JPS6347409A - 杭立脚型海洋構造物、その構築方法、及びその枠ブロツク - Google Patents
杭立脚型海洋構造物、その構築方法、及びその枠ブロツクInfo
- Publication number
- JPS6347409A JPS6347409A JP18963186A JP18963186A JPS6347409A JP S6347409 A JPS6347409 A JP S6347409A JP 18963186 A JP18963186 A JP 18963186A JP 18963186 A JP18963186 A JP 18963186A JP S6347409 A JPS6347409 A JP S6347409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- frame
- block
- blocks
- piles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 6
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 244000144992 flock Species 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- 230000021715 photosynthesis, light harvesting Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000005570 vertical transmission Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- -1 flanges Chemical compound 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防波堤、離岸堤等の海洋構造物、特に、ブロ
ック積層体の全[11を杭群で支持するようにした杭立
脚型海洋構造物と、その構築方法、及び該構築方法の実
施に直接使用する枠ブロックに関する。
ック積層体の全[11を杭群で支持するようにした杭立
脚型海洋構造物と、その構築方法、及び該構築方法の実
施に直接使用する枠ブロックに関する。
(従来の技術〕
従来、この種杭立脚型海洋構造物としては、特公昭56
−17484号公報記載の防波構造物、同61−620
3号公報記載の離岸堤等が知られているが、その杭群で
支持するブロック積層体は、所定の間隔で縦横に、ある
いはジグザグ状に配置することによって前f& 2列に
して打設した抗のうち、たがいに縦、横あるいは斜めに
隣り合う2本の杭に、両端に嵌合孔を開設した直状形ブ
ロックを、その嵌合孔を杭頭から嵌合して積層すること
によって構成されている。
−17484号公報記載の防波構造物、同61−620
3号公報記載の離岸堤等が知られているが、その杭群で
支持するブロック積層体は、所定の間隔で縦横に、ある
いはジグザグ状に配置することによって前f& 2列に
して打設した抗のうち、たがいに縦、横あるいは斜めに
隣り合う2本の杭に、両端に嵌合孔を開設した直状形ブ
ロックを、その嵌合孔を杭頭から嵌合して積層すること
によって構成されている。
すなわち、特公昭56−17484号公報記載の防波構
造物では、直状形ブロックを、前後2列において縦横に
隣り合う4本の杭に井桁状に組み上げて上記ブロック積
層体を構成し、また、同60−6203号公報記載の離
岸堤においては、直状形ブロックを、前後各列において
その長平方向に隣り合う2本の杭の間に跨架積層すると
ともに、前列の杭と後列の杭との間にも跨架積層して上
記ブロック81層体を構成しているものである。
造物では、直状形ブロックを、前後2列において縦横に
隣り合う4本の杭に井桁状に組み上げて上記ブロック積
層体を構成し、また、同60−6203号公報記載の離
岸堤においては、直状形ブロックを、前後各列において
その長平方向に隣り合う2本の杭の間に跨架積層すると
ともに、前列の杭と後列の杭との間にも跨架積層して上
記ブロック81層体を構成しているものである。
このような従来の杭立脚型海洋構造物には次のような問
題がある。
題がある。
直状形ブロックが隣り合う2本の杭に嵌合して単位ラー
メン構造状あるいは単位トラス構造状のものを形成して
いるが、その−側に作用した外力を他側にスムーズに伝
達できないおそれがあり、構造物として不安定になる。
メン構造状あるいは単位トラス構造状のものを形成して
いるが、その−側に作用した外力を他側にスムーズに伝
達できないおそれがあり、構造物として不安定になる。
また、当該構造物に必要な直状形ブロックの数を多く必
要とするとともに、それらの間の空隙率を所望の値にす
るために他の形状のブロックを何種類も併用しなければ
ならない。このため、その組み合わせ方が複雑になり、
構築作業能率を著しく低下させ、工期を播くするととも
に構築費を増大させる。
要とするとともに、それらの間の空隙率を所望の値にす
るために他の形状のブロックを何種類も併用しなければ
ならない。このため、その組み合わせ方が複雑になり、
構築作業能率を著しく低下させ、工期を播くするととも
に構築費を増大させる。
本発明はかかる問題点の解消を目的に提案されたもので
ある。
ある。
上記目的を達成する本各発明の構成を図示の実施例にも
とづいて述べると次のとおりである。
とづいて述べると次のとおりである。
抜立門±血圧盪遣也
複数本の杭Bがジグザグ状に配置打設され、その各々の
回り所要高さのところにブロック受台Cが設置され、そ
のプロ・2り受台C上に、3つの各頂部すの嵌合孔dを
対応する杭Bに嵌合した平面三角形状の多数の枠ブロッ
クAが、同段でたがいに隣り合うもの同士では上記各3
つの嵌合孔dのうちの1つの嵌合孔dを同じ杭Bに嵌合
し位相を上下にした状態で、多段に積層されている。
回り所要高さのところにブロック受台Cが設置され、そ
のプロ・2り受台C上に、3つの各頂部すの嵌合孔dを
対応する杭Bに嵌合した平面三角形状の多数の枠ブロッ
クAが、同段でたがいに隣り合うもの同士では上記各3
つの嵌合孔dのうちの1つの嵌合孔dを同じ杭Bに嵌合
し位相を上下にした状態で、多段に積層されている。
板立囲ヱ膚詳韮り千区M伝虐
複数本の杭Bをジグザグ状に配置打設するとともに、各
杭Bの回りの所要高さのところにブロック受台Cを設置
し、3つの各頂部すに嵌合孔dを有する平面三角形状の
多数の枠ブロックAを、その各頂部すの嵌合孔dを対応
する杭Bに嵌合して、しかも、同段で隣り合う枠ブロッ
ク八については上記各3つの嵌合孔dのうちの1つの嵌
合孔dを同じ杭Bに嵌合することにより位相を上下にし
て、上記ブロック受台C上に複数段積層する。
杭Bの回りの所要高さのところにブロック受台Cを設置
し、3つの各頂部すに嵌合孔dを有する平面三角形状の
多数の枠ブロックAを、その各頂部すの嵌合孔dを対応
する杭Bに嵌合して、しかも、同段で隣り合う枠ブロッ
ク八については上記各3つの嵌合孔dのうちの1つの嵌
合孔dを同じ杭Bに嵌合することにより位相を上下にし
て、上記ブロック受台C上に複数段積層する。
立 1゛パ ゝプロ・り
平面三角形状の鉄筋コンクリート製枠体をなし、その3
つの各頂部すには抗Bに嵌合するのに充分な大きさの嵌
合孔dを上下に貫通させて設けている。
つの各頂部すには抗Bに嵌合するのに充分な大きさの嵌
合孔dを上下に貫通させて設けている。
上記構成の本各発明において、抗Bは鋼管製かあるいは
鉄筋コンクリート製で、かつそれは水底安定地燈に達す
る迄打ち込まれる。
鉄筋コンクリート製で、かつそれは水底安定地燈に達す
る迄打ち込まれる。
ブロッ受台Cは、■杭の所要の高さのところにフランジ
を固定設置するもの(特公昭61−6203号公報)、
■立設した杭の回りに内視と外視とで格点装置を組み立
て形成するもの(特開昭56−39220号公報)、■
立設した杭の頂端から線材によって円環体を吊下するも
の(特公昭56−17484号公報)等適宜のものでよ
い。
を固定設置するもの(特公昭61−6203号公報)、
■立設した杭の回りに内視と外視とで格点装置を組み立
て形成するもの(特開昭56−39220号公報)、■
立設した杭の頂端から線材によって円環体を吊下するも
の(特公昭56−17484号公報)等適宜のものでよ
い。
さらに、これらフランジ、格点装置及び円環体等のブロ
ック受台に支持したブロック積層体が各ブロックの嵌合
孔と杭との間隙に形成する環状の縦空洞にはモルタル等
を充填している。
ック受台に支持したブロック積層体が各ブロックの嵌合
孔と杭との間隙に形成する環状の縦空洞にはモルタル等
を充填している。
枠ブロックAは、平面三角形状の枠体をなしていれば、
正三角形状であっても二等辺三角形状であってもよく、
さらに後者は鋭角二等辺三角形状であるか鈍角二等辺三
角形状であるかを問うものではなく、これらは当該構造
物の設計上の必要によって定めれば足る。
正三角形状であっても二等辺三角形状であってもよく、
さらに後者は鋭角二等辺三角形状であるか鈍角二等辺三
角形状であるかを問うものではなく、これらは当該構造
物の設計上の必要によって定めれば足る。
また、この枠ブロックAは、鋼鉄製であってもよいが、
取り扱い作業性、コスト等の点から、鉄筋コンクリート
製であることが最も好ましく、しかもこの場合、三角形
状の枠体の三辺を形成する各辺部材aの上下面のいぞれ
か一方あるいは双方に張出しCを一体成型し、これによ
って、後記鉛直透過壁の空隙率を適宜設定することがあ
る。
取り扱い作業性、コスト等の点から、鉄筋コンクリート
製であることが最も好ましく、しかもこの場合、三角形
状の枠体の三辺を形成する各辺部材aの上下面のいぞれ
か一方あるいは双方に張出しCを一体成型し、これによ
って、後記鉛直透過壁の空隙率を適宜設定することがあ
る。
本発明構造物は、平面三角形状の枠ブロックAを多段に
積層し、かつその各枠ブロックAは各頂部すの嵌合孔d
を対応する抗Bに嵌合しているので、全一体化した強固
で安定した構造物をなし、また、上記各枠ブロックAは
、同役でたがいに隣り合うもの同士が各3つの嵌合孔d
のうちの1つの嵌合孔dを同じ抗Bに嵌合し位相を上下
にした状態で多段にfjlJiされ、これによって、鉛
直透過壁を所期の空隙率としているもので、この空隙率
確保のために伯の種類のフロックを数多く使用すること
による弊害がない。
積層し、かつその各枠ブロックAは各頂部すの嵌合孔d
を対応する抗Bに嵌合しているので、全一体化した強固
で安定した構造物をなし、また、上記各枠ブロックAは
、同役でたがいに隣り合うもの同士が各3つの嵌合孔d
のうちの1つの嵌合孔dを同じ抗Bに嵌合し位相を上下
にした状態で多段にfjlJiされ、これによって、鉛
直透過壁を所期の空隙率としているもので、この空隙率
確保のために伯の種類のフロックを数多く使用すること
による弊害がない。
また、本発明構築方法によれば、上記した構造物を簡単
に構築できる。
に構築できる。
さらに、本発明枠ブロックAは、平面三角形状の枠体で
あるから、同形の板状体にくらべ軽量であり、かつ、予
めトラス構造をなすから、直状形ブロックを杭に嵌めな
がらトラス構造状のものを組み立てるのと異なり、強固
であり、波力等外力に対する抵抗力も大である。
あるから、同形の板状体にくらべ軽量であり、かつ、予
めトラス構造をなすから、直状形ブロックを杭に嵌めな
がらトラス構造状のものを組み立てるのと異なり、強固
であり、波力等外力に対する抵抗力も大である。
以下図示の実施例についてさらに詳しく説明する。
まず、Aは鉄筋コンクリート製の枠ブロックで、それは
、第1図乃至第3図に示すように、平面正。
、第1図乃至第3図に示すように、平面正。
三角形状の三辺を形成する3つの辺部材aと同三角形状
の各頂点を形成する3つの頂部すとにより一体に成型さ
れている。
の各頂点を形成する3つの頂部すとにより一体に成型さ
れている。
Cは上記各辺部材aの上面中央に同時成型した張出しで
、その高さは辺部材aの高さの3分の2、幅は辺部材a
の 幅の2分の1に設計しである。
、その高さは辺部材aの高さの3分の2、幅は辺部材a
の 幅の2分の1に設計しである。
この張出しCはその大きさによって後記鉛直透過壁の空
隙率を決めることができるものであること明らかである
。
隙率を決めることができるものであること明らかである
。
dは、上記各頂部すに上下に貫通させて上記成型時に形
成した円筒形の嵌合孔で、各頂部すの3つの嵌合孔dの
中心点は正三角形の頂点に位置する配置になっている。
成した円筒形の嵌合孔で、各頂部すの3つの嵌合孔dの
中心点は正三角形の頂点に位置する配置になっている。
なお、この嵌合孔dの内径は後出の杭Bの外径より若干
大きい。
大きい。
eは、各嵌合孔dの上面開口周辺に一体成型した突出環
状部で、この突出環状部eは、後述のようにして枠ブロ
ックAを上下に重合したとき、たがいの接合面積を極力
少なくして、その坐りをよくするためのもので、その突
出高さは、頂部すの高さく辺部材aの高さと同じ)、例
えば1500−一対し20關程度でよい、fは上記各3
つの辺部材a及び頂部すが囲繞形成する窓孔である。
状部で、この突出環状部eは、後述のようにして枠ブロ
ックAを上下に重合したとき、たがいの接合面積を極力
少なくして、その坐りをよくするためのもので、その突
出高さは、頂部すの高さく辺部材aの高さと同じ)、例
えば1500−一対し20關程度でよい、fは上記各3
つの辺部材a及び頂部すが囲繞形成する窓孔である。
このように、枠ブロックAは、平面三角形状の枠体をな
すから、軽量であるとともに、トラス構造に一体成型さ
れていて強固である。
すから、軽量であるとともに、トラス構造に一体成型さ
れていて強固である。
第4図及び第5図は、上記構成の枠ブロックAを1列に
して構築した離岸堤の例である。
して構築した離岸堤の例である。
Bl、B2はいずれも水底安定地盤に打ち込んだ杭で、
B1は前方(油側)に所定の間隔で横1列、B2は後方
(陸側)に81と同じ間隔で横1列をなし、しかもこれ
らB、とB2とは、たがいに隣り合う2本のBl、Bl
とそれらの後方の1本のB2とが、正三角形の頂点に
位置する配置に、また、たがいに隣り合う2本のB2.
B2とそれらの前方の1本のB、とが、同じ(正三角形
の頂点に位置する配置に、換言するとジグザグ状(ある
いは千鳥状)配置になっている。
B1は前方(油側)に所定の間隔で横1列、B2は後方
(陸側)に81と同じ間隔で横1列をなし、しかもこれ
らB、とB2とは、たがいに隣り合う2本のBl、Bl
とそれらの後方の1本のB2とが、正三角形の頂点に
位置する配置に、また、たがいに隣り合う2本のB2.
B2とそれらの前方の1本のB、とが、同じ(正三角形
の頂点に位置する配置に、換言するとジグザグ状(ある
いは千鳥状)配置になっている。
Cは各杭B1.B2の所要高さのところに設置した円環
体状のブロック受台で、それは、各杭B1゜B2の頂端
に支持して該杭Bl、B2の上半部(ブロックを積層す
る範囲)に嵌装した鉄筋カゴ(図示していない)の下端
に吊下固定している。
体状のブロック受台で、それは、各杭B1゜B2の頂端
に支持して該杭Bl、B2の上半部(ブロックを積層す
る範囲)に嵌装した鉄筋カゴ(図示していない)の下端
に吊下固定している。
杭B1.B2の上記正三角形配置と、枠ブロックAの嵌
合孔dの前記正三角形配置とは、たがいに一致するよう
に設計施工されるもので、枠ブロックAは杭Bl、B2
に次の関係において嵌合積層する。
合孔dの前記正三角形配置とは、たがいに一致するよう
に設計施工されるもので、枠ブロックAは杭Bl、B2
に次の関係において嵌合積層する。
すなわち、第4図及び第5図の右側から第1゜2位の抗
Bl、B、と第1位の杭B2の3本の杭、第3.4位の
抗B1.B、と第3位の杭B2の3本の杭、第5,6位
の杭Bl、B、と第5位の杭B2の3本の杭にそれぞれ
枠フロックA1〜A3の嵌合孔dを嵌合し、各々のブロ
ック受台C上に乗載する。
Bl、B、と第1位の杭B2の3本の杭、第3.4位の
抗B1.B、と第3位の杭B2の3本の杭、第5,6位
の杭Bl、B、と第5位の杭B2の3本の杭にそれぞれ
枠フロックA1〜A3の嵌合孔dを嵌合し、各々のブロ
ック受台C上に乗載する。
次に、同じく、第4図及び第5図の右側から第2.3位
の抗Bl、Blと第2位の杭B2の3本、第4.5位の
杭B1.B、と第4位の杭B2の3本、第6.7位の杭
Bl、B、と第6位の抗B2の3本に、それぞれ枠ブロ
ックA4〜A6を嵌合し、これらを上記枠ブロックA1
〜A3に重合乗載の状態とする。これによって第1段目
の枠ブへックA1−八〇がブロック受台Cに積載された
ことになり、以後同じ要領で第2段目以上の各段の枠ブ
ロックAが積載される。
の抗Bl、Blと第2位の杭B2の3本、第4.5位の
杭B1.B、と第4位の杭B2の3本、第6.7位の杭
Bl、B、と第6位の抗B2の3本に、それぞれ枠ブロ
ックA4〜A6を嵌合し、これらを上記枠ブロックA1
〜A3に重合乗載の状態とする。これによって第1段目
の枠ブへックA1−八〇がブロック受台Cに積載された
ことになり、以後同じ要領で第2段目以上の各段の枠ブ
ロックAが積載される。
この積載状態は、要約換言すると、3つの各頂部すに嵌
合孔dを有する多数の枠ブロックAが、その各嵌合孔d
を対応する杭Bに嵌合し、かつ同段でたがいに左右に隣
り合うもの同士では上記各3つの嵌合孔dのうちの1つ
を同じ抗Bに嵌合し位相を上下にしだ状態で、多段に積
層されているということができる。
合孔dを有する多数の枠ブロックAが、その各嵌合孔d
を対応する杭Bに嵌合し、かつ同段でたがいに左右に隣
り合うもの同士では上記各3つの嵌合孔dのうちの1つ
を同じ抗Bに嵌合し位相を上下にしだ状態で、多段に積
層されているということができる。
Dはブロック受台Cと同じく円環体状のスペーサーで、
特に堤体端に位置する抗Bl、B2に嵌合してその上位
の枠ブロックAを支承するのに使用する。
特に堤体端に位置する抗Bl、B2に嵌合してその上位
の枠ブロックAを支承するのに使用する。
枠ブロックAの多段8N層によって、各嵌合孔dの内周
面(及びスペーサーDの内周面)と杭Bl。
面(及びスペーサーDの内周面)と杭Bl。
B2の外周面との間に形成され、前記鉄筋カゴを内在さ
せた環状の縦空洞には、モルタル、コンクリート等の充
填材Eを打設充填し、この部分を一体化する。
せた環状の縦空洞には、モルタル、コンクリート等の充
填材Eを打設充填し、この部分を一体化する。
上記のように構成された第4図及び第5図の離岸堤は、
前方(油側)に連続形成された鉛直透過壁に衝突した波
を、後方(陸燗)に通過させるとともに、該後方に平面
逆V字状に位置している鉛直透過壁にも衝突し、これを
通過させるもので、これら両透過壁による摩擦損失と乱
れによるエネルギー逸散によって効果的に消波される。
前方(油側)に連続形成された鉛直透過壁に衝突した波
を、後方(陸燗)に通過させるとともに、該後方に平面
逆V字状に位置している鉛直透過壁にも衝突し、これを
通過させるもので、これら両透過壁による摩擦損失と乱
れによるエネルギー逸散によって効果的に消波される。
このとき、各枠ブロックAに作用する波力は杭Bl、B
2にスムーズに伝達され、前方(片側)の杭B1に引き
抜き力、後方(陸用)の杭B2に押し込み力が作用する
。
2にスムーズに伝達され、前方(片側)の杭B1に引き
抜き力、後方(陸用)の杭B2に押し込み力が作用する
。
第6図及び第7図は、枠ブロックAを2列にして構築し
た離岸堤の例である。
た離岸堤の例である。
すなわち、この離岸堤は、第4図及び第5図の離岸堤の
場合の前方(油側)の抗B、の杭列、後方(陸燗)の抗
B2の杭列のほかに、この杭B2の杭列のさらに後方(
陸燗)に抗B3の杭列を、杭B2の杭列に対し杭B1の
杭列と対称にして設け、これらの3抗列に、多数の枠ブ
ロックAを、油側枠ブロックA°と陸燗枠ブロックA
ITとに向き合わせ状態にして2列に、しかも、各3つ
の嵌合孔dを対応する杭に嵌合し、かつ同段でたがいに
左右、前後に隣り合うもの同士では、上記3つの嵌合孔
dのうちの1つを同し杭に嵌合し位相を上下にした状態
で、多段にl811層したもので、その他の構築法及び
構成は第4図及び第5図の離岸堤と実質上同じである。
場合の前方(油側)の抗B、の杭列、後方(陸燗)の抗
B2の杭列のほかに、この杭B2の杭列のさらに後方(
陸燗)に抗B3の杭列を、杭B2の杭列に対し杭B1の
杭列と対称にして設け、これらの3抗列に、多数の枠ブ
ロックAを、油側枠ブロックA°と陸燗枠ブロックA
ITとに向き合わせ状態にして2列に、しかも、各3つ
の嵌合孔dを対応する杭に嵌合し、かつ同段でたがいに
左右、前後に隣り合うもの同士では、上記3つの嵌合孔
dのうちの1つを同し杭に嵌合し位相を上下にした状態
で、多段にl811層したもので、その他の構築法及び
構成は第4図及び第5図の離岸堤と実質上同じである。
この第6図及び第7図の離岸堤は、片側枠プロ゛ツクA
′によって前方(沖1u11 )に連続形成された鉛直
透過壁に(h突した波を、陸燗枠ブロックA″によって
後方(陸燗)に連続形成された鉛直透過壁の後方に通過
させるまでの間に、これら両鉛直透過壁間に平面X字状
に位置している鉛直透過壁を通過させるので、これら透
過壁による71M損失や乱れによるエネルギー逸散によ
って消波効果は一層助長される。
′によって前方(沖1u11 )に連続形成された鉛直
透過壁に(h突した波を、陸燗枠ブロックA″によって
後方(陸燗)に連続形成された鉛直透過壁の後方に通過
させるまでの間に、これら両鉛直透過壁間に平面X字状
に位置している鉛直透過壁を通過させるので、これら透
過壁による71M損失や乱れによるエネルギー逸散によ
って消波効果は一層助長される。
しかも、杭列が前後3列であるから、波力等に対する各
杭の負担が軽減され、特に油側の杭の引き抜き力と陸燗
の杭の押し込み力を小さくできる。
杭の負担が軽減され、特に油側の杭の引き抜き力と陸燗
の杭の押し込み力を小さくできる。
本発明構造物は、平面三角形状の枠ブロックAが多段に
積層され、かつその各枠ブロックは各頂部の嵌合孔を対
応する杭に嵌合しているので、全一体化した強固で安定
した構造物をなし、また、上記各枠ブロックが、同役で
たがいに隣り合うもの同士が各3つの嵌合孔のうちの1
つの嵌合孔を同じ杭に嵌合し位相を上下にした状態で多
段に積層され、これによって、鉛直透過壁を所期の空隙
率としているもので、この空隙率確保のために伯の種類
のブロックを数多く使用することによる弊害がない。
積層され、かつその各枠ブロックは各頂部の嵌合孔を対
応する杭に嵌合しているので、全一体化した強固で安定
した構造物をなし、また、上記各枠ブロックが、同役で
たがいに隣り合うもの同士が各3つの嵌合孔のうちの1
つの嵌合孔を同じ杭に嵌合し位相を上下にした状態で多
段に積層され、これによって、鉛直透過壁を所期の空隙
率としているもので、この空隙率確保のために伯の種類
のブロックを数多く使用することによる弊害がない。
また、本発明構築方法によれば、上記した構造物を簡単
に構築できる。
に構築できる。
さらに、本発明枠ブロックは、平面三角形状の枠体であ
るから、同形の板状体にくらべ軽量であり、かつ、予め
トラス構造をなすから、直状形ブロックを杭に嵌めなが
らトラス構造状のものを組み立てるのと異なり、強固で
あり、波力等外力に対する抵抗力も大である。
るから、同形の板状体にくらべ軽量であり、かつ、予め
トラス構造をなすから、直状形ブロックを杭に嵌めなが
らトラス構造状のものを組み立てるのと異なり、強固で
あり、波力等外力に対する抵抗力も大である。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は枠ブロッ
クの平面図、第2図及び第3図は第1図のI−1線及び
n−n線断面図、第4図は枠ブロックを1列配置にして
構築した離岸堤の平面図、第5図は第4図のm−■線面
図、第6図は枠ブロックを2列配置にして構築した離岸
堤の平面図、第7図は同上の側面図である。 B・・・・・・杭、C・・・・・・ブロック受台、b・
・・・・・頂部、d・・・・・・嵌合孔、A・・・・・
・枠ブロック。
クの平面図、第2図及び第3図は第1図のI−1線及び
n−n線断面図、第4図は枠ブロックを1列配置にして
構築した離岸堤の平面図、第5図は第4図のm−■線面
図、第6図は枠ブロックを2列配置にして構築した離岸
堤の平面図、第7図は同上の側面図である。 B・・・・・・杭、C・・・・・・ブロック受台、b・
・・・・・頂部、d・・・・・・嵌合孔、A・・・・・
・枠ブロック。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジグザグ状に配置打設された複数本の杭の各々の回
り所要高さのところに設置されたブロック受台上に、3
つの各頂部の嵌合孔を対応する杭に嵌合した平面三角形
状の多数の枠ブロックが、同段でたがいに隣り合うもの
同士では上記各3つの嵌合孔のうちの1つの嵌合孔を同
じ杭に嵌合し位相を上下にした状態で、多段に積層され
ていることを特徴とする杭立脚型海洋構造物。 2、複数本の杭をジグザグ状に配置打設する工程と、各
杭の回りの所要高さのところにブロック受台を設置する
工程と、3つの各頂部に嵌合孔を有する平面三角形状の
多数の枠ブロックを、その各頂部の嵌合孔を対応する杭
に嵌合して、しかも、同段で隣り合う枠ブロックについ
ては上記各3つの嵌合孔のうちの1つの嵌合孔を同じ杭
に嵌合することにより位相を上下にして、上記ブロック
受台上に複数段積層する工程とからなることを特徴とす
る杭立脚型海洋構造物の構築方法。 3、3つの各頂部に上下に貫通する嵌合孔を有し平面三
角形状の鉄筋コンクリート製枠体であることを特徴とす
る杭立脚型海洋構造物用枠ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18963186A JPH07122258B2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 杭立脚型海洋構造物、その構築方法、及びその枠ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18963186A JPH07122258B2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 杭立脚型海洋構造物、その構築方法、及びその枠ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347409A true JPS6347409A (ja) | 1988-02-29 |
JPH07122258B2 JPH07122258B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16244527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18963186A Expired - Lifetime JPH07122258B2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 杭立脚型海洋構造物、その構築方法、及びその枠ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07122258B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038370A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Hyokin Rei | トラス式堤防空間および壁体構造 |
-
1986
- 1986-08-14 JP JP18963186A patent/JPH07122258B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038370A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Hyokin Rei | トラス式堤防空間および壁体構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07122258B2 (ja) | 1995-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2032803C1 (ru) | Опалубка для возведения стен | |
US20080310919A1 (en) | Breakwater | |
JPS6347409A (ja) | 杭立脚型海洋構造物、その構築方法、及びその枠ブロツク | |
US5167843A (en) | Revetment system and device | |
JPH0249810A (ja) | 消失ケーシングを製造する方法 | |
JPH04179730A (ja) | ソイルセメント柱列体 | |
JPS63181805A (ja) | 消波堤とその構築方法 | |
JPS6131245B2 (ja) | ||
JPS6052245B2 (ja) | 防波堤等の消波構造物 | |
JP2860780B2 (ja) | コンクリート製大形ブロック | |
JPS63181804A (ja) | 消波堤とその構築方法 | |
JPS6332923B2 (ja) | ||
JPS5850860Y2 (ja) | 浮魚礁 | |
JPS6312174Y2 (ja) | ||
KR100580544B1 (ko) | 구조적 안정성을 갖는 강제어초 및 그 제작방법 | |
JP2025082566A (ja) | 雨水貯留積層体の構造部材、及び雨水貯留積層体 | |
JPH01318610A (ja) | 構築用ブロック及びブロック構造体 | |
JPS6340010A (ja) | 水中杭連結工法 | |
JP3010324B2 (ja) | 組立型人工魚礁 | |
JPH0885931A (ja) | 石詰め護岸構造 | |
JPS6319366Y2 (ja) | ||
JP3010320B2 (ja) | 組立型人工魚礁 | |
JP2000073368A (ja) | 多面体発泡樹脂ブロックを用いた構築物の構築方法 | |
JP3010321B2 (ja) | 組立型人工魚礁 | |
JPH04221113A (ja) | 消波堤の構築方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |