機構11Bのダイアフラ
ムスプリング41には、その付勢力を解消する力は作用
しない。しかして内燃機関5とモータ発電機6間の動力
伝達が切断され、モータ発電機6とアウトプットシャフ
ト72間の動力伝達のみが接続される。
【0028】変速時、内燃機関の暖機運転時において動
力源5,6とアウトプットシャフト72間の動力伝達を
切断する場合にはアクチュエータ123がコントロール
シャフト122を逆位置に変位せしめ、コントロールベ
アリング121が第2のクラッチ機構11Bのダイアフ
ラムスプリング41のフィン部412の先端部413を
押す。これによりダイアフラムスプリング41にはその
付勢力を解消する力が作用し、クラッチディスク31と
フライホイール32およびプレッシャプレート33との
圧着が解除される。また第1のクラッチ機構11Aのダ
イアフラムスプリング41には、その付勢力を解消する
力は作用しない。しかしてモータ発電機6とアウトプッ
トシャフト72間の動力伝達が切断され、内燃機関5と
モータ発電機6間の動力伝達のみが接続される。なお内
燃機関5の暖機運転時にはモータ発電機6の制御電流を
オフすることにより第1および第2のクラッチ機構11
A,11Bとモータ発電機6のロータコイル61は内燃
機関5の回転を円滑化するはずみ車としてのみ働く。
力源5,6とアウトプットシャフト72間の動力伝達を
切断する場合にはアクチュエータ123がコントロール
シャフト122を逆位置に変位せしめ、コントロールベ
アリング121が第2のクラッチ機構11Bのダイアフ
ラムスプリング41のフィン部412の先端部413を
押す。これによりダイアフラムスプリング41にはその
付勢力を解消する力が作用し、クラッチディスク31と
フライホイール32およびプレッシャプレート33との
圧着が解除される。また第1のクラッチ機構11Aのダ
イアフラムスプリング41には、その付勢力を解消する
力は作用しない。しかしてモータ発電機6とアウトプッ
トシャフト72間の動力伝達が切断され、内燃機関5と
モータ発電機6間の動力伝達のみが接続される。なお内
燃機関5の暖機運転時にはモータ発電機6の制御電流を
オフすることにより第1および第2のクラッチ機構11
A,11Bとモータ発電機6のロータコイル61は内燃
機関5の回転を円滑化するはずみ車としてのみ働く。
【0029】このように本発明では1組のコントロール
ベアリング、コントロールシャフト、アクチュエータの
みを備えたクラッチユニットであっても動力源の選択、
動力源と出力軸間の動力伝達の断続を行うことができ
る。
ベアリング、コントロールシャフト、アクチュエータの
みを備えたクラッチユニットであっても動力源の選択、
動力源と出力軸間の動力伝達の断続を行うことができ
る。
【0030】またクラッチスプリングはダイアフラムス
プリングに代えてコイルスプリングが用いられ得る。ま
たコントロールベアリングはボールベアリング式のもの
に代えて、公知のクラッチユニットにレリーズベアリン
グとして用いられているものが使用し得る。アクチュエ
ータはサーボ式の直動モータで構成したものに代えて油
圧駆動式のものが用いられ得る。
プリングに代えてコイルスプリングが用いられ得る。ま
たコントロールベアリングはボールベアリング式のもの
に代えて、公知のクラッチユニットにレリーズベアリン
グとして用いられているものが使用し得る。アクチュエ
ータはサーボ式の直動モータで構成したものに代えて油
圧駆動式のものが用いられ得る。
【0031】また第1および第2のクラッチ機構はクラ
ッチカバーを連結して一体化したが第1のクラッチ機構
のフライホイールを内燃機関より伸びるインプットシャ
フトに接続し、第1のクラッチ機構のフライホイールを
アウトプットシャフトに接続し、第1、第2のクラッチ
機構のクラッチディスク同士をダイアフラムスプリング
の開口部を挿通するクラッチシャフトで接続する構造と
してもよい。そしてクラッチシャフトを横切ってレリー
ズフォークを設けその一端を中心として第1のクラッチ
機構側と第2のクラッチ機構側とに回動するように構成
し、レリーズフォークの回動に応じてコントロールベア
リングが前後動するようにしてもよい。
ッチカバーを連結して一体化したが第1のクラッチ機構
のフライホイールを内燃機関より伸びるインプットシャ
フトに接続し、第1のクラッチ機構のフライホイールを
アウトプットシャフトに接続し、第1、第2のクラッチ
機構のクラッチディスク同士をダイアフラムスプリング
の開口部を挿通するクラッチシャフトで接続する構造と
してもよい。そしてクラッチシャフトを横切ってレリー
ズフォークを設けその一端を中心として第1のクラッチ
機構側と第2のクラッチ機構側とに回動するように構成
し、レリーズフォークの回動に応じてコントロールベア
リングが前後動するようにしてもよい。
【図1】本発明のハイブリッド車のクラッチユニットを
適用した車両の構成図である。
適用した車両の構成図である。
【図2】本発明のハイブリッド車のクラッチユニットを
適用した車両の要部の断面図である。
適用した車両の要部の断面図である。
【図3】本発明のハイブリッド車のクラッチユニットの
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図4】本発明のハイブリッド車のクラッチユニットの
別の部分の平面図である。
別の部分の平面図である。
1 クラッチユニット 1A,1B クラッチ部 11A,11B クラッチ機構 12 押圧手段 121 コントロールベアリング(押圧部) 121a,121b 端面(面) 122 コントロールシャフト(軸部) 123 アクチュエータ(直線駆動手段) 2 クラッチカバー 31 クラッチディスク 4 解除手段 41 ダイアフラムスプリング(クラッチスプリング) 42,43 ピボットリング 44 サポートリベット 5 内燃機関 6 モータ発電機 61 ロータコイル 62 ステータコイル 71 インプットシャフト 72 アウトプットシャフト(出力軸) 721 案内孔 C 回転中心線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16D 25/14 640 B60K 9/00 Z 28/00 (72)発明者 堺 昭治 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 加藤 豪俊 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ハイブリッド車において内燃機関とモー
タ発電機間の動力伝達を断続する第1のクラッチ部と、
上記モータ発電機と出力軸間の動力伝達を断続する第2
のクラッチ部とを具備するハイブリッド車のクラッチユ
ニットであって、上記各クラッチ部は、常時はクラッチ
スプリングの付勢力により動力伝達の接続状態を保つよ
うに構成されるとともに押圧力により変位して上記付勢
力を解消せしめる解除手段を設けたクラッチ機構と、上
記押圧力を上記解除手段に加えて上記付勢力を解消し動
力伝達を切断する押圧手段とを具備するハイブリッド車
のクラッチユニットにおいて、上記解除手段を、上記第
1のクラッチ部と上記第2のクラッチ部とでは、上記押
圧力が逆方向に作用するように設定し、上記押圧手段
は、中間位置と正逆位置の3段階に変位し、正位置へ変
位すると第1のクラッチ部のクラッチ機構の解除手段を
押圧変位せしめ、逆位置へ変位すると第2のクラッチ部
のクラッチ機構の解除手段を押圧変位せしめるように設
定して単一の押圧手段としたハイブリッド車のクラッチ
ユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載のハイブリッド車のクラッ
チユニットにおいて、上記両解除手段を、上記クラッチ
機構の回転中心線位置に対向して設け、上記押圧手段
は、上記両解除手段の中間位置に設けられ上記解除手段
の一方と対向する面と上記解除手段の他方と対向する面
を形成した押圧部と、該押圧部と連結され上記出力軸の
軸芯に形成した案内孔に沿って直動する軸部と、該軸部
を中間位置と正逆位置の3段階に駆動する直線駆動手段
とで構成したハイブリッド車のクラッチユニット。 - 【請求項3】 請求項2記載のハイブリッド車のクラッ
チユニットにおいて、上記モータ発電機のロータコイル
を円筒状に形成してその内部に上記第1および第2のク
ラッチ部のクラッチ機構を設けたハイブリッド車のクラ
ッチユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18148296A JPH1014171A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ハイブリッド車のクラッチユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18148296A JPH1014171A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ハイブリッド車のクラッチユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014171A true JPH1014171A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16101536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18148296A Withdrawn JPH1014171A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ハイブリッド車のクラッチユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014171A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001027264A (ja) * | 1999-06-02 | 2001-01-30 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | ドライブトレイン及びその運転方法 |
JP2001145209A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-25 | Denso Corp | 車両用回転電機 |
WO2005105507A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Aisin Aw Co., Ltd | ハイブリッド車用駆動装置 |
US7513349B2 (en) | 2005-11-30 | 2009-04-07 | Tm4 Inc. | Multi-position clutch |
US7641583B2 (en) | 2003-05-30 | 2010-01-05 | Tm4 Inc. | Hybrid drive train for vehicle |
KR101421730B1 (ko) * | 2006-12-14 | 2014-07-22 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 하이브리드 구동 장치용 더블 클러치 |
JP2018537343A (ja) * | 2015-11-25 | 2018-12-20 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG | 遮断クラッチおよび主クラッチと、両クラッチ間に配置される操作システムとを備えるハイブリッドモジュール |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP18148296A patent/JPH1014171A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001027264A (ja) * | 1999-06-02 | 2001-01-30 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | ドライブトレイン及びその運転方法 |
JP2001145209A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-25 | Denso Corp | 車両用回転電機 |
US7641583B2 (en) | 2003-05-30 | 2010-01-05 | Tm4 Inc. | Hybrid drive train for vehicle |
WO2005105507A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Aisin Aw Co., Ltd | ハイブリッド車用駆動装置 |
CN100434299C (zh) * | 2004-04-28 | 2008-11-19 | 爱信艾达株式会社 | 混合动力车用驱动装置 |
US7679238B2 (en) | 2004-04-28 | 2010-03-16 | Aisin Aw Co., Ltd. | Driving apparatus for hybrid vehicle |
US7513349B2 (en) | 2005-11-30 | 2009-04-07 | Tm4 Inc. | Multi-position clutch |
US7900760B2 (en) | 2005-11-30 | 2011-03-08 | Tm4 Inc. | Multi-position clutch |
KR101421730B1 (ko) * | 2006-12-14 | 2014-07-22 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 하이브리드 구동 장치용 더블 클러치 |
JP2018537343A (ja) * | 2015-11-25 | 2018-12-20 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG | 遮断クラッチおよび主クラッチと、両クラッチ間に配置される操作システムとを備えるハイブリッドモジュール |
US10781867B2 (en) | 2015-11-25 | 2020-09-22 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Hybrid module comprising a disconnect clutch and a main clutch and actuating system arranged therebetween |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |