JPS6334049B2 - - Google Patents
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- JPS6334049B2 JPS6334049B2 JP56030268A JP3026881A JPS6334049B2 JP S6334049 B2 JPS6334049 B2 JP S6334049B2 JP 56030268 A JP56030268 A JP 56030268A JP 3026881 A JP3026881 A JP 3026881A JP S6334049 B2 JPS6334049 B2 JP S6334049B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- vehicle height
- solenoid valve
- accumulator
- air
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/25—Stroke; Height; Displacement
- B60G2400/252—Stroke; Height; Displacement vertical
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/50—Pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/30—Height or ground clearance
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/02—Retarders, delaying means, dead zones, threshold values, cut-off frequency, timer interruption
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/22—Magnetic elements
- B60G2600/26—Electromagnets; Solenoids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/66—Humidifying or drying means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/85—Speed of regulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
本発明は車輌の高さ制御に関し、特に、車軸と
車体フレームの間の高さを車高検出器で検出し、
検出車高に対応付けて懸架装置の流体圧を制御し
て車高を所定範囲とする車高調整に関する。 この種の車高調整においては、たとえば米国特
許第4105216号明細書(1978年クラス280)に開示
されている如く、車高検出器で車高領域を検出し
て、信号処理回路で検出信号を処理して車高調整
駆動系を付勢する信号を得て、これを車高制御回
路に与えて、駆動系において車高が「高」である
ときには懸架装置の流体圧を下げ、「低」である
ときには流体圧を高める。しかして、検出車高が
「中」と「高」の境界付近で振動するときの繰り
返し流体圧下げ動作を防止するため、また「中」
と「低」の境界付近で振動するときの繰り返し流
体圧上げ動作を防止するため、車高制御回路に
は、一般的には車高「高」信号処理系と車高
「低」信号処理系にそれぞれ1組の立上り遅延回
路が含まれている。 車高調整駆動系は通常、エアーコンプレツサお
よび排気用の電磁弁で構成され、車高上げのとき
にはエアーコンプレツサが駆動されて懸架装置の
空気室に加圧エアーが供給される。車高下げのと
きは電磁弁が開付勢されて懸架装置の空気室のエ
アーを放出する。車高が適値であるときには、エ
アーコンプレツサは停止、電磁弁は閉(消勢)に
されている。エアーコンプレツサの吐出容量が小
さいとき、および又は車高上げを迅速にするとき
には、エアーアキユムレータ(蓄圧器)が備えら
れ、車高上げのときにアキユムレータおよび必要
に応じてエアーコンプレツサより懸架装置に加圧
エアーを供給するようにする。 しかしながら、車高上げ速度はアキユムレータ
の容積と内圧にも影響され、それらにおのずから
制限があるため、車高調整モードやアキユムレー
タ蓄圧制御の相関から、車高上げが十分でない間
にアキユムレータ圧が懸架装置の空気圧と同程度
に低下し、エアーコンプレツサに対してアキユム
レータが負荷となり、かえつて車高上げ速度を下
げることがある。 本発明は、極力少い付加要素でアキユムレータ
による車高上げ速度低下を防止することを目的と
する。 上記目的を達成する本発明の車高調整装置は、
車高検出器;アキユムレータ;アキユムレータの
圧力を検出する圧力検出手段;懸架装置の空気室
とアキユムレータとの間に介挿された第1の電磁
弁;第1の電磁弁とアキユムレータの間に介挿さ
れた第2の電磁弁;空気室と低圧の間を開閉する
第3の電磁弁;第1の電磁弁と第2の電磁弁の間
のエアー流路に高圧吐出口が連通とされたエアー
コンプレツサ;車高検出器が車高の低を検出して
いる場合に、圧力検出手段が一定圧以上を検出し
ているときには第1および第2の電磁弁を開、第
3の電磁弁は閉、およびエアーコンプレツサを駆
動、とし、圧力検出手段が一定圧未満を検出して
いるときに第2および第3の電磁弁を閉、第1の
電磁弁は開、およびエアーコンプレツサを駆動、
とする車高上げ制御手段;車高検出器が車高の高
を検出しているときは、第2の電磁弁は閉、空気
室と低圧の間のエアー流路にある電磁弁は開、と
する車高下げ制御手段;および、第1および第3
の電磁弁が、エアーコンプレツサの高圧吐出口を
空気室および低圧から遮断している場合に、圧力
検出手段が一定圧未満を検出していると第2の電
磁弁を開、およびエアーコンプレツサを駆動、と
する蓄圧制御手段;を備える。 これによる作用効果の特徴点を説明すると、人
の乗車などで車高が低になると、車高検出器がそ
れを検出し、これに応答して車高上げ制御手段
が、圧力検出手段の検出に対応して、検出圧が一
定圧以上であると第1および第2の電磁弁を開、
第3電磁弁は閉、およびコンプレツサは駆動とす
るので、懸架装置の空気室がアキユムレータおよ
びコンプレツサの高圧吐出口に連通し、アキユム
レータおよびコンプレツサから高圧空気が空気室
に供給され車高が極く高い速度で高くなる。アキ
ユムレータの圧力が一定圧未満になると、この場
合仮に第2電磁弁が開のままであるとコンプレツ
サに対して空気室のみならずアキユムレータも負
荷となつて、車高上げ速度が低下することがある
が、本発明では車高上げ制御手段が第2電磁弁を
閉にしてアキユムレータを空気室およびエアーコ
ンプレツサから遮断するので、コンプレツサの負
荷は空気室のみとなり、エアーコンプレツサと共
にアキユムレータから高圧を空気室に供給してい
るときよりは低速度となるものの、アキユムレー
タが低圧になつた後もそれがコンプレツサに対し
て負荷にならないので比較的に高い速度で車高上
げが行なわれる。 このような、空気室−コンプレツサ間の高圧エ
アー供給ラインからのアキユムレータの遮断は、
アキユムレータの圧力が一定圧未満という条件で
自動的に行なわれるので、アキユムレータ遮断の
制御を1個の圧力センサを用いて行なうことが可
能となつている。 懸架装置の空気室の圧力は比較的に高く、した
がつて圧力センサの検出圧も比較的に高いもので
あるので、圧力センサ自身が高耐圧であつて、ア
キユムレータ又はそれに連通するエアー流路への
該圧力センサの取付けも高耐圧でなければならな
いので、圧力センサが少くて済むことは、圧力セ
ンサ取付けの安全性の向上(取付け点数が少いこ
とによる)および取付けコストの低減をもたら
し、車高調整装置の信頼性を高くしコストを低減
する。圧力センサは一定圧以上か否かを2値的に
検出できればよいので、圧力センサもこのような
2値的検出を行なう比較的に簡単なものを用い得
る。 アキユムレータの蓄圧は、圧力検出手段が一定
圧未満を検出しているときに、蓄圧制御手段が、
第1および第3の電磁弁がエアーコンプレツサの
高圧吐出口を空気室および低圧から遮断している
ことを条件に、すなわちアキユムレータに接続し
た第2の電磁弁が空気室と低圧のいずれとも連通
していないことを条件に、実行する。すなわち第
2の電磁弁を開にしてエアーコンプレツサを駆動
する。これにより、エアーコンプレツサとアキユ
ムレータの間のみ連通となり、アキユムレータに
高圧エアーが供給される。 アキユムレータの内圧には所定の限度あるいは
法的制限(10気圧以上は不可)があるのでコンプ
レツサを駆動してアキユムレータを蓄圧するとき
には所定圧(コンプレツサ)で停する必要があ
る。この所定圧は、アキユムレータを懸架装置よ
り遮断するときの圧力よりも高い。 したがつて単純には2以上の圧力を検出する必
要がある。ところが懸架装置においては、車体重
量(人や荷物)に応じて車高を適値とする空気圧
が変動し、車高と空気圧の間には1対1の対応関
係がないので、アキユムレータを遮断する圧力は
本来不確定である。結局、懸架装置の空気圧を検
出する圧力センサおよびアキユムレータの圧力を
検出する圧力センサを備えて、車高上げにおいて
は遅くともアキユムレータ圧が懸架装置の空気圧
になるまでにアキユムレータを遮断し、アキユム
レータの蓄圧においてはアキユムレータ圧がリミ
ツト圧になつたところでエアーコンプレツサを停
止する必要があるが、いずれにしても空気圧は車
体重量を支える程度の高圧であり、圧力変化を連
続的に検出する圧力センサ2個は、その耐圧およ
び測定機構からして、高価かつ高容積となり、し
かも、圧力検出処理が複雑になる。そこで本発明
の好ましい実施例においては、設定圧を境に開閉
して2値的な状態変化を生ずる1つの圧力検出ス
イツチでアキユムレータ圧を検出し、それが開
(閉)であるとアキユムレータ圧は所定圧以上、
それが閉(開)になつてから所定時間tdの間はエ
アーを供給しうる圧力であると見なし、td経過後
はアキユムレータの蓄圧力は使用し尽したとして
アキユムレータと、懸架装置およびコンプレツサ
との間を遮断する構成とする。アキユムレータの
蓄圧は、車高上げを終了した後に、圧力検出スイ
ツチが開(閉)となるまでコンプレツサを駆動し
ておこなう。 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。第1a図に本発明の実施例において用いる車
高検出器100の車輌への取付け態様を示す。車
高検出器100は車体フレーム10に固着されて
おり、その回転軸にリンク20の一端が結合され
ており、このリンク20の他端はデフアレンシア
ルギア30の外ケースに結合されている。40が
車軸である。車高検出器100の断面図を第1b
図に示す。車高検出器100においては、回転軸
103の先端に、弧状の折り返し104を形成し
た遮光板105が固着されており、他端にリンク
20が固着されている。ベース106にはプリン
ト基板107が固着されており、このプリント基
板107にフオトセンサ101と102が固着さ
れている。第1b図の−線断面図を、第1e
図〜第1c図に示す。なお第1e図は車高「高」
の状態を、第1d図は車高「中」の状態を、また
第1c図は車高「低」の状態を示す。フオトセン
サ101,102は第2図に示すように発光ダイ
オードとフオトトランジスタで構成されており、
前者から後者への光を遮光板105の折り返し1
04が遮断する。車高に応じたフオトセンサ10
1,102の出力e,c(第2図)を次の第1表
に示す。
車体フレームの間の高さを車高検出器で検出し、
検出車高に対応付けて懸架装置の流体圧を制御し
て車高を所定範囲とする車高調整に関する。 この種の車高調整においては、たとえば米国特
許第4105216号明細書(1978年クラス280)に開示
されている如く、車高検出器で車高領域を検出し
て、信号処理回路で検出信号を処理して車高調整
駆動系を付勢する信号を得て、これを車高制御回
路に与えて、駆動系において車高が「高」である
ときには懸架装置の流体圧を下げ、「低」である
ときには流体圧を高める。しかして、検出車高が
「中」と「高」の境界付近で振動するときの繰り
返し流体圧下げ動作を防止するため、また「中」
と「低」の境界付近で振動するときの繰り返し流
体圧上げ動作を防止するため、車高制御回路に
は、一般的には車高「高」信号処理系と車高
「低」信号処理系にそれぞれ1組の立上り遅延回
路が含まれている。 車高調整駆動系は通常、エアーコンプレツサお
よび排気用の電磁弁で構成され、車高上げのとき
にはエアーコンプレツサが駆動されて懸架装置の
空気室に加圧エアーが供給される。車高下げのと
きは電磁弁が開付勢されて懸架装置の空気室のエ
アーを放出する。車高が適値であるときには、エ
アーコンプレツサは停止、電磁弁は閉(消勢)に
されている。エアーコンプレツサの吐出容量が小
さいとき、および又は車高上げを迅速にするとき
には、エアーアキユムレータ(蓄圧器)が備えら
れ、車高上げのときにアキユムレータおよび必要
に応じてエアーコンプレツサより懸架装置に加圧
エアーを供給するようにする。 しかしながら、車高上げ速度はアキユムレータ
の容積と内圧にも影響され、それらにおのずから
制限があるため、車高調整モードやアキユムレー
タ蓄圧制御の相関から、車高上げが十分でない間
にアキユムレータ圧が懸架装置の空気圧と同程度
に低下し、エアーコンプレツサに対してアキユム
レータが負荷となり、かえつて車高上げ速度を下
げることがある。 本発明は、極力少い付加要素でアキユムレータ
による車高上げ速度低下を防止することを目的と
する。 上記目的を達成する本発明の車高調整装置は、
車高検出器;アキユムレータ;アキユムレータの
圧力を検出する圧力検出手段;懸架装置の空気室
とアキユムレータとの間に介挿された第1の電磁
弁;第1の電磁弁とアキユムレータの間に介挿さ
れた第2の電磁弁;空気室と低圧の間を開閉する
第3の電磁弁;第1の電磁弁と第2の電磁弁の間
のエアー流路に高圧吐出口が連通とされたエアー
コンプレツサ;車高検出器が車高の低を検出して
いる場合に、圧力検出手段が一定圧以上を検出し
ているときには第1および第2の電磁弁を開、第
3の電磁弁は閉、およびエアーコンプレツサを駆
動、とし、圧力検出手段が一定圧未満を検出して
いるときに第2および第3の電磁弁を閉、第1の
電磁弁は開、およびエアーコンプレツサを駆動、
とする車高上げ制御手段;車高検出器が車高の高
を検出しているときは、第2の電磁弁は閉、空気
室と低圧の間のエアー流路にある電磁弁は開、と
する車高下げ制御手段;および、第1および第3
の電磁弁が、エアーコンプレツサの高圧吐出口を
空気室および低圧から遮断している場合に、圧力
検出手段が一定圧未満を検出していると第2の電
磁弁を開、およびエアーコンプレツサを駆動、と
する蓄圧制御手段;を備える。 これによる作用効果の特徴点を説明すると、人
の乗車などで車高が低になると、車高検出器がそ
れを検出し、これに応答して車高上げ制御手段
が、圧力検出手段の検出に対応して、検出圧が一
定圧以上であると第1および第2の電磁弁を開、
第3電磁弁は閉、およびコンプレツサは駆動とす
るので、懸架装置の空気室がアキユムレータおよ
びコンプレツサの高圧吐出口に連通し、アキユム
レータおよびコンプレツサから高圧空気が空気室
に供給され車高が極く高い速度で高くなる。アキ
ユムレータの圧力が一定圧未満になると、この場
合仮に第2電磁弁が開のままであるとコンプレツ
サに対して空気室のみならずアキユムレータも負
荷となつて、車高上げ速度が低下することがある
が、本発明では車高上げ制御手段が第2電磁弁を
閉にしてアキユムレータを空気室およびエアーコ
ンプレツサから遮断するので、コンプレツサの負
荷は空気室のみとなり、エアーコンプレツサと共
にアキユムレータから高圧を空気室に供給してい
るときよりは低速度となるものの、アキユムレー
タが低圧になつた後もそれがコンプレツサに対し
て負荷にならないので比較的に高い速度で車高上
げが行なわれる。 このような、空気室−コンプレツサ間の高圧エ
アー供給ラインからのアキユムレータの遮断は、
アキユムレータの圧力が一定圧未満という条件で
自動的に行なわれるので、アキユムレータ遮断の
制御を1個の圧力センサを用いて行なうことが可
能となつている。 懸架装置の空気室の圧力は比較的に高く、した
がつて圧力センサの検出圧も比較的に高いもので
あるので、圧力センサ自身が高耐圧であつて、ア
キユムレータ又はそれに連通するエアー流路への
該圧力センサの取付けも高耐圧でなければならな
いので、圧力センサが少くて済むことは、圧力セ
ンサ取付けの安全性の向上(取付け点数が少いこ
とによる)および取付けコストの低減をもたら
し、車高調整装置の信頼性を高くしコストを低減
する。圧力センサは一定圧以上か否かを2値的に
検出できればよいので、圧力センサもこのような
2値的検出を行なう比較的に簡単なものを用い得
る。 アキユムレータの蓄圧は、圧力検出手段が一定
圧未満を検出しているときに、蓄圧制御手段が、
第1および第3の電磁弁がエアーコンプレツサの
高圧吐出口を空気室および低圧から遮断している
ことを条件に、すなわちアキユムレータに接続し
た第2の電磁弁が空気室と低圧のいずれとも連通
していないことを条件に、実行する。すなわち第
2の電磁弁を開にしてエアーコンプレツサを駆動
する。これにより、エアーコンプレツサとアキユ
ムレータの間のみ連通となり、アキユムレータに
高圧エアーが供給される。 アキユムレータの内圧には所定の限度あるいは
法的制限(10気圧以上は不可)があるのでコンプ
レツサを駆動してアキユムレータを蓄圧するとき
には所定圧(コンプレツサ)で停する必要があ
る。この所定圧は、アキユムレータを懸架装置よ
り遮断するときの圧力よりも高い。 したがつて単純には2以上の圧力を検出する必
要がある。ところが懸架装置においては、車体重
量(人や荷物)に応じて車高を適値とする空気圧
が変動し、車高と空気圧の間には1対1の対応関
係がないので、アキユムレータを遮断する圧力は
本来不確定である。結局、懸架装置の空気圧を検
出する圧力センサおよびアキユムレータの圧力を
検出する圧力センサを備えて、車高上げにおいて
は遅くともアキユムレータ圧が懸架装置の空気圧
になるまでにアキユムレータを遮断し、アキユム
レータの蓄圧においてはアキユムレータ圧がリミ
ツト圧になつたところでエアーコンプレツサを停
止する必要があるが、いずれにしても空気圧は車
体重量を支える程度の高圧であり、圧力変化を連
続的に検出する圧力センサ2個は、その耐圧およ
び測定機構からして、高価かつ高容積となり、し
かも、圧力検出処理が複雑になる。そこで本発明
の好ましい実施例においては、設定圧を境に開閉
して2値的な状態変化を生ずる1つの圧力検出ス
イツチでアキユムレータ圧を検出し、それが開
(閉)であるとアキユムレータ圧は所定圧以上、
それが閉(開)になつてから所定時間tdの間はエ
アーを供給しうる圧力であると見なし、td経過後
はアキユムレータの蓄圧力は使用し尽したとして
アキユムレータと、懸架装置およびコンプレツサ
との間を遮断する構成とする。アキユムレータの
蓄圧は、車高上げを終了した後に、圧力検出スイ
ツチが開(閉)となるまでコンプレツサを駆動し
ておこなう。 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。第1a図に本発明の実施例において用いる車
高検出器100の車輌への取付け態様を示す。車
高検出器100は車体フレーム10に固着されて
おり、その回転軸にリンク20の一端が結合され
ており、このリンク20の他端はデフアレンシア
ルギア30の外ケースに結合されている。40が
車軸である。車高検出器100の断面図を第1b
図に示す。車高検出器100においては、回転軸
103の先端に、弧状の折り返し104を形成し
た遮光板105が固着されており、他端にリンク
20が固着されている。ベース106にはプリン
ト基板107が固着されており、このプリント基
板107にフオトセンサ101と102が固着さ
れている。第1b図の−線断面図を、第1e
図〜第1c図に示す。なお第1e図は車高「高」
の状態を、第1d図は車高「中」の状態を、また
第1c図は車高「低」の状態を示す。フオトセン
サ101,102は第2図に示すように発光ダイ
オードとフオトトランジスタで構成されており、
前者から後者への光を遮光板105の折り返し1
04が遮断する。車高に応じたフオトセンサ10
1,102の出力e,c(第2図)を次の第1表
に示す。
【表】
ル
第2図に本発明の一実施例を示す。これにおい
て、101,102が前記車高検出器100のフ
オトセンサであり、車高調整制御装置120に接
続されている。車高調整制御装置120はパルス
発振器130、時限回路140、カウンタCO1、
CO2、および、インバータIN2〜IN5、オアゲ
ートOR2、OR3等の論理回路で構成されてい
る。 車高駆動系200においては、第1の電磁開閉
弁300が懸架装置400とエアーコンプレツサ
203の間に、第2の電磁開閉弁310がアキユ
ムレータ330とエアーコンプレツサ203の間
に介挿されており、第3の電磁開閉弁320がエ
アーコンプレツサ203ならびに第1および第2
の電磁開閉弁に接続されている。これらの電磁開
閉弁はいずれも、そのソレノイドに通電があると
通電のある間入、出力ポート間を連通(弁開)と
し、ソレノイドに通電がないときには入、出力ポ
ート間を遮断(弁閉)するものである。アキユム
レータ330には、所定圧以上で開(オフ)に、
未満で閉(オン)になる圧力検出スイツチ340
が結合されている。このスイツチの一端はアース
され、他端は時限装置140に接続されており、
アキユムレータ圧が所定値以上のときスイツチ3
40の時限装置140側端子は高レベルH(「1」)
になり、所定値未満で低レベルL(「0」)である。 まず車高駆動系200の動作を説明する。第2
図に示す通り、電磁弁310のみを開としてコン
プレツサ203を駆動するとアキユムレータ33
0に加圧エアーが供給される(蓄圧)。電磁弁3
00と310を共に開としてコンプレツサ203
を駆動すると、懸架装置400に、アキユムレー
タ330とエアーコンプレツサ203よりエアー
が供給される(急速車高上げ)。もつとも、アキ
ユムレータ330の圧力が懸架装置400の空気
圧以下であると、かえつて懸架装置400へのエ
アー供給量が少なく、車高上げは遅くなる。電磁
弁300は開のまま、310は閉としてエアーコ
ンプレツサ203を駆動すると、懸架装置400
にエアーコンプレツサ203よりエアーが供給さ
れる(アキユムレータ圧消耗時の車高上げ)。電
磁弁300と320のみを付勢(開)すると、懸
架装置400の空気が300および320を通し
て大気に放出され、車高が下がる(車高下げ)。 電磁弁300〜320は、それぞれ増幅器
AMP1〜3のそれぞれより通電をうける。エア
ーコンプレツサ203はモータ202で駆動さ
れ、モータ202はリレー201が閉のとき回転
付勢される。リレー201は増幅器AMP4より
通電を受けると閉となりモータ202に通電す
る。 次に、車高調整制御装置120の入出力信号a
〜jの状態を次の第2表に示し、その動作を説明
する。
第2図に本発明の一実施例を示す。これにおい
て、101,102が前記車高検出器100のフ
オトセンサであり、車高調整制御装置120に接
続されている。車高調整制御装置120はパルス
発振器130、時限回路140、カウンタCO1、
CO2、および、インバータIN2〜IN5、オアゲ
ートOR2、OR3等の論理回路で構成されてい
る。 車高駆動系200においては、第1の電磁開閉
弁300が懸架装置400とエアーコンプレツサ
203の間に、第2の電磁開閉弁310がアキユ
ムレータ330とエアーコンプレツサ203の間
に介挿されており、第3の電磁開閉弁320がエ
アーコンプレツサ203ならびに第1および第2
の電磁開閉弁に接続されている。これらの電磁開
閉弁はいずれも、そのソレノイドに通電があると
通電のある間入、出力ポート間を連通(弁開)と
し、ソレノイドに通電がないときには入、出力ポ
ート間を遮断(弁閉)するものである。アキユム
レータ330には、所定圧以上で開(オフ)に、
未満で閉(オン)になる圧力検出スイツチ340
が結合されている。このスイツチの一端はアース
され、他端は時限装置140に接続されており、
アキユムレータ圧が所定値以上のときスイツチ3
40の時限装置140側端子は高レベルH(「1」)
になり、所定値未満で低レベルL(「0」)である。 まず車高駆動系200の動作を説明する。第2
図に示す通り、電磁弁310のみを開としてコン
プレツサ203を駆動するとアキユムレータ33
0に加圧エアーが供給される(蓄圧)。電磁弁3
00と310を共に開としてコンプレツサ203
を駆動すると、懸架装置400に、アキユムレー
タ330とエアーコンプレツサ203よりエアー
が供給される(急速車高上げ)。もつとも、アキ
ユムレータ330の圧力が懸架装置400の空気
圧以下であると、かえつて懸架装置400へのエ
アー供給量が少なく、車高上げは遅くなる。電磁
弁300は開のまま、310は閉としてエアーコ
ンプレツサ203を駆動すると、懸架装置400
にエアーコンプレツサ203よりエアーが供給さ
れる(アキユムレータ圧消耗時の車高上げ)。電
磁弁300と320のみを付勢(開)すると、懸
架装置400の空気が300および320を通し
て大気に放出され、車高が下がる(車高下げ)。 電磁弁300〜320は、それぞれ増幅器
AMP1〜3のそれぞれより通電をうける。エア
ーコンプレツサ203はモータ202で駆動さ
れ、モータ202はリレー201が閉のとき回転
付勢される。リレー201は増幅器AMP4より
通電を受けると閉となりモータ202に通電す
る。 次に、車高調整制御装置120の入出力信号a
〜jの状態を次の第2表に示し、その動作を説明
する。
【表】
【表】
時限回路140においては、圧力検出スイツチ
340が開(高圧)の間カウンタCO1がクリア
(CLR=H)されており、また信号a=Hである
ため、ノアゲートNR1の出力h=L、b=Hで
あり、カウンタCO2のQ3出力d(d=Hが車高
上げ指示、d=Lは車高上げ停止)がアンドゲー
トAN1およびオアゲートOR1を通して電磁弁
310付勢信号j(j=Hが310開、j=Lが
310閉)として増幅器AMP2に印加される。
したがつて、スイツチ340開(高圧)において
車高上げ指示信号dがH:付勢となると、電磁弁
310が開となる。このとき信号dがオアゲート
OR2およびOR3をそれぞれ介して増幅器AMP
1およびAMP4に印加されるので、電磁弁30
0も開とされ、コンプレツサ203が駆動され
る。つまりアキユムレータ330の圧力が高圧で
あると、車高上げにおいて、コンプレツサ203
およびアキユムレータ330が懸架装置400に
エアーを供給する。 エアー供給によりアキユムレータ330の内圧
が所定値以下となるとスイツチ340が閉(低
圧)となり、カウンタCO1がパルスカウントを
開始する。カウント値が23=8となると(つまり
tdが経過すると)、カウンタCO1のQ3出力がHと
なり、インバータIN1の出力bがLとなり、カ
ウンタCO1は入力CE=Lでカウントアツプを停
止する。b=LがアンドゲートAN1に印加され
るのでd=Hがj出力ループより遮断され、j=
Lとなり、電磁弁310が閉となる。つまり、ア
キユムレータ330の圧力が所定値(リミツト
圧)より低下すると、それを基点にtdの計時が開
始されtd後に電磁弁310が閉とされる。この実
施例ではパルス発振器130の発振周期を1.25秒
程度としてtd=1.25×8=10秒程度にしている。
もつとも、この遅延時間tdは、スイツチ340の
動作設定圧およびアキユムレータ330の容積に
対応して定める必要がある。この時間tdは、スイ
ツチ340が閉に転換するアキユムレータ圧が懸
架装置400の車高上げに必要な最高空気圧前後
の圧力に低下するまでの時間あるいはその前後と
する。 次にカウンタCO2およびCO3の動作を説明す
る。カウンタCO2およびCO3はそのCLR入力端
がHであるとクリア状態にある。CLR入力端と
信号c,eのラインの間にはインバータが介挿さ
れているので、カウンタCO2およびCO3は、信
号cおよびeがLの間クリアされている。つま
り、カウンタCO2は車高「高」および「中」に
おいてクリアされており、カウンタCO3は車高
「低」および「中」においてクリアされている。
車高が「中」から「低」になると、信号cがLか
らHになり、カウンタCO2のCLR入力端がHか
らLになつてカウンタCO2がカウントアツプを
開始する。カウンタCO2は発振器130の出力
パルスをカウントする。カウントを開始してから
td=10秒程度の後に、それまでに車高が1度も
「中」に戻らないと、カウンタCO2のQ3出力端
がHとなり、カウンタCO2はカウントアツプを
停止し、車高上げ指示d=Hが時限装置140の
アンドゲートAN1、およびオアゲートOR2,
OR3に印加される。したがつてg=k=Hとな
つてコンプレツサ203が駆動され電磁弁300
が開かれる。スイツチ340が開であるときある
いは閉になつてからtd以内は、j=Hとなつて電
磁弁310が開かれる。スイツチ340が閉にな
つてtdが経過し、そのまま340が閉であつたと
きには、j=Lであり電磁弁310は閉とされ
る。これは電磁弁310を開としてエアーコンプ
レツサ203を駆動してアキユムレータ330に
蓄圧している場合でも同様である。なお、車高が
「低」になつてからtd以内に「中」に戻るとカウ
ンタCO2がクリアされるので、上記車高上げ動
作は開始されない。車高上げ動作開始後に車高が
「中」になるとその時点にカウンタCO2がクリア
されるので、車高上げ動作は即座にリセツトされ
る。 車高が「中」から「高」になつたときには、カ
ウンタCO3が前述のCO2の動作と同様な動作を
おこなう。この場合、カウンタCO3のQ3出力f
はオアゲートOR2およびAMP3に印加される
ので、電磁弁300と320が開となり、懸架装
置400の空気がそれらを通して大気に放出され
る。 カウンタCO2およびCO3を用いて、車高の
「中」から「低」又は「高」への切換わりではす
ぐに車高上げ又は車高下げご付勢せず、「低」又
は「高」がtdの間継続するとtd後に車高上げ又は
下げを開始し、車高が「中」に戻ると即座に上
げ、下げを停止するようにしているのは、振動に
応じた車高の瞬間的なシフトに対しては駆動系を
付勢させないようにするためである。このような
制御遅延により、駆動系の付勢、停止のくり返し
が防止され、車高が安定する。 次にアキユムレータ330の蓄圧を説明する。
蓄圧は第2表に示すように、アキユムレータ33
0の圧力が低く(340閉、a=L)、車高が
「中」のときにスイツチ340が開(a=H)と
なるまでおこなわれる。 次に本発明の他の実施例および変形例を説明す
る。第3図に車高駆動系200の変形例を示す。
これにおいては、排気用の電磁弁320を懸架装
置400に接続している。これにおいては、電磁
弁300を車高上げのときのみ開とする。その他
の構成は第2図の実施例と同様である。 第4a図に本発明の他の実施例を示す。これに
おいては車高調整制御装置200を1チツプマイ
クロコンピユータ(以下マイコンと称す)MPU
で構成している。マイコンMPUのROMには、
それ自身に電源が投入された時点をスタートとし
て車高検出器100および圧力スイツチ340の
状態を監視し、これらの状態に応じて車高制御お
よび蓄圧制御をおこなうプログラムデータが格納
されている。該プログラムデータに基づいたマイ
コンMPUの制御動作を第4b図に示す。なお、
第4b図においてレジスタとはMPUのRAMの
1メモリ領域を指し、タイマーとは設定数のクロ
ツクパルス(あるいはタイミングパルス)をカウ
ントするプログラムタイマの実行を指す。以下第
4b図を参照してMPUの制御動作を説明する。 まず第4b図に示すレジスタとメモリ内容を次
の第3表に示す。
340が開(高圧)の間カウンタCO1がクリア
(CLR=H)されており、また信号a=Hである
ため、ノアゲートNR1の出力h=L、b=Hで
あり、カウンタCO2のQ3出力d(d=Hが車高
上げ指示、d=Lは車高上げ停止)がアンドゲー
トAN1およびオアゲートOR1を通して電磁弁
310付勢信号j(j=Hが310開、j=Lが
310閉)として増幅器AMP2に印加される。
したがつて、スイツチ340開(高圧)において
車高上げ指示信号dがH:付勢となると、電磁弁
310が開となる。このとき信号dがオアゲート
OR2およびOR3をそれぞれ介して増幅器AMP
1およびAMP4に印加されるので、電磁弁30
0も開とされ、コンプレツサ203が駆動され
る。つまりアキユムレータ330の圧力が高圧で
あると、車高上げにおいて、コンプレツサ203
およびアキユムレータ330が懸架装置400に
エアーを供給する。 エアー供給によりアキユムレータ330の内圧
が所定値以下となるとスイツチ340が閉(低
圧)となり、カウンタCO1がパルスカウントを
開始する。カウント値が23=8となると(つまり
tdが経過すると)、カウンタCO1のQ3出力がHと
なり、インバータIN1の出力bがLとなり、カ
ウンタCO1は入力CE=Lでカウントアツプを停
止する。b=LがアンドゲートAN1に印加され
るのでd=Hがj出力ループより遮断され、j=
Lとなり、電磁弁310が閉となる。つまり、ア
キユムレータ330の圧力が所定値(リミツト
圧)より低下すると、それを基点にtdの計時が開
始されtd後に電磁弁310が閉とされる。この実
施例ではパルス発振器130の発振周期を1.25秒
程度としてtd=1.25×8=10秒程度にしている。
もつとも、この遅延時間tdは、スイツチ340の
動作設定圧およびアキユムレータ330の容積に
対応して定める必要がある。この時間tdは、スイ
ツチ340が閉に転換するアキユムレータ圧が懸
架装置400の車高上げに必要な最高空気圧前後
の圧力に低下するまでの時間あるいはその前後と
する。 次にカウンタCO2およびCO3の動作を説明す
る。カウンタCO2およびCO3はそのCLR入力端
がHであるとクリア状態にある。CLR入力端と
信号c,eのラインの間にはインバータが介挿さ
れているので、カウンタCO2およびCO3は、信
号cおよびeがLの間クリアされている。つま
り、カウンタCO2は車高「高」および「中」に
おいてクリアされており、カウンタCO3は車高
「低」および「中」においてクリアされている。
車高が「中」から「低」になると、信号cがLか
らHになり、カウンタCO2のCLR入力端がHか
らLになつてカウンタCO2がカウントアツプを
開始する。カウンタCO2は発振器130の出力
パルスをカウントする。カウントを開始してから
td=10秒程度の後に、それまでに車高が1度も
「中」に戻らないと、カウンタCO2のQ3出力端
がHとなり、カウンタCO2はカウントアツプを
停止し、車高上げ指示d=Hが時限装置140の
アンドゲートAN1、およびオアゲートOR2,
OR3に印加される。したがつてg=k=Hとな
つてコンプレツサ203が駆動され電磁弁300
が開かれる。スイツチ340が開であるときある
いは閉になつてからtd以内は、j=Hとなつて電
磁弁310が開かれる。スイツチ340が閉にな
つてtdが経過し、そのまま340が閉であつたと
きには、j=Lであり電磁弁310は閉とされ
る。これは電磁弁310を開としてエアーコンプ
レツサ203を駆動してアキユムレータ330に
蓄圧している場合でも同様である。なお、車高が
「低」になつてからtd以内に「中」に戻るとカウ
ンタCO2がクリアされるので、上記車高上げ動
作は開始されない。車高上げ動作開始後に車高が
「中」になるとその時点にカウンタCO2がクリア
されるので、車高上げ動作は即座にリセツトされ
る。 車高が「中」から「高」になつたときには、カ
ウンタCO3が前述のCO2の動作と同様な動作を
おこなう。この場合、カウンタCO3のQ3出力f
はオアゲートOR2およびAMP3に印加される
ので、電磁弁300と320が開となり、懸架装
置400の空気がそれらを通して大気に放出され
る。 カウンタCO2およびCO3を用いて、車高の
「中」から「低」又は「高」への切換わりではす
ぐに車高上げ又は車高下げご付勢せず、「低」又
は「高」がtdの間継続するとtd後に車高上げ又は
下げを開始し、車高が「中」に戻ると即座に上
げ、下げを停止するようにしているのは、振動に
応じた車高の瞬間的なシフトに対しては駆動系を
付勢させないようにするためである。このような
制御遅延により、駆動系の付勢、停止のくり返し
が防止され、車高が安定する。 次にアキユムレータ330の蓄圧を説明する。
蓄圧は第2表に示すように、アキユムレータ33
0の圧力が低く(340閉、a=L)、車高が
「中」のときにスイツチ340が開(a=H)と
なるまでおこなわれる。 次に本発明の他の実施例および変形例を説明す
る。第3図に車高駆動系200の変形例を示す。
これにおいては、排気用の電磁弁320を懸架装
置400に接続している。これにおいては、電磁
弁300を車高上げのときのみ開とする。その他
の構成は第2図の実施例と同様である。 第4a図に本発明の他の実施例を示す。これに
おいては車高調整制御装置200を1チツプマイ
クロコンピユータ(以下マイコンと称す)MPU
で構成している。マイコンMPUのROMには、
それ自身に電源が投入された時点をスタートとし
て車高検出器100および圧力スイツチ340の
状態を監視し、これらの状態に応じて車高制御お
よび蓄圧制御をおこなうプログラムデータが格納
されている。該プログラムデータに基づいたマイ
コンMPUの制御動作を第4b図に示す。なお、
第4b図においてレジスタとはMPUのRAMの
1メモリ領域を指し、タイマーとは設定数のクロ
ツクパルス(あるいはタイミングパルス)をカウ
ントするプログラムタイマの実行を指す。以下第
4b図を参照してMPUの制御動作を説明する。 まず第4b図に示すレジスタとメモリ内容を次
の第3表に示す。
【表】
MPUは電源が投入されるとレジスタおよび入
出力ポートをクリア(611=L、612=L)
し、次いで入力ポート601,602および60
5を読みそれらの入力状態を入力レジスタにメモ
リする。次に入力レジスタのメモリ内容を参照し
て圧力スイツチ340の開閉(入力ポート605
のデータ)を読み、それがH(開、高圧)である
と低圧レジスタをクリアし、L(閉、低圧)であ
ると低圧レジスタの内容に1を加えた和を低圧レ
ジスタに更新メモリする。このような圧力読取処
理が後述するようにt0間隔で繰り返えされるの
で、低圧レジスタのメモリ内容の0はアキユムレ
ータ圧高(スイツチ340開)を示し、零以外の
メモリ数値は、アキユムレータ圧が高さら低(ス
イツチ340開から閉)に変つてからの経過時間
を示す。低圧レジスタに1を加算メモリすると、
低圧レジスタのメモリ数値を所定値m,t0m≒td
(第2図の実施例),と比較し、メモリ数値<mの
ときには第2表のモード2であるので圧力モード
レジスタに2をメモリし、メモリ数値≧mのとき
にはモード1であるので低圧レジスタの内容から
1を減算した残りを低圧レジスタに更新メモリ
し、圧力モードレジスタにモード1を示す1をメ
モリする。なお、スイツチ340が開のときには
前述の通り低圧レジスタをクリアするが、続いて
圧力モードレジスタの内容をモード3を示す3に
書替える。このモード書込を終えるとプログラム
タイマーをオンとしてt0の時限をとり、タイムオ
ーバ(t0時限完了)になると、圧力モードレジス
タの内容を参照する車高制御に移り、車高制御設
定を終えるとまた入力ポート601,602.6
05の読み取りに戻る。したがつて、前述の圧力
読取およびモード設定フローの実行時間と、後述
の車高制御設定フローの実行時間を、t0に対して
無視しうるものとすると、t0毎に入力ポートが読
み取られて、t0間隔でモード設定更新および車高
制御設定更新がおこなわれることになり、t0mが
第2表に示す時間tdに相当する。 車高制御設定フローでは、入力レジスタに読み
込んだ信号e,cの高低で車高を判定し、車高が
「低」であるとlowレジスタに1を加算メモリし、
メモリ内容を所定数nと比較してメモリ内容<n
であると入力ポートの読取り戻り、メモリ内容≧
nであると、lowレジスタに1を減算メモリし、
圧力モードレジスタの内容を参照して、モード1
(第2表)であると、念のため出力ポート611,
613をクリアして電磁弁310,320を閉に
リセツトし、出力ポート612,614にHをセ
ツトして電磁弁300を開としエアーコンプレツ
サ203を駆動する。圧力モードが2又は3であ
つたときには、アキユムレータ330より懸架装
置400にエアーを供給しうるので電磁弁310
をも開とする(出力ポート611にHをセツト)。
なお、lomレジスタの内容がn未満のときは、
「低」状態が遅延時間t0n以上継続していないの
で、前述の車高上げセツトはおこなわない。この
遅延時間t0nは第2図のカウンタCO2の遅延時間
に相当する。車高が「高」であつたときには、同
様なフローで遅延時間t0nをとつて車高上げ付勢
セツトをおこなう。但し、この場合には懸架装置
400よりのエアー放出であるので、圧力モード
にかかわりなく電磁弁310閉、コンプレツサ2
03停止、および電磁弁300,320開のセツ
トをおこなう。車高が「中」であるとhighレジス
タおよびlowレジスタ共にクリアし、圧力モード
レジスタの内容を参照して圧力モードが3(スイ
ツチ340開、高圧力)であると蓄圧も不要であ
るので、電磁弁300〜320を閉にセツトし、
エアーコンプレツサ203を停止にセツトする。
圧力モードが2又は1であると蓄圧をするため電
磁弁310のみを開とし、コンプレツサ203を
駆動セツトする。 以上の通り、このマイクロコンピユータMPU
を用いる実施例においても、第2図に示す実施例
と同様な車高調整制御が行なわれる。 以上説明したように、本発明の車高調整装置に
よれば、人の乗車などで車高が低になると、車高
検出器100がそれを検出し、これに応答して車
高上げ制御手段120が、圧力検出手段340の
検出に対応して、検出圧が一定圧以上であると第
1および第2の電磁弁300,310を開、第3
電磁弁320は閉、およびコンプレツサ203は
駆動とするので、懸架装置400の空気室がアキ
ユムレータ330およびコンプレツサ203の高
圧吐出口に連通し、アキユムレータ330および
コンプレツサ203から高圧空気が懸架装置40
0の空気室に供給され車高が極く高い速度で高く
なる。アキユムレータ330の圧力が一定圧未満
になると、この場合仮に第2電磁弁310が開の
ままであるとコンプレツサ203に対して懸架装
置400の空気室のみならずアキユムレータ33
0も負荷となつて車高上げ速度が低下することが
あるが、本発明では、車高上げ制御手段120が
第2電磁弁310を閉にしてアキユムレータ33
0を懸架装置400の空気室およびエアーコンプ
レツサ203から遮断するので、コンプレツサ2
03の負荷は懸架装置400の空気室のみとな
り、エアーコンプレツサ203と共にアキユムレ
ータ330から高圧を懸架装置400の空気室に
供給しているときよりは低速度となるものの、ア
キユムレータ330が低圧になつた後もそれがコ
ンプレツサ203に対して負荷にならないので比
較的に高い速度で車高上げが行なわれる。 このような、懸架装置400の空気室−コンプ
レツサ203間の高圧エアー供給ラインからのア
キユムレータ330の遮断は、アキユムレータ3
30の圧力が一定圧未満という条件で自動的に行
なわれるので、所要のアキユムレータ330遮断
制御を1個の、2値的に高圧/低圧を検出する比
較的に簡単な圧力センサで行なうことが可能とな
つている。 懸架装置400の空気室の圧力は比較的に高
く、したがつて圧力センサの検出圧も比較的に高
いものであるので、圧力センサ自身が高耐圧であ
つて、アキユムレータ330又はそれに連通する
エアー流路への該圧力センサの取付けも高耐圧で
なければならないので、圧力センサが簡単なもの
でしかも少くて済むことは、圧力センサ取付けの
安全性の向上(取付け点数が少いことによる)お
よび取付けコストの低減をもたらし、車高調整装
置の信頼性を高くしコストを低減する。
出力ポートをクリア(611=L、612=L)
し、次いで入力ポート601,602および60
5を読みそれらの入力状態を入力レジスタにメモ
リする。次に入力レジスタのメモリ内容を参照し
て圧力スイツチ340の開閉(入力ポート605
のデータ)を読み、それがH(開、高圧)である
と低圧レジスタをクリアし、L(閉、低圧)であ
ると低圧レジスタの内容に1を加えた和を低圧レ
ジスタに更新メモリする。このような圧力読取処
理が後述するようにt0間隔で繰り返えされるの
で、低圧レジスタのメモリ内容の0はアキユムレ
ータ圧高(スイツチ340開)を示し、零以外の
メモリ数値は、アキユムレータ圧が高さら低(ス
イツチ340開から閉)に変つてからの経過時間
を示す。低圧レジスタに1を加算メモリすると、
低圧レジスタのメモリ数値を所定値m,t0m≒td
(第2図の実施例),と比較し、メモリ数値<mの
ときには第2表のモード2であるので圧力モード
レジスタに2をメモリし、メモリ数値≧mのとき
にはモード1であるので低圧レジスタの内容から
1を減算した残りを低圧レジスタに更新メモリ
し、圧力モードレジスタにモード1を示す1をメ
モリする。なお、スイツチ340が開のときには
前述の通り低圧レジスタをクリアするが、続いて
圧力モードレジスタの内容をモード3を示す3に
書替える。このモード書込を終えるとプログラム
タイマーをオンとしてt0の時限をとり、タイムオ
ーバ(t0時限完了)になると、圧力モードレジス
タの内容を参照する車高制御に移り、車高制御設
定を終えるとまた入力ポート601,602.6
05の読み取りに戻る。したがつて、前述の圧力
読取およびモード設定フローの実行時間と、後述
の車高制御設定フローの実行時間を、t0に対して
無視しうるものとすると、t0毎に入力ポートが読
み取られて、t0間隔でモード設定更新および車高
制御設定更新がおこなわれることになり、t0mが
第2表に示す時間tdに相当する。 車高制御設定フローでは、入力レジスタに読み
込んだ信号e,cの高低で車高を判定し、車高が
「低」であるとlowレジスタに1を加算メモリし、
メモリ内容を所定数nと比較してメモリ内容<n
であると入力ポートの読取り戻り、メモリ内容≧
nであると、lowレジスタに1を減算メモリし、
圧力モードレジスタの内容を参照して、モード1
(第2表)であると、念のため出力ポート611,
613をクリアして電磁弁310,320を閉に
リセツトし、出力ポート612,614にHをセ
ツトして電磁弁300を開としエアーコンプレツ
サ203を駆動する。圧力モードが2又は3であ
つたときには、アキユムレータ330より懸架装
置400にエアーを供給しうるので電磁弁310
をも開とする(出力ポート611にHをセツト)。
なお、lomレジスタの内容がn未満のときは、
「低」状態が遅延時間t0n以上継続していないの
で、前述の車高上げセツトはおこなわない。この
遅延時間t0nは第2図のカウンタCO2の遅延時間
に相当する。車高が「高」であつたときには、同
様なフローで遅延時間t0nをとつて車高上げ付勢
セツトをおこなう。但し、この場合には懸架装置
400よりのエアー放出であるので、圧力モード
にかかわりなく電磁弁310閉、コンプレツサ2
03停止、および電磁弁300,320開のセツ
トをおこなう。車高が「中」であるとhighレジス
タおよびlowレジスタ共にクリアし、圧力モード
レジスタの内容を参照して圧力モードが3(スイ
ツチ340開、高圧力)であると蓄圧も不要であ
るので、電磁弁300〜320を閉にセツトし、
エアーコンプレツサ203を停止にセツトする。
圧力モードが2又は1であると蓄圧をするため電
磁弁310のみを開とし、コンプレツサ203を
駆動セツトする。 以上の通り、このマイクロコンピユータMPU
を用いる実施例においても、第2図に示す実施例
と同様な車高調整制御が行なわれる。 以上説明したように、本発明の車高調整装置に
よれば、人の乗車などで車高が低になると、車高
検出器100がそれを検出し、これに応答して車
高上げ制御手段120が、圧力検出手段340の
検出に対応して、検出圧が一定圧以上であると第
1および第2の電磁弁300,310を開、第3
電磁弁320は閉、およびコンプレツサ203は
駆動とするので、懸架装置400の空気室がアキ
ユムレータ330およびコンプレツサ203の高
圧吐出口に連通し、アキユムレータ330および
コンプレツサ203から高圧空気が懸架装置40
0の空気室に供給され車高が極く高い速度で高く
なる。アキユムレータ330の圧力が一定圧未満
になると、この場合仮に第2電磁弁310が開の
ままであるとコンプレツサ203に対して懸架装
置400の空気室のみならずアキユムレータ33
0も負荷となつて車高上げ速度が低下することが
あるが、本発明では、車高上げ制御手段120が
第2電磁弁310を閉にしてアキユムレータ33
0を懸架装置400の空気室およびエアーコンプ
レツサ203から遮断するので、コンプレツサ2
03の負荷は懸架装置400の空気室のみとな
り、エアーコンプレツサ203と共にアキユムレ
ータ330から高圧を懸架装置400の空気室に
供給しているときよりは低速度となるものの、ア
キユムレータ330が低圧になつた後もそれがコ
ンプレツサ203に対して負荷にならないので比
較的に高い速度で車高上げが行なわれる。 このような、懸架装置400の空気室−コンプ
レツサ203間の高圧エアー供給ラインからのア
キユムレータ330の遮断は、アキユムレータ3
30の圧力が一定圧未満という条件で自動的に行
なわれるので、所要のアキユムレータ330遮断
制御を1個の、2値的に高圧/低圧を検出する比
較的に簡単な圧力センサで行なうことが可能とな
つている。 懸架装置400の空気室の圧力は比較的に高
く、したがつて圧力センサの検出圧も比較的に高
いものであるので、圧力センサ自身が高耐圧であ
つて、アキユムレータ330又はそれに連通する
エアー流路への該圧力センサの取付けも高耐圧で
なければならないので、圧力センサが簡単なもの
でしかも少くて済むことは、圧力センサ取付けの
安全性の向上(取付け点数が少いことによる)お
よび取付けコストの低減をもたらし、車高調整装
置の信頼性を高くしコストを低減する。
第1a図は本発明の実施例における車高検出器
100の取付けを示す側面図、第1b図は車高検
出器100の断面図である。第1c図、第1d図
および第1e図は第1b図の−線断面図であ
り、それぞれ異なつた作動状態を示す。第2図は
本発明の一実施例を示すブロツク図、第3図は本
発明のもう1つの実施例の要部を示すブロツク図
である。第4a図は本発明の更にもう1つの実施
例を示すブロツク図、第4b図は第4a図に示す
マイクロコンピユータMPUの制御動作を示すフ
ローチヤートである。 10:車体フレーム、20:リンク、30:デ
フアレンシアルギア、40:車軸、100:車高
検出器(車高検出器)、101,102:フオト
センサ、103:回転軸、104:遮光板105
の折り返し、105:遮光板、120:車高調整
制御装置(車高上げ制御手段、車高下げ制御手
段、蓄圧制御手段)、130:クロツクパルス発
生器、140:時限装置、CO1〜CO3:カウン
タ、201:リレー、202:モータ、203:
エアーコンプレツサ(エアーコンプレツサ)、3
00,310,320:電磁弁(第1、第2、第
3の電磁弁)、330:アキユムレータ(アキユ
ムレータ)、340:圧力スイツチ(圧力検出手
段)、MPU:マイクロコンピユータ。
100の取付けを示す側面図、第1b図は車高検
出器100の断面図である。第1c図、第1d図
および第1e図は第1b図の−線断面図であ
り、それぞれ異なつた作動状態を示す。第2図は
本発明の一実施例を示すブロツク図、第3図は本
発明のもう1つの実施例の要部を示すブロツク図
である。第4a図は本発明の更にもう1つの実施
例を示すブロツク図、第4b図は第4a図に示す
マイクロコンピユータMPUの制御動作を示すフ
ローチヤートである。 10:車体フレーム、20:リンク、30:デ
フアレンシアルギア、40:車軸、100:車高
検出器(車高検出器)、101,102:フオト
センサ、103:回転軸、104:遮光板105
の折り返し、105:遮光板、120:車高調整
制御装置(車高上げ制御手段、車高下げ制御手
段、蓄圧制御手段)、130:クロツクパルス発
生器、140:時限装置、CO1〜CO3:カウン
タ、201:リレー、202:モータ、203:
エアーコンプレツサ(エアーコンプレツサ)、3
00,310,320:電磁弁(第1、第2、第
3の電磁弁)、330:アキユムレータ(アキユ
ムレータ)、340:圧力スイツチ(圧力検出手
段)、MPU:マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車高検出器; アキユムレータ; アキユムレータの圧力を検出する圧力検出手
段; 懸架装置の空気室とアキユムレータとの間に介
挿された第1の電磁弁; 第1の電磁弁とアキユムレータの間に介挿され
た第2の電磁弁; 空気室と低圧の間を開閉する第3の電磁弁; 第1の電磁弁と第2の電磁弁の間のエアー流路
に高圧吐出口が連通とされたエアーコンプレツ
サ; 車高検出器が車高の低を検出している場合に、
圧力検出手段が一定圧以上を検出しているときに
は第1および第2の電磁弁を開、第3の電磁弁は
閉、およびエアーコンプレツサを駆動、とし、圧
力検出手段が一定圧未満を検出しているときに第
2および第3の電磁弁を閉、第1の電磁弁は開、
およびエアーコンプレツサを駆動、とする車高上
げ制御手段; 車高検出器が車高の高を検出しているときは、
第2の電磁弁は閉、空気室と低圧の間のエアー流
路にある電磁弁を開、とする車高下げ制御手段;
および、 第1および第3の電磁弁が、エアーコンプレツ
サの高圧吐出口を空気室および低圧から遮断して
いる場合に、圧力検出手段が一定圧未満を検出し
ていると第2の電磁弁を開、およびエアーコンプ
レツサを駆動、とする蓄圧制御手段; を備える車高調整装置。 2 車高上げ制御手段は、車高検出器が車高の低
を検出している場合に、圧力検出手段が一定圧以
上の検出から一定圧未満検出に切換わると、この
切換わりから所定時間tdの間は第1および第2の
電磁弁の開、第3の電磁弁の閉およびエアーコン
プレツサの駆動を継続し、所定時間tdの後に第2
の電磁弁を閉、第1の電磁弁は開およびエアーコ
ンプレツサは駆動、にする前記特許請求の範囲第
1項記載の車高調整装置。 3 第3の電磁弁を、エアーコンプレツサの高圧
吐出口と第1および第2の電磁弁の間のエアー流
路に接続した前記特許1項又は第2項記載の車高
調整装置。 4 第3の電磁弁を、空気室と第1の電磁弁の間
のエアー流路に接続した前記特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の車高調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3026881A JPS57144114A (en) | 1981-03-03 | 1981-03-03 | Vehicle height adjuster |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3026881A JPS57144114A (en) | 1981-03-03 | 1981-03-03 | Vehicle height adjuster |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57144114A JPS57144114A (en) | 1982-09-06 |
JPS6334049B2 true JPS6334049B2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=12298947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3026881A Granted JPS57144114A (en) | 1981-03-03 | 1981-03-03 | Vehicle height adjuster |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57144114A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0272061A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-12 | Japan Crown Cork Co Ltd | 排液量規制機能を有する合成樹脂製容器蓋 |
JP3022678U (ja) * | 1995-09-14 | 1996-03-26 | 株式会社コバヤシ | 包装容器の開口装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082422A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-10 | Showa Mfg Co Ltd | 圧力スイツチ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631907B2 (ja) * | 1977-06-18 | 1981-07-24 | ||
JPS6015482A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学発色素子の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913137Y2 (ja) * | 1979-08-20 | 1984-04-19 | トキコ株式会社 | 車高調整装置 |
-
1981
- 1981-03-03 JP JP3026881A patent/JPS57144114A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631907B2 (ja) * | 1977-06-18 | 1981-07-24 | ||
JPS6015482A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学発色素子の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0272061A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-12 | Japan Crown Cork Co Ltd | 排液量規制機能を有する合成樹脂製容器蓋 |
JP3022678U (ja) * | 1995-09-14 | 1996-03-26 | 株式会社コバヤシ | 包装容器の開口装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57144114A (en) | 1982-09-06 |
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