JPS63189979A - パイプライン演算回路 - Google Patents
パイプライン演算回路Info
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- JPS63189979A JPS63189979A JP62021485A JP2148587A JPS63189979A JP S63189979 A JPS63189979 A JP S63189979A JP 62021485 A JP62021485 A JP 62021485A JP 2148587 A JP2148587 A JP 2148587A JP S63189979 A JPS63189979 A JP S63189979A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 11
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、パイプライン演算回路に関し、特にグラフイ
ンク表示等における座標変換演算をパイプライン処理に
より実行するようなパイプライン演算回路に関する。
ンク表示等における座標変換演算をパイプライン処理に
より実行するようなパイプライン演算回路に関する。
B3発明の概要
本発明は、入力データをパイプライン処理により演算す
るパイプライン演算回路において、入力データに対する
一連の演算を演算処理部で少なくとも2回繰り返し実行
するために、該演算処理部の出力をセレクタを介して入
力端子に帰還する構成とし、最初の入力データが演算処
理されて初めて演算処理部から出力されるまで入力デー
タを供給し、以後入力データの供給を止めて演算処理出
力を入力に帰還するようにしたものである。
るパイプライン演算回路において、入力データに対する
一連の演算を演算処理部で少なくとも2回繰り返し実行
するために、該演算処理部の出力をセレクタを介して入
力端子に帰還する構成とし、最初の入力データが演算処
理されて初めて演算処理部から出力されるまで入力デー
タを供給し、以後入力データの供給を止めて演算処理出
力を入力に帰還するようにしたものである。
C0従来の技術
一般に、グラフィック表示装置やその他の画像処理装置
においては、画面中の描画物体等を平行移動、回転移動
したり、拡大、縮小したり、その他一般の座標変換処理
等を施す際に、膨大なデータの演算処理、特に行列演算
処理を行うことが必要とされる。このような座標変換等
の演算処理を高速化するための一手法として、所謂パイ
プライン処理が知られている。このパイプライン処理と
は、処理動作をいくつかの要素に分けて各要素の動作を
流れ作業的に連続して並列的に行うものである。
においては、画面中の描画物体等を平行移動、回転移動
したり、拡大、縮小したり、その他一般の座標変換処理
等を施す際に、膨大なデータの演算処理、特に行列演算
処理を行うことが必要とされる。このような座標変換等
の演算処理を高速化するための一手法として、所謂パイ
プライン処理が知られている。このパイプライン処理と
は、処理動作をいくつかの要素に分けて各要素の動作を
流れ作業的に連続して並列的に行うものである。
ところで、上記座標変換処理は1つの画像等について複
数回行われることが多く、これは描画の際の座標系から
実際に表示される座標系までの間に、いくつかの座標系
が介在することに由来する。
数回行われることが多く、これは描画の際の座標系から
実際に表示される座標系までの間に、いくつかの座標系
が介在することに由来する。
例えば、画像製作者が所謂モデリング座標を用いて表示
モデル等を作成し、これ番所謂ワールド座標に変換した
後、視覚化するための視野座標や正規化座標等に変換さ
れるとともに視野外の部分等を消去するようなりリッピ
ング鎖環等が施され、その後、ディスプレイ装置の表示
範囲や分解能等に応じた装置座標に変換されて現実の表
示が行われる。
モデル等を作成し、これ番所謂ワールド座標に変換した
後、視覚化するための視野座標や正規化座標等に変換さ
れるとともに視野外の部分等を消去するようなりリッピ
ング鎖環等が施され、その後、ディスプレイ装置の表示
範囲や分解能等に応じた装置座標に変換されて現実の表
示が行われる。
ここで第4図においては、説明を簡略化するために3つ
の座標系、すなわちワールド座標WC1正規化座標NG
及び装置座標DCを考えており、ワールド座標WCで与
えられた画像データをディスプレイ装置に表示するため
に、2回の座標変換T工及びT’snが必要とされる。
の座標系、すなわちワールド座標WC1正規化座標NG
及び装置座標DCを考えており、ワールド座標WCで与
えられた画像データをディスプレイ装置に表示するため
に、2回の座標変換T工及びT’snが必要とされる。
この場合、一般的には各座標系において種々の目的より
所謂ウィンドウを設けることがあり、このウィンドウを
実現するために、座標変換と所謂クリッピングの処理が
必要とされる。すなわち、第4図に示される各座標変換
T□及びT、ll+については、いずれも、例えば第5
図に示すように、狭義の座標変換演算処理P1と、領域
判定処理P2と、交点計算処理P3とを含む広義の座標
変換である。この領域判定処理P2は、当該座標系での
ウィンドウの領域内外の判定を行い、領域内ならばクリ
ップ無しで次のステージに移り、領域外ならばクリップ
処理を施すとともに、領域の境界を跨がるときには次の
処理P3で交点計算を行って、描画範囲をクリップする
。
所謂ウィンドウを設けることがあり、このウィンドウを
実現するために、座標変換と所謂クリッピングの処理が
必要とされる。すなわち、第4図に示される各座標変換
T□及びT、ll+については、いずれも、例えば第5
図に示すように、狭義の座標変換演算処理P1と、領域
判定処理P2と、交点計算処理P3とを含む広義の座標
変換である。この領域判定処理P2は、当該座標系での
ウィンドウの領域内外の判定を行い、領域内ならばクリ
ップ無しで次のステージに移り、領域外ならばクリップ
処理を施すとともに、領域の境界を跨がるときには次の
処理P3で交点計算を行って、描画範囲をクリップする
。
D9発明が解決しようとする問題点
ところで、上述のようなグラフィック表示処理を実行す
る際に、例えば1百面分のデータの全てに対して上記複
数の座標変換処理’l’ @ H% T i+ o等を
順次行おうとすると、途中の例えば上記正規化座標NC
に変換された状態の1画面分のデータの全てをメモリ等
に記憶しておくことが必要となるわけであるが、グラフ
インク表示の解像度が高まるほどlli面分のデータ量
が膨大となって、膨大なメモリ容量を必要とする。
る際に、例えば1百面分のデータの全てに対して上記複
数の座標変換処理’l’ @ H% T i+ o等を
順次行おうとすると、途中の例えば上記正規化座標NC
に変換された状態の1画面分のデータの全てをメモリ等
に記憶しておくことが必要となるわけであるが、グラフ
インク表示の解像度が高まるほどlli面分のデータ量
が膨大となって、膨大なメモリ容量を必要とする。
また、一般的に、上述の座標変換処理等のようなパイプ
ライン演算処理を、入力データに対して複数回繰り返し
行うことが必要とされる場合に、多くのメモリを必要と
することなく、効率良く演算処理を実行することが望ま
れる。
ライン演算処理を、入力データに対して複数回繰り返し
行うことが必要とされる場合に、多くのメモリを必要と
することなく、効率良く演算処理を実行することが望ま
れる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、類僚した演算処理をパイプライン演算処理により複数
回実行することが必要とされる場合に、メモリ容量の増
加や構成の複雑化を招(ことなく、効率良く実行可能な
パイプライン演算回路の提供を目的とする。
、類僚した演算処理をパイプライン演算処理により複数
回実行することが必要とされる場合に、メモリ容量の増
加や構成の複雑化を招(ことなく、効率良く実行可能な
パイプライン演算回路の提供を目的とする。
E1問題点を解決するための手段
本発明に係るパイプライン演算回路は、上述の問題点を
解決するために、パイプライン処理が施される演算処理
部を有し、[4$2した演算を少なくとも2回繰り返し
実行すべき入力データが供給されるパイプライン演算回
路において、上記演算処理部の出力と上記入力データと
のいずれか一方を選択的に切り換えて上記演算処理部に
供給するセレクタ手段を有し、上記セレクタ手段は、上
記人力データが演算処理されて上記演算処理部から出力
されるまで入力データを切換選択して上記演算処理部に
供給し、次に該演算処理部からの出力データを切換選択
して該演算処理部の入力側に帰還することを特徴として
いる。
解決するために、パイプライン処理が施される演算処理
部を有し、[4$2した演算を少なくとも2回繰り返し
実行すべき入力データが供給されるパイプライン演算回
路において、上記演算処理部の出力と上記入力データと
のいずれか一方を選択的に切り換えて上記演算処理部に
供給するセレクタ手段を有し、上記セレクタ手段は、上
記人力データが演算処理されて上記演算処理部から出力
されるまで入力データを切換選択して上記演算処理部に
供給し、次に該演算処理部からの出力データを切換選択
して該演算処理部の入力側に帰還することを特徴として
いる。
F1作用
2回目以降の演算処理を実行する際には、入力を止めて
パイプライン演算処理出力を入力端に帰還することによ
り、多くの出力データを記録する必要が無くなり、少な
いメモリ容量で効率良く演算処理が実行できる。
パイプライン演算処理出力を入力端に帰還することによ
り、多くの出力データを記録する必要が無くなり、少な
いメモリ容量で効率良く演算処理が実行できる。
G、実施例
第1図は本発明の一実施例を説明するためのブロック図
であり、上記パイプライン処理が施された演算処理部(
所謂パイプライン演算処理部)11においては、例えば
Nクロック分の遅延が生ずるものとする。これを第1図
中では、等価的にN段のシフトレジスタにて表している
。パイプライン演算処理部11の入力側には2人力セレ
クタ12が設けられており、このセレクタ12の一方の
入力端子(被選択端子)aにはデータ入力端子13を介
して入力データDINが供給されている。この入力デー
タDINの各データ内容を、順次d1、dオ、d、・・
・とする、セレクタ12の他方の入力端子(被選択端子
)bにはパイプライン演算処理部11からの出力データ
が供給されるようになっており、この出力データあるい
は上記入力データDINのいずれか一方が切換選択され
て、上記パイプライン演算処理部11の入力端子に送ら
れるようになっている。パイプライン演算処理部11か
らの出力信号は、出力端子14を介して取り出される。
であり、上記パイプライン処理が施された演算処理部(
所謂パイプライン演算処理部)11においては、例えば
Nクロック分の遅延が生ずるものとする。これを第1図
中では、等価的にN段のシフトレジスタにて表している
。パイプライン演算処理部11の入力側には2人力セレ
クタ12が設けられており、このセレクタ12の一方の
入力端子(被選択端子)aにはデータ入力端子13を介
して入力データDINが供給されている。この入力デー
タDINの各データ内容を、順次d1、dオ、d、・・
・とする、セレクタ12の他方の入力端子(被選択端子
)bにはパイプライン演算処理部11からの出力データ
が供給されるようになっており、この出力データあるい
は上記入力データDINのいずれか一方が切換選択され
て、上記パイプライン演算処理部11の入力端子に送ら
れるようになっている。パイプライン演算処理部11か
らの出力信号は、出力端子14を介して取り出される。
この第1図において、パイプライン演算処理部11は、
例えば前述したような座標変換処理を行うものであり、
前記第 図のワールド座標WCから正規化座標NCを介
して装置座標DCに変換するために2回の座標変換T。
例えば前述したような座標変換処理を行うものであり、
前記第 図のワールド座標WCから正規化座標NCを介
して装置座標DCに変換するために2回の座標変換T。
及びT、Inが必要とされ、入力データをパイプライン
演算処理部11に2回通す必要があるものとする。ここ
で、以下の動作説明においては、説明を簡略化するため
に、データの遅延のみに着目し、演算によるデータ値の
変化等を無視している。
演算処理部11に2回通す必要があるものとする。ここ
で、以下の動作説明においては、説明を簡略化するため
に、データの遅延のみに着目し、演算によるデータ値の
変化等を無視している。
先ず、第1図のセレクタ12を被選択端子a側に切換選
択し、この端子a側の入力端子13に順次d、 、d、
、d、 ・・・のデータを供給するとき、第1図中
に等価的に表されるN段のシフトレジスタ内で、これら
の入力データはパイプライン処理の進行に応じて順次シ
フトされる。従って、上記遅延段数であるNクロック人
力時には、最初に入力されたデータd、がパイプライン
演算処理部11の等価シフトレジスタの最終段に達して
おり、次のN+1番目のクロック入力と同時に上記デー
タdl (実際には演算結果データであるが、遅延の
みに着目しているため、対応する入力データの指示符号
で表している。)が出力される。このときセレクタ12
を被選択端子す側に切り換え、上記出力されたデータd
1をパイプライン演算処理部11に再び入力する。以下
、演算処理部11から順次出力されるd1〜dNのデー
タに対して2回目のパイプライン演算処理が施し、この
間は入力端子13からのデータ入力を止めるようにする
。その後、再びセレクタ12を被選択端子a側に切換接
続して、次のd、lからのデータをパイプライン演算処
理部11に供給する。
択し、この端子a側の入力端子13に順次d、 、d、
、d、 ・・・のデータを供給するとき、第1図中
に等価的に表されるN段のシフトレジスタ内で、これら
の入力データはパイプライン処理の進行に応じて順次シ
フトされる。従って、上記遅延段数であるNクロック人
力時には、最初に入力されたデータd、がパイプライン
演算処理部11の等価シフトレジスタの最終段に達して
おり、次のN+1番目のクロック入力と同時に上記デー
タdl (実際には演算結果データであるが、遅延の
みに着目しているため、対応する入力データの指示符号
で表している。)が出力される。このときセレクタ12
を被選択端子す側に切り換え、上記出力されたデータd
1をパイプライン演算処理部11に再び入力する。以下
、演算処理部11から順次出力されるd1〜dNのデー
タに対して2回目のパイプライン演算処理が施し、この
間は入力端子13からのデータ入力を止めるようにする
。その後、再びセレクタ12を被選択端子a側に切換接
続して、次のd、lからのデータをパイプライン演算処
理部11に供給する。
これを第2図とともに説明すると、先ず、第2図人に示
すようにセレクタ12を被選択端子a側に切換接続し、
最初のNクロック入力の間のN個の入力データd、−d
Nをパイプライン演算処理部11に順次供給して、所定
のパイプライン演算を施す、第2図人は、最初から第1
番目のクロック(ただしl≦i≦N)が入力された時点
におけるパイプライン演算処理部11に等価なシフトレ
ジスタ内のデータの状態を示すものであり、入力データ
d、−d、がこの順に処理されながら順次シフトされて
おり、次のi+1番目のクロック人力に応じてこれらの
データd1〜d、がそれぞれ1段ずつシフトされるとと
ともに端子13から次の入力データd1.1がパイプラ
イン演算処理部11に送られる。
すようにセレクタ12を被選択端子a側に切換接続し、
最初のNクロック入力の間のN個の入力データd、−d
Nをパイプライン演算処理部11に順次供給して、所定
のパイプライン演算を施す、第2図人は、最初から第1
番目のクロック(ただしl≦i≦N)が入力された時点
におけるパイプライン演算処理部11に等価なシフトレ
ジスタ内のデータの状態を示すものであり、入力データ
d、−d、がこの順に処理されながら順次シフトされて
おり、次のi+1番目のクロック人力に応じてこれらの
データd1〜d、がそれぞれ1段ずつシフトされるとと
ともに端子13から次の入力データd1.1がパイプラ
イン演算処理部11に送られる。
次にN個のクロック入力が終了して上記最初の入力デー
タd、がパイプライン演算回路等価シフトレジスタの最
終段に達したときには、第2図Bに示すようにセレクタ
12を被選択端子す側に切換接続し、それぞれ1回目の
演算処理が施されて出力されるN個のデータd1〜d、
lを順次パイプライン演算処理部11に再び供給し、2
回目の演算処理を施すようにする。第2図Bの例におい
ては、上記セレクタ切換後の第j番目のクロック、すな
わち最初から第j−11’J番目のクロック(ただしI
≦j≦N)が入力された時点におけるパイプライン演算
処理部11に等価なシフトレジスタ内のデータの状態を
示すものである。この間、入力端子13へのデータ供給
は停止されており、次の入力データであるd、1.Iに
ついての処理は待たされることになる。
タd、がパイプライン演算回路等価シフトレジスタの最
終段に達したときには、第2図Bに示すようにセレクタ
12を被選択端子す側に切換接続し、それぞれ1回目の
演算処理が施されて出力されるN個のデータd1〜d、
lを順次パイプライン演算処理部11に再び供給し、2
回目の演算処理を施すようにする。第2図Bの例におい
ては、上記セレクタ切換後の第j番目のクロック、すな
わち最初から第j−11’J番目のクロック(ただしI
≦j≦N)が入力された時点におけるパイプライン演算
処理部11に等価なシフトレジスタ内のデータの状態を
示すものである。この間、入力端子13へのデータ供給
は停止されており、次の入力データであるd、1.Iに
ついての処理は待たされることになる。
次に、さらにNクロック入力されたとき、すなわち最初
から2Nクロック時間の経過後には、上記N個のデータ
d、−d、lが全てパイプライン演算処理部11に帰還
されて上記2回目の演算処理が行われる状態になるとと
もに、°次のクロック入力以降では最初のデータd1か
ら順に上記2回目の演算処理結果が出力されることにな
る。従って、第2図Cに示すようにセレクタ12を被選
択端子a側に辺り換え、上記待たされていた次のデータ
d、4.1から順にパイプライン演算処理部11に供給
する。第2図Cにおいては、上記切換時からにクロック
入力後、すなわち最初から2N十にクロック時間経過後
の状態を示している。
から2Nクロック時間の経過後には、上記N個のデータ
d、−d、lが全てパイプライン演算処理部11に帰還
されて上記2回目の演算処理が行われる状態になるとと
もに、°次のクロック入力以降では最初のデータd1か
ら順に上記2回目の演算処理結果が出力されることにな
る。従って、第2図Cに示すようにセレクタ12を被選
択端子a側に辺り換え、上記待たされていた次のデータ
d、4.1から順にパイプライン演算処理部11に供給
する。第2図Cにおいては、上記切換時からにクロック
入力後、すなわち最初から2N十にクロック時間経過後
の状態を示している。
ところで、以上は一般的なパイプライン演算回路にも適
用可能な構成及び作用であるが、特に、前述したような
座標変換のためのパイプライン演算回路においては、さ
らに次の第3図のような構成とすることが望ましい。
用可能な構成及び作用であるが、特に、前述したような
座標変換のためのパイプライン演算回路においては、さ
らに次の第3図のような構成とすることが望ましい。
すなわち第3図には、前述した第5図に示す座標変換の
具体的処理内容としての狭義の座標変換演算処理pt、
領域判定処理P2及び交点計算処理P3にそれぞれ対応
して、狭義の座標変換演算処理回路部21 、 fil
域判定処理回路部22及び交点計算処理回路部23を示
している。
具体的処理内容としての狭義の座標変換演算処理pt、
領域判定処理P2及び交点計算処理P3にそれぞれ対応
して、狭義の座標変換演算処理回路部21 、 fil
域判定処理回路部22及び交点計算処理回路部23を示
している。
この第3図において、狭義の座標変換演算処理回路部2
1及び領域判定処理回路部22についてはいずれも上述
のようなパイプライン構成をとるようにしているが、交
点計算処理回路部23にってはパイプライン構成を採用
しておらず、領域判定処理回路部22と交点計算処理回
路部23との間に所謂FIFO型のメモリ24を挿入接
続している。さらに、交点計算処理回路部23からの出
力を、出力端子25を介して取り出すとともに、セレク
タ26の被選択端子すを介して狭義の座標変換演算処理
回路部21に供給するようにしている。なお、セレクタ
26の被選択端子aには、入力端子27からの入力デー
タが供給されている。
1及び領域判定処理回路部22についてはいずれも上述
のようなパイプライン構成をとるようにしているが、交
点計算処理回路部23にってはパイプライン構成を採用
しておらず、領域判定処理回路部22と交点計算処理回
路部23との間に所謂FIFO型のメモリ24を挿入接
続している。さらに、交点計算処理回路部23からの出
力を、出力端子25を介して取り出すとともに、セレク
タ26の被選択端子すを介して狭義の座標変換演算処理
回路部21に供給するようにしている。なお、セレクタ
26の被選択端子aには、入力端子27からの入力デー
タが供給されている。
このセレクタ26は、制御回路28からの切換制御信号
に応じて上記被選択端子a、bのいずれか一方からの入
力を切換選択して、座標変換演算処理回路部21に送る
。
に応じて上記被選択端子a、bのいずれか一方からの入
力を切換選択して、座標変換演算処理回路部21に送る
。
次に、上述のように交点計算処理回路部23をパイプラ
イン構成とせず、IIFO型メモリ24を前置した理由
について、簡単に説明する。
イン構成とせず、IIFO型メモリ24を前置した理由
について、簡単に説明する。
−Cにグラフィック表示を行う際に、例えば表示ウィン
ドウの導入等に応じて、表示されない部分を除去する所
謂クリップ処理が必要となってくるが、このクリップ処
理の有無に′より、交点計算処理回路部23による交点
演算が必要となったり不要となったりする0通常の座標
変換処理の際には、上記交点演算が必要となることは比
較的少ない割合であると考えるのが一般的である。ここ
で、交点計算処理回路部23についての構成をパイプラ
イン化することを考慮すると、上記交点演算は比較的頻
度が小さいことより、パイプライン構成をとることは冗
長であり、所謂レイテンシイが太き(、処理速度の高速
化に得策とはいえない。そこで、交点計算処理回路部2
3ではデータ入力レートに応じてデータを流せるように
し、データの流れの平滑化のためにFIFO型メモサメ
モリ24している。このFIFO型メモサメモリ24点
計算が必要になった場合に回路部23での処理時間がか
かるので、入力をバッファリングし、上記交点計算が終
わった時点で読み出すようにしている。交点計算が不要
のときは時間をかけずすぐ出力するので、バッファされ
たデータは速く処理される。この場合、入力側のセレク
タ26の切り換えは上記クリップ率あるいは交点計算の
穎度に応じて異なって(るが、これは領域判定処理回路
部22の判定結果により判断できることより、この回路
部22から判定結果を制御回路28に送り、この制御回
路28にて他の条件と合わせ考えてセレクタ26を切り
換えるようにすればよい。
ドウの導入等に応じて、表示されない部分を除去する所
謂クリップ処理が必要となってくるが、このクリップ処
理の有無に′より、交点計算処理回路部23による交点
演算が必要となったり不要となったりする0通常の座標
変換処理の際には、上記交点演算が必要となることは比
較的少ない割合であると考えるのが一般的である。ここ
で、交点計算処理回路部23についての構成をパイプラ
イン化することを考慮すると、上記交点演算は比較的頻
度が小さいことより、パイプライン構成をとることは冗
長であり、所謂レイテンシイが太き(、処理速度の高速
化に得策とはいえない。そこで、交点計算処理回路部2
3ではデータ入力レートに応じてデータを流せるように
し、データの流れの平滑化のためにFIFO型メモサメ
モリ24している。このFIFO型メモサメモリ24点
計算が必要になった場合に回路部23での処理時間がか
かるので、入力をバッファリングし、上記交点計算が終
わった時点で読み出すようにしている。交点計算が不要
のときは時間をかけずすぐ出力するので、バッファされ
たデータは速く処理される。この場合、入力側のセレク
タ26の切り換えは上記クリップ率あるいは交点計算の
穎度に応じて異なって(るが、これは領域判定処理回路
部22の判定結果により判断できることより、この回路
部22から判定結果を制御回路28に送り、この制御回
路28にて他の条件と合わせ考えてセレクタ26を切り
換えるようにすればよい。
なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変
更が可能である。
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変
更が可能である。
H0発明の効果
本発明のパイプライン演算回路によれば、上述の座標変
換処理等のようなパイプライン演算処理を入力データに
対して複数回繰り返し行うことが必要とされる場合に、
演算処理出力をそのまま入力側に帰還しているため、出
力データの一時記憶用等に大容量のメモリを用いる必要
が無くなり、効率良く演算処理を実行することができる
。
換処理等のようなパイプライン演算処理を入力データに
対して複数回繰り返し行うことが必要とされる場合に、
演算処理出力をそのまま入力側に帰還しているため、出
力データの一時記憶用等に大容量のメモリを用いる必要
が無くなり、効率良く演算処理を実行することができる
。
さらに、本発明の実施例のようにグラフィック表示用の
座標変換演算処理に適用することにより、クリップのた
めの交点計算等のように頻度の低い演算についてはパイ
プライン処理を施さず、データの流れを制御するための
FIFOバ7ファ等を用いて、簡単な構成により処理速
度を速めることができる。
座標変換演算処理に適用することにより、クリップのた
めの交点計算等のように頻度の低い演算についてはパイ
プライン処理を施さず、データの流れを制御するための
FIFOバ7ファ等を用いて、簡単な構成により処理速
度を速めることができる。
第1図は本発明の一実施例となるパイプライン演算回路
を概略的に示すブロック回路図、第2図は該実施例の動
作を説明するためのブロック回路図、第3図は座標変換
演算処理に本発明実施例を適用した具体例を示すブロッ
ク回路図、第4図はグラフィック表示のための座標系及
び座標変換を説明するためのブロック図、第5図は座標
変換処理の具体的処理内容を示すブロック図である。 11・・・パイプライン演算処理部 12.26・・・セレクタ
を概略的に示すブロック回路図、第2図は該実施例の動
作を説明するためのブロック回路図、第3図は座標変換
演算処理に本発明実施例を適用した具体例を示すブロッ
ク回路図、第4図はグラフィック表示のための座標系及
び座標変換を説明するためのブロック図、第5図は座標
変換処理の具体的処理内容を示すブロック図である。 11・・・パイプライン演算処理部 12.26・・・セレクタ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 パイプライン処理が施される演算処理部を有し、類似し
た演算を少なくとも2回繰り返し実行すべき入力データ
が供給されるパイプライン演算回路において、 上記演算処理部の出力と上記入力データとのいずれか一
方を選択的に切り換えて上記演算処理部に供給するセレ
クタ手段を有し、 上記セレクタ手段は、上記入力データが演算処理されて
上記演算処理部から出力されるまで入力データを切換選
択して上記演算処理部に供給し、次に該演算処理部から
の出力データを切換選択して該演算処理部の入力側に帰
還することを特徴とするパイプライン演算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62021485A JPS63189979A (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 | パイプライン演算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62021485A JPS63189979A (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 | パイプライン演算回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63189979A true JPS63189979A (ja) | 1988-08-05 |
Family
ID=12056277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62021485A Pending JPS63189979A (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 | パイプライン演算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63189979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195776A (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-12 | Olympus Optical Co Ltd | 信号処理方式 |
-
1987
- 1987-01-31 JP JP62021485A patent/JPS63189979A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195776A (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-12 | Olympus Optical Co Ltd | 信号処理方式 |
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