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JPS6341944Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6341944Y2
JPS6341944Y2 JP16031385U JP16031385U JPS6341944Y2 JP S6341944 Y2 JPS6341944 Y2 JP S6341944Y2 JP 16031385 U JP16031385 U JP 16031385U JP 16031385 U JP16031385 U JP 16031385U JP S6341944 Y2 JPS6341944 Y2 JP S6341944Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
stay
direction control
parts
branch
Prior art date
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Expired
Application number
JP16031385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6268629U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16031385U priority Critical patent/JPS6341944Y2/ja
Publication of JPS6268629U publication Critical patent/JPS6268629U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6341944Y2 publication Critical patent/JPS6341944Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、本体とその上部に分離した
物品載置用の板等とを有する家具、器具等におい
て、上部の板の一端が回動可能に取付けられてお
り、他端側を角度を付した状態と水平状態と選択
的に変更することを可能にした前記本体と上部の
板との間に取付けて使用するステーに関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、テレビジヨンを載置するための
テレビ台において、上板を、その後部を蝶番等で
連結し、水平状態と前部をやや上げた角度にした
状態とを選択して設定することができるステー
は、第8図に示すように、ケース本体31内に、
長方形の両長辺に凹部32が形成された回転体3
3が前記ケース本体31の内側壁に、回動自在に
軸着されており、該ケース本体31を上下に挿通
したアーム34が、上端が前記上板に軸着され、
下端にU字状に曲折された作用部35が形成さ
れ、該作用部35とアーム34との間隔は前記回
転体33の軸36に対しアーム34と反対側にお
いて、アーム34から軸36を超え、且つ軸36
からは回転体33の短辺の二分の一以内となるよ
うに設定されており、アーム34側面の作用部3
5相対側には、作用部35の先端と同位置から上
方へ回転体33の長辺より長くコ字状の切欠部3
7が設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このステーは、回転体33をケース本体31に
軸着するとともに、アーム34の先端にU字状の
作用部35を前記回転体33と正確な位置関係で
形成しなければならないから、全体として構成部
品点数が多く、構造が複雑であり、しかも、アー
ム34の動きに関連して回転体33が回転するか
ら、作動が不確実になる問題点を有する。そし
て、全体の構成部品を金属製としなければ耐久性
が劣るから、コストを低下させるための障害とも
なつている。
本考案は、ステー本体から回動部分を除くとと
もに、簡単な構造で、更に、合成樹脂性で一体に
成形することでコストを低下させたステーを提供
することである。
〔問題点を解決しようとする手段〕
本考案のステーは、上下方向両端の開口部分を
連結して略直線状に形成した連通溝2に、間隔を
開けて2個所の分岐部3,6を設け、上分岐部3
から斜め下方に上斜溝4を形成し、該上斜溝4の
終端下部に凹部5を連成し、この凹部5の外側上
部から下方の下分岐部6へ連続した下斜溝7を設
けて内部で経路を有する案内溝8となし、片面が
溝の底面に対して直角とした直角面10,13
で、この背面側が溝の浅くなるに方向につれて前
記直角面10,13に次第に近接する傾斜面1
1,14を有する方向制御部9,12を、前記両
分岐部3,6において、直角面10,13側を連
通溝2のそれぞれの開口部側方向にし、一方の分
岐部では連通溝2側に、他方の分岐部では斜溝側
に設けた構造のステー本体1と、 前記ステー本体1の案内溝8を移動可能とした
突起16を端部に有するとともに、分岐部3,6
の方向制御部9,12の傾斜面11,14を越え
て通過できる構成の連結アーム15と、 からなることを特徴とする。
〔作用〕
このステーは、ステー本体1が家具等の固定部
側に固着され、連結アーム15の一端が回動部側
に軸着されて、連結アーム15の他端側の突起1
6がステー本体1の各溝を選択的に通過する。即
ち、ステー本体1の連通溝2の両分岐部3,6に
おいて、方向制御部9,12の直角面10,13
により、該方向制御部9,12が設けられた溝に
進入することが出来ず、非設置側の溝を通過する
から、いずれかの分岐部3,6で斜溝4,7方向
へ進路を設定することにより、上下斜溝4,7の
中間に設けた凹部5に連結アーム15の突起16
を選択的に係止できる。したがつて、凹部5に前
記突起16が係止されたときのみ、連結アーム1
5に取付けた回動部の角度を変更することが可能
となる。また、方向制御部9,12の一方の面
は、連結アーム15側が狭くなる傾斜面11,1
4として連結アーム15の突起16の通過に支障
をなくしているから、方向制御部9,12を設置
しても、必ず一方の方向には前記突起16が移動
できる。したがつて、前記連結アーム15の位置
を元通りに復帰させるときは、凹部5を設けた溝
を通過することなく変更できる。
〔実施例〕
本考案を第1図乃至第3図の実施例に基づいて
説明すると、1は合成樹脂製で略直方体のステー
本体で、これは、上下方向両端の開口部分を連結
して略直線状に形成した連通溝2と、この連通溝
2の上方の開口からやや下がつた位置の上分岐部
3から斜め下方に設けた上斜溝4と、この上斜溝
4の終端に連成した凹部5と、更に、凹部5の外
側上部から連続してその下方に回り込み、且つ、
前記連通溝2の下方の開口からやや上がつた位置
に設けた下分岐部6に連通した下斜溝7と、から
一連になつた案内溝8を有しており、上分岐部3
において、溝の底面に対し直角で、上斜溝4の下
方側の側壁を連通溝2方向に延長した面と同一面
を形成する直角面10が形成された方向制御部9
を連通溝2内に設け、該方向制御部9の下分岐部
6側の面は溝の浅くなる方向につれて、前記直角
面10に近接した傾斜面11としており、また、
下分岐部6においては、連通溝2の斜溝側の側壁
と同一面を形成する直角面13が形成された方向
制御部12を下斜溝7内に設け、該方向制御部1
2の凹部5方向の面は、前記傾斜面11と同様
に、溝の浅くなる方向につれて、前記直角面13
に近接した傾斜面14とされている。尚、方向制
御部9及び方向制御部12はステー本体1と合成
樹脂で一体に成形されている。
15は、前記ステー本体1の案内溝8を通過可
能とされた突起16を、その長さ方向に直交して
一端に突設した連結アームで、他端側は当該連結
アーム15を取りつける家具等の可動側に軸着さ
れるための孔17を形成している。
このステーは、例えば、第4図に示すように、
テレビジヨンを載置するテレビ台において、上板
21と本体22とが分割されたもので、上板21
の後部が蝶番等で回動可能にされ、且つ、前部が
持ち上げられる構成のものに対し、本体22の前
部寄り側面にステー本体1を、その連通溝2の上
下に延設されたガイドレール23を伴つて固定
し、連結アーム15は、その突起16がステー本
体1の案内溝8及び前記ガイドレール23を通過
でき、且つ、連結アーム15の他端側の孔17
を、ステー本体1から更に前方寄りの前記上板2
1に、突起16が両方向制御部9,12を越える
ことができるだけの幅方向の遊びを持たせて軸着
して使用するものである。ステー本体1の取付け
に際しては、一般的なねじ止めによるものの他、
ステー本体1の裏面からきのこ状の突起を一個若
しくは複数個立設して本体22に固定するか、又
は、ステー本体1の裏面から円柱状の軸を突設
し、これを本体22に回動自在に嵌合してもよ
い。このときは、ステー本体1が該軸を中心とし
て回るから、連結アーム15を長くした場合に、
その孔17側端部がテレビ台の前後方向に大きく
移動しても互いの角度を一定に保つことを可能と
する。
上板21に角度を付するため、その前部を持ち
上げると、それに伴つて連結アーム15が上昇す
る。連結アーム15の突起16は、下方側のガイ
ドレール23からステー本体1の連通溝2の下方
の開口から案内溝8に入る。そして、該突起16
は、下分岐部6に到達するが下斜溝7には方向制
御部12を設けているから、連結アーム15の位
置が上板21の前方よりに取付けられていること
で、下斜溝7方向に引かれることとなつても、方
向制御部12の直角面13によつて下斜溝7側に
入ることなく連通溝2を上方へ移動する。つぎ
に、この突起16は、方向制御部9に至るが、こ
の方向制御部9の下分岐部6側は、傾斜面11と
し、且つ、連結アーム15はその幅方向にやや遊
びがあるから、突起16が引つ掛かることなく通
過でき、支障無く上板21を持ち上げることがで
きる。
連結アーム15の突起16部分がステー本体1
を通過した後、上板21を下げると、連結アーム
15の突起16が再びステー本体1の連通溝2に
入る。そして、該突起16は上分岐部3に至る
が、この部分の連通溝2には方向制御部9を、直
角面10を上斜溝4の側壁と同一面を形成して設
けているので、突起16は上斜溝4内に強制的に
移動させられ、その後、突起16は、凹部5まで
達し凹部5に係止して移動が停止する。この状態
で、上板21は、前部がやや高くなつた角度を維
持しており、テレビジヨン等を楽しむ好適な角度
を簡単に取りうることができる。
上板21を元の水平位置に戻す時は、上板21
を僅かに持ち上げることによる。すると、連結ア
ーム15の孔17側は、ステー本体1から更に前
方寄りに取付けているので、突起16は凹部5の
後部上方を超え、下斜溝7に入る。そこで、上板
21を次第に下げていくと、突起16は下斜溝7
の終端側、即ち、下分岐部6の方向制御部12の
傾斜面14を乗り越え、連通溝2を経てステー本
体1から元のガイドレール23に至る。したがつ
て、上板21は、その角度が変更前の状態となる
から、上板21を、例えば、水平状態と前部を角
度で7度程度上げた状態のように、二段階に簡単
に調節する事ができる。
このステーは、全体を合成樹脂製で一体に成形
しているから、製造が簡単で、しかも、回転部分
等を持たないから、作動が悪くなることもなく、
常に安定した性能を提供しうる。
第5図及び第6図は、本考案の他の実施例を示
し、上下の分岐部3,6において、前述の実施例
と異なる溝に方向制御部を形成したものである。
即ち、上分岐部3においては、連通溝2の凹部5
側側壁と同一面を直角面10として方向制御部9
を上斜溝4内に設け、凹部5側を傾斜面11とし
て設置し、下分岐部6においては、下斜溝7の上
方側側壁と同一面を直角面13として連通溝2内
に方向制御部12を設け、傾斜面14を上分岐部
3側に形成したものである。
このステーは、前述のテレビ台について作用を
説明すれば、水平状態から持ち上げるときに、先
ず、下斜溝7内へ連結アーム15の突起16を移
動させるから、上板に角度を付した状態を僅かな
持ち上げ量で行いうる。したがつて、前述の実施
例と比較して、角度の設定のための動きを任意に
できる。
第7図は、方向制御部9,12の他の例を示
し、これは、材質を弾性を有するバネ鋼で前述の
実施例と同様に形成し、直角面10,13の下部
をステー本体1の溝の底部の埋設し、傾斜面1
1,14の下端を自由端として取付けている。こ
の方向制御部9,12は、連結アーム15の突起
16が傾斜面11,14を通過する際に、直角面
10,13が折れ曲がることで全体の高さが低く
なるから、ステー本体1の厚さを大きく取れない
場合においても、突起16の通過を妨げることは
ない。
なお、ステー本体1内に凹部5を複数個設ける
こと、又は、ステー本体1を上下方向に重ねて複
数個設置することで、連結アーム15の突起16
を何段かに係止して、可動体の角度を数段階に設
定することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案のステーは、ステー本体を内部で分岐し
た案内溝を選択的に通過可能に構成し、連結アー
ムの突起を係止できる凹部を一方の溝に形成した
ので、家具等において、角度を適宜変更する二部
材間に取付ける、構成が簡単で、しかも作動の確
実なステーとなしうる。したがつて、従来のもの
と比較して、コストを低下させることが可能とな
るとともに、種々の部分に取付け可能な汎用性に
富んだステーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はステー本体の正面図、第2図a,bは
それぞれ第1図のA−A線及びB−B線断面図、
第3図a,bは連結アームの正面図及び側面図、
第4図はテレビ台に使用した例の側面図、第5図
はステー本体の他の実施例の正面図、第6図a,
bは第5図のそれぞれC−C線及びD−D線断面
図、第7図は方向制御部をバネ材で形成したステ
ー本体の断面図、第8図a,b,c,dは従来例
のステーの作動を説明した正面図である。 1:ステー本体、2:連通溝、3,6:分岐
部、4:上斜溝、5:凹部、7:下斜溝、8:案
内溝、9,12:方向制御部、10,13:直角
面、11,14:傾斜面、15:連結アーム、1
6:突起、17:孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下方向両端の開口部分を連結して略直線状
    に形成した連通溝2に、間隔を開けて2個所の
    分岐部3,6を設け、上分岐部3から斜め下方
    に上斜溝4を形成し、該上斜溝4の終端下部に
    凹部5を連成し、この凹部5の外側上部から下
    方の下分岐部6へ連続した下斜溝7を設けて内
    部で経路を有する案内溝8となし、片面が溝の
    底部に対して直角とした直角面10,13で、
    この背面側が溝の浅くなるに方向につれて前記
    直角面10,13に次第に近接する傾斜面1
    1,14を有する方向制御部9,12を、前記
    両分岐部3,6において、直角面10,13側
    を連通溝2のそれぞれの開口部側方向にし、一
    方の分岐部では連通溝2側に、他方の分岐部で
    は斜溝側に設けた構造のステー本体1と、 前記ステー本体1の案内溝8を移動可能とし
    た突起16を端部に有するとともに、分岐部
    3,6の方向制御部9,12の傾斜面11,1
    4を越えて通過できる構成の連結アーム15
    と、 からなることを特徴とするステー。 (2) 両分岐部3,6に設ける方向制御部9,12
    を、合成樹脂製で一体に成形したステー本体1
    からなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ステー。 (3) 前記方向制御部9,12を弾性変形可能なバ
    ネ材で形成した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のステー。
JP16031385U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPS6341944Y2 (ja)

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JP16031385U JPS6341944Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JPS6268629U JPS6268629U (ja) 1987-04-30
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JPS6268629U (ja) 1987-04-30

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