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JPS63214194A - エポキシ化合物の酵素的調製方法 - Google Patents

エポキシ化合物の酵素的調製方法

Info

Publication number
JPS63214194A
JPS63214194A JP62289649A JP28964987A JPS63214194A JP S63214194 A JPS63214194 A JP S63214194A JP 62289649 A JP62289649 A JP 62289649A JP 28964987 A JP28964987 A JP 28964987A JP S63214194 A JPS63214194 A JP S63214194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sugar
aldose
ketose
substituted
enzyme
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62289649A
Other languages
English (en)
Inventor
スベン エリク ゴトフレセン
フレドリク ビョルクリング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novo Nordisk AS
Original Assignee
Novo Industri AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Novo Industri AS filed Critical Novo Industri AS
Publication of JPS63214194A publication Critical patent/JPS63214194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/26Acyclic or carbocyclic radicals, substituted by hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/44Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides
    • C12P19/58Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides having an oxygen atom of the saccharide radical directly bound through only acyclic carbon atoms to a non-saccharide heterocyclic ring, e.g. bleomycin, phleomycin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/64Preparation of S-glycosides, e.g. lincomycin

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  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Microbiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はグリコシドのアグリコンとしてエポキシ残基を
有する炭化水素の調製方法又はエポキシ置換アルドース
もしくはケトース糖の調製方法に関する。
〔従来技術および発明が解決しようとする問題点〕エポ
キシドは、有機合成における中間間として更にそれ自体
多くの有用な性質を示す部類の化合物として非常に重要
な部類の化合物を形成する。
従って、多年にわたって多くの方法が有機化学の主な教
科書、例えばボートンおよびオリスによって編集されか
つペルガモン社から出版されている(1984年)よう
な、有機化学の主な教科書中で説明されているようにエ
ポキシドの合成に対して案出されてきている。エポキシ
基を含む目的分子の合成に対し、基本的に2種の方法が
用いられている:エポキシ基を、炭素−炭素二重結合を
有する基の如き目的分子の前駆物質内に存する適当な分
別性の基から生ぜしめるか、又はエポキシドを縮合反応
によって目的分子内に導入し、この反応において反応剤
の一方はエポキシ基を有する0本発明は後者に属する。
一つの主な困難性が、エポキシ基の反応性から、エポキ
シド幹の有機合成においてあった。多様の条件のもとで
、エポキシドは溶剤および多数の有機官能基と反応し、
エボキ基を錯体に導入する一つの重要性が存在し、多官
能性有機分子はもし不可能な仕事でなければ極めて困難
である。
この種の1例は次の式■のグルコシドのアグリコン内に
エポキシ基を有する: このような分子内に多くの反応性基の存在、大抵の有機
溶剤への化合物の低溶解性および分子のこわれやすい特
性のため、このような化合物を有機合成により調製する
ことは、困難でかつしばしば冗長な仕事である。 Ca
rbohydr、Res、17(1971)、231頁
においてJ、E、G、Barnetおよび^、Ra1p
hによって記載された1つの例は、次式IIの2,3−
ニポキシプロビルーβ−D−グルコピラノシドの合成に
関する: 以下余白 エポキシ基を有する糖分子の合成は、容易に入手しうる
出発原料から相当に長い合成工程を含んでいる。
近年、有機触媒としての酵素の可能性の認識が高まって
いる。これらの触媒は多くの点で独得であるので、有機
合成において潜在的に非常に有用である。例えば、酵素
は相当に温和な条件下で有機反応を行う可能性を開いて
おり、かつそれらは基質選択性であり、その際例えば、
有機分子内で幾つかの化学的に極めて類似した基の自車
−の基の変換、又はラセミ体の出発物質から光学的に純
粋な有機成分の合成が可能である。
有機触媒として興味をもたらす一群の酵素は、炭水化物
のC−1位(アルドース)又はC−2位(ケトース)で
の結合を開裂することのできる酵素である。これらの酵
素は、酵素的分解部位で幾つかの化学反応を行う可能性
のため興味をもらしている。
ガラクトシドの合成用のβ−ガラクトシダーゼの使用は
、炭水化物のC−1位(アルドース)又はC−2位(ケ
トース)で結合を分裂させ得る酵素が有機合成に対しい
かに利用できるがを示している。すなわち、J、Bio
l、Chem、皿(1973)、6571〜6574頁
において、T、J、シルヘビーおよび共同研究者は、い
かに(2R)−グリセリル−β−D−ガラクトピラノシ
ドイソプロピリデングリセロールがラクトースおよびイ
ソプロピリデングリセロールから合成され得るかを示し
ており、すなわちそれらはE、コリーによって産生され
たβ−ガラクトシダーゼにさらすことによって対応する
ガラクトシド(図式I、式■)に縮合され引続き酸性触
媒により量的生成物に分裂される(図式1参照)同様に
、T、佐藤および共同研究者はChem、Pharm。
Bull、32(1984) 、1183〜llB?頁
において、一連のガラクトシドの合成に対し、タレウロ
マイセスフラギリス(Kleurosyces fra
gilis)からラクトースの使用を説明している0図
式2に示すように、彼らは一連のアルキルグルコシドの
合成に対し、酵素触媒化交換反応のため出発物質として
アリールグルコシドを使用している。この文献より、以
下の内容が明らかにされている。すなわち、原理的に同
じ反応が広範囲に異った基Rに対し行われており、更に
この点に関しこの従来技術の反応は、本発明方法に類似
する。
〔問題点を解決するための手段、発明の作用および効果〕
本発明は、C−1位(アルドース)又はC−2位(ケト
ース)にエポキシ基を有する炭水化物の合成用の酵素に
関する。驚くべきことに以下の内容が見出された。すな
わち、高度の反応性を有するエポキシ基を有する分子は
、酵素反応において使用でき更にエポキシ基は、酵素が
エポキシと反応することが知られている多数の官能基を
含むという事実にもか−わらず酵素を破壊又は失活させ
ることな(他の有機分子に変換され得る。
かくして、エポキシ置換アルドース又はケトース糖の調
製に対する本発明方法は、アルドースもしくはケトース
糖又はグルコシル化アルドースもしくはケトース糖と、
遊離ヒドロキシ基もしくはチオール基を有するヒドロキ
シル化もしくはチオール化エポキシドとの反応混合物を
、該反応混合物中に、c−を位(アルドース)もしくは
c−2位(ケトース)で糖を分裂し得るグリコシダーゼ
を存在させることによって酵素的変換反応に委ね、これ
によってエポキシド置換グリコシル化アルドースもしく
はケトース糖を形成し、次いで反応混合物からエポキシ
ド置換アルドースもしくはケトース糖を回収することを
特徴とする。
この方法を模式的に図式3に示す、すなわち、5UGA
Rはその最も広い意味において、アルドースもしくはケ
トース、好ましくは低分子アルドースもしくはケトース
、例えばモノ−、ジーもしくはトリサツカリドである。
また、それらの最も広い意味において、Y。
R1,R*、およびR3は酵素を抑制しない基であり、
これは反応試剤の不溶性を生じさせず、又は立体障害に
より転移反応を防げない。
また、その最も広い意味において、Xは非妨害保護基で
ある。
次式I: (式中、5UGARはアルドースもしくはケトース部分
を表わし、Zは糖部分の末端C−1炭素原子(アルドー
ス)又はC−2炭素原子(ケトース)に結合した酸素又
はイオウを表わし、Yはヒドロキシ、メルカプト、ニト
ロ、アルコキシ、カルボキシ又はアミノによって置換さ
れることができ更にR1,R1およびR″は同一でも異
っていてもよく、各々水素、アルキル又はアリールを表
わし、この場合後者の双方はヒドロキシ、メルカプト、
ニトロ、アルコキシ、カルボキシもしくはアミノによっ
て置換されることができる) で表わされる化合物の本発明に係る方法の好ましい態様
において、次式■: 5UGAR−0−X               (
V )(式中、5UGARは先に定義した意味と同じで
あり、更にXは水素、炭化水素残基、アルキルもしくは
アリールであって、これらの全てはヒドロキシ、メルカ
プト、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ又はアミノで置
換されることができる)で表わされる化合物を、次式■
: (式中、R’  、R”  、R’  、YおよびZは
各々先に定義した意味と同じである) で表わされる化合物と反応させ、その際、反応を、矢印
: SugarJo−によって示される位置で部分5I
JGAR−0−を分裂させることのできる酵素によって
触媒化する。
かくして、もしも5UGARがα−グルコース部分であ
れば、使用されるべき酵素はα−グルコシダーゼであり
、もしも5UGARがβ−アルドース部分であれば、使
用されるべき酵素はβ−アルトシダーゼの如くである。
これらの酵素は、分裂作用を示すのみでなく、更にまた
分裂部位と同じ部位に関し対応する転位作用をも示すも
のと理解されるべきである。
基5UGAHに元々対応するアルドースもしくはケトー
ス部分は、リボース、キシロース、アラビノース、アン
ノース、ガラクトース、グルコース、フルクトース、ラ
クトース、セルロース、アルドースもしくはラフィノー
スである。
従って、この発明中定義される5UGAR基は、常に次
に示す表から明らかなように剪定した作用を有する酵素
と関連させることができ、該表は例示的な性質のもので
ある。幾つからの5tlGAR基に対し、比較的に非特
異的作用を有するグリコシダーゼは反応を触媒化するこ
とができ、一方他の場合にはより特異的なグリコシダー
ゼが必要とされるべきである。
以下余白 もしも基Y、R’  、R”  、R3又はxのいずれ
かh<OH4、又はSH基により置換される場合、これ
らの基は過剰の副生成物の形成を防ぐため、自体公知の
方法で好ましく保護される。
本発明に係る方法の好ましい態様において、5UGAR
はβ−ガラクトシダーゼであり、酵素は好ましくはE、
コリーによって産生されるβ−ガラクトシダーゼである
。β−ガラクトースおよびβ−ガラクトシダーゼの双方
は容易に入手できる物質であり、目的生成物は有機酸と
の反応に対し価値ある原料物質である。
本発明に係る方法の好ましい態様において、式■の化合
物はラクトースであり、酵素はガラクトシダーゼである
。ラクトースもガラクトシダーゼもともに安価であり、
入手が容易である。
本発明の好ましい態様において、Xは04〜C167リ
ール基である。このようにして非常に反応性のある基質
を得ることができる。
本発明の好ましい態様において、2は酸素であり、Yは
メチレンであり、Rt  、RtおよびR1は水素であ
る。立体障害はなく、反応は円滑にかつ高収率で行わう
ことができる。
本発明の好ましい態様において、酵素は固定化されてい
る。この方法で、固定化酵素を用いた通常の利点が確立
される。
本発明の好ましい態様において、反応は有機溶剤中で行
なわれる。両方の反応試剤が水性媒質中に極めてよく溶
解する場合、この態様は好ましい。
本発明の好ましい態様において、プロセスを水および有
機溶剤の混合物中で行う。両方の反応試剤は純粋な水性
媒質に極めてよ(溶解するが、水および有機溶剤の混合
物には易容である場合、この態様は好ましい。
本発明の好ましい態様において、方法は二相で行なわれ
る。一方の反応剤は水性媒質に易溶であり、他方の反応
剤は有機溶剤に易溶である場合、この態様は好ましく、
反応は中間相で生起する。
本発明方法によって実施できる反応は、図式3において
示す如く要約することができ、ここにおいてXは水素、
炭水化物残基、アルキルもしくはアリールであり、これ
らの全てはヒドロキシ、メルカプト、ニトロ、アルコキ
シ、カルボキシ又はアミノにより置換でき、Zは酸素又
はイオウであり、Yはヒドロキシ、メルカプト、ニトロ
、アルコキシ、カルボキシ又はアミノにより・置換でき
、更にR1,RtおよびR3は同一でも、異っていても
よく、互いに水素、アルキルもしくはアリールであり、
その際、後者の双方はヒドロキシ、メルカプト、ニトロ
、アルコキシ、カルボキシ又はアミノにより置換でき、
この際、(未置換)アルキル基は好ましくは炭素原子6
個又は6個未満を有し、更に(未置換)アリール基は好
ましくは6〜lO個の炭素原子を有する。
好ましくは、アルキレン基は8個、又は8個未満、更に
好ましくは4個又は4個未満の炭素原子を有する。好ま
しい炭水水素残基(X)の例は、単I!類、例えばグル
コース残基である。好ましくは、アリールはフェニルで
あり、これらは置換されていても未置換でもよい。置換
フェニル又はフェニル基は好ましく、例えばニトロ置換
基は化合物■の高反応性のため好ましい、好ましい5U
GARは単糖類、三糖類、又は五糖類残基であり、それ
らの例はグリコシル、ガラクトシルおよびマンノシル残
基である。
本発明で使用できる酵素は、図式3で示される式Vの基
質分子の−OX結合を開裂しうる酵素である。この種の
酵素は、アミログルコシダーゼおよびラクターゼの如き
カルボヒドラーゼ並びにインベルターゼおよびグルコシ
ダーゼを含んで成る。
この発明で用いられる酵素は、溶液中でも又は固定化さ
れていてもよい、また酵素はその反応に関しその活性を
最大なものとするため化学的に又は遺伝子学的方法で改
変できる。
本発明方法は反応の受容体もしくは供与体成分、すなわ
ち式Vおよび■の化合物を、酵素含有水で室温で単に混
合することによって実施できる。所望により、反応混合
物は反応を促進するため加熱されうる。また、有機溶剤
が反応混合物に添加でき反応剤の溶解性を増加し、更に
反応媒質のpHを調節して最大酵素活性および/又は安
定性を得る。
本発明方法で得られる式Iの化合物は、多くの目的に用
いられる0例えば、式Iの分子内の反応性エポキシ基は
それらの他の分子への結合を可能とする。従って、糖部
分は例えばセファロース又はセルロースの如きヒドロキ
シ基を有するマトリックスに容易に導入でき、又は糖残
基はタンパクに結合され、これによりグリコプロティン
に変喚される。
本発明方法で実施できる特別に興味ある反応は、図式4
に示される。示されるように、式vtttのエポキシド
と反応させて、式■の基質分子は式■のエポキシ化化合
物に変換でき、これは示すように脂肪酸との反応により
更に式Xのモノグリセリドに変換できる0本発明方法に
より式■の化合物から調製できる式Xの化合物は非常に
利用価値のある表面異性剤である。これらの化合物は乳
化剤として合物および飼料中に用いることができ、又は
それらは食物および飼料の多くの機能的特性を改善する
ため用いることができる0式■の反応性成分は又例えば
タンパク中のアミノ酸と結合でき、これによりそれらの
官能的特性を変化させる。
本発明方法を次の例1および例2によって説明するが、
本発明がこれに限定されないのはもとよりである0例3
,4、および5は本発明によって得られるエポキシ化合
物の適用を示す。
以下余白 〔実施例〕 例1 2.3−エポキシプロピル−β−D−ガラクトピラノシ
ドの調製 β−ガラクトシダーゼ(ベーリンガーマンハイムより供
給されかつE、コリーより由来する;830m、約50
 U、 (Mfe)zsOaに懸濁)を、40〇−の緩
衝液(0,07Mのリン酸塩緩衝液、10−MのMgC
1* 、pH−7)中の5 g (16,6ミリモル)
の0−ニトロフェニルガラクトピラノシドおよび17.
5af (0,26ミリモル)の2.3−エポキシ−1
−プロパツールの混合物に添加する0反応を薄層クロマ
トグラフィー(以下、TLCと称す)および高速液体ク
ロマトグラフィー(以下、HPLCと称す)により追跡
した。4時間後、混合物をエーテtLt (4X 10
0m)で抽出しニトロフェノールを除去し、水相を減圧
下で蒸発させた。生成物をエタノールに吸収させ、ろ過
して無機塩が含まないようにした。蒸発させ6.4gの
粗製生成物を得た。
この生成物をシリカゲルによるクロマトグラフィーに委
ね、更に無水エタノールから結晶化して1.1g(28
%)の生成物を得た。融点126〜127℃。
’HNMR(DMSO−d’)  δ;2.6 (m、
 IH) 、 2.74 (m、 IH) 、 3.1
4(w、IH)、3.2−3.4(s、3H)、3.4
5−3.55(m、2H)、3.56−3.65(曽、
2H)、3.73(dd、IH)、4.13(d、IH
)、4.38(d、1)1)。
4.56(+*、IH)、4.72(d、IH)、4.
94(d、IH)。
”CNMR(DMSO−d”)  δ ;43.8,5
0.1,60.5.68.2.69.3゜70.5.7
3.4.75.2.103.4゜例2 2.3−エポキシプロピル−β−D−ガラクトピラノシ
ドの調製 β−ガラクシダーゼ(ベーリンガーマンハイム社より供
給されかつE、コリーから由来;12■(凍結乾燥)、
約2400 U )を、300−の緩衝液(0,07モ
ルのリン酸塩緩衝液、10+aMのMgCl !、pl
(=7)中、5 g (13,9ミリモル)のラクトー
スおよび20m(0,3モル)の2.3−エポキシ−1
−プロパツールの混合物に添加した0反応混合物を室温
で15時間撹拌し、引続き80℃に10分間加熱した。
水相を減圧下で蒸発させた。生成物をエタノールに吸収
させ、ろ過し無機塩を除いた。蒸発により黄色のシロッ
プとして粗製生成物を得た。更に例1と同様に精製し、
データーは先に示したデータと一致した。
例3 l−o−テトラデセノイル−3−o−β−D−ガラクト
ピラノシルグリセロールの調製2.3−エポキシプロピ
ル−β−D−ガラクトピラノシド(Ig、4.2ミリモ
ル)を、80℃でミリスチン酸(1,06g 、 1.
1当量)に添加した。
次いで、臭化テトラエチルアンモニウム(40■、0.
05ミリ当量)を添加した。米固体を3時間撹拌した。
生成物をジエチルケトン/メタノール(以下、Etto
/ MeOHと称す)(50: 50)に吸収させ、S
i0g上で蒸発させ次いでクロマトグラフィー処理し1
.2g(61%)を得た。生成物をアセトンから再結晶
した。
’HNMR(DMSO−d”)  δ;0.88(t、
3H)、1.25(bs、20H)。
1.54(曽、2H)、2.32(t、2B)、3.2
5−3.6(*m、6H)、3.65(bs、 IH)
 、 3.72(dd、 IH) 、 3.83(m、
 18) 、 4.0(m、 18) 、 4.08(
m、2H) 、4.4(d、 IH) 、4.6(t、
 IH) 、4.75(d、 l1l) 、4.9(d
、IH)、5.0(d、18)。
”CNMR(DMSO−d”)δ;13.8.22.0
.24.4.2B、5.28.6゜28.7 、2B、
8.28.9−29.0 (4c) 、 31.2.3
3.5.60.4 、65.4゜67.5.6B、1.
70.4.70.6,73.4,75.3.104.0
.172.8゜例4 l−o−ヘキサデカノシル−3−〇−β−D−ガラクト
ピラノシル−グリセロールの調製を例3と同様に行った
’HNMR(DMSO−d’)  δ;0.86(t、
38)、1.25(bs、24H)。
1.5(m、2)1)、2.3(t、2H)、3.25
−3.55(sv+、6H)、3.62(bs、 II
I) 、 3.7(m、 IH) 、 3.8(a+、
 IH) 、3.96(a+、 IH) 、 4.05
(m、 2H) 、 4.4(d、 IH) 、 4.
55(t、 1tl) 、 4.7(d、 l1l) 
、 4.85(bs、IH)、4.98(d、IH)。
′3CNMR(DMSO−d”)δ;13.8.22.
0,24.4.28.5.28.7(2c)、 28.
9(2c)、29.0(5c)、31,2.33.5,
60.4.65.4゜67.5,68.1.70.4.
70.6.73.4.75.3.104.0.1?2.
8゜例5 1−〇−オクタデカノイルー3−〇−β−D−ガラクト
ピラノシル−グリセロールの調製を例3と同様に行った
’HNMR(DMSO−d’)  δ;0.84(t、
3H)、1.24(bs、28H)。
1.5(w+、2H)、2.28(t、2)1)、3.
25−3.55(ilm、6H)、3.6(bs、1)
1)、3.68(L 18)、3.8(+s、IH)、
3.95(ge、IH)、4.05(m、 2H) 、
4.35(d、 11) 、 4.55(t、 IH)
 、 4.7(d、 IH) 、 4.85(d、11
()、4.95(d、1)I)。
”CNMR(DMSO−d’)δ;13.8,22.0
.24.4.28.5.28.6゜28.7.28.9
.29.0 (8c) 、 31.3.33.5.60
.4.65.4.67.5゜6B、2.70.5.70
.7,73.4.75.3.104.0.172.8゜
図式I CI。
(IV) GAL−0−CHg−CHOH−CHzOll(I  
I  I) GAL−GLUはラクトースを示し、GALはガラクト
ースを示す。
図式2 %式% 図式3 (V)       (Vl) ココテ、R’  、 R”  、 R”  、5UGA
R、X 、 Y。
および2の各々は先の式1.Vおよび■でそれぞれ定義
した意味と同じである。
図式4 %式%) ここで、Rはカルボン酸残基、例えばアルキルを表わし
、5UGARおよびXの各々は、それぞれ先の式■およ
び式■で定義した意味と同じである。
以下余白 手続補正書(方式) 昭和63年3月3 日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第289649号 2、発明の名称 エポキシ化合物の酵素的調製方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称 ノボインダスドリアクテイーゼルスカブ4、代理
人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、
補正命令の日付 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 8、添附書類の目録 浄書明細書      1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エポキシ置換アルドース又はケトース糖の調製方法
    であって、アルドースもしくはケトース糖又はグルコシ
    ル化アルドースもしくはケトース糖と、遊離ヒドロキシ
    基もしくはチオール基を有するヒドロキシル化もしくは
    チオール化エポキシドとの反応混合物を、該反応混合物
    中に、C−1位(アルドース)もしくはC−2位(ケト
    ース)で糖を分裂し得るグリコシダーゼを存在させるこ
    とによって酵素的変換反応に委ね、これによってエポキ
    シド置換グリコシル化アルドースもしくはケトース糖を
    形成し、次いで反応混合物からエポキシド置換アルドー
    スもしくはケトース糖を回収する、前記方法。 2、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、SUGARはアルドースもしくはケトース部分
    を表わし、Zは糖部分の末端アノマ−C−1炭素原子(
    アルドース)又はC−2炭素原子(ケトース)に結合し
    た酸素又はイオウを表わし、Yはヒドロキシ、メルカプ
    ト、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ又はアミノによっ
    て置換されることができ更にR^1、R^2およびR^
    3は同一でも異っていてもよく、各々水素、アルキル又
    はアリールを表わし、この場合後者の双方はヒドロキシ
    、メルカプト、ニトロ、アルコキシ、カルボキシもしく
    はアミノによって置換されることができる)で表わされ
    る化合物の製造方法であって、 次式V: SUGAR−O−X(V) (式中、SUGARは先に定義した意味と同じであり、
    更にXは水素、炭化水素残基、アルキルもしくはアリー
    ルであって、これらの全てはヒドロキシ、メルカプト、
    ニトロ、アルコキシ、カルボキシ又はアミノで置換され
    ることができる) で表わされる化合物を、次式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^1、R^2、R^3、YおよびZは各々先
    に定義した意味と同じである) で表わされる化合物と反応させ、その際、反応を、矢印
    :Sugar^■O−によって示される位置で部分SU
    GAR−O−を分裂させることのできる酵素によって触
    媒化することを特徴とする前記方法。 3、SUGARがβ−ガラクトースであり、酵素が好ま
    しくはE.コリーによって産される、β−ガラクトシダ
    ーゼである特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、式Vの化合物がラクトースであり、酵素がガラクト
    シダーゼである、特許請求の範囲第2項又は第3項記載
    の方法。 5、式Vの化合物がシュクローズであり、酵素がグルコ
    シダーゼである、特許請求の範囲第2項から第4項まで
    のいずれかに記載の方法。 6、XがC_6〜C_1_0アルール基である、特許請
    求の範囲第2項から第5項までのいずれかに記載の方法
    。 7、Zが酸素であり、Yがメチレンであり、R^1、R
    ^2およびR^3の各々が水素である、特許請求の範囲
    第3項から第6項までのいずれかに記載の方法。 8、酵素が固定化されている、特許請求の範囲第2項か
    ら第7項までのいずれかに記載の方法。 9、反応を有機溶剤中で行う、特許請求の範囲第2項か
    ら第8項までのいずれかに記載の方法。 10、プロセスを、水と有機溶剤の混合中で行う、特許
    請求の範囲第2項から第9項までのいずれかに記載の方
    法。 11、プロセスを2相系で行う、特許請求の範囲第2項
    から第8項までのいずれかに記載の方法。
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