JPS6319234B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319234B2 JPS6319234B2 JP18449580A JP18449580A JPS6319234B2 JP S6319234 B2 JPS6319234 B2 JP S6319234B2 JP 18449580 A JP18449580 A JP 18449580A JP 18449580 A JP18449580 A JP 18449580A JP S6319234 B2 JPS6319234 B2 JP S6319234B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ions
- adsorbed
- water
- fluorine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
本発明は金属イオンを吸着したアミノリン酸型
キレート樹脂を用いて、水中のフツ素イオンを除
去する方法に関するものである。 現在、水中のフツ素イオンの除去方法として
は、まず第一に、水中に石灰または消石灰等を添
加して、フツ化カルシウムとして沈殿除去する方
法が知られているが、フツ化カルシウムの溶解度
は約16mg/(溶解度積:〔Ca++〕〔F-〕2=4.9×
10-11)であり、カルシウムイオンを過剰に加え
れば、フツ素イオン濃度を低くすることが可能で
あるが、実際には共存物質の影響などを受け、低
濃度までフツ素イオンを除去することが出来な
い。従つてこの方法ではフツ素イオンを廃水の許
容基準以下にすることは出来ない。また陰イオン
変換樹脂による除去方法が知られているが、その
変換順位はOH->SO4 -->CrO4 -->H2PO4 ->
Cl-………>F-となつており、フツ素イオン
(F-)の順位は低く、このため交換樹脂のフツ素
イオンに対する選択性は極めて低く、共存塩の影
響を受け易い。従つて、陰イオン交換樹脂はフツ
素イオンの除去には極めて不向きである。またイ
ミノジ酢酸型キレート樹脂に金属イオン(例え
ば、鉄イオン、アルミニウムイオンなど)を吸着
させ、それを用いてフツ素イオンを吸着除去する
方法が報告されている(特開昭50−44649、特開
昭51−115058)が、これらの方法は従来の方法に
比較して、低濃度まで除去できるようになつてい
るが、単位樹脂量当りの吸着量が小さく、そのた
め再生までの時間が早くなり、極めて実用性に乏
しい。本発明者らはこれらの点に着目して鋭意検
討を行つた結果、本願を発明するに到つた。すな
わち、本発明は金属イオンを吸着したアミノリン
酸型キレート樹脂を用いて、水中のフツ素イオン
を選択的に、かつ完全に吸着するものである。さ
らに本発明の樹脂はフツ素に対す吸着量が極めて
高いため、再生に到るまでの時間が長くなり、経
済性が極めて高いということを特徴に持つもので
あり。 本発明でいうアミノリン酸型キレート樹脂と
は、樹脂中に官能基としてのアミノリン酸基とし
て、−NR−CHR′−PO(OR″)2または
キレート樹脂を用いて、水中のフツ素イオンを除
去する方法に関するものである。 現在、水中のフツ素イオンの除去方法として
は、まず第一に、水中に石灰または消石灰等を添
加して、フツ化カルシウムとして沈殿除去する方
法が知られているが、フツ化カルシウムの溶解度
は約16mg/(溶解度積:〔Ca++〕〔F-〕2=4.9×
10-11)であり、カルシウムイオンを過剰に加え
れば、フツ素イオン濃度を低くすることが可能で
あるが、実際には共存物質の影響などを受け、低
濃度までフツ素イオンを除去することが出来な
い。従つてこの方法ではフツ素イオンを廃水の許
容基準以下にすることは出来ない。また陰イオン
変換樹脂による除去方法が知られているが、その
変換順位はOH->SO4 -->CrO4 -->H2PO4 ->
Cl-………>F-となつており、フツ素イオン
(F-)の順位は低く、このため交換樹脂のフツ素
イオンに対する選択性は極めて低く、共存塩の影
響を受け易い。従つて、陰イオン交換樹脂はフツ
素イオンの除去には極めて不向きである。またイ
ミノジ酢酸型キレート樹脂に金属イオン(例え
ば、鉄イオン、アルミニウムイオンなど)を吸着
させ、それを用いてフツ素イオンを吸着除去する
方法が報告されている(特開昭50−44649、特開
昭51−115058)が、これらの方法は従来の方法に
比較して、低濃度まで除去できるようになつてい
るが、単位樹脂量当りの吸着量が小さく、そのた
め再生までの時間が早くなり、極めて実用性に乏
しい。本発明者らはこれらの点に着目して鋭意検
討を行つた結果、本願を発明するに到つた。すな
わち、本発明は金属イオンを吸着したアミノリン
酸型キレート樹脂を用いて、水中のフツ素イオン
を選択的に、かつ完全に吸着するものである。さ
らに本発明の樹脂はフツ素に対す吸着量が極めて
高いため、再生に到るまでの時間が長くなり、経
済性が極めて高いということを特徴に持つもので
あり。 本発明でいうアミノリン酸型キレート樹脂と
は、樹脂中に官能基としてのアミノリン酸基とし
て、−NR−CHR′−PO(OR″)2または
【式】の一般化学構造式を
有している樹脂であり、化学構造式中の、Rは
H、CH3、C2H5を、R′はH、CH3、C2H5、
C3H7、C4H9、CH2−C6H5を、R″はH、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属を各々示す。またここ
に用いる樹脂の母体としては、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体、フエノール−ホルマリン樹
脂、レゾルシン−ホルマリン樹脂、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などが挙げら
れ、これらの樹脂母体に上記一般式で示したアミ
ノリン酸基を導入して用いるのであるが、アミノ
リン酸基の導入は、例えばスチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体を樹脂母体とする場合、スチレン
−ジビニルベンゼン共重合体をクロロメチルエー
テルでクロロメチル化した後、導入したクロロメ
チル基にアンモニアもしくはポリアミン類を反応
させアミノ化樹脂を得、次いでこのアミノ化樹脂
にホルマリンと亜リン酸を反応させホスホメチル
アミノ基を導入した樹脂が得られる。これを塩型
にするにはアルカリ金属の水酸化物水溶液でアル
カリ金属塩とした後、フツ素イオンと錯化合物を
形成する金属と置換する。またアミノリン酸型キ
レート樹脂に吸着させる金属イオンとしてはフツ
素イオンと錯化合物を形成する金属であれば、す
べて用いることが出来るが、例えば、鉄イオン、
アルミニウムイオン、ランタンイオン、ランタニ
ドイオンなどが挙げられる。上記金属イオンのア
ミノリン酸型キレート樹脂への吸着量は
0.5mol/−R以上が好ましい。またこれらの
金属イオンを吸着したアミノリン酸型キレート樹
脂を用いてフツ素イオンを除去するには金属を吸
着したアミノリン酸型キレート樹脂とフツ素イオ
ンを含有する水とを接触すれば良い。金属を吸着
したアミノリン酸型キレート樹脂とフツ素イオン
を含有する水とを接触させ、フツ素イオンを除去
する方法としては、カラム式、バツチ式等いずれ
にも適用出来るが、これらの方法に、特に限定さ
れるものではない。 以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1 樹脂母体がスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体で、官能基としてホスホメチルアミノ基(−
NH−CH2−PO3Na2)を有するキレート樹脂
(外観:淡黄色球状、見掛密度:750g/、含水
率:62%、粒度:10〜48メツシユ)100mlを内径
25mmφのカラムに充填し、樹脂が飽和吸着するま
で塩化アルミニウム水溶液を通液した後、樹脂か
らAl3+が流出しなくなるまで水洗した。Al3+を
吸着後の樹脂容量は90mlで、Al3+の吸着量は10.5
g/−Rである。次いでAl3+を吸着したキレ
ート樹脂にF-:25ppm(NaFとして溶解)、
Ca2+:10ppm(CaCl2として溶解)、NaCl:1%、
Na2SO4:1%、PH:6の水溶液を通液速度
SV10(1/Hr)で通液し、10倍、50倍、100倍、
120倍量の通液点で処理水中のフツ素イオン濃度
は全試料とも0.5ppm以下であり、Al3+は検出さ
れなかつた。 比較例 1 樹脂母体がスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体で、官能基としてイミノジ酢酸基〔−N
(CH2COONa)2〕を有するキレート樹脂(外観:
淡黄色球状、見掛密度:720g/、含水率:67
%、粒度:10〜48メツシユ)100mlを内径25mmφ
のカラムに充填し、樹脂が飽和吸着するまで塩化
アルミニウム水溶液を通液した後、樹脂から
Al3+が流出しなくなるまで水洗した。Al3+を吸
着後の樹脂容量は80mlでAl3+の吸着量は7.8g/
−Rである。次いでAl3+を吸着したキレート
樹脂にF-:25ppm(NaFとして溶解)、Ca2+:
10ppm(CaCl2として溶解)、NaCl:1%、
Na2SO4:1%、PH:6の水溶液を通液速度
SV10(1/Hr)で通液し、10倍、50倍、100倍、
120倍量の通液点で処理水中のフツ素イオン濃度
は、それぞれ、1.5ppm、2.1ppm、2.5ppm、
3.4ppmであり、また各点でAl3+が2〜3ppm検出
された。 実施例 2 実施例1と同じキレート樹脂にFe3+を飽和吸
着させ、樹脂を水洗し、Fe3+を9.5g/−R吸
着した樹脂を得た。実施例1と同様の方法で、実
施例1と同じ組成の水溶液を通液速度SV10(1/
Hr)で通液し、10倍、50倍、100倍量の通液点で
の処理水中のフツ素イオン濃度は全試料とも
0.5ppm以下でありFe3+は検出されなかつた。 実施例 3 10〜48メツシユ粒径の乳化重合塩化ビニル樹脂
とエチレンジアミンとを反応させ、アミノ化樹脂
を得、さらにホルマリンと亜リン酸を反応させて
ホスホメチルアミノ型キレート樹脂を得た(酸
型)。その樹脂の性状は、外観:黄色粒状、見掛
密度:730g/、含水率:45%、粒度:10〜48
メツシユであつた。前記樹脂にAl3+を飽和吸着
させ、良く水洗し、Al3+を11.5g/−R吸着し
た樹脂を得た。実施例1と同様の方法で、実施例
1と同じ組成の水溶液を通液速度SV10(1/Hr)
で通液し、10倍、50倍、100倍、150倍、170倍量
の通液点での処理水中のフツ素イオン濃度は
0.8ppm以下で、全試料とも処理水中にAl3+は検
出されなかつた。 実施例 4 メタクリル酸グリシジル−ジビニルベンゼン
(2モル%)の架橋重合体(10〜48メツシユ)を
ジメチルホルムアミド中でエチレンジアミンを反
応させ、さらにホルマリンと亜リン酸を反応さ
せ、ホスホメチルアミノ型キレート樹脂(酸型)
を得た。この樹脂の性状は、外観:淡黄色球状、
見掛密度:710g/、含水率:55%、粒度:10
〜48メツシユであつた。 前記樹脂にLa2+を飽和吸着させ、良く水洗し、
La2+を15.9g/−R吸着した樹脂を得た。実施
例1と同様の方法で、実施例1と同じ組成の液を
通液速度SV5(1/Hr)で通液し、10倍、50倍、
100倍、150倍、200倍、230倍量の通液点での処理
水中のフツ素イオン濃度は0.01ppm以下であつ
た。
H、CH3、C2H5を、R′はH、CH3、C2H5、
C3H7、C4H9、CH2−C6H5を、R″はH、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属を各々示す。またここ
に用いる樹脂の母体としては、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体、フエノール−ホルマリン樹
脂、レゾルシン−ホルマリン樹脂、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などが挙げら
れ、これらの樹脂母体に上記一般式で示したアミ
ノリン酸基を導入して用いるのであるが、アミノ
リン酸基の導入は、例えばスチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体を樹脂母体とする場合、スチレン
−ジビニルベンゼン共重合体をクロロメチルエー
テルでクロロメチル化した後、導入したクロロメ
チル基にアンモニアもしくはポリアミン類を反応
させアミノ化樹脂を得、次いでこのアミノ化樹脂
にホルマリンと亜リン酸を反応させホスホメチル
アミノ基を導入した樹脂が得られる。これを塩型
にするにはアルカリ金属の水酸化物水溶液でアル
カリ金属塩とした後、フツ素イオンと錯化合物を
形成する金属と置換する。またアミノリン酸型キ
レート樹脂に吸着させる金属イオンとしてはフツ
素イオンと錯化合物を形成する金属であれば、す
べて用いることが出来るが、例えば、鉄イオン、
アルミニウムイオン、ランタンイオン、ランタニ
ドイオンなどが挙げられる。上記金属イオンのア
ミノリン酸型キレート樹脂への吸着量は
0.5mol/−R以上が好ましい。またこれらの
金属イオンを吸着したアミノリン酸型キレート樹
脂を用いてフツ素イオンを除去するには金属を吸
着したアミノリン酸型キレート樹脂とフツ素イオ
ンを含有する水とを接触すれば良い。金属を吸着
したアミノリン酸型キレート樹脂とフツ素イオン
を含有する水とを接触させ、フツ素イオンを除去
する方法としては、カラム式、バツチ式等いずれ
にも適用出来るが、これらの方法に、特に限定さ
れるものではない。 以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1 樹脂母体がスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体で、官能基としてホスホメチルアミノ基(−
NH−CH2−PO3Na2)を有するキレート樹脂
(外観:淡黄色球状、見掛密度:750g/、含水
率:62%、粒度:10〜48メツシユ)100mlを内径
25mmφのカラムに充填し、樹脂が飽和吸着するま
で塩化アルミニウム水溶液を通液した後、樹脂か
らAl3+が流出しなくなるまで水洗した。Al3+を
吸着後の樹脂容量は90mlで、Al3+の吸着量は10.5
g/−Rである。次いでAl3+を吸着したキレ
ート樹脂にF-:25ppm(NaFとして溶解)、
Ca2+:10ppm(CaCl2として溶解)、NaCl:1%、
Na2SO4:1%、PH:6の水溶液を通液速度
SV10(1/Hr)で通液し、10倍、50倍、100倍、
120倍量の通液点で処理水中のフツ素イオン濃度
は全試料とも0.5ppm以下であり、Al3+は検出さ
れなかつた。 比較例 1 樹脂母体がスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体で、官能基としてイミノジ酢酸基〔−N
(CH2COONa)2〕を有するキレート樹脂(外観:
淡黄色球状、見掛密度:720g/、含水率:67
%、粒度:10〜48メツシユ)100mlを内径25mmφ
のカラムに充填し、樹脂が飽和吸着するまで塩化
アルミニウム水溶液を通液した後、樹脂から
Al3+が流出しなくなるまで水洗した。Al3+を吸
着後の樹脂容量は80mlでAl3+の吸着量は7.8g/
−Rである。次いでAl3+を吸着したキレート
樹脂にF-:25ppm(NaFとして溶解)、Ca2+:
10ppm(CaCl2として溶解)、NaCl:1%、
Na2SO4:1%、PH:6の水溶液を通液速度
SV10(1/Hr)で通液し、10倍、50倍、100倍、
120倍量の通液点で処理水中のフツ素イオン濃度
は、それぞれ、1.5ppm、2.1ppm、2.5ppm、
3.4ppmであり、また各点でAl3+が2〜3ppm検出
された。 実施例 2 実施例1と同じキレート樹脂にFe3+を飽和吸
着させ、樹脂を水洗し、Fe3+を9.5g/−R吸
着した樹脂を得た。実施例1と同様の方法で、実
施例1と同じ組成の水溶液を通液速度SV10(1/
Hr)で通液し、10倍、50倍、100倍量の通液点で
の処理水中のフツ素イオン濃度は全試料とも
0.5ppm以下でありFe3+は検出されなかつた。 実施例 3 10〜48メツシユ粒径の乳化重合塩化ビニル樹脂
とエチレンジアミンとを反応させ、アミノ化樹脂
を得、さらにホルマリンと亜リン酸を反応させて
ホスホメチルアミノ型キレート樹脂を得た(酸
型)。その樹脂の性状は、外観:黄色粒状、見掛
密度:730g/、含水率:45%、粒度:10〜48
メツシユであつた。前記樹脂にAl3+を飽和吸着
させ、良く水洗し、Al3+を11.5g/−R吸着し
た樹脂を得た。実施例1と同様の方法で、実施例
1と同じ組成の水溶液を通液速度SV10(1/Hr)
で通液し、10倍、50倍、100倍、150倍、170倍量
の通液点での処理水中のフツ素イオン濃度は
0.8ppm以下で、全試料とも処理水中にAl3+は検
出されなかつた。 実施例 4 メタクリル酸グリシジル−ジビニルベンゼン
(2モル%)の架橋重合体(10〜48メツシユ)を
ジメチルホルムアミド中でエチレンジアミンを反
応させ、さらにホルマリンと亜リン酸を反応さ
せ、ホスホメチルアミノ型キレート樹脂(酸型)
を得た。この樹脂の性状は、外観:淡黄色球状、
見掛密度:710g/、含水率:55%、粒度:10
〜48メツシユであつた。 前記樹脂にLa2+を飽和吸着させ、良く水洗し、
La2+を15.9g/−R吸着した樹脂を得た。実施
例1と同様の方法で、実施例1と同じ組成の液を
通液速度SV5(1/Hr)で通液し、10倍、50倍、
100倍、150倍、200倍、230倍量の通液点での処理
水中のフツ素イオン濃度は0.01ppm以下であつ
た。
Claims (1)
- 1 金属イオンを吸着したアミノリン酸型キレー
ト樹脂を用いて、水中のフツ素イオンを除去する
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18449580A JPS57107287A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Method for removal of fluorine ion in water |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18449580A JPS57107287A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Method for removal of fluorine ion in water |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57107287A JPS57107287A (en) | 1982-07-03 |
JPS6319234B2 true JPS6319234B2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=16154173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18449580A Granted JPS57107287A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Method for removal of fluorine ion in water |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57107287A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105849A (ja) * | 1982-12-11 | 1984-06-19 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | フツ素吸着用キレ−ト樹脂の再生方法 |
JPS62106887A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-18 | Asahi Eng Kk | 含フツ素水の処理方法 |
TW406028B (en) | 1994-05-26 | 2000-09-21 | Toshiba Corp | Process for treating acidic exhaust gas |
RU2493901C1 (ru) * | 2012-05-16 | 2013-09-27 | Открытое акционерное общество "Ведущий научно-исследовательский институт химической технологии" | Способ очистки вентиляционных выбросов от токсичных газов |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP18449580A patent/JPS57107287A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57107287A (en) | 1982-07-03 |
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