JPS6328111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328111Y2 JPS6328111Y2 JP14022380U JP14022380U JPS6328111Y2 JP S6328111 Y2 JPS6328111 Y2 JP S6328111Y2 JP 14022380 U JP14022380 U JP 14022380U JP 14022380 U JP14022380 U JP 14022380U JP S6328111 Y2 JPS6328111 Y2 JP S6328111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- pallet
- tube
- support leg
- frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stackable Containers (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はパレツト・サポータ、すなわち荷物
を積載したパレツトを上下に複数個積重ねる場合
に、下段のパレツトに取付けて上段のパレツトを
支持するために用いられるパレツト支持構体に関
するものである。
を積載したパレツトを上下に複数個積重ねる場合
に、下段のパレツトに取付けて上段のパレツトを
支持するために用いられるパレツト支持構体に関
するものである。
(従来技術)
従来、この種のパレツト・サポータとして、例
えば実開昭54−60854号、実開昭54−60855号の各
公報に示されているようなものが公知である。こ
れらの公知のパレツト・サポータは、いずれも基
本的な構成として、第4図に示すように上部横杆
22とその両端の支脚23,23とで下向きコ字
状に形成された1対の支持枠21,21を、パレ
ツトPの四隅部に取付けられた取付金具24の短
かい支持筒25に前記各支脚23の下端部を差込
むことにより、平面視X字状に組合わせてパレツ
ト上に立設しうるようになつている。ところが、
前記支持筒25の内径は、支脚23の差込みを容
易に行いうるようにその外径よりもかなり大きい
ものとなされ、しかも支持筒25の上端面に支脚
23の外周に固着した鍔片26を当接せしめて該
支脚を支持するようになされているため、支持枠
を立てた場合にがたつきを生じ、全体がいささか
不安定で多段にパレツトを積重ねる場合に危惧感
がある欠点があつた。また、パレツトPは幅及び
奥行長さに通常±5〜7mm程度の寸法誤差を有す
るものであり、その対角位の支持筒25,25間
の距離が常に厳密に一定でないために、支持枠2
1,21の着脱にいささか困難性を来たすことが
多い欠点があつた。
えば実開昭54−60854号、実開昭54−60855号の各
公報に示されているようなものが公知である。こ
れらの公知のパレツト・サポータは、いずれも基
本的な構成として、第4図に示すように上部横杆
22とその両端の支脚23,23とで下向きコ字
状に形成された1対の支持枠21,21を、パレ
ツトPの四隅部に取付けられた取付金具24の短
かい支持筒25に前記各支脚23の下端部を差込
むことにより、平面視X字状に組合わせてパレツ
ト上に立設しうるようになつている。ところが、
前記支持筒25の内径は、支脚23の差込みを容
易に行いうるようにその外径よりもかなり大きい
ものとなされ、しかも支持筒25の上端面に支脚
23の外周に固着した鍔片26を当接せしめて該
支脚を支持するようになされているため、支持枠
を立てた場合にがたつきを生じ、全体がいささか
不安定で多段にパレツトを積重ねる場合に危惧感
がある欠点があつた。また、パレツトPは幅及び
奥行長さに通常±5〜7mm程度の寸法誤差を有す
るものであり、その対角位の支持筒25,25間
の距離が常に厳密に一定でないために、支持枠2
1,21の着脱にいささか困難性を来たすことが
多い欠点があつた。
(考案の目的)
この考案は上記のような欠点を除くことを目的
とする。既ち、パレツトの多少の寸法誤差に拘り
なく、取付金具の支持筒への支脚の下端部の挿脱
操作を容易に行いうるものとしながら、その差込
状態時における支脚の安定性を一層良好なものと
なすことを目的とする。
とする。既ち、パレツトの多少の寸法誤差に拘り
なく、取付金具の支持筒への支脚の下端部の挿脱
操作を容易に行いうるものとしながら、その差込
状態時における支脚の安定性を一層良好なものと
なすことを目的とする。
(考案の構成)
上記の目的において、この考案に係るパレツ
ト・サポータは、1対の下向きコ字状支持枠にお
ける各支脚の下端に傾斜状段部を介して径の縮少
された差込部が形成されると共に、パレツトの四
隅部に取付けられる取付金具の支持筒が前記差込
部を緩く嵌挿可能とする内径を有し、しかもその
上端に、前記傾斜状段部に対応する傾斜状支承段
部を介して、支脚を緩く嵌挿可能とする拡管部が
形成されてなる構成を有することを特徴とする。
ト・サポータは、1対の下向きコ字状支持枠にお
ける各支脚の下端に傾斜状段部を介して径の縮少
された差込部が形成されると共に、パレツトの四
隅部に取付けられる取付金具の支持筒が前記差込
部を緩く嵌挿可能とする内径を有し、しかもその
上端に、前記傾斜状段部に対応する傾斜状支承段
部を介して、支脚を緩く嵌挿可能とする拡管部が
形成されてなる構成を有することを特徴とする。
(実施例)
以下、この考案の構成を更に第1図ないし第3
図に示す実施例に基づいて説明する。
図に示す実施例に基づいて説明する。
1,1は上部横杆2とその両端の支脚3とで下
向きコ字状に形成されたパイプ製の1対の支持枠
で、その各支脚3の下端にはスエージング加工に
よつて径を縮少した所定長の差込部4が傾斜状段
部5を介して設けられている。上記傾斜状段部5
の傾斜角度は、水平面に対し30〜60゜程度に形成
されるものであり、特に好ましくは45゜程度に形
成される。差込部4の下端は、後述する支持筒へ
の差込操作を容易にするために、下方に向つて径
小のテーパー状に形成されることもある。なお各
支持枠1,1の上部横杆2,2には、それぞれ上
向き凹部7と下向き凹部8が形成されており、こ
れらを噛み合わせることで上部横杆2,2の上面
を面一の状態にして両支持枠1,1を平面視X字
状に組合わせうるようになつている。かつ上部横
杆2の中央部には、上記凹部7,8の形成によつ
て減少せられる曲げ強度を補うため、所定長の補
強用外筒9が外装されている。
向きコ字状に形成されたパイプ製の1対の支持枠
で、その各支脚3の下端にはスエージング加工に
よつて径を縮少した所定長の差込部4が傾斜状段
部5を介して設けられている。上記傾斜状段部5
の傾斜角度は、水平面に対し30〜60゜程度に形成
されるものであり、特に好ましくは45゜程度に形
成される。差込部4の下端は、後述する支持筒へ
の差込操作を容易にするために、下方に向つて径
小のテーパー状に形成されることもある。なお各
支持枠1,1の上部横杆2,2には、それぞれ上
向き凹部7と下向き凹部8が形成されており、こ
れらを噛み合わせることで上部横杆2,2の上面
を面一の状態にして両支持枠1,1を平面視X字
状に組合わせうるようになつている。かつ上部横
杆2の中央部には、上記凹部7,8の形成によつ
て減少せられる曲げ強度を補うため、所定長の補
強用外筒9が外装されている。
10は上記支持枠1,1の取付金具で、パレツ
トPの四隅部にてその端桁の端部にはめ合わされ
る平面コ字状の取付部11と、その一側外面に溶
接固着された短筒状の支持筒12とよりなり、該
支持筒12の内周面は前記支持枠1の支脚3下端
の差込部4を緩く嵌挿しうるようにそれよりやや
大きい直径を有するものとなされている。かつ支
持筒12の上端には、前記傾斜状段部5に対応す
る傾斜状支承段部6を介して、支脚3を緩く嵌挿
可能とする拡管部13が形成されている。同様に
支持筒12の下端にも、傾斜状段部14を介して
拡管部15が形成され、取付金具10の製作に際
し、支持筒12を上下反転していずれの方向に取
付けても良いようになされている。
トPの四隅部にてその端桁の端部にはめ合わされ
る平面コ字状の取付部11と、その一側外面に溶
接固着された短筒状の支持筒12とよりなり、該
支持筒12の内周面は前記支持枠1の支脚3下端
の差込部4を緩く嵌挿しうるようにそれよりやや
大きい直径を有するものとなされている。かつ支
持筒12の上端には、前記傾斜状段部5に対応す
る傾斜状支承段部6を介して、支脚3を緩く嵌挿
可能とする拡管部13が形成されている。同様に
支持筒12の下端にも、傾斜状段部14を介して
拡管部15が形成され、取付金具10の製作に際
し、支持筒12を上下反転していずれの方向に取
付けても良いようになされている。
(考案の作用効果)
この考案は上述のような構成を有するものであ
るから、取付金具10をパレツトPの四隅部に取
付け、その支持筒12に各支脚3の下端差込部4
を差込んで支持枠1,1を取付けるに際し、支持
筒12の上端の拡管部13に差込部4の下端を嵌
め込むと、あとは傾斜状支承段部6の案内作用で
差込部4を支持筒12内に正しく誘導して嵌め込
むことができ、パレツトPの対角位の支持筒1
2,12間の距離に多少の誤差があつてもたやす
く支持枠1,1の取付けを行うことができる。
るから、取付金具10をパレツトPの四隅部に取
付け、その支持筒12に各支脚3の下端差込部4
を差込んで支持枠1,1を取付けるに際し、支持
筒12の上端の拡管部13に差込部4の下端を嵌
め込むと、あとは傾斜状支承段部6の案内作用で
差込部4を支持筒12内に正しく誘導して嵌め込
むことができ、パレツトPの対角位の支持筒1
2,12間の距離に多少の誤差があつてもたやす
く支持枠1,1の取付けを行うことができる。
また、その取付後の状態では、支脚3の傾斜状
段部5が対応傾斜を有する支持筒12側の支承段
部6に担持されるので、支持枠1,1上に上段の
パレツトPが積み重ねられて荷重が負荷されれば
されるほど、取付金具10に対する支脚3の取付
状態が安定する。従つて、支持枠1,1がぐらつ
くことがなく、非常に安定が良くなり安全性を向
上すると共に、大荷重の上段パレツトの積重、多
段積重の許容範囲を増大する。
段部5が対応傾斜を有する支持筒12側の支承段
部6に担持されるので、支持枠1,1上に上段の
パレツトPが積み重ねられて荷重が負荷されれば
されるほど、取付金具10に対する支脚3の取付
状態が安定する。従つて、支持枠1,1がぐらつ
くことがなく、非常に安定が良くなり安全性を向
上すると共に、大荷重の上段パレツトの積重、多
段積重の許容範囲を増大する。
更に、パレツト・サポータを分解する場合、支
持枠1に荷重がかかつていない状態では、支脚3
は単にその下端部の傾斜状段部5が支持筒12の
支承段部6上に担持されているにすぎないから、
差込部4を支持筒12から簡単に抜き外すことが
でき、分解操作も極めて簡単になしうる。
持枠1に荷重がかかつていない状態では、支脚3
は単にその下端部の傾斜状段部5が支持筒12の
支承段部6上に担持されているにすぎないから、
差込部4を支持筒12から簡単に抜き外すことが
でき、分解操作も極めて簡単になしうる。
上述の次第で、この考案は、従来品に較べ、パ
レツトの寸法誤差に拘りなく、支持枠の着脱の操
作をいずれも容易に行いうるものとしながら、使
用状態では極めて優れた安定性を示す顕著な実用
効果を発揮するものである。
レツトの寸法誤差に拘りなく、支持枠の着脱の操
作をいずれも容易に行いうるものとしながら、使
用状態では極めて優れた安定性を示す顕著な実用
効果を発揮するものである。
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は斜視図、第2図は要部の縦断面
図、第3図は変形例の縦断面図、第4図は従来品
の斜視図である。 1……支持枠、2……横杆部、3……支脚、4
……差込部、5……傾斜状段部、6……支承段
部、10……取付金具、12……支持筒、13…
…拡管部、P……パレツト。
もので、第1図は斜視図、第2図は要部の縦断面
図、第3図は変形例の縦断面図、第4図は従来品
の斜視図である。 1……支持枠、2……横杆部、3……支脚、4
……差込部、5……傾斜状段部、6……支承段
部、10……取付金具、12……支持筒、13…
…拡管部、P……パレツト。
Claims (1)
- 1対の下向きコ字状支持枠1における各支脚3
の下端に傾斜状段部5を介して径の縮少された差
込部4が形成されると共に、パレツトPの四隅部
に取付けられる取付金具10の支持筒12が前記
差込部4を緩く嵌挿可能とする内径を有し、しか
もその上端に、前記傾斜状段部5に対応する傾斜
状支承段部6を介して、支脚3を緩く嵌挿可能と
する拡管部13が形成されてなるパレツト・サポ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14022380U JPS6328111Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14022380U JPS6328111Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5763039U JPS5763039U (ja) | 1982-04-14 |
JPS6328111Y2 true JPS6328111Y2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=29500142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14022380U Expired JPS6328111Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6328111Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0753496Y2 (ja) * | 1986-07-21 | 1995-12-13 | リョービ株式会社 | 魚釣用スピニングリールの軸受機構 |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP14022380U patent/JPS6328111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5763039U (ja) | 1982-04-14 |
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