JPS63281180A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPS63281180A JPS63281180A JP11577887A JP11577887A JPS63281180A JP S63281180 A JPS63281180 A JP S63281180A JP 11577887 A JP11577887 A JP 11577887A JP 11577887 A JP11577887 A JP 11577887A JP S63281180 A JPS63281180 A JP S63281180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far infrared
- halogen lamp
- infrared radiation
- lamp heater
- recording material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子写真装置の定着技術の分野において利用
され、特に未定着トナー像をもつ記録材を非接触加熱し
て熱定着する定着装置に関する。
され、特に未定着トナー像をもつ記録材を非接触加熱し
て熱定着する定着装置に関する。
(従来の技術及び問題点)
電子写真装置の定着において、未定着トナー像をもつ記
録材を非接触加熱する熱定着装置が広く知られているが
、これには従来チャンバ一定着器、熱ローラ定着器、フ
ラッシュ定着器等があるがいづれも問題点を有している
。
録材を非接触加熱する熱定着装置が広く知られているが
、これには従来チャンバ一定着器、熱ローラ定着器、フ
ラッシュ定着器等があるがいづれも問題点を有している
。
先ず、チャンバ一定着器であるが、これはシーズヒータ
を有していてこれを赤熱しその熱で記録材を加熱してト
ナーを溶融せしめることにより定着している。しかし、
シーズヒータ自体が熱効率がよくない上に、その放射熱
の多くが記録材以外に放射してしまい、エネルギロスが
多かった。
を有していてこれを赤熱しその熱で記録材を加熱してト
ナーを溶融せしめることにより定着している。しかし、
シーズヒータ自体が熱効率がよくない上に、その放射熱
の多くが記録材以外に放射してしまい、エネルギロスが
多かった。
また、加熱源を内蔵せるローラに記録材を圧接する熱ロ
ーラ定着器ではローラを通じての熱の逃げの問題を有し
ており、さりとて、予め記録材を加熱して次にローラに
よって圧接する形態をとっても、上記チャンバ定着器と
同様の問題をかかえることとなる。さらに、フラッシュ
定着器においては、閃光ランプに瞬間的に高電圧を印加
して発光させるために大型のコンデンサを必要として、
装置の大型を招くと共に、コンデンサの充電時間のため
に高速化か困難となる。
ーラ定着器ではローラを通じての熱の逃げの問題を有し
ており、さりとて、予め記録材を加熱して次にローラに
よって圧接する形態をとっても、上記チャンバ定着器と
同様の問題をかかえることとなる。さらに、フラッシュ
定着器においては、閃光ランプに瞬間的に高電圧を印加
して発光させるために大型のコンデンサを必要として、
装置の大型を招くと共に、コンデンサの充電時間のため
に高速化か困難となる。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述の問題点を解決し、非接触加熱において
その熱効率を向上させることのできる定着装置を提供す
ることをその目的とする。
その熱効率を向上させることのできる定着装置を提供す
ることをその目的とする。
本発明は、上記目的の達成のために、
未定着トナー像をもつ記録材を非接触加熱して熱定着す
る装置において、 非接触加熱用の熱源は、ガラス管表面に遠赤外線放射物
質を有するハロゲンランプヒータで成り。
る装置において、 非接触加熱用の熱源は、ガラス管表面に遠赤外線放射物
質を有するハロゲンランプヒータで成り。
上記ハロゲンランプヒータの周囲に、上記遠赤外線放射
物質より放射される遠赤外線を上記記録材の表面に向け
て反射する反射手段を配した、ことにより構成される。
物質より放射される遠赤外線を上記記録材の表面に向け
て反射する反射手段を配した、ことにより構成される。
(実施例)
以下、添付図面にもとづいて本発明の一実施例装置を説
明する。
明する。
第1図は熱源としてのハロゲンランプヒータの長手方向
の軸に対して直角な面での本実施例装置の断面図、第2
図は第1図のハロゲンランプヒータの上記軸を含む面で
の断面図である。
の軸に対して直角な面での本実施例装置の断面図、第2
図は第1図のハロゲンランプヒータの上記軸を含む面で
の断面図である。
第1図において、lはハロゲンランプヒータでその上方
には該ハロゲンランプヒータを覆う形態の反射板2が配
設されている。
には該ハロゲンランプヒータを覆う形態の反射板2が配
設されている。
ハロゲンランプヒータ2は、第2図のごとく、密封され
た石英ガラス管5の両端に電極7を有し、内部には両電
極を結ぶタングステンフィラメント6が配されている。
た石英ガラス管5の両端に電極7を有し、内部には両電
極を結ぶタングステンフィラメント6が配されている。
上記石英ガラス管5の表面には、遠赤外線放射物質層8
が設けられている。該遠赤外線放射物質としては、例え
ば、ベタライト75%、炭醜リチウム8.4%、石灰石
7.0%、亜鉛華2.8%そして水酸化アルミニウム6
.8%等から成る物質が用いられる。
が設けられている。該遠赤外線放射物質としては、例え
ば、ベタライト75%、炭醜リチウム8.4%、石灰石
7.0%、亜鉛華2.8%そして水酸化アルミニウム6
.8%等から成る物質が用いられる。
ここで、上記タングステンフィラメントについて、従来
のニクロム線ヒータを用いた場合と比較して説明してお
く、第2図のタングステンフィラメントに換えて、ニク
ロム線を用いた場合には、ハロゲンランプヒータの熱容
量は8 J/にであるのに対しニクロム線ヒータでは1
9J/にと大きく、またニクロム線ヒータでは熱放射す
るために600〜700℃まで自己昇温する必要がある
ため、パワー供給後その温度に達するまでのエネルギの
ほとんどが自己昇温に費されてしまい定着可能状態に至
るまでに比較的及時間を要する。これに対し、ハロゲン
ランプヒータでは、熱容量が小さく、ヒータ自身の立上
り特性が良いために遠赤外線放射物質層か設定温度であ
る250〜350℃に達するには短時間ですむ。
のニクロム線ヒータを用いた場合と比較して説明してお
く、第2図のタングステンフィラメントに換えて、ニク
ロム線を用いた場合には、ハロゲンランプヒータの熱容
量は8 J/にであるのに対しニクロム線ヒータでは1
9J/にと大きく、またニクロム線ヒータでは熱放射す
るために600〜700℃まで自己昇温する必要がある
ため、パワー供給後その温度に達するまでのエネルギの
ほとんどが自己昇温に費されてしまい定着可能状態に至
るまでに比較的及時間を要する。これに対し、ハロゲン
ランプヒータでは、熱容量が小さく、ヒータ自身の立上
り特性が良いために遠赤外線放射物質層か設定温度であ
る250〜350℃に達するには短時間ですむ。
次に本発明に使用されるハロゲンランプヒータに表層の
遠赤外線物質8の特性は、波長が5ル■以上において放
射率を一段と高くするようにして、トナーの吸収波長に
合致せしめている。ハロゲンランプヒータの輻射エネル
ギのピーク値が1.24mの波長の近傍に存在するので
、したがって上記遠赤外線物質はこの近傍の波長のもの
を透過してしまう。
遠赤外線物質8の特性は、波長が5ル■以上において放
射率を一段と高くするようにして、トナーの吸収波長に
合致せしめている。ハロゲンランプヒータの輻射エネル
ギのピーク値が1.24mの波長の近傍に存在するので
、したがって上記遠赤外線物質はこの近傍の波長のもの
を透過してしまう。
次に、反射板2は、銅やアルミニウムのように反射率の
高い素材で作られ、その形状は反射された遠赤外線か記
録紙3へ直角に達するように放物線状をなしている0以
上のごとくの本実施例装置の作動は次のどとくである。
高い素材で作られ、その形状は反射された遠赤外線か記
録紙3へ直角に達するように放物線状をなしている0以
上のごとくの本実施例装置の作動は次のどとくである。
先ず、ハロゲンランプヒータへの通電後、タングステン
フィラメントが約2000°に熱せられ、主に熱伝導に
より石英ガラスが昇温する。この石英ガラスの表面温度
をサーミスタ等の温度センサー(図示せず)でモニター
することにより、上記表面温度を約り50℃〜350℃
程度に制御設定する。
フィラメントが約2000°に熱せられ、主に熱伝導に
より石英ガラスが昇温する。この石英ガラスの表面温度
をサーミスタ等の温度センサー(図示せず)でモニター
することにより、上記表面温度を約り50℃〜350℃
程度に制御設定する。
そして第1図に示す遠赤外線放射物質層8より遠赤外線
が効率よく放射されるように維持する。その際、遠赤外
線放射物質は第3図のごとく温度によって放射強度が波
長と共に変わるので、上記設定温度に対応する温度で効
率がピークとなる波長とする。
が効率よく放射されるように維持する。その際、遠赤外
線放射物質は第3図のごとく温度によって放射強度が波
長と共に変わるので、上記設定温度に対応する温度で効
率がピークとなる波長とする。
このようにして放射された遠赤外線は、反射板2によっ
て効果的に記録材3に達し、トナー4は定着がなされる
。
て効果的に記録材3に達し、トナー4は定着がなされる
。
本発明は基本的には、遠赤外線による輻射定着であるが
、実際には、熱伝導やハロゲンランプヒータから輻射さ
れる近赤外線により定着装置近傍の空気が暖められ、こ
れによっても定着効果が増長される。
、実際には、熱伝導やハロゲンランプヒータから輻射さ
れる近赤外線により定着装置近傍の空気が暖められ、こ
れによっても定着効果が増長される。
(発明の効果)
本発明は、以上のごとく非接触加熱方式において、熱源
として周囲面に遠赤外線放射物質層が施されたハロゲン
ランプヒータを使用して熱効率を高め、放射された遠赤
外線を反射板にて、未定着トナー像を有する記録材に向
は反射せしめることとしたので、熱効率を一段と向上せ
しめることができ、特に複写機等の低速機でその威力を
発揮し、軽量化が可能となってコストの低減化等の効果
をもたらす。
として周囲面に遠赤外線放射物質層が施されたハロゲン
ランプヒータを使用して熱効率を高め、放射された遠赤
外線を反射板にて、未定着トナー像を有する記録材に向
は反射せしめることとしたので、熱効率を一段と向上せ
しめることができ、特に複写機等の低速機でその威力を
発揮し、軽量化が可能となってコストの低減化等の効果
をもたらす。
第1図は本発明の一実施例装置の断面図、第2図は第1
図装置に用いられるハロゲンランプヒータの軸を含む面
での断面図、第3図は第1図のハロゲンランプヒータの
表面に設けられた遠赤外線放射物質の特性曲線である。 l・・・・・・・・・・・・ハロゲンランプヒータ2・
・・・・・・・・・・・反射手段(反射板)3・・・・
・・・・・・・・記録材 4・・・・・・・・・・・・未定着トナー像8・・・・
・・・・・・・・遠赤外線放射物質特許出願人
キャノン株式会社代 理 人 弁理士 藤
岡 徹第1図 第 3 図 0.10.20512 5102050100波
長 (μm)
図装置に用いられるハロゲンランプヒータの軸を含む面
での断面図、第3図は第1図のハロゲンランプヒータの
表面に設けられた遠赤外線放射物質の特性曲線である。 l・・・・・・・・・・・・ハロゲンランプヒータ2・
・・・・・・・・・・・反射手段(反射板)3・・・・
・・・・・・・・記録材 4・・・・・・・・・・・・未定着トナー像8・・・・
・・・・・・・・遠赤外線放射物質特許出願人
キャノン株式会社代 理 人 弁理士 藤
岡 徹第1図 第 3 図 0.10.20512 5102050100波
長 (μm)
Claims (2)
- (1)未定着トナー像をもつ記録材を非接触加熱して熱
定着する装置において、 非接触加熱用の熱源は、ガラス管表面に遠赤外線放射物
質を有するハロゲンランプヒータで成り、 上記ハロゲンランプヒータの周囲に、上記遠赤外線放射
物質より放射される遠赤外線を上記記録材の表面に向け
て反射する反射手段を配した、ことを特徴とする定着装
置。 - (2)ハロゲンランプヒータは、表面温度を所定温度に
制御する制御手段に接続せられていることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11577887A JPS63281180A (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11577887A JPS63281180A (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63281180A true JPS63281180A (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=14670821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11577887A Pending JPS63281180A (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63281180A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412288U (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-31 | ||
KR100540066B1 (ko) * | 2002-03-27 | 2006-01-10 | 조극래 | 적외선 방사 전열장치 |
JP2013159045A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
1987
- 1987-05-14 JP JP11577887A patent/JPS63281180A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412288U (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-31 | ||
KR100540066B1 (ko) * | 2002-03-27 | 2006-01-10 | 조극래 | 적외선 방사 전열장치 |
JP2013159045A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
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