JPS63295180A - ダイアモンド砥石およびその製造法 - Google Patents
ダイアモンド砥石およびその製造法Info
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- JPS63295180A JPS63295180A JP12584687A JP12584687A JPS63295180A JP S63295180 A JPS63295180 A JP S63295180A JP 12584687 A JP12584687 A JP 12584687A JP 12584687 A JP12584687 A JP 12584687A JP S63295180 A JPS63295180 A JP S63295180A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明のダイアモンド砥石は、硬質金属材の研摩作業・
研削作業・切断作業の分野におl、Nて利用するもので
ある。
研削作業・切断作業の分野におl、Nて利用するもので
ある。
従来製造されているダイアモンド砥石には、レジンボン
ドダイアモンド砥石嗜メタルボンドダイアモンド砥石・
ビトリファイドボンドダイアモンド砥石がある。これら
のダイアモンド砥石のうちで本発明のダイアモンド砥石
に関連するダイアモンド砥石はメタルボンドダイアモン
ド砥石であって、砥粒であるダイアモンド粉末全結合す
るメタルボンド材として青銅系・コノ(ルト系・ニッケ
ル系・鉄系を使用して製造したダイアモンド砥石である
。斯様なメタルを使用して現在製造されているダイアモ
ンド砥石では、ダイアモンド砥粒の把持力および砥石部
の破壊靭性および作業中に発生する熱に対する耐熱強度
等の性能に関して、個々のダイアモンド砥石において夫
々の性能が片寄っていて)くランスがとれていない現状
である。即ち、1つの性能はすぐれていても他の必要な
性能において劣っている。
ドダイアモンド砥石嗜メタルボンドダイアモンド砥石・
ビトリファイドボンドダイアモンド砥石がある。これら
のダイアモンド砥石のうちで本発明のダイアモンド砥石
に関連するダイアモンド砥石はメタルボンドダイアモン
ド砥石であって、砥粒であるダイアモンド粉末全結合す
るメタルボンド材として青銅系・コノ(ルト系・ニッケ
ル系・鉄系を使用して製造したダイアモンド砥石である
。斯様なメタルを使用して現在製造されているダイアモ
ンド砥石では、ダイアモンド砥粒の把持力および砥石部
の破壊靭性および作業中に発生する熱に対する耐熱強度
等の性能に関して、個々のダイアモンド砥石において夫
々の性能が片寄っていて)くランスがとれていない現状
である。即ち、1つの性能はすぐれていても他の必要な
性能において劣っている。
現在製造されているメタルボンドダイアモンド砥石にお
いて、へメタルボンドダイアモンド砥石においては個々
のダイアモンド砥粒に対する把持力ではすぐれているが
研削作業中に砥石部の耐熱強度の弱さのため重研削作業
に耐え得ないこととなり、また、Bメタルボンドダイア
モンド砥石においては砥石部の破壊靭性は強力であって
もメタルボンド材のダイアモンド砥粒に対する接着力の
弱さのため切断作業中にダイアモンド砥粒の脱落が多く
、また、Cメタルボンドダイアモンド砥石では耐熱性は
強いが重研削作業を行う場合に砥石部が破壊することが
ある。斯様に個々のメタルボンドダイアモンド砥石が備
えている数種の性能がアンバランスになっているためメ
タルボンドダイアモンド砥石がダイアモンド砥石として
の働きを充分に発揮することができない場合がある。斯
様な状況におかれている現在においてメタルボンドダイ
アモンド砥石として備えねばならない各種の性能をバラ
ンス良く備えることのできるメタルボンド材を使用した
メタルボンドダイアモンド砥石を開発することが本発明
が解決しようとする問題点である。
いて、へメタルボンドダイアモンド砥石においては個々
のダイアモンド砥粒に対する把持力ではすぐれているが
研削作業中に砥石部の耐熱強度の弱さのため重研削作業
に耐え得ないこととなり、また、Bメタルボンドダイア
モンド砥石においては砥石部の破壊靭性は強力であって
もメタルボンド材のダイアモンド砥粒に対する接着力の
弱さのため切断作業中にダイアモンド砥粒の脱落が多く
、また、Cメタルボンドダイアモンド砥石では耐熱性は
強いが重研削作業を行う場合に砥石部が破壊することが
ある。斯様に個々のメタルボンドダイアモンド砥石が備
えている数種の性能がアンバランスになっているためメ
タルボンドダイアモンド砥石がダイアモンド砥石として
の働きを充分に発揮することができない場合がある。斯
様な状況におかれている現在においてメタルボンドダイ
アモンド砥石として備えねばならない各種の性能をバラ
ンス良く備えることのできるメタルボンド材を使用した
メタルボンドダイアモンド砥石を開発することが本発明
が解決しようとする問題点である。
本発明はメタルボンドダイアモンド砥石として備えねば
ならない各種の性能を相互に補強し合うバランスの良い
性能を備えたメタルボンドダイアモンド砥石を製造する
方法として、上記の問題点を解決するため本発明におい
ては、個々のダイアモンド砥粒を結合し把持する力の高
いメタルボンド材として鉄粉末にアモルファスカーボン
粉末を添加し混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末
を使用することにより問題点を解決しようとするもので
ある。
ならない各種の性能を相互に補強し合うバランスの良い
性能を備えたメタルボンドダイアモンド砥石を製造する
方法として、上記の問題点を解決するため本発明におい
ては、個々のダイアモンド砥粒を結合し把持する力の高
いメタルボンド材として鉄粉末にアモルファスカーボン
粉末を添加し混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末
を使用することにより問題点を解決しようとするもので
ある。
問題点を解決しようとする本発明のダイアモンド砥石お
よびその製造法における作用について説明する。問題点
を解決する手段としては前、項にて説明したようにダイ
アモンド粉末における個々のダイアモンド砥粒な結合す
るメタルボンド材として鉄粉末にアモルファスカーボン
粉末を添加し混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末
を使用するものであって、鉄アモルファヌカ−ボン混合
粉末において鉄粉末に添加し混合するアモルファスカー
ボン粉末は反応しやすい活性を有する性能を備えたカー
ボン粉末であるから、800℃以上の温度のもとて鉄粉
末と容易に焼結する。従って、アモルファスカーボン粉
末と鉄粉末とを混合した鉄アモルファスカーボン混合粉
末は800℃以上の温度のもとて鉄アモルファスカーボ
ン混合粉末が焼結作用を行って、鉄アモルファスカーボ
ン焼結組織を生成する。従って、メタルボンド材として
使用する鉄アモルファスカーボン混合粉末を鉄粉末が9
6.5重量%乃至94.5重量%とアモルファスカーボ
ン粉末が3.5重量%乃至5.5重量%と、の割合範囲
内の混合割合を成した鉄アモルファスカーボン混合粉末
においても800℃乃至1.000℃の範囲内の温度の
もとで鉄アモルファスカーボン焼結組織を生成する。斯
様な混合割合構成した鉄アモルファスカーボン混合粉末
を800℃乃至1,000℃の温度のもとで焼結して生
成した発生期状態の鉄アモルファスカーボン焼結組織は
ダイアモンド粉末に対しても反応しやすい活性状態にあ
るから、其の発生期状態にある鉄アモルファスカーボン
焼結組織は個々のダイアモンド粉末であるダイアモンド
砥粒に対しても強い焼結状態を生成する。斯様に鉄アモ
ルファスカーボン混合粉末より生成した鉄アモルファス
カーボン焼結組織は機械的強度も高い焼結組織を形成し
ている構成組織である。
よびその製造法における作用について説明する。問題点
を解決する手段としては前、項にて説明したようにダイ
アモンド粉末における個々のダイアモンド砥粒な結合す
るメタルボンド材として鉄粉末にアモルファスカーボン
粉末を添加し混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末
を使用するものであって、鉄アモルファヌカ−ボン混合
粉末において鉄粉末に添加し混合するアモルファスカー
ボン粉末は反応しやすい活性を有する性能を備えたカー
ボン粉末であるから、800℃以上の温度のもとて鉄粉
末と容易に焼結する。従って、アモルファスカーボン粉
末と鉄粉末とを混合した鉄アモルファスカーボン混合粉
末は800℃以上の温度のもとて鉄アモルファスカーボ
ン混合粉末が焼結作用を行って、鉄アモルファスカーボ
ン焼結組織を生成する。従って、メタルボンド材として
使用する鉄アモルファスカーボン混合粉末を鉄粉末が9
6.5重量%乃至94.5重量%とアモルファスカーボ
ン粉末が3.5重量%乃至5.5重量%と、の割合範囲
内の混合割合を成した鉄アモルファスカーボン混合粉末
においても800℃乃至1.000℃の範囲内の温度の
もとで鉄アモルファスカーボン焼結組織を生成する。斯
様な混合割合構成した鉄アモルファスカーボン混合粉末
を800℃乃至1,000℃の温度のもとで焼結して生
成した発生期状態の鉄アモルファスカーボン焼結組織は
ダイアモンド粉末に対しても反応しやすい活性状態にあ
るから、其の発生期状態にある鉄アモルファスカーボン
焼結組織は個々のダイアモンド粉末であるダイアモンド
砥粒に対しても強い焼結状態を生成する。斯様に鉄アモ
ルファスカーボン混合粉末より生成した鉄アモルファス
カーボン焼結組織は機械的強度も高い焼結組織を形成し
ている構成組織である。
斯様に機械的強度の高い鉄アモルファスカーボン焼結組
織が個々のダイアモンド砥粒に焼結して形成したダイア
モンド鉄アモルファスカーボン焼結組織体は機械的強度
の高い焼結組織体であると共にダイアモンド砥粒に対す
る把持力も強く、更に耐熱性も高い焼結組織体である。
織が個々のダイアモンド砥粒に焼結して形成したダイア
モンド鉄アモルファスカーボン焼結組織体は機械的強度
の高い焼結組織体であると共にダイアモンド砥粒に対す
る把持力も強く、更に耐熱性も高い焼結組織体である。
以上に説明したように、本発明の製造方法によって製造
したダイアモンド砥石は、個々のダイアモンド砥粒に対
する強い把持力と高い耐熱性と強い破壊靭性とを備えた
ダイアモンド砥石である。
したダイアモンド砥石は、個々のダイアモンド砥粒に対
する強い把持力と高い耐熱性と強い破壊靭性とを備えた
ダイアモンド砥石である。
実施例 1゜
ダイアモンド粉末を22容量チと、鉄粉末が96重量%
とアモルファスカーボン粉末が4重量%との割合にて混
合した鉄アモルファスカーボン混合粉末を78容量チと
、の割合にて混合したダイアモンド鉄アモルファスカー
ボン混合粉末を焼結用原料とした。其の焼結用原料に混
合使用したアモルファスカーボン粉末はフェノール樹脂
を加熱分解して生成したアモルファスカーボン粉末を使
用した。斯様に配合した焼結用原料を砥石成形用型内に
充填して300Kf/dの焼結圧力を加えると共に90
0℃の焼結温度のもとに加熱し、其の900℃の温度に
おける加熱を30分間持続した。次いで、焼結圧力は保
持したままで加熱のみを停止し、更に、成形用型を外部
より冷却して其の型内の温度が300℃にまで降温した
後に保持していた焼結用圧力を常圧にもどして、焼結を
終了し、粗製砥石を取り出した。得られた粗製砥石にお
ける砥石部においては、鉄粉末とアモルファスカーボン
粉末との混合粉末が鉄アモルファスカーボン複合焼結組
織を形成していて其の鉄アモルファスカーボン複合焼結
組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結して鉄アモルファ
スカーボン複合焼結組織を形成していて、其の鉄アモル
ファスカーボン複合組織が個々のダイアモンド砥粒に焼
結してダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結体
を構成し、其のダイアモンド鉄アモルファスカーボン複
合焼結体が砥石基体である鉄基体にも焼結した粗製ダイ
アモンド砥石であった。次いで、其の粗製ダイアモンド
砥石を所要の形状と精度とに仕上げ加工を施してダイア
モンド砥石を完成した。
とアモルファスカーボン粉末が4重量%との割合にて混
合した鉄アモルファスカーボン混合粉末を78容量チと
、の割合にて混合したダイアモンド鉄アモルファスカー
ボン混合粉末を焼結用原料とした。其の焼結用原料に混
合使用したアモルファスカーボン粉末はフェノール樹脂
を加熱分解して生成したアモルファスカーボン粉末を使
用した。斯様に配合した焼結用原料を砥石成形用型内に
充填して300Kf/dの焼結圧力を加えると共に90
0℃の焼結温度のもとに加熱し、其の900℃の温度に
おける加熱を30分間持続した。次いで、焼結圧力は保
持したままで加熱のみを停止し、更に、成形用型を外部
より冷却して其の型内の温度が300℃にまで降温した
後に保持していた焼結用圧力を常圧にもどして、焼結を
終了し、粗製砥石を取り出した。得られた粗製砥石にお
ける砥石部においては、鉄粉末とアモルファスカーボン
粉末との混合粉末が鉄アモルファスカーボン複合焼結組
織を形成していて其の鉄アモルファスカーボン複合焼結
組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結して鉄アモルファ
スカーボン複合焼結組織を形成していて、其の鉄アモル
ファスカーボン複合組織が個々のダイアモンド砥粒に焼
結してダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結体
を構成し、其のダイアモンド鉄アモルファスカーボン複
合焼結体が砥石基体である鉄基体にも焼結した粗製ダイ
アモンド砥石であった。次いで、其の粗製ダイアモンド
砥石を所要の形状と精度とに仕上げ加工を施してダイア
モンド砥石を完成した。
実施例 2゜
ダイアモンド粉末を25容量チと、鉄粉末が95.5重
量%とアモルファスカーボン粉末が4.5重量%との割
合にて混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末を75
容量チと、の割合にて混合したダイアモンド鉄アモルフ
ァスカーボン混合粉末を焼結用原料とした。其の焼結用
原料に混合使用したアモルファスカーボン粉末はフェノ
ール樹脂を加熱分解して生成したアモルファスカーボン
粉末を使用した。斯様に配合した焼結用原料を用いて行
う焼結作業は実施例1の場合と同じ態様にて行った。焼
結作業を終えて得られた粗製砥石における砥石部におい
ては鉄粉末とアモルファスカーボン粉末との混合した鉄
アモルファスカーボン混合粉末が鉄アモルファスカーボ
ン複合焼結組織を形成していて、其ノ鉄アモルファスカ
ーボン複合焼結組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結し
てダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結体を構
成し、其のダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼
結体が砥石基体である鉄基体にも焼結した粗製ダイアモ
ンド砥石であった。次いで、其の粗製ダイアモンド砥石
を所要の形状と精度どに仕上げ加工を施してダイアモン
ド砥石を完成した。
量%とアモルファスカーボン粉末が4.5重量%との割
合にて混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末を75
容量チと、の割合にて混合したダイアモンド鉄アモルフ
ァスカーボン混合粉末を焼結用原料とした。其の焼結用
原料に混合使用したアモルファスカーボン粉末はフェノ
ール樹脂を加熱分解して生成したアモルファスカーボン
粉末を使用した。斯様に配合した焼結用原料を用いて行
う焼結作業は実施例1の場合と同じ態様にて行った。焼
結作業を終えて得られた粗製砥石における砥石部におい
ては鉄粉末とアモルファスカーボン粉末との混合した鉄
アモルファスカーボン混合粉末が鉄アモルファスカーボ
ン複合焼結組織を形成していて、其ノ鉄アモルファスカ
ーボン複合焼結組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結し
てダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結体を構
成し、其のダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼
結体が砥石基体である鉄基体にも焼結した粗製ダイアモ
ンド砥石であった。次いで、其の粗製ダイアモンド砥石
を所要の形状と精度どに仕上げ加工を施してダイアモン
ド砥石を完成した。
実施例 3゜
ダイアモンド粉末を27容量チと、鉄粉末が95.7重
量%とアモルファスカーボン粉末が4.3重量%との割
合にて混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末を73
容ffi%と、の割合にて混合したダイアモンド鉄アモ
ルファスカーボン混合粉末を焼結用原料とした。其の焼
結用原料に使用したアモルファスカーボン粉末はフェノ
ール樹脂を加熱分解して生成したアモルファスカーボン
粉末を使用した。斯様に配合した焼結用原料を用いて行
う焼結作業は実施例5の場合と同じ態様にて行った。焼
結作業を終えて得られた粗製砥石における砥石部におい
ては鉄粉末にアモルファスカーボン粉末との混合した鉄
アモルファスカーボン混合粉末が鉄アモルファスカーボ
ン複合焼結組織を形成していて其の鉄アモルファスカー
ボン複合焼結組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結して
ダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結体を構成
し、其のダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結
体が砥石基体である鉄基体に焼結した粗製ダイアモンド
砥石であった。次いで、其の粗製ダイアモンド砥石を所
要の形状と精度とに仕上げ加工を施してダイアモンド砥
石を完成した。
量%とアモルファスカーボン粉末が4.3重量%との割
合にて混合した鉄アモルファスカーボン混合粉末を73
容ffi%と、の割合にて混合したダイアモンド鉄アモ
ルファスカーボン混合粉末を焼結用原料とした。其の焼
結用原料に使用したアモルファスカーボン粉末はフェノ
ール樹脂を加熱分解して生成したアモルファスカーボン
粉末を使用した。斯様に配合した焼結用原料を用いて行
う焼結作業は実施例5の場合と同じ態様にて行った。焼
結作業を終えて得られた粗製砥石における砥石部におい
ては鉄粉末にアモルファスカーボン粉末との混合した鉄
アモルファスカーボン混合粉末が鉄アモルファスカーボ
ン複合焼結組織を形成していて其の鉄アモルファスカー
ボン複合焼結組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結して
ダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結体を構成
し、其のダイアモンド鉄アモルファスカーボン複合焼結
体が砥石基体である鉄基体に焼結した粗製ダイアモンド
砥石であった。次いで、其の粗製ダイアモンド砥石を所
要の形状と精度とに仕上げ加工を施してダイアモンド砥
石を完成した。
以上に説明したように、本発明のダイアモンド砥石の製
造法で製造したダイアモンド砥石は本発明のメタルボン
ド材である鉄アモルファスカーボン複合焼結組織が個々
のダイアモンド砥粒に強く焼結すると共に機械的強度の
高い鉄アモルファスカーボン複合焼結組織が個々のダイ
アモンド砥粒な強く把持して其のダイアモンド砥粒の脱
落を防止し、更に其の鉄アモルファスカーボン複合焼結
組織が高い耐熱性をも有していて、ダイアモンド砥粒に
対する強い把持力と高い破壊靭性と高い耐熱性とをバラ
ンスよく有している効果を備えているダイアモンド砥石
であると同時に斯様なダイアモンド砥石の製造に当って
メタルボンド材として使用する鉄アモルファスカーボン
混合粉末が安い価格にて得られる効果をも備えているダ
イアモンド砥石である。
造法で製造したダイアモンド砥石は本発明のメタルボン
ド材である鉄アモルファスカーボン複合焼結組織が個々
のダイアモンド砥粒に強く焼結すると共に機械的強度の
高い鉄アモルファスカーボン複合焼結組織が個々のダイ
アモンド砥粒な強く把持して其のダイアモンド砥粒の脱
落を防止し、更に其の鉄アモルファスカーボン複合焼結
組織が高い耐熱性をも有していて、ダイアモンド砥粒に
対する強い把持力と高い破壊靭性と高い耐熱性とをバラ
ンスよく有している効果を備えているダイアモンド砥石
であると同時に斯様なダイアモンド砥石の製造に当って
メタルボンド材として使用する鉄アモルファスカーボン
混合粉末が安い価格にて得られる効果をも備えているダ
イアモンド砥石である。
Claims (2)
- (1)ダイアモンド粉末を20容量%乃至30容量%と
、鉄粉末が96.5重量%乃至94.5重量%とアモル
フアスカーボン粉末が3.5重量%乃至5.5重量%と
の割合範囲内より選定した割合にて混合した鉄アモルフ
アスカーボン混合粉末を80容量%乃至70容量%と、
の割合範囲内より選定した割合にて混合したダイアモン
ド鉄アモルフアスカーボン混合粉末を焼結用原料とし、
斯様に調合した焼結用原料を砥石形成用金型の中に充填
し、其の充填した焼結用原料を300Kg/cm^2乃
至1,000Kg/cm^2の範囲内より選定した焼結
圧力にて加圧すると共に800℃乃至1,000℃の範
囲内より選定した焼結温度にて加熱して生成した焼結体
であって、個々のダイアモンド砥粒の間の間隙に、鉄粒
子の多数個とアモルフアスカーボン粒子の多数個とが混
合した粒子混合集合体が固相焼結して生成した鉄アモル
フアスカーボン複合焼結組織が充塞していて、其の鉄ア
モルフアスカーボン複合焼結組織が個々のダイアモンド
砥粒に焼結して構成している複合焼結組織体を特徴とす
るダイアモンド砥石。 - (2)ダイアモンド粉末を20容量%乃至30容量%と
、鉄粉末が96.5重量%乃至94.5重量%とアモル
フアスカーボン粉末が3.5重量%乃至5.5重量%と
の割合範囲内より選定した割合にて混合した鉄アモルフ
アスカーボン混合粉末を80容量%乃至70容量%と、
の割合範囲内より選定した割合にて混合したダイアモン
ド鉄アモルフアスカーボン混合粉末を焼結用原料とし、
斯様に調合した焼結用原料を砥石形成用金型の中に充填
し、其の充填した焼結用原料を300Kg/cm^2乃
至1,000Kg/cm^2の範囲内より選定した焼結
圧力にて加圧すると共に800℃乃至1,000℃の範
囲内より選定した焼結温度にて加熱して焼結作業を行い
、其の焼結作業において鉄粒子の多数個とアモルフアス
カーボン粒子の多数個とが混合した粒子混合集合体にお
いて鉄粒子の多数個とアモルフアスカーボン粒子の多数
個とが固相焼結を行って鉄アモルフアスカーボン複合焼
結組織を生成すると同時に其の生成した鉄アモルフアス
カーボン複合焼結組織が個々のダイアモンド砥粒に焼結
して複合焼結組織体を生成することを特徴とするダイア
モンド砥石の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12584687A JPS63295180A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | ダイアモンド砥石およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12584687A JPS63295180A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | ダイアモンド砥石およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS63295180A true JPS63295180A (ja) | 1988-12-01 |
JPH052465B2 JPH052465B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=14920388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12584687A Granted JPS63295180A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | ダイアモンド砥石およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS63295180A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Families Citing this family (3)
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-
1987
- 1987-05-25 JP JP12584687A patent/JPS63295180A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006116683A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Read Co Ltd | ダイヤモンドまたはcBN工具及びその製造方法 |
JP4714453B2 (ja) * | 2004-10-25 | 2011-06-29 | 株式会社リード | ダイヤモンドまたはcBN工具及びその製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH052465B2 (ja) | 1993-01-12 |
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