JPS6321821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321821Y2 JPS6321821Y2 JP18969280U JP18969280U JPS6321821Y2 JP S6321821 Y2 JPS6321821 Y2 JP S6321821Y2 JP 18969280 U JP18969280 U JP 18969280U JP 18969280 U JP18969280 U JP 18969280U JP S6321821 Y2 JPS6321821 Y2 JP S6321821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- diameter annular
- annular portion
- diameter
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願考案は、可動鉄心により流体通路を直接開
閉する電磁弁の手動切換装置に係り、特に同一出
願人による実願昭54−121286号(実公昭60−8223
号公報)に係る構造の改良に関する。
閉する電磁弁の手動切換装置に係り、特に同一出
願人による実願昭54−121286号(実公昭60−8223
号公報)に係る構造の改良に関する。
実願昭54−121286号(実公昭60−8223号公報)
は、第1図、第2図に示すように、可動鉄心によ
り流体通路を直接開閉する電磁弁において、大径
環状部13aと大径環状部の内径側および外径側
へ延びる突出部13b,13cと大径環状部13
aの内径側突出部13bに続いて大径環状部と同
一中心を有する小径環状部13dを形成した板ば
ね部材13を弁本体1の弁室3内へ配置し、弾性
シール部材14,15を介して電磁部2と弁室3
底面との間へ大径環状部13aを挾着し、弁室3
内を密閉すると共に、大径環状部の外径側へ延び
る突出部13cを可動鉄心9の動作方向と平行に
動作する操作部材16を電磁部カバー10側へ装
着して成り、突出部13cと連続する大径環状部
13aを支点として操作部材16による突出部の
弾性変形を小径環状部13dに作用させ可動鉄心
9を手動切換するものである。この構造において
は、操作部材16が細い棒状であり、しかもカバ
ー上面より凹んだ位置にあるために、手動切換の
操作はドライバ等先の細い棒状の工具を必要と
し、且つ切換時のロツクが不可能であるなどの欠
点を有するものである。
は、第1図、第2図に示すように、可動鉄心によ
り流体通路を直接開閉する電磁弁において、大径
環状部13aと大径環状部の内径側および外径側
へ延びる突出部13b,13cと大径環状部13
aの内径側突出部13bに続いて大径環状部と同
一中心を有する小径環状部13dを形成した板ば
ね部材13を弁本体1の弁室3内へ配置し、弾性
シール部材14,15を介して電磁部2と弁室3
底面との間へ大径環状部13aを挾着し、弁室3
内を密閉すると共に、大径環状部の外径側へ延び
る突出部13cを可動鉄心9の動作方向と平行に
動作する操作部材16を電磁部カバー10側へ装
着して成り、突出部13cと連続する大径環状部
13aを支点として操作部材16による突出部の
弾性変形を小径環状部13dに作用させ可動鉄心
9を手動切換するものである。この構造において
は、操作部材16が細い棒状であり、しかもカバ
ー上面より凹んだ位置にあるために、手動切換の
操作はドライバ等先の細い棒状の工具を必要と
し、且つ切換時のロツクが不可能であるなどの欠
点を有するものである。
本願考案は、以上の点に基づいて、手動切換時
の操作性の向上と、ロツクを可能とすることを目
的としたもので、挿入孔を貫通させ、該挿入孔外
周に半円弧状の係止溝と続いて摺動溝を各々底面
に開口させたカバーに、円柱状であつて外周の一
部に突起部を有したロツキングボタンを摺動自在
に装着し、該ロツキングボタンを操作部材に当接
させて電磁部カバーに取付けたものである。
の操作性の向上と、ロツクを可能とすることを目
的としたもので、挿入孔を貫通させ、該挿入孔外
周に半円弧状の係止溝と続いて摺動溝を各々底面
に開口させたカバーに、円柱状であつて外周の一
部に突起部を有したロツキングボタンを摺動自在
に装着し、該ロツキングボタンを操作部材に当接
させて電磁部カバーに取付けたものである。
以下、第3図から第9図に示す実施例から、本
願考案について説明する。第3図、第4図は、本
願考案による手動切換装置を具備する電磁弁の全
体を示す図であつて、同一部品には同一番号を付
加してあり詳細な説明は省略する。更に第5図、
第6図に示すように、挿入孔19を貫通させ、該
挿入孔外周に半円弧状の係止溝20と続いて摺動
溝21を底面に開口させ、更に上面外周に段部2
2を設けたカバー18に、第7図から第9図に示
すように円柱状であつて外周の一部に突起部24
を有し、上面に凹溝25を設けたロツキングボタ
ン23を、前記カバーの摺動溝21に突起部24
を係合させて挿入孔19に摺動自在に装着し、該
ロツキングボタン底面に操作部材16を当接させ
る。そして第4図に示す矢印の如くロツキングボ
タン23を押すことにより、従来と同様に、操作
部材16を介して板ばね部材13の大径環状部1
3aを支点として操作部材16による突出部13
c,13bの弾性変形を小径環状部13dに作用
させ、可動鉄心9を弁座6から押し上げて、流体
通路4,11を開閉し、ロツキングボタンを離せ
ばばね12および板ばね部材13の弾性によつて
復帰するものであり、その時のロツキングボタン
23の動作を突起部24とカバー18の摺動溝2
1によつて規制し、カバー上面より突出しないよ
うにするとともに挿入孔19外周の段部22から
は突出するようにしたため、指で簡単に操作で
き、しかも、誤まつて電磁弁上面に触れても誤動
作させてしまうことがないものである。更に、ロ
ツキングボタン23を押して第7図に示す矢印の
方向に回動することにより、第9図に示す如く、
突起部24が摺動溝21から係止溝20へ移動、
係止され、操作部材16を押したままロツキング
ボタン23によつてロツクされる。また逆に回動
し、突起部24を摺動溝21に戻すことにより、
ばね12と板ばね部材13の弾性によつて復帰す
るものである。
願考案について説明する。第3図、第4図は、本
願考案による手動切換装置を具備する電磁弁の全
体を示す図であつて、同一部品には同一番号を付
加してあり詳細な説明は省略する。更に第5図、
第6図に示すように、挿入孔19を貫通させ、該
挿入孔外周に半円弧状の係止溝20と続いて摺動
溝21を底面に開口させ、更に上面外周に段部2
2を設けたカバー18に、第7図から第9図に示
すように円柱状であつて外周の一部に突起部24
を有し、上面に凹溝25を設けたロツキングボタ
ン23を、前記カバーの摺動溝21に突起部24
を係合させて挿入孔19に摺動自在に装着し、該
ロツキングボタン底面に操作部材16を当接させ
る。そして第4図に示す矢印の如くロツキングボ
タン23を押すことにより、従来と同様に、操作
部材16を介して板ばね部材13の大径環状部1
3aを支点として操作部材16による突出部13
c,13bの弾性変形を小径環状部13dに作用
させ、可動鉄心9を弁座6から押し上げて、流体
通路4,11を開閉し、ロツキングボタンを離せ
ばばね12および板ばね部材13の弾性によつて
復帰するものであり、その時のロツキングボタン
23の動作を突起部24とカバー18の摺動溝2
1によつて規制し、カバー上面より突出しないよ
うにするとともに挿入孔19外周の段部22から
は突出するようにしたため、指で簡単に操作で
き、しかも、誤まつて電磁弁上面に触れても誤動
作させてしまうことがないものである。更に、ロ
ツキングボタン23を押して第7図に示す矢印の
方向に回動することにより、第9図に示す如く、
突起部24が摺動溝21から係止溝20へ移動、
係止され、操作部材16を押したままロツキング
ボタン23によつてロツクされる。また逆に回動
し、突起部24を摺動溝21に戻すことにより、
ばね12と板ばね部材13の弾性によつて復帰す
るものである。
以上のように、本願考案の手動切換装置によれ
ば、操作性も向上し、ロツクが可能となるばかり
でなく、構造が簡単で安価に製作可能であるなど
の効果を期待できるものである。
ば、操作性も向上し、ロツクが可能となるばかり
でなく、構造が簡単で安価に製作可能であるなど
の効果を期待できるものである。
第1図及び第2図は従来例における電磁弁の手
動切換装置を示す説明図、第3図乃至第9図は本
考案に係る電磁弁の切換装置を示すもので、第3
図及び第4図は要部縦断正面図、第5図はカバー
に設けた挿入孔、摺動溝及び係止溝の構成を示す
平面図、第6図は同縦断正面図、第7図はロツキ
ングボタンの取付け状態を示す平面図、第8図は
同縦断正面図、第9図はロツキングボタンのロツ
ク状態を示す縦断背面図である。 符号の説明、1……弁本体、2……電磁部、3
……弁室、4……流体通路、5……流体通路、6
……弁座、7……電磁コイル、8……固定鉄心、
9……可動鉄心、10……電磁部カバー、11…
…流体通路、12……ばね、13……板ばね部
材、13a……大径環状部、13b……突出部、
13c……突出部、13d……小径環状部、14
……弾性シール部材、15……弾性シール部材、
16……操作部材、18……カバー、19……挿
入孔、20……係止溝、21……摺動溝、22…
…段部、23……ロツキングボタン、24……突
起部。
動切換装置を示す説明図、第3図乃至第9図は本
考案に係る電磁弁の切換装置を示すもので、第3
図及び第4図は要部縦断正面図、第5図はカバー
に設けた挿入孔、摺動溝及び係止溝の構成を示す
平面図、第6図は同縦断正面図、第7図はロツキ
ングボタンの取付け状態を示す平面図、第8図は
同縦断正面図、第9図はロツキングボタンのロツ
ク状態を示す縦断背面図である。 符号の説明、1……弁本体、2……電磁部、3
……弁室、4……流体通路、5……流体通路、6
……弁座、7……電磁コイル、8……固定鉄心、
9……可動鉄心、10……電磁部カバー、11…
…流体通路、12……ばね、13……板ばね部
材、13a……大径環状部、13b……突出部、
13c……突出部、13d……小径環状部、14
……弾性シール部材、15……弾性シール部材、
16……操作部材、18……カバー、19……挿
入孔、20……係止溝、21……摺動溝、22…
…段部、23……ロツキングボタン、24……突
起部。
Claims (1)
- 大径環状部と、大径環状部の内径側および外径
側へ延びる突出部と、内径側突出部に続いて大径
環状部と同一中心を有する小径環状部を形成した
板ばね部材を弁本体の弁室内へ配置し、弾性シー
ル部材を介して電磁部と弁室底面との間へ大径環
状部を挾着し弁室内を密閉すると共に、大径環状
部の外径側へ延びる突出部を可動鉄心の動作方向
と平行に動作する操作部材を電磁部カバー側へ装
着して成り、突出部と連続する大径環状部を支点
として操作部材による突出部の弾性変形を小径環
状部へ作用させ可動鉄心を手動切換する手動切換
装置において、挿入孔を貫通させ、該挿入孔外周
に半円弧状の係止溝と続いて摺動溝を底面に開口
させ、上面外周に段部を設けたカバーに円柱状で
あつて外周の一部に突起部を有したロツキングボ
タンを前記カバーの摺動溝に突起部を係合させて
挿入孔に摺動自在に装着し、該ロツキングボタン
の底面を操作部材に当接させて取付けて成る電磁
弁の手動切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18969280U JPS6321821Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18969280U JPS6321821Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57110380U JPS57110380U (ja) | 1982-07-08 |
JPS6321821Y2 true JPS6321821Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=29993874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18969280U Expired JPS6321821Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321821Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-26 JP JP18969280U patent/JPS6321821Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57110380U (ja) | 1982-07-08 |
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