JPS63172187A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPS63172187A JPS63172187A JP293287A JP293287A JPS63172187A JP S63172187 A JPS63172187 A JP S63172187A JP 293287 A JP293287 A JP 293287A JP 293287 A JP293287 A JP 293287A JP S63172187 A JPS63172187 A JP S63172187A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、複写機、レーザビームプリンタ等に装備され
る熱定着方式による定着装置に関する。
る熱定着方式による定着装置に関する。
(従来の技術)
熱定着方式としては、熱ローラ方式、チャンバ一方式等
が知られており、いずれもトナーを溶融し、記録材上に
加熱定着させるものである。このような方式を採用した
定着装置では、周囲の温度が低い状態で電源を投入した
場合、装置の温度が周囲の温度と同じに低くなっている
ことから、定着に必要な温度に昇温するまで時間がかか
る。
が知られており、いずれもトナーを溶融し、記録材上に
加熱定着させるものである。このような方式を採用した
定着装置では、周囲の温度が低い状態で電源を投入した
場合、装置の温度が周囲の温度と同じに低くなっている
ことから、定着に必要な温度に昇温するまで時間がかか
る。
特に、加熱ローラに加圧ローラを圧接させた熱ローラ方
式の定着装置にあっては、ローラ回転初期時に加熱ロー
ラ、加圧ローラおよび記録紙に熱を奪われるため、定着
温度が低下し、定着性が悪化するという問題があり、こ
れを防止するために従来よりスタンバイ時の温度を高め
に設定する手段がとられていた。
式の定着装置にあっては、ローラ回転初期時に加熱ロー
ラ、加圧ローラおよび記録紙に熱を奪われるため、定着
温度が低下し、定着性が悪化するという問題があり、こ
れを防止するために従来よりスタンバイ時の温度を高め
に設定する手段がとられていた。
しかし、この場合、機内の昇温と同時に加圧ローラを構
成するスポンジ状のゴム層(熱に弱い)が長時間高温状
態にさらされることになり、加熱減量、硬度アップ等の
ゴム層の劣化を早める結果となっていた。
成するスポンジ状のゴム層(熱に弱い)が長時間高温状
態にさらされることになり、加熱減量、硬度アップ等の
ゴム層の劣化を早める結果となっていた。
このような問題を解決するため、機内に室温検知用のサ
ーミスタを設けて、室温Tが所定温度To に対し、 ■ T≧TOのとき、スタンバイ時の温調温度をT1
とし、 (■ T < T oのとき、スタンバイ時の温調温度
を始めT2とし、 一定時間経過後、Tl とする(ただしT2 >Tl
)温度制御手段を装備した定着装置が提案されている。
ーミスタを設けて、室温Tが所定温度To に対し、 ■ T≧TOのとき、スタンバイ時の温調温度をT1
とし、 (■ T < T oのとき、スタンバイ時の温調温度
を始めT2とし、 一定時間経過後、Tl とする(ただしT2 >Tl
)温度制御手段を装備した定着装置が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記装置では、室温検知装置のコストが
かかり、またサーミスタを機内に設けであるために正確
に室温を検知できず、温調が適正になされないという問
題がある他に、装置への入力電圧の変動による定着ロー
ラの温度低下に対して十分に補償できないためにあらか
じめ設定温度を高めにしておき、入力電圧が低下しても
定着ローラの表面温度がトナーの定着温度以下にならな
いようにしていることから、設定温度が必要以上に高く
なることがあり、このため加圧ローラの耐用年数(寿命
)を延ばすことが難かしい問題があり、また入力電圧の
低下を補償するために定着ヒータの定格電力を高くして
おく方式を採用した場合には、消費電力の節約の面から
好ましくない事態が生ずる問題があった。
かかり、またサーミスタを機内に設けであるために正確
に室温を検知できず、温調が適正になされないという問
題がある他に、装置への入力電圧の変動による定着ロー
ラの温度低下に対して十分に補償できないためにあらか
じめ設定温度を高めにしておき、入力電圧が低下しても
定着ローラの表面温度がトナーの定着温度以下にならな
いようにしていることから、設定温度が必要以上に高く
なることがあり、このため加圧ローラの耐用年数(寿命
)を延ばすことが難かしい問題があり、また入力電圧の
低下を補償するために定着ヒータの定格電力を高くして
おく方式を採用した場合には、消費電力の節約の面から
好ましくない事態が生ずる問題があった。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、室温検知
のための装置を省略してコストダウンを図ると同時に、
適正な温調を行い、常に最良の定着性を保ち、また耐熱
性に劣るスポンジ状のゴム等を加圧ローラとして使用し
た場合でも耐久性を向上させることができ、さらに消費
電力を節約することができる定着装置を提供することで
ある。
になされたもので、その目的とするところは、室温検知
のための装置を省略してコストダウンを図ると同時に、
適正な温調を行い、常に最良の定着性を保ち、また耐熱
性に劣るスポンジ状のゴム等を加圧ローラとして使用し
た場合でも耐久性を向上させることができ、さらに消費
電力を節約することができる定着装置を提供することで
ある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明にあっては、加熱手段と
、該加熱手段によって加熱されてトナー画像を記録材に
定着させる定着手段と、該定着手段の温度を検知する温
度検知手段からの検知信号に基づいて加熱手段を制御す
る温度制御手段とを具備してなる定着装置において、前
記温度検知手段からの検知信号に基づいて前記定着手段
の温度が所定温度に達するまでの時間を検知する時間検
知手段を装備し、かつ前記温度制御手段を、定着手段の
温度が所定温度に達するまでの時間が長くなるに従って
設定温度を高くするようにした複数の温調モードを有し
、該時間検知手段からの検知信号に基づき該温調モード
を選択して前記加熱手段を制御するように構成してなる
ことを特徴としている。
、該加熱手段によって加熱されてトナー画像を記録材に
定着させる定着手段と、該定着手段の温度を検知する温
度検知手段からの検知信号に基づいて加熱手段を制御す
る温度制御手段とを具備してなる定着装置において、前
記温度検知手段からの検知信号に基づいて前記定着手段
の温度が所定温度に達するまでの時間を検知する時間検
知手段を装備し、かつ前記温度制御手段を、定着手段の
温度が所定温度に達するまでの時間が長くなるに従って
設定温度を高くするようにした複数の温調モードを有し
、該時間検知手段からの検知信号に基づき該温調モード
を選択して前記加熱手段を制御するように構成してなる
ことを特徴としている。
(作 用)
上記構成を有する本発明では1時間検知手段の検知信号
に基づき、定着手段の温度が所定温度に達するまでの時
間が短かい場合には低い設定温度の温調モードを選択し
、また該時間が長い場合には高い設定温度の温調モード
を選択して温度制御手段が加熱手段を制御する。
に基づき、定着手段の温度が所定温度に達するまでの時
間が短かい場合には低い設定温度の温調モードを選択し
、また該時間が長い場合には高い設定温度の温調モード
を選択して温度制御手段が加熱手段を制御する。
(実 施 例)
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1
図において、1は加熱定着装置を示しており、この加熱
定着装置lは、加熱ローラ2と、該加熱ローラ2に圧接
する加圧ローラ3とを備えている。加熱ローラ2は、A
文、Sus、鉄等の熱伝導の良好な材料からなる中空円
筒体4上に、フッ素樹脂からなる耐熱離型層5を被覆し
て構成されている。
図において、1は加熱定着装置を示しており、この加熱
定着装置lは、加熱ローラ2と、該加熱ローラ2に圧接
する加圧ローラ3とを備えている。加熱ローラ2は、A
文、Sus、鉄等の熱伝導の良好な材料からなる中空円
筒体4上に、フッ素樹脂からなる耐熱離型層5を被覆し
て構成されている。
加熱ローラ2の内部には、その中央部に長手方向に沿っ
てハロゲンランプ等のヒータ6が設けられており、該ヒ
ータ6は後述する温度検知素子↓1および温度制御手段
12によってその発熱が制御され加熱ローラ2表面を所
定の温度に加熱する。一方、加圧ローラ3は、S us
、鉄等からなる芯金7上に比較的厚いシリコーンスポ
ンジ上にシリコーンゴム層を設けたもの等の耐熱弾性体
層8を被覆し、十分なニップをとれるようにしたもので
ある。
てハロゲンランプ等のヒータ6が設けられており、該ヒ
ータ6は後述する温度検知素子↓1および温度制御手段
12によってその発熱が制御され加熱ローラ2表面を所
定の温度に加熱する。一方、加圧ローラ3は、S us
、鉄等からなる芯金7上に比較的厚いシリコーンスポ
ンジ上にシリコーンゴム層を設けたもの等の耐熱弾性体
層8を被覆し、十分なニップをとれるようにしたもので
ある。
また、加熱ローラ2には、耐熱多孔質フッ素樹脂(例え
ばフロロポア;商品名)等の離型剤塗布部材9により、
シリコーンオイル等の離型剤が塗布され、メータリング
ブレード10により加熱ローラ2上に均一に離型剤が塗
布される。さらに、メータリングブレード10は、加熱
ローラ2上にオフセットしたトナーのクリーニングも行
なう。加熱ローラ2上の表面温度は、サーミスタからな
る温度検知素子11によって検知され、温度制御手段1
2が制御される。図中、13は転写材の進入をガイドす
るための進入ガイドを示しており、14.15は加熱ロ
ーラ2および加圧ローラ3にそれぞれ接触した分離爪を
示しており。
ばフロロポア;商品名)等の離型剤塗布部材9により、
シリコーンオイル等の離型剤が塗布され、メータリング
ブレード10により加熱ローラ2上に均一に離型剤が塗
布される。さらに、メータリングブレード10は、加熱
ローラ2上にオフセットしたトナーのクリーニングも行
なう。加熱ローラ2上の表面温度は、サーミスタからな
る温度検知素子11によって検知され、温度制御手段1
2が制御される。図中、13は転写材の進入をガイドす
るための進入ガイドを示しており、14.15は加熱ロ
ーラ2および加圧ローラ3にそれぞれ接触した分離爪を
示しており。
23は記録紙、24はトナー画像を示している。
第2図は本発明の特徴部分である温度制御手段12の一
実施例を示すブロック図である。温度検知素子11を構
成するサーミスタは加熱ローラ2の表面温度により抵抗
値が変化するため、この抵抗値の変化を電圧に変換して
コンパレータ16.17.18にて温度を検知する。ま
た、コンパレータ19は加熱ローラ2等の温度調節のた
めリレー21をON 、OFFするもので、CPU20
によって制御される。
実施例を示すブロック図である。温度検知素子11を構
成するサーミスタは加熱ローラ2の表面温度により抵抗
値が変化するため、この抵抗値の変化を電圧に変換して
コンパレータ16.17.18にて温度を検知する。ま
た、コンパレータ19は加熱ローラ2等の温度調節のた
めリレー21をON 、OFFするもので、CPU20
によって制御される。
第3図はCPU20の制御内容である温調モードエと温
調モード■を示している。温調モードエではスタンバイ
時の温度を低い温度に設定し、また温調モード■ではス
タンバイ時の温度を高い温度に設定している。ここで、
コンパレータ16は第2図に示す温度TI に対応し、
またコンパレータ17は同図に示す温度T2に対応し、
またコンパレータ18は同図に示す温度T3に対応する
ようにそれぞれ基準電圧16a、17a、18aが設定
されており、また温度T3と対応するコンパレータ18
と、CPU20のコンパレータ18が反転するまでの時
間(温度T3を検知するまでの時間)をモニタする部分
とで時間検知手段22が構成されている。
調モード■を示している。温調モードエではスタンバイ
時の温度を低い温度に設定し、また温調モード■ではス
タンバイ時の温度を高い温度に設定している。ここで、
コンパレータ16は第2図に示す温度TI に対応し、
またコンパレータ17は同図に示す温度T2に対応し、
またコンパレータ18は同図に示す温度T3に対応する
ようにそれぞれ基準電圧16a、17a、18aが設定
されており、また温度T3と対応するコンパレータ18
と、CPU20のコンパレータ18が反転するまでの時
間(温度T3を検知するまでの時間)をモニタする部分
とで時間検知手段22が構成されている。
次に上記実施例の作用を説明する。
装置のメインスイッチ(図示せず)をONにすると、C
PU20が働き、コンパレータ19、リレー21を介し
てヒータ6を動作させる。ヒータ6によって加熱ローラ
2の温度が上昇すると、温度検知素子11で加熱ローラ
2の表面温度をモニタする。ここで、メインスイッチO
N後。
PU20が働き、コンパレータ19、リレー21を介し
てヒータ6を動作させる。ヒータ6によって加熱ローラ
2の温度が上昇すると、温度検知素子11で加熱ローラ
2の表面温度をモニタする。ここで、メインスイッチO
N後。
CPU20は、所定の温度T3に達するまでの時間t、
すなわちコンパレータ18が反転するまでの時間tをモ
ニタし、 ■ t < t oのとき温調モードIを選択し、■
t≧toのとき温調モード■を選択する。なお、toは
加熱定着装置1の定格等によって決定した一定値である
。
すなわちコンパレータ18が反転するまでの時間tをモ
ニタし、 ■ t < t oのとき温調モードIを選択し、■
t≧toのとき温調モード■を選択する。なお、toは
加熱定着装置1の定格等によって決定した一定値である
。
温調モードエを選択した場合は、コンパレータ16によ
り温度T1になったことを検知した後(コンパレータ1
6が反転したことをCPU20が検知した後)、温度T
Iで温調すようにヒータ6を制御する。
り温度T1になったことを検知した後(コンパレータ1
6が反転したことをCPU20が検知した後)、温度T
Iで温調すようにヒータ6を制御する。
また、温調モード■を選択した場合は、コンパレータ1
7により温度T2になったことを検知した後(コンパレ
ータ17が反転したことをCPU20が検知した後)、
温度T2で温調するようにヒータ6を制御し、一定時間
経過後、温度T1の温調でヒータ6を制御するように切
換える。このように一定時間経過後、低い温度T1の温
調に切換えるのは、加圧ローラ3も十分に温まっている
ため、ローラ回転時の温度低下が少ないからである。
7により温度T2になったことを検知した後(コンパレ
ータ17が反転したことをCPU20が検知した後)、
温度T2で温調するようにヒータ6を制御し、一定時間
経過後、温度T1の温調でヒータ6を制御するように切
換える。このように一定時間経過後、低い温度T1の温
調に切換えるのは、加圧ローラ3も十分に温まっている
ため、ローラ回転時の温度低下が少ないからである。
室温が低く温度の立上がり時間が長い場合や入力電圧が
低く同様に立上がり時間が長い場合には、定着ローラ(
加熱ローラ2、加圧ローラ3)回転初期時の温度低下が
大きいため、あらかじめスタンバイ温度を高くしておく
必要があるが、本実施例では、電源投入後、所定温度T
3に達するまでの時間をモニタして温調モードを選択す
るものであり、上記向れの場合でも温調モード■が選択
されてスタンバイ温度が高く設定されることから、定着
不良が生ずることはない。
低く同様に立上がり時間が長い場合には、定着ローラ(
加熱ローラ2、加圧ローラ3)回転初期時の温度低下が
大きいため、あらかじめスタンバイ温度を高くしておく
必要があるが、本実施例では、電源投入後、所定温度T
3に達するまでの時間をモニタして温調モードを選択す
るものであり、上記向れの場合でも温調モード■が選択
されてスタンバイ温度が高く設定されることから、定着
不良が生ずることはない。
一方、室温が低くても入力電圧が高ければ、定着ローラ
回転初期時の温度低下は供給熱量が十分なため少ないが
、この場合は立上り時間も短くなるため、スタンバイ温
度を低くした温調温度が選択され、設定温度が高くなり
過ぎるような事態が生じない。
回転初期時の温度低下は供給熱量が十分なため少ないが
、この場合は立上り時間も短くなるため、スタンバイ温
度を低くした温調温度が選択され、設定温度が高くなり
過ぎるような事態が生じない。
すなわち、定着ローラ回転初期時に定着ローラ温度低下
が生じ易い場合のみスタンバイ時の設定温度を高くし、
それ以外の場合はスタンバイ時の設定温度を低くできる
ため、加圧ローラ3の寿命を延ばし、無駄な電力の消費
を抑えることができる。
が生じ易い場合のみスタンバイ時の設定温度を高くし、
それ以外の場合はスタンバイ時の設定温度を低くできる
ため、加圧ローラ3の寿命を延ばし、無駄な電力の消費
を抑えることができる。
なお、従来の室温検知方式で設定温度を切換える場合に
は、室温が低い場合のみスタンバイ温度が高くなるため
、例えば室温がある程度高くても入力電圧が低く供給熱
量が少ない場合には定着ローラ回転初期時に温度低下が
大きく定着性が悪く、また室温が低いが入力電圧が十分
高い場合には温度低下量が少ないのにかかわらず、スタ
ンバイ温度が高く必要以上に加圧ローラを加熱してその
寿命を短縮してしまう等の問題が生ずる。
は、室温が低い場合のみスタンバイ温度が高くなるため
、例えば室温がある程度高くても入力電圧が低く供給熱
量が少ない場合には定着ローラ回転初期時に温度低下が
大きく定着性が悪く、また室温が低いが入力電圧が十分
高い場合には温度低下量が少ないのにかかわらず、スタ
ンバイ温度が高く必要以上に加圧ローラを加熱してその
寿命を短縮してしまう等の問題が生ずる。
次に上記実施例について具体例をあげて説明する。
ヒータ6として100V、500Wのものを用い、加熱
ローラ2の内部から加熱する方式を採用した。加熱ロー
ラ2は、外径26.2φ、An芯金肉厚1.5tのもの
を用いた。また、温度T3を140℃、時間to を3
0秒とし、30秒未満の場合は温調モードエ(スタンバ
イ時170℃、定着時180℃)とし、30秒以上の場
合は温調モード■(電源投入後、1時間はスタンバイ時
190’C!、定着時190℃とし、1時間経過後はス
タンバイ時170℃、定着vf180℃にする。)とし
た。
ローラ2の内部から加熱する方式を採用した。加熱ロー
ラ2は、外径26.2φ、An芯金肉厚1.5tのもの
を用いた。また、温度T3を140℃、時間to を3
0秒とし、30秒未満の場合は温調モードエ(スタンバ
イ時170℃、定着時180℃)とし、30秒以上の場
合は温調モード■(電源投入後、1時間はスタンバイ時
190’C!、定着時190℃とし、1時間経過後はス
タンバイ時170℃、定着vf180℃にする。)とし
た。
このような条件の下で、90 IIm/secの紙送り
速度でA4サイズの紙を毎分15枚の速度で3.5mm
のニップ部が形成された加熱定着装鐙に連続通紙したと
ころ、加熱ローラ2の表面温度は第4図に示すように変
化した。すなわち、加熱ローラ2の表面温度が室温と同
じく25℃のときにあっては、電源投入後、140℃に
達するまでの時間が100V入力で25,5秒かかり、
30秒未満であることから、温調モードエが選択され、
スタンバイ時は170℃で温調され、紙が送られてくる
直前に180℃に立上り、通紙によって紙と加圧ローラ
3に熱を奪われ175℃まで低下し、その後180℃で
温調された。また、加熱ローラ2の表面温度が室温と同
じく10℃のときにあっては、電源投入後、140℃に
達するまでの時間が100■人力で35.5秒かかり、
30秒以上であることから、温調モード■が選択され、
スタンバイ時では190℃で温調され、通紙によって1
80°Cまで低下し、その後180℃で温調された。な
お、1時間経過後には、180℃で温調され、そのとき
通紙時の加熱ローラ2の表面温度変化は温調モードエの
ときと同じになった。
速度でA4サイズの紙を毎分15枚の速度で3.5mm
のニップ部が形成された加熱定着装鐙に連続通紙したと
ころ、加熱ローラ2の表面温度は第4図に示すように変
化した。すなわち、加熱ローラ2の表面温度が室温と同
じく25℃のときにあっては、電源投入後、140℃に
達するまでの時間が100V入力で25,5秒かかり、
30秒未満であることから、温調モードエが選択され、
スタンバイ時は170℃で温調され、紙が送られてくる
直前に180℃に立上り、通紙によって紙と加圧ローラ
3に熱を奪われ175℃まで低下し、その後180℃で
温調された。また、加熱ローラ2の表面温度が室温と同
じく10℃のときにあっては、電源投入後、140℃に
達するまでの時間が100■人力で35.5秒かかり、
30秒以上であることから、温調モード■が選択され、
スタンバイ時では190℃で温調され、通紙によって1
80°Cまで低下し、その後180℃で温調された。な
お、1時間経過後には、180℃で温調され、そのとき
通紙時の加熱ローラ2の表面温度変化は温調モードエの
ときと同じになった。
上記具体例では入力電圧を一定にして
(ioov)、室温を変えた場合について説明したが、
次に入力電圧を変化させた場合について説明する。
次に入力電圧を変化させた場合について説明する。
加熱ローラ2の表面温度が室温と同じく25℃でも、入
力電圧が85Vのときには、電源投入後、140℃に達
するまでには33.5秒かかることから、温調モード■
が選択された。この場合、スタンバイ時に190℃に温
調され、通紙時の温度低下は183℃程度に止めること
ができた。一方、加熱ローラ2の表面温度が室温と同じ
く10℃でも、入電圧がll0Vのときには、電源投入
後、140℃に達するまで28.5秒ですむことから、
温調モードIが選択された。この場合、温度の立上りが
早いことから、スタンバイ時は170℃で温調され、紙
が送り込まれる直前で180℃に温調され、通紙時の温
度低下は173℃程度に止めることができた。
力電圧が85Vのときには、電源投入後、140℃に達
するまでには33.5秒かかることから、温調モード■
が選択された。この場合、スタンバイ時に190℃に温
調され、通紙時の温度低下は183℃程度に止めること
ができた。一方、加熱ローラ2の表面温度が室温と同じ
く10℃でも、入電圧がll0Vのときには、電源投入
後、140℃に達するまで28.5秒ですむことから、
温調モードIが選択された。この場合、温度の立上りが
早いことから、スタンバイ時は170℃で温調され、紙
が送り込まれる直前で180℃に温調され、通紙時の温
度低下は173℃程度に止めることができた。
なお、比較のため、従来の室温検知方式で設定温度を切
換えた場合には、次のようになった。
換えた場合には、次のようになった。
例えば20℃を設定温度の切換えの温度としたとき、室
温25℃で入力電圧が85Vのときは、20℃を越える
ことから、温調モードエが選択されてしまい、温度の立
上りが遅いにもかかわらず、スタンバイ時には170℃
と低い温度で温調され、紙が送られる直前に昇温しても
176℃程度しかならず、通紙後は168℃まで低下し
てしまい、定着性がよくなかった。また、室温が10℃
で、入力電圧が110vのときは、前述の如く温調モー
ドエで十分なのにもかかわらず、20℃以下であること
から温調モード■が選択され、加圧ローラ3が必要以上
に加熱されてしまった。
温25℃で入力電圧が85Vのときは、20℃を越える
ことから、温調モードエが選択されてしまい、温度の立
上りが遅いにもかかわらず、スタンバイ時には170℃
と低い温度で温調され、紙が送られる直前に昇温しても
176℃程度しかならず、通紙後は168℃まで低下し
てしまい、定着性がよくなかった。また、室温が10℃
で、入力電圧が110vのときは、前述の如く温調モー
ドエで十分なのにもかかわらず、20℃以下であること
から温調モード■が選択され、加圧ローラ3が必要以上
に加熱されてしまった。
上記実施例にあっては、前述したことに加えて、加熱定
着装置lの近くにある部材が冷えた状8(メインスイッ
チON直後)の温度制御に有効である。すなわち、装置
全体が冷えてまだ十分に温まっていないうちは、温調モ
ード■が選択されて、予めスタンバイ時にトナーの定着
温度よりも十分高い温度で加熱ローラ2の表面温度が制
御されることから、始動初期の温度低下分を補償するこ
とができ、また装置全体が十分に温まってからは、温調
モードエが選択されて、スタンバイ時の設定温度を下げ
て制御されることから、機内が必要以上に昇温されず好
ましい。
着装置lの近くにある部材が冷えた状8(メインスイッ
チON直後)の温度制御に有効である。すなわち、装置
全体が冷えてまだ十分に温まっていないうちは、温調モ
ード■が選択されて、予めスタンバイ時にトナーの定着
温度よりも十分高い温度で加熱ローラ2の表面温度が制
御されることから、始動初期の温度低下分を補償するこ
とができ、また装置全体が十分に温まってからは、温調
モードエが選択されて、スタンバイ時の設定温度を下げ
て制御されることから、機内が必要以上に昇温されず好
ましい。
室温検知方式では、定着装置そのものの温度ではなく、
機内の温度を検知するものなので、定着装置自体が機内
温度よりも高い場合、すなわち電源を一度切って再び投
入する場合などは、誤ってスタンバイ時の温度を高めに
設定してしまうことがあり、定着温度が高くなって記録
紙がカールしたり、記録紙にシワが発生しやすくなる等
の問題がある0本実施例ではこれらの問題も解決するこ
とができる。
機内の温度を検知するものなので、定着装置自体が機内
温度よりも高い場合、すなわち電源を一度切って再び投
入する場合などは、誤ってスタンバイ時の温度を高めに
設定してしまうことがあり、定着温度が高くなって記録
紙がカールしたり、記録紙にシワが発生しやすくなる等
の問題がある0本実施例ではこれらの問題も解決するこ
とができる。
上記実施例では、2種類の温調モードを設定して温度制
御する場合を示したが、2種類以上の温調モードを設定
してもよく、この場合、より@適なスタンバイ時温度と
定着時温度を設定することが可能となる0例えば、3種
類の温調モードを有する場合、所定温度Tに達するまで
の時間tがあらかじめ設定した時間to、t、に対して
■ 1<1.のとき 温調モードエ ■ t≦1<1.のとき 温調モード■■ t≧t1の
とき 温調モードm をそれぞれ選択するようにする。ここで、温調モードエ
ではスタンバイ時の温度をT4 ′、定着時の温度をT
4とし、温調モード■ではスタンバイ時の温度をTs
′、定着時の温度をTsとし、温調モード■ではスタン
バイ時の温度T6 ′、定着時の温度をTsとする。ま
た、Ts ’>Ts ’>T4 ’ 、Ts ’≧
Tb 、 Ts ’≦T5 、T4 ’≦T4の関係
があるように温度設定する。
御する場合を示したが、2種類以上の温調モードを設定
してもよく、この場合、より@適なスタンバイ時温度と
定着時温度を設定することが可能となる0例えば、3種
類の温調モードを有する場合、所定温度Tに達するまで
の時間tがあらかじめ設定した時間to、t、に対して
■ 1<1.のとき 温調モードエ ■ t≦1<1.のとき 温調モード■■ t≧t1の
とき 温調モードm をそれぞれ選択するようにする。ここで、温調モードエ
ではスタンバイ時の温度をT4 ′、定着時の温度をT
4とし、温調モード■ではスタンバイ時の温度をTs
′、定着時の温度をTsとし、温調モード■ではスタン
バイ時の温度T6 ′、定着時の温度をTsとする。ま
た、Ts ’>Ts ’>T4 ’ 、Ts ’≧
Tb 、 Ts ’≦T5 、T4 ’≦T4の関係
があるように温度設定する。
すなわち、低温時あるいは入力電圧が低い時には、モー
ド■を選択し、スタンバイ時T6 ′、定着時T6と高
めの温度て温調して定着不良が生じないようにし、通常
状態時には、モード■を選択しスタンバイ時にやや高め
の温度T5 ’で温調し、定着直前に十分な定着温度
である温度T5に立ち上げられるようにし、高温時ある
いは入力電圧が高い時には、モードエを選択しスタンバ
イ時T4 ′、定着時T4と低めの温度で温調して加熱
し過ぎないようにする。
ド■を選択し、スタンバイ時T6 ′、定着時T6と高
めの温度て温調して定着不良が生じないようにし、通常
状態時には、モード■を選択しスタンバイ時にやや高め
の温度T5 ’で温調し、定着直前に十分な定着温度
である温度T5に立ち上げられるようにし、高温時ある
いは入力電圧が高い時には、モードエを選択しスタンバ
イ時T4 ′、定着時T4と低めの温度で温調して加熱
し過ぎないようにする。
このようにすることによって、定着性を常に最良の状態
に保ったまま、加圧ローラ3の寿命を延ばすことが可能
となる。
に保ったまま、加圧ローラ3の寿命を延ばすことが可能
となる。
次に上記の他の実施例について具体例をあげて説明する
。
。
前述の実施例と同じ構成の加熱定着装置lを用い、温調
モード切換えのための立上り時間を、140℃までに立
上る時間とし、to を20秒、tlを30秒に設定し
た。また、温調モードIをスタンバイ時Ta’=165
℃、定着時Ta=180℃とし、温調モード■をスタン
バイ時Ts’ =170℃、定着時T5=180℃とし
、温調モードmをスタンバイ時T6’=190℃、定着
時T6=190℃とした。モードTでは、メインスイッ
チON後、1時間経過すると、モードHに切り換わるよ
うにした。
モード切換えのための立上り時間を、140℃までに立
上る時間とし、to を20秒、tlを30秒に設定し
た。また、温調モードIをスタンバイ時Ta’=165
℃、定着時Ta=180℃とし、温調モード■をスタン
バイ時Ts’ =170℃、定着時T5=180℃とし
、温調モードmをスタンバイ時T6’=190℃、定着
時T6=190℃とした。モードTでは、メインスイッ
チON後、1時間経過すると、モードHに切り換わるよ
うにした。
このようにすることで、室温の変化や入力電圧の変化に
対して最適な温調モードを選択することが可能となった
。特に加熱ローラ2の温度立上りが早いときには、スタ
ンバイ温度を165℃と低く設定できるので、加圧ロー
ラ3の寿命を大幅に延ばすことが可能となった0本発明
の実験によると、加圧ローラ3の寿命は設定温度が10
℃高くなると、約80%程度に短かくなり、定着回旋温
度である180℃でスタンバイ時、定着時ともに温調し
た従来の場合に比して、モードエで温調した場合(スタ
ンバイ時165℃)には加圧ローラ3の寿命が1.4倍
延ることが判明した。
対して最適な温調モードを選択することが可能となった
。特に加熱ローラ2の温度立上りが早いときには、スタ
ンバイ温度を165℃と低く設定できるので、加圧ロー
ラ3の寿命を大幅に延ばすことが可能となった0本発明
の実験によると、加圧ローラ3の寿命は設定温度が10
℃高くなると、約80%程度に短かくなり、定着回旋温
度である180℃でスタンバイ時、定着時ともに温調し
た従来の場合に比して、モードエで温調した場合(スタ
ンバイ時165℃)には加圧ローラ3の寿命が1.4倍
延ることが判明した。
なお、スタンバイ時の温度をあらかじめ低く設定してお
き、低温時(10℃)や入力電圧が低下した時(85V
)にも紙が送り込まれるまでの10秒以内に定着温度ま
で立ち上げるためには、例えば165℃から185℃ま
で立ち上げるためには、前記加熱定着装置1では定格9
50Wのヒータ6が必要となることが判明した。
き、低温時(10℃)や入力電圧が低下した時(85V
)にも紙が送り込まれるまでの10秒以内に定着温度ま
で立ち上げるためには、例えば165℃から185℃ま
で立ち上げるためには、前記加熱定着装置1では定格9
50Wのヒータ6が必要となることが判明した。
(発明の効果)
本発明は以上の構成及び作用からなるもので、定着手段
の温度の立上り時間に合わせて温調モードを選択するよ
うにしているので、室温検知のための装置を省略してコ
ストダウンを図ることができ、また適正な温調を行って
常に最良の定着性を保つことができるとともに、記録紙
のカールやシワの発生をなくすことができ、また加圧ロ
ーラの寿命を延ばすことができ、さらに消費電力の節約
が可能となる。
の温度の立上り時間に合わせて温調モードを選択するよ
うにしているので、室温検知のための装置を省略してコ
ストダウンを図ることができ、また適正な温調を行って
常に最良の定着性を保つことができるとともに、記録紙
のカールやシワの発生をなくすことができ、また加圧ロ
ーラの寿命を延ばすことができ、さらに消費電力の節約
が可能となる。
なお、時間検知手段は装置の制御に用いるCPUを利用
することが可能であり、時間検知手段を付加することに
よるコストアップはほとんど問題とならず、室温検知の
ための装置を省略できることを考えに入れて装置全体と
してみれば、上述の如くコストダウンを図ることができ
る。
することが可能であり、時間検知手段を付加することに
よるコストアップはほとんど問題とならず、室温検知の
ための装置を省略できることを考えに入れて装置全体と
してみれば、上述の如くコストダウンを図ることができ
る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は装置全
体の概略図、第2図は温度制御手段を示すブロック図、
第3図は温調モードの説明図、第4図は第1図に示す装
置を実際に動作させたときの加熱ローラの表面温度変化
を示すグラフである。 符号の説明 l・・・加熱定着装置 2.3・・・定着手段(加熱ローラ2、加圧ローラ6・
・・加熱手段(ヒータ) 11・・・温度検知手段(温度検知素子)12・・・温
度制御手段(コンパレータ16゜17.19、I)レ−
21,CPU20)22・・・時間検知手段(コンパレ
ータ18、CPU20) 23・・・記録材(記録紙) ′−51図 第2図
体の概略図、第2図は温度制御手段を示すブロック図、
第3図は温調モードの説明図、第4図は第1図に示す装
置を実際に動作させたときの加熱ローラの表面温度変化
を示すグラフである。 符号の説明 l・・・加熱定着装置 2.3・・・定着手段(加熱ローラ2、加圧ローラ6・
・・加熱手段(ヒータ) 11・・・温度検知手段(温度検知素子)12・・・温
度制御手段(コンパレータ16゜17.19、I)レ−
21,CPU20)22・・・時間検知手段(コンパレ
ータ18、CPU20) 23・・・記録材(記録紙) ′−51図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 加熱手段と、該加熱手段によって加熱されてトナー画像
を記録材に定着させる定着手段と、該定着手段の温度を
検知する温度検知手段からの検知信号に基づいて加熱手
段を制御する温度制御手段とを具備してなる定着装置に
おいて、 前記温度検知手段からの検知信号に基づいて前記定着手
段の温度が所定温度に達するまでの時間を検知する時間
検知手段を装備し、かつ前記温度制御手段を、定着手段
の温度が所定温度に達するまでの時間が長くなるに従っ
て設定温度を高くするようにした複数の温調モードを有
し、該時間検知手段からの検知信号に基づき該温調モー
ドを選択して前記加熱手段を制御するように構成してな
ることを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62002932A JPH0830928B2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62002932A JPH0830928B2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172187A true JPS63172187A (ja) | 1988-07-15 |
JPH0830928B2 JPH0830928B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=11543119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62002932A Expired - Lifetime JPH0830928B2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830928B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03163483A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-15 | Canon Inc | 定着装置 |
JP2009109911A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP4659195B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2011-03-30 | キヤノン株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
JP2018005170A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム |
JP2020016761A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396843A (en) * | 1977-02-02 | 1978-08-24 | Canon Inc | Heater |
JPS5589879A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-07 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | Temperature control system of fixing device |
JPS5678862A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-29 | Canon Inc | Fixing method |
JPS6122358A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-30 | Canon Inc | 加熱器を有する記録装置 |
-
1987
- 1987-01-09 JP JP62002932A patent/JPH0830928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396843A (en) * | 1977-02-02 | 1978-08-24 | Canon Inc | Heater |
JPS5589879A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-07 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | Temperature control system of fixing device |
JPS5678862A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-29 | Canon Inc | Fixing method |
JPS6122358A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-30 | Canon Inc | 加熱器を有する記録装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03163483A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-15 | Canon Inc | 定着装置 |
JP4659195B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2011-03-30 | キヤノン株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
JP2009109911A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2018005170A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム |
JP2020016761A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0830928B2 (ja) | 1996-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |