JPS6342690Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342690Y2 JPS6342690Y2 JP9272783U JP9272783U JPS6342690Y2 JP S6342690 Y2 JPS6342690 Y2 JP S6342690Y2 JP 9272783 U JP9272783 U JP 9272783U JP 9272783 U JP9272783 U JP 9272783U JP S6342690 Y2 JPS6342690 Y2 JP S6342690Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- path
- valve
- oil
- motors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、左右の車軸を油圧モーターで駆動
する油圧駆動走行装置に関し、前後進及び超信地
旋回等が簡単な構造で行えるようにしたもので、
不整地を走行する土木用あるいは農用等の作業車
の走行装置に適するものである。
する油圧駆動走行装置に関し、前後進及び超信地
旋回等が簡単な構造で行えるようにしたもので、
不整地を走行する土木用あるいは農用等の作業車
の走行装置に適するものである。
このため、この考案では、次の如く構成した。
すなわち、油圧ポンプ１から左右の車軸駆動用油
圧モーター２，３へ圧油を送る油圧往路４に、左
右の油圧モーター２，３への圧油流量を調整する
１個の分流調整弁５と各油圧モーター２，３の回
転方向を各別に切り換える回転方向切換弁６，７
とを設け、各油圧モーター２，３から油圧タンク
８へ油を戻す油圧復路９を、前記油圧往路４とパ
イロツト路１５で連結した１個のアンロード弁１
０に連通させ、油圧モーター２，３の過回転によ
る油圧往路４の圧力低下を感知した場合に該バラ
ンス弁１０で油圧復路９の油の流れを阻止すべく
構成した。
すなわち、油圧ポンプ１から左右の車軸駆動用油
圧モーター２，３へ圧油を送る油圧往路４に、左
右の油圧モーター２，３への圧油流量を調整する
１個の分流調整弁５と各油圧モーター２，３の回
転方向を各別に切り換える回転方向切換弁６，７
とを設け、各油圧モーター２，３から油圧タンク
８へ油を戻す油圧復路９を、前記油圧往路４とパ
イロツト路１５で連結した１個のアンロード弁１
０に連通させ、油圧モーター２，３の過回転によ
る油圧往路４の圧力低下を感知した場合に該バラ
ンス弁１０で油圧復路９の油の流れを阻止すべく
構成した。
この考案は、前記の構成によつて、次の技術的
作用効果を奏する。すなわち、この油圧駆動走行
装置を具備した機体を走行させるには、まず油圧
ポンプ１を駆動して油圧往路４に油圧を加えれ
ば、パイロツト路１５を通じてアンロード弁１０
が開いて油圧モーター２，３を回転可能にし、前
進させる場合には、回転方向切換弁６，７を左右
の油圧モーター２，３が車軸を前進方向へ回転さ
せるようにして、分流調整弁５を操作して中立に
すれば直進し、左右に移動すれば左右の油圧モー
ター２，３への分流量が変更されて円滑な旋回を
行え、後退させる場合には、回転方向切換弁６，
７を操作して油圧モーター２，３を前記と逆方向
へ回転させればよく、超信地旋回させる場合に
は、回転方向切換弁６，７を操作して左右の油圧
モーター２，３を逆回転させればよいのである。
また、これらの前進あるいは後退を坂道で行つて
いる場合には、機体の自重で走行装置が勝手に回
転することで車軸が回されて油圧モーター２，３
に駆動方向と逆方向の回転力が加わつて、暴走し
ようとするが、この場合には、油圧モーター２，
３がポンプ作用をしてこの吐出量が油圧ポンプ１
の吐出量をオーバーすることで油圧往路４の油圧
が略零に低下するので、油圧往路４とパイロツト
路１５で連結されたアンロード弁１０が閉じて油
圧復路９の油の流れが止まり、左右の油圧モータ
ー２，３に制動力が作用して機体の暴走を阻止す
る。このように円滑な旋回が１個の分流調整弁５
で行え、坂道での暴走を１個のアンロード弁１０
で阻止できるので、構造が簡単で安価な油圧駆動
走行装置が得られるのである。
作用効果を奏する。すなわち、この油圧駆動走行
装置を具備した機体を走行させるには、まず油圧
ポンプ１を駆動して油圧往路４に油圧を加えれ
ば、パイロツト路１５を通じてアンロード弁１０
が開いて油圧モーター２，３を回転可能にし、前
進させる場合には、回転方向切換弁６，７を左右
の油圧モーター２，３が車軸を前進方向へ回転さ
せるようにして、分流調整弁５を操作して中立に
すれば直進し、左右に移動すれば左右の油圧モー
ター２，３への分流量が変更されて円滑な旋回を
行え、後退させる場合には、回転方向切換弁６，
７を操作して油圧モーター２，３を前記と逆方向
へ回転させればよく、超信地旋回させる場合に
は、回転方向切換弁６，７を操作して左右の油圧
モーター２，３を逆回転させればよいのである。
また、これらの前進あるいは後退を坂道で行つて
いる場合には、機体の自重で走行装置が勝手に回
転することで車軸が回されて油圧モーター２，３
に駆動方向と逆方向の回転力が加わつて、暴走し
ようとするが、この場合には、油圧モーター２，
３がポンプ作用をしてこの吐出量が油圧ポンプ１
の吐出量をオーバーすることで油圧往路４の油圧
が略零に低下するので、油圧往路４とパイロツト
路１５で連結されたアンロード弁１０が閉じて油
圧復路９の油の流れが止まり、左右の油圧モータ
ー２，３に制動力が作用して機体の暴走を阻止す
る。このように円滑な旋回が１個の分流調整弁５
で行え、坂道での暴走を１個のアンロード弁１０
で阻止できるので、構造が簡単で安価な油圧駆動
走行装置が得られるのである。
次に、この考案の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
エンジン１１によつて駆動される油圧モーター
１から送り出される圧油は、１個の分流調整弁５
に通じてさらに左右の回転方向切換弁６，７に通
じる油圧往路４を通じて油圧モーター２，３へ送
られ、回転方向切換弁６，７の操作位置によつて
油圧モーター２，３を正・逆回転あるいは停止さ
せる。油圧モーター２，３の出力軸１２，１３は
走行装置の車軸に連動連結している。
１から送り出される圧油は、１個の分流調整弁５
に通じてさらに左右の回転方向切換弁６，７に通
じる油圧往路４を通じて油圧モーター２，３へ送
られ、回転方向切換弁６，７の操作位置によつて
油圧モーター２，３を正・逆回転あるいは停止さ
せる。油圧モーター２，３の出力軸１２，１３は
走行装置の車軸に連動連結している。
油圧モーター２，３を出て回転方向切換弁６，
７を経て油圧タンク８へ戻る油圧復路９は、途中
で合流して１個のアンロード弁１０に通じてい
る。
７を経て油圧タンク８へ戻る油圧復路９は、途中
で合流して１個のアンロード弁１０に通じてい
る。
このアンロード弁１０は、油圧ポンプ１から出
て回転方向切換弁６，７に至る油圧往路４とパイ
ロツト路１５で連結してその油圧によつて制御し
ているので、油圧往路４に油圧が働いた正常時に
は、パイロツト圧でスプールを油が流れる状態に
切り換え、このアンロード弁１０中を油が流れ、
坂道走行などによつて油圧モーター２，３が油圧
ポンプ１の吐出量を越えて回転し過ぎて油圧往路
４の油圧が低くなつた瞬間には、アンロード弁１
０がバネの力で閉じて油の流れを阻止し、再び油
圧往路４の油圧が高くなるとアンロード弁１０を
再び開くことをくり返して、油圧モーター２，３
の回転し過ぎを防止して正常回転、すなわち、正
常走行状態になる。
て回転方向切換弁６，７に至る油圧往路４とパイ
ロツト路１５で連結してその油圧によつて制御し
ているので、油圧往路４に油圧が働いた正常時に
は、パイロツト圧でスプールを油が流れる状態に
切り換え、このアンロード弁１０中を油が流れ、
坂道走行などによつて油圧モーター２，３が油圧
ポンプ１の吐出量を越えて回転し過ぎて油圧往路
４の油圧が低くなつた瞬間には、アンロード弁１
０がバネの力で閉じて油の流れを阻止し、再び油
圧往路４の油圧が高くなるとアンロード弁１０を
再び開くことをくり返して、油圧モーター２，３
の回転し過ぎを防止して正常回転、すなわち、正
常走行状態になる。
１４は、油圧往路４の異常油圧を防止するため
のリリーフ弁で、前記アンロード弁１０の作動圧
（例えば15Kg／cm2）よりもはるかに高い圧（例え
ば200Kg／cm2）で作動するようにしている。
のリリーフ弁で、前記アンロード弁１０の作動圧
（例えば15Kg／cm2）よりもはるかに高い圧（例え
ば200Kg／cm2）で作動するようにしている。
なお、アンロード弁１０と油圧往路４とを結ぶ
パイロツト路１５は、図示の位置に変えて分流調
整弁５と回転方向切換弁６，７との間からアンロ
ード弁１０に連通してもよい。
パイロツト路１５は、図示の位置に変えて分流調
整弁５と回転方向切換弁６，７との間からアンロ
ード弁１０に連通してもよい。
図は、この考案の実施例を示すもので、第１図
は油圧回路図である。 １……油圧ポンプ、２，３……油圧モーター、
４……油圧往路、５……分流調整弁、６，７……
回転方向切換弁、８……油圧タンク、９……油圧
復路、１０……アンロード弁、１５……パイロツ
ト路。
は油圧回路図である。 １……油圧ポンプ、２，３……油圧モーター、
４……油圧往路、５……分流調整弁、６，７……
回転方向切換弁、８……油圧タンク、９……油圧
復路、１０……アンロード弁、１５……パイロツ
ト路。
Claims (1)
- 油圧ポンプ１から左右の車軸駆動用油圧モータ
ー２，３へ圧油を送る油圧往路４に、左右の油圧
モーター２，３への圧油流量を調整する１個の分
流調整弁５と各油圧モーター２，３の回転方向を
各別に切り換える回転方向切換弁６，７とを設
け、各油圧モーター２，３から油圧タンク８へ油
を戻す油圧復路９を、前記油圧往路４とパイロツ
ト路１５で連結した１個のアンロード弁１０に連
通させ、油圧モーター２，３の過回転による油圧
往路４の圧力低下を感知した場合に該アンロード
弁１０で油圧復路９の油の流れを阻止すべくして
なる油圧駆動走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9272783U JPS59196324U (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 油圧駆動走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9272783U JPS59196324U (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 油圧駆動走行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196324U JPS59196324U (ja) | 1984-12-27 |
| JPS6342690Y2 true JPS6342690Y2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=30223084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9272783U Granted JPS59196324U (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 油圧駆動走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196324U (ja) |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP9272783U patent/JPS59196324U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196324U (ja) | 1984-12-27 |
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