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JP3412927B2 - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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Publication number
JP3412927B2
JP3412927B2 JP23802494A JP23802494A JP3412927B2 JP 3412927 B2 JP3412927 B2 JP 3412927B2 JP 23802494 A JP23802494 A JP 23802494A JP 23802494 A JP23802494 A JP 23802494A JP 3412927 B2 JP3412927 B2 JP 3412927B2
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JP
Japan
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frame synchronization
frame
data
signal
bit
Prior art date
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JP23802494A
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JPH08102732A (ja
Inventor
康幸 金子
雅彦 本山
健二 坂上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08102732A publication Critical patent/JPH08102732A/ja
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定長フレームのフレ
ーム同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送受信装置間(例えばLSI間)
でフレーム同期を確立させる構成法として、図10に示
すように送信側装置1101とは別系統(例えばクロッ
ク発生装置など)から各送受信装置1101,1102
にフレーム同期信号FCLK1,FCLK2をそれぞれ
分配するとともに、送受信LSI間で3つの信号線11
03〜1105をほぼ等長に配線し、各信号線1103
〜1105を用いて、データ、フレーム同期信号、およ
びビットクロックを伝送する構成法、あるいは図11に
示すように、各送受信装置1121,1122間のデー
タ線1123をほぼ等長に配線して、送信側装置110
1とは別系統からのフレーム同期信号FCLK1,FC
LK2によってフレーム同期を確立する構成法などがあ
った。
【0003】一方、フレーム同期信号は使用せずに、各
フレーム内に所定のフレーム同期パターンを埋め込み、
フレーム構造内において同期パターンを常に検索しなが
ら、フレーム同期を取る方法があった。例えば、同期型
ディジタルハイアラーキ(SDH)等があげられる。
【0004】第1の構成法を取ると、基板内で等長化さ
せる必要があるのは、対になるデータ、フレーム同期信
号、およびビットクロックのみで、異なる送受信装置の
対では、等長化配線を行う必要はない。しかしながら、
回路規模の増大によって、送受信装置間での配線数を増
大させ、これが基板設計の困難さを増大させる要因とな
っていた。また、送受信装置がLSIである場合にピン
数を増大させる要因となっていた。
【0005】また、第2の構成法を取ると、送受信装置
間で配線する配線数は減少させることができるが、全て
の送受信装置間のデータ配線長を等しくする必要が生
じ、伝送速度の高速化に伴い、基板設計の困難さを増大
させる要因となっていた。また、別系統から分配される
フレーム同期信号のみから、フレーム同期を確立するた
めに、各受信装置にデータが伝送されるまでの遅延を予
め予測してそれぞれの受信装置にフレーム同期信号を分
配しなければならないという問題点が生じていた。
【0006】また、第3の方式では、受信側装置が常に
同期パターンを検索するので、データ内に偶然発生する
同期パターンによる誤同期引き込みを防ぐために、送信
側装置にはスクランブル伝送の機能が受信側装置には後
方保護の機能が必要となり、装置構成が複雑になるとい
った問題点が生じていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
フレーム同期方式では、回路規模の増大に伴い、送受信
装置間での配線数、ピン数、設計上の困難さが増大する
問題点があった。また、伝送データ中からフレーム同期
パターンを検出する方式では、誤同期引き込みの問題が
あった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、配線数やピン数を削減でき、誤同期引き込みも回
避でき、等長化配線のマージンも大きくすることができ
るフレーム同期回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信側装置内
でフレーム同期を行うためのフレーム同期回路であっ
て、送信側装置から送られてきた所定のフレーム長を有
する伝送データを取り込むデータ入力手段と、前記デー
タ入力手段にて取り込まれた前記伝送データ、及び該伝
送データとともに前記送信側装置から送られてきた又は
該伝送データから抽出した第1のビットクロックに基づ
いて第1のフレーム同期信号の検出を行うフレーム同期
信号検出手段と、前記送信側装置とは別系統の装置から
分配され入力された第2のフレーム同期信号及び第2の
ビットクロック信号に基づいて、前記フレーム長より短
い所定の長さのフレーム同期判定期間を設定するフレー
ム同期判定期間設定手段と、前記フレーム同期判定期間
設定手段により設定されたフレーム同期判定期間内で、
前記フレーム同期信号検出手段により検出された前記第
1のフレーム同期信号が有効かどうかを判定し、有効と
判定された場合に、前記データ入力手段からの所定のビ
ット長のデータの出力を示すイネーブル信号を発生させ
るフレーム同期判定手段とを具備したことを特徴とす
る。また、本発明は、受信側装置内でフレーム同期を行
うためのフレーム同期回路であって、送信側装置から第
1のビットクロックとともに送られてきた固定長フレー
ムからなる伝送データを、該第1のビットクロックに従
って取り込むデータ入力手段と、前記データ入力手段に
て取り込まれた前記伝送データ中に含まれるフレーム同
期用ビットパターンを検出して第1のフレーム同期信号
を出力するフレーム同期信号検出手段と、前記送信側装
置とは別系統の装置から分配され入力された第2のフレ
ーム同期信号及び第2のビットクロック信号に基づい
て、該伝送された固定長フレーム内の所定の一部分をフ
レーム同期判定期間として指示する判定期間信号を出力
するフレーム同期判定期間設定手段と、前記フレーム同
期信号検出手段から出力された前記第1のフレーム同期
信号と前記フレーム同期判定期間設定手段から出力され
た前記判定期間信号に基づいて、該フレーム同期信号検
出手段により検出された前記フレーム同期用ビットパタ
ーンが有効かどうかを判定し、有効と判定された場合
に、前記データ入力手段からの所定のビット長のデータ
の出力を示すイネーブル信号を発生させるフレーム同期
判定手段とを具備したことを特徴とする。また、本発明
は、受信側装置内でフレーム同期を行うためのフレーム
同期回路であって、従属接続された複数の記憶素子によ
り構成され、送信側装置から第1のビットクロックとと
もに送られてきた固定長フレームからなる伝送データ
を、該第1のビットクロックに従って取り込み、所定の
ビット長単位で出力するデータ入力手段と、前記データ
入力手段にて取り込まれた前記伝送データ中の連続する
所定ビット長のデータを入力し、このデータと予め設定
された該所定ビット長のフレーム同期用ビットパターン
とを比較し、これらが一致した場合に第1のフレーム同
期信号を出力するフレーム同期信号検出手段と、前記送
信側装置とは別系統の装置から分配され入力された第2
のフレーム同期信号及び第2のビットクロック信号に基
づいて、前記フレーム同期信号検出手段により前記フレ
ーム同期用ビットパターンが検出される期間を、該伝送
された固定長フレーム内の所定の一部分の期間内で設定
し、この期間中アクティブとなる判定期間信号を出力す
るフレーム同期判定期間設定手段と、前記フレーム同期
判定期間設定手段から出力された前記判定期間信号がア
クティブになっている間に前記フレーム同期信号検出手
段から前記第1のフレーム同期信号が入力された場合に
リセットされ、前記第1のビットクロックに従って前記
固定長フレームのビット長分をカウントするごとに前記
データ入力手段からの前記所定のビット長のデータの出
力を示すイネーブル信号を発生するフレーム同期判定手
段とを具備したことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係るフレーム同期回路は、
外部からビットクロックとともに送られてきた固定長フ
レームからなる伝送データを、該ビットクロックに従っ
て取り込むデータ入力手段と、前記データ入力手段にて
取り込まれた前記伝送データ中に含まれるフレーム同期
用ビットパターンを検出して所定の同期信号を出力する
フレーム同期信号検出手段と、前記伝送データとは別に
入力されたフレーム同期信号に基づいて、該伝送された
固定長フレーム内の所定の部分をフレーム同期判定期間
として指示する判定期間信号を出力するフレーム同期判
定期間設定手段と、前記フレーム同期信号検出手段から
出力された前記同期信号と前記フレーム同期判定期間設
定手段から出力された前記判定期間信号に基づいて、該
フレーム同期信号検出手段により検出された前記フレー
ム同期用ビットパターンが有効かどうかを判定するフレ
ーム同期判定手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るフレーム同期回路は、
縦続接続された複数の記憶素子により構成され、外部か
らビットクロックとともに送られてきた固定長フレーム
からなる伝送データを、該ビットクロックに従って取り
込み、所定のビット長単位で出力するデータ入力手段
と、前記データ入力手段にて取り込まれた前記伝送デー
タ中の連続する所定ビット長のデータを入力し、このデ
ータと予め設定された該所定ビット長のフレーム同期用
ビットパターンとを比較し、これらが一致した場合に所
定の同期信号を出力するフレーム同期信号検出手段と、
前記伝送データとは別に入力されたフレーム同期信号に
基づいて、前記フレーム同期信号検出手段により前記フ
レーム同期用ビットパターンが検出される期間を、該伝
送された固定長フレーム内の所定の期間内で設定し、こ
の期間中アクティブとなる判定期間信号を出力するフレ
ーム同期判定期間設定手段と、前記フレーム同期判定期
間設定手段から出力された前記判定期間信号がアクティ
ブになっている間に前記フレーム同期信号検出手段から
前記同期信号が入力された場合にリセットされ、前記ビ
ットクロックに従って前記固定長フレームのビット長分
をカウントするごとに前記データ入力手段からの前記所
定のビット長のデータの出力を示すイネーブル信号を発
生するフレーム同期判定手段とを具備したことを特徴と
する。
【0012】また、好ましくは、前記データ入力手段
は、外部からビットクロックを入力する代わりに、外部
から送られてきた前記伝送データからビットクロックを
抽出することを特徴とする。
【0013】また、好ましくは、前記データ入力手段
は、前記伝送データを受けとるために縦続接続された複
数の記憶素子により構成されており、前記伝送データに
等長に配線したビットクロックまたは前記伝送データか
ら抽出されたビットクロックによって動作することを特
徴とする。
【0014】また、好ましくは、前記フレーム同期信号
検出手段は、前記固定長フレーム内のある特定の位置に
付与されたフレーム同期用ビットパターンを検出した時
に、フレーム同期信号を検出したと判断することを特徴
とする。
【0015】また、好ましくは、前記フレーム同期信号
検出手段は、前記固定長フレーム内のある特定の位置に
付与されたフレーム同期用ビットパターンを、回路設計
あるいは基板設計後に変更可能とするために外部制御用
プロセッサから前記ビットパターンを設定可能となるよ
う記憶素子を用いたことを特徴とする。
【0016】また、好ましくは、前記フレーム同期信号
検出手段は、前記送信側装置からの伝送データにフレー
ムクロックが並走されている場合は、前記フレームクロ
ックの立ち上がりを検出しフレーム同期を検出したと判
断することを特徴とする。
【0017】また、好ましくは、前記フレーム同期判定
期間設定手段は、前記別系列から分配されたフレームク
ロック及びビットクロックをもとに1フレーム内におい
てフレーム同期判定を行う時間を制限するためのフレー
ム同期判定期間設定信号を発生させる機能を持つことを
特徴とする。
【0018】また、好ましくは、前記フレーム同期判定
期間設定手段は、回路及び基板設計後にフレーム同期判
定期間設定信号の位相を変化させることを可能とするこ
とを特徴とする。
【0019】また、好ましくは、前記フレーム同期判定
期間設定手段は、前記送信側装置が複数個存在する場
合、各送信側装置数分だけ受信側装置に持つことを特徴
とする。
【0020】また、好ましくは、前記フレーム同期判定
手段は、前記フレーム同期信号検出手段からの出力と前
記フレーム同期判定期間設定手段からの出力によりフレ
ーム同期判定を行い、前記判定結果から受信側装置のビ
ットクロックによって前記固定長データを取り込むため
のイネーブル信号を発生させることを特徴とする。
【0021】また、好ましくは、前記フレーム同期判定
手段は、前記受信側装置のビットクロックで動作するカ
ウンタと前記イネーブル信号を発生させるデコーダで構
成されており、前記フレーム同期信号検出手段の出力と
前記フレーム同期判定期間設定手段の出力の両方がアク
ティブになった時に前記カウンタのリセット信号とする
ことを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明では、まず、フレーム同期信号検出手段
が、データ入力手段にて取り込まれた伝送データに基づ
いてフレーム同期信号検出を行う。一方、フレーム同期
判定期間設定手段は、この伝送データとは別の系統から
分配されたフレーム同期信号に基づいて、伝送データの
フレーム長より短い期間でフレーム同期判定を行うよう
に設定する。
【0023】前記フレーム同期判定手段は、フレーム同
期判定期間設定手段により設定されたフレーム同期判定
期間の間にフレーム同期信号検出手段がフレーム同期信
号検出に成功したときに、該検出結果が有効であると判
定する。
【0024】このように本発明では、フレーム同期判定
期間設定手段を設け、同期検出期間を適宜設定すること
により、データ内に偶然現れたフレーム同期ビットパタ
ーンと同一のビットパターンによる誤同期引き込みを防
ぐことができ、簡便な方法で正確なフレーム同期検出を
行うことができる。例えば、送受信装置間の伝送データ
線の配線長のずれ、従って別系統から基板内各LSIに
分配されたフレーム同期信号からフレームの先頭の到着
する位相との違い(スキュー)の範囲内でフレーム同期
パターンとの比較を行えば、正確な同期検出ができるの
である。
【0025】また、本発明によれば、送受信装置間に必
要な配線の種類が少ないので、回路規模が増大しても、
送受信装置間での配線数やLSIのピン数の増大を回避
することができる。
【0026】また、フレーム同期判定期間設定手段によ
り設定される同期検出期間内に、同期を確立できれば良
いので、送受信装置間、例えば同一基板内の各LSI
間、の伝送データ線の配線長は、ある程度以内に抑えて
おけばよいことになり、等長化配線のマージンを大きく
することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例に係る
フレーム同期回路を示す概略ブロック図である。本実施
例における主な信号のタイミングチャートを図8に示
す。また、フレーム同期信号は、その立上がりでフレー
ムの先頭を示すものであるとする。
【0028】本実施例のフレーム同期回路は、受信側装
置(例えばLSI)に内臓されるものであり、図示しな
い送信側装置(例えばLSI)から伝送されたビットク
ロックBCLk in によって動作するデータ入力部10
0、フレーム同期信号検出部200、フレーム同期判定
部300、送信側装置とは別系統(例えばクロック発生
装置など)から分配されたビットクロックBCLk Mai
n で動作するフレーム同期判定期間設定部400から構
成される。
【0029】データ入力部100は、図8に示すごと
く、ビットクロックBCLk in に従い、送信側装置か
ら伝送されたデータData in を取り込み、および取
り込んだデータData in 中からフレーム同期パター
ン長であるnビット分の並列データSync Patを1ビ
ットづつシフトしつつ出力するとともに、出力データD
ata in をN(例えば1あるいは8,16,32,6
4など)ビット分のデータData Main として順次出
力する。
【0030】データ入力部100は、例えば図2(a)
のように縦続接続された記憶素子(例えばフリップフロ
ップ回路)101によって構成される。フレーム同期信
号検出部200に送られるnビットは、予め決められた
フレーム同期パターン長に一致している。LSIなどの
当該受信側装置本体に送られるData Main のビット
幅Nは、その内部処理によってのみ決定される。ただ
し、データData inのビット長の約数とする。記憶
素子101にて構成されるシフトレジスタの中でフレー
ム同期検出部200に送るデータを取り出す位置と、D
ata Main として出力する位置との関係は、フレーム
同期パターンと実際に取り込む必要のあるデータの間の
(予め決定されている)ビット数(図2(b)参照)や
後述するフレーム同期判定部300にあるデコーダ30
3がいくつのカウント値でイネーブル信号を発生させる
かによって決まる。例えば、Stuff bitが0ビ
ットで、フレーム同期信号判定部300にあるデコーダ
がカウント値1でイネーブル信号を発生させる場合は図
2(c)のようになる。
【0031】なお、ビットクロックBCLk in は、送
信側装置からのデータ線に並走される場合の他に、デー
タData in から抽出しても良い。フレーム同期信号
検出部200は、データ入力部100からの並列データ
Sync Patを送信側装置のビットクロックBCLk i
n によって取り込み、そのnビットのデータがフレーム
同期パターンと一致したときのみ、一致パルスSYNC
を発生し、フレーム同期判定部300に送る。
【0032】図3は、フレーム同期信号検出部200の
内部構成の一例である。回路設計時などにてフレーム同
期パターンが「00000001」と予め決定されてい
る場合であり、データ入力部100からの8ビットのパ
ターンがフレーム同期パターンに一致したときに、図8
のようにSYNC信号をアクティブにしてフレーム同期
判定部300に送る。
【0033】図4は、フレーム同期パターンを回路設計
あるいは基板設計後に変更することが可能な構成例であ
り、フレーム同期パターン長分の記憶素子201および
データ入力部100からのデータと比較するためのゲー
ト素子202,203から構成されている。フレーム同
期パターン長分の記憶素子201は、外部制御用プロセ
ッサによって任意の値に設定可能であり、記憶素子20
1からの値とデータ入力部100からの値が一致したと
きのみ、一致信号SYNCをアクティブにしてフレーム
同期判定部300に送る。
【0034】図5に、フレーム同期判定期間設定部40
0の内部構成の一例を示す。また、図6に、図8に示し
た出力信号GWNDと1フレーム周期との関係を示す。
このフレーム周期判定期間設定部400は、1フレーム
周期カウンタ部402、この1フレーム周期カウンタ部
402の出力信号を入力としたデコーダ部403、1フ
レーム周期カウンタ部402に対するリセット信号を発
生させるリセットパルス発生回路401で構成され、送
信側装置とは別系統から分配されたフレーム周期信号F
CLK Main およびビットクロックBCLK Main によ
って動作する。
【0035】1フレーム周期カウンタ部402は、ビッ
トクロックBCLK Main を、0から(1フレーム内の
ビット長−1)まで計数可能であり、カウント値をその
出力とする。リセットパルス発生回路401の出力がア
クティブになったときに、フレーム先頭であると判定
し、カウンタ値をリセットして計数を繰り返す。なお、
1フレームを送受信装置間で並列伝送する場合、1フレ
ーム周期カウンタ部402は、(1フレームのビット長
/並列幅)までカウント計算可能としても良い。
【0036】デコーダ部403は、送信側装置からのデ
ータData in の1フレーム内のある一定の期間で図
8のようなGWND信号を発生させる。すなわち、1フ
レーム周期カウンタ部402の出力がデコーダ部403
内に予め設定された第1の計数値(図6のC1)に一致
したときにGWND信号をアサートし、その後、該出力
が予め設定された第2の計数値(図6のC2)に一致し
たときにGWND信号をデアサートする。
【0037】送信側装置が複数存在する場合は、各送信
側装置からのデータData in のスキューがGWND
信号幅以内に収まればよく、例えば送受信装置がLSI
であり、それらを一基板あるいは一筐体に実装する場
合、基板設計等が容易になる。また、送信側装置が複数
あり、各伝送データのスキューが比較的大きくなる場合
の一構成例として、各送信側装置に対応してフレーム同
期判定期間設定部400を複数設けても良い。また、基
板設計あるいは筐体を組んだ後、システム立ち上げ時
に、フレーム同期用セルを流し、GWND信号をアクテ
ィブにする期間を設定しても良い。
【0038】リセットパルス発生回路401は、別系統
から分配されたフレーム周期信号FCLK Main の立ち
上がりを検出し、その立ち上がりで1フレーム周期カウ
ンタ部402にリセット信号を送る。フレーム周期信号
FCLK Main およびビットクロックBCLK Main の
位相を基板設計あるいは筐体設計後に変化可能とするこ
とにより、各送受信装置間のデータの遅延が同方向にず
れた場合に対応可能となる。
【0039】図7は、フレーム同期判定部300の内部
構成の一例である。このフレーム同期判定部300は、
1フレーム周期カウンタ部302、この1フレーム周期
カウンタ部302の出力信号を入力としたデコーダ部3
03、1フレーム周期カウンタ部302に対するリセッ
ト信号を発生させるリセットパルス発生回路301で構
成される。
【0040】1フレーム周期カウンタ部302は、送信
側装置から伝送されるビットクロックBCLk in を、
0から(1フレーム内のビット長−1)まで計数可能で
あり、カウント値をその出力とする。リセットパルス発
生回路301の出力がアクティブになったときに、フレ
ーム先頭であると判定し、カウンタ値をリセットして計
数を繰り返す。
【0041】デコーダ部303は、1フレーム周期カウ
ンタ部302の出力値をもとに、図8のようなデータ入
力部100からのデータData Main を指示するイネ
ーブル信号Enableを1フレーム周期で発生させ
る。すなわち、1フレーム周期カウンタ部302の出力
がデコーダ部303内に予め設定された第1の計数値に
一致したときにイネーブル信号Enableをアサート
し、その後、該出力が予め設定された第2の計数値に一
致したときにイネーブル信号Enableをデアサート
する、という動作が繰り返される。なお、1フレーム周
期カウンタ部302は、上記構成の代わりに、内部とり
こみ幅分のカウンタで構成しても良い。例えば、16ビ
ット幅でとりこむ場合、4ビットカウンタを設け、デコ
ーダ部303は0〜15のうちの所定の値のときにイネ
ーブル信号Enableを発生させるようにしても良
い。
【0042】このイネーブル信号Enableは、デー
タ入力部100からのデータData Main の出力形式
に依存しており、例えば、データ入力部100からビッ
トシリアルに出力したい場合は、1ビットごとにイネー
ブル信号Enableを発生させ、8ビットの並列デー
タとして出力したい場合は、8ビットごとにイネーブル
信号Enableを発生させる。なお、1フレーム内の
データフォーマットが決定されていれば、1フレーム内
のある一部分のデータを取り込まないという動作も可能
である。
【0043】リセットパルス発生回路301は、フレー
ム周期信号検出部200からのSYNC信号とフレーム
同期判定期間設定部400からのGWND信号の両方が
アクティブのときのみ、1フレーム周期カウンタ部30
2にリセット信号を送る。上記の2つの信号の論理和を
取ることで、データData in 内に偶然発生したフレ
ーム同期ビットパターンと同一のパターンによる誤同期
を防止することが可能となる。
【0044】このように本実施例によれば、同期判定期
間を適宜設定することにより、データ内に偶然現れたフ
レーム同期ビットパターンと同一のビットパターンによ
る誤同期引き込みを防ぐことができるとともに、送受信
装置間に必要な配線の種類が少ないので、回路規模が増
大しても、送受信装置間での配線数やLSIのピン数の
増大を回避することができ、さらに、フレーム同期判定
期間設定手段により設定される同期検出期間内に、同期
を確立できれば良いので、送受信装置間の伝送データ線
の配線長は、ある程度以内に抑えておけばよいことにな
り、等長化配線のマージンを大きくすることができる。
【0045】(実施例2)図9は、本発明の第2の実施
例に係るフレーム同期回路の概略ブロック図である。
【0046】本実施例のフレーム同期回路は、図示しな
い送信側装置(例えばLSI)から伝送されたビットク
ロックBCLk in によって動作するデータ入力部10
0´、フレーム先頭位置検出部500、フレーム同期判
定部300、送信側装置とは別系統から分配されたビッ
トクロックBCLk Main で動作するフレーム同期判定
期間設定部400から構成される。
【0047】データ入力部100´は、第1の実施例の
データ入力部100から、nビット分の並列データSy
nc Patを出力する機能に対応する構成を省いたもので
ある。フレーム同期判定部300およびフレーム同期判
定期間設定部400は、第1の実施例と同様である。
【0048】第1の実施例では、SYNC信号は、フレ
ーム同期信号検出部200にてデータ入力部100から
取り込んだ並列データSync Patと所定のフレーム同
期パターンとの一致検出をして発生した。これに対して
本実施例では、送信側装置から受信側装置にデータ線に
ほぼ等長に配線された信号線を用いてフレーム同期信号
FCLKinを与え、図9に示したフレーム先頭位置検
出部500にて、フレーム同期信号FCLK in の立ち
上がりを送信側装置からのビットクロックBCLK in
に従って判別し、それを一致信号SYNCとしてフレー
ム同期判定部300に送るものである。
【0049】このように構成しても、フレーム同期を確
立することが可能である。また、本発明は上述した各実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】このように本発明では、フレーム同期判
定期間設定手段を設け、同期検出期間を適宜設定するこ
とにより、データ内に偶然現れたフレーム同期ビットパ
ターンと同一のビットパターンによる誤同期引き込みを
防ぐことができ、簡便な方法で正確なフレーム同期検出
を行うことができる。
【0051】また、本発明によれば、送受信装置間に必
要な配線の種類が少ないので、回路規模が増大しても、
送受信装置間での配線数やLSIのピン数の増大を回避
することができる。
【0052】また、フレーム同期判定期間設定手段によ
り設定される同期検出期間内に、同期を確立できれば良
いので、送受信装置間、例えば同一基板内の各LSI
間、の伝送データ線の配線長は、ある程度以内に抑えて
おけばよいことになり、等長化配線のマージンを大きく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るフレーム同期回路
の概略構成を示す図
【図2】データ入力部の内部構成の一例を示す図
【図3】フレーム同期信号検出部の内部構成の一例を示
す図
【図4】フレーム同期信号検出部の内部構成の他の例を
示す図
【図5】フレーム同期判定期間設定部の内部構成の一例
を示す図
【図6】ウィンドウ信号GWNDの一例を示す図
【図7】フレーム同期判定部の内部構成の一例を示す図
【図8】第1の実施例の主な信号のタイミングチャート
【図9】本発明の第2の実施例に係るフレーム同期回路
の概略構成を示す図
【図10】従来例の第1の構成を示す図
【図11】従来例の第2の構成を示す図
【符号の説明】
100…データ入力部、101…記憶素子、200…フ
レーム同期信号検出部、201…記憶素子、202,2
03…ゲート素子、300…フレーム同期判定部、30
1…リセットパルス発生回路、302…1フレーム周期
カウンタ部、303…デコーダ部、400…フレーム同
期判定期間設定部、401…リセットパルス発生回路、
402…1フレーム周期カウンタ部、403…デコーダ
部、500…フレーム先頭位置検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−38026(JP,A) 特開 平4−185129(JP,A) 特開 昭64−4135(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/08 H04J 3/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信側装置内でフレーム同期を行うための
    フレーム同期回路であって、 送信側装置 から送られてきた所定のフレーム長を有する
    伝送データを取り込むデータ入力手段と、 前記データ入力手段にて取り込まれた前記伝送データ
    及び該伝送データとともに前記送信側装置から送られて
    きた又は該伝送データから抽出した第1のビットクロッ
    に基づいて第1のフレーム同期信号の検出を行うフレ
    ーム同期信号検出手段と、 前記送信側装置とは別系統の装置から分配され入力され
    た第2のフレーム同期信号及び第2のビットクロック信
    に基づいて、前記フレーム長より短い所定の長さの
    レーム同期判定期間を設定するフレーム同期判定期間設
    定手段と、 前記フレーム同期判定期間設定手段により設定されたフ
    レーム同期判定期間内で、前記フレーム同期信号検出手
    段により検出された前記第1のフレーム同期信号が有効
    かどうかを判定し、有効と判定された場合に、前記デー
    タ入力手段からの所定のビット長のデータの出力を示す
    イネーブル信号を発生させるフレーム同期判定手段とを
    具備したことを特徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】受信側装置内でフレーム同期を行うための
    フレーム同期回路であって、 送信側装置 から第1のビットクロックとともに送られて
    きた固定長フレームからなる伝送データを、該第1の
    ットクロックに従って取り込むデータ入力手段と、 前記データ入力手段にて取り込まれた前記伝送データ中
    に含まれるフレーム同期用ビットパターンを検出して
    1のフレーム同期信号を出力するフレーム同期信号検出
    手段と、 前記送信側装置とは別系統の装置から分配され入力され
    第2のフレーム同期信号及び第2のビットクロック信
    に基づいて、該伝送された固定長フレーム内の所定の
    部分をフレーム同期判定期間として指示する判定期間
    信号を出力するフレーム同期判定期間設定手段と、 前記フレーム同期信号検出手段から出力された前記第1
    のフレーム同期信号と前記フレーム同期判定期間設定手
    段から出力された前記判定期間信号に基づいて、該フレ
    ーム同期信号検出手段により検出された前記フレーム同
    期用ビットパターンが有効かどうかを判定し、有効と判
    定された場合に、前記データ入力手段からの所定のビッ
    ト長のデータの出力を示すイネーブル信号を発生させる
    フレーム同期判定手段とを具備したことを特徴とするフ
    レーム同期回路。
  3. 【請求項3】受信側装置内でフレーム同期を行うための
    フレーム同期回路であって、 従属接続された複数の記憶素子により構成され、送信側
    装置から第1のビットクロックとともに送られてきた固
    定長フレームからなる伝送データを、該第1のビットク
    ロックに従って取り込み、所定のビット長単位で出力す
    るデータ入力手段と、 前記データ入力手段にて取り込まれた前記伝送データ中
    の連続する所定ビット長のデータを入力し、このデータ
    と予め設定された該所定ビット長のフレーム同期用ビッ
    トパターンとを比較し、これらが一致した場合に第1の
    フレーム同期信号を出力するフレーム同期信号検出手段
    と、 前記送信側装置とは別系統の装置から分配され入力され
    第2のフレーム同期信号及び第2のビットクロック信
    に基づいて、前記フレーム同期信号検出手段により前
    記フレーム同期用ビットパターンが検出される期間を、
    該伝送された固定長フレーム内の所定の一部分の期間内
    で設定し、この期間中アクティブとなる判定期間信号を
    出力するフレーム同期判定期間設定手段と、 前記フレーム同期判定期間設定手段から出力された前記
    判定期間信号がアクティブになっている間に前記フレー
    ム同期信号検出手段から前記第1のフレーム同期信号が
    入力された場合にリセットされ、前記第1のビットクロ
    ックに従って前記固定長フレームのビット長分をカウン
    トするごとに前記データ入力手段からの前記所定のビッ
    ト長のデータの出力を示すイネーブル信号を発生するフ
    レーム同期判定手段とを具備したことを特徴とするフレ
    ーム同期回路。
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