JPS63248467A

JPS63248467A - 接着剤塗布装置

Info

Publication number: JPS63248467A
Application number: JP63010532A
Authority: JP
Inventors: ハインツ・フォッケ; ボルフガンク・エルテル
Original assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Current assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Priority date: 1987-01-20
Filing date: 1988-01-20
Publication date: 1988-10-14
Anticipated expiration: 2009-06-01
Also published as: CA1311606C; DE3701427A1; JPH0640986B2; BR8800167A; EP0275887A3; DE3879515D1; EP0275887A2; US4838846A; EP0275887B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は接着剤容器から絞り出された接着剤を包装材
まで移送する回転型の接着剤塗布部材を用いて、包装材
の一部分、特に、折りタブに接着剤を塗布する装置に関
する。

［従来技術］一般的な箱において、折りタブは粘着力のある接着剤に
よって互いに接着されなければならない。

折りタブ上に接着点を設ける為に、この種の包装機械は
接着剤塗布装置を備え、この塗布装置は折りタブ上に接
着剤を移送させる為の可動な接着剤塗布部材を有してい
る。特に、煙草の箱を生産する高効率の包装機械におい
ては、接着剤塗布装置も対応して高い効率を有している
必要があり、且つ接着剤塗布装置は正確な量の接着剤ス
ポットを作らなければならない。

［発明の目的］この発明の目的は、包装機械、特に柔らかい煙草の箱を
生産する為の包装機械のような高い効率の包装機械に適
した接着剤塗布装置を提供することにある。

［発明の構成及び効果］上記目的を達成する為、この発明の接着剤塗布装置によ
れば、接着剤塗布部材は突出した弾性変形可能な折りタ
ブに向って動作可能であるとともに、折りタブを弾性的
に折り曲げながら接着面によって折りタブ上を転動でき
るように構成されている。

弾性変形可能な、即ち支持されない包装材上に接着剤を
移送することにより、接着面又は接着部分の輪郭の正確
な形状と接着剤の量の正確な計量とを維持しながらより
高い動作速度を達成することができる。この発明は径方
向外方に開口したポケット状の（煙草）箱を受は取る為
の連続回転する折り曲げタレットと組合わせて使用する
と有効である。この場合、接着剤塗布装置つまり接着剤
塗布部材は折り曲げタレットの外周に近接して配置され
ている。折り曲げタレットの動作経路および接着剤が塗
布される後方に突出した折りタブの動作経路内へ突出で
きるように、接着剤塗布部材の動作と回転する折り曲げ
タレットの動作とは、折りタブ上に接着剤を移送するこ
とが終るまでの間は同期するように互いに調整されてい
る。塗布部材と折り曲げタレットとの回転動作は同一方
向に行われる為、折り曲げタレットの回転速度が高いに
も係わらず、正確な接着点を作る為に十分な時間を取る
ことができる。

接着剤塗布部材は、複数、特に２つの径方向に伸びた接
着剤塗布翼で構成されていることが好ましく、これらの
接着剤塗布翼は回転される駆動シャフトに取付けられて
いる。この発明の他の特徴は接着剤装置の構成に関連し
ている。

［実施例］以下図面を参照しながら、この発明の一実施例について
説明する。柔らかい煙草の箱１１の製造に用いられる包
装材１０に接着剤を塗布する為の装置に関係している。

この型式の煙草の箱１１は公知の形状であり、第１図及
び第２図に示すように、包装材１０は狭い側壁１２の部
分に管状の重複部を形成しており、この重複部は互いに
部分的に重なった２つの側壁タブ１３．１４で作られて
いる。略中央重複部分近くの接着剤によって互いに接着
される。一般に、上記のような煙草の箱を製造する行程
において、２つの側壁タブ１３．１４が第２図に示され
た状態に折り曲げられる前に、接着剤は側壁タブ１３の
外面に塗られ、この側壁タブ１３は折られて内側に位置
する。

接着剤は互いに境界を定められた接着剤マーク１５とし
て側壁タブ１３に与えられる。実施例においては、４つ
の接着剤マーク１５は全て側壁タブ１３の長手方向に沿
って分布され、互いに一定の間隔をおいて配置されてい
る。側壁タブ１３．１４が互いに接着される前の状態に
おいて、接着剤マーク１５は長方形状を有している。

接着剤、つまり接着剤マーク１５は接着剤装置１６によ
って包装材１０に塗布されている。第３図乃至第５図に
示すように、接着剤装置１６は接着剤貯蔵部１８を有す
る密封接着剤容器１７を備えている。貯蔵部１８からは
接着材ローラ１９によって絶えず一定の接着剤層が引出
され、この接着剤ローラ１９は接着剤容器１７の内側に
軸支され、回転駆動される。ストリッパ２０は接着剤ロ
ーラ１９の周囲の接着剤層の量を計量する。

接着剤容器１７の外側には接着剤塗布部材２１が配置さ
れている。塗布部材２１は２つの接着剤塗布ＴＡ２２．
２３を有し、これらの塗布翼２２．２３は同一面内を延
びているとともに、共通の駆動シャフト２４上から放射
状に突出して配置されている。このシャフト２４は接着
剤容器１７の延長である側部保持部２５に回転可能に軸
支されている。保持器２５を貫通したシャフト２４の延
出部は歯付きベルト２７によって回転駆動されている。

この歯付きベルト２７は接着剤ローラ１９を駆動する為
にメインシャフト２８に接続されている。接着剤容器１
７は略中央（分割面２９）で分割されている。接着剤容
器１７内の部材へのアクセスは接着剤容器１７の上部を
取外すことにより達成される。

接着剤容器１７の１つの側壁３０には穴３１が設けられ
ている。接着剤ローラ１９は穴３１の近傍で回転する。

塗布部材２１の接着剤塗布翼２２．２３は穴３１を通っ
て接着剤ローラ１９の周囲に接触する。それにより、塗
布翼２２．２３の接着面に各回一定の量の接着剤が受は
渡される。横方向、つまり略円周方向に延びた接着面３
２は塗布ｇ２２．２３の外端に接着剤搬送部として形成
されている。

これら接着面３２は特別な形状にデザインされ、接着剤
ローラ１９の箱から所定量の接着剤を受は取る。第６図
乃至第８図から明白なように、塗布翼２２の径方向の外
端部は先細、つまり幅が減少して形成されている。そし
て、比較的幅の狭い外端面は接着面３２を形成している
。これらの接着面３２は四部と凸部とを有し、これらの
四部が接着剤を捕捉する。図示された実施例において、
接着面３２は接着剤を捕捉する為のＶ字形状の溝３３を
有し、特に、中心の縦方向の溝３３とこの溝３３に対し
て傾いた複数の横方向の溝３４とを有している。横方向
の溝３４は縦方向の溝３３に対して鋭角に配置されてい
る。これらの溝３３．３４はその端が開口している。接
着面３２が僅かな距離をおいて接着剤ローラ１９の外側
面を通過すると、縦方向の溝３３及び横方向の溝３４は
接着剤を捕捉する。これらの溝の形状及び配置により、
接着剤が包装材１０に運ばれると、正確な接着剤のパタ
ーンが形成される。実施例において、接着面３２の大き
さに一致した長方形（接着剤マーク１５）のパターンが
形成される。

この接着剤装置１６は柔らかい煙草の箱を生産する為の
折り曲げタレット３５と組合されている。

この折り曲げタレット３５は、図示のように構成されて
いることが望ましいとともに、西独特許出願番号Ｐ　　
３５　４５　８４４．４　　に開示されている。第３図
に示すように、折り曲げタレット３５は周囲に沿って中
空体３６つまり、中空の心棒を備え、この中空体３６の
周りに沿って包装材１０が折り曲げられている。中空体
３６には、包装材、つまり部分的に折り曲げられた箱を
折って固定する為の保持部材及び折り曲げ部材が組合わ
されている。垂直面内で連続的に回転する折り曲げタレ
ット３５の上部に形成された取出し部３７の領域におい
て、包装材１０は横に配置された包装材保持器３８によ
って弓状に曲がった形状に設けられ、中空体３６に沿っ
て引掛けられる。従って、包装材１０は中空体３６の前
面、上部及び底部に対向した状態に配置される。搬送の
方向と反対を向いた側壁タブ１３．１４は（最初は）中
空体３６を越えて突出している。接着剤マーク１５を受
ける側壁タブ１３は径方向外方に向けられている。この
ような位置に包装材１０を固定する為に、各中空体３６
は径方向に移動可能に且つ、弾性的に支持された保持板
３８と組合わされている。

この保持板３８は中空体３６の径方向内面に向って上方
へ動かされ、それにより包装材１０を保持する。

接着剤装置１６は折り曲げタレット３５の回転方向に対
して、取出し部３７の後方で且つ折り曲げタレット３５
の動作経路の外側に配置固定される。また、接着剤塗布
部材２１、つまり接着剤塗布翼２２．２３は、回転中、
折り曲げタレット３５の動作経路内に入るように設けら
れている。

自由に突出した支持されていない側壁タブ１３上に接着
剤を塗布する為に、つまりタブ１３上に接着剤マーク１
５を形成する為に、塗布翼２２．２３は折り曲げタレッ
ト３５に対する相対動作により側壁タブ１３が弾性変形
されるように側壁タブ１３の径方向外側面に向って上方
へ動かされる。

この間、塗布翼２２．２３および折り曲げタレット３５
は同一方向に動作する。図示の実施例では、折り曲げタ
レット３５は反時計層りに回転し、塗布翼２２．２３は
時計層りに回転する。塗布翼２２．２３が側壁タブ↓３
に当接した後、側壁タブ１３が更に移動することにより
、接着面３２は側壁タブ１３上を転動することができる
。その結果、長方形の接着剤マーク１５である高い精度
の接着剤パターンが短時間で、つまり高速で側壁タブ１
３に付けられる。

上述した部材の動作及び寸法は折り曲げタレット３５が
適当な距離だけ移動した時、次にくる接着剤塗布翼が折
り曲げタレット３５の次の中空体３６と共働し、第３図
に示される位置に達するように設定されている。接着剤
が塗布された後、接着剤塗布翼２２は折り曲げタレット
３５の領域から外に出て、その後、直ちに接着剤ローラ
１９の周囲に接触する。

接着剤マーク１５が塗布された側壁タブ１３は、その弾
性によって後方を向く位置へ戻る。折り曲げ部材４０は
折り曲げタレット３５の動作経路の外側に固定配置され
ているとともに、径方向に突出した回転折り曲げフィン
ガ４１を有している。

この折り曲げ部材４０は、フィンガ４１と共に折り曲げ
タレット３５、つまり中空体３６の回転経路内に入る。

特に、接着剤マーク１５が塗布された側壁タブ１３はマ
ーク１５の外側に位置した１つの折り曲げフィンガ４１
に押され、このフィンガ４１が中空体３６よりも高速で
移動していることから、中空体３６の後部位置の狭い側
面に向って折り曲げられる。

中空体３６の長い移動動作中、径方向内側に位置した側
壁タブ１４は折り曲げタレット３５と一゛　緒に回転す
ると共に径方向に移動可能な折り曲げレグ３９によって
折り曲げられる。この折り曲げ動作は側壁タブ１３の折
り動作に対して、最初に側壁タブ１３が中空体３６に向
って折り曲げられた後に内側の側壁タブ１４が接着剤マ
ーク１５に向って折り曲げられるように調整されている
。

接着材装置１６上には特に、接着材容器１７の上には、
互いに隣接した複数の垂直ガイドウェブ４２．４３．４
４が設けられている。これらは折り曲げタレット３５の
外輪郭に適合した弓状を成している。接着剤容器１７に
対するガイドウェブ４２．４３．４４の取付は状態及び
、相関位置は、これらのウェブが折り曲げタレット３５
の周囲に沿って取り出し部３７から折り部材４０を越え
て後方に延びるように構成されている。同時にガイドウ
ェブ４２．４３．４４は包装材１０の外面をガイドし保
持するように配設されている。入口部分内において、ガ
イドウェブ４２．４３は面取り面４５を備えている。そ
して、折り曲げタレット３５との相対的動作により、包
装材１０が中空体３６に沿って装着された後、包装材１
０の径方向外側部分は面取り面４５によって中空体３６
の外面に押え付けられる。

第４図及び第５図に示すように、接着剤塗布翼２２．２
３がガイドウェブ４２．４３．４４に影響されることな
く上述される回転動作を行なえるように、各塗布翼２２
．２Ｂは幾つかに、特に、４つの部分翼２２ａ、２２ｂ
、２２ｃ、２２ｄと２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄに
分割されて゛いる。これらの部分翼は共働して各塗布翼
２２．２３を形成している。回転動作の間、これらの部
分子Ａ　２２　ａ　、　２２　ｂ　、　２２　ｃ　、　
２２　ｄ及び、２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄはガイ
ドウェブ４２．４３．４４の間の隙間に入る。さらに、
部分翼は長方形の接着剤マーク１５に対応する互いに分
離した長方形の接着面３２を形成している。

その後、包装材１０は西捕特許出願番号Ｐ３３　４５　
８８４．４に記述された方法により、更に折り曲げられ
、柔軟な煙草箱１１が完成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は接着剤が付いた煙草の箱の展開図、第２図は第
１図の箱を折り曲げた状態の底面図、第３図は接着剤装
置を有する折り曲げタレットを示す部分断面図、第４図
は第３図に示された接着剤装置を拡大して示す平面図、
第５図は接着剤装置、特に接着剤塗布部材を詳細に示す
側面図、第６図は第５図に対する横方向の側面図、第７
図は接着剤塗布部材、特に接着面を詳細に示す拡大側面
図、第８図は第７図に示される接着面の平面図。１０・・・包装材、１１・・・煙草箱、１２・・・側壁
、１３．１４・・・側壁タブ、１５・・・接着剤塗布部
、１６・・・接着剤装置、１７・・・密封接着剤容器、
１８・・・接若剤貯蔵部、１９・・・接着剤ローラ、２
０・・・ストリッパ、２１・・・接着剤塗布部材、２２
．２３・・・接着剤塗布部、２２ａ、２２ｂ、２２ｃ、
２２ｄ。１２３ａ、２’３ｂ、２３ｃ、２３ｄ−・・部分翼、２
４・・・駆動シャフト、２５・・・側面保持器、２７・
・・歯付きベルト、２８・・・メインシャフト、２９・
・・分割面、３０・・・側壁、３１・・・穴、３２・・
・接着面、３３・・・Ｖ字形状溝、３４・・・横方向溝
、３５・・・折り曲げタレット、３６・・・中空体、３
７・・・取り出し部、３８・・・包装材保持器、４０・
・・折り曲げ部材、４１・・・フィンガ、４２．４３．
４４・・・ガイドウェブ、４５・・・面取り面。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）接着剤容器から取り出された接着剤を包装材の一
部に塗布する回転接着剤塗布部材を有する接着剤塗布装
置において、上記接着剤塗布部材は上記包装材の自由に突出し弾性的
に変形可能な折りタブに向って動作可能に構成され、接
着面により上記折りタブ上を転動可能であるとともに、
折りタブを弾性的に折り曲げることを特徴とする接着剤
塗布装置。
（２）上記包装材は、回転する上記接着面と接触する間
、折り曲げタレットにより円弧状の経路に沿って動作可
能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の接着剤散布装置。
（３）上記接着剤塗布部材は径方向に延出した少なくと
も１つの接着剤塗布翼を有し、上記塗布翼の端部は接着
面として作用することを特徴とする特許請求の範囲第１
項又は第２項に記載の接着剤塗布装置。
（４）上記塗布部材は回転駆動される駆動シャフトと、
駆動シャフトから互いに相反する方向に延出していると
共に、延出端にそれぞれ接着面を有する一対の接着材散
布翼とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
１項乃至第３項のいずれか１項に記載の接着剤塗布装置
。
（５）上記接着剤塗布部材は折り曲げタレットの回転範
囲の外側の近くに配置され、径方向外側に位置し上記折
り曲げタレットの回転方向の後方を向いた折りタブは、
折り曲げタレットと同一方向に回転される接着剤塗布翼
によってその外面に接着剤が付けられることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項に記
載の接着剤塗布装置。
（６）上記折り曲げタレットの外周に沿って延びる複数
の円弧状のガイドウェブが上記接着材容器に接続されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第５項
のいずれか１項に記載の接着剤散布装置。
（７）上記ガイドウェブは上記回転する接着剤塗布翼の
領域内に設けられ、各接着剤塗布翼は平行なガイドウェ
ブの間を移動可能な複数の部分翼に分れていることを特
徴とする特許請求の範囲第６項に記載の接着剤塗布装置
。