JPS6319708B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319708B2 JPS6319708B2 JP55188404A JP18840480A JPS6319708B2 JP S6319708 B2 JPS6319708 B2 JP S6319708B2 JP 55188404 A JP55188404 A JP 55188404A JP 18840480 A JP18840480 A JP 18840480A JP S6319708 B2 JPS6319708 B2 JP S6319708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- reservoir
- cover
- fuel reservoir
- suction pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/02—Floatless carburettors
- F02M17/06—Floatless carburettors having overflow chamber determining constant fuel level
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/34—Other carburettors combined or associated with other apparatus, e.g. air filters
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/44—Carburettors characterised by draught direction and not otherwise provided for, e.g. for model aeroplanes
- F02M17/48—Carburettors characterised by draught direction and not otherwise provided for, e.g. for model aeroplanes with up- draught and float draught, e.g. for lawnmower and chain saw motors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/50—Surge prevention in carburetors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として耕うん機の動力源として使
用される小型エンジンに関するものである。
用される小型エンジンに関するものである。
従来、この種小型エンジンとして、第6図に示
すように、キヤブレタ61の下面に燃料タンク6
2を取り付け、吸気の圧力変動により作動するダ
イヤフラム(図示せず)のポンプ作用で吸上げパ
イプ63から吸い上げた燃料を、一旦燃料溜り6
4に貯溜し、ここからメインノズル65を通つて
キヤブレタ61内に燃料を噴出するようにしたも
のがある。ところが、耕うん機は作業形態上大き
く傾くことがあるにもかかわらず、上記構成の小
型エンジンでは、フロート式のエンジンと比べて
傾斜限界に制約を受ける。すなわち、大きく傾い
たとき、燃料タンク62が満タンであると、燃料
ヘツド67がメインノズル65より高くなり、燃
料がメインノズル65から溢れ出て混合気が過濃
となり、エンジン停止を引き起こす欠点があり、
燃料タンク62内の燃料が少ないと、油面68が
吸上げパイプ63の下端から離れ、燃料の吸い上
げができなくなつて、やはりエンジン停止を引き
起こす欠点がある。
すように、キヤブレタ61の下面に燃料タンク6
2を取り付け、吸気の圧力変動により作動するダ
イヤフラム(図示せず)のポンプ作用で吸上げパ
イプ63から吸い上げた燃料を、一旦燃料溜り6
4に貯溜し、ここからメインノズル65を通つて
キヤブレタ61内に燃料を噴出するようにしたも
のがある。ところが、耕うん機は作業形態上大き
く傾くことがあるにもかかわらず、上記構成の小
型エンジンでは、フロート式のエンジンと比べて
傾斜限界に制約を受ける。すなわち、大きく傾い
たとき、燃料タンク62が満タンであると、燃料
ヘツド67がメインノズル65より高くなり、燃
料がメインノズル65から溢れ出て混合気が過濃
となり、エンジン停止を引き起こす欠点があり、
燃料タンク62内の燃料が少ないと、油面68が
吸上げパイプ63の下端から離れ、燃料の吸い上
げができなくなつて、やはりエンジン停止を引き
起こす欠点がある。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになさ
れたもので、吸上げパイプと燃料溜りとを覆うカ
バーを設け、このカバー内の燃料を吸上げパイプ
で吸い上げるようにして、エンジンが大きく傾斜
したときも、タンクの油面変動の影響を受けない
で、ただちにエンジン停止が起きない小型エンジ
ンを提供することを目的とする。
れたもので、吸上げパイプと燃料溜りとを覆うカ
バーを設け、このカバー内の燃料を吸上げパイプ
で吸い上げるようにして、エンジンが大きく傾斜
したときも、タンクの油面変動の影響を受けない
で、ただちにエンジン停止が起きない小型エンジ
ンを提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
第1図は、特許請求の範囲第1項に記載した第
1の発明の一実施例を示し、同図において、キヤ
ブレタ11の下面に燃料タンク12が取り付けら
れ、この燃料タンク12内に燃料吸上げパイプ1
3と、吸い上げた燃料を一旦溜める燃料溜り14
とが、キヤブレタ11に装着されている。上記燃
料溜り14の周壁には、オーバーフロー用の開孔
15が形成され、油面レベルを一定に保つととも
に、中心部にメインノズル16が装着されてお
り、ダイヤフラム(図示せず)のポンプ作用で上
記吸上げパイプ13から吸い上げた燃料を一旦燃
料溜り14に溜めたのち、メインノズル16から
キヤブレタ11の吸気通路17内へ噴出するよう
になつている。なお、19はエアクリーナ、20
はチヨーク弁、21はスロツトル弁、47は給油
口48を覆うキヤツプである。
1の発明の一実施例を示し、同図において、キヤ
ブレタ11の下面に燃料タンク12が取り付けら
れ、この燃料タンク12内に燃料吸上げパイプ1
3と、吸い上げた燃料を一旦溜める燃料溜り14
とが、キヤブレタ11に装着されている。上記燃
料溜り14の周壁には、オーバーフロー用の開孔
15が形成され、油面レベルを一定に保つととも
に、中心部にメインノズル16が装着されてお
り、ダイヤフラム(図示せず)のポンプ作用で上
記吸上げパイプ13から吸い上げた燃料を一旦燃
料溜り14に溜めたのち、メインノズル16から
キヤブレタ11の吸気通路17内へ噴出するよう
になつている。なお、19はエアクリーナ、20
はチヨーク弁、21はスロツトル弁、47は給油
口48を覆うキヤツプである。
22は、吸上げパイプ13と燃料溜り14とを
覆う合成樹脂製のカバーで、このカバー22によ
り、吸上げパイプ13および燃料溜り14と燃料
タンク12内の燃料貯溜槽23とを隔離してい
る。上記カバー22の下部には膨出されて燃料貯
溜部24が形成されており、底部25には、頻度
の高い傾斜姿勢において上方となる位置に、上記
カバー22内に形成された燃料溜め26と燃料貯
溜槽23とを連通させる連通孔27が開設されて
いる。
覆う合成樹脂製のカバーで、このカバー22によ
り、吸上げパイプ13および燃料溜り14と燃料
タンク12内の燃料貯溜槽23とを隔離してい
る。上記カバー22の下部には膨出されて燃料貯
溜部24が形成されており、底部25には、頻度
の高い傾斜姿勢において上方となる位置に、上記
カバー22内に形成された燃料溜め26と燃料貯
溜槽23とを連通させる連通孔27が開設されて
いる。
また、上記カバー22の燃料溜め26のエアブ
リードを行なうために、第2図に示すように、キ
ヤブレタ11に、上記燃料溜め26と大気とを連
通させる連通路29が形成され、さらに、燃料タ
ンク12の燃料貯溜槽23のエアブリードを行な
うために、上記燃料溜め26と貯溜槽23とを連
通させるブリーザ孔31が、カバー22の上部に
形成されている。また、燃料タンク12の注油口
は、満タン時でもオーバーフロー用開孔15で規
制される油面レベルA以上に燃料が入らない位置
に設け、ある一定の空間を確保している。
リードを行なうために、第2図に示すように、キ
ヤブレタ11に、上記燃料溜め26と大気とを連
通させる連通路29が形成され、さらに、燃料タ
ンク12の燃料貯溜槽23のエアブリードを行な
うために、上記燃料溜め26と貯溜槽23とを連
通させるブリーザ孔31が、カバー22の上部に
形成されている。また、燃料タンク12の注油口
は、満タン時でもオーバーフロー用開孔15で規
制される油面レベルA以上に燃料が入らない位置
に設け、ある一定の空間を確保している。
上記構成において、第1図の燃料タンク12が
水平位置にあるとき、カバー22の底部25の連
通孔27を通して燃料がカバー22の燃料溜め2
6に入り込み、吸上げパイプ13から吸い上げら
れてキヤブレタ11に供給される。このとき、燃
料溜り14でオーバーフローした燃料は、開孔1
5から吸上げパイプ13の周囲の燃料溜り26に
流出し、上記燃料溜り14内の油面レベルが一定
に規制される。
水平位置にあるとき、カバー22の底部25の連
通孔27を通して燃料がカバー22の燃料溜め2
6に入り込み、吸上げパイプ13から吸い上げら
れてキヤブレタ11に供給される。このとき、燃
料溜り14でオーバーフローした燃料は、開孔1
5から吸上げパイプ13の周囲の燃料溜り26に
流出し、上記燃料溜り14内の油面レベルが一定
に規制される。
燃料タンク12が所定角度以上、たとえば30゜
以上傾いたとき、燃料タンク12が満タンである
と、燃料タンク12の燃料貯溜槽23内の油面3
3は従来と同様にメインノズル16よりも高くな
るが、メインノズル16と接触する油面、すなわ
ちカバー22の燃料溜め26内の油面34は、メ
インノズル16よりも低くなるから、メインノズ
ル16から吸気通路17内へ燃料が溢れ出ること
はない。この状態で上記連通孔27から燃料が燃
料溜め26内へ浸入してその油面34が除々に上
昇するが、エンジン内に吸われる燃料が過濃とな
りエンジン停止するまでの時間は長くなり、実用
上支障はない。
以上傾いたとき、燃料タンク12が満タンである
と、燃料タンク12の燃料貯溜槽23内の油面3
3は従来と同様にメインノズル16よりも高くな
るが、メインノズル16と接触する油面、すなわ
ちカバー22の燃料溜め26内の油面34は、メ
インノズル16よりも低くなるから、メインノズ
ル16から吸気通路17内へ燃料が溢れ出ること
はない。この状態で上記連通孔27から燃料が燃
料溜め26内へ浸入してその油面34が除々に上
昇するが、エンジン内に吸われる燃料が過濃とな
りエンジン停止するまでの時間は長くなり、実用
上支障はない。
燃料タンク12が所定角度以上傾いたとき、燃
料タンク12内の燃料が少ないと、燃料貯溜槽2
3内の油面35は吸上げパイプ13の下面よりも
低くなるが、カバー22の下部に設けた燃料貯溜
部24には、油面36で示すように燃料が残留す
るので、吸上げパイプ13から燃料が継続して吸
い上げられる。この状態で、燃料溜め26内の燃
料は連通孔27から燃料貯溜槽23内へ除々に漏
れ出るが、その漏れ量は比較的少ないので不都合
はない。なお、カバー22の下部の燃料貯溜部2
4の形状を吸上げパイプ13を基準にして、傾斜
方向と反対方向に大きく膨出させる、つまり、頻
度の高い傾斜姿勢において上方となる側を膨出さ
せるようにすれば、燃料貯溜部24の容量が増す
から、傾斜時の油面36が高くなるので、燃料が
継続して吸い上げられる時間が長くなり、有利で
ある。
料タンク12内の燃料が少ないと、燃料貯溜槽2
3内の油面35は吸上げパイプ13の下面よりも
低くなるが、カバー22の下部に設けた燃料貯溜
部24には、油面36で示すように燃料が残留す
るので、吸上げパイプ13から燃料が継続して吸
い上げられる。この状態で、燃料溜め26内の燃
料は連通孔27から燃料貯溜槽23内へ除々に漏
れ出るが、その漏れ量は比較的少ないので不都合
はない。なお、カバー22の下部の燃料貯溜部2
4の形状を吸上げパイプ13を基準にして、傾斜
方向と反対方向に大きく膨出させる、つまり、頻
度の高い傾斜姿勢において上方となる側を膨出さ
せるようにすれば、燃料貯溜部24の容量が増す
から、傾斜時の油面36が高くなるので、燃料が
継続して吸い上げられる時間が長くなり、有利で
ある。
第3図は、特許請求の範囲第2項に記載した第
2の発明の一実施例を示し、同図において、カバ
ー22の下部に連通孔27を開閉するバルブ装置
39が設けられている。このバルブ装置39は、
ボール40、シート41、および規制立壁42か
らなる傾斜角度検知手段43と、弁体44および
コイル状のばね体45からなるバルブ46とを有
してなるもので、上記検知手段43により、燃料
タンク12が所定角度、たとえば30゜以上傾斜し
たことを検知して検知動作を行なわせこの検知動
作によりバルブ46を駆動して連通孔27が閉じ
るようになつている。
2の発明の一実施例を示し、同図において、カバ
ー22の下部に連通孔27を開閉するバルブ装置
39が設けられている。このバルブ装置39は、
ボール40、シート41、および規制立壁42か
らなる傾斜角度検知手段43と、弁体44および
コイル状のばね体45からなるバルブ46とを有
してなるもので、上記検知手段43により、燃料
タンク12が所定角度、たとえば30゜以上傾斜し
たことを検知して検知動作を行なわせこの検知動
作によりバルブ46を駆動して連通孔27が閉じ
るようになつている。
すなわち、上記検知手段43のボール40は金
属球からなり、シート41は第4図に示すように
一部切欠した筒形の突壁からなり、規制立壁42
もやはり一部切欠した筒形の立壁からなり、第3
図の燃料タンク12の傾斜が上記所定角度未満の
とき、上記ボール40はシート41により開弁位
置に支持され、燃料タンク12が所定角度以上傾
斜したとき、第5図に示すようにボール40がシ
ート41から脱落して検知動作を行ない、規制立
壁42により閉弁位置に支持されるとともに、燃
料タンク12の傾斜が上記所定角度未満に復帰し
たときただちにボール40が開弁位置に戻るよう
に、言い換えれば、ボール40が完全にシート4
1から転がり落ちてしまわないように、規制立壁
42によりボール40の位置規制がなされる。
属球からなり、シート41は第4図に示すように
一部切欠した筒形の突壁からなり、規制立壁42
もやはり一部切欠した筒形の立壁からなり、第3
図の燃料タンク12の傾斜が上記所定角度未満の
とき、上記ボール40はシート41により開弁位
置に支持され、燃料タンク12が所定角度以上傾
斜したとき、第5図に示すようにボール40がシ
ート41から脱落して検知動作を行ない、規制立
壁42により閉弁位置に支持されるとともに、燃
料タンク12の傾斜が上記所定角度未満に復帰し
たときただちにボール40が開弁位置に戻るよう
に、言い換えれば、ボール40が完全にシート4
1から転がり落ちてしまわないように、規制立壁
42によりボール40の位置規制がなされる。
上記バルブ46の弁体44は、第3図に示す開
弁位置に支持されたボール40により押し下げら
れて連通孔27を開き、カバー22の燃料溜め2
6と燃料タンク12の燃料貯溜槽23とを連通さ
せる。バルブ46のばね体45は弁体44に上方
への復帰力を与えており、したがつて、ボール4
0が第5図に示す閉弁位置にあるとき、弁体44
は上方へ復帰して連通孔27を閉じ、燃料溜め2
6と燃料貯溜槽23との連通を遮断する。
弁位置に支持されたボール40により押し下げら
れて連通孔27を開き、カバー22の燃料溜め2
6と燃料タンク12の燃料貯溜槽23とを連通さ
せる。バルブ46のばね体45は弁体44に上方
への復帰力を与えており、したがつて、ボール4
0が第5図に示す閉弁位置にあるとき、弁体44
は上方へ復帰して連通孔27を閉じ、燃料溜め2
6と燃料貯溜槽23との連通を遮断する。
上記構成において、燃料タンク12が所定角度
以上傾いたとき、満タンであつても燃料がメイン
ノズル16から吸気通路17内へ溢れ出ることは
なく、また、燃料が少量であつても、吸上げパイ
プ13から燃料が継続して吸い上げられるという
作用については、第1の発明の場合と同様であ
る。この第2の発明ではさらに、バルブ装置39
の働きにより、燃料タンク12が所定角度以上傾
いたとき、連通孔27が閉じられるから、満タン
のときにカバー22の燃料溜め26内の油面34
が上昇したり、燃料が少量のときに上記燃料溜め
26内の燃料が燃料貯溜槽23内へ漏れ出したり
することがなくなり、キヤブレタ11への燃料供
給が相当の長時間にわたつて円滑に行なわれる。
以上傾いたとき、満タンであつても燃料がメイン
ノズル16から吸気通路17内へ溢れ出ることは
なく、また、燃料が少量であつても、吸上げパイ
プ13から燃料が継続して吸い上げられるという
作用については、第1の発明の場合と同様であ
る。この第2の発明ではさらに、バルブ装置39
の働きにより、燃料タンク12が所定角度以上傾
いたとき、連通孔27が閉じられるから、満タン
のときにカバー22の燃料溜め26内の油面34
が上昇したり、燃料が少量のときに上記燃料溜め
26内の燃料が燃料貯溜槽23内へ漏れ出したり
することがなくなり、キヤブレタ11への燃料供
給が相当の長時間にわたつて円滑に行なわれる。
この種タイプのエンジンは前述の通り従来のフ
ロート式気化器を有するエンジンと比べて、傾斜
限界が制限される欠点を有していたが、本発明に
よれば、傾斜時、タンク内の油面変動の影響を受
けないので、エンジンの傾斜特性が大巾に向上
し、所定角度以上傾いても、燃料タンク内の燃料
の量にかかわりなく、燃料がー定時間にわたつて
円滑にキヤブレタへ供給されるので、エンジンの
不測の停止が防止される効果があり、その傾斜限
界は、フロート式気化器を凌駕する成果が得られ
る。
ロート式気化器を有するエンジンと比べて、傾斜
限界が制限される欠点を有していたが、本発明に
よれば、傾斜時、タンク内の油面変動の影響を受
けないので、エンジンの傾斜特性が大巾に向上
し、所定角度以上傾いても、燃料タンク内の燃料
の量にかかわりなく、燃料がー定時間にわたつて
円滑にキヤブレタへ供給されるので、エンジンの
不測の停止が防止される効果があり、その傾斜限
界は、フロート式気化器を凌駕する成果が得られ
る。
第1図は第1の発明の一実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図の2−2線に沿つた断面図、
第3図は第2の発明の一実施例を示す縦断面図、
第4図は第3図の4−4線に沿つた断面図、第5
図は第2の発明の作用の説明図、第6図は従来例
を示す一部切欠した小型エンジンの正面図であ
る。 11……キヤブレタ、12……燃料タンク、1
3……燃料吸上げパイプ、14……燃料溜り、1
5……開孔、16……メインノズル、22……カ
バー、23……燃料貯溜槽、25……底部、26
……燃料溜め、27……連通孔、39……バルブ
装置、40……ボール、41……シート、42…
…規制立壁、43……検知手段、44……弁体、
45……ばね体、46……バルブ。
図、第2図は第1図の2−2線に沿つた断面図、
第3図は第2の発明の一実施例を示す縦断面図、
第4図は第3図の4−4線に沿つた断面図、第5
図は第2の発明の作用の説明図、第6図は従来例
を示す一部切欠した小型エンジンの正面図であ
る。 11……キヤブレタ、12……燃料タンク、1
3……燃料吸上げパイプ、14……燃料溜り、1
5……開孔、16……メインノズル、22……カ
バー、23……燃料貯溜槽、25……底部、26
……燃料溜め、27……連通孔、39……バルブ
装置、40……ボール、41……シート、42…
…規制立壁、43……検知手段、44……弁体、
45……ばね体、46……バルブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 キヤブレタの下面に燃料タンクを取り付け、
燃料タンク内に設置した燃料吸上げパイプから燃
料を吸い上げて燃料溜りへ一旦貯溜し、この燃料
溜りからキヤブレタへ燃料を噴出させる小型エン
ジンにおいて、上記燃料吸上げパイプと燃料溜り
とを覆うカバーを設けて、上記燃料吸上げパイプ
および燃料溜りと燃料タンク内の燃料貯溜槽とを
隔離し、上記カバーの底部に、頻度の高い傾斜姿
勢において上方となる位置に、カバー内の燃料溜
めと上記燃料貯溜槽とを連通させる連通孔を設
け、さらに、上記カバーにおける燃料溜り周壁部
に、上記燃料溜りでオーバーフローした燃料を上
記燃料吸上げパイプの周囲の燃料溜めへ流出させ
るオーバーフロー用の開孔を設けたことを特徴と
する小型エンジン。 2 キヤブレタの下面に燃料タンクを取り付け、
燃料タンク内に設置した燃料吸上げパイプから燃
料を吸い上げて燃料溜りへ一旦貯溜し、この燃料
溜りからキヤブレタへ燃料を噴出させる小型エン
ジンにおいて、上記燃料吸上げパイプと燃料溜り
とを覆うカバーを設けて、上記燃料吸上げパイプ
および燃料溜りと燃料タンク内の燃料貯溜槽とを
隔離し、上記カバーの底部に、頻度の高い傾斜姿
勢において上方となる位置に、カバー内の燃料溜
めと上記燃料貯溜槽とを連通させる連通孔を設
け、さらに、上記カバーにおける燃料溜り周壁部
に、上記燃料溜りでオーバーフローした燃料を上
記燃料吸上げパイプの周囲の燃料溜めへ流出させ
るオーバーフロー用の開孔を設けるとともに、こ
の連通孔を開閉するバルブ装置を設け、このバル
ブ装置は、燃料タンクが所定角度以上傾斜したこ
とを検知して検知動作を行なう検知手段と、この
検知動作により駆動されて上記連通孔を閉じるバ
ルブとを有してなることを特徴とする小型エンジ
ン。 3 上記バルブ装置の検知手段は、ボールと、燃
料タンクの傾斜が上記所定角度未満のとき上記ボ
ールを開弁位置に支持するシートと、上記所定角
度以上のときシートから脱落したボールを閉弁位
置に支持するとともに、燃料タンクの傾斜が上記
所定角度未満に復帰したときボールが上記開弁位
置に戻るようにボールの位置規制を行なう規制立
壁とからなり、バルブは、上記開弁位置に支持さ
れたボールにより押し下げられて上記連通孔を開
く弁体と、この弁体に上方への復帰力を与えるば
ね体とからなる特許請求の範囲第2項記載の小型
エンジン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55188404A JPS57110755A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Small sized engine |
US06/335,014 US4353847A (en) | 1980-12-26 | 1981-12-28 | Fuel supply system for small engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55188404A JPS57110755A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Small sized engine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57110755A JPS57110755A (en) | 1982-07-09 |
JPS6319708B2 true JPS6319708B2 (ja) | 1988-04-25 |
Family
ID=16223047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55188404A Granted JPS57110755A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Small sized engine |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4353847A (ja) |
JP (1) | JPS57110755A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02151445A (ja) * | 1988-10-17 | 1990-06-11 | Xerox Corp | 改良されたサーマルインク印刷カートリッジ組立体 |
JPH0410919U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-29 |
Families Citing this family (8)
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