JPS63228054A - 炭酸濃度測定用イオン選択電極 - Google Patents
炭酸濃度測定用イオン選択電極Info
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- JPS63228054A JPS63228054A JP62061889A JP6188987A JPS63228054A JP S63228054 A JPS63228054 A JP S63228054A JP 62061889 A JP62061889 A JP 62061889A JP 6188987 A JP6188987 A JP 6188987A JP S63228054 A JPS63228054 A JP S63228054A
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- ion
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
- G01N27/30—Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
- G01N27/333—Ion-selective electrodes or membranes
- G01N27/3335—Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は水性液体試料中の炭酸濃度測定用イオン選択電
極及び炭酸濃度測定用イオン選択電極対に関するもので
、詳しくは水性液体試料、特に血液。
極及び炭酸濃度測定用イオン選択電極対に関するもので
、詳しくは水性液体試料、特に血液。
リンパ液、唾液、尿等の生物体液を水性液体試料として
用いる臨床検査に有用な炭酸濃度測定用イオン選択電極
炭酸濃度測定用イオン選択電極対に間するものである。
用いる臨床検査に有用な炭酸濃度測定用イオン選択電極
炭酸濃度測定用イオン選択電極対に間するものである。
[従来の技術]
血液に代表される諸種の生物体液のpHを常に一定に保
つため、生体内には物理化学的な緩衝系と肺や腎による
生理学的な緩衝系が存在しており。
つため、生体内には物理化学的な緩衝系と肺や腎による
生理学的な緩衝系が存在しており。
なかでも血漿の重炭酸緩衝系は最も重要なものである。
全炭Wti(炭酸イオン)濃度をボテンシオメトリカル
に測定するためのイオン選択if極として。
に測定するためのイオン選択if極として。
特開昭56−92442に導電性金属層の上に金属ハロ
ゲン化物層を積層した参照電極の上に順に電解質層、イ
オン泳動体含有隔膜層及び緩衝剤含有層を積層した液体
中炭酸濃度分析用イオン選択電極が記載されている。
ゲン化物層を積層した参照電極の上に順に電解質層、イ
オン泳動体含有隔膜層及び緩衝剤含有層を積層した液体
中炭酸濃度分析用イオン選択電極が記載されている。
この炭酸濃度分析用イオン選択電極はサリチレート、p
−アミノサリチレート、ゲンチセードのような妨害物に
よる妨害が少なく測定誤差が小さいすぐれたイオン選択
電極である。しかし、この炭酸濃度分析用イオン選択電
極には全属ハロゲン化物層とイオン隔膜層くイオン選択
層)との間に、親水性ポリマーバインダーを含む電解質
層が存在するため、親水性ポリマーバインダーを含む電
解質層と疎水性有機物質からなるイオン選択層とは接着
力が不充分のため剥がれやすいこと、被覆膜の強度も充
分に上げることができないことが明らかになった。また
、当然のことであるが、親水性ポリマーバインダーを含
む電解質層は親水性であるため水分を吸収しやすく電極
自体の経時安定性も悪くなることが明らかになった。
−アミノサリチレート、ゲンチセードのような妨害物に
よる妨害が少なく測定誤差が小さいすぐれたイオン選択
電極である。しかし、この炭酸濃度分析用イオン選択電
極には全属ハロゲン化物層とイオン隔膜層くイオン選択
層)との間に、親水性ポリマーバインダーを含む電解質
層が存在するため、親水性ポリマーバインダーを含む電
解質層と疎水性有機物質からなるイオン選択層とは接着
力が不充分のため剥がれやすいこと、被覆膜の強度も充
分に上げることができないことが明らかになった。また
、当然のことであるが、親水性ポリマーバインダーを含
む電解質層は親水性であるため水分を吸収しやすく電極
自体の経時安定性も悪くなることが明らかになった。
[発明が解決しようとする間u点]
本発明の目的は、 IJI水性ポリマーバインダーを含
む電解質層がなく、水分の吸収による電解質層の劣化の
可能性のきわめて少ない経時安定性のよいボテンシオメ
トリカル(電位)法による炭酸濃度測定用イオン選択電
極を提供することである。
む電解質層がなく、水分の吸収による電解質層の劣化の
可能性のきわめて少ない経時安定性のよいボテンシオメ
トリカル(電位)法による炭酸濃度測定用イオン選択電
極を提供することである。
本発明の他の目的は、金属ハロゲン化物層の上に直接疎
水性有機物質からなるイオン選択層が積層されていて、
金属ハロゲン化物層とイオン選択膜層との接着力が充分
で疎水性有機物質からなるイオン選択層の被覆強度も充
分大きい、安定な炭酸濃度測定用イオン選択電極を提供
することである。
水性有機物質からなるイオン選択層が積層されていて、
金属ハロゲン化物層とイオン選択膜層との接着力が充分
で疎水性有機物質からなるイオン選択層の被覆強度も充
分大きい、安定な炭酸濃度測定用イオン選択電極を提供
することである。
本発明の他の目的は、水性液体試料のp)l値の事前測
定又は試料へのpH緩衝液によるpH値の固定のいずれ
の操作も不要な炭酸濃度測定用イオン選択電極を提供す
ることである。
定又は試料へのpH緩衝液によるpH値の固定のいずれ
の操作も不要な炭酸濃度測定用イオン選択電極を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、水性液体試料に含有されている可
能性のあるサリチレート、p−アミノサリチレート、ゲ
ンチゼートのような妨害物による測定誤差が実質的に排
除された炭酸濃度測定用イオン選択電極を提供すること
である。
能性のあるサリチレート、p−アミノサリチレート、ゲ
ンチゼートのような妨害物による測定誤差が実質的に排
除された炭酸濃度測定用イオン選択電極を提供すること
である。
C発明の構成]
これらの諸口的は。
(1)絶縁性支持体の上に導電性金属層、前記導電性金
属のハロゲン化物層、イオン担体を含む炭酸イオン選択
層、及び親水性バインダと緩衝剤を含む緩衝層をこの順
に積層してなる炭酸濃度測定用イオン選択電極、及び (2)絶縁性支持体の上の導電性金属層が前記支持体に
達する溝により電気的に絶縁されており、前記溝に対向
して1対の前記導電性金属のハロゲン化物層、前記溝を
埋めかつ前記ハロゲン化物層の゛表面を覆って共通に設
けろているイオン担体を含む炭酸イオン選択層、及び前
記イオン選択層の上に共通に設けろているpH緩衝剤組
成物を含む親水性ポリマーバインダからなる緩衝層をこ
の順に積層してなる実質的に電気的に絶縁された炭酸濃
度測定用イオン選択電極対。
属のハロゲン化物層、イオン担体を含む炭酸イオン選択
層、及び親水性バインダと緩衝剤を含む緩衝層をこの順
に積層してなる炭酸濃度測定用イオン選択電極、及び (2)絶縁性支持体の上の導電性金属層が前記支持体に
達する溝により電気的に絶縁されており、前記溝に対向
して1対の前記導電性金属のハロゲン化物層、前記溝を
埋めかつ前記ハロゲン化物層の゛表面を覆って共通に設
けろているイオン担体を含む炭酸イオン選択層、及び前
記イオン選択層の上に共通に設けろているpH緩衝剤組
成物を含む親水性ポリマーバインダからなる緩衝層をこ
の順に積層してなる実質的に電気的に絶縁された炭酸濃
度測定用イオン選択電極対。
により達成された。
[発明の構成の詳細な説明]
電気絶縁性支持体は実質的に電気絶縁性の公知の有機ポ
リマー又はガラス支持体から適宜選択して用いることが
できる。好ましい電気絶縁性支持体の例として、シート
状のビスフェノールへのポリカルボネート、ポリエチレ
ンテレフタレート。
リマー又はガラス支持体から適宜選択して用いることが
できる。好ましい電気絶縁性支持体の例として、シート
状のビスフェノールへのポリカルボネート、ポリエチレ
ンテレフタレート。
セルロースエステル(例、セルローストリアセテート、
セルロースアセテートプロピオネート)等がある。シー
ト状支持体の厚さは約80−〜約2mm 。
セルロースアセテートプロピオネート)等がある。シー
ト状支持体の厚さは約80−〜約2mm 。
好ましくは約1001fi〜約1mmの範囲である。
導電性金属層に用いることができる金属の例として、銀
、ニッケル、金、白金等があり、これらのうちで好まし
い金属は銀である。導電性金属層は1例えば無電解メッ
キ、真空蒸着等の公知の方法により支持体の表面上に被
覆された層を用いることができる。導電性金属層は、厚
さで約400nm以上、好ましくは約600nn+〜約
toourr+の範囲、又は被覆量で約100mg/m
2〜約2.0g/l112の範囲である。
、ニッケル、金、白金等があり、これらのうちで好まし
い金属は銀である。導電性金属層は1例えば無電解メッ
キ、真空蒸着等の公知の方法により支持体の表面上に被
覆された層を用いることができる。導電性金属層は、厚
さで約400nm以上、好ましくは約600nn+〜約
toourr+の範囲、又は被覆量で約100mg/m
2〜約2.0g/l112の範囲である。
導電性金属のハロゲン化物N(以下、金属ハロゲン化物
層という)は、特開昭52−142584 、特開昭5
6−33537 、特開昭57−17851等に記載の
公知の方法により設けることができる。すなわち、被覆
された金属層をハロゲン化物含有酸化剤で酸化−ハロゲ
ン化処理する方法、金属ハロゲン化物を真空蒸着又は化
学蒸着する方法等により形成することができる。金属ハ
ロゲン化物層の被覆量は約100m3/■2〜約2.0
g/m2の範囲である。導電性金属層、金属ハロゲン化
物層の最も好ましい組み合わせは銀層−塩化銀層である
。以下において、(支持体を含めて)導電性金属層とそ
の上に積層された導電性金属のハロゲン化物の層からな
る半電池(又は単極)を参照電極ということがある。
層という)は、特開昭52−142584 、特開昭5
6−33537 、特開昭57−17851等に記載の
公知の方法により設けることができる。すなわち、被覆
された金属層をハロゲン化物含有酸化剤で酸化−ハロゲ
ン化処理する方法、金属ハロゲン化物を真空蒸着又は化
学蒸着する方法等により形成することができる。金属ハ
ロゲン化物層の被覆量は約100m3/■2〜約2.0
g/m2の範囲である。導電性金属層、金属ハロゲン化
物層の最も好ましい組み合わせは銀層−塩化銀層である
。以下において、(支持体を含めて)導電性金属層とそ
の上に積層された導電性金属のハロゲン化物の層からな
る半電池(又は単極)を参照電極ということがある。
イオン選択層はポリマーバインダ、イオン担体及びイオ
ン担体溶媒が含まれる公知のイオン選択層から適宜に選
択して用いることができる。イオン選択層に用いること
ができるポリマーバインダとしては、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン−塩化ビニルコポリマー、塩化ビニ
ル−酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル−
ビニルアルコール3元コポリマー、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリルコポリマー、カルボキシル化ポリ塩化ビ
ニル、ビスフェノールへのポリカルボネート等がある。
ン担体溶媒が含まれる公知のイオン選択層から適宜に選
択して用いることができる。イオン選択層に用いること
ができるポリマーバインダとしては、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン−塩化ビニルコポリマー、塩化ビニ
ル−酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル−
ビニルアルコール3元コポリマー、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリルコポリマー、カルボキシル化ポリ塩化ビ
ニル、ビスフェノールへのポリカルボネート等がある。
イオン担体としては一般構造式
%式%
(p−Phnはp−フェニレン基を表す)Rはブチル基
、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基等の
直鎖状又は分岐状アルキル基を表す。
、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基等の
直鎖状又は分岐状アルキル基を表す。
で表される 4−アルキル−α、α、α−トリフルオロ
アセトフェノン化合物が用いられる。
アセトフェノン化合物が用いられる。
イオン担体溶媒としては、ジデシルフタレート。
ジイソデシルフタレート、ジオクチルフタレート。
ジオクチルセバケート、ジオクチルアジペート、トリオ
クチルトリメリテート、トリス(2−エチルヘキシル)
ホスフェート、ジオクチルグルタレート等の常温で液体
の種々のポリマー可塑剤を用いることができる。イオン
選択層にはさらにイオン交換体が含まれていてもよい。
クチルトリメリテート、トリス(2−エチルヘキシル)
ホスフェート、ジオクチルグルタレート等の常温で液体
の種々のポリマー可塑剤を用いることができる。イオン
選択層にはさらにイオン交換体が含まれていてもよい。
イオン交換体は炭酸イオンと選択的に交換し得る第4級
アンモニウム塩のような物質が好ましい。第4級アンモ
ニウム塩の例とし゛C,トリオクチルメチルアンモニウ
ムクaリド、トリオクチルプロピルアンモニウムクロリ
ド、トリオクチルメチルアンモニウムプロミド。
アンモニウム塩のような物質が好ましい。第4級アンモ
ニウム塩の例とし゛C,トリオクチルメチルアンモニウ
ムクaリド、トリオクチルプロピルアンモニウムクロリ
ド、トリオクチルメチルアンモニウムプロミド。
トリオクチルメチルアンモニウムヨーシト等がある。
イオン選択層にはこの他にサリチレート、ρ−7ミノサ
リチレート、ゲンチゼート等の妨害物質の影響を排除又
は軽減させるために、デシルベンゼン、ジフェニルエー
テル等を含有させることができる。
リチレート、ゲンチゼート等の妨害物質の影響を排除又
は軽減させるために、デシルベンゼン、ジフェニルエー
テル等を含有させることができる。
イオン選択層にはこの他に界面活性剤を含有させること
ができる。界面活性剤としては、オクチルフェノキシポ
リエトキシエタノール、p−ノニルフェノキシポリグリ
シドール等のノニオン界面活性剤、ポリ(ジオクチルー
ヨーメチルフェニルシロキサン)等のポリシロキサン構
造を有するシリコーン系界面活性剤等を用いることがで
きる。
ができる。界面活性剤としては、オクチルフェノキシポ
リエトキシエタノール、p−ノニルフェノキシポリグリ
シドール等のノニオン界面活性剤、ポリ(ジオクチルー
ヨーメチルフェニルシロキサン)等のポリシロキサン構
造を有するシリコーン系界面活性剤等を用いることがで
きる。
イオン選択層の成分被覆量は次のとおり。
ポリマーバインダー:約5.0g/l112〜約30g
/m”イオン担体:約1.0g/n+2〜約253/m
”イオン担体溶媒:約1.0g/I+2〜約253/m
2イオン交換体:約100mg/w+2〜約10g/n
+”妨害物質排除成分二〇〜約5.0g/m2界面活性
剤:約10mg/12〜約2.5g/鹸(被覆f!kO
はその成分を含まないことを表す)イオン選択層は特開
昭52−142584 、特開昭56−92442等に
記載の公知の方法に従って設けることができる。イオン
担体をイオン担体用溶媒に溶解させたものをポリマーバ
インダの溶液中に溶解或いは分散させたものを参照電極
の金属ハロゲン化物層の上に塗布し乾燥させてポリマー
バインダの溶液の溶媒を除去することにより形成するこ
とができる。ポリマーバインダの溶液に用いろる溶媒と
して、2−ブタノン、テトラヒドロフランをはじめ種々
の公知の有I!溶媒がある。
/m”イオン担体:約1.0g/n+2〜約253/m
”イオン担体溶媒:約1.0g/I+2〜約253/m
2イオン交換体:約100mg/w+2〜約10g/n
+”妨害物質排除成分二〇〜約5.0g/m2界面活性
剤:約10mg/12〜約2.5g/鹸(被覆f!kO
はその成分を含まないことを表す)イオン選択層は特開
昭52−142584 、特開昭56−92442等に
記載の公知の方法に従って設けることができる。イオン
担体をイオン担体用溶媒に溶解させたものをポリマーバ
インダの溶液中に溶解或いは分散させたものを参照電極
の金属ハロゲン化物層の上に塗布し乾燥させてポリマー
バインダの溶液の溶媒を除去することにより形成するこ
とができる。ポリマーバインダの溶液に用いろる溶媒と
して、2−ブタノン、テトラヒドロフランをはじめ種々
の公知の有I!溶媒がある。
緩衝層は水性液体試料がその層に浸透した時にpH値を
約7.5〜約9.5に維持するのに充分な量のpH緩衝
剤成分が親水性ポリマーバインダ中に分散又は溶解含有
されている層である。緩衝層の充分な緩衝能力により号
すチレート、p−アミノサリチレート、ゲンチゼート等
の妨害物質の影響を排除又は軽減させることができる。
約7.5〜約9.5に維持するのに充分な量のpH緩衝
剤成分が親水性ポリマーバインダ中に分散又は溶解含有
されている層である。緩衝層の充分な緩衝能力により号
すチレート、p−アミノサリチレート、ゲンチゼート等
の妨害物質の影響を排除又は軽減させることができる。
用いつる緩衝剤としては2日本化学会編「化学便覧 基
礎編」(東京、丸善■、1966年発行) 1312−
1320頁+ R,M、C,Dawson et at
編rData forB iochem+1cal R
e5earchJ第5earchJrd at the
CIarendon P ress、 1969年発行
) 476−508頁。
礎編」(東京、丸善■、1966年発行) 1312−
1320頁+ R,M、C,Dawson et at
編rData forB iochem+1cal R
e5earchJ第5earchJrd at the
CIarendon P ress、 1969年発行
) 476−508頁。
r B iochemistryJ 5.467頁以降
(1966年)、 rAna−Iytieal Bio
chemistryJ ■1.300−310頁(19
80年)等に記載のpH緩衝剤系のうちで解離定数(ρ
Ka)約8.0〜約9.0の範囲の公知の塩基物質の塩
を用いることができる。pH緩衝剤成分中の塩基として
はトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、ジェタノ
ールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパ
ンジオール等、塩を形成するための酸としては、 HX
で表される酸(Hはプロトン、XはCOg−に対する応
答を著しく妨害しないCドJr−2F−+l−のような
アニオン)。
(1966年)、 rAna−Iytieal Bio
chemistryJ ■1.300−310頁(19
80年)等に記載のpH緩衝剤系のうちで解離定数(ρ
Ka)約8.0〜約9.0の範囲の公知の塩基物質の塩
を用いることができる。pH緩衝剤成分中の塩基として
はトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、ジェタノ
ールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパ
ンジオール等、塩を形成するための酸としては、 HX
で表される酸(Hはプロトン、XはCOg−に対する応
答を著しく妨害しないCドJr−2F−+l−のような
アニオン)。
アクリル酸、ポリマースルホン酸等を用いることができ
る。N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)グリシン、
トリスくヒドロキシメチル)メチルアミノプロパンスル
ホン酸等の酸とL i Oil 、 NaOH等のアル
カリとの塩も用いることができる。
る。N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)グリシン、
トリスくヒドロキシメチル)メチルアミノプロパンスル
ホン酸等の酸とL i Oil 、 NaOH等のアル
カリとの塩も用いることができる。
親水性ポリマーバインダとしては、ゼラチン。
アガa−ス、セルロースエステル及びポリアクリレート
ーコーアクリルアミドーコーメタクリルアルコールなど
の合成ビニルポリマー等を用いることができる。緩衝層
には一般に、親水性ポリマーバインダ、 pH緩衝剤成
分の他に、界面活性剤及び可塑剤が含まれる。この他に
例えば親水性バインダとしてゼラチンを用いた場合等、
さらに増粘剤及び架橋剤(硬化剤又は硬膜剤;好ましい
例、ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル、ビス[
(ビニルスルボニルメチルカルボニル)アミノコメタン
等)を加えることができる。
ーコーアクリルアミドーコーメタクリルアルコールなど
の合成ビニルポリマー等を用いることができる。緩衝層
には一般に、親水性ポリマーバインダ、 pH緩衝剤成
分の他に、界面活性剤及び可塑剤が含まれる。この他に
例えば親水性バインダとしてゼラチンを用いた場合等、
さらに増粘剤及び架橋剤(硬化剤又は硬膜剤;好ましい
例、ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル、ビス[
(ビニルスルボニルメチルカルボニル)アミノコメタン
等)を加えることができる。
緩衝層の成分被服量は次のとおり。
親水性ポリマーバインダ:約2.5g/m2〜約30g
/1lI2pH緩衝剤成分:約2011IMo1/ff
12〜約500mMo l /m2界面活性剤:約11
011I/ll+2〜約5.0g/m2可塑剤:0〜約
3.Oy、1m2 増粘剤:0〜約1.0g/m2 架橋剤:0〜約1.0g/m2 (被覆ff1Oはその成分を含まないことを表す)本発
明の炭酸濃度測定用イオン選択電極及び炭酸濃度測定用
イオン選択電極対の構造及び層構成を図面を用いて説明
する。第1図は9本発明の炭酸濃度測定用イオン選択電
極対の1実施態様例である。導電性金属層2の中央部に
電気絶縁性支持体lに達する浅い切削溝6を設けて電気
的に絶縁した1組の炭酸濃度測定用イオン選択電極対1
0の切削溝に直交する向きからの切断面模式図である。
/1lI2pH緩衝剤成分:約2011IMo1/ff
12〜約500mMo l /m2界面活性剤:約11
011I/ll+2〜約5.0g/m2可塑剤:0〜約
3.Oy、1m2 増粘剤:0〜約1.0g/m2 架橋剤:0〜約1.0g/m2 (被覆ff1Oはその成分を含まないことを表す)本発
明の炭酸濃度測定用イオン選択電極及び炭酸濃度測定用
イオン選択電極対の構造及び層構成を図面を用いて説明
する。第1図は9本発明の炭酸濃度測定用イオン選択電
極対の1実施態様例である。導電性金属層2の中央部に
電気絶縁性支持体lに達する浅い切削溝6を設けて電気
的に絶縁した1組の炭酸濃度測定用イオン選択電極対1
0の切削溝に直交する向きからの切断面模式図である。
本発明の別の1実施態様例である炭酸濃度測定用イオン
選択電極の基本構造は第1図の切削溝6で切断した右側
(又は左側)半分で示される電極である。
選択電極の基本構造は第1図の切削溝6で切断した右側
(又は左側)半分で示される電極である。
金属層から緩衝層の間は水性液体試料が緩衝層に点着さ
れ湿潤した時に電気化学的接触が達成されるように接触
していればよいが、電極の製造工程中に裁断加工する際
に各層の間で剥離が起こらない強さでt!着されている
必要がある。電極は特開昭52−142584.特開昭
56=92442.特開昭57−17851゜特開昭5
8−156848.特開昭60−243555等に記載
の製造方法に従って製造することができる。これらの方
法のうちで、特開昭60−243555に記載の方法が
好ましい。すなわち、電気絶縁製支持体1の上に設けら
れた金属層2を縦にバイト等で切削して満6を設は金属
層を各々電気的に独立させ、その後金属層の表面に金属
ハロゲン化物層3を設け。
れ湿潤した時に電気化学的接触が達成されるように接触
していればよいが、電極の製造工程中に裁断加工する際
に各層の間で剥離が起こらない強さでt!着されている
必要がある。電極は特開昭52−142584.特開昭
56=92442.特開昭57−17851゜特開昭5
8−156848.特開昭60−243555等に記載
の製造方法に従って製造することができる。これらの方
法のうちで、特開昭60−243555に記載の方法が
好ましい。すなわち、電気絶縁製支持体1の上に設けら
れた金属層2を縦にバイト等で切削して満6を設は金属
層を各々電気的に独立させ、その後金属層の表面に金属
ハロゲン化物層3を設け。
ついて共通の炭酸イオン選択層4を順次設けるイオン選
択電極の製造法である。この方法により。
択電極の製造法である。この方法により。
電気化学的特性のよくそろった炭酸濃度測定用イオン選
択電極対10を形成することができる。
択電極対10を形成することができる。
電極を構成する各層の厚さは次の範囲である。
電気絶縁性支持体:約5註
金属ハロゲン化物層:約20OnIII〜約1 、 0
um 。
um 。
炭酸イオン選択層:約5un1〜約301.IrI+。
緩衝層:約5um〜約3OL!I11
好ましいl態様例として,緩衝層の上に疎水性又は親水
性の弱い薄い保護被覆層を施し緩衝層表面の親水性を減
少させて緩衝層の緩衝能力を増大させることができる。
性の弱い薄い保護被覆層を施し緩衝層表面の親水性を減
少させて緩衝層の緩衝能力を増大させることができる。
この態様に用いうる被覆層にはグリセロール等のポリオ
ール化合物を保湿剤として含むセルロースエステルやヒ
ドロキシプロピルセルロース等の合成セルロース等の疎
水性又は親水性の弱い有機ポリマーがあり,これらは有
機溶媒(エタノール、イソプロピルアルコール等)溶液
から被覆することができる。
ール化合物を保湿剤として含むセルロースエステルやヒ
ドロキシプロピルセルロース等の合成セルロース等の疎
水性又は親水性の弱い有機ポリマーがあり,これらは有
機溶媒(エタノール、イソプロピルアルコール等)溶液
から被覆することができる。
保護被覆層の被覆量は次のとおりである。
ボイマー:約100mg/m2〜約5.0g/m2界面
活性剤:約10mg/m2〜約1.0g/m2保湿剤:
O〜約LOg/m2 本発明の炭酸濃度測定用イオン選択電極(対)は特開昭
58−211648,特開昭61−145450,特開
昭62−39757等に記載の1本の多孔性ブリッジく
好ましい具体例:ポリエチレンテレフタレート繊維紡績
糸)と複数対(各層は異種)のイオン選択電極を配置固
定し,参照液と検体液の各1回の点着操作で1本の多孔
性ブリッジと複数対のイオン選択電極間を電気的に導通
させることができるように構成した多数種イオン同時測
定用ワンチップ型イオン活量測定器具に組み込むことが
できる。好ましい組み合わせとしては9例えばtpH電
極と炭酸電極のツインタイプやpH電極とCa電極と炭
酸電極のトリブレットタイプ等がある。また、特開昭5
2−142584 。
活性剤:約10mg/m2〜約1.0g/m2保湿剤:
O〜約LOg/m2 本発明の炭酸濃度測定用イオン選択電極(対)は特開昭
58−211648,特開昭61−145450,特開
昭62−39757等に記載の1本の多孔性ブリッジく
好ましい具体例:ポリエチレンテレフタレート繊維紡績
糸)と複数対(各層は異種)のイオン選択電極を配置固
定し,参照液と検体液の各1回の点着操作で1本の多孔
性ブリッジと複数対のイオン選択電極間を電気的に導通
させることができるように構成した多数種イオン同時測
定用ワンチップ型イオン活量測定器具に組み込むことが
できる。好ましい組み合わせとしては9例えばtpH電
極と炭酸電極のツインタイプやpH電極とCa電極と炭
酸電極のトリブレットタイプ等がある。また、特開昭5
2−142584 。
米国特許4 053 381等に記載の1種イオン測定
用イオン活量測定器具に組み込むこともできる。
用イオン活量測定器具に組み込むこともできる。
炭酸濃度の測定は特開昭58−211648,特開昭6
0− 243555等に記載の方法で実施できる。測定
電極(一方の電極)に水性液体試料の約su+、〜約1
00μLの範囲の液滴,参照電極(他方の電極)に既知
炭酸イオン濃度の参照液の約5μL〜約100吐の範囲
の液滴をそれぞれ点着し付着させ,測定電極と参照電極
を直接又は多孔性液分配部材(目の粗い布等)を介して
結ぶ多孔性ブリッジ(図示せず)中に両液を浸透させ、
そこで両液の界面を接触させて電気的導通させ、電極対
の各金属層2の露出領域に、電位差測定装置のプローブ
(図示せず)を電気的に接触させ閉回路を形成して電位
差を測定し、測定された電位差から検量線により炭酸イ
オン濃度(又はイオン活量)に換算する。この測定操作
は特開昭60−155963等に記載の分析装置を用い
るで容易な操作で高精度の測定を実施することができる
。
0− 243555等に記載の方法で実施できる。測定
電極(一方の電極)に水性液体試料の約su+、〜約1
00μLの範囲の液滴,参照電極(他方の電極)に既知
炭酸イオン濃度の参照液の約5μL〜約100吐の範囲
の液滴をそれぞれ点着し付着させ,測定電極と参照電極
を直接又は多孔性液分配部材(目の粗い布等)を介して
結ぶ多孔性ブリッジ(図示せず)中に両液を浸透させ、
そこで両液の界面を接触させて電気的導通させ、電極対
の各金属層2の露出領域に、電位差測定装置のプローブ
(図示せず)を電気的に接触させ閉回路を形成して電位
差を測定し、測定された電位差から検量線により炭酸イ
オン濃度(又はイオン活量)に換算する。この測定操作
は特開昭60−155963等に記載の分析装置を用い
るで容易な操作で高精度の測定を実施することができる
。
[発明の効果]
本発明の水性液体試料中の炭酸濃度をボテンシオメトリ
カルに測定するための炭酸濃度測定用イオン選択電極(
対)は次のような特徴を有する。
カルに測定するための炭酸濃度測定用イオン選択電極(
対)は次のような特徴を有する。
■充分な緩衝能力のある緩衝層を有するので測定前に水
性液体試料を予め緩衝し調整しておくことも緩衝剤を添
加して、pI値を固定しておくことも不要なばかりでな
く、サリチレート、p−7ミノサリチレート、ゲンチゼ
ート等の妨害物質による悪影響(測定誤差)が排除又は
著しく減じられる。
性液体試料を予め緩衝し調整しておくことも緩衝剤を添
加して、pI値を固定しておくことも不要なばかりでな
く、サリチレート、p−7ミノサリチレート、ゲンチゼ
ート等の妨害物質による悪影響(測定誤差)が排除又は
著しく減じられる。
■特開昭56−92442等に記載のような親水性ポリ
マーバインダー中に電解質が含有されている電解質層を
有するイオン選択電極に比べ経時安定性が極めてよい。
マーバインダー中に電解質が含有されている電解質層を
有するイオン選択電極に比べ経時安定性が極めてよい。
■CO弓−又は)ICO3−イオン濃度を再現性良く正
確に定量できるので、高い精度が要求される臨床検査分
野等の定量分析に使用できる。
確に定量できるので、高い精度が要求される臨床検査分
野等の定量分析に使用できる。
■特開昭56−92442等に記載の炭酸濃度測定用イ
オン選択の電極に比べて、電解質層がないことに特徴が
あるが、!!遣方法は電解質層がある電極と同様であり
、従って、電解質層の設置工程が省略できるだけに製造
工程が簡単で製造コストも低減でき経済的にも有利であ
る。
オン選択の電極に比べて、電解質層がないことに特徴が
あるが、!!遣方法は電解質層がある電極と同様であり
、従って、電解質層の設置工程が省略できるだけに製造
工程が簡単で製造コストも低減でき経済的にも有利であ
る。
■工歪亘
実施例1
表面に厚さ約800nmの銀層が蒸着された厚さ+80
−9幅32mraの平滑表面のポリエチレンテレフタレ
−) (PET)シート(支持体)を用意した。1対の
電極として働くように蒸着銀層の中央部をバイトにより
幅約0.5mmでPETシートの表面から約10umの
深さの浅いU字型溝を切削して電気的に絶縁した。
−9幅32mraの平滑表面のポリエチレンテレフタレ
−) (PET)シート(支持体)を用意した。1対の
電極として働くように蒸着銀層の中央部をバイトにより
幅約0.5mmでPETシートの表面から約10umの
深さの浅いU字型溝を切削して電気的に絶縁した。
ついで前記蒸着銀層の両端部各約5fflI11をポリ
塩化ビニルを主固形成分とする液状高分子レジスト膜て
被覆し乾燥してレジスト被膜を設けた。ついて銀層の表
面を塩酸16mMol/L、重クロム酸カリウム36m
Mo Iル含有水溶液(酸化−ハロゲン化処理液)で約
60秒処理し水洗乾燥して、蒸着銀層の表面部分に塩化
銀層を形成させてフィルム状の銀−塩化銀内部参照電極
を作成した。次に塩化銀層の上に直接下記の成分被覆量
の炭酸イオン選択層をメチルエチルケトン溶液から塗布
し乾燥させて形成した。
塩化ビニルを主固形成分とする液状高分子レジスト膜て
被覆し乾燥してレジスト被膜を設けた。ついて銀層の表
面を塩酸16mMol/L、重クロム酸カリウム36m
Mo Iル含有水溶液(酸化−ハロゲン化処理液)で約
60秒処理し水洗乾燥して、蒸着銀層の表面部分に塩化
銀層を形成させてフィルム状の銀−塩化銀内部参照電極
を作成した。次に塩化銀層の上に直接下記の成分被覆量
の炭酸イオン選択層をメチルエチルケトン溶液から塗布
し乾燥させて形成した。
次にイオン選択層の上に下記の成分被覆量の緩衝層を水
溶液から塗布し乾燥して第1図に示す断面模式図の本発
明の炭酸濃度測定用イオン選択電極フィルム対(B)を
作成した。別に緩衝層を設けない炭酸イオン選択電極フ
ィルム対(A)を作成し、これをコントロールとした。
溶液から塗布し乾燥して第1図に示す断面模式図の本発
明の炭酸濃度測定用イオン選択電極フィルム対(B)を
作成した。別に緩衝層を設けない炭酸イオン選択電極フ
ィルム対(A)を作成し、これをコントロールとした。
・・ □2
塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー
(化学組成比90:10) 8.0g塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール3元コポリマ
ー(化学組成比91:3:6) s、og4−ドデ
シルトリフルオロアセトフェノン8.0g ジオクチルフタレート 8.08トリオク
チルメチルアンモニウムクロリド3.2g ポリシロキサン系界面活性剤 20m8111辺滅
上玉11n1」」〕 アクリレート−アクリルアミド−メタクリル−アルコー
ル3元コポリマー く化学組成比10:87:3) 15.0
g2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−】、3−プロパ
ンジオール (84mMol)IO,2g2−アミ
ノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール
−HCl塩(84mMol)13.3gノニルフエノキ
シボリグリシトール (平均lOグリシドール単位含有) 2.0g前記
電極対(A)及び(B)を用い示差法で、第1表に示す
3水準の検体(人血清)について点着量15μL、測定
時間10分で発現電位差測定比較試験を行った。
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール3元コポリマ
ー(化学組成比91:3:6) s、og4−ドデ
シルトリフルオロアセトフェノン8.0g ジオクチルフタレート 8.08トリオク
チルメチルアンモニウムクロリド3.2g ポリシロキサン系界面活性剤 20m8111辺滅
上玉11n1」」〕 アクリレート−アクリルアミド−メタクリル−アルコー
ル3元コポリマー く化学組成比10:87:3) 15.0
g2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−】、3−プロパ
ンジオール (84mMol)IO,2g2−アミ
ノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール
−HCl塩(84mMol)13.3gノニルフエノキ
シボリグリシトール (平均lOグリシドール単位含有) 2.0g前記
電極対(A)及び(B)を用い示差法で、第1表に示す
3水準の検体(人血清)について点着量15μL、測定
時間10分で発現電位差測定比較試験を行った。
その結果2両電極ともNernstの理論値(−29m
V/dec )に極めて近い電位勾配(−26mV/d
ec)が得られた。
V/dec )に極めて近い電位勾配(−26mV/d
ec)が得られた。
第 1 表
検体番号 11 12 13炭酸
含有量(蛯of) 9.5 20.5 35.
8pl(7,297,407,65 測定電位(mV) 電極対(A) 25.2 15.8 3
.4電極対(B) 4.1 −4.2
−10.5比較例1 実施例1の電極フィルム対(A)作成過程において塩化
銀層とイオン選択層との間に下記の成分被覆量の電解質
層を水溶液から塗布し乾燥して設けたほかは実施例1と
同様にして比較電極フィルム対(C)を作成した。
含有量(蛯of) 9.5 20.5 35.
8pl(7,297,407,65 測定電位(mV) 電極対(A) 25.2 15.8 3
.4電極対(B) 4.1 −4.2
−10.5比較例1 実施例1の電極フィルム対(A)作成過程において塩化
銀層とイオン選択層との間に下記の成分被覆量の電解質
層を水溶液から塗布し乾燥して設けたほかは実施例1と
同様にして比較電極フィルム対(C)を作成した。
+ m2と
脱イオン化ゼラチン 5.0gNaC
l 1.9gK
Cl 0.6
gノニルフエノキシボリグリシドール (平均10グリシド一ル単位含有) 30mg電極
対(A)及び(C)を約23℃相対湿度約50%の室内
に露出状態で1時間放置した後、電極からイオン選択層
を剥ぎとったところ、電極(C)ではT、極(A)より
容易にかつ乱れなしにイオン選択層を剥ぎとることがで
きた。この実験から電極(C)の電解質層とイオン選択
層との接着性はあまり良くなく弱いことが明らかになっ
た。
l 1.9gK
Cl 0.6
gノニルフエノキシボリグリシドール (平均10グリシド一ル単位含有) 30mg電極
対(A)及び(C)を約23℃相対湿度約50%の室内
に露出状態で1時間放置した後、電極からイオン選択層
を剥ぎとったところ、電極(C)ではT、極(A)より
容易にかつ乱れなしにイオン選択層を剥ぎとることがで
きた。この実験から電極(C)の電解質層とイオン選択
層との接着性はあまり良くなく弱いことが明らかになっ
た。
比較例2
実施例1の電極フィルム対(A)作成過程で下記の成分
被覆量の緩衝層を水溶液から塗布し乾燥して設けたほか
は実施例1と同様にして比較電極対(D)を作成した。
被覆量の緩衝層を水溶液から塗布し乾燥して設けたほか
は実施例1と同様にして比較電極対(D)を作成した。
′−1Ωi]已U
脱イオン化ゼラチン 15.0g2−ア
ミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオー
ル (84mMo ! ) 10.2g2−アミノ
−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール−
)1cI塩(84非of)13.3gノニルフエノキシ
ボリグリシドール (平均10グリシド一ル単位含有) 2.0g電極
対(D)を用い、第2表に示す炭酸濃度の異なる4水準
の管理血清について、実施例1と同様にして発現電位差
測定試験を行ったところ、第2表に示すとおり理論値に
近い電位勾配が得られた。
ミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオー
ル (84mMo ! ) 10.2g2−アミノ
−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール−
)1cI塩(84非of)13.3gノニルフエノキシ
ボリグリシドール (平均10グリシド一ル単位含有) 2.0g電極
対(D)を用い、第2表に示す炭酸濃度の異なる4水準
の管理血清について、実施例1と同様にして発現電位差
測定試験を行ったところ、第2表に示すとおり理論値に
近い電位勾配が得られた。
第2表 電極対(D)の発現電位差検体番号
21 22 23 24炭酸含有m(mM
) 9.3 15.5 24.6 40.2電位
(mV) −0,8−6,7−12,2−18,
0別に電極対(A)、(B)、(D)を用い、i!!i
度4mMo lのナトリウムサリチレート、又は濃度4
mMolのナトリウムサリチレートを加えて調製された
妨害成分含有人血清を用いて、未添加のものとの電位差
(ΔmV)を測定し妨害物の影響を調へたところ第3表
に示す結果かえられた。第3表のデータから緩衝層を有
する電極対(A)及び(D)は緩衝層を有しないコント
ロールの電極対(B)に比へ妨害物の影響が減じている
ことが明らかである。
21 22 23 24炭酸含有m(mM
) 9.3 15.5 24.6 40.2電位
(mV) −0,8−6,7−12,2−18,
0別に電極対(A)、(B)、(D)を用い、i!!i
度4mMo lのナトリウムサリチレート、又は濃度4
mMolのナトリウムサリチレートを加えて調製された
妨害成分含有人血清を用いて、未添加のものとの電位差
(ΔmV)を測定し妨害物の影響を調へたところ第3表
に示す結果かえられた。第3表のデータから緩衝層を有
する電極対(A)及び(D)は緩衝層を有しないコント
ロールの電極対(B)に比へ妨害物の影響が減じている
ことが明らかである。
第3表
電極対(D)電極対(A) 電極対(B)妨害物
(ΔmV) (ΔmV) (ΔmV)サ
リチレート −7,6−11,5−56,0ゲンチ
ゼート −6,2−8,4−13,8
(ΔmV) (ΔmV) (ΔmV)サ
リチレート −7,6−11,5−56,0ゲンチ
ゼート −6,2−8,4−13,8
第1図は本発明の炭酸濃度測定用イオン選択電極の1実
施態様例である。導電性金属層の中央部に電気絶縁性支
持体に達する浅い切削溝を設けて電気的に絶縁した1組
の炭酸濃度測定用イオン選択電極対の切削溝に直交する
向きからの切断面模式図である。0内は実施例1に記載
の態様例における層を表わす。 l 電気絶縁性支持体(PETシート)2 導電性金属
N(蒸着銀層) 3 導電性金属のハロゲン化物N(塩化銀層)4 炭酸
イオン選択層 5 緩衝層 6 切削溝 10 炭M濃度測定用イオン選択電極対特許出願人
富士写真フィルム株式会社第1図 手続補正書 1.7′。 ・、” 昭和63年 1月22日
施態様例である。導電性金属層の中央部に電気絶縁性支
持体に達する浅い切削溝を設けて電気的に絶縁した1組
の炭酸濃度測定用イオン選択電極対の切削溝に直交する
向きからの切断面模式図である。0内は実施例1に記載
の態様例における層を表わす。 l 電気絶縁性支持体(PETシート)2 導電性金属
N(蒸着銀層) 3 導電性金属のハロゲン化物N(塩化銀層)4 炭酸
イオン選択層 5 緩衝層 6 切削溝 10 炭M濃度測定用イオン選択電極対特許出願人
富士写真フィルム株式会社第1図 手続補正書 1.7′。 ・、” 昭和63年 1月22日
Claims (2)
- (1)絶縁性支持体の上に導電性金属層、前記導電性金
属のハロゲン化物層、イオン担体を含む炭酸イオン選択
層、及びpH緩衝剤組成物を含む親水性ポリマーバイン
ダからなる緩衝層をこの順に積層してなる炭酸濃度測定
用イオン選択電極。 - (2)絶縁性支持体の上の導電性金属層が前記支持体に
達する溝により電気的に絶縁されており、前記溝に対向
して1対の前記導電性金属のハロゲン化物層、前記溝を
埋めかつ前記ハロゲン化物層の表面を覆って共通に設け
らているイオン担体を含む炭酸イオン選択層、及び前記
イオン選択層の上に共通に設けらているpH緩衝剤組成
物を含む親水性ポリマーバインダからなる緩衝層をこの
順に積層してなる実質的に電気的に絶縁された炭酸濃度
測定用イオン選択電極対。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62061889A JPS63228054A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 炭酸濃度測定用イオン選択電極 |
US07/169,288 USH745H (en) | 1987-03-17 | 1988-03-17 | Ion-selective electrode for measuring carbonate concentration |
DE8888104263T DE3882417D1 (de) | 1987-03-17 | 1988-03-17 | Ionenselektive elektrode zur messung der karbonatkonzentration. |
EP88104263A EP0288724B1 (en) | 1987-03-17 | 1988-03-17 | Ion-selective electrode for measuring carbonate concentration |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62061889A JPS63228054A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 炭酸濃度測定用イオン選択電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63228054A true JPS63228054A (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=13184163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62061889A Pending JPS63228054A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 炭酸濃度測定用イオン選択電極 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | USH745H (ja) |
EP (1) | EP0288724B1 (ja) |
JP (1) | JPS63228054A (ja) |
DE (1) | DE3882417D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107430084A (zh) * | 2015-03-02 | 2017-12-01 | 埃奎塞普特斯集团有限公司 | 磷酸盐电极和测定磷酸盐浓度的方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0810205B2 (ja) * | 1990-07-07 | 1996-01-31 | 株式会社堀場製作所 | イオン選択性電極およびその製造方法 |
US5415746A (en) * | 1992-12-21 | 1995-05-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Potentiometric ion determinations using enhanced selectivity asymmetric ion-selective membrane |
EP1026500A1 (en) * | 1999-02-01 | 2000-08-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver/silver halide electrode and ion-selective electrode element |
JP4184568B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2008-11-19 | 富士フイルム株式会社 | イオン選択性電極 |
US6391175B1 (en) | 2000-11-21 | 2002-05-21 | Dade Behring Inc. | Carbonate ionophore with improved selectivity |
US7189314B1 (en) * | 2002-09-06 | 2007-03-13 | Sensicore, Inc. | Method and apparatus for quantitative analysis |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4272328A (en) * | 1979-12-05 | 1981-06-09 | Eastman Kodak Company | Buffer overcoat for CO2 ion-selective electrodes |
JPS58156848A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | イオン選択電極及びその製造法 |
JPS60243555A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | イオン選択電極及びその製造方法 |
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1987
- 1987-03-17 JP JP62061889A patent/JPS63228054A/ja active Pending
-
1988
- 1988-03-17 EP EP88104263A patent/EP0288724B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-17 US US07/169,288 patent/USH745H/en not_active Abandoned
- 1988-03-17 DE DE8888104263T patent/DE3882417D1/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
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CN107430084A (zh) * | 2015-03-02 | 2017-12-01 | 埃奎塞普特斯集团有限公司 | 磷酸盐电极和测定磷酸盐浓度的方法 |
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