JPS63227477A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
自動車の前部車体構造Info
- Publication number
- JPS63227477A JPS63227477A JP6357087A JP6357087A JPS63227477A JP S63227477 A JPS63227477 A JP S63227477A JP 6357087 A JP6357087 A JP 6357087A JP 6357087 A JP6357087 A JP 6357087A JP S63227477 A JPS63227477 A JP S63227477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower arm
- cross member
- frame
- front side
- fastened
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車体剛性が高く、しかも車両の衝突時などに
発生する衝撃等の吸収性に優れた自動車の前部車体構造
に関するものである。
発生する衝撃等の吸収性に優れた自動車の前部車体構造
に関するものである。
従来の自動車の前部車体構造は、例えば実開昭61−1
20603号公報に開示されるように、サスペンション
ロアアームを備えるロアアームセットフレームが、フロ
ントサイドフレームだけに取り付けられた構造となって
いる。
20603号公報に開示されるように、サスペンション
ロアアームを備えるロアアームセットフレームが、フロ
ントサイドフレームだけに取り付けられた構造となって
いる。
上記従来の構造では、ロアアームセットフレーム付近の
車体剛性を高くするためには、フロントサイドフレーム
の剛性を高くする必要がある。ところが、フロントサイ
ドフレームの剛性を高くすると、こんどは、フロントサ
イドフレームが潰れにくくなるために、車両の衝突時に
発生する衝撃等の吸収性が悪くなる。したがって、車体
剛性と衝撃吸収性とを共に満足させることが困難である
という問題点を有していた。
車体剛性を高くするためには、フロントサイドフレーム
の剛性を高くする必要がある。ところが、フロントサイ
ドフレームの剛性を高くすると、こんどは、フロントサ
イドフレームが潰れにくくなるために、車両の衝突時に
発生する衝撃等の吸収性が悪くなる。したがって、車体
剛性と衝撃吸収性とを共に満足させることが困難である
という問題点を有していた。
また、第5図に示すように、ロアアームセットフレーム
21をダッシュクロスメンバ22とフロントサイドフレ
ーム23とにまたがってボルト24・・・にて締結する
ことにより、ロアアームセットフレーム21付近の車体
剛性を高くすると共に、ボルト孔25・・・を、車体前
後方向を長手方向とする長孔形状に形成して、車両の衝
突時には締結部がずれることにより、ダッシュクロスメ
ンバ22およびフロントサイドフレーム23が潰れなく
ても、衝撃を吸収できるようにすることも考えられる。
21をダッシュクロスメンバ22とフロントサイドフレ
ーム23とにまたがってボルト24・・・にて締結する
ことにより、ロアアームセットフレーム21付近の車体
剛性を高くすると共に、ボルト孔25・・・を、車体前
後方向を長手方向とする長孔形状に形成して、車両の衝
突時には締結部がずれることにより、ダッシュクロスメ
ンバ22およびフロントサイドフレーム23が潰れなく
ても、衝撃を吸収できるようにすることも考えられる。
しかし、ポル、ト24・・・の締結力は、ずれが発生し
始めると急激に低下するために、締結部のずれだけに顛
るのでは大きな衝撃吸収効果を期待することができない
。したがって、やはり、車体剛性と衝撃吸収性とを共に
満足させることは困難である。
始めると急激に低下するために、締結部のずれだけに顛
るのでは大きな衝撃吸収効果を期待することができない
。したがって、やはり、車体剛性と衝撃吸収性とを共に
満足させることは困難である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る自動車の前部車体構造は、上記の問題点を
解決するために、車室とエンジンルームとを仕切るダッ
シュパネルに沿って車幅方向に設けられたダッシュクロ
スメンバと、このダッシュクロスメンバに後端部が接続
されてエンジンルームを縦通ずるフロントサイドフレー
ムとを備えた自動車の前部車体構造において、サスペン
ションロアアームが回動自在に取り付けられたロアアー
ムセットフレームが、上記ダッシュクロスメンバとフロ
ントサイドフレームとにまたがって、ボルトにて締結さ
れると共に、上記ロアアームセットフレームがダッシュ
クロスメンバに締結される締結部と、フロントサイドフ
レームに締結される締結部とのうち、いずれか一方の締
結部におけるボルト孔が、車体前後方向を長手方向とす
る長孔形状に形成されていることを特徴としている。
解決するために、車室とエンジンルームとを仕切るダッ
シュパネルに沿って車幅方向に設けられたダッシュクロ
スメンバと、このダッシュクロスメンバに後端部が接続
されてエンジンルームを縦通ずるフロントサイドフレー
ムとを備えた自動車の前部車体構造において、サスペン
ションロアアームが回動自在に取り付けられたロアアー
ムセットフレームが、上記ダッシュクロスメンバとフロ
ントサイドフレームとにまたがって、ボルトにて締結さ
れると共に、上記ロアアームセットフレームがダッシュ
クロスメンバに締結される締結部と、フロントサイドフ
レームに締結される締結部とのうち、いずれか一方の締
結部におけるボルト孔が、車体前後方向を長手方向とす
る長孔形状に形成されていることを特徴としている。
上記の構成により、通常の走行時等に、路面からサスペ
ンションロアアームを介してロアアームセットフレーム
に加わる外力は、ダッシュクロスメンバとフロントサイ
ドフレームとの両方の補強部材によって、分散して受け
られるので、容易にロアアームセットフレーム付近の車
体剛性を高くすることができる。
ンションロアアームを介してロアアームセットフレーム
に加わる外力は、ダッシュクロスメンバとフロントサイ
ドフレームとの両方の補強部材によって、分散して受け
られるので、容易にロアアームセットフレーム付近の車
体剛性を高くすることができる。
また、車両の衝突時に発生する衝撃等が、ロアアームセ
ットフレームに加わったときには、ダッシュクロスメン
バとフロントサイドフレームとのうち、ロアアームセン
トフレームが丸孔のボルト孔で締結されている方の部材
は、締結状態を保ったまま、ロアアームセットフレーム
の後退に伴って、潰れながら衝撃を吸収する。
ットフレームに加わったときには、ダッシュクロスメン
バとフロントサイドフレームとのうち、ロアアームセン
トフレームが丸孔のボルト孔で締結されている方の部材
は、締結状態を保ったまま、ロアアームセットフレーム
の後退に伴って、潰れながら衝撃を吸収する。
一方、車両の衝突時に発生する衝撃等が、ロアアームセ
ットフレームに加わったときでも、ロアアームセットフ
レームが長孔のボルト孔で締結されている方の部材は、
長孔でロアアームセントフレームがずれて直接衝撃を受
けない、それゆえ、車体剛性を高くするために同部材の
強度を多少大きく設定したとしても、衝撃吸収効果には
影響がない。
ットフレームに加わったときでも、ロアアームセットフ
レームが長孔のボルト孔で締結されている方の部材は、
長孔でロアアームセントフレームがずれて直接衝撃を受
けない、それゆえ、車体剛性を高くするために同部材の
強度を多少大きく設定したとしても、衝撃吸収効果には
影響がない。
従って、ダッシュクロスメンバおよびフロントサイドフ
レームを、ロアアームセットフレームが締結されて一体
的な補強部材として作用するときにはロアアームセット
フレーム付近が充分な車体剛性を有するように、強度と
剛性を設定する一方、丸孔のボルト孔によって、ロアア
ームセットフレームが締結される方の部材を、単体では
、車両の衝突時に発生する衝撃等によって潰れやすい強
度に設定することにより、容易に車体剛性と衝撃吸収性
とを共に満足させることができる。
レームを、ロアアームセットフレームが締結されて一体
的な補強部材として作用するときにはロアアームセット
フレーム付近が充分な車体剛性を有するように、強度と
剛性を設定する一方、丸孔のボルト孔によって、ロアア
ームセットフレームが締結される方の部材を、単体では
、車両の衝突時に発生する衝撃等によって潰れやすい強
度に設定することにより、容易に車体剛性と衝撃吸収性
とを共に満足させることができる。
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
すれば、以下の通りである。
自動車の車室1とエンジンルーム2とを仕切るダッシュ
パネル3には、第1図に示すように、車幅方向のダッシ
ュクロスメンバ4が接合されている。このダッシュクロ
スメンバ4には、エンジンルーム2内を縦通ずる左右一
対のフロントサイドフレーム5・5の後端部が接続され
ている。
パネル3には、第1図に示すように、車幅方向のダッシ
ュクロスメンバ4が接合されている。このダッシュクロ
スメンバ4には、エンジンルーム2内を縦通ずる左右一
対のフロントサイドフレーム5・5の後端部が接続され
ている。
上記フロントサイドフレーム5・5の上方には、エンジ
ンルーム2上部を縦通ずる左右一対のエプロンフレーム
6・6が設けられている。また、フロントサイドフレー
ム5・5とエプロンフレームロ・6との間には、それぞ
れ、エンジンルーム2の側壁を成すと共に、エンジンル
ーム2内部に膨出したホイールハウス7a・7aの形成
されたホイールエプロン7・7が設けられている。
ンルーム2上部を縦通ずる左右一対のエプロンフレーム
6・6が設けられている。また、フロントサイドフレー
ム5・5とエプロンフレームロ・6との間には、それぞ
れ、エンジンルーム2の側壁を成すと共に、エンジンル
ーム2内部に膨出したホイールハウス7a・7aの形成
されたホイールエプロン7・7が設けられている。
ホイールエプロン7・7の前端には、それぞれ、シュラ
ウドパネル8・8が接合され、これらシュラウドパネル
8・8は、互いに、シュラウドアッパ9およびシュラウ
ドロア10によって連結されている。
ウドパネル8・8が接合され、これらシュラウドパネル
8・8は、互いに、シュラウドアッパ9およびシュラウ
ドロア10によって連結されている。
上記ダッシュクロスメンバ4およびフロントサイドフレ
ーム5における接続部付近の底壁上面には、第2図(a
)〜(C)および第3図に示すように、角ナツト11・
・・の遊嵌されるナツトセットプレート12・・・が溶
着されている。
ーム5における接続部付近の底壁上面には、第2図(a
)〜(C)および第3図に示すように、角ナツト11・
・・の遊嵌されるナツトセットプレート12・・・が溶
着されている。
一方、サスペンションロアアーム13が回動自在に取り
付けられるロアアームセクトフレーム14は、ダッシュ
クロスメンバ4とフロントサイドフレーム5とにまたが
ってボルト15・・・にて締結されている。ここで、ロ
アアームセントフレーム14がダッシュクロスメンバ4
に締結される締結部に設けられたボルト孔16・16は
、丸孔形状に形成される一方、フロントサイドフレーム
5に締結される締結部に設けられたボルト孔17・17
は、車体前後方向を長手方向とする長孔形状に形成され
ている。
付けられるロアアームセクトフレーム14は、ダッシュ
クロスメンバ4とフロントサイドフレーム5とにまたが
ってボルト15・・・にて締結されている。ここで、ロ
アアームセントフレーム14がダッシュクロスメンバ4
に締結される締結部に設けられたボルト孔16・16は
、丸孔形状に形成される一方、フロントサイドフレーム
5に締結される締結部に設けられたボルト孔17・17
は、車体前後方向を長手方向とする長孔形状に形成され
ている。
また、ダッシュクロスメンバ4におけるフロントサイド
フレーム5との接続部付近には、屈曲部4aが形成され
、また、フロントサイドフレーム5後端部の斜面部5a
が形成され、この両者によって凹み20が形成されて、
車両の衝突時に発生する衝撃等が加わったとき、比較的
容易に変形しやすいようになっている。
フレーム5との接続部付近には、屈曲部4aが形成され
、また、フロントサイドフレーム5後端部の斜面部5a
が形成され、この両者によって凹み20が形成されて、
車両の衝突時に発生する衝撃等が加わったとき、比較的
容易に変形しやすいようになっている。
上記の構成において、ロアアームセットフレーム14は
、ボルト15・・・により、ダッシュクロスメンバ4と
フロントサイドフレーム5とにまたがって取り付けられ
ているので、通常の走行時等に、路面からサスペンショ
ンロアアーム13を介して、ロアアームセットフレーム
14に加わる外力は、ダッシュクロスメンバ4と、フロ
ントサイドフレーム5との両方に確実に伝達され、分散
して受けられる。従って、容易にロアアームセットフレ
ーム付近の車体剛性を高くすることができる。
、ボルト15・・・により、ダッシュクロスメンバ4と
フロントサイドフレーム5とにまたがって取り付けられ
ているので、通常の走行時等に、路面からサスペンショ
ンロアアーム13を介して、ロアアームセットフレーム
14に加わる外力は、ダッシュクロスメンバ4と、フロ
ントサイドフレーム5との両方に確実に伝達され、分散
して受けられる。従って、容易にロアアームセットフレ
ーム付近の車体剛性を高くすることができる。
また、車両の衝突時に発生する衝撃等が、ロアアームセ
ントフレーム14に加わったときには、ロアアームセッ
トフレーム14が丸孔のボルト孔16・16で締結され
ているダッシュクロスメンバ4は、第4図に示すように
、ロアアームセットフレーム14の後退に伴って、屈曲
部4a付近が比較的容易に変形しながら衝撃を吸収する
。
ントフレーム14に加わったときには、ロアアームセッ
トフレーム14が丸孔のボルト孔16・16で締結され
ているダッシュクロスメンバ4は、第4図に示すように
、ロアアームセットフレーム14の後退に伴って、屈曲
部4a付近が比較的容易に変形しながら衝撃を吸収する
。
ところが、ロアアームセットフレーム14が長孔のボル
ト孔17・17で締結されているフロントサイドフレー
ム5は、この長孔でロアアームセントフレーム14がず
れることにより、直接に受ける衝撃は小さい。従って、
フロントサイドフレーム5は、衝撃吸収効果には直接影
響しないので、ロアアームセットフレーム14付近が充
分な車体剛性を有するように強度を設定することができ
る。
ト孔17・17で締結されているフロントサイドフレー
ム5は、この長孔でロアアームセントフレーム14がず
れることにより、直接に受ける衝撃は小さい。従って、
フロントサイドフレーム5は、衝撃吸収効果には直接影
響しないので、ロアアームセットフレーム14付近が充
分な車体剛性を有するように強度を設定することができ
る。
本発明に係る自動車の前部車体構造は、以上のように、
車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルに沿っ
て車幅方向に設けられたダッシュクロスメンバと、この
ダッシュクロスメンバに後端部が接続されてエンジンル
ームを縦通ずるフロントサイドフレームとを備えた自動
車の前部車体構造において、サスペンションロアアーム
が回動自在に取り付けられたロアアームセットフレーム
が、上記ダッシュクロスメンバとフロントサイドフレー
ムとにまたがって、ボルトにて締結されると共に、上記
ロアアームセットフレームがダッシュクロスメンバに締
結される締結部と、フロントサイドフレームに締結され
る締結部とのうち、いずれか一方の締結部におけるボル
ト孔が、車体前後方向を長手方向とする長孔形状に形成
された構成である。
車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルに沿っ
て車幅方向に設けられたダッシュクロスメンバと、この
ダッシュクロスメンバに後端部が接続されてエンジンル
ームを縦通ずるフロントサイドフレームとを備えた自動
車の前部車体構造において、サスペンションロアアーム
が回動自在に取り付けられたロアアームセットフレーム
が、上記ダッシュクロスメンバとフロントサイドフレー
ムとにまたがって、ボルトにて締結されると共に、上記
ロアアームセットフレームがダッシュクロスメンバに締
結される締結部と、フロントサイドフレームに締結され
る締結部とのうち、いずれか一方の締結部におけるボル
ト孔が、車体前後方向を長手方向とする長孔形状に形成
された構成である。
これにより、通常の走行時等に、路面からサスペンショ
ンロアアームを介してロアアームセットフレームに加わ
る外力は、ダッシュクロスメンバとフロントサイドフレ
ームとの両方の補強部材によって、分散して受けられる
ので、容易にロアア−ムセットフレーム付近の車体剛性
を高(することができる。
ンロアアームを介してロアアームセットフレームに加わ
る外力は、ダッシュクロスメンバとフロントサイドフレ
ームとの両方の補強部材によって、分散して受けられる
ので、容易にロアア−ムセットフレーム付近の車体剛性
を高(することができる。
また、車両の衝突時に発生する衝撃等が、ロアアームセ
ントフレームに加わったときには、ダッシュクロスメン
バとフロントサイドフレームとのうち、ロアアームセッ
トフレームが丸孔のボルト孔で締結されている方の部材
は、締結状態を保ったまま、ロアアームセットフレーム
の後退に伴って、潰れながら衝撃を吸収する。
ントフレームに加わったときには、ダッシュクロスメン
バとフロントサイドフレームとのうち、ロアアームセッ
トフレームが丸孔のボルト孔で締結されている方の部材
は、締結状態を保ったまま、ロアアームセットフレーム
の後退に伴って、潰れながら衝撃を吸収する。
一方、車両の衝突時に発生する衝撃等が、ロアアームセ
ットフレームに加わったときでも、ロアアームセットフ
レームが長孔のボルト孔で締結されている方の部材は、
長孔でロアアームセントフレームがずれて直接衝撃を受
けないので、車体剛性を高くするために同部材の強度を
多少大きく設定したとしても、衝撃吸収効果には影響が
ない。
ットフレームに加わったときでも、ロアアームセットフ
レームが長孔のボルト孔で締結されている方の部材は、
長孔でロアアームセントフレームがずれて直接衝撃を受
けないので、車体剛性を高くするために同部材の強度を
多少大きく設定したとしても、衝撃吸収効果には影響が
ない。
従って、ダッシュクロスメンバおよびフロントサイドフ
レームを、ロアアームセットフレームが締結されて一体
的な補強部材として作用するときにはロアアームセント
フレーム付近が充分な車体剛性を有するように、強度と
剛性を設定する一方、丸孔のボルト孔によって、ロアア
ームセットフレームが締結される方の部材を、単体では
、車両の衝突時に発生する衝撃等によって潰れやすい強
度に設定することにより、容易に車体剛性と衝撃吸収性
とを共に満足させることができるという効果を奏する。
レームを、ロアアームセットフレームが締結されて一体
的な補強部材として作用するときにはロアアームセント
フレーム付近が充分な車体剛性を有するように、強度と
剛性を設定する一方、丸孔のボルト孔によって、ロアア
ームセットフレームが締結される方の部材を、単体では
、車両の衝突時に発生する衝撃等によって潰れやすい強
度に設定することにより、容易に車体剛性と衝撃吸収性
とを共に満足させることができるという効果を奏する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は自動車前部の車体構造を示す斜視図、第
2図(a)はロアアームセントフレームの取付構造を示
す平面図、第2図(b)は第2図(a)におけるA−A
矢視断面図、第2図(c)は第2図(b)におけるB−
B矢視断面図、第3図はナツトセットプレート等の形状
を示す分解斜視図、第4図は車両の衝突時における衝撃
吸収状態を示す説明断面図、第5図は本発明に至る過程
において案出されたロアアームセットフレームの取付構
造を示す平面図である。 1は車室、2はエンジンルーム、3はダッシュハネル、
4はダッシュクロスメンバ、5はフロントサイドフレー
ム、13はサスペンションロアアーム、14はロアアー
ムセットフレーム、15はボルト、16は丸孔のボルト
孔、17は長孔のボルト孔である。 第3図 $4v!J
って、第1図は自動車前部の車体構造を示す斜視図、第
2図(a)はロアアームセントフレームの取付構造を示
す平面図、第2図(b)は第2図(a)におけるA−A
矢視断面図、第2図(c)は第2図(b)におけるB−
B矢視断面図、第3図はナツトセットプレート等の形状
を示す分解斜視図、第4図は車両の衝突時における衝撃
吸収状態を示す説明断面図、第5図は本発明に至る過程
において案出されたロアアームセットフレームの取付構
造を示す平面図である。 1は車室、2はエンジンルーム、3はダッシュハネル、
4はダッシュクロスメンバ、5はフロントサイドフレー
ム、13はサスペンションロアアーム、14はロアアー
ムセットフレーム、15はボルト、16は丸孔のボルト
孔、17は長孔のボルト孔である。 第3図 $4v!J
Claims (1)
- 1、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルに
沿って車幅方向に設けられたダッシュクロスメンバと、
このダッシュクロスメンバに後端部が接続されてエンジ
ンルームを縦通するフロントサイドフレームとを備えた
自動車の前部車体構造において、サスペンションロアア
ームが回動自在に取り付けられたロアアームセットフレ
ームが、上記ダッシュクロスメンバとフロントサイドフ
レームとにまたがって、ボルトにて締結されると共に、
上記ロアアームセットフレームがダッシュクロスメンバ
に締結される締結部と、フロントサイドフレームに締結
される締結部とのうち、いずれか一方の締結部における
ボルト孔が、車体前後方向を長手方向とする長孔形状に
形成されていることを特徴とする自動車の前部車体構造
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62063570A JP2516208B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 自動車の前部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62063570A JP2516208B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 自動車の前部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63227477A true JPS63227477A (ja) | 1988-09-21 |
JP2516208B2 JP2516208B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=13233039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62063570A Expired - Lifetime JP2516208B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 自動車の前部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516208B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5558369A (en) * | 1995-06-20 | 1996-09-24 | Chrysler Corporation | Tapping plate and retention bracket assembly |
GB2462244A (en) * | 2008-05-29 | 2010-02-03 | Lotus Car | Vehicle chassis with a crash structure |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP62063570A patent/JP2516208B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5558369A (en) * | 1995-06-20 | 1996-09-24 | Chrysler Corporation | Tapping plate and retention bracket assembly |
WO1997000793A1 (en) * | 1995-06-20 | 1997-01-09 | Chrysler Corporation | Tapping plate and retention bracket assembly |
GB2462244A (en) * | 2008-05-29 | 2010-02-03 | Lotus Car | Vehicle chassis with a crash structure |
GB2462244B (en) * | 2008-05-29 | 2010-04-28 | Lotus Car | A vehicle chassis and a method of construction of a vehicle chassis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2516208B2 (ja) | 1996-07-24 |
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