JPS63279278A - カラー電子写真装置 - Google Patents
カラー電子写真装置Info
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- JPS63279278A JPS63279278A JP62114110A JP11411087A JPS63279278A JP S63279278 A JPS63279278 A JP S63279278A JP 62114110 A JP62114110 A JP 62114110A JP 11411087 A JP11411087 A JP 11411087A JP S63279278 A JPS63279278 A JP S63279278A
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- JP
- Japan
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- photoreceptor
- image
- electrophotographic apparatus
- toner
- photosensitive body
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- Color Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、白黒複写機やカラー複写機あるいはプリンタ
などのハードコピー装置に利用できる電子写真装置に間
するものである。
などのハードコピー装置に利用できる電子写真装置に間
するものである。
従来の技術
近年、帯電・露光・現像を複数回繰り返して電子写真感
光体(以下、感光体という)上に色の異なる複数のトナ
ー像を形成した後、トナー像を紙に一括転写してカラー
画像を得るカラー電子写真方法が盛んに検討されている
。この方法は、従来のカラー電子写真法と異なり、転写
ドラムがなく装置を小型化できるという利点を有してい
る。
光体(以下、感光体という)上に色の異なる複数のトナ
ー像を形成した後、トナー像を紙に一括転写してカラー
画像を得るカラー電子写真方法が盛んに検討されている
。この方法は、従来のカラー電子写真法と異なり、転写
ドラムがなく装置を小型化できるという利点を有してい
る。
この種のカラー電子写真装置として、例えば、発明者ら
が特願昭80−212927号に提案した装置がある。
が特願昭80−212927号に提案した装置がある。
この装置は、現像方式として直流電界でトナーを飛しょ
うさせる現像法を用いている。従来の装置について、第
2図を基にして説明する。
うさせる現像法を用いている。従来の装置について、第
2図を基にして説明する。
コロナ帯電器1でセレン感光体2の初期電位を+5oo
vに帯電した後、ドツト密度9.45本/ malの発
光ダイオード3(スポット径105μm)でイエロの画
像信号を露光し、ネガの静電潜像(画線部が露光されて
感光体の表面電位が減衰している静電潜像)を形成する
。そして、Yトナーの入っている現像器4で静電潜像を
直流電界飛しよう現像法でネガ・ポジ反転現像し、感光
体2上にイエロのトナー像を形成する。この時、Yトナ
ーの入っている現像器4には+700■の現像バイヤス
が印加されているが、その他の現像器5と6は接地され
トナーが飛しようしない状態に調整されている。Yトナ
ーで現像した後、感光体2を除電ランプ7で全面照射し
、イエロの静電潜像を消去する。
vに帯電した後、ドツト密度9.45本/ malの発
光ダイオード3(スポット径105μm)でイエロの画
像信号を露光し、ネガの静電潜像(画線部が露光されて
感光体の表面電位が減衰している静電潜像)を形成する
。そして、Yトナーの入っている現像器4で静電潜像を
直流電界飛しよう現像法でネガ・ポジ反転現像し、感光
体2上にイエロのトナー像を形成する。この時、Yトナ
ーの入っている現像器4には+700■の現像バイヤス
が印加されているが、その他の現像器5と6は接地され
トナーが飛しようしない状態に調整されている。Yトナ
ーで現像した後、感光体2を除電ランプ7で全面照射し
、イエロの静電潜像を消去する。
次に、イエロのトナー像を形成した方法と同様の方法及
び条件(感光体の初期電位及び現像バイヤスなど)によ
り、帯電・露光・現像・光除電の工程を繰り返し、感光
体2上にMおよびCのトナー像をYのトナー像の上に順
次形成する。全てのトナー像の形成が終了した後、除電
ランプ8で静電潜像を消去し、コロナ帯電器9でトナー
像を記録紙10に静電転写する。
び条件(感光体の初期電位及び現像バイヤスなど)によ
り、帯電・露光・現像・光除電の工程を繰り返し、感光
体2上にMおよびCのトナー像をYのトナー像の上に順
次形成する。全てのトナー像の形成が終了した後、除電
ランプ8で静電潜像を消去し、コロナ帯電器9でトナー
像を記録紙10に静電転写する。
発明が解決しようとする問題点
光源にドツト密度が16本/m■の発光ダイオードアレ
イ(スポット径65μm)を用いて、第2図で説明した
装置で記録したところ、画線の再現性は良好であったが
、画像濃度が低くなることがわかった。この装置で、セ
レン感光体の代わりに厚さ約20μmの有機感光体を用
いて作像すると、1ドツトあるいは1ラインの画像は高
濃度であるにもかかわらず画線幅が65μmよりも著し
く細ってしまい貧弱な画像になった。また重ね現像する
と、上に重ねるトナー像の画線幅が下のトナー像の画線
幅よりも細ってトナーが正確に重ならず、色再現性が悪
くなるという問題点があった。
イ(スポット径65μm)を用いて、第2図で説明した
装置で記録したところ、画線の再現性は良好であったが
、画像濃度が低くなることがわかった。この装置で、セ
レン感光体の代わりに厚さ約20μmの有機感光体を用
いて作像すると、1ドツトあるいは1ラインの画像は高
濃度であるにもかかわらず画線幅が65μmよりも著し
く細ってしまい貧弱な画像になった。また重ね現像する
と、上に重ねるトナー像の画線幅が下のトナー像の画線
幅よりも細ってトナーが正確に重ならず、色再現性が悪
くなるという問題点があった。
本発明の目的は、高解像度のドツトおよび1ラインの画
像を高濃度で、かつ忠実に再現するカラー電子写真装置
を提供することにある。また本発明の他の目的は、色重
ねが良好な高解像度カラー画像を得るカラー電子写真装
置を提供することにある。
像を高濃度で、かつ忠実に再現するカラー電子写真装置
を提供することにある。また本発明の他の目的は、色重
ねが良好な高解像度カラー画像を得るカラー電子写真装
置を提供することにある。
問題点を解決するための手段
本発明は、光導電体を基体上に設けた感光体と、前記感
光体上に形成された静電潜像を直流電界でトナーを飛し
ようさせて顕像化する直流電界飛しよう現像器と、スポ
ット露光する光源を有する電子写真装置であって、スポ
ット光の記録密度をXドツト/ffl膣、スポット光径
をDμm、 r6光体の厚さをL1μm1現像剤担持休
と感光体との距#t−L2μmとしたとき、 10<D−L1/L2<23 [μmlで、かつ
、 1400<D−X<2000 [μmlである電
子写真装置である。
光体上に形成された静電潜像を直流電界でトナーを飛し
ようさせて顕像化する直流電界飛しよう現像器と、スポ
ット露光する光源を有する電子写真装置であって、スポ
ット光の記録密度をXドツト/ffl膣、スポット光径
をDμm、 r6光体の厚さをL1μm1現像剤担持休
と感光体との距#t−L2μmとしたとき、 10<D−L1/L2<23 [μmlで、かつ
、 1400<D−X<2000 [μmlである電
子写真装置である。
作用
従来例で述べた有機感光体を用いたときの問題点は、1
ドツトや1ライン時の露光量の不足に原因があると推定
し、光源の発光ダイオードに代えて、1ドツトごとに光
強度を変えつる半導体レーザ光源(光強度が1/e2以
上の範囲のスポット径は約70μm1ここでeは自然対
数の底)を用いて、1ドツトや1ライン時の光強度をベ
タ部の露光時の1.5倍に強めて露光した。しかじ、1
ドツトや1ライン画像の画線の細り現象は改善されなか
った。
ドツトや1ライン時の露光量の不足に原因があると推定
し、光源の発光ダイオードに代えて、1ドツトごとに光
強度を変えつる半導体レーザ光源(光強度が1/e2以
上の範囲のスポット径は約70μm1ここでeは自然対
数の底)を用いて、1ドツトや1ライン時の光強度をベ
タ部の露光時の1.5倍に強めて露光した。しかじ、1
ドツトや1ライン画像の画線の細り現象は改善されなか
った。
ここで比較の為に、この有機感光体を用いて通常の接触
現像タイプの反転現像方式で、70μmのスポット露光
部を現像すると高い画像濃度が得られしかも画線の細り
はなかった。従って、画像濃度の低下や画線の細り現象
は直流電界飛しよう現像法に特有の現象であることが判
明した。
現像タイプの反転現像方式で、70μmのスポット露光
部を現像すると高い画像濃度が得られしかも画線の細り
はなかった。従って、画像濃度の低下や画線の細り現象
は直流電界飛しよう現像法に特有の現象であることが判
明した。
この原因について更に詳しく調べたところ、次の事実が
分かった。直流電界飛しよう現像法を用いたときのセレ
ン感光体および有機感光体の1ドツト露光部における感
光体表面上の電位分布を第3図(A)および第3図(B
)に示す、また、現像剤担持体と感光体との間の現像電
場図を第4図(A)および第4図(B)に示す。
分かった。直流電界飛しよう現像法を用いたときのセレ
ン感光体および有機感光体の1ドツト露光部における感
光体表面上の電位分布を第3図(A)および第3図(B
)に示す、また、現像剤担持体と感光体との間の現像電
場図を第4図(A)および第4図(B)に示す。
セレン感光体では、第3図(A)に示すように感光体の
表面電位が完全に残留レベルにまで減衰しているにもか
かわらず、ドツトの中心位置はドツト周辺に存在する電
荷の影響を強く受けるため電位が上昇し約350Vにな
る。従って、現像バイヤス電圧(7!50V)との電位
差が400Vと小さくなるため、画像濃度が低くなると
いうことがわかった。一方、有機感光体では第3図(B
)に示すように、スポットの中央位置の電位が残留型゛
位(150V)近くにまで低下するため高濃度に現像
されることがわかる。
表面電位が完全に残留レベルにまで減衰しているにもか
かわらず、ドツトの中心位置はドツト周辺に存在する電
荷の影響を強く受けるため電位が上昇し約350Vにな
る。従って、現像バイヤス電圧(7!50V)との電位
差が400Vと小さくなるため、画像濃度が低くなると
いうことがわかった。一方、有機感光体では第3図(B
)に示すように、スポットの中央位置の電位が残留型゛
位(150V)近くにまで低下するため高濃度に現像
されることがわかる。
ところが第4図の現像電場図において、セレン感光体(
第4図(A))と有機感光体(第4図(B))とを比較
すると、有機感光体のほうが電気力線の感光体横方向へ
回り込みが多く、現像剤担持体と感光体とを結ぶ電気力
線の感光体への到達域の幅が狭くなる、即ち現像される
画線幅が細くなることが分かった。
第4図(A))と有機感光体(第4図(B))とを比較
すると、有機感光体のほうが電気力線の感光体横方向へ
回り込みが多く、現像剤担持体と感光体とを結ぶ電気力
線の感光体への到達域の幅が狭くなる、即ち現像される
画線幅が細くなることが分かった。
以上をまとめると、セレン感光体では画線幅再現は良好
であるが低濃度になり、有機感光体では高濃度になるが
画線が細ってしまう結果になる。
であるが低濃度になり、有機感光体では高濃度になるが
画線が細ってしまう結果になる。
この問題点を解決するために種々の実験を行ったところ
、直流電界飛しよう現像法を用いたときに良好な画線幅
を得るには、スポット径は感光体の厚みに対し略反比例
でかつ現像剤担持体と感光体との距離に対し略正比例の
関係にするのがよい事がわかった。すなわち感光体の厚
みを薄くするに従って、また現像剤担持体と感光体との
距離を広げるに従ってスポット径は大きくしなければな
らない0本発明によれば、膜厚の薄い感光体上の静電潜
像を直流電界飛しょう現像する装置において、露光する
ビームのスポット径を、感光体の膜厚に反比例の関係に
し、感光体の厚みが薄いときにはスポット径を大きく設
定する。また、現像時の現像剤担持体と感光体との距離
が大きいときは、スポット径も大きくする。従って、1
ドツトや1ラインの画線幅が十分に再現可能で画像濃度
も高くなる。また同時に、感光体上で複数のトナーを重
ねあわせる装置においては、トナーの重ね現像が正確に
なる効果も得られ、色再現性を良くすることができる。
、直流電界飛しよう現像法を用いたときに良好な画線幅
を得るには、スポット径は感光体の厚みに対し略反比例
でかつ現像剤担持体と感光体との距離に対し略正比例の
関係にするのがよい事がわかった。すなわち感光体の厚
みを薄くするに従って、また現像剤担持体と感光体との
距離を広げるに従ってスポット径は大きくしなければな
らない0本発明によれば、膜厚の薄い感光体上の静電潜
像を直流電界飛しょう現像する装置において、露光する
ビームのスポット径を、感光体の膜厚に反比例の関係に
し、感光体の厚みが薄いときにはスポット径を大きく設
定する。また、現像時の現像剤担持体と感光体との距離
が大きいときは、スポット径も大きくする。従って、1
ドツトや1ラインの画線幅が十分に再現可能で画像濃度
も高くなる。また同時に、感光体上で複数のトナーを重
ねあわせる装置においては、トナーの重ね現像が正確に
なる効果も得られ、色再現性を良くすることができる。
実施例
本発明に於て、光源のスポット径とは光ビームのピーク
強度の1/e2(eは自然対数の底)以上となる範囲と
する1例えば、第5図に示す略ガウス分布を持つレーザ
ビームのスポット径は90μmとあられす。
強度の1/e2(eは自然対数の底)以上となる範囲と
する1例えば、第5図に示す略ガウス分布を持つレーザ
ビームのスポット径は90μmとあられす。
良好な画線幅を得ようとすると、光源のスポットの記録
密度がXドツト/@臘、スポット径の大きさがDμm1
感光体の厚さがL1μm、現像剤担持体と感光体との距
離が524mとしたとき、スポット径は感光体の厚みに
対し略反比例で、かつ現像剤担持体と感光体との距離に
対し略正比例の関係にするのが好ましい、すなわち感光
体の厚みが薄くなるに従って、また現像剤担持体と感光
体との距離が広がるに従って、スポット径は大きくしな
ければならない、その範囲は、 10くD−L1/L2く23 [μm]が望ましい
。
密度がXドツト/@臘、スポット径の大きさがDμm1
感光体の厚さがL1μm、現像剤担持体と感光体との距
離が524mとしたとき、スポット径は感光体の厚みに
対し略反比例で、かつ現像剤担持体と感光体との距離に
対し略正比例の関係にするのが好ましい、すなわち感光
体の厚みが薄くなるに従って、また現像剤担持体と感光
体との距離が広がるに従って、スポット径は大きくしな
ければならない、その範囲は、 10くD−L1/L2く23 [μm]が望ましい
。
通常、スポット径と解像度との関係は、1000 D
−X [μm]となるが、この条件で
直流電界飛しょう現像すると1IiI錦が細る。従って
、本発明では、画線の細りをなくすためにドツト径をお
およそ40%程度大きくする、このとき、スポット径を
2倍以上に大きくすると1ラインおきに露光した画像が
潰れてしまう、従って、 1400くD−Xく2000 [μm]の範囲にす
ることが望ましい0例えば、感光体の厚さが20μm、
現像剤担持体と感光体との距離が150μmで、11I
II11当り16ドツト露光するときには(X=16)
、スポット径りは、75<D<172.5 [
μm]であり、かつ 87.5<D<125 [μm]でなければな
らない、従ってスポット径は、87.5<D<125
[μm]の範囲にする。
−X [μm]となるが、この条件で
直流電界飛しょう現像すると1IiI錦が細る。従って
、本発明では、画線の細りをなくすためにドツト径をお
およそ40%程度大きくする、このとき、スポット径を
2倍以上に大きくすると1ラインおきに露光した画像が
潰れてしまう、従って、 1400くD−Xく2000 [μm]の範囲にす
ることが望ましい0例えば、感光体の厚さが20μm、
現像剤担持体と感光体との距離が150μmで、11I
II11当り16ドツト露光するときには(X=16)
、スポット径りは、75<D<172.5 [
μm]であり、かつ 87.5<D<125 [μm]でなければな
らない、従ってスポット径は、87.5<D<125
[μm]の範囲にする。
このようにスポット径の大きさを制御すると、帯電・露
光・現像のサイクルを複数回繰り返して色の異なる複数
のトナー像を感光体上に形成するカラー電子写真装置で
は、筬に形成したトナー像の上から新たに他の色のトナ
ーを重ね合わせて現像する時には上から重ねるトナー像
の画線の細りを防ぐ効果があり、その結果色再現性が良
くなり特に好ましい、1fflff1当りの記録密度X
が6から10程度のときは、1ドツトの大きさが十分大
きいため特にスポット径のコントロールは不必要である
。またXが21以上の場合には、スポット径のコントロ
ールではもはや1ドツトを再現することは不可能になる
。従って、この様なスポット径コントロールは、露光回
数が12以上20以下のときに特に効果を発揮する。感
光体の膜厚は、画像濃度を上げるには薄い方が好ましく
、良好な画線幅の再現には厚い方が好ましい。そのため
膜厚は10μm以上35μm以下の範囲にすることが望
ましい、この感光体を直流電界飛しよう現像法で現像す
るときは、感光体と現像剤担持体との距離は、100μ
m以上200μm以下にすることが必要である。この現
像条件で十分高い画像濃度を得ようとすると、感光体の
初期表面電位を高く設定しなければならないが、高すぎ
ると感光体の表面電荷がリークしやすくなる。そのため
感光体表面電位の絶対値を700v以上1100V以下
の範囲にすることが必要である。またこのとき十分に濃
く現像するために、感光体の露光後の電位と現像バイヤ
スとの電位差を500v以上1000V以下の範囲にす
ることが必要である。この様に、膜厚を薄くしても高い
表面電位が得られる感光体としては、アゾ顔料やフタロ
シアニン等を使用した有機感光体がある。
光・現像のサイクルを複数回繰り返して色の異なる複数
のトナー像を感光体上に形成するカラー電子写真装置で
は、筬に形成したトナー像の上から新たに他の色のトナ
ーを重ね合わせて現像する時には上から重ねるトナー像
の画線の細りを防ぐ効果があり、その結果色再現性が良
くなり特に好ましい、1fflff1当りの記録密度X
が6から10程度のときは、1ドツトの大きさが十分大
きいため特にスポット径のコントロールは不必要である
。またXが21以上の場合には、スポット径のコントロ
ールではもはや1ドツトを再現することは不可能になる
。従って、この様なスポット径コントロールは、露光回
数が12以上20以下のときに特に効果を発揮する。感
光体の膜厚は、画像濃度を上げるには薄い方が好ましく
、良好な画線幅の再現には厚い方が好ましい。そのため
膜厚は10μm以上35μm以下の範囲にすることが望
ましい、この感光体を直流電界飛しよう現像法で現像す
るときは、感光体と現像剤担持体との距離は、100μ
m以上200μm以下にすることが必要である。この現
像条件で十分高い画像濃度を得ようとすると、感光体の
初期表面電位を高く設定しなければならないが、高すぎ
ると感光体の表面電荷がリークしやすくなる。そのため
感光体表面電位の絶対値を700v以上1100V以下
の範囲にすることが必要である。またこのとき十分に濃
く現像するために、感光体の露光後の電位と現像バイヤ
スとの電位差を500v以上1000V以下の範囲にす
ることが必要である。この様に、膜厚を薄くしても高い
表面電位が得られる感光体としては、アゾ顔料やフタロ
シアニン等を使用した有機感光体がある。
一方、スポット径を広げるにしたがって1ラインおきに
露光したパターンの間が不鮮明になりゃすい、これを防
ぐ方策として光源の光強度分布を略ガウス分布にすると
、スポットの周辺部に於て光強度が徐々に弱くなるため
、スポットの外周部が多少オーバラップしても画線間が
漬れにくく、1ラインおきの再現性が保たれ易い事が分
かった。
露光したパターンの間が不鮮明になりゃすい、これを防
ぐ方策として光源の光強度分布を略ガウス分布にすると
、スポットの周辺部に於て光強度が徐々に弱くなるため
、スポットの外周部が多少オーバラップしても画線間が
漬れにくく、1ラインおきの再現性が保たれ易い事が分
かった。
この様な光源としては、例えばHe−Heレーザ、半導
体レーザ等を用いることができる。
体レーザ等を用いることができる。
以下、本発明の実施例について第1図を用いて詳細に説
明する。
明する。
現像器11,12.13は直流電界でトナーを飛しょう
させる非接触型の非磁性1成分現像器で、アルミニウム
製の現像ローラ14,15,16上に、ブレード17に
よりトナーの薄層を形成する構成になっている。現像器
11にはイエロ(Y)、現像器12にはマゼンタ(M)
、現像器13にはシアン(C)の絶縁性トナーが入って
いる。そして現像ローラ14,15.16と感光体18
との闇W1(現像ギャップ)を一定にして各現像器を感
光体18の周辺に対向設置した。各現像器は現像時には
感光体に近接し、非現像時には離間する離接機構が取り
付けられている。現像器の仕様及び現像条件並びにトナ
ーの物性を以下に示す。
させる非接触型の非磁性1成分現像器で、アルミニウム
製の現像ローラ14,15,16上に、ブレード17に
よりトナーの薄層を形成する構成になっている。現像器
11にはイエロ(Y)、現像器12にはマゼンタ(M)
、現像器13にはシアン(C)の絶縁性トナーが入って
いる。そして現像ローラ14,15.16と感光体18
との闇W1(現像ギャップ)を一定にして各現像器を感
光体18の周辺に対向設置した。各現像器は現像時には
感光体に近接し、非現像時には離間する離接機構が取り
付けられている。現像器の仕様及び現像条件並びにトナ
ーの物性を以下に示す。
現像器の仕様及び現像条件
現像ローラの直径:16mm
現像ローラの周速: 150mm/ s現像ローラの上
のトナ一層厚=30μm現像ローラの回転方向:感光体
18と逆方向現像ギャップ:現像時150μm。
のトナ一層厚=30μm現像ローラの回転方向:感光体
18と逆方向現像ギャップ:現像時150μm。
非現像時700μm
トナーの物性
トナー電荷量 ニー3μC/g
平均粒径 :10μm
感光体として直径100mmのアゾ顔料系有機感光体ド
ラム(誘電率:2.7、厚さ225μm)18を用い、
周速15 Qmm/sで回転させながら帯電器19(コ
ロナ電圧: −7kV ’)により表面電位−800V
に帯電させた0次に、感光体面光強度3.5mW、波長
790nmの半導体レーザ20を用い、スポット径を1
00μmに設定しlll1mあたり16本の記録密度で
照射し、感光体18上にネガのイエロ信号を露光し静電
潜像を形成した。
ラム(誘電率:2.7、厚さ225μm)18を用い、
周速15 Qmm/sで回転させながら帯電器19(コ
ロナ電圧: −7kV ’)により表面電位−800V
に帯電させた0次に、感光体面光強度3.5mW、波長
790nmの半導体レーザ20を用い、スポット径を1
00μmに設定しlll1mあたり16本の記録密度で
照射し、感光体18上にネガのイエロ信号を露光し静電
潜像を形成した。
前記潜像のコントラスト電位は750■であった。
前記潜像を、現像ローラ14に一700vを印加した現
像状態のイエロの現像器11で反転現像した後1、感光
体18を非現像状態のマゼンタ現像器12とシアン現像
器18に通過させイエロのトナー像を形成した。イエロ
の画線は約70μmに再現した。
像状態のイエロの現像器11で反転現像した後1、感光
体18を非現像状態のマゼンタ現像器12とシアン現像
器18に通過させイエロのトナー像を形成した。イエロ
の画線は約70μmに再現した。
次に、再びコロナ帯電器19(コロナ電圧ニー’l 3
kV)で感光体22を一850Vに帯電した0次に、感
光体18に半導体レーザ20によりマゼンタに対応する
信号光を露光しマゼンタの静電潜像を形成した。このと
き、レーザ光のスポット径はイエロ画像形成時と同じに
した。ここで、Yトナー像の上に形成された画線部の表
面電位は一100vで、前記潜像のコントラスト電位は
750■であった0次に、感光体18を非現像状態のイ
エロ現像器11、現像ローラ15に−800Vを印加し
た現像状態のマゼンタの現像器12および非現像状態の
シアン現像器13に通過させてマゼンタのトナー像を形
成した。イエロトナーの上に現像したマゼンタトナーは
画線の細りがなく正確に重なった。
kV)で感光体22を一850Vに帯電した0次に、感
光体18に半導体レーザ20によりマゼンタに対応する
信号光を露光しマゼンタの静電潜像を形成した。このと
き、レーザ光のスポット径はイエロ画像形成時と同じに
した。ここで、Yトナー像の上に形成された画線部の表
面電位は一100vで、前記潜像のコントラスト電位は
750■であった0次に、感光体18を非現像状態のイ
エロ現像器11、現像ローラ15に−800Vを印加し
た現像状態のマゼンタの現像器12および非現像状態の
シアン現像器13に通過させてマゼンタのトナー像を形
成した。イエロトナーの上に現像したマゼンタトナーは
画線の細りがなく正確に重なった。
次に、再びコロナ帯電器19(コロナ電圧ニー7.5k
V)に、J:って感光体18t−950Vに帯電した。
V)に、J:って感光体18t−950Vに帯電した。
次に、半導体レーザ20によりシアンに対応する信号光
を露光しシアンの静電潜像を形成した。
を露光しシアンの静電潜像を形成した。
このとき、レーザ光のスポット径はイエロ画像形成時と
同じにした。ここで、Mトナー像の上に形成された画線
部の表面電位は一100V、YトナーとMトナーが重ね
合わされた像の上に形成された画線部の表面電位は一2
00■で、前記潜像のコントラスト電位は750Vであ
った0次に、感光体18を非現像状態のイエロ現像器1
1およびマゼンタの現像器12、現像ローラ16に一9
00■を印加した現像状態のシアンの現像器13に通過
させてシアンのトナー像を形成した。イエロ及びマゼン
タトナーの上に現像したシアントナーは画線が細らず正
確に重なった。
同じにした。ここで、Mトナー像の上に形成された画線
部の表面電位は一100V、YトナーとMトナーが重ね
合わされた像の上に形成された画線部の表面電位は一2
00■で、前記潜像のコントラスト電位は750Vであ
った0次に、感光体18を非現像状態のイエロ現像器1
1およびマゼンタの現像器12、現像ローラ16に一9
00■を印加した現像状態のシアンの現像器13に通過
させてシアンのトナー像を形成した。イエロ及びマゼン
タトナーの上に現像したシアントナーは画線が細らず正
確に重なった。
こうして感光体18上に得られたカラートナー像を転写
帯電器21によって紙22に転写した後、熱定着した。
帯電器21によって紙22に転写した後、熱定着した。
一方、転写後ファーブラシ23を感光体18に圧接し、
表面をクリーニングした感光体は次の作像工程に供した
。
表面をクリーニングした感光体は次の作像工程に供した
。
その結果、独立したドツトの大きさは、直径約40ミク
ロンで、1ラインの線幅は約70ミクロンに良好に再現
した。また赤、緑、青の合成色の色濃度が1.5以上、
またY%M、C3色重ね濃度が1.7以上で、色重ねの
正確な鮮明なカラープリントが得られた。
ロンで、1ラインの線幅は約70ミクロンに良好に再現
した。また赤、緑、青の合成色の色濃度が1.5以上、
またY%M、C3色重ね濃度が1.7以上で、色重ねの
正確な鮮明なカラープリントが得られた。
発明の効果
本発明によれば、独立したドツトや細線画の再現が良好
な電子写真装置を得ることができる。また本発明によれ
ば、色重ねが良好なカラー画像の電子写真装置を得るこ
とができる。
な電子写真装置を得ることができる。また本発明によれ
ば、色重ねが良好なカラー画像の電子写真装置を得るこ
とができる。
第1図は、本発明の一実施例における電子写真装置の概
略図、第2図は従来例の電子写真装置の概略図、第3図
はセレン感光体と有機感光体の表面の電位分布の解析図
、第4図はセレン感光体と有機感光体の現像時の電場解
析図、第5図は、本発明に用いる略ガウス分布をもつ光
源の説明図である。 18・・・感光体、19・・・帯電器、2o・・・半導
体レーザ、11・12・13・・・現像器 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ばか1名第1図 ファーブラシ 第2図 第 3 図 を光鳩 第4図 U) 否光体 (B)
略図、第2図は従来例の電子写真装置の概略図、第3図
はセレン感光体と有機感光体の表面の電位分布の解析図
、第4図はセレン感光体と有機感光体の現像時の電場解
析図、第5図は、本発明に用いる略ガウス分布をもつ光
源の説明図である。 18・・・感光体、19・・・帯電器、2o・・・半導
体レーザ、11・12・13・・・現像器 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ばか1名第1図 ファーブラシ 第2図 第 3 図 を光鳩 第4図 U) 否光体 (B)
Claims (10)
- (1)光導電体を基体上に設けた感光体と、前記感光体
上に形成された静電潜像を直流電界でトナーを飛しょう
させて顕像化する直流電界飛しょう現像器と、スポット
露光する光源を有する電子写真装置であって、スポット
光の記録密度をXドット/mm、スポット光径をDμm
、感光体の厚さをL1μm、現像剤担持体と感光体との
距離をL2μmとしたとき、 10<D・L1/L2<23[μm] で、かつ、 1400<D・X<2000[μm] である電子写真装置。 - (2)帯電・露光・現像のサイクルを複数回繰り返して
色の異なる複数のトナー像を感光体上に形成した後、前
記トナー像を像受容体に一括転写する特許請求の範囲第
1項記載の電子写真装置。 - (3)Xが12以上20以下である特許請求の範囲第1
項記載の電子写真装置。 - (4)L1が10μm以上35μm以下である特許請求
の範囲第1項記載の電子写真装置。 - (5)L2が100μm以上200μm以下である特許
請求の範囲第1項記載の電子写真装置。 - (6)感光体の初期表面電位の絶対値が700V以上1
100V以下である特許請求の範囲第4項記載の電子写
真装置。 - (7)感光体の露光後の表面電位と現像バイヤスとの電
位差が500V以上1000V以下である特許請求の範
囲第6項記載の電子写真装置。 - (8)感光体の光導電体が、有機光導電体である特許請
求の範囲第4項記載の電子写真装置。 - (9)光源の光強度分布が略ガウス分布である特許請求
の範囲第1項記載の電子写真装置。 - (10)光源がレーザである特許請求の範囲第1項記載
の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114110A JPH083674B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | カラー電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114110A JPH083674B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | カラー電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63279278A true JPS63279278A (ja) | 1988-11-16 |
JPH083674B2 JPH083674B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=14629377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62114110A Expired - Lifetime JPH083674B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | カラー電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083674B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03149577A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Konica Corp | 画像形成装置 |
US5115259A (en) * | 1990-06-15 | 1992-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic image forming apparatus |
JPH0485353U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP62114110A patent/JPH083674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03149577A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Konica Corp | 画像形成装置 |
US5115259A (en) * | 1990-06-15 | 1992-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic image forming apparatus |
JPH0485353U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH083674B2 (ja) | 1996-01-17 |
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