JPS63165465A - インクジェット記録用速乾性インク - Google Patents
インクジェット記録用速乾性インクInfo
- Publication number
- JPS63165465A JPS63165465A JP62299194A JP29919487A JPS63165465A JP S63165465 A JPS63165465 A JP S63165465A JP 62299194 A JP62299194 A JP 62299194A JP 29919487 A JP29919487 A JP 29919487A JP S63165465 A JPS63165465 A JP S63165465A
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- JP
- Japan
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- ink
- polyhydric alcohol
- water
- surface tension
- drying
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、インクジェット記録用の速乾性インクに関す
るものであり、特にインク室の内部体積の急激な減少に
より、ノズルからインクを押し出すことにより噴射する
インクジェット方式のための速乾性インクに関するもの
である。
るものであり、特にインク室の内部体積の急激な減少に
より、ノズルからインクを押し出すことにより噴射する
インクジェット方式のための速乾性インクに関するもの
である。
本発明の目的は、噴射ノズル内においては、インクが蒸
発乾燥(目詰り)せず、紙上にインク液滴が付着形成さ
れた際直ちに乾燥し、手でこすりてもこすれないという
相反する特性を満足した、しかも、印字品質(印字ドツ
トの円形度)の優れたインクを作り出すことである。
発乾燥(目詰り)せず、紙上にインク液滴が付着形成さ
れた際直ちに乾燥し、手でこすりてもこすれないという
相反する特性を満足した、しかも、印字品質(印字ドツ
トの円形度)の優れたインクを作り出すことである。
従来、この種のインク系としては、当社特願昭53−1
02113号記載の速乾性インクがある。この方法によ
ると、紙上では速乾性で、ノズル内では目 ″詰
りしないという、当初目的は達せられるが、印字品質、
特に印字したドツトの円形度が出にくく、紙の繊維方向
に拡がり易い欠点を有していた。このため高印字品質が
要求される用途には不向きであるのが現状であった。
02113号記載の速乾性インクがある。この方法によ
ると、紙上では速乾性で、ノズル内では目 ″詰
りしないという、当初目的は達せられるが、印字品質、
特に印字したドツトの円形度が出にくく、紙の繊維方向
に拡がり易い欠点を有していた。このため高印字品質が
要求される用途には不向きであるのが現状であった。
本発明は、このような点からなされたもので、従来、目
詰り防止剤(湿潤剤)として使用されていた多価アルコ
ールと多価アルコール誘導体を混合することにより、従
来特性を低下することなく、高印字品質を付加した改良
インクを作り出したものである。
詰り防止剤(湿潤剤)として使用されていた多価アルコ
ールと多価アルコール誘導体を混合することにより、従
来特性を低下することなく、高印字品質を付加した改良
インクを作り出したものである。
本発明はこのような観点からなされ、水溶性染料、多価
アルコールと多価ルコール誘導体の混合物、水、必要に
応じて細菌類の発生を防止した防カビ剤からなる、蒸発
乾燥しにくいインクジェットプリンター用インク系に、
水におけるミセル濃度での表面張力が20〜50 dy
ne−ctn−’を示す界面活性剤を単純な表面張力調
整以上添加し、界面活性剤のもつ紙等のセルロースに対
する浸透力を利用し、紙に滲み込ませ、見かけ上乾燥し
たように見せかける特性を、インクに付加したものであ
る。又、従来多価アルコールと多価アルコール誘導体を
混合することにより、印字ドツトの円形度が増す原因に
ついて、理論的裏付は、まだであるが、おそらく、多価
アルコール誘導体自身の粘度、表面張力が、多価アルコ
ールに比べ小さく、界面活性剤と何らかの相乗効果によ
るものと思われる。
アルコールと多価ルコール誘導体の混合物、水、必要に
応じて細菌類の発生を防止した防カビ剤からなる、蒸発
乾燥しにくいインクジェットプリンター用インク系に、
水におけるミセル濃度での表面張力が20〜50 dy
ne−ctn−’を示す界面活性剤を単純な表面張力調
整以上添加し、界面活性剤のもつ紙等のセルロースに対
する浸透力を利用し、紙に滲み込ませ、見かけ上乾燥し
たように見せかける特性を、インクに付加したものであ
る。又、従来多価アルコールと多価アルコール誘導体を
混合することにより、印字ドツトの円形度が増す原因に
ついて、理論的裏付は、まだであるが、おそらく、多価
アルコール誘導体自身の粘度、表面張力が、多価アルコ
ールに比べ小さく、界面活性剤と何らかの相乗効果によ
るものと思われる。
本発明について更に詳しく説明すると、本発明に使用さ
れる水溶性染料は、他のインク成分系添加により、色調
の変化、沈澱物の生成のないものから、どのような染料
でも使用可能である。具体的には、 C,1,Direct Black 17.19.3
2.51,108.146C,1,Ac1d Blac
k 2.7.24.31.52,63,112.1
18119.121,122,155,156゜C,L
、Ba5ic Black 2JC,L、Direc
t Blue 6.22.25.71.86.90.
108C,L、Ac1d Blue 9.22.
40,93,102,104,113゜117、120
.167、229.234C,L、Ba5ic Blu
e 1,3.5.7,9.24,26.2B、29
C,1,Direct Red 1.4.17.2
8.83C,1,Ac1d Red 6.51.
52.80.85.87,92.94155.180,
256.317.318C,1,Ba5ic Red
1.2+9.12+371C,1,Direct
Yellow 12+2C26+98C,1,Ac1d
Yellow 11.42,61.71,135,
161C,1,Ba5ic Yellow L2+I
L14+36等を挙げることができ、これらは単独で、
又は2種以上で使用される。添加量は、0.1重量パー
セント(以下−1%と略)未満では必要とされる色調、
コントラストが出ない。又、9wt%より多いと、色調
、コントラストは充分満足するが、温度変化等により染
料が析出し、目詰りを起こし易くなるので、9wt%以
下に限定する。
れる水溶性染料は、他のインク成分系添加により、色調
の変化、沈澱物の生成のないものから、どのような染料
でも使用可能である。具体的には、 C,1,Direct Black 17.19.3
2.51,108.146C,1,Ac1d Blac
k 2.7.24.31.52,63,112.1
18119.121,122,155,156゜C,L
、Ba5ic Black 2JC,L、Direc
t Blue 6.22.25.71.86.90.
108C,L、Ac1d Blue 9.22.
40,93,102,104,113゜117、120
.167、229.234C,L、Ba5ic Blu
e 1,3.5.7,9.24,26.2B、29
C,1,Direct Red 1.4.17.2
8.83C,1,Ac1d Red 6.51.
52.80.85.87,92.94155.180,
256.317.318C,1,Ba5ic Red
1.2+9.12+371C,1,Direct
Yellow 12+2C26+98C,1,Ac1d
Yellow 11.42,61.71,135,
161C,1,Ba5ic Yellow L2+I
L14+36等を挙げることができ、これらは単独で、
又は2種以上で使用される。添加量は、0.1重量パー
セント(以下−1%と略)未満では必要とされる色調、
コントラストが出ない。又、9wt%より多いと、色調
、コントラストは充分満足するが、温度変化等により染
料が析出し、目詰りを起こし易くなるので、9wt%以
下に限定する。
次に、多価アルコール誘導体は、インクの蒸発を防止す
る為、及び印字ドツトの円形度を出すために添加し、具
体的には、(モノ、ジ、トリ)エチレングリコールアル
キルエーテル類(モノ、ジ。
る為、及び印字ドツトの円形度を出すために添加し、具
体的には、(モノ、ジ、トリ)エチレングリコールアル
キルエーテル類(モノ、ジ。
トリ)エチレングリコールアルキルエーテルアセテート
類等が挙げられ、更に一部置換することのできる多価ア
ルコールとしては、(モノ、ジ、トIJ、テトラ、ポリ
)エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセ
リン等が適する。添加量は、7wt%未満では、インク
の蒸発防止、低温特性、ドツトの円形度が不充分であり
、又、45−t%より多くなると、紙への滲み量が大き
すぎるので、45wt%以下に限定する。又、多価アル
コール誘導体への多価アルコールの置換割合は、印字ド
ツトの円形度から、およそ6割以下であることが望まし
い。
類等が挙げられ、更に一部置換することのできる多価ア
ルコールとしては、(モノ、ジ、トIJ、テトラ、ポリ
)エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセ
リン等が適する。添加量は、7wt%未満では、インク
の蒸発防止、低温特性、ドツトの円形度が不充分であり
、又、45−t%より多くなると、紙への滲み量が大き
すぎるので、45wt%以下に限定する。又、多価アル
コール誘導体への多価アルコールの置換割合は、印字ド
ツトの円形度から、およそ6割以下であることが望まし
い。
更に、界面活性剤は、前記に示した如く、インクの速乾
性を向上するために添加するとともに、インクの蒸発を
も防止する。水に対するミセル濃度での表面張力が20
dyne−cm−’以下のものでは界面特性を示すもの
が少なく、又、5 Qdyne−cm−8以上のもので
は紙への浸透力が小さく、速乾性が出せないので、使用
する界面活性剤は20〜50 dyne−cII−’の
表面張力を有するものに限定する。
性を向上するために添加するとともに、インクの蒸発を
も防止する。水に対するミセル濃度での表面張力が20
dyne−cm−’以下のものでは界面特性を示すもの
が少なく、又、5 Qdyne−cm−8以上のもので
は紙への浸透力が小さく、速乾性が出せないので、使用
する界面活性剤は20〜50 dyne−cII−’の
表面張力を有するものに限定する。
具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル
塩類、液体脂肪硫酸エステル塩類、脂肪族アミン及び脂
肪族アマイドの硫酸塩類、脂肪アルコールリン酸エステ
ル塩類、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン塩類、脂肪
酸アミドスルホン酸塩類、アルキルアリルスルホン酸塩
類、ホルマリン縮合のナフタリンスルホン酸塩類、脂肪
族アミン塩類、第四アンモニウム塩類、アルキルピリジ
ウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポ
リオキシエチレンアルキルフェノールエーテル類、ポリ
オキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキ
ルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキル
エステル類等の陽イオン、陰イオン、非イオン、両性界
面活性剤を挙げることができ、これらは、単独で、又は
2種以上で使用される。添加量は、0.5wt%未満で
は、速乾性を満足するのに不充分であり、20wt%よ
り多く添加すると、粘度の上昇、染料の偏析等を生じ易
くなるので、0.5〜25−t%に限定する。
塩類、液体脂肪硫酸エステル塩類、脂肪族アミン及び脂
肪族アマイドの硫酸塩類、脂肪アルコールリン酸エステ
ル塩類、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン塩類、脂肪
酸アミドスルホン酸塩類、アルキルアリルスルホン酸塩
類、ホルマリン縮合のナフタリンスルホン酸塩類、脂肪
族アミン塩類、第四アンモニウム塩類、アルキルピリジ
ウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポ
リオキシエチレンアルキルフェノールエーテル類、ポリ
オキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキ
ルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキル
エステル類等の陽イオン、陰イオン、非イオン、両性界
面活性剤を挙げることができ、これらは、単独で、又は
2種以上で使用される。添加量は、0.5wt%未満で
は、速乾性を満足するのに不充分であり、20wt%よ
り多く添加すると、粘度の上昇、染料の偏析等を生じ易
くなるので、0.5〜25−t%に限定する。
更に必要に応じて、デヒドロ酢酸ナトリウム、ジオキシ
ン等の防カビ剤を少量添加することができる。
ン等の防カビ剤を少量添加することができる。
以下、本発明を実施例により説明する。
以下の実施例及び比較例において、インク滴の記録紙の
付着によって生ずるドツト円形度を次の様に定義する。
付着によって生ずるドツト円形度を次の様に定義する。
つまり、ドツトの内接円の半径をr、とじ、その中心を
0とする。中心0からのドツトの最大距離をr、とする
。このときのR= r 2 / r 1を円形度と定義
する。ドツトが円に近くなる程、円形度Rは1に近づく
、以下の実施例において記録紙は一般上質紙である。
0とする。中心0からのドツトの最大距離をr、とする
。このときのR= r 2 / r 1を円形度と定義
する。ドツトが円に近くなる程、円形度Rは1に近づく
、以下の実施例において記録紙は一般上質紙である。
また、以下の例におけるインク中には多価アルコールと
、該多価アルコールより粘度、表面張力が小さい多価ア
ルコール誘導体が混入されている。
、該多価アルコールより粘度、表面張力が小さい多価ア
ルコール誘導体が混入されている。
(実施例 1)
多価アルコールとしてグリセリン、多価アルコール誘導
体としてジエチレングリコールモノブチルエーテルを用
い、界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウムを添加し、蒸留水と混合させ下記組成のインクを
作成した。なお、以下の実施例においてデヒドロ酢酸ナ
トリウムは防カビ剤である。
体としてジエチレングリコールモノブチルエーテルを用
い、界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウムを添加し、蒸留水と混合させ下記組成のインクを
作成した。なお、以下の実施例においてデヒドロ酢酸ナ
トリウムは防カビ剤である。
なお20°Cにおけるグリセリンの粘度は1499cp
、表面張力は64 、 3 dyne−cra−’、ジ
エチレングリコールモツプチルエーテルの粘度は6゜5
cp、表面張力は34 dyne−cm−’である。
、表面張力は64 、 3 dyne−cra−’、ジ
エチレングリコールモツプチルエーテルの粘度は6゜5
cp、表面張力は34 dyne−cm−’である。
組成
C,1,Ac1d Blue−222(wt%)グリセ
リン 10 ジエチレングリコルーモツプチルエーテルドデシルベン
ゼンスルホン酢ナトリウムデヒドロ酢酸ナトリウム
0.1蒸留水 78.9得ら
れたインクの粘度は1.8cp(20℃)と粘性が大き
すぎることはなく、表面張力も35゜3 dyne−c
m−’と20〜50 dyne−cn+−’内で紙への
浸透性も良好であった。つまり、 乾燥時間も1秒以内であった。
リン 10 ジエチレングリコルーモツプチルエーテルドデシルベン
ゼンスルホン酢ナトリウムデヒドロ酢酸ナトリウム
0.1蒸留水 78.9得ら
れたインクの粘度は1.8cp(20℃)と粘性が大き
すぎることはなく、表面張力も35゜3 dyne−c
m−’と20〜50 dyne−cn+−’内で紙への
浸透性も良好であった。つまり、 乾燥時間も1秒以内であった。
円形度Rも1.3でほぼ円に近かった。
(実施例 2)
多価アルコールとしてポリエチレングリコール(平均分
子量200)、多価アルコール誘導体としてジエチレン
グリコールモノメチルエーテルを用い、界面活性剤とし
てラウリン酸ナトリウムを添加し、蒸留水と混合させ、
下記組成のインクを作成した。
子量200)、多価アルコール誘導体としてジエチレン
グリコールモノメチルエーテルを用い、界面活性剤とし
てラウリン酸ナトリウムを添加し、蒸留水と混合させ、
下記組成のインクを作成した。
なお20℃におけるポリエチレングリコールの粘度は5
6cp、表面張力は43dyne−cm−鳳、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテルの粘度は3.9cp、
表面張力は41. 3dyne−cm−’である。
6cp、表面張力は43dyne−cm−鳳、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテルの粘度は3.9cp、
表面張力は41. 3dyne−cm−’である。
組成
C,1,Direct Black−311(wt%)
ジエチレングリコールモノメチルエーテルポリエチレン
グリコール(平均分子量200)ラウリン酢ナトリウム
4 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.1 蒸留水 69.9 得られたインクの粘度は2,3cp(20°C)と粘性
が大きすぎることはなかった。また表面張力も3B、
9dyne−cm−’と20〜50 dyne−cm−
’内であり、1秒以下の速乾性が得られた。また、ドツ
トの円形度Rは1.5と円に近かった。
ジエチレングリコールモノメチルエーテルポリエチレン
グリコール(平均分子量200)ラウリン酢ナトリウム
4 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.1 蒸留水 69.9 得られたインクの粘度は2,3cp(20°C)と粘性
が大きすぎることはなかった。また表面張力も3B、
9dyne−cm−’と20〜50 dyne−cm−
’内であり、1秒以下の速乾性が得られた。また、ドツ
トの円形度Rは1.5と円に近かった。
なお、参考写真側(a)、(ハ)をのせる。(a)は上
記インクを特開昭52−74406号公報第1図記載の
インクジェットヘッドに充填して、印刷速度600点/
秒、パルス電圧70V、ノズル径70μmでインクジエ
ツト記録印刷をおこなった印刷ドツト径を示す写真であ
る。(ロ)は同じ条件下、以下に記載するインク(比較
例)で印刷したドツト形状の写真である。
記インクを特開昭52−74406号公報第1図記載の
インクジェットヘッドに充填して、印刷速度600点/
秒、パルス電圧70V、ノズル径70μmでインクジエ
ツト記録印刷をおこなった印刷ドツト径を示す写真であ
る。(ロ)は同じ条件下、以下に記載するインク(比較
例)で印刷したドツト形状の写真である。
(比較例 l)
多価アルコールと多価アルコール誘導体が共に混合され
ているものでなく、多価アルコール(ポリエチレングリ
コール)のみ混合されたインクである。
ているものでなく、多価アルコール(ポリエチレングリ
コール)のみ混合されたインクである。
C,1,Direct Black−311(wt%)
ポリエチレングリコール(平均分子量200)ウラリン
酸ナトリウム 4 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.1蒸留水
69.9この比較例1のインクは乾燥時
間は1秒以下であるが、円形度Rは2.2と大きい。
ポリエチレングリコール(平均分子量200)ウラリン
酸ナトリウム 4 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.1蒸留水
69.9この比較例1のインクは乾燥時
間は1秒以下であるが、円形度Rは2.2と大きい。
本発明のインク(写真(萄)によるとドツトが円形近(
、比較例のインク(写真Φ))によるドツトが円形から
遠ざかり、゛両者に著しい違いがあることが明確である
。
、比較例のインク(写真Φ))によるドツトが円形から
遠ざかり、゛両者に著しい違いがあることが明確である
。
(実施例 3)
多価アルコールとしてトリエチレングリコール、多価ア
ルコール誘導体としてトリエチレングリコール・ジ・エ
チレンエーテル、界面活性剤として、ポリエチレングリ
コールモノオレイルエーテルを使用した。なお、防カビ
剤としてジオキシンを添加しである。
ルコール誘導体としてトリエチレングリコール・ジ・エ
チレンエーテル、界面活性剤として、ポリエチレングリ
コールモノオレイルエーテルを使用した。なお、防カビ
剤としてジオキシンを添加しである。
なお20°Cにおけるトリエチレングリコールの粘度は
47. 8 c p、表面張力は45.2dyne・c
m−’、l−ジエチレングリコール・ジ・エチルエーテ
ルは6,8cp、表面張力は31 dyne−cm−’
である。
47. 8 c p、表面張力は45.2dyne・c
m−’、l−ジエチレングリコール・ジ・エチルエーテ
ルは6,8cp、表面張力は31 dyne−cm−’
である。
組成。
C,1,Ac1d Red−876(wt%)トリエチ
レングリコール 20 トリエチレングリコール・ジ・エチルエーテルポリエチ
レングリコールモノオレイルエーテルジオキシン
0. 1蒸留水
48.9かかるインクの粘度は4,6cp(20°C)
であり、実施例2記載のヘッドでも充分インク滴をとば
すことができた。また、表面張力は43.1dyne
” ca+−’であり、乾燥時間は1秒以下である0円
形度Rも1.6と円に近い、なお、上記ヘッドで印刷速
度500点/秒、パルス電圧90v1ノズル径50μm
でインク用吸い取り紙にインクジェット記録をおこなっ
たところ、印字品質には上質紙とほとんど差がなく良好
であった。又、各々の紙上での乾燥速度も共に1秒以下
と瞬間的であり、印刷後直ちに手でこすっても印字品質
は損なわれなかった。
レングリコール 20 トリエチレングリコール・ジ・エチルエーテルポリエチ
レングリコールモノオレイルエーテルジオキシン
0. 1蒸留水
48.9かかるインクの粘度は4,6cp(20°C)
であり、実施例2記載のヘッドでも充分インク滴をとば
すことができた。また、表面張力は43.1dyne
” ca+−’であり、乾燥時間は1秒以下である0円
形度Rも1.6と円に近い、なお、上記ヘッドで印刷速
度500点/秒、パルス電圧90v1ノズル径50μm
でインク用吸い取り紙にインクジェット記録をおこなっ
たところ、印字品質には上質紙とほとんど差がなく良好
であった。又、各々の紙上での乾燥速度も共に1秒以下
と瞬間的であり、印刷後直ちに手でこすっても印字品質
は損なわれなかった。
(実施例 4)
多価アルコールとしてグリセリン、多価アルコール誘導
体としてジエチレングリコールモノブチルアセテートを
用い、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(界面活
性剤)と共に混合してインクを作成した。
体としてジエチレングリコールモノブチルアセテートを
用い、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(界面活
性剤)と共に混合してインクを作成した。
なお20°Cにおけるグリセリンの粘度は1499cp
、表面張力は64. 3dyne−cm−’、ジエチレ
ングリコールモツプチルアセテートの粘度は3゜6cp
、表面張力は30 dyne −C1m−’である。
、表面張力は64. 3dyne−cm−’、ジエチレ
ングリコールモツプチルアセテートの粘度は3゜6cp
、表面張力は30 dyne −C1m−’である。
組成
C,1,Ac1d Black−20,5(wt%)グ
リセリン 10 ジエチレングリコールモツプチルアセテートドデシルベ
ンスルホン酸ナトリウム デヒドロ酸ナトリウム 0.1 蒸留水 74.4 かかるインク粘度は2.lcp (20℃)であり粘性
が高すぎることはなく、一般のヘッドで充分インクを噴
出できる。また、表面張力も32゜8 dVnf3 ”
C1’で20〜50 dyne−cra−’内にあり
、乾燥時間も1秒以下と早い。円形度Rも1.4と円形
に近かった。
リセリン 10 ジエチレングリコールモツプチルアセテートドデシルベ
ンスルホン酸ナトリウム デヒドロ酸ナトリウム 0.1 蒸留水 74.4 かかるインク粘度は2.lcp (20℃)であり粘性
が高すぎることはなく、一般のヘッドで充分インクを噴
出できる。また、表面張力も32゜8 dVnf3 ”
C1’で20〜50 dyne−cra−’内にあり
、乾燥時間も1秒以下と早い。円形度Rも1.4と円形
に近かった。
なお、かかるインクを実施例2に記載したヘッドに充填
して印字速度1ooo点/秒、パルス電圧110V、ノ
ズル径90μmでインクジェット記録をおこなったとこ
ろ、連続24時間記録をおこなってもその品質(円形度
)は経過時間に対し変化することがなく常に一定の円形
度が得られた。
して印字速度1ooo点/秒、パルス電圧110V、ノ
ズル径90μmでインクジェット記録をおこなったとこ
ろ、連続24時間記録をおこなってもその品質(円形度
)は経過時間に対し変化することがなく常に一定の円形
度が得られた。
また、記録を一時中止し、3週間の間隔を経て再開した
ところ、ノズルの目詰まり等の異常がないばかりか、円
形度にも変化がない、速乾性の記録が可能であった。
ところ、ノズルの目詰まり等の異常がないばかりか、円
形度にも変化がない、速乾性の記録が可能であった。
上記本発明のインクの利点は上記比較例1、及び下記比
較例2〜4を比較することによりさらに明らかになる。
較例2〜4を比較することによりさらに明らかになる。
(比較例 2)
実施例3に対応する比較例である、多価アルコール(ト
リエチレングリコール及びポリエチレンゲルコールモノ
オレイルエーテル)のみ混合され、多価アルコール誘導
体が混合されていない。
リエチレングリコール及びポリエチレンゲルコールモノ
オレイルエーテル)のみ混合され、多価アルコール誘導
体が混合されていない。
組成
C,1,Ac1d Red−876(wt%)トリエチ
レングリコール 35 ポリエチレングリコールモノオレイルエーテルジオキシ
ン 0.1 蒸留水 48.9 かかるインクは乾燥時間は1秒以下だが、円形度Rが2
.5と円形度が実施例3(円形度Rが1゜6)に比べて
著しく悪い。
レングリコール 35 ポリエチレングリコールモノオレイルエーテルジオキシ
ン 0.1 蒸留水 48.9 かかるインクは乾燥時間は1秒以下だが、円形度Rが2
.5と円形度が実施例3(円形度Rが1゜6)に比べて
著しく悪い。
(比較例 3)
実施例4に対応する比較例であり、多価アルコール誘導
体(ジエチレンゲルコールモノブチルアセテート)が混
合されず、かわりに多価アルコール(グリセリン)の混
合量を増加させたものである。
体(ジエチレンゲルコールモノブチルアセテート)が混
合されず、かわりに多価アルコール(グリセリン)の混
合量を増加させたものである。
組成
C,1,Ac1d B15ck−20、5(wt%)グ
リセリン 20 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムデヒドロ酢酸ナ
トリウム 0.1 蒸留水 74.4 かかるインクは乾燥時間は1秒以下であったがドツトの
円形度Rは実施例4が1.4と円形に近いのに対し26
9と著しく悪かった。
リセリン 20 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムデヒドロ酢酸ナ
トリウム 0.1 蒸留水 74.4 かかるインクは乾燥時間は1秒以下であったがドツトの
円形度Rは実施例4が1.4と円形に近いのに対し26
9と著しく悪かった。
(比較例 4)
実施例4に対応するもので、多価アルコール(グリセリ
ン)と多価アルコール誘導体(ジエチレングリコールモ
ノブチルアセテート)は共に混合されているが、界面活
性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)の添加
をなくしたものである。デヒドロ酢酸ナトリウムは防カ
ビ剤である。
ン)と多価アルコール誘導体(ジエチレングリコールモ
ノブチルアセテート)は共に混合されているが、界面活
性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)の添加
をなくしたものである。デヒドロ酢酸ナトリウムは防カ
ビ剤である。
組成
C,1,Ac1d B15ck−20,5(wt%)グ
リセリン 10 ジエチレングリコールモノブチルアセテートデヒドロ酢
酸ナトリウム 0. 1 蒸留水 79.4 かかるインクは円形度Rは1.6で円形に近かったが、
紙への浸透性が悪く、乾燥時間は10秒であり、乾燥性
が非常に悪かった。
リセリン 10 ジエチレングリコールモノブチルアセテートデヒドロ酢
酸ナトリウム 0. 1 蒸留水 79.4 かかるインクは円形度Rは1.6で円形に近かったが、
紙への浸透性が悪く、乾燥時間は10秒であり、乾燥性
が非常に悪かった。
このように、本発明のインクジェット記録用速乾性イン
クは、インクジェット記録用に要求される速乾性を有す
る他に、印字品質を確保するための印刷ドツトの円形度
もすぐれ、高印字品質を確保できる。
クは、インクジェット記録用に要求される速乾性を有す
る他に、印字品質を確保するための印刷ドツトの円形度
もすぐれ、高印字品質を確保できる。
以 上
Claims (1)
- 水溶性のインクジェット記録用乾燥性インクにおいて、
0.1〜9重量パーセントの水溶性染料、7〜45重量
パーセントの多価アルコールと該多価アルコールより粘
度、表面張力が小さい多価アルコール誘導体との混合体
、0.5〜25重量パーセントの水に溶解したときのミ
セル濃度での表面張力が20〜50dyne・cm^−
^1を示す界面活性剤、及び水からなることを特徴とす
るインクジェット記録用速乾性インク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299194A JPS63165465A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | インクジェット記録用速乾性インク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299194A JPS63165465A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | インクジェット記録用速乾性インク |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13856978A Division JPS5565269A (en) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | Quick drying ink for ink jet recording |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165465A true JPS63165465A (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=17869356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62299194A Pending JPS63165465A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | インクジェット記録用速乾性インク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63165465A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5116410A (en) * | 1989-04-10 | 1992-05-26 | Binney & Smith Inc. | Washable dye-containing composition |
EP0509688A1 (en) | 1991-04-17 | 1992-10-21 | Hewlett-Packard Company | Bleed alleviation in ink-jet inks |
US5900094A (en) * | 1997-02-14 | 1999-05-04 | Binney & Smith Inc. | Image transfer method for use with water based dry erase markers |
US5928416A (en) * | 1997-03-07 | 1999-07-27 | Xerox Corporation | Dipropylene glycol and countercation activation of dodecylbenzenesulfonate in thermal ink jet inks |
US5968241A (en) * | 1997-02-14 | 1999-10-19 | Binney & Smith Inc. | Washable coloring composition |
US5981626A (en) * | 1997-02-14 | 1999-11-09 | Binney & Smith Inc. | Washable coloring composition suitable for use in dry erase markers |
CN1062579C (zh) * | 1992-07-24 | 2001-02-28 | 佳能株式会社 | 喷墨记录方法及装置 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62299194A patent/JPS63165465A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5116410A (en) * | 1989-04-10 | 1992-05-26 | Binney & Smith Inc. | Washable dye-containing composition |
EP0509688A1 (en) | 1991-04-17 | 1992-10-21 | Hewlett-Packard Company | Bleed alleviation in ink-jet inks |
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US6040359A (en) * | 1997-02-14 | 2000-03-21 | Binney & Smith Inc. | Washable coloring composition suitable for use in dry erase markers |
US5928416A (en) * | 1997-03-07 | 1999-07-27 | Xerox Corporation | Dipropylene glycol and countercation activation of dodecylbenzenesulfonate in thermal ink jet inks |
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