JPS63196542A - 光学活性第一菊酸類のラセミ化法 - Google Patents
光学活性第一菊酸類のラセミ化法Info
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- JPS63196542A JPS63196542A JP62028582A JP2858287A JPS63196542A JP S63196542 A JPS63196542 A JP S63196542A JP 62028582 A JP62028582 A JP 62028582A JP 2858287 A JP2858287 A JP 2858287A JP S63196542 A JPS63196542 A JP S63196542A
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- Japan
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- acid
- optically active
- acids
- racemization
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は第−菊@類のラセミ化法に関し、さらに詳しく
は一般式(I) (式中、Rは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、
シクロアルキル基またはアラルキル基を表わし、*は不
斉炭素を表わす。)特徴とする光学活性塩−菊酸類のラ
セミ化法に関するものである。
は一般式(I) (式中、Rは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、
シクロアルキル基またはアラルキル基を表わし、*は不
斉炭素を表わす。)特徴とする光学活性塩−菊酸類のラ
セミ化法に関するものである。
〈従来の技術、発明が解決しようとする問題点〉第−薄
酸は、低毒速効性殺虫剤として有用なピレトリン、アレ
スリン、フタルスリンなどのいわゆるピレスロイド系殺
虫剤としてよく知られているエステル類の酸成分を構成
するものであゆ、前記一般式(I)で示される第−銅酸
類は、これらのピレスロイド系殺虫剤の原料として有用
である。
酸は、低毒速効性殺虫剤として有用なピレトリン、アレ
スリン、フタルスリンなどのいわゆるピレスロイド系殺
虫剤としてよく知られているエステル類の酸成分を構成
するものであゆ、前記一般式(I)で示される第−銅酸
類は、これらのピレスロイド系殺虫剤の原料として有用
である。
前記一般式(I)で示される第−銅酸類にはシス、トラ
ンスの幾何異性体があり、またその各々に←)および(
へ)の光学異性体があることから、合計4種の異性体が
存在する。一般に、これらの異性体の中、トランス体か
ら導びかれるピレスロイド系のエステル類は対応するシ
ス体から導びかれるピレスロイド系エステル類よりも強
い殺虫活性を示し、さらに(ホ)体のエステル類が対応
する(へ)体のエステル類よりも遥かに高い活性を示す
ことが知られている。
ンスの幾何異性体があり、またその各々に←)および(
へ)の光学異性体があることから、合計4種の異性体が
存在する。一般に、これらの異性体の中、トランス体か
ら導びかれるピレスロイド系のエステル類は対応するシ
ス体から導びかれるピレスロイド系エステル類よりも強
い殺虫活性を示し、さらに(ホ)体のエステル類が対応
する(へ)体のエステル類よりも遥かに高い活性を示す
ことが知られている。
第−薄酸は通常シス体、トランス体の混合したラセミ体
、即ち(ト)体として製造され、これを光学活性な有機
塩基を用いて光学分割する仁とにより←〕体が得られ、
より高活性な殺虫性化合物の製造に使用されている。こ
こで光学分割された残りの(へ)体はそのピレスロイド
系のエステルとしての活性が殆んどなく、従−ってこの
有用性のないH体を効率よくラセミ化し、上記の光学分
割の原料として供し得るようにすることは、特に工業的
規模での(ト)体の生産時においては大きな課題となる
。
、即ち(ト)体として製造され、これを光学活性な有機
塩基を用いて光学分割する仁とにより←〕体が得られ、
より高活性な殺虫性化合物の製造に使用されている。こ
こで光学分割された残りの(へ)体はそのピレスロイド
系のエステルとしての活性が殆んどなく、従−ってこの
有用性のないH体を効率よくラセミ化し、上記の光学分
割の原料として供し得るようにすることは、特に工業的
規模での(ト)体の生産時においては大きな課題となる
。
しかしながら、前記のように、一般式(1)で示される
シクロプロパンカルボン酸にはC1位と08位に2個の
□不斉炭素を有するため、そのラセミ化には種々の困難
を伴なう。
シクロプロパンカルボン酸にはC1位と08位に2個の
□不斉炭素を有するため、そのラセミ化には種々の困難
を伴なう。
これ迄、第−銅酸類のラセミ化方法としては、Hトラン
ス−第−薄酸のCs位のイソブテニル基を酸化してケト
アルコール基に導いた後、C1位のカルボン酸をエステ
ル化し、これをアルカリ金属アルコレートと溶媒の存在
下に加熱反応させる方法(特公昭89−15977号公
報)、あるいは(へ)−トランス−第−薄酸を光増感剤
の存在下に紫外線を照射する方法(特公昭47−806
97号公報)が知られているが、前者は多くの反応工程
を要すること、また後者は反応率が劣るうえ光源の電力
消費量が大きく、また光源の寿命も比較的短いことなど
工業的に実施するには種々の問題点を有する。
ス−第−薄酸のCs位のイソブテニル基を酸化してケト
アルコール基に導いた後、C1位のカルボン酸をエステ
ル化し、これをアルカリ金属アルコレートと溶媒の存在
下に加熱反応させる方法(特公昭89−15977号公
報)、あるいは(へ)−トランス−第−薄酸を光増感剤
の存在下に紫外線を照射する方法(特公昭47−806
97号公報)が知られているが、前者は多くの反応工程
を要すること、また後者は反応率が劣るうえ光源の電力
消費量が大きく、また光源の寿命も比較的短いことなど
工業的に実施するには種々の問題点を有する。
本発明者らは先に、光学活性第−銅酸を酸ハライドとし
て、これにルイス酸を触媒として作用させることによる
ラセミ化方法(特公昭58−87858号公報、特開昭
52−144651号公報)、光学活性なシクロプロパ
ンカルボン酸の無水物にヨウ素を作用させることにかる
ラセミ化方法(特開昭57−168841号公報)、お
よび第−薄酸誘導体に臭化ホウ素という特殊な触媒を作
用させることによるラセミ化反応(特開昭60−174
744号公報)を提案している。
て、これにルイス酸を触媒として作用させることによる
ラセミ化方法(特公昭58−87858号公報、特開昭
52−144651号公報)、光学活性なシクロプロパ
ンカルボン酸の無水物にヨウ素を作用させることにかる
ラセミ化方法(特開昭57−168841号公報)、お
よび第−薄酸誘導体に臭化ホウ素という特殊な触媒を作
用させることによるラセミ化反応(特開昭60−174
744号公報)を提案している。
本発明者らはその後さらに種々検討を重ねた結果、工業
原料としてより一般的な臭素化燐化合物が光学活性第−
菊酸類のラセミ化反応を意外にも効率良く進行せしめる
ことを見い出すとともに、これをアゾ化合物と併用する
ことにより、少ない触媒量でラセミ化反応が一層効率良
く円滑に進行し得ることを見い出し、更に種々の検討を
加え本発明を完成した。
原料としてより一般的な臭素化燐化合物が光学活性第−
菊酸類のラセミ化反応を意外にも効率良く進行せしめる
ことを見い出すとともに、これをアゾ化合物と併用する
ことにより、少ない触媒量でラセミ化反応が一層効率良
く円滑に進行し得ることを見い出し、更に種々の検討を
加え本発明を完成した。
く問題点を解決するための手段〉
すなわち本発明は一般式(I)
(式中、Rは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、
シクロアルキル基またはアラルキル基を表わし、*は不
斉炭素を表わす。)で示される光学活性第−菊酸類をア
ゾ化合物の存在下または非、存在下に臭素化燐化合物を
作用させるξとを特徴とする光学活性第−菊酸類の工業
的に極め優れたラセミ化法を提供するものである。
シクロアルキル基またはアラルキル基を表わし、*は不
斉炭素を表わす。)で示される光学活性第−菊酸類をア
ゾ化合物の存在下または非、存在下に臭素化燐化合物を
作用させるξとを特徴とする光学活性第−菊酸類の工業
的に極め優れたラセミ化法を提供するものである。
以下に本発明方法について詳細に説明する。
本発明の原料である一般式(1)で示される光学活性第
−菊酸類としては、例えば第−薄酸、第−薄酸メチル、
第−薄酸エチル、第−銅酸ブロビル、第−薄酸ブチル、
第−薄酸シクロヘキシル、第−薄酸シクロヘキシルメチ
ル、第−薄酸ベンジル等の光学活性体が挙げられる。
−菊酸類としては、例えば第−薄酸、第−薄酸メチル、
第−薄酸エチル、第−銅酸ブロビル、第−薄酸ブチル、
第−薄酸シクロヘキシル、第−薄酸シクロヘキシルメチ
ル、第−薄酸ベンジル等の光学活性体が挙げられる。
第−銅酸類にはそれぞれ4穏の異性体が存在するが、そ
の中の1m単独、またはこれらの任意の割合の混合物を
用いることができ、また光学純度はどの程度のものでも
差しつかえないが、本発明の目的から考えて(へ)体ま
たは(ハ)体に富むカルボン酸類を用いる時に、その意
義を発揮することは言うまでもない。
の中の1m単独、またはこれらの任意の割合の混合物を
用いることができ、また光学純度はどの程度のものでも
差しつかえないが、本発明の目的から考えて(へ)体ま
たは(ハ)体に富むカルボン酸類を用いる時に、その意
義を発揮することは言うまでもない。
本発明方法において使用される臭素化燐化合物としては
例えば三臭化溝、三臭化溝、オキシ三臭化溝等の臭素と
燐の化合物またはこれ等の混合物などが挙げられる。そ
の使用量は被処理第−菊酸類1モルに対し通常1/1o
oo〜1/4モルの範囲であり、好ましくは、臭素化リ
ン化合物単独で用いる場合には1/20〜1/4モル1
アゾ化合物の存在下に用いる場合は1/200〜1/1
0モルの範囲である。
例えば三臭化溝、三臭化溝、オキシ三臭化溝等の臭素と
燐の化合物またはこれ等の混合物などが挙げられる。そ
の使用量は被処理第−菊酸類1モルに対し通常1/1o
oo〜1/4モルの範囲であり、好ましくは、臭素化リ
ン化合物単独で用いる場合には1/20〜1/4モル1
アゾ化合物の存在下に用いる場合は1/200〜1/1
0モルの範囲である。
アゾ化合物としては、例えばアゾビスイソブチルニトリ
ル、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)、t、t’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カ
ルボニトリル)、4゜4′−アゾビス−4−シアノペン
タノイックアシッド、2−フェニルアゾ−2,4−ジメ
チル−4−メトキシバレロニトリル、2−シアノ−2−
プロピルアゾホルムなどの7ゾニトリル類、アゾビスイ
ソブタノールジアセテート、アゾビスイソ酪酸メチル、
アゾビスイソ酪酸エチルなどのアゾエステル類、アゾ−
t−ブタンなどのアルキルアゾ類等が挙げられる。好ま
しくはアゾニトリル類、アゾエステル類が用いられる。
ル、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)、t、t’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カ
ルボニトリル)、4゜4′−アゾビス−4−シアノペン
タノイックアシッド、2−フェニルアゾ−2,4−ジメ
チル−4−メトキシバレロニトリル、2−シアノ−2−
プロピルアゾホルムなどの7ゾニトリル類、アゾビスイ
ソブタノールジアセテート、アゾビスイソ酪酸メチル、
アゾビスイソ酪酸エチルなどのアゾエステル類、アゾ−
t−ブタンなどのアルキルアゾ類等が挙げられる。好ま
しくはアゾニトリル類、アゾエステル類が用いられる。
またその使用量は前記臭素化燐化合物1モルに対して通
常1/に)〜5モル、好ましくは1/マ〜2モルの範囲
である。
常1/に)〜5モル、好ましくは1/マ〜2モルの範囲
である。
また、反応を行なうに際しては不活性溶媒を使用するこ
とが好ましく、そのような溶媒としては飽和炭化水素、
芳香族炭化水素及びこれらのハロゲン化物、エーテル類
などを挙げることができる。
とが好ましく、そのような溶媒としては飽和炭化水素、
芳香族炭化水素及びこれらのハロゲン化物、エーテル類
などを挙げることができる。
また反応温度は−20”C〜当当該−菊酸エステルの沸
点(溶媒を使用する場合は用いる溶媒の沸点)の範囲で
任意であるが、通常0”0〜100℃の範囲である。
点(溶媒を使用する場合は用いる溶媒の沸点)の範囲で
任意であるが、通常0”0〜100℃の範囲である。
反応に要する時間は前記臭素化燐化合物およびアゾ化合
物の使用量や反応温度によっても変わり得るが通常数分
〜7時間で充分その目的を達成することができる。
物の使用量や反応温度によっても変わり得るが通常数分
〜7時間で充分その目的を達成することができる。
本発明方法を実施するに際しては、通常、溶媒の存在下
に被処理第−菊酸類とアゾ化合物とを混合し、次いでこ
れに前記臭素化燐化合物を加えるか、あるいは、被処理
第−菊酸類を溶媒に溶解し、次いでこれにアゾ化合物お
よび前記臭素化燐化合物を併産する操作により行なわれ
る。
に被処理第−菊酸類とアゾ化合物とを混合し、次いでこ
れに前記臭素化燐化合物を加えるか、あるいは、被処理
第−菊酸類を溶媒に溶解し、次いでこれにアゾ化合物お
よび前記臭素化燐化合物を併産する操作により行なわれ
る。
反応の進行度は反応液の一部をサンプリングして旋光度
を測定するかガスクロマトグラフィー等による分析で求
めることができる。
を測定するかガスクロマトグラフィー等による分析で求
めることができる。
〈発明の効果〉
本発明方法によれば、他の誘導体に導くことなしに、光
学活性第−銅酸そのもの、あるいはそのエステルのまま
でラセミ化させることができることから極めて有利であ
り、さらに種々の光学分割法によって分離除去される銅
酸類、例えば光学分割剤を用いる物理化学的分割法によ
り分離される無効なH−第一銅酸、あるいは酵素等によ
る生化学的分割法において分離除去されるH−第一菊酸
エステルなどを直接、効率よく有効利用することが可能
となる。
学活性第−銅酸そのもの、あるいはそのエステルのまま
でラセミ化させることができることから極めて有利であ
り、さらに種々の光学分割法によって分離除去される銅
酸類、例えば光学分割剤を用いる物理化学的分割法によ
り分離される無効なH−第一銅酸、あるいは酵素等によ
る生化学的分割法において分離除去されるH−第一菊酸
エステルなどを直接、効率よく有効利用することが可能
となる。
更に、本発明によれば工業原料としてより一般的な臭化
燐化合物を利用することができ、また共用するアゾ化合
物も誘発分解性がないので使用し易いことなどから、殊
に工業的な実施時において有利になる。
燐化合物を利用することができ、また共用するアゾ化合
物も誘発分解性がないので使用し易いことなどから、殊
に工業的な実施時において有利になる。
また、本発明方法において得られるラセミ体は、より有
効なトランス体に富み、この点においても本発明方法は
有利である。
効なトランス体に富み、この点においても本発明方法は
有利である。
〈実施例〉
次に、実施例によって、本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
が、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
実施例1
左旋性第−銅酸((ト)−シス体1.8%、(へ)−シ
ス体17.6%、(ホ)−トランス体10.1%、(へ
)−トランス体70.5%からなる)1.79Fをベン
ゼン10−に溶解し、アゾビスイソブチロニトリ2し4
8’IPを加え、80℃で攪拌しながら三臭化溝144
1119のベンゼン溶液を16分で滴下した。
ス体17.6%、(ホ)−トランス体10.1%、(へ
)−トランス体70.5%からなる)1.79Fをベン
ゼン10−に溶解し、アゾビスイソブチロニトリ2し4
8’IPを加え、80℃で攪拌しながら三臭化溝144
1119のベンゼン溶液を16分で滴下した。
反応後、希塩酸を加えて攪拌、触媒を失活除去した。分
液後、有機層を4.8gのlO%カセイソーダ水?!!
JPfLで2回抽出し、得られる水層を塩酸酸性にして
トルエンで2回抽出した。トルエン層を水洗し、硫酸ソ
ーダで乾燥したのち減圧下に溶媒を留去し、次で残留液
を蒸留して沸点110〜119℃/ 2.5 mail
の留分1.51Fを得た。このものは赤外線吸収スペク
トルよりM捜であることが確認され、この一部をサンプ
リングしくイ)−2−オクタツールとのエステルに導い
た後、ガスクロマトグラフィーによりその光学異性体比
率を求めたところ、(ト)シス体2.5%、Hシス体
2.5%、(ト)トランス体 47.896、θトラ2
1体47.2%でめった。
液後、有機層を4.8gのlO%カセイソーダ水?!!
JPfLで2回抽出し、得られる水層を塩酸酸性にして
トルエンで2回抽出した。トルエン層を水洗し、硫酸ソ
ーダで乾燥したのち減圧下に溶媒を留去し、次で残留液
を蒸留して沸点110〜119℃/ 2.5 mail
の留分1.51Fを得た。このものは赤外線吸収スペク
トルよりM捜であることが確認され、この一部をサンプ
リングしくイ)−2−オクタツールとのエステルに導い
た後、ガスクロマトグラフィーによりその光学異性体比
率を求めたところ、(ト)シス体2.5%、Hシス体
2.5%、(ト)トランス体 47.896、θトラ2
1体47.2%でめった。
実施例2
実施例1で用いたのと同じ左旋性第−薄酸1.26Fを
ベンゼン10−に溶解し、アゾビスイソブチルニトリル
50jlFを加え、70℃で攪拌しながら五臭化燐22
G+9のベンゼン溶液を15分で滴下した。
ベンゼン10−に溶解し、アゾビスイソブチルニトリル
50jlFを加え、70℃で攪拌しながら五臭化燐22
G+9のベンゼン溶液を15分で滴下した。
以後実施例1と同様の操作を行ない1.Olfの第−薄
酸を得た。
酸を得た。
光学異性体比は(ト)−シス体4.1%、H−シス体4
.1%、(ト)−トランス体48.9%、(ハ)−トラ
ンス体47.9%であった。
.1%、(ト)−トランス体48.9%、(ハ)−トラ
ンス体47.9%であった。
実施例8
実施例1で用いたのと同じ左旋性第−薄酸2、12 f
をベンゼン10−に溶解し、アゾビスイソ酪酸メチル9
2M9を加え、70℃に加熱した。次で三臭化燐171
MIIのベンゼン溶液を16分で滴下した。
をベンゼン10−に溶解し、アゾビスイソ酪酸メチル9
2M9を加え、70℃に加熱した。次で三臭化燐171
MIIのベンゼン溶液を16分で滴下した。
以後実施例1と同様の操作を行ない1.78fの第−薄
酸を得た。
酸を得た。
光学異性体比は(ト)−シス体8.6%、(ハ)−シス
体865%、(ト)−トランス体46.2%、(ハ)−
トランス体4767%であった。
体865%、(ト)−トランス体46.2%、(ハ)−
トランス体4767%であった。
実施例4
左旋性菊酸エチル((+)−シス体 265%H−シス
体14.8% (+) −)ランス体11.9968
−)ランス体70.9%)8.48Fをベンゼン20−
に溶解し、アゾビスイソブチロニトリル10051Pを
加え、80℃で攪拌しながら五臭化韓540MIPのベ
ンゼン溶液を80分で滴下した。
体14.8% (+) −)ランス体11.9968
−)ランス体70.9%)8.48Fをベンゼン20−
に溶解し、アゾビスイソブチロニトリル10051Pを
加え、80℃で攪拌しながら五臭化韓540MIPのベ
ンゼン溶液を80分で滴下した。
反応後、反応液に氷水を加えて攪拌し、触媒を失活させ
た。次で水層を分離した後、有機層を減圧下に溶媒留去
した。残留液を10%水酸化ナトリウム水fdH20f
/と共に8時間加熱還流したのち、トルエンを加えて分
液し、トルエン層として中性物を除去した。水層を塩酸
酸性にした後トルエン抽出し、有機層を水洗後、無水硫
酸ソーダを加えて乾燥し、これを減圧下に溶媒留去し、
次で残留液を蒸留し、沸点110〜b 分2.491を得た。このものは赤外線吸収スペクトル
より、薄酸であることが確認された。
た。次で水層を分離した後、有機層を減圧下に溶媒留去
した。残留液を10%水酸化ナトリウム水fdH20f
/と共に8時間加熱還流したのち、トルエンを加えて分
液し、トルエン層として中性物を除去した。水層を塩酸
酸性にした後トルエン抽出し、有機層を水洗後、無水硫
酸ソーダを加えて乾燥し、これを減圧下に溶媒留去し、
次で残留液を蒸留し、沸点110〜b 分2.491を得た。このものは赤外線吸収スペクトル
より、薄酸であることが確認された。
このものの光学異性体比率は(ト)シス体8.9%、(
へ)シス体 8.2%、(ホ)トランス体48.8%、
Hトランス体 49.6%であった。
へ)シス体 8.2%、(ホ)トランス体48.8%、
Hトランス体 49.6%であった。
実施例6
26−容のフラスコに窒素雰囲気下で(ト)−シス第−
薄酸1.Ff、)ルエン9fを加え、20℃で攪拌しな
がら三臭化リン0.24fを滴下した。同温度で1時間
攪拌した後、反応液の光学異性体比率を測定したところ
(イ)−シス体6.9%、H−シス体4.8%、(ト)
−トランス体44.6%、(へ)−トランス体48.7
%であつた。
薄酸1.Ff、)ルエン9fを加え、20℃で攪拌しな
がら三臭化リン0.24fを滴下した。同温度で1時間
攪拌した後、反応液の光学異性体比率を測定したところ
(イ)−シス体6.9%、H−シス体4.8%、(ト)
−トランス体44.6%、(へ)−トランス体48.7
%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、
シクロアルキル基またはアラルキル基を表わし、*は不
斉炭素を表わす。) で示される光学活性第一菊酸類をアゾ化合物の存在下、
または非存在下に臭素化燐化合物を作用させることを特
徴とする光学活性第一菊酸類のラセミ化法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62028582A JPH0647567B2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 光学活性第一菊酸類のラセミ化法 |
DE8787307802T DE3762613D1 (de) | 1986-09-04 | 1987-09-03 | Verfahren zur razemisierung von optisch aktiver chrysanthemsaeure oder ihres esters. |
EP87307802A EP0261824B1 (en) | 1986-09-04 | 1987-09-03 | Method for racemization of optically active chrysanthemic acid or its ester |
HU873952A HU202171B (en) | 1986-09-04 | 1987-09-03 | Process for racemization of chrysanthemic acid and its esters, as well as for conversion of the racemic mixture |
US07/093,234 US4788323A (en) | 1986-09-04 | 1987-09-04 | Method for racemization of optically active chrysanthemic acid or its ester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62028582A JPH0647567B2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 光学活性第一菊酸類のラセミ化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63196542A true JPS63196542A (ja) | 1988-08-15 |
JPH0647567B2 JPH0647567B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=12252592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62028582A Expired - Lifetime JPH0647567B2 (ja) | 1986-09-04 | 1987-02-10 | 光学活性第一菊酸類のラセミ化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647567B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114539045A (zh) * | 2020-11-18 | 2022-05-27 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种反式左旋菊酸的消旋化方法 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP62028582A patent/JPH0647567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114539045A (zh) * | 2020-11-18 | 2022-05-27 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种反式左旋菊酸的消旋化方法 |
CN114539045B (zh) * | 2020-11-18 | 2023-07-21 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种反式左旋菊酸的消旋化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0647567B2 (ja) | 1994-06-22 |
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