JPS6317111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317111Y2 JPS6317111Y2 JP18019180U JP18019180U JPS6317111Y2 JP S6317111 Y2 JPS6317111 Y2 JP S6317111Y2 JP 18019180 U JP18019180 U JP 18019180U JP 18019180 U JP18019180 U JP 18019180U JP S6317111 Y2 JPS6317111 Y2 JP S6317111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- signal
- circuit
- amplifier circuit
- variable resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープレコーダーに関し、特に録音回
路に係るものである。
路に係るものである。
最近、テープレコーダー特にラジオ受信機と組
合わせて構成されているラジオ付テープレコーダ
ーが普及している。斯かるテープレコーダーは録
音動作時録音信号のレベルを表示するレベル表示
回路を備えているが、斯かるレベル表示回路は録
音用磁気ヘツドに録音信号を供給する録音用増幅
回路の出力信号を表示器に印加せしめてそのレベ
ルを表示するようにしたものが一般的である。ま
た、最近のテープレコーダーを構成する増幅回路
はほとんどIC(集積回路)化されており、録音用
増幅回路も例外ではない。斯かる録音用増幅回路
では出力の定電流用の抵抗がIC内部に内蔵され
ているため、該増幅回路の出力が小さく表示器を
駆動することがで出来ない場合があつた。また、
テープレコーダー本体に内蔵されているマイクロ
フオンによつて録音動作を行なう場合には、どの
ような音が録音されているのかテープレコーダー
本体に組込まれているスピーカーによつてモータ
ーすることはハウリングが生じるため不可能であ
つた。
合わせて構成されているラジオ付テープレコーダ
ーが普及している。斯かるテープレコーダーは録
音動作時録音信号のレベルを表示するレベル表示
回路を備えているが、斯かるレベル表示回路は録
音用磁気ヘツドに録音信号を供給する録音用増幅
回路の出力信号を表示器に印加せしめてそのレベ
ルを表示するようにしたものが一般的である。ま
た、最近のテープレコーダーを構成する増幅回路
はほとんどIC(集積回路)化されており、録音用
増幅回路も例外ではない。斯かる録音用増幅回路
では出力の定電流用の抵抗がIC内部に内蔵され
ているため、該増幅回路の出力が小さく表示器を
駆動することがで出来ない場合があつた。また、
テープレコーダー本体に内蔵されているマイクロ
フオンによつて録音動作を行なう場合には、どの
ような音が録音されているのかテープレコーダー
本体に組込まれているスピーカーによつてモータ
ーすることはハウリングが生じるため不可能であ
つた。
本考案は、斯かる点に鑑みて成されたものであ
り、以下図示した実施例を参照して詳細に説明す
る。図において、1は再生動作時には再生用磁気
ヘツドからの再生信号が録音動作時には内蔵マイ
クロフオン等から得られる録音信号が入力される
入力端子、2は該入力端子1に入力された再生信
号又は録音信号を増幅する前置増幅回路、3は録
音動作時前記前置増幅回路2からの録音信号を増
幅する録音用増幅回路、4は録音動作時動作状態
になるバイアス発振器、5は前記録音用増幅回路
3からの録音信号がバイアス発振器4からのバイ
アス電流と共に印加される録音用磁気ヘツドであ
り、磁気テープに該録音信号を録音する作用を有
している。6は前記前置増幅回路2からの信号が
印加されると共に該信号のレベルを調整する可変
抵抗器、7及び8は互いにBTL接続されている
第1第2の再生用増幅回路であり、該第1再生用
増幅回路7の入力端子には前記可変抵抗器6によ
つてレベル調整された信号が印加されるように接
続されている。9は前記第1再生用増幅回路7の
出力端子と第2再生用増幅回路8の出力端子との
間に接続されているスピーカー、10は同様に第
1第2再生用増幅回路7,8の出力端子間に接続
されていると共にイヤーフオンプラグが挿入され
るイヤーフオンジヤツク、11は前記スピーカー
9への信号路内に接続されていると共に録音側に
切換えられると前記スピーカー9への信号路を断
つ録音再生切換スイツチである。斯かる回路にお
いて、第1再生用増幅回路7及び第2再生用増幅
回路8の出力端子の直流電位は電源電圧をVccと
すると略1/2Vccとなる。12は前記イヤーフオ
ンジヤツク10にイヤーフオンプラグが挿入され
ていない状態において前記第1再生用増幅回路7
の出力端子からの直流電圧が印加されてオン状態
になると共にイヤーフオンプラグが挿入されると
オフ状態になる第1制御トランジスター、13は
録音再生切換スイツチ14の切換により録音状態
において動作可能状態になると共に前記第1制御
トランジスター12によつてその動作が制御され
る第2制御トランジスターである。15は該第2
制御トランジスター13がオン状態になると電源
が供給されて動作状態になると共にエミツタフオ
ロア接続されているバイパス用トランジスターで
あり、そのベースには前記前置増幅回路2の出力
信号が可変抵抗器6を介することなく印加され、
そのエミツタより前記第1再生用増幅回路7の入
力端子に信号が印加されるように接続されてい
る。16はエミツタが接地されていると共にコレ
クタに表示動作を成す発光ダイオード17が接続
されている表示用トランジスターであり、再生状
態においては録音再生切換スイツチ14より抵抗
18を介してベースに直流電圧が印加され、録音
状態においては録音再生切換スイツチ11より第
1再生用増幅回路7又は第2再生用増幅回路8か
らの信号がベースに印加される。また前記第1制
御トランジスター12のコレクタは抵抗19及び
ダイオード20を介して前記表示用トランジスタ
ー16のベースに接続されている。前記第1制御
トランジスター12のベース回路に接続されてい
るコンデンサー21は、交流信号による影響を無
くするために設けられているものである。
り、以下図示した実施例を参照して詳細に説明す
る。図において、1は再生動作時には再生用磁気
ヘツドからの再生信号が録音動作時には内蔵マイ
クロフオン等から得られる録音信号が入力される
入力端子、2は該入力端子1に入力された再生信
号又は録音信号を増幅する前置増幅回路、3は録
音動作時前記前置増幅回路2からの録音信号を増
幅する録音用増幅回路、4は録音動作時動作状態
になるバイアス発振器、5は前記録音用増幅回路
3からの録音信号がバイアス発振器4からのバイ
アス電流と共に印加される録音用磁気ヘツドであ
り、磁気テープに該録音信号を録音する作用を有
している。6は前記前置増幅回路2からの信号が
印加されると共に該信号のレベルを調整する可変
抵抗器、7及び8は互いにBTL接続されている
第1第2の再生用増幅回路であり、該第1再生用
増幅回路7の入力端子には前記可変抵抗器6によ
つてレベル調整された信号が印加されるように接
続されている。9は前記第1再生用増幅回路7の
出力端子と第2再生用増幅回路8の出力端子との
間に接続されているスピーカー、10は同様に第
1第2再生用増幅回路7,8の出力端子間に接続
されていると共にイヤーフオンプラグが挿入され
るイヤーフオンジヤツク、11は前記スピーカー
9への信号路内に接続されていると共に録音側に
切換えられると前記スピーカー9への信号路を断
つ録音再生切換スイツチである。斯かる回路にお
いて、第1再生用増幅回路7及び第2再生用増幅
回路8の出力端子の直流電位は電源電圧をVccと
すると略1/2Vccとなる。12は前記イヤーフオ
ンジヤツク10にイヤーフオンプラグが挿入され
ていない状態において前記第1再生用増幅回路7
の出力端子からの直流電圧が印加されてオン状態
になると共にイヤーフオンプラグが挿入されると
オフ状態になる第1制御トランジスター、13は
録音再生切換スイツチ14の切換により録音状態
において動作可能状態になると共に前記第1制御
トランジスター12によつてその動作が制御され
る第2制御トランジスターである。15は該第2
制御トランジスター13がオン状態になると電源
が供給されて動作状態になると共にエミツタフオ
ロア接続されているバイパス用トランジスターで
あり、そのベースには前記前置増幅回路2の出力
信号が可変抵抗器6を介することなく印加され、
そのエミツタより前記第1再生用増幅回路7の入
力端子に信号が印加されるように接続されてい
る。16はエミツタが接地されていると共にコレ
クタに表示動作を成す発光ダイオード17が接続
されている表示用トランジスターであり、再生状
態においては録音再生切換スイツチ14より抵抗
18を介してベースに直流電圧が印加され、録音
状態においては録音再生切換スイツチ11より第
1再生用増幅回路7又は第2再生用増幅回路8か
らの信号がベースに印加される。また前記第1制
御トランジスター12のコレクタは抵抗19及び
ダイオード20を介して前記表示用トランジスタ
ー16のベースに接続されている。前記第1制御
トランジスター12のベース回路に接続されてい
るコンデンサー21は、交流信号による影響を無
くするために設けられているものである。
以上の如く本考案は構成されており、次に斯様
に構成された回路の動作について説明する。まず
録音再生切換スイツチ11及び14が図示した状
態にある再生動作について説明する。斯かる再生
動作状態では、第2制御トランジスター13のエ
ミツタに電源が供給されないため、該第2制御ト
ランジスター13はオフ状態にあり、バイパス用
トランジスター15は不動作状態にある。また表
示用トランジスター16のベースには録音再生切
換スイツチ14より抵抗18を介して直流電圧が
印加されるので、該抵抗18及びバイアス抵抗2
2,23の値を適当に設定すれば発光ダイオード
17の点灯によつて電源電圧のチエツクをするこ
とが出来る。この再生動作状態では、図示しない
録音再生切換スイツチの作用により録音用増幅回
路3及びバイアス発振器4は不動作状態にあると
共に入力端子1には再生用磁気ヘツドによつて再
生された再生信号が入力される。前記入力端子1
に入力された再生信号は、前記増幅回路2によつ
て増幅された後可変抵抗器6に印加されてそのレ
ベルが調整される。該可変抵抗器6によつてレベ
ル調整された信号は第1再生用増幅回路7に入力
され、該第1再生用増幅回路7及び第2再生用増
幅回路8によつて増幅された後スピーカー9に印
加されて放音される。また斯かる状態において、
イヤーフオンジヤツク10にイヤーフオンプラグ
を挿入するとスピーカー9への信号が断たれ、再
生音はイヤーフオンによつて聴取されることにな
る。
に構成された回路の動作について説明する。まず
録音再生切換スイツチ11及び14が図示した状
態にある再生動作について説明する。斯かる再生
動作状態では、第2制御トランジスター13のエ
ミツタに電源が供給されないため、該第2制御ト
ランジスター13はオフ状態にあり、バイパス用
トランジスター15は不動作状態にある。また表
示用トランジスター16のベースには録音再生切
換スイツチ14より抵抗18を介して直流電圧が
印加されるので、該抵抗18及びバイアス抵抗2
2,23の値を適当に設定すれば発光ダイオード
17の点灯によつて電源電圧のチエツクをするこ
とが出来る。この再生動作状態では、図示しない
録音再生切換スイツチの作用により録音用増幅回
路3及びバイアス発振器4は不動作状態にあると
共に入力端子1には再生用磁気ヘツドによつて再
生された再生信号が入力される。前記入力端子1
に入力された再生信号は、前記増幅回路2によつ
て増幅された後可変抵抗器6に印加されてそのレ
ベルが調整される。該可変抵抗器6によつてレベ
ル調整された信号は第1再生用増幅回路7に入力
され、該第1再生用増幅回路7及び第2再生用増
幅回路8によつて増幅された後スピーカー9に印
加されて放音される。また斯かる状態において、
イヤーフオンジヤツク10にイヤーフオンプラグ
を挿入するとスピーカー9への信号が断たれ、再
生音はイヤーフオンによつて聴取されることにな
る。
以上の如く再生動作は行なわれるが、次に録音
動作について説明する。録音動作状態では録音用
増幅回路3及びバイアス発振器4が動作状態にな
ると共に録音再生切換スイツチ11及び14は図
示した状態より反対側に切換えられた状態にあ
る。まず、イヤーフオンジヤツク10にイヤーフ
オンプラグを挿入しないで録音動作を行なう場合
について説明する。斯かる状態では第1再生用増
幅回路7の出力端子より第1制御トランジスター
12のベースにバイアス電流が流れ、該第1制御
トランジスター12はオン状態になる。該第1制
御トランジスター12がオン状態になると第2制
御トランジスター13が順バイアスされてオン状
態となり、バイパス用トランジスター15に電源
を供給する。その結果該バイパス用トランジスタ
ー15は動作状態になり、エミツタよりベースに
印加された信号を導出することが出来るので、該
バイパス用トランジスター15を通して前置増幅
回路2の出力信号は第1再生用増幅回路7の入力
端子に可変抵抗器6に関係なく入力されることに
なる。前記第1再生用増幅回路7に入力された信
号は、該第1再生用増幅回路7又は第2再生用増
幅回路8によつて増幅された後録音再生切換スイ
ツチ11を通して表示用トランジスター16のベ
ースに印加される。該表示用トランジスター16
のベースに交流信号が印加されると該トランジス
ター16は、その信号レベルに応じて動作状態が
変化することになる。該表示用トランジスター1
6の動作状態が変化するとそのコレクタに負荷と
して接続されている発光ダイオード17に流れる
電流が変化するため、該発光ダイオード17の点
灯状態が変化する。従つて該発光ダイオード17
の点灯状態の変化によつて、録音信号のレベル又
は有・無を使用者は認知することが出来る。斯か
る録音動作状態では、入力端子1に入力される録
音信号は前置増幅回路2及び録音用増幅回路3に
よつて増幅された後バイアス発振器4からのバイ
アス信号と共に録音用磁気ヘツド5に印加されて
磁気テープに録音される。また前置増幅回路2の
出力信号は、バイパス用トランジスター15を通
して第1再生用増幅回路7に入力されて増幅され
た後表示用トランジスター16のベースに印加さ
れて発光ダイオード17によつて信号のレベル又
は有・無が表示される。斯かる録音信号のレベル
表示動作は、可変抵抗器6の位置に関係なく行な
われるので、表示動作を確実に行なうことが出来
る。
動作について説明する。録音動作状態では録音用
増幅回路3及びバイアス発振器4が動作状態にな
ると共に録音再生切換スイツチ11及び14は図
示した状態より反対側に切換えられた状態にあ
る。まず、イヤーフオンジヤツク10にイヤーフ
オンプラグを挿入しないで録音動作を行なう場合
について説明する。斯かる状態では第1再生用増
幅回路7の出力端子より第1制御トランジスター
12のベースにバイアス電流が流れ、該第1制御
トランジスター12はオン状態になる。該第1制
御トランジスター12がオン状態になると第2制
御トランジスター13が順バイアスされてオン状
態となり、バイパス用トランジスター15に電源
を供給する。その結果該バイパス用トランジスタ
ー15は動作状態になり、エミツタよりベースに
印加された信号を導出することが出来るので、該
バイパス用トランジスター15を通して前置増幅
回路2の出力信号は第1再生用増幅回路7の入力
端子に可変抵抗器6に関係なく入力されることに
なる。前記第1再生用増幅回路7に入力された信
号は、該第1再生用増幅回路7又は第2再生用増
幅回路8によつて増幅された後録音再生切換スイ
ツチ11を通して表示用トランジスター16のベ
ースに印加される。該表示用トランジスター16
のベースに交流信号が印加されると該トランジス
ター16は、その信号レベルに応じて動作状態が
変化することになる。該表示用トランジスター1
6の動作状態が変化するとそのコレクタに負荷と
して接続されている発光ダイオード17に流れる
電流が変化するため、該発光ダイオード17の点
灯状態が変化する。従つて該発光ダイオード17
の点灯状態の変化によつて、録音信号のレベル又
は有・無を使用者は認知することが出来る。斯か
る録音動作状態では、入力端子1に入力される録
音信号は前置増幅回路2及び録音用増幅回路3に
よつて増幅された後バイアス発振器4からのバイ
アス信号と共に録音用磁気ヘツド5に印加されて
磁気テープに録音される。また前置増幅回路2の
出力信号は、バイパス用トランジスター15を通
して第1再生用増幅回路7に入力されて増幅され
た後表示用トランジスター16のベースに印加さ
れて発光ダイオード17によつて信号のレベル又
は有・無が表示される。斯かる録音信号のレベル
表示動作は、可変抵抗器6の位置に関係なく行な
われるので、表示動作を確実に行なうことが出来
る。
以上の如く通常の録音動作は行なわれるが、次
にイヤーフオンジヤツク10にイオーフオンプラ
グを挿入して録音動作を行なう場合の動作につい
て説明する。イヤーフオンジヤツク10にイヤー
フオンプラグを挿入すると第1再生用増幅回路7
の出力端子より第1制御トランジスター12のベ
ースに与えられていたバイアスが断たれるため、
該第1制御トランジスター12はオフ状態に反転
する。該第1制御トランジスター12がオフ状態
に反転するとその反転に伴なつて第2制御トラン
ジスター13がオフ状態に反転せしめられるの
で、バイパス用トランジスター15は電源供給が
断たれて不動作状態になる。そして第1制御トラ
ンジスター12のコレクタにより抵抗19及びダ
イオード20を通して表示用トランジスター16
のベースに高電圧が印加され、該表示用トランジ
スター16は録音信号の有・無にかかわらずオン
状態になる。従つて斯かる状態では、前置増幅回
路2からの出力信号は可変抵抗器6によつてレベ
ルを調整されて第1再生増幅回路7に印加される
ので、イヤーフオンに入力される信号のレベルを
可変抵抗器6につて調整することが出来る。イヤ
ーフオンジヤツク10にイヤーフオンプラグを挿
入して録音動作を行なう場合には、イヤーフオン
によつて録音信号のモニターをすることが出来る
ので、発光ダイオード17によるレベル表示動作
は必要とせず、該発光ダイオード17はその点灯
によりテープレコーダーが動作状態にあることを
表示することになる。
にイヤーフオンジヤツク10にイオーフオンプラ
グを挿入して録音動作を行なう場合の動作につい
て説明する。イヤーフオンジヤツク10にイヤー
フオンプラグを挿入すると第1再生用増幅回路7
の出力端子より第1制御トランジスター12のベ
ースに与えられていたバイアスが断たれるため、
該第1制御トランジスター12はオフ状態に反転
する。該第1制御トランジスター12がオフ状態
に反転するとその反転に伴なつて第2制御トラン
ジスター13がオフ状態に反転せしめられるの
で、バイパス用トランジスター15は電源供給が
断たれて不動作状態になる。そして第1制御トラ
ンジスター12のコレクタにより抵抗19及びダ
イオード20を通して表示用トランジスター16
のベースに高電圧が印加され、該表示用トランジ
スター16は録音信号の有・無にかかわらずオン
状態になる。従つて斯かる状態では、前置増幅回
路2からの出力信号は可変抵抗器6によつてレベ
ルを調整されて第1再生増幅回路7に印加される
ので、イヤーフオンに入力される信号のレベルを
可変抵抗器6につて調整することが出来る。イヤ
ーフオンジヤツク10にイヤーフオンプラグを挿
入して録音動作を行なう場合には、イヤーフオン
によつて録音信号のモニターをすることが出来る
ので、発光ダイオード17によるレベル表示動作
は必要とせず、該発光ダイオード17はその点灯
によりテープレコーダーが動作状態にあることを
表示することになる。
尚、本実施例において、表示器として発光ダイ
オードを使用した場合について説明したが、ラン
プや機械式のメーターを使用することは勿論可能
であり、また単一の発光素子でなく複数個の発光
素子にて構成することも出来る。
オードを使用した場合について説明したが、ラン
プや機械式のメーターを使用することは勿論可能
であり、また単一の発光素子でなく複数個の発光
素子にて構成することも出来る。
以上に説明したように本考案の録音回路によれ
ば再生用増幅回路を利用して表示器を動作せしめ
るようにしたので、表示用の増幅回路を特別に設
ける必要がなく構成が簡潔となるだけでなく、イ
ヤーフオンを使用しない場合には再生信号のレベ
ルを調整する可変抵抗器を介することなく信号の
レベル又は有・無を表示するようにしたので、表
示動作を確実に行なうことが出来る。またイヤー
フオンを使用する場合には可変抵抗器を通して信
号をイヤーフオンに導くようにしたので、音量調
整可能なモニター動作を行なうことが出来、而も
斯かる切換動作を行なうトランジスターのバイア
スをBTL接続された増幅回路の出力端子より得
ると共にそのバイアスの制御をイヤーフオンジヤ
ツクへのイヤーフオンプラグの挿入動作によつて
行なうようにしたので構成が簡単になり、本考案
の実用性は非常に大である。
ば再生用増幅回路を利用して表示器を動作せしめ
るようにしたので、表示用の増幅回路を特別に設
ける必要がなく構成が簡潔となるだけでなく、イ
ヤーフオンを使用しない場合には再生信号のレベ
ルを調整する可変抵抗器を介することなく信号の
レベル又は有・無を表示するようにしたので、表
示動作を確実に行なうことが出来る。またイヤー
フオンを使用する場合には可変抵抗器を通して信
号をイヤーフオンに導くようにしたので、音量調
整可能なモニター動作を行なうことが出来、而も
斯かる切換動作を行なうトランジスターのバイア
スをBTL接続された増幅回路の出力端子より得
ると共にそのバイアスの制御をイヤーフオンジヤ
ツクへのイヤーフオンプラグの挿入動作によつて
行なうようにしたので構成が簡単になり、本考案
の実用性は非常に大である。
図示した回路は、本考案の録音回路の一実施例
である。 主な図番の説明、2……前置増幅回路、3……
録音用増幅回路、6……可変抵抗器、7……第1
再生用増幅回路、8……第2再生用増幅回路、9
……スピーカー、10……イヤーフオンジヤツ
ク、11,14……録音再生切換スイツチ、12
……第1制御トランジスター、13……第2制御
トランジスター15……バイパス用トランジスタ
ー、16……表示用トランジスター、17……発
光ダイオード。
である。 主な図番の説明、2……前置増幅回路、3……
録音用増幅回路、6……可変抵抗器、7……第1
再生用増幅回路、8……第2再生用増幅回路、9
……スピーカー、10……イヤーフオンジヤツ
ク、11,14……録音再生切換スイツチ、12
……第1制御トランジスター、13……第2制御
トランジスター15……バイパス用トランジスタ
ー、16……表示用トランジスター、17……発
光ダイオード。
Claims (1)
- マイクロフオン等から得られる録音信号を増幅
する前置増幅回路と、該前置増幅回路により増幅
された録音信号を更に増幅する録音用増幅回路
と、該録音用増幅回路からの録音信号とバイアス
発振回路からのバイアス信号が印加されると共に
磁気テープに該録音信号を録音する録音用磁気ヘ
ツドを有するテープレコーダーにおいて、前記前
置増幅回路からの信号が印加されると共に信号レ
ベルを調整する可変抵抗器と、該可変抵抗器によ
つてレベル調整された信号が入力されると共に互
いにBTL接続されている第1及び第2の再生用
増幅回路と、該第1再生用増幅回路及び第2再生
用増幅回路の出力端子間に接続されているスピー
カーと、該スピーカーに並列接続されていると共
にイヤーフオンプラグが挿入されると前記スピー
カーへの信号路を断つイヤーフオンジヤツクと、
前記スピーカーへの信号路内に挿入接続されてい
ると共に録音側にあるとき該スピーカーへの信号
路を断つ録音再生切換スイツチと、該録音再生切
換スイツチが録音側にあるとき前記第1再生用増
幅回路又は第2再生用増幅回路の出力信号が印加
されると共にそのレベルを表示する表示手段と、
前記第1再生用増幅回路又は第2再生用増幅回路
の出力端子より得られる直流電圧によつてバイア
スされてオン状態になると共に前記イヤーフオン
ジヤツクにイヤーフオンプラグが挿入されるとバ
イアスが断たれてオフ状態になる制御トランジス
ターと、該制御トランジスターによつて制御され
ると共に該制御トランジスターがオン状態にある
とき前記前置増幅回路の出力信号を前記可変抵抗
器を介することなく前記第1再生増幅回路に入力
せしめるバイパス用トランジスターとより成り、
録音動作状態におけるイヤーフオン不使用時前記
バイパス用トランジスターにより前置増幅回路の
出力信号を可変抵抗器を介することなく第1再生
用増幅回路に入力せしめ、以つて前記表示手段に
より信号レベルを表示し、イヤーフオン使用時前
記前置増幅回路の出力信号を可変抵抗器を介して
第1再生用増幅回路に入力せしめ、以つてイヤー
フオンによつて録音信号をモニターするようにし
たことを特徴とするテープレコーダーの録音回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18019180U JPS6317111Y2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18019180U JPS6317111Y2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57102018U JPS57102018U (ja) | 1982-06-23 |
JPS6317111Y2 true JPS6317111Y2 (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=29976560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18019180U Expired JPS6317111Y2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6317111Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-15 JP JP18019180U patent/JPS6317111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57102018U (ja) | 1982-06-23 |
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