JPS6317381B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317381B2 JPS6317381B2 JP57030782A JP3078282A JPS6317381B2 JP S6317381 B2 JPS6317381 B2 JP S6317381B2 JP 57030782 A JP57030782 A JP 57030782A JP 3078282 A JP3078282 A JP 3078282A JP S6317381 B2 JPS6317381 B2 JP S6317381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- bits
- data
- code
- synchronization code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
- H04L7/041—Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
- H04L7/042—Detectors therefor, e.g. correlators, state machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
この発明は、データ伝送方式に関し、特に同期
符号を付加したビツト直列の伝送信号により情報
を伝送するデータ伝送方式に関する。 従来、この種のデータ伝送方式として第1図に
示すようなフオーマツトで情報を伝送するものが
あつた。第1図においては、1は複数ビツトで構
成された個有のパターンをもつスタート符号、2
は固定ビツト長のデータで、送信装置から受信装
置へ伝送されるべき情報を内容とする。3はスタ
ート符号1と同じような形式で個有のパターンを
もつストツプ符号である。 スタート符号1、データ2及びストツプ符号3
は一つの伝送単位、いわゆるフレームを構成す
る。送信装置より送出される伝送信号はこのよう
なフレームの連続からなり、受信装置はスタート
符号1を検出してデータ2からもとの情報を復号
し、ストツプ符号3の検出により受信したデータ
2の情報を有効なものとする。 受信装置は、スタート符号1及びストツプ符号
3を検出するため、それらのパターンを発生する
パターン発生回路と、受信した伝送信号を内容と
し、パターンと同一数のビツトとパターン発生回
路のパターンのビツトとの一致を検出する比較回
路を備える。初期状態においてスタート符号1を
検出する場合は、伝送信号の1ビツトを新たに受
信する度に比較回路の出力を調べてスタート符号
1に対する探索を行う。ストツプ符号3を検出す
る場合は、フレームの長さが予め明らかにされて
いる固定長フレーム等のときは、スタート符号1
の検出後の所定時間後に検出窓を開けて比較回路
から一致信号が出力されるか否かを調べる。これ
により、一致信号が出力されたときはデータ2と
して受信した情報を有効なものとし、否のときは
同期外れがあつた可能性があるので、データ2と
して受信した情報を無効、即ち棄却する。次い
で、受信装置は初期状態から前述したスタート符
号1の探索を開始する。 従来のデータ伝送方式は、上記のようにストツ
プ符号を検出できなかつたときは、初期状態に戻
つてスタート符号の探索をするので、同期を確立
するまでの時間が長くなり、またスタート符号と
ストツプ符号とを連続して誤検出すると、誤デー
タを有効としてしまう欠点があつた。 この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、受信装置の動作
状態を同期符号のパターンの一致の程度とデータ
のビツトにおける符号誤りの個数とに応じて3つ
の状態、即ち同期符号を探索する第1状態、同期
状態にあると推定し、所定のタイミングで同期符
号の検出動作をする第2状態及び同期状態にある
と判断し、所定のタイミングで同期符号の検出動
作をし、受信したデータを有効とする第3状態に
分け、第1状態から第2状態への遷移条件を最も
厳しくするように上位状態への遷移条件を設定
し、かつ第3状態の保持条件を最も緩やかにする
ように下位状態への遷移条件を設定することによ
り、同期状態への復帰及び維持が容易となり、ま
た初期状態から同期状態に達するまでの時間を短
縮でき、効率良く、信頼性の高いデータ伝送が得
られるデータ伝送方式を提供することを目的とす
る。 以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第2図は伝送信号のフオーマツトを示し、4
は自己相関の鋭い個有のパターンをもつ24ビツト
の同期符号、5は伝送すべき情報を内容とした固
定ビツト数(例えば144ビツト、そのうち48ビツ
トはチエツク・ビツト)のデータである。 第3図は第2図に示すフオーマツトをもつ伝送
信号を受信する受信装置のブロツク図を示す。第
3図において、6は伝送信号をビツト・シリアル
に入力する24ビツトのシフト・レジスタ、7は伝
送信号の同期符号と同一のパターンを発生するパ
ターン発生器、8は24回路の排他的論理和ゲート
からなり、シフト・レジスタ6とパターン発生器
7との各ビツト間の一致を検出する比較回路、9
は比較回路8の出力信号を並列入力に導き、直列
信号に変換して出力する24ビツトのシフト・レジ
スタ、10はシフト・レジスタ9から出力される
“0”ビツトについてカウントする5ビツトのカ
ウンタである。カウンタ10のカウント結果は図
示していないプロセツサ(CPU)へ送られる。
11はシフト・レジスタ6に蓄積されたデータ
(伝送信号のデータ5を内容とする)をストロー
ブによつてラツチする8ビツトのレジスタであ
る。レジスタ11のデータはプロセツサに送られ
る。シフト・レジスタ6,9を動作させるクロツ
ク及びレジスタ11のラツチ動作をさせるストロ
ーブの発生回路はこの発明の要旨ではなく、また
公知のものでよいので、図示していない。また、
プロセツサも通常のストアード・プログラム式の
ものでよい。 次に動作について説明する。受信された伝送信
号は1ビツトずつクロツクによりサンプリングさ
れてシフト・レジスタ6に入力される。シフト・
レジスタ6の内容はパターン発生器7のパターン
と比較回路8により比較され、一致したビツトは
“0”となり、不一致のビツトは“1”となつて
シフト・レジスタ9に入力される。シフト・レジ
スタ9の内容はカウンタ10に送られ、“0”ビ
ツトの数がカウントされる。カウント9のカウン
ト結果Sはプロセツサに送られる。 プロセツサはレジスタ11から8ビツトずつ読
み込んだデータ(96ビツト)をこれに付加されて
いるチエツク・ビツト(48ビツト)により検定
し、検出された符号誤りのビツトの数をカウント
する。このカウント結果をtで示すと、カウント
結果S及びtはプロセツサにより以下で説明する
処理を受ける。 第4図は受信装置の動作状態を説明する状態遷
移図である。受信装置の動作状態は、同期符号4
を探索している初期的な状態ST1、同期符号4
を検出したと推定、即ち受信装置が同期している
と推定のもとに動作する状態ST2及び同期符号
を検出したと判断、即ち伝送信号に対して当該の
受信装置が同期状態にあると判断する状態ST3
に分けられる。 状態ST1は、カウンタ10のカウント数S、
予め設定した定数S1(S1の最大数は24)により、
S<S1のとき(遷移T11)、状態ST2のときにS
<S1又はt3<tとなつたとき(遷移T21)、及び状
態ST3のときにS<S1又はt1<tとなつたとき
(遷移T31)である。状態ST1のときは、シフ
ト・レジスタ6が新たに伝送信号の1ビツトを入
力する度に、シフト・レジスタ9の内容をカウン
タ10を介してプロセツサに読み込み、同期符号
4を探索する。その結果、S1≦Sとなると、遷移
T12により上位の状態ST2に移行する。 状態ST2は、状態ST2のときにS1≦Sかつt4
<t≦t3となつたとき(遷移T22)、状態ST1の
ときにS1≦Sとなつたとき(遷移T12)及び状態
ST3のときにS1≦Sかつt2<t≦t1となつたとき
(遷移T32)である。状態ST2のときは、当該の
受信装置が同期状態にあると推定されるので、同
期符号4を検出すべきタイミングで、カウンタ1
0を介してシフト・レジスタ9の内容を調べる。
この結果、カウント数SがS<S1、又はt3<tと
なつたとき(遷移T21)は下位の状態ST1に戻
り、またS1≦Sかつt≦t4となつたとき(遷移
T23)は最上位即ち同期状態ST3に遷移し、レ
ジスタ11から読み込んだデータは有効となる。 状態ST3は状態ST3のときにS1≦Sかつt≦
t2となつたとき(遷移T33)及び状態ST2のとき
にS1≦Sかつt≦t4となつたとき(遷移T23)で
あり、レジスタ11を介してプロセツサに読み込
んだデータ5の情報は有効であるとする。この
際、データ5に符号誤りがあれば、データ5に含
まれているチエツク・ビツト(48ビツト)により
訂正の処理をする。しかし、状態ST3のときに
S1≦Sかつt2<t≦t1となつたときは下位の状態
ST2に戻り(遷移T32)、またS<S1又はt1<t
となつたときは最下位の状態ST1に戻る(遷移
T31)。状態ST3では、状態ST2と同様のタイミ
ングでカウンタ10の内容を読み込み、即ち同期
検出窓を開けてその内容を調べる。 遷移T11〜T33とカウント数S,tとの対応を
表にして示す。
符号を付加したビツト直列の伝送信号により情報
を伝送するデータ伝送方式に関する。 従来、この種のデータ伝送方式として第1図に
示すようなフオーマツトで情報を伝送するものが
あつた。第1図においては、1は複数ビツトで構
成された個有のパターンをもつスタート符号、2
は固定ビツト長のデータで、送信装置から受信装
置へ伝送されるべき情報を内容とする。3はスタ
ート符号1と同じような形式で個有のパターンを
もつストツプ符号である。 スタート符号1、データ2及びストツプ符号3
は一つの伝送単位、いわゆるフレームを構成す
る。送信装置より送出される伝送信号はこのよう
なフレームの連続からなり、受信装置はスタート
符号1を検出してデータ2からもとの情報を復号
し、ストツプ符号3の検出により受信したデータ
2の情報を有効なものとする。 受信装置は、スタート符号1及びストツプ符号
3を検出するため、それらのパターンを発生する
パターン発生回路と、受信した伝送信号を内容と
し、パターンと同一数のビツトとパターン発生回
路のパターンのビツトとの一致を検出する比較回
路を備える。初期状態においてスタート符号1を
検出する場合は、伝送信号の1ビツトを新たに受
信する度に比較回路の出力を調べてスタート符号
1に対する探索を行う。ストツプ符号3を検出す
る場合は、フレームの長さが予め明らかにされて
いる固定長フレーム等のときは、スタート符号1
の検出後の所定時間後に検出窓を開けて比較回路
から一致信号が出力されるか否かを調べる。これ
により、一致信号が出力されたときはデータ2と
して受信した情報を有効なものとし、否のときは
同期外れがあつた可能性があるので、データ2と
して受信した情報を無効、即ち棄却する。次い
で、受信装置は初期状態から前述したスタート符
号1の探索を開始する。 従来のデータ伝送方式は、上記のようにストツ
プ符号を検出できなかつたときは、初期状態に戻
つてスタート符号の探索をするので、同期を確立
するまでの時間が長くなり、またスタート符号と
ストツプ符号とを連続して誤検出すると、誤デー
タを有効としてしまう欠点があつた。 この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、受信装置の動作
状態を同期符号のパターンの一致の程度とデータ
のビツトにおける符号誤りの個数とに応じて3つ
の状態、即ち同期符号を探索する第1状態、同期
状態にあると推定し、所定のタイミングで同期符
号の検出動作をする第2状態及び同期状態にある
と判断し、所定のタイミングで同期符号の検出動
作をし、受信したデータを有効とする第3状態に
分け、第1状態から第2状態への遷移条件を最も
厳しくするように上位状態への遷移条件を設定
し、かつ第3状態の保持条件を最も緩やかにする
ように下位状態への遷移条件を設定することによ
り、同期状態への復帰及び維持が容易となり、ま
た初期状態から同期状態に達するまでの時間を短
縮でき、効率良く、信頼性の高いデータ伝送が得
られるデータ伝送方式を提供することを目的とす
る。 以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第2図は伝送信号のフオーマツトを示し、4
は自己相関の鋭い個有のパターンをもつ24ビツト
の同期符号、5は伝送すべき情報を内容とした固
定ビツト数(例えば144ビツト、そのうち48ビツ
トはチエツク・ビツト)のデータである。 第3図は第2図に示すフオーマツトをもつ伝送
信号を受信する受信装置のブロツク図を示す。第
3図において、6は伝送信号をビツト・シリアル
に入力する24ビツトのシフト・レジスタ、7は伝
送信号の同期符号と同一のパターンを発生するパ
ターン発生器、8は24回路の排他的論理和ゲート
からなり、シフト・レジスタ6とパターン発生器
7との各ビツト間の一致を検出する比較回路、9
は比較回路8の出力信号を並列入力に導き、直列
信号に変換して出力する24ビツトのシフト・レジ
スタ、10はシフト・レジスタ9から出力される
“0”ビツトについてカウントする5ビツトのカ
ウンタである。カウンタ10のカウント結果は図
示していないプロセツサ(CPU)へ送られる。
11はシフト・レジスタ6に蓄積されたデータ
(伝送信号のデータ5を内容とする)をストロー
ブによつてラツチする8ビツトのレジスタであ
る。レジスタ11のデータはプロセツサに送られ
る。シフト・レジスタ6,9を動作させるクロツ
ク及びレジスタ11のラツチ動作をさせるストロ
ーブの発生回路はこの発明の要旨ではなく、また
公知のものでよいので、図示していない。また、
プロセツサも通常のストアード・プログラム式の
ものでよい。 次に動作について説明する。受信された伝送信
号は1ビツトずつクロツクによりサンプリングさ
れてシフト・レジスタ6に入力される。シフト・
レジスタ6の内容はパターン発生器7のパターン
と比較回路8により比較され、一致したビツトは
“0”となり、不一致のビツトは“1”となつて
シフト・レジスタ9に入力される。シフト・レジ
スタ9の内容はカウンタ10に送られ、“0”ビ
ツトの数がカウントされる。カウント9のカウン
ト結果Sはプロセツサに送られる。 プロセツサはレジスタ11から8ビツトずつ読
み込んだデータ(96ビツト)をこれに付加されて
いるチエツク・ビツト(48ビツト)により検定
し、検出された符号誤りのビツトの数をカウント
する。このカウント結果をtで示すと、カウント
結果S及びtはプロセツサにより以下で説明する
処理を受ける。 第4図は受信装置の動作状態を説明する状態遷
移図である。受信装置の動作状態は、同期符号4
を探索している初期的な状態ST1、同期符号4
を検出したと推定、即ち受信装置が同期している
と推定のもとに動作する状態ST2及び同期符号
を検出したと判断、即ち伝送信号に対して当該の
受信装置が同期状態にあると判断する状態ST3
に分けられる。 状態ST1は、カウンタ10のカウント数S、
予め設定した定数S1(S1の最大数は24)により、
S<S1のとき(遷移T11)、状態ST2のときにS
<S1又はt3<tとなつたとき(遷移T21)、及び状
態ST3のときにS<S1又はt1<tとなつたとき
(遷移T31)である。状態ST1のときは、シフ
ト・レジスタ6が新たに伝送信号の1ビツトを入
力する度に、シフト・レジスタ9の内容をカウン
タ10を介してプロセツサに読み込み、同期符号
4を探索する。その結果、S1≦Sとなると、遷移
T12により上位の状態ST2に移行する。 状態ST2は、状態ST2のときにS1≦Sかつt4
<t≦t3となつたとき(遷移T22)、状態ST1の
ときにS1≦Sとなつたとき(遷移T12)及び状態
ST3のときにS1≦Sかつt2<t≦t1となつたとき
(遷移T32)である。状態ST2のときは、当該の
受信装置が同期状態にあると推定されるので、同
期符号4を検出すべきタイミングで、カウンタ1
0を介してシフト・レジスタ9の内容を調べる。
この結果、カウント数SがS<S1、又はt3<tと
なつたとき(遷移T21)は下位の状態ST1に戻
り、またS1≦Sかつt≦t4となつたとき(遷移
T23)は最上位即ち同期状態ST3に遷移し、レ
ジスタ11から読み込んだデータは有効となる。 状態ST3は状態ST3のときにS1≦Sかつt≦
t2となつたとき(遷移T33)及び状態ST2のとき
にS1≦Sかつt≦t4となつたとき(遷移T23)で
あり、レジスタ11を介してプロセツサに読み込
んだデータ5の情報は有効であるとする。この
際、データ5に符号誤りがあれば、データ5に含
まれているチエツク・ビツト(48ビツト)により
訂正の処理をする。しかし、状態ST3のときに
S1≦Sかつt2<t≦t1となつたときは下位の状態
ST2に戻り(遷移T32)、またS<S1又はt1<t
となつたときは最下位の状態ST1に戻る(遷移
T31)。状態ST3では、状態ST2と同様のタイミ
ングでカウンタ10の内容を読み込み、即ち同期
検出窓を開けてその内容を調べる。 遷移T11〜T33とカウント数S,tとの対応を
表にして示す。
【表】
例えば、状態ST3において、S1≦Sかつt2<
t≦t1となつたときは、一時的な雑音によりデー
タ5の一部が変化したと考えられるので、状態
ST2に戻り、次の同期符号4の検出を待つ。次
の同期符号4の検出においては、所定のタイミン
グで検出窓を開ける動作であつても雑音が連続し
ていない限り、十分な確率でS1≦Sかつt≦t4の
条件が満足されるので、遷移T23により状態ST
3となり、プロセツサに読み込んだデータは有効
となる。このような動作は、改めて初期状態から
同期獲得する場合よりも同期に至る時間を短縮す
るものである。 以上のように、この発明によれば、受信装置の
動作状態を同期符号及びデータの符号誤りの程度
に応じて同期符号をビツト毎に探索する第1状
態、同期状態にあると推定し、所定のタイミング
で同期検出窓を開ける第2状態及び同期状態にあ
るとする第3状態に分け、第1状態から第2状態
への遷移条件を最も厳しくするように上位状態へ
の遷移条件を設定し、かつ第3状態の保持条件を
最も緩やかにするように下位状態への遷移条件を
設定したので、同期状態への復帰及び維持が容易
となり、また初期状態から同期状態に達するまで
の時間が短縮でき、効率良く、信頼性の高いデー
タ伝送が実現できる効果がある。
t≦t1となつたときは、一時的な雑音によりデー
タ5の一部が変化したと考えられるので、状態
ST2に戻り、次の同期符号4の検出を待つ。次
の同期符号4の検出においては、所定のタイミン
グで検出窓を開ける動作であつても雑音が連続し
ていない限り、十分な確率でS1≦Sかつt≦t4の
条件が満足されるので、遷移T23により状態ST
3となり、プロセツサに読み込んだデータは有効
となる。このような動作は、改めて初期状態から
同期獲得する場合よりも同期に至る時間を短縮す
るものである。 以上のように、この発明によれば、受信装置の
動作状態を同期符号及びデータの符号誤りの程度
に応じて同期符号をビツト毎に探索する第1状
態、同期状態にあると推定し、所定のタイミング
で同期検出窓を開ける第2状態及び同期状態にあ
るとする第3状態に分け、第1状態から第2状態
への遷移条件を最も厳しくするように上位状態へ
の遷移条件を設定し、かつ第3状態の保持条件を
最も緩やかにするように下位状態への遷移条件を
設定したので、同期状態への復帰及び維持が容易
となり、また初期状態から同期状態に達するまで
の時間が短縮でき、効率良く、信頼性の高いデー
タ伝送が実現できる効果がある。
第1図は従来のデータ伝送方式における伝送信
号のフオーマツト図、第2図はこの発明のデータ
伝送方式による伝送信号のフオーマツト図、第3
図はこの発明のデータ伝送方式による受信装置の
ブロツク図、第4図は第3図に示す受信装置の状
態遷移図である。 6,9……シフト・レジスタ、7……同期パタ
ーン発生器、8……比較回路、10……カウン
タ、11……レジスタ。
号のフオーマツト図、第2図はこの発明のデータ
伝送方式による伝送信号のフオーマツト図、第3
図はこの発明のデータ伝送方式による受信装置の
ブロツク図、第4図は第3図に示す受信装置の状
態遷移図である。 6,9……シフト・レジスタ、7……同期パタ
ーン発生器、8……比較回路、10……カウン
タ、11……レジスタ。
Claims (1)
- 1 複数のビツトから形成されて個有のパターン
をもつ同期符号と、固定数のビツトから形成され
伝送されるべき情報を内容とするデータとからな
る伝送信号を連続的に伝送するデータ伝送方式に
おいて、受信装置に上記パターンと受信した一連
の伝送信号からなり上記同期符号に対応する複数
のビツトとの間で一致したビツト数S、上記デー
タに含まれるチエツク・ビツトにより検出された
当該データの符号誤りのビツト数t及び定数S1,
t1乃至t4(ただしt4<t3<t2<t1)により、S<S1
のとき、S1≦Sかつt4<t≦t3の次にS<S1又は
t3<tとなつたとき、S1≦Sかつt≦t2の次にS
<S1又はt1<tとなつたときは上記同期符号を上
記伝送信号のビツトを受信する度に探索する第1
状態、上記第1状態のときにS1≦Sとなつたと
き、S1≦Sかつt4<t≦t3を連続したとき、S1≦
Sかつt≦t2の次にS1≦Sかつt2<t≦t1となつ
たときは上記パターンと上記同期符号に対応する
上記伝送信号の複数のビツトとの一致を所定のタ
イミングで調べる第2状態並びに上記第2状態の
ときにS1≦Sかつt≦t4となつたとき及びS1≦S
かつt≦t2となつたときは上記同期符号に対応す
る上記伝送信号の複数のビツトとの一致を所定の
タイミングで調べると共に受信したデータを有効
とする第3状態を設定したことを特徴とするデー
タ伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57030782A JPS58146157A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | デ−タ伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57030782A JPS58146157A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | デ−タ伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146157A JPS58146157A (ja) | 1983-08-31 |
JPS6317381B2 true JPS6317381B2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=12313241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57030782A Granted JPS58146157A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | デ−タ伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58146157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0385776U (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-29 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3510296A1 (de) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Telefunken Fernseh Und Rundfunk Gmbh, 3000 Hannover | System zur synchronisation von digitalen informationssignalen |
JPH0624354B2 (ja) * | 1987-10-30 | 1994-03-30 | ダイハツ工業株式会社 | シリアルデータ伝送方式 |
-
1982
- 1982-02-25 JP JP57030782A patent/JPS58146157A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0385776U (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58146157A (ja) | 1983-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5276691A (en) | Method for the control of receiver synchronization in a mobile phone | |
US4768192A (en) | Frame synchronization detection system for time division multiplexed (TDM) digital signals | |
JP2641999B2 (ja) | データ・フォーマット検出回路 | |
JP3946774B2 (ja) | パケットフレーム化用の高速同期バイト検索構成 | |
EP0735709B1 (en) | Synchronizing circuit for use in a digital audio signal compressing/expanding system | |
JPS6317381B2 (ja) | ||
US4573171A (en) | Sync detect circuit | |
JPS6317380B2 (ja) | ||
US4607378A (en) | Detector for detecting sync bits in a stream of data bits | |
JPS6317382B2 (ja) | ||
JP3412927B2 (ja) | フレーム同期回路 | |
JP3048866B2 (ja) | データ速度自動認識回路 | |
KR100249171B1 (ko) | 비동기식 데이터 송수신 장치의 에러 검출 방법 | |
JPH11232210A (ja) | 情報処理装置 | |
US20020094042A1 (en) | Methods and apparatus for feature recognition time shift correlation | |
JP2663441B2 (ja) | 同期信号検出方法 | |
JPH09271000A (ja) | 文字放送用のデータ探索回路 | |
JPH10294772A (ja) | Atコマンド受信方式 | |
JP2666690B2 (ja) | 調歩同期データ伝送方法及び装置 | |
JPH0661965A (ja) | 同期制御方式 | |
JP2001127744A (ja) | 調歩同期式データ通信装置、及び調歩同期式データ通信方法 | |
JPS6316934B2 (ja) | ||
JPH0983503A (ja) | フレーム同期装置 | |
JPS592461A (ja) | 擬似同期防止方式 | |
JPH01293728A (ja) | シリアルデータ受信装置 |