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JPS6326710B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6326710B2
JPS6326710B2 JP54119506A JP11950679A JPS6326710B2 JP S6326710 B2 JPS6326710 B2 JP S6326710B2 JP 54119506 A JP54119506 A JP 54119506A JP 11950679 A JP11950679 A JP 11950679A JP S6326710 B2 JPS6326710 B2 JP S6326710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
pulse
hammer
print
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54119506A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5642666A (en
Inventor
Yoshinori Senda
Tatsuo Shimada
Satoru Tada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP11950679A priority Critical patent/JPS5642666A/ja
Priority to US06/183,922 priority patent/US4465386A/en
Priority to DE19803034121 priority patent/DE3034121A1/de
Priority to GB8029365A priority patent/GB2061828B/en
Priority to FR8019834A priority patent/FR2464825B1/fr
Priority to IT49675/80A priority patent/IT1143913B/it
Publication of JPS5642666A publication Critical patent/JPS5642666A/ja
Priority to GB08317776A priority patent/GB2126167B/en
Priority to US06/776,997 priority patent/US4643596A/en
Priority to SG94386A priority patent/SG94386G/en
Priority to HK383/87A priority patent/HK38387A/xx
Publication of JPS6326710B2 publication Critical patent/JPS6326710B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外周部に軸方向に延伸する複数の突
起を有しかつ連続的に回転駆動されるプラテン
と、上記突起と交差的に対向する印字ハンマを有
しかつ上記プラテンと平行に移動せしめられる印
字ヘツドとを備えたクロスハンマドツトプリンタ
の制御方法に関するものである。
[従来の技術] 従来において、外周部に軸方向に延伸する複数
の突起を有しかつ連続的に回転駆動されるプラテ
ンと、上記突起と交差的に対向する印字ハンマを
有しかつ上記プラテンと平行に移動せしめられる
印字ヘツドとを備えたクロスハンマドツトプリン
タとしては、例えば、特開昭49−43531号公報が
ある。かかる形式のドツトプリンタは、形成され
るドツトの位置が印字ヘツドのハンマとプラテン
の突起との相対的交差位置によつて決定される点
で、ワイヤプリンタなどの他の形式のプリンタと
大きく異なつている。このためにプラテンの突起
の印字ハンマに対する位置を検出して印字ハンマ
を駆動することが要求される。例えば、上記従来
の技術においては、プラテンの駆動モータの軸に
第1のスリツト円板が設けてあり、この第1のス
リツト円板と協働する第1のフオトセンサにより
印字タイミング信号を得ている。印字タイミング
信号は、一定パルス間隔のクロツクパルスとなる
ように、第1のスリツト円板にはスリツトが等ピ
ツチで規則正しく刻まれているものであつた。さ
らに回転変位中のプラテンの突起が印字ハンマと
対向している間に所定数(印字すべき文字のドツ
トマトリクスの縦ドツト数)のパルスを通過せし
めるゲート回路が設けられ、このゲート回路はプ
ラテンの軸に設けられた第2のスリツト円板と協
働する第2のフオトセンサにより開閉せしめられ
るようになつている。そしてゲート回路を通過し
た第1のフオトセンサのパルスによつて、キヤラ
クタジエネレータからの印字データが書き込まれ
ているシフトレジスタをシフトして印字ハンマを
駆動するようになつている。
[発明が解決しようとする問題点] この従来構成によると、正しい位置にドツトを
形成するために、プラテンの突起に対する第1の
スリツト円板と第2のスリツト円板のそれぞれの
位相微調整並びに両スリツト円板間の位相微調整
が必要であり、この微調整に多大の時間と労力を
要する。殊に、第1のスリツト円板と第2のスリ
ツト円板間の位相ずれを完全に零にすることは、
駆動モータからプラテン間の伝達歯車の個々の製
造誤差や各歯車間に存在するバツクラツシユなど
によつてほとんど不可能に近いが、この位相ずれ
を生じると、印字結果が印字したい文字の形と異
なつたものとなることはクロスハンマドツトプリ
ンタの印字原理から容易に理解されるであろう。
クロスハンマドツトプリンタは、唯一の印字ハン
マで文字を形成することが出来るために、ワイヤ
プリンタなどと比べて構成が簡単になり、低コス
トで製造できる利点があるにも拘らずこれまで実
用に供されていない最大の理由は、上記理由によ
る。
そこで本発明は、クロスハンマドツトプリンタ
における上記問題点を解消し、実用に供し得るク
ロスハンマドツトプリンタの制御方法を提供せん
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によるクロスハンマドツトプリンタの制
御方法の最大の特徴は、空白パルス部とそれに引
き続いて発生しかつ上記突起と上記印字ハンマと
の公差位置を規定する複数のパルスとからなる印
字タイミング信号を、上記プラテンの回転に連動
して周期的に発生するようにしたところにある。
そしてこの印字タイミング信号のパルス間隔をタ
イマを介して測定して空白パルス部を検出し、印
字ヘツドが起動した後の最初の空白パルス部が到
来したことを検出してから、上記パルスに同期し
て印字ハンマを選択的に駆動するようにした。
[実施例] 以下、本発明によるクロスハンマドツトプリン
タの制御方法の好適な一実施例について図面を参
照しつつ説明する。
第1図および第2図において、ドラム状のプラ
テン1はプラテン軸2に固着され、第2図におい
て時計方向に連続的に回転させられる。プラテン
1は、この実施例では、記録紙17の横幅にほぼ
対応する長さを有し、その軸方向に沿つて平行に
延伸する複数条(この実施例では12条)の突起3
がその外周面に直線的に形成されている。印字ヘ
ツド4は、プラテン1の前方でその軸方向すなわ
ち記録紙17の送り方向と直交する方向に沿つて
往復移動するようにプラテン1と対向して設けら
れている。印字ヘツド4が搭載されているキヤリ
ツジ5は、非磁性軽量材料にて形成され、ガイド
軸6,7に対して摺動自在に嵌め込まれている。
印字ハンマ8は、プラテンの突起3と協働して記
録紙17上にドツトを形成するためのもので、こ
の印字ハンマ8を突起3に対して衝突せしめるた
めの電磁的駆動装置9がキヤリツジ5の背面側に
設けられている。
印字ハンマ8と電磁的駆動装置9は、その一例
として例示するだけの本実施例によれば、それぞ
れ以下のように構成されている。
印字ハンマ8は、下端部がキヤリツジ5に片持
ち梁状に固着されている板バネ10と、この板バ
ネ10の上端部に固着されている打撃部材11と
からなり、打撃部材11は、その前方に位置する
突起3の一つと交差的に対面するように、記録紙
17の送り方向に対し一定の傾斜角度をもつて延
伸しかつ印字文字の高さよりも僅かに大なる長さ
を有しているだけである。電磁的駆動装置9は、
有底円筒形の外磁極12と、その底部に固着され
ているサマリウムコバルト等の強力な希土類永久
磁石13と、この永久磁石13の前面に固着され
ている内磁極14と、板バネ10に固着されかつ
外磁極12と内磁極14間の磁束空隙中に挿通さ
れているムービングコイル15とから構成されて
いる。
インクリボン16は印字ハンマ8の打撃部材1
1の前方を通されており、このインクリボン16
とプラテン1との間を記録紙17がペーバーガイ
ド18,19に案内されて第2図矢印方向に送ら
れる。
さらに、第1図において、回転軸20はモータ
(図示せず。)によつて回転駆動され、この回転軸
20はスリツト円板21とピニオン22を備えて
いる。ピニオン22はプラテン軸2に固着されて
いる歯車23と噛み合つている。検出器25は、
その開口部に発光素子と受光素子(共に図示せ
ず。)とが相対向して内蔵されており、この開口
部のそれぞれにスリツト円板21の外周部が挿入
されている。スリツト円板21は、第3図に示す
ように、その外周部に複数組(この例では3組)
のスリツト群27が設けられており、各組のスリ
ツト群27は等ピツチで配列する複数のスリツト
28を有している。各スリツト群27におけるス
リツト28の数は、M行N列のドツトマトリツク
スの文字の行数Mに対応するものであつて、この
例では7である。検出器25は、第6図Bに示す
印字タイミング信号bを発生する。印字タイミン
グ信号bは、空白パルス部とそれに引続いて等間
隔で発生する7個のパルスPb1,Pb2…Pb7とを1
サイクルとする信号であつて、各パルスPb1,Pb2
…Pb7によつてドツトの行位置が決定される。す
なわち第2図に示すプラテン1の突起3が、第6
図において第1行、第2行…第7行の各位置に回
転してきたときにそれに対応してパルスPb1,Pb2
…Pb7が発生するようになつている。
検出器25が発生する印字タイミング信号b
は、第4図示のタイマ29に供給されるようにな
つている。タイマ29は、印字タイミング信号b
のパルス間隔を測定し、予め定めた時間内にパル
スが到来しなかつたときにタイムアツプして出力
パルスを発生するように設定してあるものであつ
て、具体的にはタイマ29の出力(パルスPc0
Pc5)は印字タイミング信号bのパルスPb1の少し
前に発生するように設定されている。タイマ29
の出力パルスは、後述の動作説明によつて明らか
にされるように、印字すべき文字のドツトマトリ
クスの列数Nを検知するのにも利用される。
第1図において、印字ヘツド4は走査駆動手段
(図示せず。)を介してガイド軸6,7にそつて左
右に走査せしめられるが、印字動作を行なうと
き、すなわち印字ヘツド4がプラテン1の左側の
ホームポジシヨン(図示せず。)から右方へ走査
せしめられるときの速度は、プラテン1の回転速
度と関係付けられており、プラテン1が1/12回転
(12はプラテン1の突起の数である。)する間に、
印字ヘツド4は1ドツト間隔に相当する距離を移
動せしめられる。さらに、印字ヘツド4の印字ハ
ンマ8の打撃部材11は、第6図に示すように、
印字される文字の高さに相当する長さを少なくと
も有し、かつ紙送り方向に対して角度θをもつて
傾斜している。打撃部材11の傾斜角θは印字ヘ
ツド4の走査速度と相関的に定められるものであ
り、この実施例では傾斜角θは約7゜〜8゜に設定さ
れている。打撃部材11が傾斜させられる理由
は、後述の動作説明から十分に理解されるであろ
う。
第2図に示されるムービングコイル15は、第
4図に一例として示されるだけの駆動制御回路に
接続されている。この駆動制御回路は、前述のタ
イマ29、キヤラクタジエネレータ30、シフト
レジスタ31、コラムアドレスカウンタ32、バ
ツフア回路33、ドライバ回路34、カウンタ3
5、アンドゲート36,37,38,39,4
0、オアゲート41、遅延回路42,43,4
4,45およびフリツプフロツプ回路46,47
からなつている。コラムアドレスカウンタ32は
その計数値に応じた出力sを発生し、この出力s
によつてキヤラクタジエネレータ30のコラムが
指定される。またコラムアドレスカウンタ32は
出力h,kもまた発生する。出力h,kは、計数
値がドツトマトリクスの列数Nすなわち5になる
まではそれぞれの論理値が“1”、“0”であり、
計数値が列数Nになると、それぞれの論理値が
“0”、“1”に反転する。カウンタ35は、その
計数値がドツトマトリクスの行数Mすなわち7に
なるとその論理値が“0”から“1”に反転し、
また遅延回路44を介してリセツトされて予め定
められた遅延時間後に再び“0”になる。フリツ
プフロツプ46は、第5図Eに示す印字開始信号
eの立上りでセツトされ、タイマ29の出力cの
立下りでリセツトされる。フリツプフロツプ47
は、アンドゲート36の出力mの立上りでセツト
され、アンドゲート39の信号の立下りでリセツ
トされる。
つぎに、上記のように構成したクロスハンマド
ツトプリンタの印字動作について説明する。
印字ヘツド4は第1図においてプラテン1の右
端部に位置しているが、印字動作は印字ヘツド4
がプラテン1の左端部のホームポジシヨンから右
方へ走査されるときにつぎのようにして遂行され
る。まず最初に、第5図Aに示すスタート信号a
よつてプラテン駆動用モータ(図示せず。)が作
動し、第1図に示す駆動軸20が回転させられ、
さらにピニオン22、歯車23を介してプラテン
軸2が回転させられ、プラテン1は第2図の時計
方向(矢印方向)に予め定められた回転速度で連
続的に回転させられる。検出器25は、それに対
応するスリツト円板21(第3図参照)の回転に
伴つて印字タイミング信号bを第5図Bに示すよ
うに発生し始める。そこで印字ヘツド走査駆動信
号dが第5図Dに示すように発生されると、印字
ヘツド4はその走査駆動手段を介して起動し、上
記ホームポジシヨンから右方へ向けて走査せしめ
られる。印字ヘツド4がホームポジシヨンから一
定距離だけ助走するとホームポジシヨンから一定
の距離をおいて設置してある、図示しないホーム
センサーを介して信号eが第5図Eに示すように
発生する。ホームセンサーは、印字ヘツド4が起
動して助走区間を過ぎて移動速度が一定速度にな
つたことを検出するためのものであり、したがつ
て信号eの発生は、印字ヘツド4が印字可能状態
になつたことを意味する。信号eが発生すると、、
第4図に示すフリツプフロツプ46が信号eによ
つてセツトされるから、その出力fの論理値が第
5図Fに示すように“1”に反転する。この出力
fはオアゲート41を通過してアンドゲート36
の一方の入力端子に供給されてアンドゲート36
のゲートを開く。一方、電子計算機等から送られ
てくるデータに対応する文字や数字や記号等はキ
ヤラクタジエネレータ30にドツトマトリクスパ
ターン化されて予め記憶されており、キヤラクタ
ジエネレータ30はコラムアドレスカウンタ32
のコラムアドレス信号sにしたがつてそれに対応
する指定番地の列のパターン信号を7ビツトパラ
レルで発生する。今、コラムアドレスカウンタ3
2の計数値は0であるから、キヤラクタジエネレ
ータ30は送られてきたデータに対応する文字の
ドツトマトリクスパターンの第1列目のパターン
信号を発生しており、コラムアドレスカウンタ3
2の出力h,kの論理値は第5図Hおよび第5図
Kに示すようにそれぞれ“1”、“0”である。こ
の状態(アンドゲート36のゲートは開いてい
る。)において、タイマ29(このタイマ29は、
検出器25の出力である印字タイミング信号bの
パルス間隔を測定し、予め定めた時間内にパルス
が到来しなかつたときつまり空白パルス部が到来
したときにタイムアツプして出力パルスを発生す
る。)の出力cにパルスPc1が発生され、それが第
4図のアンドゲート36に供給されると、アンド
ゲート36は論理値“1”の出力を生じ、またパ
ルスPc1の立下りによつてフリツプフロツプ46
がリセツトされてその出力fが論理値“0”にな
る。結局アンドゲート36は、その出力mにドツ
トマトリクスパターンの第1列目を指定するパル
スPn1を第5図Mに示すように発生する。このた
めに、第4図においてキヤラクタジエネレータ3
0の第1列目のパターン信号がシフトレジスタに
書き込まれ、またパルスPn1の立上りによつてフ
リツプフロツプ47がセツトされてその出力rの
論理値が第5図Rに示すように“1”になる。第
1図の検出器25によつて第5図Bに示すように
発生させられる印字タイミング信号bのパルス
Pb1,Pb2…Pb7は、第4図のアンドゲート37に
供給されるが、このアンドゲート37の他の2つ
の入力端子の論理値はいずれも“1”に保持され
ているから、パルスPb1,Pb2…Pb7はアンドゲー
ト37を通過する。そしてシフトレジスタ31に
書き込まれていたパターン信号は、アンドゲート
37を通過したパルスPb1,Pb2…Pb7によつてシ
フトレジスタ31から読み出され、かつバツフア
回路33を介してアンドゲート38の一方の入力
端子に供給される。上記読み出し動作と並行し
て、パルスPb1,Pb2…Pb7は、遅延回路43を介
してアンドゲート38の他方の入力端子に供給さ
れる。したがつてアンドゲート38は、その出力
nにパルスPb1,Pb2…Pb7の発生のタイミングよ
りも僅かに位相が遅れて第1列のパターン信号に
対応した駆動パルスを発生する。例えばキヤラク
タジエネレータ30に送られているデータが文字
「A」に対応するとすれば、アンドゲート38は、
駆動パルスP31,P41…P71を第5図Nに示すよう
に発生する。駆動パルスP31,P41…P71は、第2
図において矢印方向に連続的に回転中のプラテン
1の突起3のいずれか一つが第6図において印字
ハンマ8の打撃部材11の前方で第3行位置、第
4行位置…第7行位置にあるときに丁度発生する
ように意図されている。
一方、角度θで傾斜している打撃部材11は印
字ヘツド4の走査によつて第6図において右方
(矢印方向)に連続的に移動中であり、したがつ
て駆動パルスP31,P41…P71が発生するとき、突
起3と打撃部材11とは第1列の第3行、第4行
…第7行上で順番に交差し合う。第4図におい
て、アンドゲート38が上記のように駆動パルス
P31,P41…P71を発生したとき、駆動パルスP31
P41…P71のそれぞれによつてドライバ回路34が
作動させられてパルス状の駆動電流がムービング
コイル15に印加される。ムービングコイル15
は、第2図において永久磁石13の磁力によつて
発生している外磁極12と内磁極14との間のギ
ヤツプ中の磁束と磁気的に協慟し合つて左方への
変位力を受ける。この変位力によつて印字ハンマ
8は板バネ10のバネ力に抗して左方へ変位し、
その打撃部材11が回転中のプラテン1の突起3
に対して瞬時的に衝突し、その結果、突起3と打
撃部材11とが互いに交差して衝突した位置で、
記録紙17上に第6図に示されるように文字
「A」の第1列のドツトが形成されるのである。
ここで印字動作の説明を一旦中断して印字ハン
マ8の打撃部材11を傾斜させている理由につい
て説明する。
既に説明しているように、印字ハンマ8の打撃
部材11は、第6図において紙面上を右方へ連続
的に移動されながら作動させられる。仮りに打撃
部材11が突起3に対して直交しているとする
と、突起3と打撃部材11とが交差する位置は、
突起3の回転変位と共に下方に移つていくと同時
に打撃部材11の右方への移動と共に僅かずつ右
側へずれてゆくから、列方向(縦方向)のドツト
が斜めに配列し、形成される文字もまた傾斜して
しまう。そこでこの実施例では、列方向のドツト
の配列が記録紙17の紙送り方向に真直ぐに並ぶ
ように打撃部材11が約7゜〜8゜の角度θをもつて
傾斜させられているのである。しかしながらこの
角度θは形成すべき文字のデザインによつて若干
変更することができ、例えば文字を斜体で形成す
る場合には、角度θはそれよりももつと大きく設
定されることもある。
つぎに上記印字動作の続きを説明する。
第4図において、アンドゲート36のパルス
Pn1によるシフトレジスタ31への前記書き込み
動作が終了すると、このパルスPn1は遅延回路4
2を介してコラムアドレスカウンタ32にて計数
される。すなわちコラムアドレスカウンタ32の
計数値が一つだけ歩進させられ、したがつてキヤ
ラクタジエネレータ30は今度は第2列目のパタ
ーン信号を出力する。アンドゲート37の出力パ
ルスすなわち印字タイミング信号bのパルスPb1
Pb2…Pb7はカウンタ35で計数され、その計数値
が7になると、つまりその列のドツト形成動作が
終了すると、カウンタ35の出力gは第5図Gに
示すように論理値“1”になる。このときアンド
ゲート40の一方の入力信号であるコラムアドレ
スカウンタ32の出力hは論理値“1”に保持さ
れているから、アンドゲート40の出力jは論理
値“1”となつてオアゲート41を経由してアン
ドゲート36に供給される。ここでタイマ29の
出力cのパルスPc2がアンドゲート36に供給さ
れるから、アンドゲート36は第5図Mに示すよ
うにドツトマトリクスの第2列目を指定するパル
スPn2を発生し、カウンタ35は遅延回路44を
介してリセツトされ、その後は上記と同様にして
第2列目のドツトが形成される。この第2列目の
ドツト形成は第1列のときの突起3の次に続く突
起と打撃部材11とによつて行なわれる。以下同
様の動作を繰り返して、第3列目、第4列目およ
び第5列目のドツト形成され、7行5列のドツト
マトリクスによる文字が第6図に示すように形成
される。
第4図においてコラムアドレスカウンタ32が
5をカウントアツプすると、その出力h,kは第
5図Hおよび第5図Kに示すようにそれぞれ論理
値“0”、“1”に反転する。したがつて第5列目
の印字動作が終了した後のカウンタ35の出力パ
ルスPg5は、今度はアンドゲート39に第5図L
に示すようにパルスPlを生ぜしめる。そしてこの
パルスPlの立下りによつてコラムアドレスカウン
タ32とフリツプフロツプ47とが共にリセツト
される。したがつてコラムアドレスカウンタ32
の出力信号h,kはそれぞれ再び論理値“1”、
“0”に復帰し、フリツプフロツプ47の出力信
号rは論理値“0”になる。また上記パルスPl
は、遅延回路45の働きによつて破線にて示すパ
ルスP′lのように遅らされてオアゲート41を介
してアンドゲート36に供給される。したがつ
て、或る一つの文字の印字動作が為された後にパ
ルスPc0がアンドゲート36に到来しても、その
ときはアンドゲート36は第5図Mに示すように
パルスを発生せずに、その次のパルスPc1が到来
したときにアンドゲート36はパルスPn1を発生
する。すなわち、第6図に示すように、1ドツト
列に相当する文字間スペースをあけた後で次の文
字が前記と同様に形成される。
なお、印字ヘツド4はムービングコイル型に限
るものではないことは言うまでもない。また、印
字タイミング信号を発生する検出器25も、フオ
トセンサ型にかえて磁気センサ型のものや摺動ブ
ラシ方式のものなどが適宜に選択可能である。
[発明の効果] 以上詳細に説明した本発明によれば、外周部に
軸方向に延伸する複数の突起を有しかつ連続的に
回転駆動されるプラテンと、上記突起と交差的に
対向する印字ハンマを有しかつ上記プラテンと平
行に連続的に移動せしめられる印字ヘツドとを備
えたクロスハンマドツトプリンタにおけるプラテ
ンの回転と印字ハンマの駆動の同期化を単一の検
出器によつて制御することができ、このため従来
のような第1のスリツト円板と第2のスリツト円
板間の位相微調整および第2のスリツト円板のプ
ラテンの突起に対する位相微調整が不要となり、
しかも位相ずれを生じることもない。したがつて
かかるクロスハンマドツトプリンタの実用化、そ
の製造並びに品質管理の面に寄与する効果は絶大
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるクロスハンマドツトプリン
タの制御方法の一実施例に関するものであつて、
第1図はクロスハンマドツトプリンタの機械的構
成を示す正面図、第2図は第1図−線断面
図、第3図はスリツト円板の拡大正面図、第4図
は印字ヘツドの駆動制御回路図、第5図はそのタ
イムチヤート図、第6図は印字される文字の拡大
説明図である。 1……プラテン、3……突起、4……印字ヘツ
ド、8……印字ハンマ、9……電磁的駆動装置、
17……記録紙、21……スリツト円板、25…
…検出器、29……タイマ、Pb1,Pb2〜Pb7……
印字タイミング信号のパルス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周部に軸方向に延伸する複数の突起を有し
    かつ連続的に回転駆動されるプラテンと、上記突
    起と交差的に対向する印字ハンマを有しかつ上記
    プラテンと平行に連続的に移動せしめられる印字
    ヘツドとを備えたクロスハンマドツトプリンタに
    おいて、 空白パルス部とそれに引き続いて発生しかつ上
    記突起と上記印字ハンマとの交差位置を規定する
    複数のパルスとからなる印字タイミング信号を、
    上記プラテンの回転に連動して周期的に発生し、 上記印字タイミング信号のパルス間隔をタイマ
    を介して測定して上記空白パルス部を検出し、 上記印字ヘツドが起動した後の最初の空白パル
    ス部が到来したことを検出してから、上記パルス
    に同期して上記印字ハンマを選択的に駆動するよ
    うにした ことを特徴とするクロスハンマドツトプリンタの
    制御方法。
JP11950679A 1979-09-17 1979-09-17 Impact type dot printer Granted JPS5642666A (en)

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