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JPS63316891A - マルチウインドウ表示機能を備えた表示装置 - Google Patents

マルチウインドウ表示機能を備えた表示装置

Info

Publication number
JPS63316891A
JPS63316891A JP62153624A JP15362487A JPS63316891A JP S63316891 A JPS63316891 A JP S63316891A JP 62153624 A JP62153624 A JP 62153624A JP 15362487 A JP15362487 A JP 15362487A JP S63316891 A JPS63316891 A JP S63316891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
level
register
windows
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62153624A
Other languages
English (en)
Inventor
望 穴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP62153624A priority Critical patent/JPS63316891A/ja
Publication of JPS63316891A publication Critical patent/JPS63316891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技監分立 この発明は、オフィスコンピュータやパーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、DPS (データ・プロセ
ッシング・システム)等の各種データ処理装置で使用す
るのに好適なマルチウィンドウ表示機能を備えた表示装
置に係り、特に、使用回数の多いウィンドウを、切換え
易い状態に保持することによって、ウィンドウ切換え操
作におけるオペレータの負担を軽減し、データ処理装置
の操作性を向上させた表示装置に関する。
具体的にいえば、第1に、ウィンドウの優先順位(レベ
ル制御)の決定方法として、実際にアクティブ状態とさ
れていた時間の情報を利用して、レベル制御を行うこと
によって、1回のウィンドウ切換え操作だけで、所望の
ウィンドウが表示できるように制御する。
第2に、必要に応じて、この時間情報を、実際のアクテ
ィブ時間とは異なる任意の値に設定することにより、所
望のウィンドウが1回の切換え操作で表示できるように
制御する。
このように時間情報により、ウィンドウの優先順位を決
定することによって、ウィンドウの切換え操作を簡略化
した表示装置に関する。
丈末技生 従来から、マルチウィンドウ表示機能を備えた表示装置
、いわゆるマルチウィンドウ表示システムは、各種のデ
ータ処理装置に使用されている。
マルチウィンドウ表示は、物理的な表示装置であるCR
T等のディスプレイ装置の表示画面を任意の個数の区画
に分け、各々の区画に別個のデータを表示する表示方式
でiる。
このようなマルチウィンドウ表示は、互に関連を有する
複数のジョブを、併行して処理する場合に極めて便利で
ある。
ところが、マルチウィンドウ表示システムの場合、一つ
のウィンドウだけが入力が可能で、そのウィンドウの処
理を行うことができる。このウィンドウをアクティブ(
ACTIVE )  ・ウィンドウと−呼び、その他の
ウィンドウは、単に表示されるだけで、入力等の処理を
行うことはできない。
従来のマルチウィンドウ表示システムでは、多数のウィ
ンドウが存在しているとき、任意のウィンドウをアクテ
ィブ状態にする(ウィンドウ切換えを行う)場合1次の
3つの方法が用いられている。
第1は、全てのウィンドウのタイトル一覧を表示し、そ
の中からいずれが1つを選択することによって、ライ・
ンドウを切換える方法である。
第2は、ポインティングデバイス等でカーソルを移動さ
せて、アクティブ状態にしたいウィンドウを指示するこ
とにより、ウィンドウを切換える方法である。
第3は、ウィンドウ切換えキーを押下することによって
、予め設定された順序で、順次ウィンドウを切換える方
法である。
以下、これらの方法について、順次説明する。
まず、全てのウィンドウのタイトル一覧を表示し、その
中からいずれか1つを選択することによって、ウィンド
ウを切換える第1の方法は1次のとおりである。
第12図は、全てのウィンドウのタイトル一覧を表示し
てウィンドウを選択する方法を説明する表示例で、(1
)はウィンドウ切換えの操作開始時、(2)はウィンド
ウ切換え後の表示画面を示す6図面において、A−Dは
ウィンドウで、斜線を付けたフォルダ(枠)がアクティ
ブ状態のウィンドウであることを示す。
この第12図(1)の場合には、4つのウィンドウA−
Dが表示されており、ウィンドウAがアクティブ状態に
されている。
この表示状態で、ウィンドウの切換えのために。
例えば、選択モードキーを押下すると、第12図(1)
の右上方に示すように、表示画面上に、選択モードのメ
ニュー、すなわち、全てのウィンドウのタイトル一覧表
が表示される。
ここで、3番目のウィンドウCを選択すると、第12図
(2)に示すように、そのウィンドウCが一番上に表示
される。
この第1のウィンドウ切換え方法では、一覧表を表示す
るための選択モードキーの押下1選択したウィンドウの
番号の入力、そして、実行キーの入力、と最低でも、3
回のキー人力が必要である6しかも、一覧表の中から、
所望のウィンドウ名を探し出さなければならないので、
多数のウィンドウが表示されているときは、オペレータ
の負担も多くなり、操作性は良くない。
次に、第2の方法であるポインティングデバイス等を使
用して、アクティブ状態にしたいウインドウを指示する
ことにより、ウィンドウを切換える方法について述べる
第13図は、ポインティングデバイス等を使用して、ア
クティブ状態にしたいウィンドウを指示することにより
、ウィンドウを選択する方法を説明する表示例で、(1
)はウィンドウ切換えの操作開始時、(2)はウィンド
ウ切換え後の表示画面を示す1図面における符号は第1
2図と同様であり。
また、PDはポインティングデバイス、Kはカーソルを
示す6 例えば、第13図(1)の表示状態では、左側のウィン
ドウA内にカーソルKが表示されており、このウィンド
ウAがアクティブ状態にされている。
この表示状態で、右側の(優先順位が下の)ウィンドウ
Bをアクティブ状態にしたいとする。
この場合には、第13図(2)に示すように、ウィンド
ウB内の位置をカーソルKが指示するように、ポインテ
ィングデバイスPDを右方向へ移動させた後、ポインテ
ィングデバイスPDに設けられている実行キーを押下す
れば、ウィンドウBをアクティブ状態にすることができ
る。
この第2の方法は、ウィンドウの数が比較的少ないとき
、極めて有効である。
ところが、開かれているウィンドウの数が多く    
−で、ウィンドウ同志が複雑に重なり合っているときは
、ウィンドウの切換え操作も煩雑にな゛る。
第14図は、同じくポインティングデバイス等を使用し
て、アクティブ状態にしたいウィンドウを指示すること
により、ウィンドウを選択する方法を説明する表示例で
、(1)はウィンドウ切換えの操作開始時、(2)と(
3)はウィンドウ切換え操作の途中の状態、(4)はウ
ィンドウ切換え後の表示画面を示す1図面において、W
1〜W3はウィンドウ、また、破線は優先順位が低く下
方に位置しているため重なって見えないウィンドウW3
を示す。
この第14図では、可能な限り単純化するために、3個
のウィンドウW1〜W3が開かれて場合を説明する。
第14図(1)の表示画面で、破線で示される優先順位
が低いウィンドウW3.すなわち、下方に位置しており
、他のウィンドウW1とW2と完全に重なっていて見え
ないウィンドウw3を、アクティブ状態にしたいとする
この場合には、まず、第14図(2)のように、その上
方に位置するウィンドウW2をアクティブ状態にする。
この状態では、ウィンドウw2がウィンドウW1の上方
に表示される。
その後、第14図(3)のように、このウィンドウW2
を、例えば上方へ移動させてウィンドウW3が見える状
態にする。
最後に、第14図(4)のように、一番上に位置するウ
ィンドウW3をアクティブ状態にする。
ウィンドウが3つだけの場合でも、第14図のように、
アクティブ状態にしたいウィンドウw3が、画面上で、
下方に表示されていて見えないときは、このように複雑
な操作が必要であり、不慣れなオペレータは、カーソル
の移動等に手間どってしまい、操作能率が低下する。
最後に、第3の方法であるウィンドウ切換えキーを押下
することによって、予め設定された順序で、順次ウィン
ドウを切換える方法について述べる。
第15図は、ウィンドウ切換えキーを押下することによ
って、順次ウィンドウを切換える方法を説明する表示例
で、(1)はウィンドウ切換えの操作開始時、(2)は
ウィンドウ切換え後の表示画面を示す0図面において、
Wl−W5はウィンドウを示す。
この第15図(1)の場合には、5つのウィンドウW1
〜W5が表示されており、−参上のウィンドウW1がア
クティブ状態である。
この第15図(1)の表示状態で、ウィンドウ切換えキ
ーを1@押下すると、第15図(2)のように、次順位
のウィンドウW2がアクティブ状態になり、ウィンドウ
W1の優先順位は最下位になる。
このような動作は、ウィンドウ切換えキーを1回押下す
る毎に、順次繰返えされる。
第16図は、同じくウィンドウ切換えキーを押下するこ
とによって、順次ウィンドウを切換える方法を説明する
表示例で、(1)はウィンドウ切換えの操作開始時、(
2)と(3)はウィンドウ切換えキーを1回押下した後
の表示画面を示す1図面における符号は第15図と同様
である。
この第16図から明らかなように、ウィンドウ切換えキ
ーを1回押下する毎に、予め設定された優先順位でアク
ティブ・ウィンドウが順次切換えられ、非アクテイブ状
態にされたウィンドウは、優先順位が最も下位のウィン
ドウになる。
例えば、ウィンドウW1とW3の作業を交互に繰返えし
たい場合であるとする。
この場合には、第16図(1)の表示状態で、ウィンド
ウW1の作業を行い、作業が終了すると、ウィンドウ切
換えキーを2回押下して、第16図(3)のように、ウ
ィンドウW3をアクティブ状態にする。この場合には、
2回だけウィンドウ切換えキーを押下すればよい。
しかし、ウィンドウW3の作業が終了し、再び、ウィン
ドウW1で作業を行うためには、ウィンドウ切換えキー
を3回押下しなければならない。
このように、ウィンドウ切換えキーの1回の押下毎に、
順次ウィンドウを切換える第3の方法では、特に、作業
の関係から特定のウィンドウの間でアクティブ状態の切
換えを行う場合に、ウィンドウ切換えキーを何回も押下
しなければならない。
このような不都合を解決するために、逆周りのウィンド
ウ切換えキーを設ける方法も用いられている。
逆周りのウィンドウ切換えキーを使用すれば、ウィンド
ウ切換えキーを1回押下するだけで、優先順位が最も低
いウィンドウをアクティブ状態にすることができる。
第17図は、逆周りのウィンドウ切換えキーを使用して
、順次ウィンドウを切換える方法を説明する表示例で、
(1)はウィンドウ切換えの操作開始時、(2)は逆周
りのウィンドウ切換えキーを1回押下した後の表示画面
を示す。図面における符号は第15図と同様である。
第17図(1)の状態で、逆周りのウィンドウ切換えキ
ーを1回押下すると、アクティブ・ウィンドウは、Wl
からW5に切換えられる。
したがって、所望のウィンドウの優先順位が低くても、
その回数だけウィンドウ切換えキーを押下する必要なし
に、ウィンドウの切換えを行うことができる。
先の使用例と同様に、ウィンドウW1とW3の作業を交
互に繰返えしたいとする。
ウィンドウW3からWlへの切換えに際しては、この逆
周りのウィンドウ切換えキーを使用して、2回押下すれ
ばよい、なお、ウィンドウWlからW3への切換えには
、逆周りのウィンドウ切換えキーを使用すれば、3回の
操作が必要であるから。
先の(正方向の)ウィンドウ切換えキーを押下する方が
、その回数が少なくて済む。
以上の第15図から第17図の実施例では、ウィンドウ
が5つの場合について説明した。
しかし、開かれているウィンドウの数が増えれば、その
分だけウィンドウ切換えキーの操作回数が多くなり、ウ
ィンドウの切換え時に、オペレータは、極めて効率の悪
い作業を強いられる、という不都合があった。
以上のように、従来の3つのウィンドウ切換え方法には
、いずれも一長一短があり、特に、ウィンドウの数が多
くなればなる程、ウィンドウの切換え操作の回数が増え
るので、ウィンドウが隣接していない特定のウィンドウ
に対して、交互に作業を繰返えしたい場合には、オペレ
ータの負担が増加して操作能率が低下する、という不都
合があった。
■−一」在 そこで、この発明のマルチウィンドウ表示機能を備えた
表示装置では、従来のマルチウィンドウ表示システムに
おけるこのような不都合、すなわち多数のウィンドウが
開かれているとき、アクティブ・ウィンドウに切換えた
い所望のウィンドウに、迅速に切換えることができない
、という不都合を解決し、各ウィンドウの使用時間に対
応した優先順位を与えることによって、1回のウィンド
ウ切換え操作だけで、迅速に所望のウィンドウが表示で
きるように制御することにより、表示装置が接続される
データ処理システムの操作能率を向上させることを目的
とする。
青−一双 そのために、この発明では、物理的な表示装置と、該表
示装置に対応した出力画面バッファと、少なくとも1つ
以上の仮想画面バッファと、該仮想画面バッファの一部
領域のデータを取出す手段と、仮想画面バッファから取
出された各々の領域のデータを組合わせて前記出力画面
バッファへ出力する手段と、入力装置と、入力可能なウ
ィンドウに切換えるウィンドウ切換え制御手段とを具備
し、マルチウィンドウ表示機能を備えた従来の表示装置
において、各ウィンドウ毎に入力可能な状態の時間を測
定するアクティブ時間測定手段と、該時間測定手段によ
って得られた各ウィンドウ毎の時間情報を保持する時間
情報保持手段と、該時間情報によってウィンドウの優先
順位を決定する優先順位決定手段とを備え、前記優先順
位決定手段により決定された順位で入力可能なウィンド
ウに切換えるように制御している。
また、他の実施例として、時間情報保持手段に保持され
た時間情報に、任意の時間を加算する時間情報加算手段
を備え、前記時間情報加算手段により加算された時間情
報によって優先順位決定手段でウィンドウの優先順位を
決定し、決定された順位で入力可能なウィンドウに切換
えるように制御している。
次に、この発明のマルチウィンドウ表示機能を備えた表
示装置について、図面を参照しながら、その実施例を詳
細に説明する。
第1図は、この発明のマルチウィンドウ表示機能を備え
た表示装置について、その要部構成の一実施例を示す機
能ブロック図である。図面において、lは入力装置、2
は入力制御部、3は入力バッファ、4はウィンドウ制御
部、5a〜5nは第1〜第nの仮想画面制御部、6a〜
6nは第1〜第nの仮想画面メモリ、7は出力制御部、
8は出力画面バッファ、9は出力装置を示し、単線は制
御の流れ、複線はデータの流れを示す。
各部の機能は、概路次のとおりである。
入力装置1は、キーボード等からなる入力手段で、デー
タの入力や制御情報、マルチウィンドウ表示のための情
報等を入力する。
入力制御部2は、入力装置1からの入力情報を、その内
容に応じて、入力バッファ3やウィンドウ制御部4に振
分けて出力する0例えば、ウィンドウの切換え指令や、
アクティブ・レベル設定の通知であれば、ウィンドウ制
御部4へ転送し、その他の制御情報やデータであれば、
入力バッファ3へ転送する。
入力バッファ3は、入力制御部2から転送されたデータ
の内、アクティブ・レベルのデータをウィンドウ制御部
4へ転送し、その他の通常データであれば、図示されて
いないCPUへ転送する。
第1〜第nの仮想画面制御部5a〜5nと、第1〜第n
の仮想画面メモリ6a〜6nは、それぞれ対応しており
、この第1図では、n個のウィンドウを開くことができ
る。
そして、第1〜第nの仮想画面制御部5a〜5nは、対
応する第1〜第nの仮想画面メモリ6a〜6nからのデ
ータを、ウィンドウ制御部4を介して、出力画面バッフ
ァ8へ出力する。
出力制御部7は、ウィンドウ制御部4からのコマンドに
より、ウィンドウの選択(すなわち、ウィンドウの切換
え)、出力画面バッファ8上のウィンドウの表示位置の
変更、クリッピング領域の変更などの制御を行う。
出力画面バッファ8は、第1〜第nの仮想画面メモリ6
a〜6nからの各ウィンドウのデータを格納するバッフ
ァで、実スクリーンメモリとも呼ばれる。
この出力画面バッファ8のデータが、出力装置9はへ出
力されて、その画面上に表示される。
出力装置9は、CRTやLCD等からなる表示手段で、
出力画面バッファ8からのデータを可視パターンにより
画面上に表示する。
第2図は、第1図に示した表示装置のウィンドウ制御部
4について、その詳細な構成の一例を示す機能ブロック
図である0図面において、41はアクティブ・レベル制
御部、42はウィンドウ切換え制御部、43はマルチウ
ィンドウ重ね合わせ制御部を示す。
このウィンドウ切換え指令は、この第2図に詳細に示し
たウィンドウ制御部4内で、ウィンドウ切換え制御部4
2へ与えられる。
この切換え指示を受けたウィンドウ切換え制御部42は
、アクティブ・レベルの制御を行う。
ウィンドウ切換え制御部42は、まず、アクティブ・レ
ベル制御部41に対して、アクティブ・レベル制御のた
めに必要なレベルデータを要求する。
アクティブ・レベル制御部41からアクティブ・レベル
制御のレベルデータを受取ると9次に、ウィンドウ切換
え制御部42は、マルチウィンドウ重ね合わせ制御部4
3に対して、このレベルデータに従ってウィンドウを重
ね合わせるよう指令する。
マルチウィンドウ重ね合わせ制御部43は、レベルデー
タに従って、第1〜第nの仮想画面メモリ6a〜6nか
らのデータを重ね合わせ、各ウィンドウの画面表示デー
タを出力画面バッファ8へ出力する。
したがって、CRTやLCD等からなる出力装置9の画
面上には、アクティブ・レベル制御のレベルデータに従
った順序で、重ね合わされたウィンドウが表示される。
以上の表示動作で、従来の表示装置と異なる生栗な点は
、アクティブ・レベル制御のレベルデータに従ってウィ
ンドウ表示を行う点である。
次に、第1図と第2図に示したこの発明の表示装置につ
いて、フローを参照しながら、ウィンドウの切換え操作
を述べる。
第3図は、第1図に示したこの発明のマルチウィンドウ
表示機能を備えた表示装置において、ウィンドウ切換え
時の処理の流れを示すフローチャートである1図面にお
いて、#1〜#9はステップを示す。
第1図の入力装置1からキー人力されると、入力された
データは、入力制御部2を介して、入力バッファ3に保
持される。
また、この第3図のフローがスタートし、ステップ#1
で、キー人力があったことが、入力制御部2によって判
断される。
そして、ステップ#2で、入力制御部2によって、その
キー人力がウィンドウ切換えキーであるか否かについて
判断される。
もし、ウィンドウ切換えキーであれば、入力制御部2は
、入力バッファ3のデータをウィンドウ制御部4へ転送
するよう指示する。
次に、ステップ#4へ進み、ウィンドウ制御部4は、前
回のウィンドウ切換えキーの入力時点からの経過時間を
計測していたタイマーの計測値を、今回のウィンドウ切
換え時点まで現にアクティブにされていたウィンドウの
レベルレジスタ(後出の第4図に関連して詳しく述べる
)に加算する。
次に、ステップ#5で、レベル順序レジスタの順序を、
レベルレジスタ値に従って変更する。
その後、キー人力があると5ステツプ#6でその旨を検
知し、次のステップ#7で、入力制御部2によって、そ
のキー人力がウィンドウ切換えキーであるか否かについ
て判断する。ウィンドウ切換えキーが入力されたとすれ
ば、入力制御部2は。
ウィンドウ制御部4に対して、ウィンドウ切換え指令を
出力し、フローは、再びステップ#5へ戻る。
ステップ#7で、ウィンドウ切換えキーでないときは、
ステップ#8へ進み、アクティブ・ウィンドウを除くウ
ィンドウ(非アクティブ・ウィンドウ)のレベルレジス
タ47a〜47nの内容に従って値の大きい順序に並べ
換え、レベル順序レジスタにセットする。
ステップ#9で、一番上のレベルにされているウィンド
ウのレベルレジスタの値を「0」とするように、全ての
レベルレジスタのレジスタ値を相対値に変換する。
ステップ#10で、非アクティブ・ウィンドウのを、レ
ベル順序レジスタの内容に従った順序で重ね合わせて表
示する。
この第3図のフローで、特に、ステップ#4からステッ
プ#9までについては、後出の第4図を参照して、さら
に詳しく説明する。
話しを戻して、ステップ#2で、ウィンドウ切換えキー
でないときは、ステップ#3へ進み、入力バッファ3の
データをCPU側へ転送するよう指示する。
この発明のマルチウィンドウ表示機能を備えた表示装置
におけるウィンドウの優先順位(レベル制御)では、第
1に、このように、実際にアクティブ状態とされていた
時間の情報を利用して、レベル制御を行い、1回のウィ
ンドウ切換え操作だけで、所望のウィンドウが表示でき
るように制御する。
第2に、必要に応じて、この時間情報を、実際のアクテ
ィブ時間とは異なる任意の値に設定することにより、所
望のウィンドウが1回の切換え操作で表示できるように
制御している。
次に、この発明の表示装置で、ウィンドウの優先順位の
制御に重要な機能を有しているアクティブ・レベル制御
部41について説明する。
第4図(1)と(2)は、第2図に示したアクティブ・
レベル制御部41について、その詳細な構成の一例を示
す図で、(1)はその機能ブロック図、(2)はレベル
順序レジスタに対応する各レベルレジスタの内容の一例
を示す図である0図面において、44はレベル制御部、
45はアクティブ・レベル優先度制御部、46はレベル
順序レジスタ、47a〜47nは第1〜第nのレベルレ
ジスタ、48は接続時間制御部、49はアクティブ制御
部、50はアクティブ・レベル監視タイマーを示す。
すでに説明したように、この発明の表示装置では、各ウ
ィンドウの優先順位を、実際にアクティブ状態とされて
いた時間の情報を利用して、決定している。
そのために、第4図(1)に詳細に示すように、各ウィ
ンドウに対応して、この時間情報を格納する第1〜第n
のレベルレジスタ47a〜47nが設けられており、レ
ベル順序レジスタ46に、これらの各レベルレジスタ4
7a〜47nのレジスタ値の順序に並べられたウィンド
ウの情報(例えば、ウィンドウ番号)が保持される。
このレベル順序レジスタ46は、従来の表示装置のレベ
ル順序レジスタと基本的に同様であるが、この発明の表
示装置では、ウィンドウがアクティブ状態にされると、
該当するレベルレジスタ47a〜47nのレジスタ値が
、そのアクティブ状態とされていた時間だけ加算され、
また、非アクテイブ状態のウィンドウの間では、このレ
ベルレジスタ47a〜47nのレジスタ値の大きさの順
序で、優先順位が変更されて優先レベルが制御される点
に、極めて大きな特徴を有している。
先に述べたように、アクティブ・レベル設定キーが入力
されると、こ第1図の入力制御部2は、ウィンドウ制御
部4に対して、アクティブ・レベル設定通知を出力し、
また、入力バッファ3に対して、ウィンドウ制御部4ヘ
データを転送するように指令を出す。
ウィンドウ制御部4が、アクティブ・レベル設定通知を
受取った場合、一層具体的にいえば、第2図に示したウ
ィンドウ切換え制御部42が、このアクティブ・レベル
設定通知を受取ると、アクティブ・レベル制御部41に
対して、アクティブ・レベルの変更によるレベル要求を
出力する。
第4図(1)のアクティブ・レベル制御部41では、ア
クティブ制御部49が、アクティブ・レベル変更の指示
を受け、レベル制御部44に対して、レベル値の変更要
求を出す。
そして、このアクティブ制御部49が、アクティブ・レ
ベル制御のレベルデータ要求を受けると、接続時間制御
部48に対してタイマー制御要求を出す。
このタイマー制御要求により、接続時間制御部48は、
アクティブ・レベル監視タイマー50をストップさせ、
そのタイマー値を読出す。
次に、読出したタイマー値をレベル制御部44へ送出し
て、加算要求をする。
レベル制御部44では、タイマー値を加算し、第1〜第
nのレベルレジスタ47a〜47nがらそれぞれの内容
を取出す。
その後、レベル制御部44は、取出したレベルレジスタ
の内容のについて、一番車さい値のレベルレジスタ47
a〜47nの内容を「0」にするため、すなわち、相対
値をセットするために、各レベルレジスタ47a〜47
nの内容から一番車さい値を減算した値をセットする。
このような処理を行った後、レベル制御部44は、セッ
トされた値が大きいレベルレジスタ478〜47nから
順番に、そのレジスタ番号の値を、アクティブ・レベル
優先度制御部45へ送出する。
アクティブ・レベル優先度制御部45は、レベル順序レ
ジスタ46の内容を変更し、その順序をレベルデータと
して、先の第2図のウィンドウ切換え制御部42へ転送
する。
レベル順序レジスタ46は、第4図(2)に示すように
、優先順位に従って、各ウィンドウの番号が並べられて
いる。すでに述べたとおり、この場合の順位は、第1〜
第nのレベルレジスタ47a〜47nのレジスタ値(の
内容)に対応して、ウィンドウの順序が決定される。
この第4図(2)の場合には、ウィンドウ番号が「1」
のレベルレジスタ(47aに相当する)のレジスタ値が
「0」で、ウィンドウ番号が「2」のレベルレジスタ(
47bに相当する)のレジスタ値がr40J、ウィンド
ウ番号が「3」のレベルレジスタ(47cに相当する)
のレジスタ値がr20J、以下、ウィンドウ番号がrn
」のレベルレジスタ(47nに相当する)のレジスタ値
が「0」、の場合を示している。
従来の表示装置の場合には、このレベル順序レジスタの
内容としては、予め設定された優先順位で各ウィンドウ
の番号等が格納されており、1回のウィンドウ切換え操
作で、正方向あるいは逆方向へ1つずつ移動されるだけ
である。
しかし、この発明の表示装置では、このレベル順序レジ
スタ46の内容が、各レベルレジスタ47a〜47nの
レジスタ値によって制御される。
そして、最初の実施例の場合、これらのレジスタ値は、
実際に各ウィンドウがアクティブ状態にされていた時間
の情報で変更される。
したがって、各ウィンドウのレベル制御(優先順位)は
、実際の使用時間に対応した情報によって制御されるこ
とになる。
なお、他の実施例では、この時間情報を予め任意の値に
セットすることによって、次に使用したいウィンドウの
優先順位を高くするように変更することも可能である。
第5図は、第2図および第4図(1)に示したアクティ
ブ・レベル制御部41において、アクティブ・レベル設
定の処理の流れを示すフローチャートである。図面にお
いて、#11〜#16はステップを示す。
アクティブ・レベル設定キーが入力されると。
この第5図のフローがスタートし、第1図の入力制御部
2は、ウィンドウ制御部4に対して、アクティブ・レベ
ル設定通知を出力し、また、入力バッファ3に対して、
ウィンドウ制御部4ヘデータを転送するように指令を出
す。
アクティブ・レベル設定通知を受けたウィンドウ制御部
4では、そのウィンドウ切換え制御部42(第2図)が
、アクティブ・レベル制御部41に対して、アクティブ
・レベルの変更によるレベル要求を出力する。
第4図(1)のアクティブ・レベル制御部41では、ア
クティブ制御部49が、アクティブ・レベル変更の指示
を受け、レベル制御部44に対して、レベル値の変更要
求を出す6 そして、アクティブ制御部49では、第1図の出力制御
部7に対して、アクティブ・レベル変更モードの画面表
示を指示する。
第6図は、この発明の表示装置におけるアクティブ・レ
ベル設定モード画面の一表示例を示す図である。
第6図の表示例では、window 1に対応するレジ
スタ値がr 10 J 、window2のレジスタ値
「0」。
window 3のレジスタ値r 40 J 、 wi
ndow4のレジスタ値「0」のとき、vindo%+
2の優先順位を高めるために、レジスタ値「0」を「3
0」に変更する場合を示す。
この第6図に示すように、アクティブ・レベル設定画面
から入力されたウィンドウのレベル値を、第4図のレベ
ル制御部44が取込む。第5図のフローでは、ステップ
#14の処理が行われて、各レベルレジスタ47a〜4
7nの内容を書換える。
次に、第5図のフローのステップ#15で、レベルレジ
スタ47a〜47nの内、一番車さい値のレベルレジス
タを「O」とするような相対値を各レベルレジスタ47
a〜47nにセットするために、各レベルレジスタから
、先の一番上さい値を減算した値をセットする。
その後、レベルレジスタ値の大きい順に並べ変えたレベ
ルレジスタ47a〜47nの値を、アクティブ・レベル
優先度制御部45へ送出する。
アクティブ・レベル優先度制御部45は、送出されたレ
ベルレジスタの値に従って、レベル順序レジスタ46の
内容を変更し、その順序をレベルデータとして、第2図
のウィンドウ制御部4内のウィンドウ切換え制御部42
へ出力する。
その後は、従来の表示装置と同様の処理により、出力装
置9上に、そのレベルデータに従って重ね合わせられた
ウィンドウが表示される。第5図のフローでは、ステッ
プ#16の処理が行われる。
次に、この発明の表示装置におけるウィンドウ切換え時
に操作について、レベル情報と表示画面の変化状態を、
具体例で説明する。
第7図は、第1図に示したこの発明の表示装置において
、ウィンドウ切換え時のレベル制御とウィンドウ表示画
面の変化状態を示す図で、(1)〜(5)は、第4図に
示したレベル順序レジスタおよびこれに対応する各レベ
ルレジスタの変化状態、(6)は初期状態の表示画面、
(7)と(8)はウィンドウ切換え後の表示画面を示す
この第7図で、左側に(1)〜(5)で示した、レベル
順序レジスタとこれに対応する各レベルレジスタの内容
の変化状態は、先の第4図(2)に示したレベル順序レ
ジスタ46の内容と、これに対応するレベルレジスタ4
7a〜47nの状態と同様である。このウィンドウ番号
は、右側のウィンドウ番号に対応している。また、右側
に(6)〜(8)で示した表示画面は、このレベル順序
レジスタとこれに対応する各レベルレジスタの変化に対
応する順序で重ね合わせた場合の画面状態を示す。
初期状態では、第7図(1)に示すように、第4図のレ
ベルレジスタ47a〜47nに、それぞれレジスタ値が
セットされるとする。
例えば、レベル順序レジスタのウィンドウ番号(レジス
タ番号)「1」に対応するレベルレジスタには、レジス
タ値「0」が、ウィンドウ番号「2」に対応するレベル
レジスタには、レジスタ値「40」が、ウィンドウ番号
「3」に対応するレベルレジスタには、レジスタ値「2
0」が、ウィンドウ番号[4]に対応するレベルレジス
タには、レジスタ値「10」が、ウィンドウ番号「5」
に対応するレベルレジスタには、レジスタ値「5」が、
それぞれセットされているとする。
この状態では1表示画面は、第7図(6)に示すように
、レジスタ値が「0」のウィンドウ1が一番上で、非ア
クテイブ状態のウィンドウ2〜ウインドウ5は、対応す
るレベルレジスタのレジスタ値が大きい順序で表示され
る。
すなわ?:+、 r40J、 r20J、 rl OJ
、 r5J(7)順序(ウィンドウ2〜ウインドウ5の
順序)で、表示される。
その後、30分経過してから、ウィンドウ切換えを行っ
たとする。
30分経過後の状態では、ウィンドウ1に対応するレベ
ルレジスタのレジスタ値は、第7図(2)に示すように
、r30J  (30分を意味する)になっている。
この第7図(2)の状態で、キー人力によりウィンドウ
が切換えられるので、レベル順序レジスタとこれに対応
する各レベルレジスタは、第7図(3)に示すように変
化する。すなわち、ウィンドウ2がアクティブ状態とさ
れ、ウィンドウ1が一番下位になる。
したがって、表示画面は、第7図(7)に示すように、
ウィンドウ2が一番上になり、以下、第7図(3)に示
すような順序で表示される。
この直後、この発明の表示装置では、非アクテイブ状態
のウィンドウ3〜ウインドウ5とウィンドウlについて
、第7図(4)に示すように、レベルレジスタのレジス
タ値が大きい順序に並べ換えを行う。
すなわち、レジスタ値「30」のウィンドウ1が二番目
となり、以下、レジスタ値「20」のウィンドウ3.レ
ジスタ値「lO」のウィンドウ4、レジスタ値「5」の
ウィンドウ5、の順序に変換される。
したがって、表示画面は、第7図(8)に示すようにな
る。
この場合には、レベルレジスタのレジスタ値は、全てが
「0」ではない。そこで、このレベルレジスタの値がオ
ーバーフローしないように、全てのレジスタ値から最小
値「5」を減算する。
その結果、レベルレジスタのレジスタ値は、第7図(5
)に示すような値に変更される。
次に、このように、ウィンドウの優先順位(レベル制御
)を変更することによって得られる効果を、従来の表示
装置の場合と比較しながら、具体例について説明する。
第8図は、第4図(2)に示したレベル順序レジスタと
これに対応する各レベルレジスタの内容の変化状態を示
す図で、(1)〜(7)はこの発明の表示装置による場
合、 (4)’〜(6)′は従来の表示装置による場合
を示す。
第9図は、第8図のレベル順序レジスタとこれに対応す
る各レベルレジスタの内容の変化状態と、レベル順序レ
ジスタの変化に対応する画面の表示例で、(1)〜(5
)はこの発明の表示装置による場合、(3)′〜(5)
′は従来の表示装置による場合を示す。
各レベルレジスタには、第8図(1)に示すように、全
て値[0」が、初期状態として設定されているとする。
この場合の表示画面は、第9図(1)に示すとおりで、
ウィンドウlがアクティブ状態にされている。
この第8図(1)と第9図(1)の状態で、アクティブ
状態とされたウィンドウ1について、10分間操作を行
い、ウィンドウ2に切換えて20分間操作を行った後、
再び元のウィンドウ1に切換えて操作を行いたい、とい
う場合を想定する。
なお、従来の表示装置のウィンドウ切換え方法は、第3
の方法として説明した優先順位、すなわち、ウィンドウ
切換えキーの1回の入力毎に、レベル順序レジスタの内
容が順次1つずつ繰上がる場合を用いて説明する。
この発明の表示装置では、ウィンドウ1からウィンドウ
2に切換えて、ウィンドウ2をアクティブ状態にすると
き、すなわち、ウィンドウlのアクティブ状態がlO分
分間−た後の時点では、第8図(2)に示すように、レ
ベルレジスタの内容は。
ウィンドウ1のレベルレジスタだけがレジスタ値rlO
Jとなり、その他のレベルレジスタは全て「0」のまま
である。
レベル順序レジスタとこれに対応する各レベルレジスタ
の内容が、この第8図(2)に示す状態のとき、ウィン
ドウ切換えを行うと、レベル順序レジスタとレベルレジ
スタの順序は、第8図(3)のように切換えられ、ウィ
ンドウ2が最上位となり、ウィンドウ1は最下位となる
したがって、表示画面は、第9図(2)に示すように、
ウィンドウ2がアクティブ状態となり、ウィンドウ1が
最下位に表示される。なお、この場合の表示画面の状態
は、従来の表示装置と同様である。
これに対して、この発明の表示装置では、ウィンドウ2
がアクティブ状態にされると、第8図(3)のレベルレ
ジスタの内容について、非アクテイブ状態のウィンドウ
1.3〜5の間で、優先順位の入換えを行う。
この第8図(3)の状態では、ウィンドウ1のレベルレ
ジスタの値が「10」であり、他は全て「0」であるか
ら、ウィンドウの優先順位は、第8図(4)のように変
換される。なお1表示画面も、第9図(3)に示すよう
に、ウィンドウ1が非アクテイブ状態のウィンドウの中
では、−参上に表示される。
ウィンドウ2がアクティブ状態にされてから20分が経
過すると、レベルレジスタの内容は、第8図(5)に示
すように、ウィンドウ2のレベルレジスタの内容が「2
0」となる。
レベルレジスタの内容が、この第8図(5)の状態で、
再び、ウィンドウ切換えを行うと、レベル順序レジスタ
は、第8図(6)に示すような順序に変換される。
すなわち、非アクテイブ状態のウィンドウの中で、優先
順位が一番上のウィンドウ1がアクティブ状態にされ、
ウィンドウ2は、一旦、最下位になる。
表示画面は、第9図(4)に示すように、ウィンドウ1
がアクティブ状態となり、ウィンドウ2は、最下位に表
示される。
そして、ウィンドウ1がアクティブ状態にされると、第
8図(6)のレベル順序レジスタでは、各レベルレジス
タの内容に従って、非アクテイブ状態のウィンドウ2〜
ウインドウ5の間で、優先順位の入換えを行う。
この第8図(6)の状態では、ウィーンドウ2のレベル
レジスタのレジスタ値が[20」で、他は全て「OJで
あるから、ウィンドウの優先順位は、第8図(7)のよ
うに、ウィンドウ2.3,4.5の順序に変換される。
また、表示画面も、第9図(5)に示すように、ウィン
ドウ2が非アクテイブ状態のウィンドウの中で、−参上
に表示される。
これに対して、従来の表示装置の場合、ウィンドウ2が
アクティブ状態にされてから20分経過した後も、レベ
ル順序レジスタの内容は変更されない。
すなわち、第8図(3)の状態がそのまま保持されるの
で、ウィンドウ切換えキーを1回操作すると、非アクテ
イブ状態のウィンドウの優先順位が、第8図(3)から
第8図(4)′のように変更されて、ウィンドウ1が四
番目(下から二番目)に1つ繰上がるだけである。また
、表示画面は、第9図(2)から(3)′になる。
したがって、ウィンドウ1をアクティブ状態にするため
、すなわち、ウィンドウlを一番上に表示するためKは
、さらに、ウィンドウ切換えキーを3回操作して、レベ
ルレジスタの内容を、第8図(4)′の状態から第8図
(7)の状態になるまで切換える必要がある。
要約すれば、従来の表示装置の場合、ウィンドウ2から
ウィンドウ1に切換えるまで、すなわち、表示画面を、
第9図(2)の状態から第9図(5)の状態に切換える
までには、その途中の段階で、第9図(3)’ 、 (
4)’ 、 (5)’  の3回の操作が必要で、合計
4回の操作が要求される。
以上の実施例では、ウィンドウが5つの場合であるが、
ウィンドウの数が増えれば増える程、従来の表示装置で
は、切換え操作の回数が多くなる。
これに対して、この発明の表示装置では、このウィンド
ウ2からウィンドウ1への切換えも、1回の操作だけで
済む。その他の任意のウィンドウへの切換えについても
、予めレベル設定を行うことによって、1回の操作だけ
でよい。
そこで、次に、この発明の表示装置の他の使用例として
、予めレベル設定を行う場合について説明する。
このレベル設定の操作は、実際の使用時間と無関係に、
優先度を変更するものである。このレベル設定を行うこ
とによって得られる効果を、従来の表示装置の場合と比
較しながら、具体例について説明する。
第10図は、第4図(2)に示したレベル順序レジスタ
とこれに対応する各レベルレジスタの内容の変化状態を
示す図で、(1)〜(6)はこの発明の表示装置による
場合、 (2)’〜(4)′は従来の表示装置による場
合を示す。
第1I図は、第10図のレベル順序レジスタとこれに対
応する各レベルレジスタの内容の変化状態と、レベル順
序レジスタの変化に対応する画面の表示例で、(1)〜
(4)はこの発明の表示装置による場合、(2)′〜(
4)′は従来の表示装置による場合を示す0図面におけ
る符号は、第15図と同様である。
この実施例では、ウィンドウ1で約1o分程度作業を行
った後、ウィンドウ5に切換えて使用する予定であると
する。
レベル順序レジスタと各レベルレジスタは、第10図(
1)に示すように、初期状態では全てrOJの値になっ
ている。
この場合の表示画面は、第11図(1)に示すとおりで
、ウィンドウ1がアクティブ状態にされている。
この第1O図(1)と第11図(1)の状態で、アクテ
ィブ状態とされたウィンドウ1について、lO分間操作
を行い、ウィンドウ5に切換えて操作を行いたい場合で
ある。
そこで、ウィンドウlがアクティブ状態になっている状
態で、第10図(2)に示すように、レベル順序レジス
タとこれに対応する各レベルレジスタの内容の内、次に
使用予定のウィンドウ5のレベルレジスタに対して1例
えばr20」をセットする。
このように、この発明の表示装置では1次に使用したい
ウィンドウのレベルレジスタ〔先の第4図(1)の47
a〜47n〕の内容を、優先度が高くなるような値に変
換する。すなわち、第1O図(3)に示すように、レベ
ルレジスタの内容について、非アクテイブ状態のウィン
ドウ2〜ウインドウ5の間で、優先順位の入換えを行う
したがって、表示画面は、第11図(2)に示すように
、非アクテイブ状態のウィンドウでは、ウィンドウ5が
最上位に表示される。
ウィンドウ1がアクティブ状態にされてから10分が経
過すると、レベル順序レジスタとこれに対応する各レベ
ルレジスタの内容は、第1O図(4)に示すように、ウ
ィンドウ1のレベルレジスタの内容が[10」となる。
この第10図(4)の状態で、再びウィンドウ切換えを
行うと、レベル順序レジスタとこれに対応する各レベル
レジスタの内容は、第10図(5)に示すように切換え
られる。
表示画面は、第11図(3)に示すように、ウィンドウ
5がアクティブ状態となり、ウィンドウ1が最下位に表
示される。
そして、ウィンドウ5がアクティブ状態にされると、第
10図(6)のレベル順序レジスタとこれに対応する各
レベルレジスタの内容について、非アクテイブ状態のウ
ィンドウ1〜ウインドウ4の    ′間で、優先順位
の入換えを行う。
この第10図(5)の状態では、ウィンドウ1のレベル
レジスタの値が「10」であり、他は全て[0」である
から、非アクテイブ状態のウィンドウの優先順位は、第
10図(6)のように変換される。
その結果1次に、ウィンドウ切換えを1回だけ行えば、
ウィンドウ1をアクティブ状態にすることができる。な
お、表示画面上でも、第11図(5)に示すように、ウ
ィンドウ1が非アクテイブ状態のウィンドウの中で、一
槽上に表示される。
これに対して、従来の表示装置の場合、ウィンドウ1が
アクティブ状態にされてから10分が経過した後も、レ
ベル順序レジスタの内容は変更されない。
すなわち、第10図(1)の状態がそのまま保持される
ので、ウィンドウ切換えキーを1回操作すると、ウィン
ドウの優先順位が、第10図(1)から第10図(2)
′  のように変更されて、ウィンドウ5が四番目(下
から二番目)に1つ繰上がる。
表示画面は、第11図(1)から(2)′ となる。
その後、ウィンドウ切換えキーを1回操作すると、ウィ
ンドウ5の優先順位が、第10図(2)′から第10図
(3)′  のように変更されて、三番目(下から三番
目)に1つ繰上がる。
したがって、ウィンドウ5をアクティブ状態にするため
、すなわち、ウィンドウ5を一番上にするためには、ウ
ィンドウ切換えキーを4回操作して、レベル順序レジス
タに対応する各レベルレジスタの内容を、第10図(1
)の状態から第10図(2)’ 、 (3)’ 、(4
)’ 、 (6)と変化させるには、ウィンドウ切換え
キーを4回操作する必要がある。
要約すれば、従来の表示装置の場合、ウィンドウ1から
ウィンドウ5に切換えるまで、すなおち表示画面を、第
11図(1)の状態から第11図(4)の状態に切換え
るには、その途中の段階で、第11図(2)’ 、(3
)’ 、(4)’  の3回の操作が必要で、合計4回
の操作が要求される。
これに対して、すでに何回も説明したように、この発明
の表示装置では、このウィンドウ1からウィンドウ5へ
の切換えが、1回の操作だけで済む。
そして、ウィンドウの数が多くなればなる程、従来の表
示装置では、ウィンドウの切換え操作の回数が4くなる
が、この発明の表示装置では、対応するレベルレジスタ
に予め高いレベルを設定したおくことによって、殆んど
の場合に、1回の切換え操作だけで、所望のウィンドウ
に切換えることができる。
以上のように、この発明の表示装置では11次に使用し
たいウィンドウのレベルレジスタの内容を変更して、そ
の優先順位を高くしておけば、ウィンドウ切換えキーを
1回操作するだけで、再び、そのウィンドウ(例えば、
ウィンドウ5やウィンドウl)を直ちにアクティブ状態
にすることができる。
以上に詳細に説明したとおり、この発明では、物理的な
表示装置と、該表示装置に対応した出力画面バッファと
、少なくとも1つ以上の仮想画面バッファと、該仮想画
面バッファの一部領域のデータを取出す手段と、仮想画
面バッファから取出された各々の領域のデータを組合わ
せて前記出力画面バッファへ出力する手段と、入力装置
と、入力可能なウィンドウに切換えるウィンドウ切換え
制御手段とを具備し、マルチウィンドウ表示機能を備え
た従来の表示装置において、各ウィンドウ毎に入力可能
な状態の時間を測定するアクティブ時間測定手段と、該
時間測定手段によって得られた各ウィンドウ毎の時間情
報を保持する時間情報保持手段と、該時間情報によって
ウィンドウの優先順位を決定する優先順位決定手段とを
備え、前記優先順位決定手段により決定された順位で入
力可能なウィンドウに切換えるように制御している。
また、他の実施例として、時間情報保持手段に保持され
た時間情報に、任意の時間を加算する時間情報加算手段
を備え、前記時間情報加算手段により加算された時間情
報によって優先順位決定手段でウィンドウの優先順位を
決定し、決定された順位で入力可能なウィンドウに切換
えるように制御している。
羞−一部 したがって、この発明のマルチウィンドウ表示機能を備
えた表示装置によれば、各ウィンドウの重なりの順序を
、アクティブ状態で使用された時間に対応する優先順位
で設定することが可能となり、使用・する機会の多いウ
ィンドウは、少ない回数の切換え操作で、アクティブ状
態にすることができ、表示装置が接続されるデータ処理
システムの操作能率が向上される。
しかも、この優先順位は、実際に使用して時間に限らず
、予めその時間情報を付加するだけで、優先順位を変更
することが可能であり、実際上は、それまで余り使用さ
れていなかったウィンドウでも、使用状況に応じて順位
を簡単に高めることができるので、操作性が一段と向上
される、等の多くの優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のマルチウィンドウ表示機能を備え
た表示装置について、その要部構成の一実施例を示す機
能ブロック図、 第2図は、第1図に示した表示装置のウィンドウ制御部
4について、その詳細な構成の一例を示す機能ブロック
図。 第3図は、第1図に示したこの発明のマルチウィンドウ
表示機能を備えた表示装置において、ウィンドウ切換え
時の処理の流れを示すフローチャート、 第4図(1)と(2)は、第2図に示したアクティブ・
レベル制御部41について、その詳細な構成の一例を示
す図で、(1)はその機能ブロック図、(2)はレベル
順序レジスタに対応する各レベルレジスタの内容の一例
を示す図、 第5図は、第2図および第4図(1)に示したアクティ
ブ・レベル制御部41において、アクティブ・レベル設
定の処理の流れを示すフローチャート、 第6図は、この発明の表示装置におけるアクティブ・レ
ベル設定モード画面の一表示例を示す図、第7図は、第
1図に示したこの発明の表示装置において、ウィンドウ
切換え時のレベル制御とウィンドウ表示画面の変化状態
を示す図で、(1)〜(5)は、第4図に示したレベル
順序レジスタおよびこれに対応する各レベルレジスタの
変化状態、(6)は初期状態の表示画面、(7)と(8
)はウィンドウ切換え後の表示画面、 第8図は、第4図(2)に示したレベル順序レジスタと
これに対応する各レベルレジスタの内容の変化状態を示
す図、 第9図は、第8図のレベル順序レジスタとこれに対応す
る各レベルレジスタの内容の変化状態と。 レベル順序レジスタの変化に対応する画面の表示例、 第10図は、第4図(2)に示したレベル順序レジスタ
とこれに対応する各レベルレジスタの内容の変化状態を
示す図、 第11図は、第10図のレベル順序レジスタとこれに対
応する各レベルレジスタの内容の変化状態と、レベル順
序レジスタの変化に対応する画面の表示例、 第121fi4L全てのウィンドウのタイトル一覧を表
示してウィンドウを選択する方法を説明する表示例、 第13図は、ポインティングデバイス等を使用して、ア
クティブ状態にしたいウィンドウを指示することにより
、ウィンドウを選択する方法を説明する表示例、 第14図は、同じくポインティングデバイス等を使用し
て、アクティブ状態にしたいウィンドウを指示すること
により、ウィンドウを選択する方法を説明する表示例、 第15図は、ウィンドウ切換えキーを押下することによ
って、順次ウィンドウを切換える方法を説明する表示例
、 第16図は、同じくウィンドウ切換えキーを押下するこ
とによって、順次ウィンドウを切換える方法を説明する
表示例、 第17図は、逆周りのウィンドウ切換えキーを使用して
、順次ウィンドウを切換える方法を説明する表示例。 図面において、lは入力装置、2は入力制御部、3は入
力バッファ、4はウィンドウ制御部、58〜5nは第1
〜第nの仮想画面制御部、68〜6nは第1〜第nの仮
想画面メモリ、7は出力制御部、8は出力画面バッファ
、9は出力装置、41はアクティブ・レベル制御部、4
2はウィンドウ切換え制御部、43はマルチウィンドウ
重ね合わせ制御部、44はレベル制御部、45はアクテ
ィブ・レベル優先度制御部、46はレベル順序レジスタ
、47a〜47nは第1〜第nのレベルレジスタ、48
は接続時間制御部、49はアクティブ制御部、50はア
クティブ・レベル監視タイマー。 ωさ 0          へ =             (N         
    (”)−ノ                
Nノ                −ノ5sLr> 一ノ                −ノ\才 \j ζ                  〜? ^              へ Lr>           ■ ζ−一                 \ユ〆叶 
13  図 0u 待 15  口 :2)       (3)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、物理的な表示装置と、該表示装置に対応した出力画
    面バッファと、少なくとも1つ以上の仮想画面バッファ
    と、該仮想画面バッファの一部領域のデータを取出す手
    段と、仮想画面バッファから取出された各々の領域のデ
    ータを組合わせて前記出力画面バッファへ出力する手段
    と、入力装置と、入力可能なウィンドウに切換えるウィ
    ンドウ切換え制御手段とを具備し、マルチウィンドウ表
    示機能を備えた表示装置において、各ウィンドウ毎に入
    力可能な状態の時間を測定するアクティブ時間測定手段
    と、該時間測定手段によつて得られた各ウィンドウ毎の
    時間情報を保持する時間情報保持手段と、該時間情報に
    よつてウィンドウの優先順位を決定する優先順位決定手
    段とを備え、前記優先順位決定手段により決定された順
    位で入力可能なウィンドウに切換えることを特徴とする
    表示装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のマルチウィンドウ表示
    機能を備えた表示装置において、時間情報保持手段に保
    持された時間情報に、任意の時間を加算する時間情報加
    算手段を備え、前記時間情報加算手段により加算された
    時間情報によつて優先順位決定手段でウィンドウの優先
    順位を決定し、決定された順位で入力可能なウィンドウ
    に切換えることを特徴とする表示装置。
JP62153624A 1987-06-20 1987-06-20 マルチウインドウ表示機能を備えた表示装置 Pending JPS63316891A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02240689A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Fuji Xerox Co Ltd マルチウィンドウ・システム
US6636233B1 (en) 1999-02-18 2003-10-21 Nec Electronics Corporation Apparatus for processing two-dimensional images and method of doing the same

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JPH02240689A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Fuji Xerox Co Ltd マルチウィンドウ・システム
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