JPS63185625A - シ−トの製造方法 - Google Patents
シ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPS63185625A JPS63185625A JP1723987A JP1723987A JPS63185625A JP S63185625 A JPS63185625 A JP S63185625A JP 1723987 A JP1723987 A JP 1723987A JP 1723987 A JP1723987 A JP 1723987A JP S63185625 A JPS63185625 A JP S63185625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roll
- contact
- temp
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はバッテリーのセパレーターの製造方法に関する
ものである。
ものである。
従来、ポリオレフィン樹脂と無機微粉体を主成分とする
セパレーターは、通常0.2〜0.51程度の厚さのも
のが使用されている。実際には活物質の脱落防止と電解
液を極板間に保持することを主たる目的として0.3〜
/、!曝程度のガラスマットを貼着すること、またはシ
ートの片面または両面にリブな形成するなどして使用す
る。後者の場合の製造方法は、例えば特開昭グ♂−♂9
33り号公報には材料シートを一対のロールのニップ中
を通過させて、エンボス加工されたパターンを有するシ
ートを製造すること;:ついて記載されている。
セパレーターは、通常0.2〜0.51程度の厚さのも
のが使用されている。実際には活物質の脱落防止と電解
液を極板間に保持することを主たる目的として0.3〜
/、!曝程度のガラスマットを貼着すること、またはシ
ートの片面または両面にリブな形成するなどして使用す
る。後者の場合の製造方法は、例えば特開昭グ♂−♂9
33り号公報には材料シートを一対のロールのニップ中
を通過させて、エンボス加工されたパターンを有するシ
ートを製造すること;:ついて記載されている。
しかし特開昭417−♂り339号公報で使用されてい
る加熱された溝を有するロールによって成形する製造方
法ではロールの溝部分に入り込んだシートの表面にロー
ルから剥離し難い部分が生じることがあるために、リプ
の湾曲や欠け、またはシートの破断が生じることがある
。
る加熱された溝を有するロールによって成形する製造方
法ではロールの溝部分に入り込んだシートの表面にロー
ルから剥離し難い部分が生じることがあるために、リプ
の湾曲や欠け、またはシートの破断が生じることがある
。
横方向のリプ付きシートである横リブ付きセパレーター
は交互に置かれた陽極板と陰極板の間にS字形に折り曲
げて配置される。該セパレーターのリプが湾曲している
場合には、セパレーターを折り曲げる際にリプの一部分
が折り曲げ部分に含まれるためにセパレーターを正確に
折り曲げることができなくなることがある。この結果極
板の上端または下端にセパレーターのない間隙が生じて
バッテリーの短絡を引き起こす原因となり得る。
は交互に置かれた陽極板と陰極板の間にS字形に折り曲
げて配置される。該セパレーターのリプが湾曲している
場合には、セパレーターを折り曲げる際にリプの一部分
が折り曲げ部分に含まれるためにセパレーターを正確に
折り曲げることができなくなることがある。この結果極
板の上端または下端にセパレーターのない間隙が生じて
バッテリーの短絡を引き起こす原因となり得る。
セパレーターを正確に折り曲げるためには、第3図に示
すようにリプの端部10からセパレーターの切断面に垂
直な線11に対してリプの湾曲部分との差の最大部分1
2が大きくとも隣接するリプ間隔より小さいことが必要
である。従来のセパレーターのリブ間隔は2〜10m程
度であるので、第3図の差の最大値は少くとも2〜10
瓢よりも小さいことが必要である。
すようにリプの端部10からセパレーターの切断面に垂
直な線11に対してリプの湾曲部分との差の最大部分1
2が大きくとも隣接するリプ間隔より小さいことが必要
である。従来のセパレーターのリブ間隔は2〜10m程
度であるので、第3図の差の最大値は少くとも2〜10
瓢よりも小さいことが必要である。
ロールからのシートの剥離を容易(−するためには、該
ロールの温度を低くする方法がある。しかし該ロールは
シートの表面にリブプをつくる成形ロールであるので、
該ロールの温度を低くすることは、セパレーターの性能
を変化させる結果となる。
ロールの温度を低くする方法がある。しかし該ロールは
シートの表面にリブプをつくる成形ロールであるので、
該ロールの温度を低くすることは、セパレーターの性能
を変化させる結果となる。
例えばリプの不十分な形成、セパレーターの電気抵抗の
増大、セパレーターの引張破断伸度が低下するなどの性
能低下を引き起こす結果となっている。
増大、セパレーターの引張破断伸度が低下するなどの性
能低下を引き起こす結果となっている。
本発明者は、上記問題点を解決してシートを連続的に均
一に成形ロールから剥離するために、シート上;ニリプ
を形成した後に核酸形ロールに接触しているシートを均
一に冷却して温度を下げて剥離する方法を見い出した。
一に成形ロールから剥離するために、シート上;ニリプ
を形成した後に核酸形ロールに接触しているシートを均
一に冷却して温度を下げて剥離する方法を見い出した。
ただし該温度が該シートの融点よりも低い必要はないも
のである。
のである。
即ち、本発明は、ポリオレフィン樹脂、無機微粉体、有
機液状体を夫々に〜63容量チ、7〜4t2容量壬、3
θ〜♂夕容量係混合した混合物を均一に加熱混練した後
シート状::連続押出成形し、該シートの冷却固化前に
加熱した複数の成形ロールにでプレスして該シートをエ
ンボス加工し、続いて該成形ロールに接触、しているシ
ートをシートについて該成形ロールとは反対側のシート
面を該シートより低い温度に保った冷却ロールC二連続
的に接触させることにより、該シートの温度を下げ、し
かし融点以上の温度とし、該シートを該成形ロールから
剥離した後(−冷却固化させ、さらに冷却固化した該シ
ートから有機液状体および/または無機微粉体を抽出す
るシートの製造方法である。
機液状体を夫々に〜63容量チ、7〜4t2容量壬、3
θ〜♂夕容量係混合した混合物を均一に加熱混練した後
シート状::連続押出成形し、該シートの冷却固化前に
加熱した複数の成形ロールにでプレスして該シートをエ
ンボス加工し、続いて該成形ロールに接触、しているシ
ートをシートについて該成形ロールとは反対側のシート
面を該シートより低い温度に保った冷却ロールC二連続
的に接触させることにより、該シートの温度を下げ、し
かし融点以上の温度とし、該シートを該成形ロールから
剥離した後(−冷却固化させ、さらに冷却固化した該シ
ートから有機液状体および/または無機微粉体を抽出す
るシートの製造方法である。
上記の製造方法において、該混合物を均一に加熱混練す
る際の温度及び該シートをエンボス加工する際の複数の
成形ロールの温度は夫々/!0〜230℃及び!θ〜ユ
3θ℃である。また成形後のシートの厚みと形状に応じ
て該冷却ロールの温度及び該冷却ロールがシートに接触
する圧力により該シートの剥離状態を変えることができ
る。
る際の温度及び該シートをエンボス加工する際の複数の
成形ロールの温度は夫々/!0〜230℃及び!θ〜ユ
3θ℃である。また成形後のシートの厚みと形状に応じ
て該冷却ロールの温度及び該冷却ロールがシートに接触
する圧力により該シートの剥離状態を変えることができ
る。
上記の製造方法により製造されたシートは連通した微細
孔を有し、有機液状体のみを抽出した場合、シートの平
均表面開孔径は0.07〜0.78mである。また有機
液状体と無機微粉体の両者を抽出した場合、シートの平
均表面開孔径は0.0夕〜0.5μm、好ましくは0.
0♂〜0.3μmである。
孔を有し、有機液状体のみを抽出した場合、シートの平
均表面開孔径は0.07〜0.78mである。また有機
液状体と無機微粉体の両者を抽出した場合、シートの平
均表面開孔径は0.0夕〜0.5μm、好ましくは0.
0♂〜0.3μmである。
またここで言う冷却固化とは、示差走査熱量計(DSC
)で結晶化の発熱ピークが観測されることと定義する。
)で結晶化の発熱ピークが観測されることと定義する。
本発明の出発材料は、ポリオレフィン樹脂、無機微粉体
、有機液状体より成るが、目的物の成形性、空孔度、孔
径、機械的強度など/ぐツテリーのセパレーターとして
の場合の適性を考慮し、上記順序に夫々t〜≦3容量チ
、7〜4t2容量チ、30〜♂夕容量係の組成を有する
混合物とする。
、有機液状体より成るが、目的物の成形性、空孔度、孔
径、機械的強度など/ぐツテリーのセパレーターとして
の場合の適性を考慮し、上記順序に夫々t〜≦3容量チ
、7〜4t2容量チ、30〜♂夕容量係の組成を有する
混合物とする。
より好ましくはポリオレフィン樹脂/タ〜グ0容量チ、
無機微粉体/θ〜20容量係、容量液状体!θ〜7!容
量係の容量物とする。
無機微粉体/θ〜20容量係、容量液状体!θ〜7!容
量係の容量物とする。
ポリオレフィン樹脂の量が6容t%未満では、樹脂が少
なすぎてシートの機械的強度が小さく、成形性も悪い。
なすぎてシートの機械的強度が小さく、成形性も悪い。
63容量壬な超えると、空孔度の大きいセパレーターが
得られず好ましくない。無機微粉体の量が7容t%未満
では、シートを作るのに必要な有機液状体を吸着するこ
とができず、混合物は粉末または顆粒状態を保つことが
できず、成形が困難となる。一方’12容it%を超え
ると混合物の溶融時の流動性が悪く、かつ得られるセパ
レーターは脆く実用に供することができない。また有機
液状体の量は30容量壬未満では、有機液状体の空孔形
成に対する寄与率が低下し、得られるセパレーターの空
孔度が低くなり、実質的に有効なものが得られない。
得られず好ましくない。無機微粉体の量が7容t%未満
では、シートを作るのに必要な有機液状体を吸着するこ
とができず、混合物は粉末または顆粒状態を保つことが
できず、成形が困難となる。一方’12容it%を超え
ると混合物の溶融時の流動性が悪く、かつ得られるセパ
レーターは脆く実用に供することができない。また有機
液状体の量は30容量壬未満では、有機液状体の空孔形
成に対する寄与率が低下し、得られるセパレーターの空
孔度が低くなり、実質的に有効なものが得られない。
またシートの成形性またはセパレーターの適性を大きく
阻害しない範囲で、滑剤、酸化防止剤、・紫外線吸収剤
、可塑剤、成形助剤等を必要に応じて添加することは何
ら差支えない。
阻害しない範囲で、滑剤、酸化防止剤、・紫外線吸収剤
、可塑剤、成形助剤等を必要に応じて添加することは何
ら差支えない。
本発明(;用いられるポリオレフィン樹脂は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテンなどであり、これら
2種類以上の混合物、またはエチレン、プロピレン、ブ
テン、ヘキセンの二種以上の共重合物であってもよい。
レン、ポリプロピレン、ポリブテンなどであり、これら
2種類以上の混合物、またはエチレン、プロピレン、ブ
テン、ヘキセンの二種以上の共重合物であってもよい。
これら樹脂のうち、ポリエチレンまたはエチレンが主な
る共重合体が特に好ましい。
る共重合体が特に好ましい。
また、ポリオレフィン樹脂は、溶融押し出し成形が安定
に行なえる繊維用、フィルム用、その他の成形品用のグ
レードのものでよい。むしろ、分子量は余り高過ぎない
方が好ましく、重量平均分子量で23−0.0009J
、下のもので十分である。好ましくは重量平均分子量2
00,0θ0のものである。
に行なえる繊維用、フィルム用、その他の成形品用のグ
レードのものでよい。むしろ、分子量は余り高過ぎない
方が好ましく、重量平均分子量で23−0.0009J
、下のもので十分である。好ましくは重量平均分子量2
00,0θ0のものである。
つぎに、無機微粉体は水湿潤性の良好な微小粒子であり
、また、有機液状体を多量に保持し得るよう比表面積3
0〜♂00 rr?/l 、−次粒子の平均粒子径o、
o o r〜/μの多孔性微粒子であることが好ましい
。これらの無機微粉体の例としては、微粉珪酸、珪酸力
ルシクム、珪酸アルミニクム、アルミナ、炭酸力ルシク
ム、炭酸マグネシウム、カオリンクレー、微粉タルク、
酸化チタン、珪藻土などが挙げられる。
、また、有機液状体を多量に保持し得るよう比表面積3
0〜♂00 rr?/l 、−次粒子の平均粒子径o、
o o r〜/μの多孔性微粒子であることが好ましい
。これらの無機微粉体の例としては、微粉珪酸、珪酸力
ルシクム、珪酸アルミニクム、アルミナ、炭酸力ルシク
ム、炭酸マグネシウム、カオリンクレー、微粉タルク、
酸化チタン、珪藻土などが挙げられる。
有機液状体はエンボス後の成形物より抽出され、成形物
に多孔性を賦与するものである。有機液状体は溶融成形
時に液体であり、かつ不活性であることが要求される。
に多孔性を賦与するものである。有機液状体は溶融成形
時に液体であり、かつ不活性であることが要求される。
本発明に用いられる有機液状体の代表的な例としては、
フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオク
チルなどのフタル酸エステル、リン酸トリブチル、リン
酸オクチルジフェニルなどのリン酸エステル、トリメリ
ット酸オクチルなどのトリメリット酸エステル、アジピ
ン酸オクチルなどのアジピン酸エステル、セパシン酸オ
クチルなどのセパシン酸エステル、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリゴール、ポリプロピレングリコ
ールなどのグリコール類などが挙げられる。
フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオク
チルなどのフタル酸エステル、リン酸トリブチル、リン
酸オクチルジフェニルなどのリン酸エステル、トリメリ
ット酸オクチルなどのトリメリット酸エステル、アジピ
ン酸オクチルなどのアジピン酸エステル、セパシン酸オ
クチルなどのセパシン酸エステル、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリゴール、ポリプロピレングリコ
ールなどのグリコール類などが挙げられる。
有機液状体および/または無機微粉体を抽出する場合、
有機液状体はアルコール類、ケトン類、塩化炭化水素類
などの一般抽出剤で、無1s微粉体は酸、アルカリ、水
などで抽出する。抽出後は乾燥する。
有機液状体はアルコール類、ケトン類、塩化炭化水素類
などの一般抽出剤で、無1s微粉体は酸、アルカリ、水
などで抽出する。抽出後は乾燥する。
有機液状体を抽出したものは、鉛蓄電池用セパレーター
に、有機液状体及び無機微粉体を抽出したものは、アル
カリ電池用セパレーターに連する。
に、有機液状体及び無機微粉体を抽出したものは、アル
カリ電池用セパレーターに連する。
以下本発明を実施例により説明する。なお、諸物性は次
の測定方法によった。
の測定方法によった。
重量平均分子量(Mw )
GPC測定装置:Waters社製Model jθ0
カラム;東洋ソーダ製070008−G30008溶剤
;トリクロルベンゼン 測定温度;/3夕℃ 組成比 各原料の添加重量を真比重で除した値から算出。
カラム;東洋ソーダ製070008−G30008溶剤
;トリクロルベンゼン 測定温度;/3夕℃ 組成比 各原料の添加重量を真比重で除した値から算出。
実施例及び比較例
Mw 、100,000の高密度ポリエチレン26.7
容量係、微粉シリカ(比表面積230−ニゲθ4?、−
次粒子径0.O/乙μm)/3厖容量係、フタル酸ジオ
クチル!9.7容量係を混合して原材 。
容量係、微粉シリカ(比表面積230−ニゲθ4?、−
次粒子径0.O/乙μm)/3厖容量係、フタル酸ジオ
クチル!9.7容量係を混合して原材 。
料を製造する。そして、第1図に示すように該原材料1
を二軸押出機2に毎時3!階の速度で送り込ミ/♂0℃
で混練し、溶融状態とし、ダイス3より押し出しシート
4とした。この時のシートの厚さは7wmであった。こ
のシート4を直ちに2本/組の成形ロール5.5′の間
に導きクエプ厚み0.20鴫、リプ高さ0.≦0■を有
する横リブ付きシートを成形した。成形ロール5は/り
♂、9−2X l−00wLのロールであり、表面には
溝幅/、01、溝深さθ、乙!1、溝ピッチ7、/+m
の横方向の溝が彫刻されている。成形ロール5′は/9
1.りwmB X A 00IIIILの鏡面ロールで
ある。成形ロール5.5′はともに156℃に加熱され
ている。続いてシートは成形ロール5に接触した状態で
、成形ロール5と接している面とは反対側の面を冷却ロ
ール6に接触する。冷却ロール6の温度は30℃であり
、シートへの線圧は3s Kg/anであった。
を二軸押出機2に毎時3!階の速度で送り込ミ/♂0℃
で混練し、溶融状態とし、ダイス3より押し出しシート
4とした。この時のシートの厚さは7wmであった。こ
のシート4を直ちに2本/組の成形ロール5.5′の間
に導きクエプ厚み0.20鴫、リプ高さ0.≦0■を有
する横リブ付きシートを成形した。成形ロール5は/り
♂、9−2X l−00wLのロールであり、表面には
溝幅/、01、溝深さθ、乙!1、溝ピッチ7、/+m
の横方向の溝が彫刻されている。成形ロール5′は/9
1.りwmB X A 00IIIILの鏡面ロールで
ある。成形ロール5.5′はともに156℃に加熱され
ている。続いてシートは成形ロール5に接触した状態で
、成形ロール5と接している面とは反対側の面を冷却ロ
ール6に接触する。冷却ロール6の温度は30℃であり
、シートへの線圧は3s Kg/anであった。
シートは冷却ロール6に接触した後に成形ロール5から
剥離する。剥離した直後のシートの温度を直接測定する
と/4t3℃であった。成形ロール5から剥離したシー
トを冷却ロール71:てさらに冷却固化した後、メタノ
ール8にてフタル酸ジオクチルを抽出し、乾燥して横リ
ブ付きセパレーター9を得た。
剥離する。剥離した直後のシートの温度を直接測定する
と/4t3℃であった。成形ロール5から剥離したシー
トを冷却ロール71:てさらに冷却固化した後、メタノ
ール8にてフタル酸ジオクチルを抽出し、乾燥して横リ
ブ付きセパレーター9を得た。
このセパレーター9は第3図に示すようにリプの湾曲部
分がセパレーターの切断面に垂直な線11)二対してな
す差の最大値12は7噸以下であった。
分がセパレーターの切断面に垂直な線11)二対してな
す差の最大値12は7噸以下であった。
成形ロール5.5′及ヒ冷却ロール6.7はロールの表
面が毎分41.Omの速さで第1図の矢印の方向に回転
している。なお、比較のため、従来の製造方法に用いる
第2図に示す装置を用いてセパレーターを製造した。そ
の結果$3図に示す如くリプの湾曲部分が発生し、その
差の最大値12は/θ輯であり、リプの欠けやシートの
破断が生じることがあった。
面が毎分41.Omの速さで第1図の矢印の方向に回転
している。なお、比較のため、従来の製造方法に用いる
第2図に示す装置を用いてセパレーターを製造した。そ
の結果$3図に示す如くリプの湾曲部分が発生し、その
差の最大値12は/θ輯であり、リプの欠けやシートの
破断が生じることがあった。
第7図は本発明によるシートの製造方法の略図であり、
第2図は従来の製造方法の一例の略図を示している。第
3図は従来方法により製造した横リブ付きセパレーター
の斜視図である。 1・・・原材料、2・・・二軸押出機、3・・・ダイス
、4・・・シー)、5.5’・・・成形ロール、6・・
・冷却ロール、7・・・冷却ロール、8・・・メタノー
ル、9・・・セパレーター、10・・・リプの端部、1
1・・・線、12・・−°線11に対するリプの湾曲部
分の差。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2rIl
第2図は従来の製造方法の一例の略図を示している。第
3図は従来方法により製造した横リブ付きセパレーター
の斜視図である。 1・・・原材料、2・・・二軸押出機、3・・・ダイス
、4・・・シー)、5.5’・・・成形ロール、6・・
・冷却ロール、7・・・冷却ロール、8・・・メタノー
ル、9・・・セパレーター、10・・・リプの端部、1
1・・・線、12・・−°線11に対するリプの湾曲部
分の差。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2rIl
Claims (2)
- (1)ポリオレフィン樹脂、無機微粉体、有機液状体を
夫々6〜63容量%、7〜42容量%、30〜85容量
%混合した混合物を均一に加熱混練した後シート状に連
続押出成形し、該シートの冷却固化前に加熱した複数の
成形ロールにてプレスして該シートをエンボス加工し、
続いて該成形ロールに接触しているシートをシートにつ
いて該成形ロールとは反対側のシート面を該シートより
低い温度に保つた冷却ロールに連続的に接触させること
により該シートの温度を下げ、しかし融点以上の温度と
し、該シートを該成形ロールから剥離した後に冷却固化
させ、さらに冷却固化した該シートから有機液状体およ
び/または無機微粉体を抽出することを特徴とするシー
トの製造方法 - (2)複数の成形ロールが少くとも一つが回転軸方向の
溝付きロールであるエンボスロールを使用し、横方向の
リブ付きのシートとする特許請求の範囲第1項記載の製
造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1723987A JPS63185625A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1723987A JPS63185625A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | シ−トの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63185625A true JPS63185625A (ja) | 1988-08-01 |
Family
ID=11938393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1723987A Pending JPS63185625A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63185625A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08197622A (ja) * | 1995-01-26 | 1996-08-06 | Musashino Kikai:Kk | フィルム成膜装置 |
JP2007015322A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス加工装置およびエンボス加工方法 |
JP2007083394A (ja) * | 2001-07-03 | 2007-04-05 | Corovin Gmbh | 有孔ラミネート |
CN102101357A (zh) * | 2009-12-18 | 2011-06-22 | 惠光化学股份有限公司 | 塑胶板材凸出物的成型设备与方法 |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP1723987A patent/JPS63185625A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08197622A (ja) * | 1995-01-26 | 1996-08-06 | Musashino Kikai:Kk | フィルム成膜装置 |
JP2007083394A (ja) * | 2001-07-03 | 2007-04-05 | Corovin Gmbh | 有孔ラミネート |
JP2010046794A (ja) * | 2001-07-03 | 2010-03-04 | Fiberweb Corovin Gmbh | 有孔ラミネート |
JP4528756B2 (ja) * | 2001-07-03 | 2010-08-18 | ファイバーウェブ コロビン ゲーエムベーハー | 穿孔デバイス |
JP2007015322A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス加工装置およびエンボス加工方法 |
JP4736029B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2011-07-27 | 大日本印刷株式会社 | エンボス加工装置およびエンボス加工方法 |
CN102101357A (zh) * | 2009-12-18 | 2011-06-22 | 惠光化学股份有限公司 | 塑胶板材凸出物的成型设备与方法 |
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