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JPS6339476Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6339476Y2
JPS6339476Y2 JP1983083864U JP8386483U JPS6339476Y2 JP S6339476 Y2 JPS6339476 Y2 JP S6339476Y2 JP 1983083864 U JP1983083864 U JP 1983083864U JP 8386483 U JP8386483 U JP 8386483U JP S6339476 Y2 JPS6339476 Y2 JP S6339476Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
packing
band
ring
annular band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983083864U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59189959U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8386483U priority Critical patent/JPS59189959U/ja
Publication of JPS59189959U publication Critical patent/JPS59189959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6339476Y2 publication Critical patent/JPS6339476Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフランジ付樹脂製缶体容器のシールに
使用されるフランジパツキンの構造に関する。
従来、例えば濾過器ユニツト等を収容する缶体
容器のフランジ接合部を水密、気密或は油密に保
持する為に使用されるパツキンとしては、例えば
第1図a〜dに示される形状のものが知られてい
る。
即ち、第1図aは平型環状パツキンを示し、円
周面に等間隔にボルト締め用の穴hを設けたもの
で、第1図eはこのパツキンaを缶体容器eのフ
ランジfに装着した状態を示している。gはフラ
ンジのボルト締め用の孔である。この型式のパツ
キンでは缶体容器の気密性を一定に保持するため
にはボルト締付け個所を多く設ける必要があると
共に缶体容器のフランジ厚も大に設計したり、フ
ランジ面の表面精度を上昇させるための機械加工
を必要とする。
第1図bも平型環状パツキンであるが、aの如
く円周面にボルト締め用の孔がなく、フランジに
対する装着は第1図fの如くであり、ボルト締め
はパツキンbの外周で行なわれる。従つてこの型
式のパツキンを使用するときは、フランジ面の精
度誤差を吸収するためパツキンの厚さを厚く製作
する必要があり、又、締付けによるフランジの曲
げモーメントが大となるためフランジ厚を前記a
のパツキンを使用する場合よりも大に設定する必
要があり、フランジ厚を小さくするにはフランジ
面の表面精度を上昇させるための機械加工を必要
とする。
第1図cは断面円形又は楕円形の所謂Oリング
で、第1図gはこのOリングcをフランジに装着
した状態を示している。Oリングを第1図gのよ
うにフランジ面に溝iを設け、この溝内にOリン
グを装着した場合はOリングの径を大きく作製す
る必要があり、又、径が大きくなるときは前記b
のパツキンの場合と同様の問題点を生じ、又、溝
部iにボルト締めの応力が集中することもあつて
フランジ厚を大に設定する必要を生ずる。
第1図dは断面を半円形としたカマボコ型リン
グ、第1図hはそのフランジへの装着状態を示す
が、この型式のパツキンdも前記bのパツキン及
びcのOリングと略同様の問題点を有する。
以上のように従来のパツキンを使用するとき
は、缶体容器eを繊維強化樹脂等の材料で一体成
形して製作する場合、フランジ部fを厚く成形し
たり、フランジ表面に機械加工を施したり或はボ
ルト締め個所を多く設定したりする必要があつた
が、かかる工程は資材、労力の負担を増加し、省
資源、省エネルギーの見地から望ましいことでは
なく、このような問題点を解決するパツキンの開
発が要望されていた。
本考案はかかる従来のパツキンに伴なう種々の
問題点を一挙に解決しうるパツキンを提供するこ
とを目的としたもので、以下に本考案を実施例を
示す図面に基づいて説明する。
第2図は本考案のパツキンの一部切欠斜視図で
あり、筒形の環状帯1の外側面に肉厚部2を有す
る鍔状帯3を一体に連設してなるものである。こ
のような肉厚部2は鍔状帯3上に環状帯1より離
れた位置に同心環状に上面側または下面側、ある
いはその両方に膨出するように形成されたもので
ある。しかして、第2図の実施例では環状帯1の
外方に設けられる肉厚部2は環状帯1の上縁5か
ら環状帯1の面に対して略直角(θ=90゜)に屈
折させた鍔状帯の一部に、該筒形の環状帯から離
れて同心環状に形成されているが、屈折角度θは
必ずしも90゜である必要はなく、多少鋭角に形成
してもよい。又、環状帯1は同一厚さに形成して
もよいが、下縁1′に向けて先薄に形成させるこ
とが望ましい。又、肉厚部2の断面形状は通常円
形に形成されるが、楕円形、菱形、多角形等の形
状であつてもよい。なお、本考案のパツキンは適
当な弾力性及び耐食性を具備する材料、例えばラ
バー、合成ゴム、シリコンゴム、フツ素樹脂等で
一体成形することができる。
第3図は、本考案のパツキンAを缶体容器6の
フランジ7に接合させた状態を示している。
図示の如く本考案のパツキンAの肉厚部2を従
来のOリングと同様にフランジ7に接合させ、環
状帯1を缶体容器6の内周面に当接させたのちフ
ランジ7をボルト孔8を介してボルト締め(図示
せず)することにより、フランジ接合部のシール
は肉厚部2によつて達成されると共に、缶体容器
の内圧が高まつても環状帯1が内圧の増加と共に
缶体容器内面に密着することにより肉厚部2の内
圧による外方へのずれが防止され、従来のOリン
グのようにフランジから外れてシールが破れるよ
うな欠点は完全に解消される。なお、鍔状帯外縁
4はフランジ7のボルト孔8に螺着されるボルト
(図示せず)に当接して肉厚部2のずれを予防す
る作用を有する。
第4図は本考案の他の実施例を示すパツキンン
A′を缶体容器6,6′のフランジ7,7′に接合
させた状態を示す。この実施例のパツキンA′は、
環状帯1′が第2図の実施例に示される環状帯1
を鍔状帯3に対して対照的に上下に延長して一体
に設けた形状に構成されている。従つてこのパツ
キンA′を缶体容器のフランジ7,7′に装着する
ときは、環状帯1′は缶体容器6,6′の両内壁に
跨がつて密着されるため、肉厚部2の内圧による
外方へのずれ防止は第2図のパツキンAに比し更
に強化される。
このように本考案のパツキンは環状帯外側面に
鍔状帯を一体に連設し、これに同心環状の肉厚部
を設けてなるパツキンであるから、缶体容器のフ
ランジへの装着が、従来のどのパツキンよりも容
易であり、又、缶体をフランジ部で解体する場合
には従来のパツキンのようにフランジ面に圧着し
て剥離し難いということがなくフランジ部の解体
がし易い。
更に本考案のパツキンを使用すれば、フランジ
厚み、フランジ面の機械加工、ボルトの締付本数
等について従来のパツキンに比し要求度が著しく
軽減され、又、ボルト孔を有していないので、締
付作業を効率よく実施できるなど多くの利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の平型パツキンの一部切欠斜視
図、第1図bはボルト締め用孔のない従来の平型
パツキンの一部切欠斜視図、第1図cはOリング
の一部切欠斜視図、第1図dはカマボコ型リンク
の一部切欠斜視図、第1図eは第1図aのパツキ
ンを缶体容器のフランジに装着した状態を示す一
部切欠斜視図、第1図fは第1図bのパツキンを
缶体容器のフランジに装着した状態を示す一部切
欠断面図、第1図gは第1図cのOリングを缶体
容器のフランジに装着した状態を示す一部切欠断
面図、第1図hは第1図dのカマボコ型リングを
缶体容器のフランジに装着した状態を示す一部切
欠断面図、第2図は本考案のパツキンの一部切欠
斜視図、第3図は第2図のパツキンをフランジ部
へ装着した状態を示す断面図、第4図は本考案の
他の実施例を示すパツキンをフランジ部へ装着し
た状態を示す断面図である。 1,1′……環状帯、2……肉厚部、3……鍔
状帯、4……鍔状帯外縁、6,6′……缶体容器、
7,7′……フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形の環状帯の外側面に鍔状帯を一体に連設し
    てなり、該鍔状帯には該環状帯より離れた位置に
    同心環状の肉厚部を形成したことを特徴とするフ
    ランジ用のパツキン。
JP8386483U 1983-06-03 1983-06-03 パツキン Granted JPS59189959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8386483U JPS59189959U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 パツキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8386483U JPS59189959U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 パツキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59189959U JPS59189959U (ja) 1984-12-17
JPS6339476Y2 true JPS6339476Y2 (ja) 1988-10-17

Family

ID=30213820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8386483U Granted JPS59189959U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 パツキン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59189959U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017154615A1 (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 Nok株式会社 ガスケット及び密封装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106549U (ja) * 1976-02-10 1977-08-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59189959U (ja) 1984-12-17

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