JPS6320185Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320185Y2 JPS6320185Y2 JP18943080U JP18943080U JPS6320185Y2 JP S6320185 Y2 JPS6320185 Y2 JP S6320185Y2 JP 18943080 U JP18943080 U JP 18943080U JP 18943080 U JP18943080 U JP 18943080U JP S6320185 Y2 JPS6320185 Y2 JP S6320185Y2
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- JP
- Japan
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- insulating plate
- crystal
- vibrating piece
- crystal vibrating
- piece
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- Expired
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、絶縁板と平行に水晶片を設けた構成
の水晶振動子における温度特性を改良した構造に
関する。
の水晶振動子における温度特性を改良した構造に
関する。
水晶振動子は発振器、フイルタ等に広く利用さ
れ、その用途は拡大の一途にある。
れ、その用途は拡大の一途にある。
一般に、水晶振動子は第1図に示す如く、絶縁
ベース3に設けられる一対のリード4,4に対
し、接続ワイヤ5,5を設け、ワイヤ5,5の先
端で、水晶振動片1を保持する構造が採用されて
いる。このワイヤ5,5は又、水晶振動片1の一
対の両面電極2,2とリード4,4との電気的接
続のためにも利用される。
ベース3に設けられる一対のリード4,4に対
し、接続ワイヤ5,5を設け、ワイヤ5,5の先
端で、水晶振動片1を保持する構造が採用されて
いる。このワイヤ5,5は又、水晶振動片1の一
対の両面電極2,2とリード4,4との電気的接
続のためにも利用される。
このような構成においては、水晶振動片1はワ
イヤ5のクリツプ状先端に支持されている関係
上、このクリツプへのはさみ込み作業に注意を要
し、自動化工程の導入を困難としていた。又、ワ
イヤ5の弾性力によつて保持されているので、外
部の振動や衝撃に弱く、水晶片が破損し易いとい
う欠点も有していた。更に近年要求される水晶振
動子の小型化にも不向きであつた。
イヤ5のクリツプ状先端に支持されている関係
上、このクリツプへのはさみ込み作業に注意を要
し、自動化工程の導入を困難としていた。又、ワ
イヤ5の弾性力によつて保持されているので、外
部の振動や衝撃に弱く、水晶片が破損し易いとい
う欠点も有していた。更に近年要求される水晶振
動子の小型化にも不向きであつた。
このため、水晶振動片を絶縁基板に平行に設け
る構成のものが知られているが、温度特性が良好
でないという欠点があつた。
る構成のものが知られているが、温度特性が良好
でないという欠点があつた。
本考案は、衝撃等の外力に強く、自動化が容易
で、小型化が可能でしかも温度特性の優れた新規
な水晶振動子を提供することを目的とする。
で、小型化が可能でしかも温度特性の優れた新規
な水晶振動子を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面によつて詳細に説明する。
第2図及び第3図は本考案の一実施例構成図で
あり、第2図はその断面図、第3図はその上面図
である。
あり、第2図はその断面図、第3図はその上面図
である。
図中、第1図と同一のものは同一の記号で示し
てあり、6は絶縁板であり、ほぼ円形をなしてい
るが、角形でもよい。7はスペーサーであり、絶
縁、導電いずれの材料でもよく、図では、丸棒状
をなしている、三角柱、四角柱等の多角柱で構成
しても良い。
てあり、6は絶縁板であり、ほぼ円形をなしてい
るが、角形でもよい。7はスペーサーであり、絶
縁、導電いずれの材料でもよく、図では、丸棒状
をなしている、三角柱、四角柱等の多角柱で構成
しても良い。
絶縁板6には、スペーサー7,7が固定され、
更にスペーサー7,7上に水晶振動片1が設けら
れる。従つて、水晶振動片1は絶縁板6に保持さ
れることになる。
更にスペーサー7,7上に水晶振動片1が設けら
れる。従つて、水晶振動片1は絶縁板6に保持さ
れることになる。
水晶振動片1の上面、絶縁板6と対向しない面
には、水晶振動片1の励振用の一方の電極2はス
ペーサー7(第3図右側のもの)上の半田層を介
し、絶縁板6の周縁に設けられた外部との接続用
導体パターンと電気的に接続される。この半田接
続によつて、絶縁板6とスペーサー7、スペーサ
ー7と水晶振動片1とが機械的にも接続される。
左側のスペーサー7も同様にして半田付けで機械
接続してもよいが、この場合電気的接続は行なわ
ない。
には、水晶振動片1の励振用の一方の電極2はス
ペーサー7(第3図右側のもの)上の半田層を介
し、絶縁板6の周縁に設けられた外部との接続用
導体パターンと電気的に接続される。この半田接
続によつて、絶縁板6とスペーサー7、スペーサ
ー7と水晶振動片1とが機械的にも接続される。
左側のスペーサー7も同様にして半田付けで機械
接続してもよいが、この場合電気的接続は行なわ
ない。
逆に、一方の電極2に直接外部リード線を接続
してもよい。この場合、前述の機械的接続は、接
着剤によつて行なうと良い。
してもよい。この場合、前述の機械的接続は、接
着剤によつて行なうと良い。
絶縁板6の下面、水晶振動片1に対向しない面
に励振用の他方の電極2′を設ける。
に励振用の他方の電極2′を設ける。
水晶振動片の一方の電極2は直接設けられてい
るが、他方の電極2′はスペーサー7による空隙
及び絶縁板6を介し間接的に設けられていること
になる。このことは、電気的に見ると、水晶振動
片1に対し直列に、空隙及び絶縁板6による容量
成分、コンデンサ、を接続したことになる。この
場合、絶縁板6の誘電率が大きく、従つて殆んど
絶縁板6の容量成分に依存することになる。絶縁
板6は周囲温度の変化により、その厚みが変化す
る。即ち、容量変化を生ぜしめる。このため、水
晶振動片1が周囲温度の変化によつて発振周波数
がずれても、この変化を補償するように絶縁板6
の容量が変化する。たとえば、容量が小さくなれ
ば、水晶振動子の発振周波数を高めることがで
き、温度特性を改善することができる。
るが、他方の電極2′はスペーサー7による空隙
及び絶縁板6を介し間接的に設けられていること
になる。このことは、電気的に見ると、水晶振動
片1に対し直列に、空隙及び絶縁板6による容量
成分、コンデンサ、を接続したことになる。この
場合、絶縁板6の誘電率が大きく、従つて殆んど
絶縁板6の容量成分に依存することになる。絶縁
板6は周囲温度の変化により、その厚みが変化す
る。即ち、容量変化を生ぜしめる。このため、水
晶振動片1が周囲温度の変化によつて発振周波数
がずれても、この変化を補償するように絶縁板6
の容量が変化する。たとえば、容量が小さくなれ
ば、水晶振動子の発振周波数を高めることがで
き、温度特性を改善することができる。
第4図は、本考案の効果を説明する図であり、
実線が従来の構成による温度対周波数ずれ
(Δ/)特性、点線が本考案の構成による特性
であり、本考案の特性が温度変化による周波数ず
れの少ないことを実証している。
実線が従来の構成による温度対周波数ずれ
(Δ/)特性、点線が本考案の構成による特性
であり、本考案の特性が温度変化による周波数ず
れの少ないことを実証している。
このような作用を行う絶縁板6として、水晶片
を用いると更に良好な結果を示す。
を用いると更に良好な結果を示す。
即ち、水晶振動片1の軸X1Z1と絶縁板6の水
晶片の軸X2Z2との間の角度をθとする。
晶片の軸X2Z2との間の角度をθとする。
第5図はその角度の相違による温度対周波数ず
れ特性図である。
れ特性図である。
絶縁板6にも水晶を用いると、水晶振動片1と
絶縁板6とが等しい膨張、収縮を呈するため、歪
がかからない。このため、安定な振動子を得るこ
とができる。この場合、第5図に示す様に、θ=
0゜、即ち絶縁板6と水晶振動片1の軸方向が揃
う、の場合最も温度特性が良好となることがわか
る。
絶縁板6とが等しい膨張、収縮を呈するため、歪
がかからない。このため、安定な振動子を得るこ
とができる。この場合、第5図に示す様に、θ=
0゜、即ち絶縁板6と水晶振動片1の軸方向が揃
う、の場合最も温度特性が良好となることがわか
る。
以上の様に、本考案によれば、絶縁板に対し水
晶振動片を空隙を介し直接保持固定しているた
め、外部からの衝撃等に強い構成となり、又電極
がいずれも外側に設けられているため、周波数調
整のためトリミング等もやり易く、更にクリツプ
構造でないので自動化に好適であり、しかも温度
特性の改善された優れた水晶振動子を得ることが
可能となる。
晶振動片を空隙を介し直接保持固定しているた
め、外部からの衝撃等に強い構成となり、又電極
がいずれも外側に設けられているため、周波数調
整のためトリミング等もやり易く、更にクリツプ
構造でないので自動化に好適であり、しかも温度
特性の改善された優れた水晶振動子を得ることが
可能となる。
第1図は、従来の水晶振動子構成図、第2図及
び第3図は本考案の一実施例構成図、第4図は本
考案による温度対周波数ずれ特性図、第5図は本
考案の実施例として水晶を用いた場合の温度対周
波数ずれ特性図を示す。 1……水晶振動片、2……電極、3……絶縁ベ
ース、4……リード、5……接続ワイヤ、6……
絶縁板、7……スペーサー。
び第3図は本考案の一実施例構成図、第4図は本
考案による温度対周波数ずれ特性図、第5図は本
考案の実施例として水晶を用いた場合の温度対周
波数ずれ特性図を示す。 1……水晶振動片、2……電極、3……絶縁ベ
ース、4……リード、5……接続ワイヤ、6……
絶縁板、7……スペーサー。
Claims (1)
- 絶縁板に水晶片を所定の空隙を置いて保持して
なる水晶振動子において、前記水晶片の一面に一
方の電極を、前記絶縁板の水晶片と対向しない面
に他方の電極を設けたことを特徴とする水晶振動
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18943080U JPS6320185Y2 (ja) | 1980-12-30 | 1980-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18943080U JPS6320185Y2 (ja) | 1980-12-30 | 1980-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57113528U JPS57113528U (ja) | 1982-07-14 |
JPS6320185Y2 true JPS6320185Y2 (ja) | 1988-06-06 |
Family
ID=29993530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18943080U Expired JPS6320185Y2 (ja) | 1980-12-30 | 1980-12-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320185Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-30 JP JP18943080U patent/JPS6320185Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57113528U (ja) | 1982-07-14 |
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