JPS63311016A - クリンカ灰輸送システム - Google Patents
クリンカ灰輸送システムInfo
- Publication number
- JPS63311016A JPS63311016A JP14709387A JP14709387A JPS63311016A JP S63311016 A JPS63311016 A JP S63311016A JP 14709387 A JP14709387 A JP 14709387A JP 14709387 A JP14709387 A JP 14709387A JP S63311016 A JPS63311016 A JP S63311016A
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- JP
- Japan
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- clinker
- ashes
- moisture content
- silo
- furnace
- Prior art date
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- Granted
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は微粉炭焚ボイラに係り、特にボトムクリンカ灰
の含水率の調整と輸送効率改善に好適な輸送システムに
関する。
の含水率の調整と輸送効率改善に好適な輸送システムに
関する。
(従来の技術)
従来、微粉炭焚ボイラにおいては火炉内において燃焼に
より発生するクリンカ及び灰は、火炉底部に降下堆積し
、水封式クリンカコンベアにより排出されるが、この際
、10an内外の大きい粒度のものを含むクリンカ灰の
水きりは重力に依存しており、火炉底部に配置された水
封構造のクリンカホッパと、その内部に構成されたクリ
ンカコンベアによって外部へ排出される。通常このクリ
ンカコンベアは水封構造を有する部分にのみ設置される
ため、クリンカサイロまでのクリンカ輸送については別
のサイロコンベアによりサイロ上部まで輸送されている
。
より発生するクリンカ及び灰は、火炉底部に降下堆積し
、水封式クリンカコンベアにより排出されるが、この際
、10an内外の大きい粒度のものを含むクリンカ灰の
水きりは重力に依存しており、火炉底部に配置された水
封構造のクリンカホッパと、その内部に構成されたクリ
ンカコンベアによって外部へ排出される。通常このクリ
ンカコンベアは水封構造を有する部分にのみ設置される
ため、クリンカサイロまでのクリンカ輸送については別
のサイロコンベアによりサイロ上部まで輸送されている
。
しかし最近の技術進歩により、微粉炭粉砕装置の性能が
改善された結果、微粉炭の粒度が向上しこれに伴い燃焼
灰も微細になった。併せて窒素酸化物低減対策のために
、火炉の断面積も大きくとる傾向にあり、火炉内での燃
焼ガスの上昇スピードが低下するなどの原因で、火炉底
部に配置されたクリンカホッパには細かいクリンカ灰が
落下する傾向にあった。このため水封部からクリンカコ
ンベアによって排出される灰に随伴する水分量も増加す
る傾向があった。
改善された結果、微粉炭の粒度が向上しこれに伴い燃焼
灰も微細になった。併せて窒素酸化物低減対策のために
、火炉の断面積も大きくとる傾向にあり、火炉内での燃
焼ガスの上昇スピードが低下するなどの原因で、火炉底
部に配置されたクリンカホッパには細かいクリンカ灰が
落下する傾向にあった。このため水封部からクリンカコ
ンベアによって排出される灰に随伴する水分量も増加す
る傾向があった。
(発明が解決しようとする問題点)
ボトムアッシュはクリンカコンベア出口において含水率
が50〜55%の範囲にあるが、含水率の高くなったク
リンカ灰は、その輸送効率が極端に低下すると共にこれ
がサイロ内に堆積貯蔵されることにより、含水率が41
〜45%以上になると水分だけが分離してサイロの上部
に表面水として停溜する。この表面水は、クリンカサイ
ロからトラックへの排出時などに突然落下する不具合が
あった。
が50〜55%の範囲にあるが、含水率の高くなったク
リンカ灰は、その輸送効率が極端に低下すると共にこれ
がサイロ内に堆積貯蔵されることにより、含水率が41
〜45%以上になると水分だけが分離してサイロの上部
に表面水として停溜する。この表面水は、クリンカサイ
ロからトラックへの排出時などに突然落下する不具合が
あった。
またコンベアの構造を水きりの良い構造とした場合にも
、灰の輸送効率は低下するという問題点があった。本発
明は上記問題点を解決し、ボトムクリンカ灰を効率良く
輸送するシステムを提供することを目的としている。
、灰の輸送効率は低下するという問題点があった。本発
明は上記問題点を解決し、ボトムクリンカ灰を効率良く
輸送するシステムを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記目的は、含水率の高いボトムアッシュに乾燥したフ
ライアッシュを混入し適当な含水率に調整することによ
って達成される。
ライアッシュを混入し適当な含水率に調整することによ
って達成される。
(作用)
含水率が高く比較的粒度の大きいクリンカに、乾燥した
細かいフライアッシュを混入することでクリンカ灰は細
密充填の状態となって均一で適当な含水率を保持するこ
とができる。
細かいフライアッシュを混入することでクリンカ灰は細
密充填の状態となって均一で適当な含水率を保持するこ
とができる。
(実施例)
本発明の一実施例を図面と共に説明する。第1図におい
て、1はクリンカホッパ、2はクリンカコンベア、3は
ロータリバルブ、4はフライアッシュシュート、5はサ
イロコンベア、6はクリンカサイロ、7は油圧ゲート、
8は微粉炭バーナ、9は火炉、10はフライアッシュホ
ッパ、11は煙突である。火炉9内において燃焼により
発生したクリンカ及び灰は火炉9底部に降下堆積し、水
封式クリンカコンベア2により火炉9外に搬送され、こ
こで図示しない集塵器等の捕集手段によって捕集された
フライアッシュは、フライアッシュホッパ10からフラ
イアッシュシュート4を経て所定量サイロコンベア5に
投入され、細粒と粗粒とが均一に混合される。上記のよ
うに含水率が高< 10mn内外の大きい粒度のものを
含むクリンカ灰に、乾燥した200メツシユ内外の細か
いフライアッシュを程よく混合することでタリン力灰は
均一で適当な含水率を有するいわゆる水持ちの良い細密
充填状態に調整され、クリンカコンベア5を経由してク
リンカサイロ6の上部へ順次堆積される。従ってこのよ
うな均一で適当な含水率に調整された細密充填の状態に
あるクリンカは表面水を発生させない。上記捕集手段及
びフライアッシュとクリンカの混合手段は図示実施例に
限定しないが、クリンカサイロ内で上記のように水持ち
の良い細密充填状態が保持されるように、フライアッシ
ュとクリンカの混合割合は、クリンカコンベアの走行速
度と共に火炉9内の燃焼条件、炭種等により最適に調整
制御される。
て、1はクリンカホッパ、2はクリンカコンベア、3は
ロータリバルブ、4はフライアッシュシュート、5はサ
イロコンベア、6はクリンカサイロ、7は油圧ゲート、
8は微粉炭バーナ、9は火炉、10はフライアッシュホ
ッパ、11は煙突である。火炉9内において燃焼により
発生したクリンカ及び灰は火炉9底部に降下堆積し、水
封式クリンカコンベア2により火炉9外に搬送され、こ
こで図示しない集塵器等の捕集手段によって捕集された
フライアッシュは、フライアッシュホッパ10からフラ
イアッシュシュート4を経て所定量サイロコンベア5に
投入され、細粒と粗粒とが均一に混合される。上記のよ
うに含水率が高< 10mn内外の大きい粒度のものを
含むクリンカ灰に、乾燥した200メツシユ内外の細か
いフライアッシュを程よく混合することでタリン力灰は
均一で適当な含水率を有するいわゆる水持ちの良い細密
充填状態に調整され、クリンカコンベア5を経由してク
リンカサイロ6の上部へ順次堆積される。従ってこのよ
うな均一で適当な含水率に調整された細密充填の状態に
あるクリンカは表面水を発生させない。上記捕集手段及
びフライアッシュとクリンカの混合手段は図示実施例に
限定しないが、クリンカサイロ内で上記のように水持ち
の良い細密充填状態が保持されるように、フライアッシ
ュとクリンカの混合割合は、クリンカコンベアの走行速
度と共に火炉9内の燃焼条件、炭種等により最適に調整
制御される。
(発明の効果)
本発明の実施により、クリンカコンベアの水きり装置を
必要とせず輸送効率が向上し、クリンカ灰の含水率は概
ね41%内外の値に調整されクリンカサイロ内で表面水
を生ずることがなくなった。
必要とせず輸送効率が向上し、クリンカ灰の含水率は概
ね41%内外の値に調整されクリンカサイロ内で表面水
を生ずることがなくなった。
第1図は本発明に係るクリンカ灰輸送システムの一実施
例を示す配置図である。 1・・・クリンカホッパ 2・・・クリンカコンベア3
・・・ロータリバルブ 4・・・フライアッシュシュー
ト 5・・・サイロコンベア 6・・・クリンカサイロ7・
・・油圧ゲート 8・・・微粉炭バーナ9・・・火
炉 10・・・フライアッシュホッパ11・
・・煙突
例を示す配置図である。 1・・・クリンカホッパ 2・・・クリンカコンベア3
・・・ロータリバルブ 4・・・フライアッシュシュー
ト 5・・・サイロコンベア 6・・・クリンカサイロ7・
・・油圧ゲート 8・・・微粉炭バーナ9・・・火
炉 10・・・フライアッシュホッパ11・
・・煙突
Claims (1)
- 1、微粉炭焚ボイラ火炉の底部に配設された水封構造の
クリンカホッパと、このクリンカホッパ内に構成された
クリンカコンベアと、このクリンカコンベアの終端部か
らクリンカサイロへ架設したサイロコンベアを有するク
リンカ灰輸送システムにおいて、フライアッシュ捕集手
段から前記サイロコンベアの始動部にフライアッシュを
投入混合させる手段と、前記混合によるクリンカ灰の含
水率を調整する手段を備えることを特徴とするクリンカ
灰輸送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147093A JP2523646B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | クリンカ灰輸送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147093A JP2523646B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | クリンカ灰輸送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63311016A true JPS63311016A (ja) | 1988-12-19 |
JP2523646B2 JP2523646B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=15422317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62147093A Expired - Fee Related JP2523646B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | クリンカ灰輸送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523646B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5255615A (en) * | 1990-03-02 | 1993-10-26 | Mario Magaldi | System for discharging bottom ash from steam-producing boilers |
USRE34814E (en) * | 1986-01-10 | 1995-01-03 | Magaldi; Mario | Process and apparatus for continuous dry removal of bottom ash |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2484942B1 (en) | 2009-10-02 | 2018-08-15 | NOK Corporation | Seal device |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP62147093A patent/JP2523646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE34814E (en) * | 1986-01-10 | 1995-01-03 | Magaldi; Mario | Process and apparatus for continuous dry removal of bottom ash |
US5255615A (en) * | 1990-03-02 | 1993-10-26 | Mario Magaldi | System for discharging bottom ash from steam-producing boilers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2523646B2 (ja) | 1996-08-14 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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