JPS63262068A - 振動波モ−ター - Google Patents
振動波モ−ターInfo
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- JPS63262068A JPS63262068A JP62092415A JP9241587A JPS63262068A JP S63262068 A JPS63262068 A JP S63262068A JP 62092415 A JP62092415 A JP 62092415A JP 9241587 A JP9241587 A JP 9241587A JP S63262068 A JPS63262068 A JP S63262068A
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- vibration
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- vibration wave
- wave motor
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/10—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
- H02N2/103—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors by pressing one or more vibrators against the rotor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/0005—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
- H02N2/001—Driving devices, e.g. vibrators
- H02N2/0015—Driving devices, e.g. vibrators using only bending modes
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
本発明は棒状振動体に生ぜしめた振動変位方向の異る定
在波振動によフて長さ方向と垂直な断面で該棒状振動体
に回転運動を起こさせることによって、該振動体に加圧
接触した回転体を駆動する振動波モータに関する。
在波振動によフて長さ方向と垂直な断面で該棒状振動体
に回転運動を起こさせることによって、該振動体に加圧
接触した回転体を駆動する振動波モータに関する。
[発明の背景]
従来、超音波振動子により弾性体表面に横波と縦波との
合成された進行波を生ぜしめ、これを該弾性体に加圧接
触せしめられた8′#J体の回転運動または一方向運動
に変換する事によりモーターを構成することが提案され
ている(特開昭58−148682号公報)。
合成された進行波を生ぜしめ、これを該弾性体に加圧接
触せしめられた8′#J体の回転運動または一方向運動
に変換する事によりモーターを構成することが提案され
ている(特開昭58−148682号公報)。
このようなそ−ターは部品点数が比較的少ないので小型
化、軽量化が可能となる。しかしながら、このモーター
は進行波を用いているため振動波を循環させる構造を持
つことが必須であるため、未だ十分な小型化及び軽量化
を実現することができない。また、横波と縦波は独立で
ないため、駆動速度を大きくするために縦波の振幅を増
すと横波の振幅も増え、騒音が生ずる欠点があり、また
、縦波を小さくすると横波も小さくなり移動体を十分に
駆動できなくなるなどの欠点があった。
化、軽量化が可能となる。しかしながら、このモーター
は進行波を用いているため振動波を循環させる構造を持
つことが必須であるため、未だ十分な小型化及び軽量化
を実現することができない。また、横波と縦波は独立で
ないため、駆動速度を大きくするために縦波の振幅を増
すと横波の振幅も増え、騒音が生ずる欠点があり、また
、縦波を小さくすると横波も小さくなり移動体を十分に
駆動できなくなるなどの欠点があった。
[発明の目的コ
本発明は以上の如き従来技術に鑑み、小型で軽量かつ、
モータ制御性に優れた振動波モーターを提供することを
目的とする。
モータ制御性に優れた振動波モーターを提供することを
目的とする。
[発明の概要]
本発明の振動波そ一ターは、交流付勢される電気−機械
エネルギー変換素子を接合された棒状振動体にこれと直
交する二方向に変位する二つの定在振動波を励起させ、
以って該定在振動波の合成として該棒状振動体の長さ方
向と垂直な断面内での、しかも該棒状振動体の長さ方向
中央部を境とした左右両部分において互に逆回転方向で
あるような、該棒状振動体の質点の回転運動を発生する
様に構成された棒状振動体、および、直径を該棒状振動
体と平行にして該棒状振動体に押圧接触せしめられた円
盤状回転体を備えてなることを特徴とする。
エネルギー変換素子を接合された棒状振動体にこれと直
交する二方向に変位する二つの定在振動波を励起させ、
以って該定在振動波の合成として該棒状振動体の長さ方
向と垂直な断面内での、しかも該棒状振動体の長さ方向
中央部を境とした左右両部分において互に逆回転方向で
あるような、該棒状振動体の質点の回転運動を発生する
様に構成された棒状振動体、および、直径を該棒状振動
体と平行にして該棒状振動体に押圧接触せしめられた円
盤状回転体を備えてなることを特徴とする。
[発明の実施例]
第1図は本発明による振動波モーターの一実施例の概略
部分斜視図であり、第2図はその角棒状の振動体2の概
略側面図である。図中、1は円盤状の回転体で、樹脂・
金属等でできている。ただし振動体2と接する部分は、
アルマイトなどの耐摩耗材でできている。2は角棒状の
振動体であって、金属など振動減衰の小さい材料、例え
ばアルミ合金、銅合金、鉄合金などでできている。ただ
し、回転体1との接触部分は超鋼など、回転体1に比べ
て、さらに耐摩耗性が良いもので作られ、高い硬度を表
面に付与されている。なお、回転体1と振動体2の両者
の組み合わせでは、相互の摩擦係数が大きく、温度に対
してその変動の小さなものが望ましい。
部分斜視図であり、第2図はその角棒状の振動体2の概
略側面図である。図中、1は円盤状の回転体で、樹脂・
金属等でできている。ただし振動体2と接する部分は、
アルマイトなどの耐摩耗材でできている。2は角棒状の
振動体であって、金属など振動減衰の小さい材料、例え
ばアルミ合金、銅合金、鉄合金などでできている。ただ
し、回転体1との接触部分は超鋼など、回転体1に比べ
て、さらに耐摩耗性が良いもので作られ、高い硬度を表
面に付与されている。なお、回転体1と振動体2の両者
の組み合わせでは、相互の摩擦係数が大きく、温度に対
してその変動の小さなものが望ましい。
したがってアスベストゴムなどのブレーキ材やクラッチ
材も上記条件を満たすものは好適に用いられる。
材も上記条件を満たすものは好適に用いられる。
3.3°、4.4’は電気−機械エネルギー変換素子で
あって、圧電素子の一種であるPZTが好適に用いられ
る。したがって電気−機械エネルギー変換素子3,3°
、4,4°を以下PZTと称する。PZT 3および3
°は振動体2の下面に、PZT4および4°は振動体2
の側面に接合される。以下、これらのPZTの接合され
た振動体2を振動子と称する。
あって、圧電素子の一種であるPZTが好適に用いられ
る。したがって電気−機械エネルギー変換素子3,3°
、4,4°を以下PZTと称する。PZT 3および3
°は振動体2の下面に、PZT4および4°は振動体2
の側面に接合される。以下、これらのPZTの接合され
た振動体2を振動子と称する。
PZT3,3°、4.4’には各々適当な位相関係を持
つ交流電圧6.6°、7,7°が印加される。
つ交流電圧6.6°、7,7°が印加される。
たとえば、各PZTの分極方向を全て振動体2との接着
面の方向にしておくと、交流電圧の角振動数をω=2π
fとすれば、印加する交流電圧6及び6°はVY=V、
5ina+t 、交流電圧7はl/x=V2sin(
ωt+2/π)、交流電圧7゛はvx’ =V2sin
(ωt−2/π)とする。支持体5で棒状振動体2の中
央部を支持し、上記交流電圧を印加して、振動体2に屈
曲定在波の低次モード振動を励起すれば第3図のような
振動が起きる。
面の方向にしておくと、交流電圧の角振動数をω=2π
fとすれば、印加する交流電圧6及び6°はVY=V、
5ina+t 、交流電圧7はl/x=V2sin(
ωt+2/π)、交流電圧7゛はvx’ =V2sin
(ωt−2/π)とする。支持体5で棒状振動体2の中
央部を支持し、上記交流電圧を印加して、振動体2に屈
曲定在波の低次モード振動を励起すれば第3図のような
振動が起きる。
この場合、X、Y、Z方向は第2図図示のようにとる。
周波数fは振動子の厚み方向および幅方向の固有振動数
に一致させる。この場合、振動子の厚み方向および幅方
向の各固有振動数を一致させるよう振動子の断面形状を
設計する。
に一致させる。この場合、振動子の厚み方向および幅方
向の各固有振動数を一致させるよう振動子の断面形状を
設計する。
第3図(a) 、 (b)に夫々示すように振動子の一
端でx = a sin ωt 、 y =x b c
os ωtなる振動がX方向、Y方向に励起されれば、
該一端においてZ軸に垂直な面内で振動子は(x/a)
2+(y/b)2=1なる楕円に沿フた回転運動を行う
。振動子の他端部ではX方向振動が時間的に位相だたけ
ずれているため、逆回転の楕円運動が生じる。したがっ
て振動子上に抑圧接触された回転体1は、理想的にはa
ωなる周速度で回転される。
端でx = a sin ωt 、 y =x b c
os ωtなる振動がX方向、Y方向に励起されれば、
該一端においてZ軸に垂直な面内で振動子は(x/a)
2+(y/b)2=1なる楕円に沿フた回転運動を行う
。振動子の他端部ではX方向振動が時間的に位相だたけ
ずれているため、逆回転の楕円運動が生じる。したがっ
て振動子上に抑圧接触された回転体1は、理想的にはa
ωなる周速度で回転される。
なお、第4図に示すように振動体2の振動の腹部つまり
振動体2の両端部と接触する回転子1の部分に突起8を
設けておけば、振動子は送り速度の異なる回転子1の他
の部分と接触しないため効率がよくなる。同様の理由で
第5図に示すように振動子側に突起8°を設けておいて
もよい。
振動体2の両端部と接触する回転子1の部分に突起8を
設けておけば、振動子は送り速度の異なる回転子1の他
の部分と接触しないため効率がよくなる。同様の理由で
第5図に示すように振動子側に突起8°を設けておいて
もよい。
以上よりわかるとおり、回転子1の回転数は振動体2の
Y方向振幅が最大になったとき、つまり回転子と接触し
たときの振動体2のX方向の振動速度に依存するため、
該Y方向振幅が最大となったときの該X方向振幅を加減
すること、つまりPZT (この例の場合4および4
゛)にかける交流電圧7および7゛の値を加減すること
により、又はX方向、Y方向振幅の位相差を加減するこ
と、つまり交流電圧6及び6゛と交流電圧7と交流電圧
7゛の位相差を変えることにより、回転子1の回転数は
制御できる。
Y方向振幅が最大になったとき、つまり回転子と接触し
たときの振動体2のX方向の振動速度に依存するため、
該Y方向振幅が最大となったときの該X方向振幅を加減
すること、つまりPZT (この例の場合4および4
゛)にかける交流電圧7および7゛の値を加減すること
により、又はX方向、Y方向振幅の位相差を加減するこ
と、つまり交流電圧6及び6゛と交流電圧7と交流電圧
7゛の位相差を変えることにより、回転子1の回転数は
制御できる。
又、屈曲定在振動波を組み合わせた例として第6図(a
) 、 (b)に示す様な振動モードを励起してもよく
、又、2次モード、3次モードなどを組み合わせてもよ
い。この場合、振動体2と回転体1との接触点数が増す
ような設計を行えば、トルク向上に有利となる。
) 、 (b)に示す様な振動モードを励起してもよく
、又、2次モード、3次モードなどを組み合わせてもよ
い。この場合、振動体2と回転体1との接触点数が増す
ような設計を行えば、トルク向上に有利となる。
尚、X方向周波数FX、 Y方向周波数FYとして前説
明ではFX=FYとしたが、F×=mFY(mは整数)
としても回転子を回すことができる。m=2の場合、長
さ方向に垂直な断面での振動の運動軌跡は8字型になる
。
明ではFX=FYとしたが、F×=mFY(mは整数)
としても回転子を回すことができる。m=2の場合、長
さ方向に垂直な断面での振動の運動軌跡は8字型になる
。
第3図、第6図の例ではX方向振動、Y方向振動ともに
屈曲振動波を利用したが、振動子の断面形状や寸法によ
っては回転子の送り方向の振動つまり前例のX方向振動
には、棒のねじれ振動を利用したほうが有利な場合もあ
り、この場合も振動体長さ方向に垂直な断面が回転運動
を行うため本発明の範囲に含まれる。
屈曲振動波を利用したが、振動子の断面形状や寸法によ
っては回転子の送り方向の振動つまり前例のX方向振動
には、棒のねじれ振動を利用したほうが有利な場合もあ
り、この場合も振動体長さ方向に垂直な断面が回転運動
を行うため本発明の範囲に含まれる。
又、振動波モータの効率を考えた場合、振動体の支持は
重要な要素であるが、たとえば特開昭58−14868
2号公報に記載のタイプのモーターでは、振動波は進行
波であり、節の位置が時間とともに変化するため節での
支持は困難で、フェルトなどの吸撮材にて支持をしてい
るためエネルギーロスが大きかった。本発明では、各々
の撮動定在波の節位置を一致させ、この節位置(第3図
、第6図の例では振動体2の中央部)で振動体2を支持
することにより、容易にエネルギーロスの少ない節部支
持が可能となる。
重要な要素であるが、たとえば特開昭58−14868
2号公報に記載のタイプのモーターでは、振動波は進行
波であり、節の位置が時間とともに変化するため節での
支持は困難で、フェルトなどの吸撮材にて支持をしてい
るためエネルギーロスが大きかった。本発明では、各々
の撮動定在波の節位置を一致させ、この節位置(第3図
、第6図の例では振動体2の中央部)で振動体2を支持
することにより、容易にエネルギーロスの少ない節部支
持が可能となる。
振動子と、回転体との接触部構造に関しては、回転体に
はY方向振動も加えられるため、振幅が大きくなると回
転体が振動し、騒音の発生原因となる。したがってこの
方向の振動を回転体本体に伝えないために回転体1の振
動体との接触部にY方向にバネ性をもたせた例が第7図
及び第8図である各々回転体の断面図である。第7図の
例では回転体1に構造的にバネ性を与え、第8図の例で
は回転体1に接合した9に示されるバネ性を有する材質
(たとえばゴム)の上に10に示される金属などででき
たリングを接合している。ただし、いずれの場合にも周
方向には高い剛性を持たせる。その理由は、周方向は回
転体駆動力が作用する方向であるから、適当な剛性を持
たせねばモーターの停止精度や立ち上がり精度などが著
しく悪くなるからである。
はY方向振動も加えられるため、振幅が大きくなると回
転体が振動し、騒音の発生原因となる。したがってこの
方向の振動を回転体本体に伝えないために回転体1の振
動体との接触部にY方向にバネ性をもたせた例が第7図
及び第8図である各々回転体の断面図である。第7図の
例では回転体1に構造的にバネ性を与え、第8図の例で
は回転体1に接合した9に示されるバネ性を有する材質
(たとえばゴム)の上に10に示される金属などででき
たリングを接合している。ただし、いずれの場合にも周
方向には高い剛性を持たせる。その理由は、周方向は回
転体駆動力が作用する方向であるから、適当な剛性を持
たせねばモーターの停止精度や立ち上がり精度などが著
しく悪くなるからである。
回転体の駆動力は振動子への加圧による摩擦力により得
られるが、この加圧をたとえば回転子、振動体を強磁性
体、永久磁石などにするなど磁力により行えば、加圧バ
ネなどが不要になり、よりコンパクトになる。
られるが、この加圧をたとえば回転子、振動体を強磁性
体、永久磁石などにするなど磁力により行えば、加圧バ
ネなどが不要になり、よりコンパクトになる。
なお、棒状振動体2は複数本を平行に配置したもの、又
は放射状に設けたものとし、これらに円盤状回転体1を
押圧接触させた実施例も可能である。
は放射状に設けたものとし、これらに円盤状回転体1を
押圧接触させた実施例も可能である。
[発明の効果コ
本発明の振動波モーターにおいては、棒状の振動体に互
に直交する方向に変位する複数の定在振動波を励起させ
、その合成された振動により振動体の長さ方向に垂直な
断面において該振動体の質点を回転運動させ、該棒状振
動体に押圧された回転体を摩擦駆動するので、モーター
の小型、軽量化が可能であり、また上記質点の回転運動
の縦方向および横方向の振動は互に独立に与えられるた
め、モーターの制御性に優れ、騒音の発生も少くするこ
とができ、また振動体の節位置での支持が容易であって
エネルギーロスが少いという利点がある。
に直交する方向に変位する複数の定在振動波を励起させ
、その合成された振動により振動体の長さ方向に垂直な
断面において該振動体の質点を回転運動させ、該棒状振
動体に押圧された回転体を摩擦駆動するので、モーター
の小型、軽量化が可能であり、また上記質点の回転運動
の縦方向および横方向の振動は互に独立に与えられるた
め、モーターの制御性に優れ、騒音の発生も少くするこ
とができ、また振動体の節位置での支持が容易であって
エネルギーロスが少いという利点がある。
第1図は本発明の振動波モーターの実施例の概略を示す
斜視図、第2図はその振動子側面図、第3図(a) 、
(b)は振動子の振動状態を示す図、第4図は本発明
における回転体の他の実施例を示す斜視図、第5図は本
発明における振動子の他の実施例を示す側面図、第6図
(a) 、 (b)は本発明の他の実施例における振動
子の振動状態を示す図、第7図、第8図は本発明におけ
る回転体の他の実施例を夫々示す側面図である。 1・・・回転体 2・・・振動体3.3°、4
,4°・・・電気−機械エネルギー変換素子(PZT) 5・・・支持棒 6.6°、7,7°・・・交流電圧源 8.8°・・・突起 9・・・ダンパー(ゴム、フェルト等)10・・・接触
部材 第1図 第6図 第7図
斜視図、第2図はその振動子側面図、第3図(a) 、
(b)は振動子の振動状態を示す図、第4図は本発明
における回転体の他の実施例を示す斜視図、第5図は本
発明における振動子の他の実施例を示す側面図、第6図
(a) 、 (b)は本発明の他の実施例における振動
子の振動状態を示す図、第7図、第8図は本発明におけ
る回転体の他の実施例を夫々示す側面図である。 1・・・回転体 2・・・振動体3.3°、4
,4°・・・電気−機械エネルギー変換素子(PZT) 5・・・支持棒 6.6°、7,7°・・・交流電圧源 8.8°・・・突起 9・・・ダンパー(ゴム、フェルト等)10・・・接触
部材 第1図 第6図 第7図
Claims (10)
- (1)交流付勢される電気−機械エネルギー変換素子を
接合された棒状振動体にこれと直交する二方向に変位す
る二つの定在振動波を励起させ、以って該定在振動波の
合成として該棒状振動体の長さ方向と垂直な断面内での
、しかも該棒状振動体の長さ方向中央部を境とした左右
両部分において互に逆回転方向であるような、該棒状振
動体の質点の回転運動を発生する様に構成された棒状振
動体、および、直径を該棒状振動体と平行にして該棒状
振動体に押圧接触せしめられた円盤状回転体を備えてな
ることを特徴とする振動波モーター。 - (2)上記の励起せしめる二つの定在振動波が屈曲定在
振動波であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の振動波モーター。 - (3)上記の励起せしめる二つの定在振動波が屈曲定在
振動波とねじれ振動であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の振動波モーター。 - (4)上記の励起せしめる定在振動波の1つ又は複数の
節位置を一致させ、該節位置で棒状振動体を支持したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動波モー
ター。 - (5)棒状振動体を複数平行又は放射状に設けたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動波モーター
。 - (6)棒状振動体の振動腹部付近に突起を設けたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動波モーター
。 - (7)棒状振動体の振動腹部位置と接触する位置付近に
て回転体側に突起を設けたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の振動波モーター。 - (8)回転体の上記突起部がバネ性を有し、かつそのば
ね性は回転体の周方向には硬く、厚み方向(周および半
径方向に垂直な方向)には軟らかいことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の振動波モーター。 - (9)前記電気−機械エネルギー変換素子に印加する交
流電圧又はその位相を変えることによりモーター回転数
を制御する特許請求の範囲第1項記載の振動波モーター
。 - (10)棒状振動体と回転体の押圧接触を磁力により行
なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動
波モーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62092415A JPS63262068A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 振動波モ−ター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62092415A JPS63262068A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 振動波モ−ター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63262068A true JPS63262068A (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=14053785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62092415A Pending JPS63262068A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 振動波モ−ター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63262068A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63283473A (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-21 | Rion Co Ltd | 超音波モ−タ |
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1987
- 1987-04-15 JP JP62092415A patent/JPS63262068A/ja active Pending
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