JPS6323113Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323113Y2 JPS6323113Y2 JP1982104629U JP10462982U JPS6323113Y2 JP S6323113 Y2 JPS6323113 Y2 JP S6323113Y2 JP 1982104629 U JP1982104629 U JP 1982104629U JP 10462982 U JP10462982 U JP 10462982U JP S6323113 Y2 JPS6323113 Y2 JP S6323113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- switch
- passageway
- actuating member
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は弾球遊戯機の球検出装置に関し、球を
検出するリードスイツチが故障した場合でも球検
出装置全体を取換えなくても済むようにしたもの
である。
検出するリードスイツチが故障した場合でも球検
出装置全体を取換えなくても済むようにしたもの
である。
例えば、球打ハンドルによつて打ち上げられる
球で麻雀遊戯を行ない得るようにした所謂雀球機
では、釘付け盤面の下部に左右一対の分割ケース
を着脱自在に固着して成るスイツチケースを横方
向に多数配列し、その各スイツチケースに、球を
通過せしめる球通路を形成すると共に、該球通路
を通過する球に押圧されて後方揺動するスイツチ
作動部材を設け、このスイツチ作動部材が後方揺
動したとき該作動部材に取付けた磁石をリードス
イツチに接近させて、該リードスイツチにより球
を検出するようにしたものがある。しかし従来は
前記リードスイツチをスイツチケースのスイツチ
作動部材後方にそのまま組込んでいたため、リー
ドスイツチが故障した場合球検出装置全体を交換
しなければならず、非常に不経済であつた。
球で麻雀遊戯を行ない得るようにした所謂雀球機
では、釘付け盤面の下部に左右一対の分割ケース
を着脱自在に固着して成るスイツチケースを横方
向に多数配列し、その各スイツチケースに、球を
通過せしめる球通路を形成すると共に、該球通路
を通過する球に押圧されて後方揺動するスイツチ
作動部材を設け、このスイツチ作動部材が後方揺
動したとき該作動部材に取付けた磁石をリードス
イツチに接近させて、該リードスイツチにより球
を検出するようにしたものがある。しかし従来は
前記リードスイツチをスイツチケースのスイツチ
作動部材後方にそのまま組込んでいたため、リー
ドスイツチが故障した場合球検出装置全体を交換
しなければならず、非常に不経済であつた。
本考案は上記問題点を解消したもので、その特
徴とするところは、左右一対の分割ケースを着脱
自在に固着して成るスイツチケースが形成され、
該スイツチケースには球を通過せしめる通過路が
形成されると共に、その通過路の後方に、後部に
磁石を有しかつ通過路を通過する球に押圧されて
後方揺動するスイツチ作動部材が設けられ、スイ
ツチ作動部材の後方に、該スイツチ作動部材が後
方揺動したとき磁石の接近により球を検出するリ
ードスイツチが設けられた弾球遊戯機の球検出装
置において、前記リードスイツチを有する取付板
が、スイツチケースのスイツチ作動部材後方に分
割ケースの分割により取外し可能となるように組
込まれると共に、リードスイツチの両端に突設し
た接続ピンが取付板に挿通して後方へ外方突出さ
れ、前記スイツチ作動部材34に、通過路23に
突出した該通過路23を通過する球3を受ける球
受部34aが設けられると共に、球受部34aか
ら下方に延びる球当り部34bが突設され、スイ
ツチケース18の通過路23後方に、磁石37が
リミツトスイツチ38に平行になつて近接する位
置でスイツチ作動部材34の後方揺動を規制する
ように球当り部34bを受けるストツパー40が
設けられている点にある。
徴とするところは、左右一対の分割ケースを着脱
自在に固着して成るスイツチケースが形成され、
該スイツチケースには球を通過せしめる通過路が
形成されると共に、その通過路の後方に、後部に
磁石を有しかつ通過路を通過する球に押圧されて
後方揺動するスイツチ作動部材が設けられ、スイ
ツチ作動部材の後方に、該スイツチ作動部材が後
方揺動したとき磁石の接近により球を検出するリ
ードスイツチが設けられた弾球遊戯機の球検出装
置において、前記リードスイツチを有する取付板
が、スイツチケースのスイツチ作動部材後方に分
割ケースの分割により取外し可能となるように組
込まれると共に、リードスイツチの両端に突設し
た接続ピンが取付板に挿通して後方へ外方突出さ
れ、前記スイツチ作動部材34に、通過路23に
突出した該通過路23を通過する球3を受ける球
受部34aが設けられると共に、球受部34aか
ら下方に延びる球当り部34bが突設され、スイ
ツチケース18の通過路23後方に、磁石37が
リミツトスイツチ38に平行になつて近接する位
置でスイツチ作動部材34の後方揺動を規制する
ように球当り部34bを受けるストツパー40が
設けられている点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図乃至第3図において、1は前面がガラ
ス2で覆われた釘付け盤面で、これには球3の落
下を不規制にするための障害釘4が多数植設され
ると共に、下部に牌表示板5が設けられている。
牌表示板5は麻雀牌の模様6を横方向に多数施し
て成るものである。7は釘付け盤面1の下部に横
方向に多数(26個)並設した球受部で、牌表示板
5の内側に各模様6に対応して配置されており、
球打ハンドル8により待機路9にある一定数(14
個)の球3を打ち上げると、その球3が盤面1上
部から球受部7を通過するようになつている。
と、第1図乃至第3図において、1は前面がガラ
ス2で覆われた釘付け盤面で、これには球3の落
下を不規制にするための障害釘4が多数植設され
ると共に、下部に牌表示板5が設けられている。
牌表示板5は麻雀牌の模様6を横方向に多数施し
て成るものである。7は釘付け盤面1の下部に横
方向に多数(26個)並設した球受部で、牌表示板
5の内側に各模様6に対応して配置されており、
球打ハンドル8により待機路9にある一定数(14
個)の球3を打ち上げると、その球3が盤面1上
部から球受部7を通過するようになつている。
10はプリント基板で、球受部7の後方に該各
球受部7の全長に亘るように配置され、釘付け盤
面1側にボルト11によりスペーサ12を介して
着脱自在に固着されている。13は各球受部7に
夫々対応して設けた球受渡しケースで、第4図に
も示す如く左右一対の分割ケース13a,13b
をボルトナツト14により互いに固着して成り、
この各球受渡しケース13は該球受渡しケース1
3の後部上端に組込んだナツト15に螺合するビ
ス16によりプリント基板10の前面に夫々着脱
自在に固着され、また各球受渡しケース13には
球受部7に入つた球3を通過せしめる第1通過路
17が形成されている。18は各球受渡しケース
13に夫々対応するように設けたスイツチケース
で、第5図に示す如く左右一対の分割ケース18
a,18bをボルトナツト19により互いに固着
して成る。この各スイツチケース18の後端部に
は取付板20が分割ケース18a,18b間で着
脱自在に嵌合固着した状態で組込まれ、該取付板
20は分割ケース18a,18bの分割により取
外し可能である。各スイツチケース18は、取付
板20の中央に組込んだナツト21に螺合するビ
ス22によりプリント基板10の前面に夫々着脱
自在に固着されている。また各スイツチケース1
8には第1通過路17を通過した球3を通過せし
める上下方向の第2通過路23が形成されてい
る。そして第4図及び第5図に示す如く球受渡し
ケース13の下端にはその前端部に係合片24が
下方突設されると共に、後端部に左右一対の嵌合
突部25が下方突設され、またスイツチケース1
8の上端にはその前端に係止片26が係合片24
の前方に位置するように上方突設されると共に、
後端部に嵌合突部25に対応する左右一対の嵌合
没部27が没設され、係合片24は第2通過路2
3の上端部前端に左右方向移動不能に嵌合され、
係止片26は係合片24を後方に押圧するように
接当され、また嵌合突部25は前後左右に移動不
能になるように嵌合没部27に嵌合されており、
これにより球受渡しケース13とスイツチケース
18とは通過路17,23が互いにずれないよう
に位置決めされると共に、前記2本のビス16,
22でプリント基板10に強固に固着できるよう
になつている。28は各球受渡しケース13に横
軸29廻りに揺動自在に組込んだ揺動部材で、1
個の球3を収納できる大きさの受渡し部30と該
受渡し部30から突出した揺動規制部31と重り
32と阻止部33とを備え、往復揺動毎に第1通
過路17を通過する球3を1個に規制するように
構成されている。即ち、受渡し部30に球3がな
いとき、揺動部材28は重り32の重量によりそ
の揺動規制部31が第1通過路17の前壁に後方
から接当するように揺動し、このとき受渡し部3
0は第1通過路17に入つた球3が該受渡し部3
0内に転動するように第1通過路17の中途を塞
ぐようになつており、また受渡し部30に球3が
あるとき、その球3の重量により揺動部材28は
揺動規制部31が第2通過路23の後壁上端に前
方から接当するように揺動し、このとき受渡し部
30は球3を第2通過路23に向けて落下せし
め、かつ阻止部33は受渡し部30の上側で第1
通過路17の中途を球3を通過不能にすべく塞ぐ
ようになつている。34はスイツチケース18に
組込んだスイツチ作動部材で、該スイツチ作動部
材34は、上端を支点にその下側の球受部34a
が第2通過路23に対して出退するように横軸3
5廻りに前後揺動自在に枢支され、かつ横軸35
に巻着したコイルバネ36により球受部34aが
第2通過路23に突出するように前方に付勢され
ており、スイツチ作動部材34は第2通過路23
を球3が通過するとき該球3に押圧されて後方に
揺動するようになつている。スイツチ作動部材3
4の前側下端には球受部34aから下方に延びる
球当り部34bが突設され、スイツチケース18
の第2通過路23後方には、球当り部34bが第
2通過路23と平行になる位置でスイツチ作動部
材34の後方揺動を規制するように球当り部34
bを受けるストツパー40が設けられている。3
7はスイツチ作動部材34の後部に嵌合固着した
磁石、38は取付板20の前面に固着したリード
スイツチで、磁石37の後方位置にあり、スイツ
チ作動部材34が後方揺動して磁石37が接近し
たときオンし、これにより第2通過路23を通過
する球3を検出するようになつている。39はリ
ードスイツチ38の両端に突設した接続ピンで、
取付板20及びプリント基板10に挿通されてプ
リント基板10から後方突出されている。
球受部7の全長に亘るように配置され、釘付け盤
面1側にボルト11によりスペーサ12を介して
着脱自在に固着されている。13は各球受部7に
夫々対応して設けた球受渡しケースで、第4図に
も示す如く左右一対の分割ケース13a,13b
をボルトナツト14により互いに固着して成り、
この各球受渡しケース13は該球受渡しケース1
3の後部上端に組込んだナツト15に螺合するビ
ス16によりプリント基板10の前面に夫々着脱
自在に固着され、また各球受渡しケース13には
球受部7に入つた球3を通過せしめる第1通過路
17が形成されている。18は各球受渡しケース
13に夫々対応するように設けたスイツチケース
で、第5図に示す如く左右一対の分割ケース18
a,18bをボルトナツト19により互いに固着
して成る。この各スイツチケース18の後端部に
は取付板20が分割ケース18a,18b間で着
脱自在に嵌合固着した状態で組込まれ、該取付板
20は分割ケース18a,18bの分割により取
外し可能である。各スイツチケース18は、取付
板20の中央に組込んだナツト21に螺合するビ
ス22によりプリント基板10の前面に夫々着脱
自在に固着されている。また各スイツチケース1
8には第1通過路17を通過した球3を通過せし
める上下方向の第2通過路23が形成されてい
る。そして第4図及び第5図に示す如く球受渡し
ケース13の下端にはその前端部に係合片24が
下方突設されると共に、後端部に左右一対の嵌合
突部25が下方突設され、またスイツチケース1
8の上端にはその前端に係止片26が係合片24
の前方に位置するように上方突設されると共に、
後端部に嵌合突部25に対応する左右一対の嵌合
没部27が没設され、係合片24は第2通過路2
3の上端部前端に左右方向移動不能に嵌合され、
係止片26は係合片24を後方に押圧するように
接当され、また嵌合突部25は前後左右に移動不
能になるように嵌合没部27に嵌合されており、
これにより球受渡しケース13とスイツチケース
18とは通過路17,23が互いにずれないよう
に位置決めされると共に、前記2本のビス16,
22でプリント基板10に強固に固着できるよう
になつている。28は各球受渡しケース13に横
軸29廻りに揺動自在に組込んだ揺動部材で、1
個の球3を収納できる大きさの受渡し部30と該
受渡し部30から突出した揺動規制部31と重り
32と阻止部33とを備え、往復揺動毎に第1通
過路17を通過する球3を1個に規制するように
構成されている。即ち、受渡し部30に球3がな
いとき、揺動部材28は重り32の重量によりそ
の揺動規制部31が第1通過路17の前壁に後方
から接当するように揺動し、このとき受渡し部3
0は第1通過路17に入つた球3が該受渡し部3
0内に転動するように第1通過路17の中途を塞
ぐようになつており、また受渡し部30に球3が
あるとき、その球3の重量により揺動部材28は
揺動規制部31が第2通過路23の後壁上端に前
方から接当するように揺動し、このとき受渡し部
30は球3を第2通過路23に向けて落下せし
め、かつ阻止部33は受渡し部30の上側で第1
通過路17の中途を球3を通過不能にすべく塞ぐ
ようになつている。34はスイツチケース18に
組込んだスイツチ作動部材で、該スイツチ作動部
材34は、上端を支点にその下側の球受部34a
が第2通過路23に対して出退するように横軸3
5廻りに前後揺動自在に枢支され、かつ横軸35
に巻着したコイルバネ36により球受部34aが
第2通過路23に突出するように前方に付勢され
ており、スイツチ作動部材34は第2通過路23
を球3が通過するとき該球3に押圧されて後方に
揺動するようになつている。スイツチ作動部材3
4の前側下端には球受部34aから下方に延びる
球当り部34bが突設され、スイツチケース18
の第2通過路23後方には、球当り部34bが第
2通過路23と平行になる位置でスイツチ作動部
材34の後方揺動を規制するように球当り部34
bを受けるストツパー40が設けられている。3
7はスイツチ作動部材34の後部に嵌合固着した
磁石、38は取付板20の前面に固着したリード
スイツチで、磁石37の後方位置にあり、スイツ
チ作動部材34が後方揺動して磁石37が接近し
たときオンし、これにより第2通過路23を通過
する球3を検出するようになつている。39はリ
ードスイツチ38の両端に突設した接続ピンで、
取付板20及びプリント基板10に挿通されてプ
リント基板10から後方突出されている。
41は第2通過路23を通過した球3を集める
上部球通路で、各スイツチケース18のすべてに
亘るようにその下方に設けられ、その底壁41a
は右下り方向に傾斜している。42は下部球通路
で、左下り方向に小さな角度で傾斜すると共に、
その前後幅は球3を左右方向に一列に並べて収納
する大きさに形成され、右上端は上部球通路41
の右下端に連通し、左下端部には球3を1個ずつ
払出しできる大きさの球払出口43が形成されて
いる。上部球通路41及び下部球通路42の後方
は第6図に示す如く透明板44により塞がれ、該
透明板44はボルト45によりスペーサ46を介
して盤面1側に固着されている。47は下部球通
路42の下方にその球払出口43を塞ぐように設
けた第1払出部材で、これには球払出口43に連
通しかつ球3を1個収納可能な球孔48が上下貫
通状に設けられている。49は第1払出部材47
の下方にその球孔48を塞ぐように設けた第2払
出部材で、これには球孔48から左方に外れた位
置に通孔50が上下貫通状に設けられている。第
2払出部材49は第6図にも示す如く盤面1側に
固着した支持台51上に左右方向に摺動自在に載
置され、第1払出部材47は第2払出部材49上
に左右方向に摺動自在に載置されている。支持台
51には通孔50に対応する第1送出路52と球
払出口43及び球孔48に対応する第2送出路5
3とが夫々上下貫通状に形成されている。54は
第1払出部材47の左方に配置した第1ソレノイ
ドで、第1払出部材47に枢結された作動杆55
を有し、作動時にこの作動杆55が左方に後退し
て第1払出部材47をその球孔48が通孔50に
連通する位置まで左方向に摺動せしめるように構
成されている。56は第1ソレノイド54の下方
に配置した第2ソレノイドで、ゲーム終了後に作
動し、作動時にその作動杆57が後退し、該作動
杆57に連動する連結杆58及び揺動杆59を介
して第2払出部材49をその通孔50が球孔48
及び第2送出路53に連通する位置まで右方向に
摺動せしめるように構成されている。即ち、連結
杆58の両端部は作動杆57の後端部及び揺動杆
59の下端部に夫々枢着され、揺動杆59の中途
部は前後軸60廻りに回動自在に枢支されると共
に、その上端部は、第2払出部材49に形成した
凹部61にその左端面に接当するように挿入され
ている。62は第1払出部材47と第2払出部材
49との間に連結した引張バネで、第1払出部材
47を第2払出部材49に対して相対的に右方向
に引張している。
上部球通路で、各スイツチケース18のすべてに
亘るようにその下方に設けられ、その底壁41a
は右下り方向に傾斜している。42は下部球通路
で、左下り方向に小さな角度で傾斜すると共に、
その前後幅は球3を左右方向に一列に並べて収納
する大きさに形成され、右上端は上部球通路41
の右下端に連通し、左下端部には球3を1個ずつ
払出しできる大きさの球払出口43が形成されて
いる。上部球通路41及び下部球通路42の後方
は第6図に示す如く透明板44により塞がれ、該
透明板44はボルト45によりスペーサ46を介
して盤面1側に固着されている。47は下部球通
路42の下方にその球払出口43を塞ぐように設
けた第1払出部材で、これには球払出口43に連
通しかつ球3を1個収納可能な球孔48が上下貫
通状に設けられている。49は第1払出部材47
の下方にその球孔48を塞ぐように設けた第2払
出部材で、これには球孔48から左方に外れた位
置に通孔50が上下貫通状に設けられている。第
2払出部材49は第6図にも示す如く盤面1側に
固着した支持台51上に左右方向に摺動自在に載
置され、第1払出部材47は第2払出部材49上
に左右方向に摺動自在に載置されている。支持台
51には通孔50に対応する第1送出路52と球
払出口43及び球孔48に対応する第2送出路5
3とが夫々上下貫通状に形成されている。54は
第1払出部材47の左方に配置した第1ソレノイ
ドで、第1払出部材47に枢結された作動杆55
を有し、作動時にこの作動杆55が左方に後退し
て第1払出部材47をその球孔48が通孔50に
連通する位置まで左方向に摺動せしめるように構
成されている。56は第1ソレノイド54の下方
に配置した第2ソレノイドで、ゲーム終了後に作
動し、作動時にその作動杆57が後退し、該作動
杆57に連動する連結杆58及び揺動杆59を介
して第2払出部材49をその通孔50が球孔48
及び第2送出路53に連通する位置まで右方向に
摺動せしめるように構成されている。即ち、連結
杆58の両端部は作動杆57の後端部及び揺動杆
59の下端部に夫々枢着され、揺動杆59の中途
部は前後軸60廻りに回動自在に枢支されると共
に、その上端部は、第2払出部材49に形成した
凹部61にその左端面に接当するように挿入され
ている。62は第1払出部材47と第2払出部材
49との間に連結した引張バネで、第1払出部材
47を第2払出部材49に対して相対的に右方向
に引張している。
64は送出通路で、第1送出路52から落下し
た球3を導入通路65を介して計数器66に送出
する。計数器66は送出された球3を計数して球
3の打ち直し回数を表示すると共に、計数した球
3を払出通路67に送出せしめる。払出通路67
は右端が前記待機路9に連通しかつ球3を待機路
9に送出できるように右下り方向に傾斜してい
る。68は払出通路67と待機路9との連通部分
に設けた遮断部材で、払出通路67と待機路9と
の間を開閉自在に遮断するように構成されてい
る。
た球3を導入通路65を介して計数器66に送出
する。計数器66は送出された球3を計数して球
3の打ち直し回数を表示すると共に、計数した球
3を払出通路67に送出せしめる。払出通路67
は右端が前記待機路9に連通しかつ球3を待機路
9に送出できるように右下り方向に傾斜してい
る。68は払出通路67と待機路9との連通部分
に設けた遮断部材で、払出通路67と待機路9と
の間を開閉自在に遮断するように構成されてい
る。
69は表示器で、横方向に多数の表示部70を
有しており、各表示部70はけい光表示管により
構成され、その発光体のドツト群によつて麻雀牌
の模様を可変表示する。なお、表示部70は、球
3が入つた各球受部7に対応する麻雀牌の模様を
表示するように、球3の数即ち、14個ある。71
は各表示部70に対応して設けた打ち直しスイツ
チで、押圧によりオンし、第1ソレノイド54を
一定時間作動せしめる。72はコイン投入口、7
3は精算スイツチ、74はコイン受皿、75は返
却ボタンである。
有しており、各表示部70はけい光表示管により
構成され、その発光体のドツト群によつて麻雀牌
の模様を可変表示する。なお、表示部70は、球
3が入つた各球受部7に対応する麻雀牌の模様を
表示するように、球3の数即ち、14個ある。71
は各表示部70に対応して設けた打ち直しスイツ
チで、押圧によりオンし、第1ソレノイド54を
一定時間作動せしめる。72はコイン投入口、7
3は精算スイツチ、74はコイン受皿、75は返
却ボタンである。
上記実施例の構成によれば、球打ハンドル8に
より待機路9の球3を打ち上げると、打上げられ
た球3は多数の障害釘4により妨げられながら落
下して、いずれかの球受部7に落ちる。球受部7
に入つた球3はここを通過して第1通過路17に
入る。このとき重り32の重量により揺動部材2
8が鎖線の如く前方に揺動しているので、第1通
過路17内に入つた球3は受渡し部30内に入
る。この際同じ球受部7に連続して球3が落下し
た場合でも、受渡し部30は1個の球3を収納で
きる大きさであるから、最初の球3のみが受渡し
部30内に入り、残りの球3は受渡し部30の上
方にとどまる。そして揺動部材28は球3の重量
により実線で示す如く後方に揺動し、受渡し部3
0内の球3は受渡し部30から第2通過路23に
落下せしめられる。このとき阻止部33は第1通
過路17の中途を塞いで、次に球受部7に入つた
球3を第1通過路17内にとどめる。第2通過路
23に落下した球3は該第2通過路23を通過す
るとき、鎖線で示す如く第2通過路23内に突出
したスイツチ作動部材34を押圧して後方へ揺動
せしめるので、スイツチ作動部材34の後方揺動
によりリードスイツチ38がオンする。受渡し部
30から球3が放出されると、重り32により揺
動部材28が鎖線の如く前方に揺動し、受渡し部
30は次の球3を収納可能になる。また球3が第
2通過路23を通過すると、スイツチ作動部材3
4がコイルバネ36の付勢により鎖線の如く前方
揺動し、リードスイツチ38はオフする。その後
次に球受部7に入つた球3についても同様の動作
をくり返す。従つて球受部7に球3が連続して入
つた場合でも、球3が間隔をおいて第2通過路2
3を通過するので、リードスイツチ38によりそ
の球3を1個ずつ確実に検出できる。そしてリー
ドスイツチ38が故障した場合、ボルトナツト1
9を外し、スイツチケース18を分割ケース18
a,18bに分割すれば、リードスイツチ38を
取付板20と共に簡単に取換えることができ、従
つてスイツチケース18その他は何ら取換える必
要がなく、これらをそのまま使用でき、非常に経
済的である。またスイツチ作動部材34下端の球
当り部34bにより、第2通過路23を通過する
球3がスイツチ作動部材34を長期間後方揺動状
態に押圧できるようになり、このためリードスイ
ツチ38は長期間に亘つてオンし、球3を確実に
検出する。
より待機路9の球3を打ち上げると、打上げられ
た球3は多数の障害釘4により妨げられながら落
下して、いずれかの球受部7に落ちる。球受部7
に入つた球3はここを通過して第1通過路17に
入る。このとき重り32の重量により揺動部材2
8が鎖線の如く前方に揺動しているので、第1通
過路17内に入つた球3は受渡し部30内に入
る。この際同じ球受部7に連続して球3が落下し
た場合でも、受渡し部30は1個の球3を収納で
きる大きさであるから、最初の球3のみが受渡し
部30内に入り、残りの球3は受渡し部30の上
方にとどまる。そして揺動部材28は球3の重量
により実線で示す如く後方に揺動し、受渡し部3
0内の球3は受渡し部30から第2通過路23に
落下せしめられる。このとき阻止部33は第1通
過路17の中途を塞いで、次に球受部7に入つた
球3を第1通過路17内にとどめる。第2通過路
23に落下した球3は該第2通過路23を通過す
るとき、鎖線で示す如く第2通過路23内に突出
したスイツチ作動部材34を押圧して後方へ揺動
せしめるので、スイツチ作動部材34の後方揺動
によりリードスイツチ38がオンする。受渡し部
30から球3が放出されると、重り32により揺
動部材28が鎖線の如く前方に揺動し、受渡し部
30は次の球3を収納可能になる。また球3が第
2通過路23を通過すると、スイツチ作動部材3
4がコイルバネ36の付勢により鎖線の如く前方
揺動し、リードスイツチ38はオフする。その後
次に球受部7に入つた球3についても同様の動作
をくり返す。従つて球受部7に球3が連続して入
つた場合でも、球3が間隔をおいて第2通過路2
3を通過するので、リードスイツチ38によりそ
の球3を1個ずつ確実に検出できる。そしてリー
ドスイツチ38が故障した場合、ボルトナツト1
9を外し、スイツチケース18を分割ケース18
a,18bに分割すれば、リードスイツチ38を
取付板20と共に簡単に取換えることができ、従
つてスイツチケース18その他は何ら取換える必
要がなく、これらをそのまま使用でき、非常に経
済的である。またスイツチ作動部材34下端の球
当り部34bにより、第2通過路23を通過する
球3がスイツチ作動部材34を長期間後方揺動状
態に押圧できるようになり、このためリードスイ
ツチ38は長期間に亘つてオンし、球3を確実に
検出する。
なお、前記実施例では球当り部34bのストツ
パー40への接当によりスイツチ作動部材34の
後方揺動を規制するようにしているが、これに代
え第7図に示す如く球当り部34b及びストツパ
ー40を設けず、ビス22をリードスイツチ38
よりも前方突出させ、これによりスイツチ作動部
材34の後方揺動を規制するようにしてもよい。
パー40への接当によりスイツチ作動部材34の
後方揺動を規制するようにしているが、これに代
え第7図に示す如く球当り部34b及びストツパ
ー40を設けず、ビス22をリードスイツチ38
よりも前方突出させ、これによりスイツチ作動部
材34の後方揺動を規制するようにしてもよい。
本考案によれば、リードスイツチ38を有する
取付板20が、スイツチケース18のスイツチ作
動部材34後方に分割ケース18a,18bの分
割により取外し可能となるように組込まれ、リー
ドスイツチ38の両端に突設した接続ピン39が
取付板20に挿通して後方へ外方突出されている
ので、リードスイツチ38が故障した場合、リー
ドスイツチ38を取付板20と共に簡単に取換え
ることができ、従つて球検出装置全体を取換える
必要がなくなり、非常に経済的である。
取付板20が、スイツチケース18のスイツチ作
動部材34後方に分割ケース18a,18bの分
割により取外し可能となるように組込まれ、リー
ドスイツチ38の両端に突設した接続ピン39が
取付板20に挿通して後方へ外方突出されている
ので、リードスイツチ38が故障した場合、リー
ドスイツチ38を取付板20と共に簡単に取換え
ることができ、従つて球検出装置全体を取換える
必要がなくなり、非常に経済的である。
しかも、前記スイツチ作動部材34に、球受部
34aから下方に延びる球当り部34bが突設さ
れ、スイツチケース18の通過路23後方に、磁
石37がリミツトスイツチ38に平行になつて近
接する位置でスイツチ作動部材34の後方揺動を
規制するように球当り部34bを受けるストツパ
ー40が設けられているので、球3が通過路23
を通過する際に、磁石37がリミツトスイツチ3
8に平行になつて近接する位置で、スイツチ作動
部材34の揺動が止まり、その結果磁石37が小
さいものであつてもこれを極力広い範囲でリミツ
トスイツチ38に近接でき、従つてリミツトスイ
ツチ38によつて球3の通過路23への通過を確
実に検出することが可能になる。しかも球当り部
34bは、球受部34aから下方に延びるよう突
出したものであるから、球当り部34bによつて
球3が通過路23を通過する際にできるだけ長期
間に亘つて磁石37をリミツトスイツチ38に近
接する状態に保持することができ、この点からも
より一層確実に球3の通過を検出し得る。また、
スイツチ作動部材34の前方揺動時には球当り部
34bを通過路23の前壁に接当させて、スイツ
チ作動部材34の前方への揺動範囲も規制するこ
とができ、従つて前方揺動を規制するための特別
の部材を要することなく、スイツチ作動部材34
の揺動範囲を必要最小限に抑えて、非常に簡単な
構造で球3の検出を確実かつ迅速になし得、その
実用的効果は著大である。
34aから下方に延びる球当り部34bが突設さ
れ、スイツチケース18の通過路23後方に、磁
石37がリミツトスイツチ38に平行になつて近
接する位置でスイツチ作動部材34の後方揺動を
規制するように球当り部34bを受けるストツパ
ー40が設けられているので、球3が通過路23
を通過する際に、磁石37がリミツトスイツチ3
8に平行になつて近接する位置で、スイツチ作動
部材34の揺動が止まり、その結果磁石37が小
さいものであつてもこれを極力広い範囲でリミツ
トスイツチ38に近接でき、従つてリミツトスイ
ツチ38によつて球3の通過路23への通過を確
実に検出することが可能になる。しかも球当り部
34bは、球受部34aから下方に延びるよう突
出したものであるから、球当り部34bによつて
球3が通過路23を通過する際にできるだけ長期
間に亘つて磁石37をリミツトスイツチ38に近
接する状態に保持することができ、この点からも
より一層確実に球3の通過を検出し得る。また、
スイツチ作動部材34の前方揺動時には球当り部
34bを通過路23の前壁に接当させて、スイツ
チ作動部材34の前方への揺動範囲も規制するこ
とができ、従つて前方揺動を規制するための特別
の部材を要することなく、スイツチ作動部材34
の揺動範囲を必要最小限に抑えて、非常に簡単な
構造で球3の検出を確実かつ迅速になし得、その
実用的効果は著大である。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は同側断面図、第3図は同背断面図、第4図は
同球受渡しケースの斜視図、第5図は同スイツチ
ケースの斜視図、第6図は同払出部材部分の側断
面図、第7図は他の実施例を示す側断面図であ
る。 3…球、18…スイツチケース、18a,18
b…分割ケース、20…取付板、23…第2通過
路、34…スイツチ作動部材、37…磁石、38
…リードスイツチ、39…接続ピン。
図は同側断面図、第3図は同背断面図、第4図は
同球受渡しケースの斜視図、第5図は同スイツチ
ケースの斜視図、第6図は同払出部材部分の側断
面図、第7図は他の実施例を示す側断面図であ
る。 3…球、18…スイツチケース、18a,18
b…分割ケース、20…取付板、23…第2通過
路、34…スイツチ作動部材、37…磁石、38
…リードスイツチ、39…接続ピン。
Claims (1)
- 左右一対の分割ケース18a,18bを着脱自
在に固着して成るスイツチケース18が形成さ
れ、該スイツチケース18には球3を通過せしめ
る通過路23が形成されると共に、その通過路2
3の後方に、後部に磁石37を有しかつ通過路2
3を通過する球3に押圧されて後方揺動するスイ
ツチ作動部材34が設けられ、スイツチ作動部材
34の後方に、該スイツチ作動部材34が後方揺
動したとき磁石37の接近により球3を検出する
リードスイツチ38が設けられた弾球遊戯機の球
検出装置において、前記リードスイツチ38を有
する取付板20が、スイツチケース18のスイツ
チ作動部材34後方に分割ケース18a,18b
の分割により取外し可能となるように組込まれる
と共に、リードスイツチ38の両端に突設した接
続ピン39が取付板20に挿通して後方へ外方突
出され、前記スイツチ作動部材34に、通過路2
3に突出した該通過路23を通過する球3を受け
る球受部34aが設けられると共に、球受部34
aから下方に延びる球当り部34bが突設され、
スイツチケース18の通過路23後方に、磁石3
7がリミツトスイツチ38に平行になつて近接す
る位置でスイツチ作動部材34の後方揺動を規制
するように球当り部34bを受けるストツパー4
0が設けられていることを特徴とする弾球遊戯機
の球検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10462982U JPS598382U (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 弾球遊戯機の球検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10462982U JPS598382U (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 弾球遊戯機の球検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS598382U JPS598382U (ja) | 1984-01-19 |
JPS6323113Y2 true JPS6323113Y2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=30245592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10462982U Granted JPS598382U (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 弾球遊戯機の球検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598382U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535077B2 (ja) * | 1975-05-29 | 1978-02-23 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5537177Y2 (ja) * | 1976-06-26 | 1980-09-01 | ||
JPS53126780U (ja) * | 1977-03-15 | 1978-10-07 |
-
1982
- 1982-07-08 JP JP10462982U patent/JPS598382U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535077B2 (ja) * | 1975-05-29 | 1978-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS598382U (ja) | 1984-01-19 |
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