JPS6336786A - 抗体l鎖発現型核酸塩基配列,プラスミド,細胞及びキメラ抗体l鎖 - Google Patents
抗体l鎖発現型核酸塩基配列,プラスミド,細胞及びキメラ抗体l鎖Info
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- JPS6336786A JPS6336786A JP61178881A JP17888186A JPS6336786A JP S6336786 A JPS6336786 A JP S6336786A JP 61178881 A JP61178881 A JP 61178881A JP 17888186 A JP17888186 A JP 17888186A JP S6336786 A JPS6336786 A JP S6336786A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
a、産業上の利用分野
本発明は、抗体り鎖発現型核酸塩基配列、マウスーヒ)
Wのキメラ抗体り鎖発現屋核酸塩晶配列、これら核l!
l塩晶配列が組込まれた組み換えフラスミド、該プラス
ミドが導入されたマウスミエローマ細胞及びマウス−ヒ
ト型のキメラ抗体り鎖に関するものである。 本明細書において、アミノ酸、ポリペプチドはIUPA
C−IUB生化学委員会(cBN)で採用された方法に
より略記するものとし、たとえば下記の略号を用いる。 AlaL−7ラニン ArgL−フルギニン Asn L 7スバラギン Asp L−アスパラギン酸 cy纂 L−システィン Gin L−グルタミン Glu L−グルタミン酸 G17 グリシン His L−ヒスチジン 11e L−イン口・rシン Leu L−ロイシン Lye L−リジン Met L−メチオニン Phe L−フェニルアラニン Pro L−ブーリン Ser L−セリン Thr L−スレオニン Trp L −トリプトファン Tyr L−チロシン Val L−バリン また、DNAの配列はそれを構成する各デオキシリポヌ
クレチオドに含まれる塩基の種類で略記するものとし、
たとえば下肥の略号を用いろ。 A アデニン(デオキシアデニル酸を示1゜)Cシトシ
ン(デオキシシチジル酸を示す。)G グアニン(デオ
キシグアニル酸を示す。)T チミン (デオキシチミ
ジル酸な示す。)b、従来技術 一般に免疫グロブリン遺伝子は、H鎖(HeavyCh
ain)とL鎖(Light Chain)とから構成
され、H鎖とL鎖のそれぞれは、抗原と特異的に結合す
る機能を有するV領域(可変領域)とイフエクター機能
をするC領域(定常領域)とを有している。 一万マウスの抗体におけるH鎖及びL@の遺伝子に関し
てV領域とC領域の内領域に含まれる種々の遺伝子単位
をはじめ、プロモーター。 エンハンサ−などの種々の機能な肩する単位の存在が明
らかにされ、その一部はDNA配列が明らかにされてい
る。 本発明者は、成る株の抗原に対して特異性を有するマウ
ス・・イブリドーマの産生する抗体のL鎖について研究
を行った結果、その抗原に対して結合する特異性tt規
定する■領域の遺伝子並びKその抗体のV領域のタンパ
クを得ることができ、先に提案した。 そこで本発明者は、前記マウス由来のL鎖のV領域とヒ
ト由来のL鎖のC領域を結合させた所謂キメラ型のL鎖
の発現について*に研究を進めた。 そこで本発明の目的は、抗体り鎖の高効率の発現製核酸
塩基配列、殊にマウス−ヒト型のキメラ抗体り鎖の発現
型核酸塩晶配列を提供することにある。 本発明の他の目的は、これら核1!!塩基配列が組み込
まれた組み換えプラスミドを提供することKある。 本発明の更に他の目的は、前記プラスミドが導入された
マウスミエローマ細砲を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、マウス−ヒト型のキメラ抗体
り鎖を提供することにある。 本発明の更に他の目的は以下の貌明から明らかとなるで
あろう。 本発明者の研究によれば、前記した本発明の目的は、先
ず 伝) 抗体り鎖におけるV領域のDNA断片(b)
抗体LyallにおけるC領域のDNA断片及び (e) ヒト又はマウス抗体Ha由米のエンハンサ−
DNA配列 よりなる抗体り鎖発現型核酸塩基配列によって達成され
ることがわかった。 かかる本発明においては、ヒト又はマウス抗体H鎖由来
のエンハンサ−DNA配列を用いることによって、優れ
た発現性を有する抗体り銀核酸塩基配列が得らTする。 この抗体り銀核酸塩基配列は、■領域及びC領域のいず
れもDNA断片がマウス由来のものであってもよ(ヒト
由来のものであってもよい。また、■領域のDNA断片
がマウス抗体由来のものであり且つC領域のDNA断片
がヒト抗体由来のものであろキメラ星の核酸塩基配列で
あることができる。 このようなキメラ型の核酸塩基配列は、成る特定の抗原
に対して特異性を有するマウス抗体のL鎖のV領域の遺
伝子を、■領域のDNA断片として使用することによっ
て1人類にとって有用なキメラ抗体を創製するために利
用することが期待できる。 本発明の抗体Llli11発税型核散塩基配列は、前述
したようにヒト又はマウス抗体HG由米のエンハンサ−
L)NA配列を含んでいる。このエンハンサ−DNA配
列は、ヒト又はマウス抗体のHa中に存在するエンハン
サ−機能を有するDNA配列であればよく、例えばヨー
ロッパ特許@146743号明細書に開示さiたヒト抗
体H鎖由来のエンハンサ−DNA配列を使用することが
できる。殊に添付Bi図に示されたヒト抗体H鎖由来の
DNA配列及びそれに相補的なDNA配列な有利に使用
することができる。エンハンサ−DNA配列は1本発明
の抗体り鎖発現型核駿塩基配列中に含まれていればよ(
、その位置i工問わない。すなわち、抗体り鎖に遺伝子
においてV領域のDNA断片、C領域の断片と並ぶDN
A配列上でV領域のDNA断片とC領域断片の間に位置
してもよ(、また該V領域のDNA断片の5′−側、C
領域のDNA断片の3′−側に位置していてもよい。 さらに本発明の抗体LfJA発現型核酸塩基配列には、
プロモーターや他の機能を有するDNA断片が含まれて
いても差支えがない。 本発明の前記核酸塩基配列において、それがマウス−ヒ
ト型のキメラ抗体り鎖発現型である場合において、その
V領域のDNA断片としては、本発明者が見出し先に提
案した抗ヒト急性白血病リンパ脂共通抗原抗体を産生す
るマウスハイプリドーマにおけるL@のV領域のアミノ
酸配列を少くともフードする核#!I塩基配列であるこ
とができる。このし@のvia域のアミノ酸配列を少く
ともコードしている核r1!塩基配列としては、添付第
2図に示したアミノ酸配列において、1番目(Gl!u
)から97:I!−目(Leu)までのアミノ酸配列を
少くとも〕−ドしているものでもよく、また1番目(G
/u)から109番目(Arg)までのアミノ酸配列を
少くともコードしているものであってもよい。添付第2
図のアミノ酸配列において1番目(G/u)から977
番目Leu)までの配列は前記ハイプリドーマにおける
抗体のL鎖のV領域のアミノ酸配列であり、また1番目
(G/u)から109番目(Arg)までの配列はX’
L鎖のV領域とJ領域のアミノ酸配列である。 前記V領域のアミノ酸配列(l番目〜97番目)ヲ少く
ともフードしている核酸塩基配列としては、#付第3図
の579番目番目から869番目(QまでのDNA配列
であることができ、またV領域とJ領域を少くともコー
ドしている核!!塩基配列としては、添付第3図の57
9番目C1から第905査目σ〕までのDNA配列であ
ることができる。 さらに前記V領域の7ミノ酸量列を少くともコードして
いる核酸塩晶配列としては、同第3図において562番
目■から905査目G)までのDNA配列であってもよ
(、また340番目囚から905査目(r)までのDN
A配列であることができ、また230査目のから905
査目のまでのDNA配列であってもよい。 本発明の抗体り鎖発現屋核酸塩晶配列を構成する抗体り
鎖に?けるC領域のDNA断片としては、ヒト抗体に鎖
由来のものであるのが好ましい。またか〜るC領域のD
NA断片として、添付第4図のアミノ酸配列を少くとも
コードしているDNA配列であることができ、特にその
DNA配列としては%添付第5図のDNA配列を一つの
具体的例として挙げることができる。 前述の如(して、(a)抗体り鎖におけるV領域のDN
A断片、(h)抗体り鎖におゆろC領域のDNA断片及
びヒト又はマウス抗体Ha由来のエンハンサ−DNA配
列よりなる抗体Lm発現型核酸塩基配列が形成される。 このL鎖のDNA配列は、■領域とC領域がマウス−マ
ウス屋或いはヒト−ヒト型の如きホモジニアスなL鎖で
あってもよくマウス−ヒト型のキメラLi11であって
もよい。 前記エンハンサ−DNA配列は、ヒト又はマウス抗体H
鎖由来のエンハンサ−を含んでいればよ(、それによっ
て発税可能になるが、そのDNA配列には、それ以外の
エンハンサ−やマウス或いはヒト由来のイントロンを含
んでいても差支えない。 本発明の抗体り鎖発現型核酸塩基配列は、過当なベクタ
ープラスミド、例えはp s v 2gpttPSv2
nao 、PKSV−10などに組み込むことによって
組み換えプラスミドが調製される。 か(して調製された組み換えプラスミドは、それ自体公
知の例えばプロトプラスト法〔免疫実験操作法X1l1
4533頁、 日本免疫学会編。 (1984) #照〕又はDEAE−テキストラン法〔
セルCCe11)第33巻729負(1983)#照〕
などにより宿主動物細胞、例えばマウスミエローマ(例
えばJ558LINS−1など)に導入し、形質転換細
胞を得る。得られた形質転換細胞を培養することにより
培養物中(目的とする抗体り鎖と蓄積させることができ
、この培養物から抗体り鎖と分離9回収することができ
る。 か(して本発明にSいては、マウス−ヒト型のキメラ抗
体り鎖発現型核酸塩基配列を組み込んだプラスミドを、
マウスミエローマ細胞中に導入し、この細胞を培養する
ことKよって、(1)マウス抗体り鎖におけるV領域の
アミノ酸配列と (1)ヒト抗体L1aにおけるC領域のアミノ酸配列 とからなるマウス−ヒトキメラ抗体L@が提供される。 このキメラ抗体り鎖のV領域のアミノ酸配列は、例えば
添付第2図の1番目(GJu)から97番目(Leu)
までのアミノ酸配列を少くとも有している。このアミノ
酸配列は同第2図の1番目(GJu)から109査目(
Arg) tでのvgt4域とJ領域のアミノ酸配列で
あってもよい。 −万前記キメラ抗体り鎖のC領域のアミノ酸配列は、例
えば添付@4図のアミノ酸配列であることができる。 前述の如(して本発明により提供されるキメラ抗体り鎖
は1例えば本発明者の一部が先に提案したマウス−ヒト
抗体H鎖と組合せて完全な形のマウス−ヒト抗体とする
ことによって、そのま−或いは抗癌剤と結合させてヒト
急性白血病リンパ腫患者に投与することにより急件白血
病すンパ鹿の免疫学的治療に使用することが期待されろ
。 以下実施例を掲げ本発明の核rIR塩晶配列その作成及
び抗体り鎖の発現などについて史に詳細に説明する。 実施例1(マウス染色体DNAの単離)マウスハイプリ
ドーマN L −] 1 x 10!個を1%S D
S (Sodium 1auryl 5ulfate
)存在下プロテアーゼK(シグマ社製)で処理した後
、水飽和フェノールを加えDNAtt抽出した。遠心に
より水相な分mlし、10 mM Tria −HCl
pH’7.4 、0 、]mM Naα、0.1mM
EDTA (TNE )バッファーで透析した。リボヌ
クレアーゼA(シグマ)で処理し、再度フェノール抽出
を行なった後、TNEバッファーで透析しマウス染色体
D N A 1.2〜を得たCN、ブライン、D、W。 スタフオード:ヌクレイツクアシッドリサーチ3巻23
03ページ(197ti ) (N、Bltn+ D−
W。 5tafford : Nuelsic Ac1ds
Re5−+ 3 2303(1976))ε照〕 実施例2(マウス遺伝子ライブラリーの作成)実施例1
で得られたマウス染色体DNA150μIを後述する実
施例4に示した方法に準じて制@酵素H1ndnl(宝
酒造)で消化した後、密度勾配遠心〔蔗糖10〜40
% (wt/ vol ) +蔗糖28000r、p、
m、X 15時間+ 20℃〕を行ない、4Kb〜9
Kbに相当するDNA断片を得た。 次にこのD N A ’lJr片0.45μpとCha
ron 28ベクターDNA (ベセスダ・リサーチ・
ラボラトリーズ)のBindllアームとの連結を行な
い1次いで7マ一シヤ入社のキットを用(・て、jn、
viLr。 パッケージングを行ない、マウスNL−1遺伝子ライブ
ラリー4X10’P;iU/μVを得た。 連結はT 4 DNA Uカーゼ(宝酒造)を用い、反
応混液66 mMTris H(J (pH7,6)
−6,6mMMgci、 10 mMジチオスレイト
ール−1mMATP水溶液中で4℃16時間行った。 実施例3(マウス免疫グロブリンに鎖遺伝子のスクリー
ニング) 前記実施例2で得らnたマウスNL−1由来のDNA7
!!:含むCharon 28フアージを大腸菌LE3
92株に感染させ、プラークハイブリダイゼーション法
(W、D、ベンゼン、)ζ、W、デービス:サイエンス
196巻18巻尺80ページ77)(W、D、Bent
an+ R,W、Davis : 5cjenee
1 96 180(1977))参照〕を使用して
32P標−マウス抗体
Wのキメラ抗体り鎖発現屋核酸塩晶配列、これら核l!
l塩晶配列が組込まれた組み換えフラスミド、該プラス
ミドが導入されたマウスミエローマ細胞及びマウス−ヒ
ト型のキメラ抗体り鎖に関するものである。 本明細書において、アミノ酸、ポリペプチドはIUPA
C−IUB生化学委員会(cBN)で採用された方法に
より略記するものとし、たとえば下記の略号を用いる。 AlaL−7ラニン ArgL−フルギニン Asn L 7スバラギン Asp L−アスパラギン酸 cy纂 L−システィン Gin L−グルタミン Glu L−グルタミン酸 G17 グリシン His L−ヒスチジン 11e L−イン口・rシン Leu L−ロイシン Lye L−リジン Met L−メチオニン Phe L−フェニルアラニン Pro L−ブーリン Ser L−セリン Thr L−スレオニン Trp L −トリプトファン Tyr L−チロシン Val L−バリン また、DNAの配列はそれを構成する各デオキシリポヌ
クレチオドに含まれる塩基の種類で略記するものとし、
たとえば下肥の略号を用いろ。 A アデニン(デオキシアデニル酸を示1゜)Cシトシ
ン(デオキシシチジル酸を示す。)G グアニン(デオ
キシグアニル酸を示す。)T チミン (デオキシチミ
ジル酸な示す。)b、従来技術 一般に免疫グロブリン遺伝子は、H鎖(HeavyCh
ain)とL鎖(Light Chain)とから構成
され、H鎖とL鎖のそれぞれは、抗原と特異的に結合す
る機能を有するV領域(可変領域)とイフエクター機能
をするC領域(定常領域)とを有している。 一万マウスの抗体におけるH鎖及びL@の遺伝子に関し
てV領域とC領域の内領域に含まれる種々の遺伝子単位
をはじめ、プロモーター。 エンハンサ−などの種々の機能な肩する単位の存在が明
らかにされ、その一部はDNA配列が明らかにされてい
る。 本発明者は、成る株の抗原に対して特異性を有するマウ
ス・・イブリドーマの産生する抗体のL鎖について研究
を行った結果、その抗原に対して結合する特異性tt規
定する■領域の遺伝子並びKその抗体のV領域のタンパ
クを得ることができ、先に提案した。 そこで本発明者は、前記マウス由来のL鎖のV領域とヒ
ト由来のL鎖のC領域を結合させた所謂キメラ型のL鎖
の発現について*に研究を進めた。 そこで本発明の目的は、抗体り鎖の高効率の発現製核酸
塩基配列、殊にマウス−ヒト型のキメラ抗体り鎖の発現
型核酸塩晶配列を提供することにある。 本発明の他の目的は、これら核1!!塩基配列が組み込
まれた組み換えプラスミドを提供することKある。 本発明の更に他の目的は、前記プラスミドが導入された
マウスミエローマ細砲を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、マウス−ヒト型のキメラ抗体
り鎖を提供することにある。 本発明の更に他の目的は以下の貌明から明らかとなるで
あろう。 本発明者の研究によれば、前記した本発明の目的は、先
ず 伝) 抗体り鎖におけるV領域のDNA断片(b)
抗体LyallにおけるC領域のDNA断片及び (e) ヒト又はマウス抗体Ha由米のエンハンサ−
DNA配列 よりなる抗体り鎖発現型核酸塩基配列によって達成され
ることがわかった。 かかる本発明においては、ヒト又はマウス抗体H鎖由来
のエンハンサ−DNA配列を用いることによって、優れ
た発現性を有する抗体り銀核酸塩基配列が得らTする。 この抗体り銀核酸塩基配列は、■領域及びC領域のいず
れもDNA断片がマウス由来のものであってもよ(ヒト
由来のものであってもよい。また、■領域のDNA断片
がマウス抗体由来のものであり且つC領域のDNA断片
がヒト抗体由来のものであろキメラ星の核酸塩基配列で
あることができる。 このようなキメラ型の核酸塩基配列は、成る特定の抗原
に対して特異性を有するマウス抗体のL鎖のV領域の遺
伝子を、■領域のDNA断片として使用することによっ
て1人類にとって有用なキメラ抗体を創製するために利
用することが期待できる。 本発明の抗体Llli11発税型核散塩基配列は、前述
したようにヒト又はマウス抗体HG由米のエンハンサ−
L)NA配列を含んでいる。このエンハンサ−DNA配
列は、ヒト又はマウス抗体のHa中に存在するエンハン
サ−機能を有するDNA配列であればよく、例えばヨー
ロッパ特許@146743号明細書に開示さiたヒト抗
体H鎖由来のエンハンサ−DNA配列を使用することが
できる。殊に添付Bi図に示されたヒト抗体H鎖由来の
DNA配列及びそれに相補的なDNA配列な有利に使用
することができる。エンハンサ−DNA配列は1本発明
の抗体り鎖発現型核駿塩基配列中に含まれていればよ(
、その位置i工問わない。すなわち、抗体り鎖に遺伝子
においてV領域のDNA断片、C領域の断片と並ぶDN
A配列上でV領域のDNA断片とC領域断片の間に位置
してもよ(、また該V領域のDNA断片の5′−側、C
領域のDNA断片の3′−側に位置していてもよい。 さらに本発明の抗体LfJA発現型核酸塩基配列には、
プロモーターや他の機能を有するDNA断片が含まれて
いても差支えがない。 本発明の前記核酸塩基配列において、それがマウス−ヒ
ト型のキメラ抗体り鎖発現型である場合において、その
V領域のDNA断片としては、本発明者が見出し先に提
案した抗ヒト急性白血病リンパ脂共通抗原抗体を産生す
るマウスハイプリドーマにおけるL@のV領域のアミノ
酸配列を少くともフードする核#!I塩基配列であるこ
とができる。このし@のvia域のアミノ酸配列を少く
ともコードしている核r1!塩基配列としては、添付第
2図に示したアミノ酸配列において、1番目(Gl!u
)から97:I!−目(Leu)までのアミノ酸配列を
少くとも〕−ドしているものでもよく、また1番目(G
/u)から109番目(Arg)までのアミノ酸配列を
少くともコードしているものであってもよい。添付第2
図のアミノ酸配列において1番目(G/u)から977
番目Leu)までの配列は前記ハイプリドーマにおける
抗体のL鎖のV領域のアミノ酸配列であり、また1番目
(G/u)から109番目(Arg)までの配列はX’
L鎖のV領域とJ領域のアミノ酸配列である。 前記V領域のアミノ酸配列(l番目〜97番目)ヲ少く
ともフードしている核酸塩基配列としては、#付第3図
の579番目番目から869番目(QまでのDNA配列
であることができ、またV領域とJ領域を少くともコー
ドしている核!!塩基配列としては、添付第3図の57
9番目C1から第905査目σ〕までのDNA配列であ
ることができる。 さらに前記V領域の7ミノ酸量列を少くともコードして
いる核酸塩晶配列としては、同第3図において562番
目■から905査目G)までのDNA配列であってもよ
(、また340番目囚から905査目(r)までのDN
A配列であることができ、また230査目のから905
査目のまでのDNA配列であってもよい。 本発明の抗体り鎖発現屋核酸塩晶配列を構成する抗体り
鎖に?けるC領域のDNA断片としては、ヒト抗体に鎖
由来のものであるのが好ましい。またか〜るC領域のD
NA断片として、添付第4図のアミノ酸配列を少くとも
コードしているDNA配列であることができ、特にその
DNA配列としては%添付第5図のDNA配列を一つの
具体的例として挙げることができる。 前述の如(して、(a)抗体り鎖におけるV領域のDN
A断片、(h)抗体り鎖におゆろC領域のDNA断片及
びヒト又はマウス抗体Ha由来のエンハンサ−DNA配
列よりなる抗体Lm発現型核酸塩基配列が形成される。 このL鎖のDNA配列は、■領域とC領域がマウス−マ
ウス屋或いはヒト−ヒト型の如きホモジニアスなL鎖で
あってもよくマウス−ヒト型のキメラLi11であって
もよい。 前記エンハンサ−DNA配列は、ヒト又はマウス抗体H
鎖由来のエンハンサ−を含んでいればよ(、それによっ
て発税可能になるが、そのDNA配列には、それ以外の
エンハンサ−やマウス或いはヒト由来のイントロンを含
んでいても差支えない。 本発明の抗体り鎖発現型核酸塩基配列は、過当なベクタ
ープラスミド、例えはp s v 2gpttPSv2
nao 、PKSV−10などに組み込むことによって
組み換えプラスミドが調製される。 か(して調製された組み換えプラスミドは、それ自体公
知の例えばプロトプラスト法〔免疫実験操作法X1l1
4533頁、 日本免疫学会編。 (1984) #照〕又はDEAE−テキストラン法〔
セルCCe11)第33巻729負(1983)#照〕
などにより宿主動物細胞、例えばマウスミエローマ(例
えばJ558LINS−1など)に導入し、形質転換細
胞を得る。得られた形質転換細胞を培養することにより
培養物中(目的とする抗体り鎖と蓄積させることができ
、この培養物から抗体り鎖と分離9回収することができ
る。 か(して本発明にSいては、マウス−ヒト型のキメラ抗
体り鎖発現型核酸塩基配列を組み込んだプラスミドを、
マウスミエローマ細胞中に導入し、この細胞を培養する
ことKよって、(1)マウス抗体り鎖におけるV領域の
アミノ酸配列と (1)ヒト抗体L1aにおけるC領域のアミノ酸配列 とからなるマウス−ヒトキメラ抗体L@が提供される。 このキメラ抗体り鎖のV領域のアミノ酸配列は、例えば
添付第2図の1番目(GJu)から97番目(Leu)
までのアミノ酸配列を少くとも有している。このアミノ
酸配列は同第2図の1番目(GJu)から109査目(
Arg) tでのvgt4域とJ領域のアミノ酸配列で
あってもよい。 −万前記キメラ抗体り鎖のC領域のアミノ酸配列は、例
えば添付@4図のアミノ酸配列であることができる。 前述の如(して本発明により提供されるキメラ抗体り鎖
は1例えば本発明者の一部が先に提案したマウス−ヒト
抗体H鎖と組合せて完全な形のマウス−ヒト抗体とする
ことによって、そのま−或いは抗癌剤と結合させてヒト
急性白血病リンパ腫患者に投与することにより急件白血
病すンパ鹿の免疫学的治療に使用することが期待されろ
。 以下実施例を掲げ本発明の核rIR塩晶配列その作成及
び抗体り鎖の発現などについて史に詳細に説明する。 実施例1(マウス染色体DNAの単離)マウスハイプリ
ドーマN L −] 1 x 10!個を1%S D
S (Sodium 1auryl 5ulfate
)存在下プロテアーゼK(シグマ社製)で処理した後
、水飽和フェノールを加えDNAtt抽出した。遠心に
より水相な分mlし、10 mM Tria −HCl
pH’7.4 、0 、]mM Naα、0.1mM
EDTA (TNE )バッファーで透析した。リボヌ
クレアーゼA(シグマ)で処理し、再度フェノール抽出
を行なった後、TNEバッファーで透析しマウス染色体
D N A 1.2〜を得たCN、ブライン、D、W。 スタフオード:ヌクレイツクアシッドリサーチ3巻23
03ページ(197ti ) (N、Bltn+ D−
W。 5tafford : Nuelsic Ac1ds
Re5−+ 3 2303(1976))ε照〕 実施例2(マウス遺伝子ライブラリーの作成)実施例1
で得られたマウス染色体DNA150μIを後述する実
施例4に示した方法に準じて制@酵素H1ndnl(宝
酒造)で消化した後、密度勾配遠心〔蔗糖10〜40
% (wt/ vol ) +蔗糖28000r、p、
m、X 15時間+ 20℃〕を行ない、4Kb〜9
Kbに相当するDNA断片を得た。 次にこのD N A ’lJr片0.45μpとCha
ron 28ベクターDNA (ベセスダ・リサーチ・
ラボラトリーズ)のBindllアームとの連結を行な
い1次いで7マ一シヤ入社のキットを用(・て、jn、
viLr。 パッケージングを行ない、マウスNL−1遺伝子ライブ
ラリー4X10’P;iU/μVを得た。 連結はT 4 DNA Uカーゼ(宝酒造)を用い、反
応混液66 mMTris H(J (pH7,6)
−6,6mMMgci、 10 mMジチオスレイト
ール−1mMATP水溶液中で4℃16時間行った。 実施例3(マウス免疫グロブリンに鎖遺伝子のスクリー
ニング) 前記実施例2で得らnたマウスNL−1由来のDNA7
!!:含むCharon 28フアージを大腸菌LE3
92株に感染させ、プラークハイブリダイゼーション法
(W、D、ベンゼン、)ζ、W、デービス:サイエンス
196巻18巻尺80ページ77)(W、D、Bent
an+ R,W、Davis : 5cjenee
1 96 180(1977))参照〕を使用して
32P標−マウス抗体
【鎖J遺伝子で選別した。マウス
免疫グロブリンC鎖遺伝子を含むCharon 28フ
アージからのD N A O)調製はトーツスとデービ
スの方法により行った〔M、トーツス、 R,W、デー
ビス:ジャーナルオズモレキュラーバイオL1ジー91
巻315ベージ(] 974 ) (M、Thomas
+ R,W、Davis ; J、Mol。 Biol、、91 315(1974))参照〕。 実施例4(マウスに鎖V領域遺伝子の制限酌累切断地図
の作成) 実施例3で得られたマウスに鎖遺伝子な含むファージD
NA及び後述する実施例5に準じてプラスミドにリクロ
ーニングしたDNA1pIIを制限酵素切断用緩衝液(
XbaI 、 Bgi 11切断でし工50+y+MT
risHα(pH7,4) −100rr+MNa(J
−10mMMg5O4水溶液を、 BamHI+
Hindm + Pstl+RsaI+ 1finc1
1. DraI切断では10 mMTris Hα(p
H7,5) b OmMNacl 7 mM Mg
C1t水藩液をそれぞれ用いた。〕20μliK浴解さ
せ、制限#索(RsaIはニラポンジーン裂、その他は
宝酒造製を用いた)2ユニツトを添加して37℃1時間
以上消化を行なった。 制限薄葉による切断後、4μlの0.25%ブロモフェ
ノールグルー・50%グリセロール水浴液を加え、0.
8%〜2.5%アガp−スゲル電気泳動を行なった。7
ガロースはシグマ社のタイプ■電気泳動用を使用した。 1!気泳動バツフアーとして、50mMTris−酢酸
80mM酢酸ナトリウム−72mM塩化ナトリウム1m
M E D T Aを用い、5朋厚水干ゲルにて2 V
/ (:IFの電圧で9〜16時間電気泳動を行なっ
た。この電気泳動の際、DNA断片の分子量マーカーと
して、λファージのDNAをBindlllで消化した
もの(日本ジーン製)を用いた。電気泳動終了後、アガ
ロースゲル中のDNAを2μg / mlエチジウムブ
ロマイド水浴液で染色し、このゲルに対して長波長紫外
線?:照射して、切断パターンの観察を行なった。各檻
制限uI、1cjli独による切断。 及び二種の制@酵素の組合せによる切断、こ几らの切断
パターンを解析することにより、各制御a酵素切断点の
相対位置関係を決定した。 マウス免疫グロブリンに鎖遺伝子断片の制限酵素切断地
図を第6図に示した。Dra I + Mine Tl
vRIIJL I切断点は図示した以外にも存在する。 実m例5(マウス免疫グロ/リンE鎖V−J領域遺伝子
のサブクp−ニング) マウス免疫グロブリンに鎖V−J債域遺伝子を含むCh
aron 28フアージDNAを、実施例40方法に準
じてHindl[Iで切断し、アガロースゲル電気泳動
を行なった。Vk −Jk遺伝子を含む6.5 kb
17) DNA断片を、エレクトp゛エリューション法
を用いて7ガロースゲルエり回収した。 −万、大腸菌用プラスミドpHル322.1μg′4/
実施例4に準じてHlndmで切断したものに対して、
アルカリ性ホスファターゼ(E、coli 75 )(
宝W造% ) ?:0.5ユニット加えて、68℃で1
時間反応させた。反応終了後、反応液中のフルカリ性ホ
スファターゼを失活・除去するために、フェノール抽出
を3回繰返した。このよ5にして得られたp BH32
2のHind til / 7 ルヵリ性ホスファター
ゼ処理液を、ゲルより回収した6、5 Kb Hlnd
m断片水溶液と混ぜ、エタノール沈澱の後、連結反応
用バッファー(実施f112を参照)10dK溶解させ
る。2ユニツトのT4−DNAリガーゼを加jえ、11
℃、12時間反応させて、ハイブリッドDNAを得る。 大i劇DH1株の形質転換は、通常のCaCj、法(M
、V、ノーガード、に、キーン、J、モナハム:ジー7
3巻279 ヘ−:) (1978) (M、V。 Norgard + K、Keen + J+Mona
ham: Gene + 3 + 279(1978)
)参照〕の改良法で行なった。すなわチ、51Lt(1
)L培fi(1,%)!Jブト7.0.596fli母
エキス、 O,S%Naα+pH7−5)に大M if
f D H−1株の18時間培養基を接種し、600
nmにおける光学密度0.3まで生育させる。菌体な冷
たいマグネシウム・バッフ 7− (0,IM Nai
l−5WNa11−5W 5mM Trim
Hα(pH7,6,O’C))中で2回洗い、2TIL
tの冷したカルシウム・バック7−(100rrM C
aαt250mMKα−5mMMgα@ 5mM T
rim−Hα(pH7,6、0”C) )中に再懸濁さ
せ、0℃で25分間放置する。次に菌体なこの容量の1
/I O量のカルシウム・バッファーの中に再懸濁し、
ハイブリッドDNA水浴液と2 : 1 (vol、:
vol、)混合する。この混合物を60分間、0℃で保
った後、l就のLBG培地(1%トリプトン、0.5%
酵母エキス、IX NaC1,0,08Xグル= −ス
+ pH7−5)’を添加し、37℃で1時間培養する
。培amを、選択培地(アンピシリン30μIi/m
1に含むL培地プレート)Ic100μj/プレートで
接種する。プレートを37℃で1晩培養して、形質転換
株を生育させる。得ら才したコロニーより、公知の方法
ケ用いてDNAt−IM製し、アガロースゲル電気泳動
により、目的のハイブリッドDNAを確認した。か(し
てpBR322のHindnlサイトK Vk −Jk
fi伝子を含tr 6.5 kb )DNAIFr片
)3’クローニングLpYN−MLVI及びpYN−M
LV2を作成した。 第6図のVに−Jに遺伝子を含むBamHI (A −
1) Hind[[I (A−2)断片のHindl
lI (A −2)がpBR322のEcoRIサイト
寄りに連結されたものがp Y N −M L V 1
、その逆オリエンテーションのものがpYN−MLV
2である。 tたpYN−MLVI Y実施例41C準じてBamH
1及びPat Iで消化し、0.7%アガロース電気泳
動の後エレクトロエリューションな行う参により第6図
のBamHI (A−1) −Pst I (A−3)
のDNA断片を得た。一方puc 18 ベクター(ビ
ーエルバイオケミカルズ製)を同様にBarnHI及び
Pat Iで切断し、約2.7kbの線状ベクター断片
を取得した。この二つのDNA断片を実施例2に準じて
連結し太M l!l E、eoli J M2O3株を
前記BH1株と同様に処理する事により形質転換株を生
育せしめた。そり後公知の方法により形質転換株よりプ
ラスミドDNAをv4類し、アガロース電気泳動により
目的の組み換えプラスミドを確認した。かくして実施例
3でクローニングされた遺伝子の一部、すなわち第6図
に示−jBamHI(A 1)−PstI(A−3)
を含むpUc18組換えプラスミドpYN−MLVBP
を得た。 実施例6(塩基配列の決定) 実施例5記載1)pYN−MLVlを91施例4に準じ
てBamHIとPstIで切断し、第6図のBamHI
(A−1)とPstI(A−3)切断部位で狭まれた
DNA断片得た。また同様KBglIとPst Iで切
断し第6図のPat I (人−3)とBgl IIで
狭まれた約1.5.kbのDNA断片を得た。 これらのDNA断片をBamHI及びPst 1で切断
したM13mp18(ビーエルバイオケミカルズ製)[
クローニングした。塩基配列決定はM13シークエンシ
ングキット(宝酒′!!L)と〔α−”P)dCTP(
7−q−−:y−wム社1m)を用いジデオキシチェー
ンターミネーション法で行ッた〔高浪満、大井龍夫編r
DNAシーケ/ス解析マニュアルJ (1983)講談
社参照〕。 BamHI (A−−1)−Pat I (A 3
)断片についてはPstI@から5′方向に、Pst
I (A −3)−BglII断片についてはPst
I側から3′方向に塩基配列決定を行った。更にプラス
ミドpYN−MLVBPを実施例4に準じてRaa I
とP+st工で切断し【約0.65 kbすDNA断片
を得、M13mp19(ビーエルバイオケミカルズ裏)
ファージをSma I及びPat Iで切断したものに
クローニングし、Raa 1かも3′方向に塩基配列を
決定した。Sma I消化は10 mMTrim −H
α(p)18.0 ) 、 7mM MgC1g 、
20 mM KCl 、7mM2−メルカプトエタ/−
ル水浴液中で37℃2時間行い、その後NaC1511
度を50?FIMにした上Pst Iで消化を行った。 またプラスミドpYN−MLVBPを実施例4に準じて
Rsa IとDra I及びDra IとPst Iで
切断し、生成したDNATh面を分画した。分画には2
IolI厚590アクリル7ミド垂直ゲルをnノいた〔
高木康孝編「遺伝子操作実数マs7/しJ(1982)
講映社参照) 、 Rsa IとDra I切断では約
0.3 kb+ Dra IとPst 1切断では約0
.4kbのDNAVr片を得、 M 13 mp 18
をSma 1消化し実施例5に準じて脱燐酸処理を行っ
たもの、後者はM 13 mp 19 ’t Sma
IとP&It Iで消化したものに連結反応を行い、第
6図のRsal−Dra 1及びDra I Pst
I (A 3 )切断部位で囲まれるDNA断片の
挿入された組換えファージを得、IN述の如く塩基配列
の決定を行った。 Rsa I −Dra I断片rcついてはDra I
から5′方向* Dra I Pst I断片につい
てはDra Iから31方向にそれぞれ行った。 各々の結果を連結してまとめたものを第3図に示した。 実施例7(ヒト染色体DNAo)*0)ヒト培養細胞A
RH77株3 X 10’個をガラス棒でつぶし、2%
SDS存在下、プpテ7−ゼK(シグマ社製)で処理し
た後、]OmMTris−HCl(pH8,0) ln
5M E D T A水浴液で飽和したフェノールを
加えた。遠心分離によつ水相とフェノール層を分離(フ
ェノール抽出)。 水相を20mM Tria HCL (pH7,5)
−100rsMNaα−5mM、EDTA水溶液に対
して透析した。 リボヌクレアーゼA(シグマ社製)処理し、7エ/−ル
抽出な行なった後、水相な10mMTrim−Hα(p
H8,0) 1mM EDTA水浴液に対して透析し
、ヒト染色体DNA的1.2Ivを取得した〔実施例!
記載のプラインとスタフオードの報告参照〕。 実施例8(ヒト遺伝子ライブラリーの作成)実施例7で
得られたヒト染色体DNAを後述の実施例1Oに示した
方法に準じて制限#素EeoRIC宝酒造】で切断した
後、アガロースゲル電気泳動を行ない%2 kb〜3
kbに相当するD N A断片をエレクトロ・エリコー
ション法を用いて回収した。次にこのDNA断片のλg
tWESλBベクター(アマージャム社m)との連結を
実施例2に準じて行ない、λgtWEsλBベクターの
右7−ムと左のアームとのnOKヒト由来のDNAが挿
入されたハイブリッドDNAを得た。得られたハイブリ
ッドDNAについて、1nvitro パッケージング
を行ない、ヒト遺伝子ライブラリー(アマージャム社キ
ットヶ使用)とした。 実施例9(ヒト免疫グロブリンに釧遺伝子のスクリーニ
ング) 前記実施例2で得られたヒト由来のDNAを含むλgt
WEsλB77−ジの集合(遺伝子ライブラリー)を大
PIJIllllLE392株に感染させ、プラークl
形放させた。ヒト免疫グロブリンに鎖遺伝子ン含むクロ
ーンは実施tel 3 K準じて3*p m jlマウ
スCL遺伝子をクロスハイプリダイゼーションプローズ
として用い選択した。 ヒト免疫グロブリンに鎖遺伝子を含むλGTweλB7
7−:)からのDNAの、SlljMは実施?lJ3に
準じて行なった。 実施例IQ(ヒトに鎖C領域遺伝子の制限酵素地図の作
成) 実施例9で得られたヒトに鎖遺伝子を含むファージDN
A及び後述する実施例11に準じてプラスミドにリクp
−ニングしたDNA 1μmを制限酵素切断用バッファ
ー(EcoRI切断ではTris −HCL(pH7,
5) 50mM t MgCt、 7mM +Naα1
0DmM12−メルカプトエタノール7−。 Ac6I切断ではTrim −Hα(pH7,5) 1
0.mM 。 MgCjLt 7 m M + Naα6OFFIM、
2−メルヵプトエタ/−ル2ygM r Sac切断
ではTris −HCJL(pH8,0)10 mM
9Mg027 mM m 2−メルカプトエタノール
7mM水浴液奢それぞれ用いた〕20Al!に溶解させ
、制限酵素(宝酒造製)2ユニツトを株加して37℃1
時間以上消化を行った。その後実施例4に準じて電気泳
動を行い制+a酵索切断地図を作成した。CP、A、ヒ
ーター、 E、E、マックス、J、G、シードマン+
J、V、マイセルJr+P。 レーダー:セル22巻197ベージ(1980)(P、
A、 Hieter+ E、E、 Maz+ J、Ge
Seidman+J、V、Maizel+ Jr−
* P、Leder : Ce1l 22
197(1980))#照 〕 ヒト免疫グロブリンに細のC領域を含む遺伝子の制限酊
素切断地図を第7図に示した。 実施例11(ヒト免疫グロブリンに鎖C領域遺伝子のサ
ブクローニング) ヒト免疫グロブリンに頌C領域を含むλgtWESλB
ファージDNA3μVを夾り例10り方法KmじてEc
oRIで切断し、アガロース電気泳動を行った。Cに遺
伝子を含む2.6 kbのDNA断片をエレクトロエリ
コーション法を用いてアガロースゲルより回収した。 一万、大腸菌用プラスミドp B R322Inを実施
例10に準じてEcoRIで切断したものに対し、実に
秒り5に準じてアル刀り件フYスフ7ターゼ処理を行っ
た。このようにして得られたpBR322のEcoRr
切〜r/アルカリ性7オスフアターゼ処N1)NAをグ
ルより回収した2、6 kb’EcoR1,D N A
断片と混合し、エタノール沈澱の後連結反応用バッファ
ー(実施例2#照)10μU」屏させ、実施例5に準じ
てT4DNAリガーゼで連結した。 実施例5に準じて大腸菌E、coli DHIを形質変
換し、プラスミドDNAを調製して目的のハイブリッド
DNAな確認した。 実施例12(マウス・ヒト・キメラ抗体遺伝子の作製) 5A施例5で得られた、マウス免疫グ。プリンt iQ
V −J領域遺伝子1含tr p Y N−M L
V 1を、実施例4及び】0の方法に準じてBam1(
I及びEcoRIで切断し、7ガロースゲル蒐気泳動を
行なった。得られた■に−Jに遺伝子を含む4.2Kb
のEcoRI −Bam)(I断片を、*i例5と同様
な手法によ’)、psV2naoベクターCP、J、サ
ザン、P、バーグ: ジャー力ルオプ七レキュラーアン
ドアプライドンエネテインクス1巻327ページ(19
82) (P、J、5outhern。 P、 Bsrg: J、 Mol 、 Appl 、
GeneL、± 327(1982))JiS照〕のE
coRI −Bam H1間に挿入し、プラスミドp
SV2 neo−MLVを作成した。これを第8図に示
した。 次に、実施例11で得られた。ヒト免疫グσプミンに鎖
C領域遺伝子を含むpYN−HLCを実施例1Oの方法
1c準じてEcoRIで切断し、アガロースゲル電気泳
動を行なった1、得られたCに遺伝子を含む2.6Kb
17)DNA断片を6実施例11と同様な手法を用いて
、上記プラスミドp S V 2 neo −M L
V O) EeoRIサイトに挿入した。得られたクロ
ーンのうち、ヒトCに遺伝子を含むEeoRI (B−
1) −EcoRI (B−2) の断片のEcoR
I (B−1)がマウスVに−Jに遺伝子側に連結され
たもの(マウスVに−Jに遺伝子とヒトCに遺伝子の読
み取り方向が一致しているもの)を選択し、このプラス
ミドをpsV2neo−MHLと名付けた。これを第8
図に示した。 −万、特開昭60−120991公報に記載のヒト免疫
グロブリンr+鎖遺伝子を含むプラスミドp’r、ya
を、実施例10記載の方法に準じてMlul及びHpa
lで切断した。但し切断用バッファーとしてはTris
H(1(pH7,5) 10.mM + Mgα。 7mM +NaCj、I 50r++M + 2−)
ルカプトx−pノール7mM水溶液を用いた。Mlu
Zで切断後エタノール沈澱によりDNAを回収した後、
切断用バッファ −Tris−HCi(pH7,5)
10mM + Kα100 m M + MgC1t
7 m M 、2−メルヵプトエタ/−ルアynM水溶
液を用いてHpal切断を行った。7ガロースグル電気
泳動により、約0.9Kbの ヒ) r+鎖遺伝子エン
ハンサ−領域を含むMluI −Hpal断片を得た。 このDNA断片をポリメラーゼ川バッファーC37mM
リン酸カリウム、6.7mM MgCJs * 1
mM 2−メルカプトz タ/ −ル。 pH7,4)に溶解し、dNTP存在下でDN人ポリメ
ラーゼ・クンノウ(Klenow )・フラグメント(
二ニー・イングランド バイオラプズ)を加えることに
より、末端の平滑化を行なった。 さらに%T4−DNAリガーゼを用いてこの両端にBa
r!I)I Iリンカ−(宝酒造)!連結した後、Ba
mHIで切断し、アガロースゲル電気泳動により約0.
9 KbのヒトrI#遺伝子エンハンサー領域を含む両
端がBamHI断片を得た。このDNA断片を上記プラ
スミドp S V 20eo −M HLすBamHI
サイト罠挿入し、挿入オリエンテーションのそnぞれ異
なるプラスミドpSV2neo−MHLEI及びp S
V2 neo−MHLE 2を作製した。これを第8
図に示した。 実に例13(キメラ抗体り鎖の発現) マウスミエローマ細胞J558L及びX63Ag8.6
53に別に調製したイムノグロブリン11鎖発現型遺伝
子’ix7′tyトズラスト融合法により導入し、安定
形質変換様(5table trangformant
)を得た。これらの細胞は導入したH鎖遺伝子を発限
している偏胞はそれぞれJ558L−H。 X 63 Ag 8.653 )1と称する。 J558L−H及びX 63 Ag 8.653−Hに
実施例12記載のキメラLM遺伝子を含むプラスミドp
S V2 neo−MHLE−1及びpsV2 ne
o−MHLE−2をDEAE−デキストラン法で導入し
た( J、ペナルジ、L、オルリン。 W、汁ワナー:セル33巻729ページ(1983)(
J、Benarji+ L−01sOn+ w、
5chaffner :Ce1133 729(1
983))参照〕。すなわち107個の#l抱に804
のプラスミドDNAとDEAE−デキストラン(ファル
マシア社製)混合物を加え、卵 置の後、RPM I
1640完全培地(フローラボラトリー社g>cio%
牛脂児血清含有)K移した。薬剤耐性株はジェネシチン
(Goneticin+ G 418 +ギブフ社V)
l〜1.51kg/lLjを含むRPM11640完全
培地ノ牛量交換によって行った。10〜20日後、生育
してくるl1111胞を安定形質交換法とした(それぞ
れJ558L−HL、X63Ag8.653−HLと称
する)。 実施例14(形質転換細胞のmRNA分析)実施例13
によって得た形質転換細胞よりRNAを子山出し、得ら
nたR N Aそハぞれ2゜μg’t7fL気泳動し、
ノーザンハイプリダイゼーンヨンKよ’) mRNAの
分析l行った( T−マニ7テイス他著「モレキュラー
クローニンク」コールドスプリングハーパーラボラトリ
ー(1982)( T. Maniatis etal
. :″Molecular Cloning”Col
d Spring Lab. ( 1 9 8 2 )
)参照〕。パイプリダイゼーションプロープとしては
V領域プp一プとしてpYN−MLV−1のプラスミド
上の第6図Pst I ( A − 3 ) − Hi
nel[に相当するDNA断片,C領域プローズとして
pYN一kL L C I) ScaI (B−1 )
ScaI (B−2)断片を、それぞれ5Pにてm
jlilL−t:用いた。第9図に示す如《いずれのプ
p−ズを用いた場合にも同じ位置にバンドが出現した。 実施例15(−?メラ抗体L@生成物のSDS−ポリア
クリル7!ドグル電気泳動によ る分析) 夾施例13のX 6 3 Ag 8.653−HL 1
0’個を燐酸緩衝液で洗浄後メチオニン不含RPMI
一1640培地(午胎児血清10X含有)に層濁し,3
00μCiの( :{ S S ]一メチオニンを加え
8時間培養した。かくして生成した蛋白質?l−“Sで
内部標識し、培養上清全回収した。上清より生成抗体を
抗ヒ} IgG抗体による免疫沈降法で回収し、担体よ
つ遊離させた後2メルカプトエタノールで還元し、H鎖
とL鎖の分離をはかった。その後試料をSPS−ポリア
クリルアミドゲル電気激動で分離し、ゲルを乾燥後オー
トラジオグラフイーをとった。(電気泳動学会編「電気
泳動実験法」文元堂+1976)参照〕H鎖とともにK
鎖の蛋白の生成が認められ、この結果は導入したキメラ
抗体K鎖が予め導入してあったH鎖と結合して分泌され
ている事を示している。オートラジオダラムを第10図
に示した。
免疫グロブリンC鎖遺伝子を含むCharon 28フ
アージからのD N A O)調製はトーツスとデービ
スの方法により行った〔M、トーツス、 R,W、デー
ビス:ジャーナルオズモレキュラーバイオL1ジー91
巻315ベージ(] 974 ) (M、Thomas
+ R,W、Davis ; J、Mol。 Biol、、91 315(1974))参照〕。 実施例4(マウスに鎖V領域遺伝子の制限酌累切断地図
の作成) 実施例3で得られたマウスに鎖遺伝子な含むファージD
NA及び後述する実施例5に準じてプラスミドにリクロ
ーニングしたDNA1pIIを制限酵素切断用緩衝液(
XbaI 、 Bgi 11切断でし工50+y+MT
risHα(pH7,4) −100rr+MNa(J
−10mMMg5O4水溶液を、 BamHI+
Hindm + Pstl+RsaI+ 1finc1
1. DraI切断では10 mMTris Hα(p
H7,5) b OmMNacl 7 mM Mg
C1t水藩液をそれぞれ用いた。〕20μliK浴解さ
せ、制限#索(RsaIはニラポンジーン裂、その他は
宝酒造製を用いた)2ユニツトを添加して37℃1時間
以上消化を行なった。 制限薄葉による切断後、4μlの0.25%ブロモフェ
ノールグルー・50%グリセロール水浴液を加え、0.
8%〜2.5%アガp−スゲル電気泳動を行なった。7
ガロースはシグマ社のタイプ■電気泳動用を使用した。 1!気泳動バツフアーとして、50mMTris−酢酸
80mM酢酸ナトリウム−72mM塩化ナトリウム1m
M E D T Aを用い、5朋厚水干ゲルにて2 V
/ (:IFの電圧で9〜16時間電気泳動を行なっ
た。この電気泳動の際、DNA断片の分子量マーカーと
して、λファージのDNAをBindlllで消化した
もの(日本ジーン製)を用いた。電気泳動終了後、アガ
ロースゲル中のDNAを2μg / mlエチジウムブ
ロマイド水浴液で染色し、このゲルに対して長波長紫外
線?:照射して、切断パターンの観察を行なった。各檻
制限uI、1cjli独による切断。 及び二種の制@酵素の組合せによる切断、こ几らの切断
パターンを解析することにより、各制御a酵素切断点の
相対位置関係を決定した。 マウス免疫グロブリンに鎖遺伝子断片の制限酵素切断地
図を第6図に示した。Dra I + Mine Tl
vRIIJL I切断点は図示した以外にも存在する。 実m例5(マウス免疫グロ/リンE鎖V−J領域遺伝子
のサブクp−ニング) マウス免疫グロブリンに鎖V−J債域遺伝子を含むCh
aron 28フアージDNAを、実施例40方法に準
じてHindl[Iで切断し、アガロースゲル電気泳動
を行なった。Vk −Jk遺伝子を含む6.5 kb
17) DNA断片を、エレクトp゛エリューション法
を用いて7ガロースゲルエり回収した。 −万、大腸菌用プラスミドpHル322.1μg′4/
実施例4に準じてHlndmで切断したものに対して、
アルカリ性ホスファターゼ(E、coli 75 )(
宝W造% ) ?:0.5ユニット加えて、68℃で1
時間反応させた。反応終了後、反応液中のフルカリ性ホ
スファターゼを失活・除去するために、フェノール抽出
を3回繰返した。このよ5にして得られたp BH32
2のHind til / 7 ルヵリ性ホスファター
ゼ処理液を、ゲルより回収した6、5 Kb Hlnd
m断片水溶液と混ぜ、エタノール沈澱の後、連結反応
用バッファー(実施f112を参照)10dK溶解させ
る。2ユニツトのT4−DNAリガーゼを加jえ、11
℃、12時間反応させて、ハイブリッドDNAを得る。 大i劇DH1株の形質転換は、通常のCaCj、法(M
、V、ノーガード、に、キーン、J、モナハム:ジー7
3巻279 ヘ−:) (1978) (M、V。 Norgard + K、Keen + J+Mona
ham: Gene + 3 + 279(1978)
)参照〕の改良法で行なった。すなわチ、51Lt(1
)L培fi(1,%)!Jブト7.0.596fli母
エキス、 O,S%Naα+pH7−5)に大M if
f D H−1株の18時間培養基を接種し、600
nmにおける光学密度0.3まで生育させる。菌体な冷
たいマグネシウム・バッフ 7− (0,IM Nai
l−5WNa11−5W 5mM Trim
Hα(pH7,6,O’C))中で2回洗い、2TIL
tの冷したカルシウム・バック7−(100rrM C
aαt250mMKα−5mMMgα@ 5mM T
rim−Hα(pH7,6、0”C) )中に再懸濁さ
せ、0℃で25分間放置する。次に菌体なこの容量の1
/I O量のカルシウム・バッファーの中に再懸濁し、
ハイブリッドDNA水浴液と2 : 1 (vol、:
vol、)混合する。この混合物を60分間、0℃で保
った後、l就のLBG培地(1%トリプトン、0.5%
酵母エキス、IX NaC1,0,08Xグル= −ス
+ pH7−5)’を添加し、37℃で1時間培養する
。培amを、選択培地(アンピシリン30μIi/m
1に含むL培地プレート)Ic100μj/プレートで
接種する。プレートを37℃で1晩培養して、形質転換
株を生育させる。得ら才したコロニーより、公知の方法
ケ用いてDNAt−IM製し、アガロースゲル電気泳動
により、目的のハイブリッドDNAを確認した。か(し
てpBR322のHindnlサイトK Vk −Jk
fi伝子を含tr 6.5 kb )DNAIFr片
)3’クローニングLpYN−MLVI及びpYN−M
LV2を作成した。 第6図のVに−Jに遺伝子を含むBamHI (A −
1) Hind[[I (A−2)断片のHindl
lI (A −2)がpBR322のEcoRIサイト
寄りに連結されたものがp Y N −M L V 1
、その逆オリエンテーションのものがpYN−MLV
2である。 tたpYN−MLVI Y実施例41C準じてBamH
1及びPat Iで消化し、0.7%アガロース電気泳
動の後エレクトロエリューションな行う参により第6図
のBamHI (A−1) −Pst I (A−3)
のDNA断片を得た。一方puc 18 ベクター(ビ
ーエルバイオケミカルズ製)を同様にBarnHI及び
Pat Iで切断し、約2.7kbの線状ベクター断片
を取得した。この二つのDNA断片を実施例2に準じて
連結し太M l!l E、eoli J M2O3株を
前記BH1株と同様に処理する事により形質転換株を生
育せしめた。そり後公知の方法により形質転換株よりプ
ラスミドDNAをv4類し、アガロース電気泳動により
目的の組み換えプラスミドを確認した。かくして実施例
3でクローニングされた遺伝子の一部、すなわち第6図
に示−jBamHI(A 1)−PstI(A−3)
を含むpUc18組換えプラスミドpYN−MLVBP
を得た。 実施例6(塩基配列の決定) 実施例5記載1)pYN−MLVlを91施例4に準じ
てBamHIとPstIで切断し、第6図のBamHI
(A−1)とPstI(A−3)切断部位で狭まれた
DNA断片得た。また同様KBglIとPst Iで切
断し第6図のPat I (人−3)とBgl IIで
狭まれた約1.5.kbのDNA断片を得た。 これらのDNA断片をBamHI及びPst 1で切断
したM13mp18(ビーエルバイオケミカルズ製)[
クローニングした。塩基配列決定はM13シークエンシ
ングキット(宝酒′!!L)と〔α−”P)dCTP(
7−q−−:y−wム社1m)を用いジデオキシチェー
ンターミネーション法で行ッた〔高浪満、大井龍夫編r
DNAシーケ/ス解析マニュアルJ (1983)講談
社参照〕。 BamHI (A−−1)−Pat I (A 3
)断片についてはPstI@から5′方向に、Pst
I (A −3)−BglII断片についてはPst
I側から3′方向に塩基配列決定を行った。更にプラス
ミドpYN−MLVBPを実施例4に準じてRaa I
とP+st工で切断し【約0.65 kbすDNA断片
を得、M13mp19(ビーエルバイオケミカルズ裏)
ファージをSma I及びPat Iで切断したものに
クローニングし、Raa 1かも3′方向に塩基配列を
決定した。Sma I消化は10 mMTrim −H
α(p)18.0 ) 、 7mM MgC1g 、
20 mM KCl 、7mM2−メルカプトエタ/−
ル水浴液中で37℃2時間行い、その後NaC1511
度を50?FIMにした上Pst Iで消化を行った。 またプラスミドpYN−MLVBPを実施例4に準じて
Rsa IとDra I及びDra IとPst Iで
切断し、生成したDNATh面を分画した。分画には2
IolI厚590アクリル7ミド垂直ゲルをnノいた〔
高木康孝編「遺伝子操作実数マs7/しJ(1982)
講映社参照) 、 Rsa IとDra I切断では約
0.3 kb+ Dra IとPst 1切断では約0
.4kbのDNAVr片を得、 M 13 mp 18
をSma 1消化し実施例5に準じて脱燐酸処理を行っ
たもの、後者はM 13 mp 19 ’t Sma
IとP&It Iで消化したものに連結反応を行い、第
6図のRsal−Dra 1及びDra I Pst
I (A 3 )切断部位で囲まれるDNA断片の
挿入された組換えファージを得、IN述の如く塩基配列
の決定を行った。 Rsa I −Dra I断片rcついてはDra I
から5′方向* Dra I Pst I断片につい
てはDra Iから31方向にそれぞれ行った。 各々の結果を連結してまとめたものを第3図に示した。 実施例7(ヒト染色体DNAo)*0)ヒト培養細胞A
RH77株3 X 10’個をガラス棒でつぶし、2%
SDS存在下、プpテ7−ゼK(シグマ社製)で処理し
た後、]OmMTris−HCl(pH8,0) ln
5M E D T A水浴液で飽和したフェノールを
加えた。遠心分離によつ水相とフェノール層を分離(フ
ェノール抽出)。 水相を20mM Tria HCL (pH7,5)
−100rsMNaα−5mM、EDTA水溶液に対
して透析した。 リボヌクレアーゼA(シグマ社製)処理し、7エ/−ル
抽出な行なった後、水相な10mMTrim−Hα(p
H8,0) 1mM EDTA水浴液に対して透析し
、ヒト染色体DNA的1.2Ivを取得した〔実施例!
記載のプラインとスタフオードの報告参照〕。 実施例8(ヒト遺伝子ライブラリーの作成)実施例7で
得られたヒト染色体DNAを後述の実施例1Oに示した
方法に準じて制限#素EeoRIC宝酒造】で切断した
後、アガロースゲル電気泳動を行ない%2 kb〜3
kbに相当するD N A断片をエレクトロ・エリコー
ション法を用いて回収した。次にこのDNA断片のλg
tWESλBベクター(アマージャム社m)との連結を
実施例2に準じて行ない、λgtWEsλBベクターの
右7−ムと左のアームとのnOKヒト由来のDNAが挿
入されたハイブリッドDNAを得た。得られたハイブリ
ッドDNAについて、1nvitro パッケージング
を行ない、ヒト遺伝子ライブラリー(アマージャム社キ
ットヶ使用)とした。 実施例9(ヒト免疫グロブリンに釧遺伝子のスクリーニ
ング) 前記実施例2で得られたヒト由来のDNAを含むλgt
WEsλB77−ジの集合(遺伝子ライブラリー)を大
PIJIllllLE392株に感染させ、プラークl
形放させた。ヒト免疫グロブリンに鎖遺伝子ン含むクロ
ーンは実施tel 3 K準じて3*p m jlマウ
スCL遺伝子をクロスハイプリダイゼーションプローズ
として用い選択した。 ヒト免疫グロブリンに鎖遺伝子を含むλGTweλB7
7−:)からのDNAの、SlljMは実施?lJ3に
準じて行なった。 実施例IQ(ヒトに鎖C領域遺伝子の制限酵素地図の作
成) 実施例9で得られたヒトに鎖遺伝子を含むファージDN
A及び後述する実施例11に準じてプラスミドにリクp
−ニングしたDNA 1μmを制限酵素切断用バッファ
ー(EcoRI切断ではTris −HCL(pH7,
5) 50mM t MgCt、 7mM +Naα1
0DmM12−メルカプトエタノール7−。 Ac6I切断ではTrim −Hα(pH7,5) 1
0.mM 。 MgCjLt 7 m M + Naα6OFFIM、
2−メルヵプトエタ/−ル2ygM r Sac切断
ではTris −HCJL(pH8,0)10 mM
9Mg027 mM m 2−メルカプトエタノール
7mM水浴液奢それぞれ用いた〕20Al!に溶解させ
、制限酵素(宝酒造製)2ユニツトを株加して37℃1
時間以上消化を行った。その後実施例4に準じて電気泳
動を行い制+a酵索切断地図を作成した。CP、A、ヒ
ーター、 E、E、マックス、J、G、シードマン+
J、V、マイセルJr+P。 レーダー:セル22巻197ベージ(1980)(P、
A、 Hieter+ E、E、 Maz+ J、Ge
Seidman+J、V、Maizel+ Jr−
* P、Leder : Ce1l 22
197(1980))#照 〕 ヒト免疫グロブリンに細のC領域を含む遺伝子の制限酊
素切断地図を第7図に示した。 実施例11(ヒト免疫グロブリンに鎖C領域遺伝子のサ
ブクローニング) ヒト免疫グロブリンに頌C領域を含むλgtWESλB
ファージDNA3μVを夾り例10り方法KmじてEc
oRIで切断し、アガロース電気泳動を行った。Cに遺
伝子を含む2.6 kbのDNA断片をエレクトロエリ
コーション法を用いてアガロースゲルより回収した。 一万、大腸菌用プラスミドp B R322Inを実施
例10に準じてEcoRIで切断したものに対し、実に
秒り5に準じてアル刀り件フYスフ7ターゼ処理を行っ
た。このようにして得られたpBR322のEcoRr
切〜r/アルカリ性7オスフアターゼ処N1)NAをグ
ルより回収した2、6 kb’EcoR1,D N A
断片と混合し、エタノール沈澱の後連結反応用バッファ
ー(実施例2#照)10μU」屏させ、実施例5に準じ
てT4DNAリガーゼで連結した。 実施例5に準じて大腸菌E、coli DHIを形質変
換し、プラスミドDNAを調製して目的のハイブリッド
DNAな確認した。 実施例12(マウス・ヒト・キメラ抗体遺伝子の作製) 5A施例5で得られた、マウス免疫グ。プリンt iQ
V −J領域遺伝子1含tr p Y N−M L
V 1を、実施例4及び】0の方法に準じてBam1(
I及びEcoRIで切断し、7ガロースゲル蒐気泳動を
行なった。得られた■に−Jに遺伝子を含む4.2Kb
のEcoRI −Bam)(I断片を、*i例5と同様
な手法によ’)、psV2naoベクターCP、J、サ
ザン、P、バーグ: ジャー力ルオプ七レキュラーアン
ドアプライドンエネテインクス1巻327ページ(19
82) (P、J、5outhern。 P、 Bsrg: J、 Mol 、 Appl 、
GeneL、± 327(1982))JiS照〕のE
coRI −Bam H1間に挿入し、プラスミドp
SV2 neo−MLVを作成した。これを第8図に示
した。 次に、実施例11で得られた。ヒト免疫グσプミンに鎖
C領域遺伝子を含むpYN−HLCを実施例1Oの方法
1c準じてEcoRIで切断し、アガロースゲル電気泳
動を行なった1、得られたCに遺伝子を含む2.6Kb
17)DNA断片を6実施例11と同様な手法を用いて
、上記プラスミドp S V 2 neo −M L
V O) EeoRIサイトに挿入した。得られたクロ
ーンのうち、ヒトCに遺伝子を含むEeoRI (B−
1) −EcoRI (B−2) の断片のEcoR
I (B−1)がマウスVに−Jに遺伝子側に連結され
たもの(マウスVに−Jに遺伝子とヒトCに遺伝子の読
み取り方向が一致しているもの)を選択し、このプラス
ミドをpsV2neo−MHLと名付けた。これを第8
図に示した。 −万、特開昭60−120991公報に記載のヒト免疫
グロブリンr+鎖遺伝子を含むプラスミドp’r、ya
を、実施例10記載の方法に準じてMlul及びHpa
lで切断した。但し切断用バッファーとしてはTris
H(1(pH7,5) 10.mM + Mgα。 7mM +NaCj、I 50r++M + 2−)
ルカプトx−pノール7mM水溶液を用いた。Mlu
Zで切断後エタノール沈澱によりDNAを回収した後、
切断用バッファ −Tris−HCi(pH7,5)
10mM + Kα100 m M + MgC1t
7 m M 、2−メルヵプトエタ/−ルアynM水溶
液を用いてHpal切断を行った。7ガロースグル電気
泳動により、約0.9Kbの ヒ) r+鎖遺伝子エン
ハンサ−領域を含むMluI −Hpal断片を得た。 このDNA断片をポリメラーゼ川バッファーC37mM
リン酸カリウム、6.7mM MgCJs * 1
mM 2−メルカプトz タ/ −ル。 pH7,4)に溶解し、dNTP存在下でDN人ポリメ
ラーゼ・クンノウ(Klenow )・フラグメント(
二ニー・イングランド バイオラプズ)を加えることに
より、末端の平滑化を行なった。 さらに%T4−DNAリガーゼを用いてこの両端にBa
r!I)I Iリンカ−(宝酒造)!連結した後、Ba
mHIで切断し、アガロースゲル電気泳動により約0.
9 KbのヒトrI#遺伝子エンハンサー領域を含む両
端がBamHI断片を得た。このDNA断片を上記プラ
スミドp S V 20eo −M HLすBamHI
サイト罠挿入し、挿入オリエンテーションのそnぞれ異
なるプラスミドpSV2neo−MHLEI及びp S
V2 neo−MHLE 2を作製した。これを第8
図に示した。 実に例13(キメラ抗体り鎖の発現) マウスミエローマ細胞J558L及びX63Ag8.6
53に別に調製したイムノグロブリン11鎖発現型遺伝
子’ix7′tyトズラスト融合法により導入し、安定
形質変換様(5table trangformant
)を得た。これらの細胞は導入したH鎖遺伝子を発限
している偏胞はそれぞれJ558L−H。 X 63 Ag 8.653 )1と称する。 J558L−H及びX 63 Ag 8.653−Hに
実施例12記載のキメラLM遺伝子を含むプラスミドp
S V2 neo−MHLE−1及びpsV2 ne
o−MHLE−2をDEAE−デキストラン法で導入し
た( J、ペナルジ、L、オルリン。 W、汁ワナー:セル33巻729ページ(1983)(
J、Benarji+ L−01sOn+ w、
5chaffner :Ce1133 729(1
983))参照〕。すなわち107個の#l抱に804
のプラスミドDNAとDEAE−デキストラン(ファル
マシア社製)混合物を加え、卵 置の後、RPM I
1640完全培地(フローラボラトリー社g>cio%
牛脂児血清含有)K移した。薬剤耐性株はジェネシチン
(Goneticin+ G 418 +ギブフ社V)
l〜1.51kg/lLjを含むRPM11640完全
培地ノ牛量交換によって行った。10〜20日後、生育
してくるl1111胞を安定形質交換法とした(それぞ
れJ558L−HL、X63Ag8.653−HLと称
する)。 実施例14(形質転換細胞のmRNA分析)実施例13
によって得た形質転換細胞よりRNAを子山出し、得ら
nたR N Aそハぞれ2゜μg’t7fL気泳動し、
ノーザンハイプリダイゼーンヨンKよ’) mRNAの
分析l行った( T−マニ7テイス他著「モレキュラー
クローニンク」コールドスプリングハーパーラボラトリ
ー(1982)( T. Maniatis etal
. :″Molecular Cloning”Col
d Spring Lab. ( 1 9 8 2 )
)参照〕。パイプリダイゼーションプロープとしては
V領域プp一プとしてpYN−MLV−1のプラスミド
上の第6図Pst I ( A − 3 ) − Hi
nel[に相当するDNA断片,C領域プローズとして
pYN一kL L C I) ScaI (B−1 )
ScaI (B−2)断片を、それぞれ5Pにてm
jlilL−t:用いた。第9図に示す如《いずれのプ
p−ズを用いた場合にも同じ位置にバンドが出現した。 実施例15(−?メラ抗体L@生成物のSDS−ポリア
クリル7!ドグル電気泳動によ る分析) 夾施例13のX 6 3 Ag 8.653−HL 1
0’個を燐酸緩衝液で洗浄後メチオニン不含RPMI
一1640培地(午胎児血清10X含有)に層濁し,3
00μCiの( :{ S S ]一メチオニンを加え
8時間培養した。かくして生成した蛋白質?l−“Sで
内部標識し、培養上清全回収した。上清より生成抗体を
抗ヒ} IgG抗体による免疫沈降法で回収し、担体よ
つ遊離させた後2メルカプトエタノールで還元し、H鎖
とL鎖の分離をはかった。その後試料をSPS−ポリア
クリルアミドゲル電気激動で分離し、ゲルを乾燥後オー
トラジオグラフイーをとった。(電気泳動学会編「電気
泳動実験法」文元堂+1976)参照〕H鎖とともにK
鎖の蛋白の生成が認められ、この結果は導入したキメラ
抗体K鎖が予め導入してあったH鎖と結合して分泌され
ている事を示している。オートラジオダラムを第10図
に示した。
a付g1図は、エンハンサー塩基配列を示したものであ
り,第2図は抗体L鎖のV領域のアミノ酸配列を示した
ものであり、33図は上記vgA域遺伝子の塩基配列を
示したものであり,第4図は抗体L鎗C領域のアミノ酸
配列を示したものであり、第5図は上記C領域遺伝子の
塩基配列を示したものであり #!6図は抗体L鎖V領
域遺伝子の制限酊素切断地図を示したものであり、第7
図は抗体L鎖C領域遺伝子の制限障素切断地図を示した
ものであり,第8図はキメラL鎖遺伝子の作成図を示し
たものである。 第9図はキメラ抗体L鎮転写産物の7−ザンプロット分
析の結果を示したものであり,第10図は産生されたキ
メラ抗体L鎖のSDS−ポリアクリル7ミドゲル電気泳
動の結果を示したものである。
り,第2図は抗体L鎖のV領域のアミノ酸配列を示した
ものであり、33図は上記vgA域遺伝子の塩基配列を
示したものであり,第4図は抗体L鎗C領域のアミノ酸
配列を示したものであり、第5図は上記C領域遺伝子の
塩基配列を示したものであり #!6図は抗体L鎖V領
域遺伝子の制限酊素切断地図を示したものであり、第7
図は抗体L鎖C領域遺伝子の制限障素切断地図を示した
ものであり,第8図はキメラL鎖遺伝子の作成図を示し
たものである。 第9図はキメラ抗体L鎮転写産物の7−ザンプロット分
析の結果を示したものであり,第10図は産生されたキ
メラ抗体L鎖のSDS−ポリアクリル7ミドゲル電気泳
動の結果を示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)抗体L鎖におけるV領域のDNA断片(b)
抗体L鎖におけるC領域のDNA断片及び (c)ヒト抗体H鎖由来のエンハンサーDNA配列 よりなる抗体L鎖発現型核酸塩基配列。 2、該抗体L鎖がヒト及び/又はマウス抗体由来のもの
である第1項の核酸塩基配列。 3、該V領域のDNA断片がマウス抗体由来であり、該
C領域のDNA断片がヒト抗体由来のものであるキメラ
型の第1項の核酸塩基配列。 4、該エンハンサーDNA配列が添付第1図のDNA配
列及びそれに相補的なDNA配列を有する第1項の核酸
塩基配列。 5、該V領域のDNA断片が、添付第2図の1番目(G
lu)から97番目(Leu)までのアミノ酸配列を少
くともコードしている第1項の核酸塩基配列。 6、該V領域のDNA断片が、添付第3図の579番目
から869番目までの配列を少くとも有する第1項の核
酸塩基配列。 7、該C領域のDNA断片が、ヒト抗体K鎖由来のもの
である第1項の核酸塩基配列。 8、該C領域のDNA断片が、添付第4図のアミノ酸配
列を少くともコードしている第1項の核酸塩基配列。 9、該C領域のDNA断片が、添付第5図のDNA配列
を有する第1項の核酸塩基配列。 10、第1項の抗体L鎖発現型核酸塩基配列が組込まれ
た組み換えプラスミド。 11、第10項のプラスミドが導入されたマウスミエロ
ーマ細胞。 12、(i)マウス抗体L鎖におけるV領域のアミノ酸
配列と (ii)ヒト抗体L鎖におけるC領域のアミノ酸配列 とからなるマウス−ヒトキメラ抗体L鎖。 13、該V領域のアミノ酸配列が、添付第2図の1番目
(Glu)から97番目(Leu)までのアミノ酸配列
を少くとも有している第12項のキメラ抗体L鎖。 14、該C領域のアミノ酸配列が、添付第4図のアミノ
酸配列を少くとも有している第12項のキメラ抗体L鎖
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178881A JPS6336786A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 抗体l鎖発現型核酸塩基配列,プラスミド,細胞及びキメラ抗体l鎖 |
NO873164A NO873164L (no) | 1986-07-30 | 1987-07-28 | Muse-humane kimaere antistoffer. |
EP87110994A EP0255694A1 (en) | 1986-07-30 | 1987-07-29 | Mouse-human chimera antibody and its components and gene therefor |
DK398887A DK398887A (da) | 1986-07-30 | 1987-07-30 | Antistoffer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178881A JPS6336786A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 抗体l鎖発現型核酸塩基配列,プラスミド,細胞及びキメラ抗体l鎖 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6336786A true JPS6336786A (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=16056330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61178881A Pending JPS6336786A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-31 | 抗体l鎖発現型核酸塩基配列,プラスミド,細胞及びキメラ抗体l鎖 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6336786A (ja) |
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US20160141192A1 (en) | 2013-08-22 | 2016-05-19 | Sakura Color Products Corporation | Indicator used in electronic device manufacturing apparatus and method for designing and/or managing the apparatus |
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