JPS6319753Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319753Y2 JPS6319753Y2 JP1983067756U JP6775683U JPS6319753Y2 JP S6319753 Y2 JPS6319753 Y2 JP S6319753Y2 JP 1983067756 U JP1983067756 U JP 1983067756U JP 6775683 U JP6775683 U JP 6775683U JP S6319753 Y2 JPS6319753 Y2 JP S6319753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- explosive
- artificial flower
- gunpowder
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は爆発によつて開花する造花を収納し
た開花クラツカーに関するものである。
た開花クラツカーに関するものである。
従来、引紐の引張り操作によつて紙巻き火薬体
を爆発させ、その爆発力で筒体内に収納されてい
る紙テープ等を前方に噴出拡開させるようにした
クラツカーは知られているが、これは使用時に紙
巻き火薬体の爆破屑が飛散されること、即ち前記
火薬体は小量の火薬を引紐とこすれるように紙巻
きしたものが用いられているので、これを爆発さ
せると、細かく爆破された紙屑が筒体開蓋部から
テープと一緒に噴出し、床面に飛散されるので、
ジユータンが敷いてあるような場所での使用には
不向きなものであつた。
を爆発させ、その爆発力で筒体内に収納されてい
る紙テープ等を前方に噴出拡開させるようにした
クラツカーは知られているが、これは使用時に紙
巻き火薬体の爆破屑が飛散されること、即ち前記
火薬体は小量の火薬を引紐とこすれるように紙巻
きしたものが用いられているので、これを爆発さ
せると、細かく爆破された紙屑が筒体開蓋部から
テープと一緒に噴出し、床面に飛散されるので、
ジユータンが敷いてあるような場所での使用には
不向きなものであつた。
この考案は上記のような事情に鑑みなされたも
ので、使用時に筒体前端の開蓋部で造花が開くよ
うにした興趣性の高いクラツカーにおいて、爆発
力で開いた造花の花びら部分又は葉部分の隙間か
ら火薬体の爆破屑が外方に噴出しないようにした
開花クラツカーを提供することを目的とする。
ので、使用時に筒体前端の開蓋部で造花が開くよ
うにした興趣性の高いクラツカーにおいて、爆発
力で開いた造花の花びら部分又は葉部分の隙間か
ら火薬体の爆破屑が外方に噴出しないようにした
開花クラツカーを提供することを目的とする。
なお前記造花は花びらだけでつくられるもの、
枝葉だけでつくられるもの、葉に花がついたもの
等を含む広義の造花を意味し、従つてこの明細書
で用いられる開花の意味も花びらが開くこと、枝
葉が開くこと、葉及び花が開くこと等を包含す
る。
枝葉だけでつくられるもの、葉に花がついたもの
等を含む広義の造花を意味し、従つてこの明細書
で用いられる開花の意味も花びらが開くこと、枝
葉が開くこと、葉及び花が開くこと等を包含す
る。
而して、この考案の開花クラツカーは前述した
目的を達成するために、筒体の前端部に爆発力に
よつて開放する閉塞蓋を設け、この筒体内に該筒
体後端部から外方に延出する引紐の引張り操作に
よつて爆発される紙巻き火薬体を保持したこと、
この火薬体の保持間座体と前記筒体閉塞蓋との間
に位置する筒体内室に、筒体開蓋部で開花可能な
造花を小さく押し縮めて嵌装したこと、この造花
を一定の長さの連結紐状物で筒体内に接続し、爆
発時に前記造花が筒体開蓋部の位置に止められて
開くようにしたこと、前記筒体開蓋部で開いた造
花の花びら部分又は葉部分の隙間から火薬体の爆
破屑が外方に噴出しないように、前記筒体内室の
造花詰部と火薬体間に除屑フイルターを収納した
ことを特徴とするものである。
目的を達成するために、筒体の前端部に爆発力に
よつて開放する閉塞蓋を設け、この筒体内に該筒
体後端部から外方に延出する引紐の引張り操作に
よつて爆発される紙巻き火薬体を保持したこと、
この火薬体の保持間座体と前記筒体閉塞蓋との間
に位置する筒体内室に、筒体開蓋部で開花可能な
造花を小さく押し縮めて嵌装したこと、この造花
を一定の長さの連結紐状物で筒体内に接続し、爆
発時に前記造花が筒体開蓋部の位置に止められて
開くようにしたこと、前記筒体開蓋部で開いた造
花の花びら部分又は葉部分の隙間から火薬体の爆
破屑が外方に噴出しないように、前記筒体内室の
造花詰部と火薬体間に除屑フイルターを収納した
ことを特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
ると、図中1は厚紙でつくられた角錐状の筒体
で、該筒体前端部には爆発力で開放する閉塞蓋2
が設けられている。この筒体閉塞蓋2は本実施例
の場合、5枚の筒体角辺フラツプ2a〜2eを第
1図の如く折曲げて組合せたフラツプ組立蓋で構
成されているが、筒体1の前端開口部に爆発離脱
可能に嵌合される別体の閉塞蓋であつてもよい。
3は前記筒体1内に嵌挿固定された筒体内筒で、
火薬保持間座体4を筒体1内の長さ方中間部位置
に固定している。5は小量の火薬を引紐6とこす
れるように紙巻きした公知の紙巻き火薬体で、前
記間座体4に第2図の如く当接させた状態で、前
記引紐6を引張り操作することにより爆発される
ようになつている。なお、前記引紐6は火薬保持
間座体4の中心孔4aに通されて、筒体1の後端
開口部から外方に延出している。7は前記火薬保
持間座体4と前記閉塞蓋2との間の筒体内室8
に、全体を小さく押し縮めて嵌装した爆発受圧板
機能を有する造花で、本実施例の場合には筒体1
の開蓋部を塞ぐように第3図の如く開く布でつく
られた複数枚の葉7aと、この数枚葉7aの中心
結合部分から出した可撓性を有する数本の花茎7
b及びこの各花茎の先端に取付けられた布製の花
7cとからなるアートフラワーとして構成されて
いるが、カーネーシヨンの造花のように多数枚の
花びらだけでつくられるものであつてもよいし、
枝葉だけでつくられる造花であつてもよい。9は
この造花7を筒体1の開蓋部で第3図の如く開花
させるように、筒体1内に接続固定しておく一定
長さの連結紐状物であり、これは造花7の茎とし
て形成した折曲、伸長可能な針金入りの細線を用
いてもよいし、或いは造花7に接続した糸等の紐
状物であつてもよい。なお前記連結紐状物9の筒
体1に対する固定方法は本実施例の場合、前記紐
状物9の端部を貼着テープ10によつて筒体内筒
3の内壁部に接着固定する方法を例示している
が、この連結紐状物9が前述した針金入りの細線
である場合にはこの細線針金端を鉤状に曲げて筒
体内筒3の切欠部等に掛止めする方法を採用する
こともできるし、また前記紐状物9が糸等の場合
には前記火薬保持間座体4に突起や孔等の紐取付
部を設けて、ここに前記紐状物9の端部を固定す
る方法も考えられる。更に、その他の固定方法と
して、前記紐状物9を筒体1の後端部より延出さ
せてこの延出端を筒体1の後端外面部に貼着テー
プ等の手段により固定することも可能である。要
は前記連結紐状物9は造花7が筒体1の開蓋部分
で開くように、前記造花7をクラツカー爆発時
に、筒体開蓋部の位置で引き止める作用をなせば
よいのであるから、その紐端固定方法はこの考案
の要旨として限定されるものではない。11は上
記筒体内室8の造花詰部と火薬体5間に収納され
た火薬体5の爆破屑を捕促する除屑フイルターで
ある。
ると、図中1は厚紙でつくられた角錐状の筒体
で、該筒体前端部には爆発力で開放する閉塞蓋2
が設けられている。この筒体閉塞蓋2は本実施例
の場合、5枚の筒体角辺フラツプ2a〜2eを第
1図の如く折曲げて組合せたフラツプ組立蓋で構
成されているが、筒体1の前端開口部に爆発離脱
可能に嵌合される別体の閉塞蓋であつてもよい。
3は前記筒体1内に嵌挿固定された筒体内筒で、
火薬保持間座体4を筒体1内の長さ方中間部位置
に固定している。5は小量の火薬を引紐6とこす
れるように紙巻きした公知の紙巻き火薬体で、前
記間座体4に第2図の如く当接させた状態で、前
記引紐6を引張り操作することにより爆発される
ようになつている。なお、前記引紐6は火薬保持
間座体4の中心孔4aに通されて、筒体1の後端
開口部から外方に延出している。7は前記火薬保
持間座体4と前記閉塞蓋2との間の筒体内室8
に、全体を小さく押し縮めて嵌装した爆発受圧板
機能を有する造花で、本実施例の場合には筒体1
の開蓋部を塞ぐように第3図の如く開く布でつく
られた複数枚の葉7aと、この数枚葉7aの中心
結合部分から出した可撓性を有する数本の花茎7
b及びこの各花茎の先端に取付けられた布製の花
7cとからなるアートフラワーとして構成されて
いるが、カーネーシヨンの造花のように多数枚の
花びらだけでつくられるものであつてもよいし、
枝葉だけでつくられる造花であつてもよい。9は
この造花7を筒体1の開蓋部で第3図の如く開花
させるように、筒体1内に接続固定しておく一定
長さの連結紐状物であり、これは造花7の茎とし
て形成した折曲、伸長可能な針金入りの細線を用
いてもよいし、或いは造花7に接続した糸等の紐
状物であつてもよい。なお前記連結紐状物9の筒
体1に対する固定方法は本実施例の場合、前記紐
状物9の端部を貼着テープ10によつて筒体内筒
3の内壁部に接着固定する方法を例示している
が、この連結紐状物9が前述した針金入りの細線
である場合にはこの細線針金端を鉤状に曲げて筒
体内筒3の切欠部等に掛止めする方法を採用する
こともできるし、また前記紐状物9が糸等の場合
には前記火薬保持間座体4に突起や孔等の紐取付
部を設けて、ここに前記紐状物9の端部を固定す
る方法も考えられる。更に、その他の固定方法と
して、前記紐状物9を筒体1の後端部より延出さ
せてこの延出端を筒体1の後端外面部に貼着テー
プ等の手段により固定することも可能である。要
は前記連結紐状物9は造花7が筒体1の開蓋部分
で開くように、前記造花7をクラツカー爆発時
に、筒体開蓋部の位置で引き止める作用をなせば
よいのであるから、その紐端固定方法はこの考案
の要旨として限定されるものではない。11は上
記筒体内室8の造花詰部と火薬体5間に収納され
た火薬体5の爆破屑を捕促する除屑フイルターで
ある。
この考案の開花クラツカーは以上述べたような
造花収納構造のものであるから、引紐の引張り操
作で火薬体を爆発させると、その爆発力によつて
筒体閉塞蓋が開蓋し且つ前記造花が筒体の開蓋部
まで飛び出して第3図のように開花するので、従
来のテープ噴出形のものに比べ美麗であり、しか
も上記筒体内に除屑フイルターが収納されている
ので、筒体開蓋部で開いた造花の花びら部分或い
は葉部分(図示例は葉部分)の隙間から火薬体の
爆破屑が外部に噴出飛散するのを防止することが
でき、結婚式場等での使用に好適なクラツカーを
提供することができる。
造花収納構造のものであるから、引紐の引張り操
作で火薬体を爆発させると、その爆発力によつて
筒体閉塞蓋が開蓋し且つ前記造花が筒体の開蓋部
まで飛び出して第3図のように開花するので、従
来のテープ噴出形のものに比べ美麗であり、しか
も上記筒体内に除屑フイルターが収納されている
ので、筒体開蓋部で開いた造花の花びら部分或い
は葉部分(図示例は葉部分)の隙間から火薬体の
爆破屑が外部に噴出飛散するのを防止することが
でき、結婚式場等での使用に好適なクラツカーを
提供することができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図はその中央縦断面図、第3図は爆発させた開
花クラツカーを示す作用説明図である。 1……筒体、2……閉塞蓋、4……火薬保持間
座体、5……火薬体、6……引紐、7……造花、
7a……葉、7b……花茎、7c……花、8……
筒体内室、9……造花の連結紐状物、11……除
屑フイルター。
2図はその中央縦断面図、第3図は爆発させた開
花クラツカーを示す作用説明図である。 1……筒体、2……閉塞蓋、4……火薬保持間
座体、5……火薬体、6……引紐、7……造花、
7a……葉、7b……花茎、7c……花、8……
筒体内室、9……造花の連結紐状物、11……除
屑フイルター。
Claims (1)
- 爆発力によつて開放する閉塞蓋を前端部に設け
た筒体と、この筒体内に保持され筒体後端部から
外方に延出する引紐の引張り操作によつて爆発さ
れる紙巻き火薬体と、この火薬体の保持間座体と
前記閉塞蓋間の筒体内室に全体を小さく押し縮め
て嵌装した筒体開蓋部で開花可能な造花と、この
造花を筒体開蓋部で開花できるように筒体内に接
続固定しておく一定長さの連結紐状物と、上記筒
体内室の造花詰部と火薬体間に収納された、火薬
体の爆破屑が外方に噴出飛散するのを防止する除
屑フイルターとを具備してなる開花クラツカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6775683U JPS59174897U (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 開花クラツカ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6775683U JPS59174897U (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 開花クラツカ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174897U JPS59174897U (ja) | 1984-11-22 |
JPS6319753Y2 true JPS6319753Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30197946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6775683U Granted JPS59174897U (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 開花クラツカ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174897U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH033836Y2 (ja) * | 1986-09-18 | 1991-01-31 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6042312U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-25 | 月島機械株式会社 | フイルタ−プレスの濾板用ストッパ− |
-
1983
- 1983-05-09 JP JP6775683U patent/JPS59174897U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6042312U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-25 | 月島機械株式会社 | フイルタ−プレスの濾板用ストッパ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59174897U (ja) | 1984-11-22 |
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